※この作品はR-18です。

鬼の鎮守府   作:稲荷童子

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蒸気カタパルト付き多脚戦車と鋼鉄の三角木馬

提督宅のガサ入れを終えて泊地に戻った戦治郎は、時雨達の対戦を観戦しながらシゲ達にガサ入れの結果と今後の方針について簡単に話したところ、シゲ達も空達と同じ様な返答をするのであった

 

「まあ今後の方針については、取り敢えずは剛さん達以外の面子が揃ってから、改めて聞くつもりだがな。っと、こんな話してたら決着付いた様だな」

 

戦治郎がシゲ達に向かってそう言った直後、サバゲーの最終戦が終了し泊地中にヴェルが打ち鳴らすゴングの音が鳴り響く……

 

シゲ主催の多脚戦車によるサバゲー大会を制したのは、チーム戦で驚くべき操縦技術で観客達を魅了し、天龍の猛攻を掻い潜ってチームを優勝に導いた時雨であった

 

因みに試合内容についてだが、先ずは相手の攻撃を受けて反撃すると言う普段の戦い方のクセが出てしまった天津風が陽炎に討ち取られ、続いてやや突撃傾向があった江風がフェイントに見事に引っかかって出来た隙を時雨に突かれて敗退、そして最後は時雨と陽炎の一騎討ちとなり、陽炎は時雨の動きに翻弄されて敗れ去ってしまったのである

 

その後、閉会式でシゲが時雨にキュクロープスの起動キーを渡し、時雨がそれを受け取った直後に会場中から拍手が巻き起こり、時雨は少々気恥ずかしそうにしながらシゲから離れ、時雨が元の場所に戻った事を確認すると、シゲは声高らかに大会の終了を宣言するのであった

 

それからしばらくの間、時雨は皆からもみくちゃにされながら祝福の言葉を掛けられ、それがある程度落ち着いたところで、時雨はシゲと話をしていた空の下へと駆け寄る

 

「まさかヴェルが大会で使われていた多脚戦車の製作に携わっていたとはな……」

 

「それだけでなく、さっき時雨がオーナーになったオリジナルの改造にも関わってますよ。あいつ、このまま鍛えたらきっと化けますよ、何たって初めての作業で俺に付いて来てましたからね」

 

「ほう……、それは楽しみだな……」

 

「空さん、ちょっといいかな?」

 

シゲと空がこの様なやり取りをしているところで、時雨は空に話し掛け、声を掛けられた空と空と話をしていたシゲが同時に時雨の方へと視線を向ける

 

「どうした時雨、俺に何か用か?」

 

「うん、あの戦車の改造を、空さんにお願いしようと思ってね」

 

「あん?戦車の改造だったら俺がやるぞ?つか、大会前にそう言わなかったか?」

 

空が不思議そうな表情を浮かべながら時雨に尋ね、時雨が空に話し掛けた理由を話すと、時雨の言葉に反応してシゲがこの様な言葉を口にする。それを聞いた時雨はフルフルと首を小さく横に振った後、言葉を続けるのであった

 

「これは恐らく、空さんにしか出来ないと思うんだ……」

 

「ふむ……、具体的な事を聞いても?」

 

時雨の言葉を聞いた空が時雨に詳細を尋ねたところ、時雨は予想を遥か斜め上を亜光速ですっ飛んでいく様な事を言い出した

 

「あの戦車に、水上歩行機能と空さんや翔鶴さんが使っているカタパルトを付けて欲しいんだ」

 

「ぶぼひょっ!!!」

 

「水上移動は兎も角、蒸気カタパルト付き多脚戦車か……、あまりにも斬新過ぎるな……。そうしたい理由を聞いてもいいか?」

 

時雨が考える改造案を耳にした瞬間、シゲが勢いよく噴き出し、空は愕然としながら時雨にその様に改造したいのかを思わず尋ねるのであった

 

時雨は何故この様な改造を希望しているのか、それは空の艦載機であるトムが関係している

 

噴式戦闘爆撃機であるトムは、その仕様上他の艦載機達より圧倒的に燃費が悪く、戦いに夢中になり過ぎるとすぐにガス欠を起こし、戦闘中にも関わらず墜落してしまう事があるのである……。その度に時雨はトムを守る様に対空射撃を行い、トムが無事に着水したところで海上に浮かぶトムを拾い上げると、すぐさま空の下に届けていたのだ

 

そう言う訳でトムはあまり長時間戦わせてもらえず、帰還から再発艦までの間に戦いが終わる事も多々ある為、性能の割にあまり活躍していないのである

 

過去にトムに助けられた事がある時雨は、そんなトムの事を不憫に思い、どうにかしてトムをもっと活躍させられないか考えていたのだとか……

 

そんな事を考えていた時雨は、泊地のガサ入れ中に夕立が発見したキュクロープスを見て、これに空達が使っているカタパルトを取り付け、これをトム用の中継基地の様に運用したらいいのではないかと思いついたのだ

 

