「どうする戦治郎!?「尻いいいぃぃぃーーーっ!!!」このままでは埒が明かんぞっ?!「そげぶっ!!!」」
戦治郎が通との通信を終えた後、これまでに胸を4回、尻を3回揉まれた空が、自身の尻に向かってダイビングヘッドを決めようとする変態に【ソバット】を叩き込みながら戦治郎に尋ねる
「そうは言ってもよぉっ!!「へそっ!!!へそを出せえええぇぇぇーーーっ!!!」「脇汗のかほりが呼んでいるうううぅぅぅーーーっ!!!」こんなんどうやってっ!!「ぎえぴーっ!!!」突破しろって言うんだよっ!?「くぴぃっ!?」」
空の問いに対して、これまでに胸を3回、尻を2回揉まれ、胸の谷間に1回顔を埋められた戦治郎が、へそ狙いの変態を叩き斬った後、脇狙いの変態の首を手で掴んで勢いよく壁に叩きつけ、その首を押し潰しながら尋ね返す
そう尋ねられた空が、変態達が向かってくる通路に視線を向けると……
「早く行けよ変態野郎共っ!!さっさとしねぇと戦艦水鬼のおっぱい堪能出来ねぇだろうがっ!?」
「後閊えてんの分かってんのかよド変態共っ!!!さっきから空母棲姫の尻が俺を呼んでんだよっ!!!」
「ババア専は黙ってやがれっ!!!俺は今、あの駆逐棲姫の脇をペロペロする為に精神統一してんだよっ!!!」
「おめぇも十分ババア専じゃねぇかっ!!!ホッポちゃんの黒パンツをクンカクンカする俺の邪魔すんじゃねぇよっ!!!」
「お前達がそんな事してる間に、俺が颯爽とレ級ちゃんのブラを頂いていきますね☆」
通路に変態を変態と罵り合い、ところどころで殴り合いの喧嘩を展開する変態がぎっちりと詰まっており、とてもではないが通行出来そうにない状態となっていた
「多分あれ、誰か1人でも倒したら決壊して「髪の毛クンカクンカさせろーーーっ!!!」皆一斉に襲い掛かって来るかも……「クゥーンッ!?!」」
「変態の津波ってか?「レ級ちゃんペロペローーーッ!!!」勘弁してくれよ全くよぉっ!!!「ペギィッ?!!」」
頬4回、腕を2回、足を3回舐められた太郎丸が襲い来る変態に、ジェスターの鉛玉を数発お見舞いしながらそう言うと、頬を2回、胸を1回、腕を1回、足を2回舐められた上に、1回無理矢理キスされた弥七が、舌をベロベロしながら突っ込んで来る変態の頭部を、自慢の爪付きガントレットで輪切りにしながら叫ぶ
と、その時だ
「きゃあああぁぁぁーーーっ!!!」
突如戦治郎達の後方から、悲鳴が聞こえて来るのであった。戦治郎達はその声に驚き、1度だけその身を震わせた後に、何事かと思いながら後方を振り返る。するとそこには、今まで戦治郎達がその身を犠牲にしてでも守りとおしていた望に抱き着いて、望の唇にキスをしようと迫る変態がいたのである
「やめてっ!!お願いだからやめてっ!!!」
望は涙目になってそう言いながら、変態の頭を押さえて必死に抵抗するのだが……
「あぁ^~その表情マジそそる俺の心の主砲が最大仰角だわマジたまんねぇ大丈夫ほら怖くないから全然怖くないから俺とキスしようよねぇいいでしょう?俺と大人のキスしようよほらン~マン~マ」
変態は望の表情に更に興奮し、目をガン開きにしてセリフを息継ぎ無しで滅茶苦茶早口で言いながら、望の唇を奪おうとその顔を近付けるのであった
望が危ない!そう思った戦治郎達が望の方へと駆け出そうとしたその時……
「お前いい加減にしろおおおぉぉぉーーーっ!!!!!」
遂にあの望がキレた……、望はその身体を変質させて戦闘モードになると、変態のこめかみに主砲を突き刺してから砲弾を発射し、変態の拘束が緩んだところで変態の腕から脱出、その直後に鉤爪の付いた腕で変態の股間から頭までをバッサリと縦に切り裂いたのである
\ひぇっ……!/
その光景を目の当たりにした戦治郎達と変態達は、恐怖のあまり一斉に股間を押さえながら腰を引いて内股になる。もしこの光景を外野として傍観する者達がいたならば、野郎共の見事な玉ヒュンシンクロに、きっと感嘆の声を上げていた事だろう……
と、ここで通路の最前列にいたとある変態が、戦治郎達の挙動に対して疑問を抱く
「おいちょっと待て、何であいつらまでイチモツある場所押さえてんだ……?」
思わず口から出てしまった変態のささやかな疑問に対して、戦治郎が声を大にして答える
「それは俺達もお前達と同じで、中身が野郎だからに決まってんだろっ!!!」
「えっ?!」
「望ちゃん、ここはご主人様に合わせて」
