修正し忘れの指摘感謝です
「よっし、全員揃ったなっ!んじゃあ光太郎のヒーロー名と変身ポーズを決める会議、始めんぞ~」
戦治郎の宣言の下、遂に海賊団として活動してる期間中に行われた会議の中で、最も下らない理由で開かれた会議が始まる
「そんで、どっちから先に決める?個人的には名前の方がいい気がするんだが……」
「ポーズの方は時間がかかりそうだからな、先に名前を決めてしまった方がいいのではないか?」
まずは名前とポーズのどちらを先に決めるかを、自分の意見を添えた上で皆に尋ねる戦治郎。それに同意するのは戦治郎の相棒である空
「では先に名前を決めてしまいましょう、取り敢えず実際にそう名乗る事になる光太郎さんから皆さんに何か要望などありませんか?」
そう言って俺に話を振って来る通、通は何かこの会議を待っていたみたいで理由は分からないけど今キラが付いてたリする
「ネタ満載のカッコ悪い奴じゃなかったらいいよもう……」
会議が始まってしまった段階で諦めがついた俺は、念の為に変な名前にしないようにと皆に釘を刺して、後は流れに身を委ねる事にした
「取り敢えずライダーは外せねぇと思うんですけど、どうですかね?」
「ん~……、水上バイクに乗るみたいだからアリかもしれないけど、光太郎さんはバイクより車のイメージが強いような気がするんだよね~」
シゲが俺の名前からライダー要素を抽出して、ヒーローの名前にライダーを組み込もうとするも翔に阻止される。翔が言う通り、俺はバイクよりも車の方が好きなんだよな~……、因みに生前の愛車はスカイラインGT-RのBNR34型
「ゴールドのフルコンプ運転免許を持っていた光太郎がライダーの枠に収まるのか疑問だな……」
空がそう言って顎に手を当て考え始める、多分ライダー以外の候補を考えてくれているんだろう
「水上バイクって言ったら、海水浴場とかにいるライフセーバーのイメージがあるッスね~」
ライフセーバーか~……、海上での救助がメインになりそうな現状だと確かにそっちのがそれっぽいよな~……。護の発言を聞いた俺がそんな事を考えていると……
「ライフセーバー……、セイヴァー……、……それだあああぁぁぁーーーっ!!!」
戦治郎が突如叫びながら護の方を指差す……が、勢い余ってその指が護の鼻の穴の中にズッポリと入ってしまう
「うぎゃあああぁぁぁーーーッス!!!」
「あ、悪ぃ」
鼻の穴の中に指を突っ込まれた護が悲鳴を上げながら鼻を押さえる、戦治郎は事態を把握するなり慌てて指を抜き、指をタオルで拭こうとするもどうやらタオルが見当たらなかったようで、その指をちょっとの間眺めた後、その指を無言でゆっくりと空の方へと近付ける。対して空は無言で上半身を傾けたりして必死になってその指から逃れようとしていた。やめろ馬鹿野郎、いい歳したおっさんが何やってんだよ……
「突然どうしたんですか?もしかして何か思いついたのですか?」
通がそう言いながら何かの紙を戦治郎に手渡す、……その紙って確か通が空蝉や分身する時に使う奴じゃなかったっけ……?