「成程な……、補給の為に遠く離れた俺のところまで戻って来るよりも、主砲や魚雷の射程の都合で敵に接近している時雨のところで補給を済ませ、再発艦する方が時間効率が良くなり、トムが活躍する機会が増えると言う訳か……。分かった、そう言う事ならそのキュクロープスとやらに、希望通りカタパルトを付けよう。ただ、その前に少しやりたい事があるんだ、キュクロープスの改造はそちらを終えてからでいいか?」

 

「ありがとう空さん、改造するタイミングについては、全部空さんの都合に合わせてもらって構わないよ」

 

時雨の話を聞いた空がこの様な言葉を発すると、時雨はそう言って空に向かって感謝の意を伝える様に頭を下げた後、その場を後にするのであった

 

「愛されてますね~、トムの奴は~」

 

「時雨達にとっては、トムは命の恩人だからな……」

 

時雨と空のやり取りを見ていたシゲが、空に向かってそう言ったところ、空はこの様に返答する。と、その直後2人の背後からクラクションの音が聞こえて来た

 

クラクションの音を聞いた2人がそちらの方へ視線を向けると、そこには高雄のR8 クーペに乗った戦治郎とヴェル、そしてその隣には恐らく提督のものと思われる1台約2億円レベルの超高級車に乗った護の姿があった。ヴェルが戦治郎と一緒にいるのは、戦治郎が彼女に車庫の場所の案内を頼んだからである

 

そう、空が先程言っていたやりたい事とは、大和達の車の解体作業の事なのである。因みに高雄の許可は既に矢矧がサバゲーの試合中に取ってくれており、提督の車の鍵は大和が持って来てくれたのだ

 

それから戦治郎達は高雄と提督の車を大和達の車の隣に止め、車から降りると空達に向かってこう言った

 

「車庫の中はこれで全部だったわ、しっかし改めて見るとスゲェラインナップだな……」

 

「皆の命で購入された車か……、本当に悍ましい話だ……」

 

「ああそうだな……、こんなモンはあっちゃいけねぇよな……。って事で、おめぇら……、準備はいいか……っ!!?」

 

\応っ!!!/

 

戦治郎とヴェルがこの様なやり取りを交わした後、戦治郎達は工具を手にすると問題の車達の方へと一斉に走り出す。恐らく、この光景を目の当たりにした者の中には、戦治郎達が走り出そうとした瞬間、某我は汝、汝は我なRPGの総攻撃カットインを幻視した事だろう……

 

こうして戦治郎達は車の解体作業を開始し、問題の車達は見る見るうちに部品を外されていき、あっという間に車だった物へと変貌するのであった……

 

それから戦治郎達は、度重なる慣れない作業で疲れているであろうヴェルを姉妹艦達の下へ帰した後に、先程解体した車と乗馬マシン、そして掃除用ロボットを材料にある物を作り始める。そしてそれがある程度形になったところで、シゲが回収して来た提督の貞操帯を外して、その尻から1度バイブを引き抜き、バイブを洗浄してから戦治郎に手渡す

 

そして戦治郎が受け取ったバイブを先程自分達が作った物に取り付けた事で、ようやく『ソレ』は完成するのであった

 

完成した『ソレ』は正直なところ、何とも言えない見た目をしていた……

 

乗馬マシンの電源コードは発電機に改造された車のエンジンに繋がり、乗馬マシンのシート部分には、何枚も貼り合わせた車のボンネットで作られた三角木馬の様な物が取り付けられ、その中央からは先程戦治郎が取り付けた極太バイブがそそり立っている。そしてその乗馬マシンは、大量に集められた掃除用ロボットを使って作られた土台の上に載っており、その周りを車から回収した車載バッテリーがグルリと囲んでいるのである。更に車載バッテリーからは配線が伸びており、一部はバッテリー同士を繋ぎ、一部は護が作った回路の様な物と繋がり、その回路から更に配線が伸びていて、それは木馬部分の内側からバイブに繋がっていたのだった

 

こうして完成した物は『トライホース』と名付けられ、戦治郎は提督の拘束具を一度全て外し、提督の尻にトライホースに設置したバイブが綺麗に刺さる様に提督をセットすると、拘束具を提督の身体をトライホースに固定する様に取り付ける。そしてそれらの作業が全て完了すると……

 

「スイッチ、オーーーンッ!!!」

 

この掛け声と共に、戦治郎は手にしたスイッチをONにする。すると……

 

「お"お"お"ぉ"ぉ"ぉ"ーーーっ!!!」

 

発電機が呻りを上げて動き出して乗馬マシンが動き出し、乗馬マシン部分が凄まじい勢いで前後運動を開始すると同時に、掃除用ロボットを使って作った土台が提督の身体を振り落とさんとばかりに激しく左右に回転し、更に提督の尻の中にズッポリ♂納まっている極太バイブも盛大に大暴れし始める。その強烈な刺激に耐え切れず、提督は幻覚を見ているにも関わらず、天に向かってそれはそれは汚い嬌声を上げながら、主砲からビュルビュルと白濁の液体を発射するのであった……

 

「うん、汚い」

 

「おほ^~~~っ!!!ざまぁないッスね~~~っ!!!」

 

その光景を見てそう呟く戦治郎の隣では、護がそう叫びながら提督のこの姿をアダルト動画サイトやアダルト画像サイトに投稿する為に、それはそれは必死になって撮影していたのであった……

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