「でねぇとあいつら、今度は望だけ狙って来るかもだぜ?」
悟から教えてもらった方法ですぐさま興奮状態を鎮静化させた望が、戦治郎の言葉を聞いた途端思わず戦治郎の方へ首を向け、驚きながら声を上げてしまうのだが、直後に太郎丸と弥七が小声で話しかける。そして太郎丸達の言葉を聞いた望は、コクコクと何度も頷いてから、話を合わせる事にするのであった
さて、戦治郎の言葉を聞いた変態達はどうしたかと言うと……
「はい終わり!!終了!!閉廷!!解散!!お疲れ様でしたー!!!」
\お疲れっしたー!!!/
この場にいる変態の3分の2が、戦治郎達が男であると分かった途端、心の主砲が完全に萎えてしまったのであろうか、踵を返してゾロゾロと持ち場に戻って行くのであった
そして戦治郎達が男だと分かっても残っている連中は……
「ぐふ……、ぐふふ……、も、もしかして貴方達……、そ、その……、は、は、生えてたリするんですか……?」
「おっしゃバッチコーイッ!!!熟練ア〇ニストの俺がお前ら全員まとめて肉バイ〇にしてやんよぉっ!!!」
「これって所謂女体化って奴ですよね……?ある日突然スケベボディーな女になってて、男達からあんな事やこんな事をされて……、ああ^~いいっすね~!!」
どいつもこいつも悍ましい事ばかり口走っていた、どうやらここに残った野郎共は全員変態上級コースを突き進む、エリート変態の様である……
自分達の性別が分かれば、変態達は皆何処かに散って行くだろう思っていた戦治郎達が、予想外の出来事にドン引きしながら困惑していると、ふとノーマル変態達の会話が耳に入って来るのであった
「折角いい気分になって作業しようと思ってたのによ~……、全員野郎とかマジ萎えるわ~……」
「真面目に作業したら深海棲艦の誰かを自由にしていいとか、報酬あったらもっとやる気でるんだけどな~……」
「そんなんあったら皆絶対本気になるだろうなっ!ここら辺とか一瞬で火の海になってるかもなっ!」
「間違いねぇっ!皆どんどんそこら辺に火ぃ放って回るだろうからなっ!!」
ノーマル変態達はこの様な会話を交わした後、ゲラゲラと笑いながら戦治郎達に背を向けて、ここから立ち去って行くのであった
「火を放って回るって……、あいつら此処焼くのが目当てなのかっ!?」
「どうやら詳しい話をあいつらから聞いた方がよさそうだな……」
戦治郎と空がそう言って、ノーマル変態達の方へ駆け寄ろうとするのだが、刹那にエリート変態達が2人の前に、ハァハァと息を荒くしながら立ち塞がる
「その為には、こいつらをどうにかしなくちゃだね……」
「ならば……、こうするまでだっ!!!」
その様子を見ていた太郎丸が舌打ちしながら呟くと、突然空がそう言うなり【弐式活殺破邪法】を使って、エリート変態達の一部を吹き飛ばして道を作り上げる
「行け戦治郎っ!!奴らを見失わない内にっ!!!」
空は戦治郎達の為に道を切り開いた後、戦治郎達に先を急ぐよう促す為に叫ぶ。空の叫びを聞いた戦治郎は1度は渋い顔をするのだが、頭を振った後真剣な表情を浮かべると
「無理だけはしてくれるなよ?んで、そっち終わったら要救助者の方頼むわ」
戦治郎達はそう言って、空に背を向けて走り出すのであった
「……行かなくてよかったのか?」
「空さんだけ置いて行くのはどうかと思いますし、要救助者の方々が怪我をしてたら私の出番かなって思ったので……」
戦治郎達の背中を見送った空が、エリート変態達を見据えながらこの場に残った望に問うと、望はこの様に返してエリート変態達に主砲を向けるのであった
「後者の方は一理あるな……、だが前者の方はちょっと違うな……」
空はそう言うと両手に猫缶を持ち、器用に片手で開封するなり中身を宙に飛ばして見せる。すると宙を舞う猫缶の中身は突然姿を消し……
「食い物食えるのはいいニ"ャ、でも流石に働かせ過ぎだと思うがどうなのニ"ャ?」
そこには猫缶の中身をモチャモチャと咀嚼しながら空に話しかけるアグと、トムを除く猫艦載機達が姿を現していた
「俺にはこいつらがいるからな」
「そう言えばそうでしたね」
「おいコラ、無視すんニ"ャ」
空達はこの様なやり取りを交わした後……
「戦治郎に頼まれた事を片付ける為にも……、いくぞ、望……っ!!」
「はいっ!!!」
こうして空と望は、ニヤニヤと不気味な笑みを浮かべるエリート変態達との戦闘を開始するのであった