「ああ、さっきの護の奴聞いて思いついたわ、名前のどっかにセイヴァーって単語入れたらいいんじゃないかってな」
通から紙をもらった直後、通の顔を二度見してからその紙で指を拭く戦治郎がそう言った
「セイバーって騎士王様ッスか?」
「VF750の事かもしれねぇぞ?」
「ミニ四駆かな?」
「超音速ジェット戦闘機の事かもしれんぞ?」
「普通に刀剣の方かもしれませんよ?」
戦治郎の話を聞いた皆が思いつくものを口にするが……
「全員ちげぇよっ!英単語の『Savior』の方っ!」
戦治郎がそれら全てを否定する、英単語の方って言うと確か……
「救助、救済するもの……だったか?」
「光太郎正解!もっと言えば救世主!」
俺がその意味を呟くと、戦治郎はその呟きに返すようにそう言って大きく頷く
「救世主とは大きく出たな……、まあ確かにヒーローだったらそれで問題ないかもしれんな」
空がそう言うと皆は納得したように頷き、俺のヒーロー名にセイヴァーと付く事が決定した
「そんじゃあそれにどんな単語くっ付けるかだな……」
「それについて提案があるんですけど……」
戦治郎の言葉を聞いた翔がオズオズと挙手しながら何かを提案しようとしていた、翔の事だからぶっ飛んだ内容を提案する事はないだろう、これが護だったらヒヤヒヤものだけどなっ!!!
「皆が良かったらなんだけど、セイヴァーにくっ付ける単語は光に関係する単語にするのがいいんじゃないかな?って思ったんです」
「光太郎さんの名前に『光』って入ってるからッスか?」
翔の提案を聞いた護が茶化すように尋ねる、理由が本当にそれだけだったら俺個人としてはどうかと思うんだが……
「それも関係ある感じになるのかな?確か光太郎さんが変身したら、放水砲関係がレーザー兵器になっちゃうんでしたよね?」
「そうだな、腕の奴もヴェスバーも皆レーザーになってたな」
「これは僕の推測なんですけど、放水砲がレーザー兵器に変わっちゃったのは光太郎さんの名前の『光』の字に引っ張られちゃったからなんじゃないかな~?って思ったんですよ」
翔の言葉を聞いた皆が目を丸くして翔の方を見る、皆その発想はなかったといった感じである、まあ俺もその中の1人なんだけどね……
「何で粒子ビームじゃなくてレーザーなのかって思ってはいたが……、そういう事だったのか……」
戦治郎が妙に納得した顔でそんな事を呟く、俺にはその呟きにどんな意味があるのかはサッパリ分からないんだけどね……
「それで、変身した光太郎さんはメイン武器がレーザーになると思うので、光のイメージが強くなるから名前にも入れたらどうかな~?って……」
翔の話を聞いた後、誰も翔の提案に異を唱える奴はいなかったので光に関する単語をくっ付ける事になったんだけど……
「スパークルは何か違うな……」
「グリント……、ミサイル……、うっ頭が……」
「ラスター……は光沢だったな、黒光り……、ゴキブリか?」
「トゥウィンクルだとちょっと可愛らしい感じになってしまいそうですね……」
「単純にライトだと被るものがあるからな……」
1人を除いて皆が無駄に光に関する英単語を知っている都合、色々なものが出て来て中々決まらないでいた……
「皆色んな単語知ってんな~」
この中で唯一英語が苦手なシゲが暢気にそんな事を言っていた
「おめぇも少しくらい考えて意見出せよ~……、この際何でもいいからよ~……」
「そうは言っても、俺が知ってるのって言えばフラッシュとかライトニングとか……、後はシャイニングとかありきたりなもんばっかですよ?」
そんなシゲからも意見を出させようと戦治郎が話を振ると、シゲは御冗談をって感じに手を振りながらシゲが知っている光に関する英単語を取り敢えずいくつか並べる。すると皆が最後の単語を聞いた瞬間一斉にシゲに注目する
「無駄にひねったり凝ったりするのは悪手だったか……」
「ちょ、皆一斉にこっち見て一体どうしたんです?ちょい怖いんすけど」
空が額に手を置きながらそう呟き、皆に注目されてるシゲは突然の出来事に慌てふためいていた
「皆の反応見る限り、これで決まりみたいだな。って事で、光太郎のヒーロー名は『
こうして俺は変身した時は『シャイニングセイヴァー』と名乗る事となった、輝く救世主か……、分かり易くていいかもね。まあセイヴァーを通みたいに刀剣の方で捉える人も出そうだけど、自分達が正しい意味を把握してればいいか!