※この作品はR-18です。

鬼の鎮守府   作:稲荷童子

383 / 655
投稿が遅くなってしまい申し訳ありません……

気分が乗らない時、何も書けなくなるのが本当に辛いです……


猟犬対軍神 上

剛の指示に従い後方に下がった光太郎達だったが……

 

「んなっ!?」

 

ある程度後方に下がったところで足を止めた光太郎目掛けて、剛と対峙している男……、剣持陸軍大将が突然とても人間には出せそうにない様な速度を出しながら、真っ直ぐ突撃して来たのである。それに気付いた光太郎は驚きの声を上げるなり、すぐさまシャイニング・セイヴァーに変身して、剣持の攻撃を回避しようとするのだが……

 

「……っ!?」

 

その直後、剣持は何かに気付いて真横に飛び退く。すると先程まで剣持がいた場所に、3点バーストを用いて発射された3発の拳銃の弾が突き刺さる

 

「ダメじゃな~い、浮気するなんて~☆今の貴方の相手はアタシなんだから~♪」

 

声が聞こえた方へ視線を向けてみると、そこには硝煙を立ち昇らせるケルベロスの銃口を、こちらに向けながらウインクする剛の姿があった

 

その後光太郎達は、このままここにいたら隙あらばあの男に襲われるだろうと思い、急いでアルゴス号の中に乗り込んで、車内から剛達の動向を見守る事にするのであった

 

こうして剛と剣持は改めて対峙するのだが、先程光太郎を討ち取ろうとしたところを剛に邪魔された剣持は、その顔に苛立ちの表情を貼り付けていた

 

「あら、光ちゃんを倒せなかったのが悔しかったのかしら?それとも……、アタシが相手じゃ不満?」

 

剣持に向かって剛がそう言った刹那、剣持は剛に対して返答もせずに無言のまま襲い掛かり、剛はそれに合わせて行動を開始するのであった

 

先ず剛は後方に勢いよく飛び退くと、艤装の腕にスピンクスを握らせ、自身の左手でオルトロスを握り、オルトロスで掃射して剣持を寄せ付けない様にしながら、僅かに出来た隙を突く様にスピンクスを発射する

 

それに対して剣持は、自身に襲い掛かって来るオルトロスの銃弾を全てその手にした太刀で受け流し、絶妙なタイミングでこちらに向かって飛んで来たスピンクスの砲弾を、強引に軌道を変えて放った一閃でものの見事に切り払うのであった

 

「やるじゃないの……、ならばこれはどうかしらっ?!」

 

その様子を目にした剛は、ニヤリと笑うと艤装からここに来る途中に頂いた『Echidna(エキドナ)』と言う名の4連装ロケットランチャーを取り出して右手に持って構え、スピンクスの発射タイミングに合わせて一斉射するのであった

 

これに対して剣持は、オルトロスとスピンクスについては先程と同じ様な方法で迎え撃つのだが、ロケットランチャーであるエキドナに関しては、とんでもない方法で捌き切ってみせるのであった

 

何とこの男、太刀を振るった際に発生する風圧を使って、エキドナの軌道を逸らしてしまったのである。こうして軌道を逸らされてしまったエキドナは、剣持の後方へフラフラと飛んで行き、ロケット弾の推進剤が無くなったところで目的を果たす事無く地面に落下、そのまま爆発してしまうのであった……

 

「……貴方って……、ホントに人間……?」

 

「知りたかったら俺を倒してみせろ」

 

明らかに普通の人間には到底出来そうに無い様な芸当を、当たり前の様にやってのける剣持を目の当たりにした剛が、驚愕しながら思わずそう呟いたところ、剣持が剛の言葉に反応してこの様な言葉を口にする

 

「そう……、なら……、本気でいかせてもらうぞっ!!!」

 

剣持のこの言葉を聞いた剛は、ここに来てようやく本気になり、剛は艦載機を発艦した後艤装の口を開き、テュポーンの発射態勢に入り、剣持目掛けて全武装による一斉射を実行するのであった

 

その様子を目にした剣持は、テュポーンから発射されたミサイルのセンサーや、エキドナとスピンクスの照準を攪乱する様に動き回り、その最中に1度鞘に太刀を収めると、懐からロングマガジンとケルベロスを取り出し、ケルベロスにロングマガジンを装填するなり、再び太刀を抜き払ってオルトロスの銃弾を弾き、先程手にしたケルベロスで己に迫り来るミサイルを、走りながらでありながらも正確に照準し、次々と撃ち落としていくのであった

 

この時の剣持は、期待を裏切られた様な気分になっていた……

 

言うのも、剣持は剛と対峙した際、剛から絶対的な強者の気配を、味方の被害を最小限に抑えながら、己の力を振るって相手を蹂躙し、どの様な修羅場であろうと必ず生還する……、そんな強者の気配を感じ取ったのである

 

しかしいざ戦ってみれば、その戦い方は桂島の提督が送り込んで来たクローン大和の様な圧倒的火砲による飽和攻撃……、これには剣持も思わず落胆してしまうのであった……

 

しかしそれらの感情は、次の瞬間に完全に払拭されてしまう……

 

ミサイル攻撃を捌いていた剣持の右足に、突如強烈な衝撃と共に激しい痛みが走ったのである。突然の出来事に僅かながらふらつき動揺した剣持が、自身に右足をチラリと見た瞬間、驚きの余りに思わず目を見開く……

 

彼の右足には暴徒鎮圧用のゴム弾が3箇所に2発ずつ、合計6発撃ちこまれていたのである。そう、このゴム弾は全て剛のオルトロスから吐き出されたものなのである

 

その事実に気付いた剣持が、体勢を立て直しながら剛の方へ視線を送ると、剛は不敵にニヤリと笑っていたのであった……。どうやら剛は剣持が太刀で弾き飛ばしたゴム弾が、他のゴム弾に当たって跳弾を繰り返し、最終的に剣持の足に当たる様に仕向けていた様である。因みに、剛が艦載機を発艦したのは、剣持の動きとゴム弾の弾道の微調整の為だったのである

 

これには流石に剣持も驚かざるを得なかった……、常識的に考えれば跳弾で相手を狙い撃つのは、銃弾自体に与えられた回転による影響、着弾時の弾の変形や破片化が一定ではない事、当たった場所の硬さや風の流れなど不確定要素が多すぎる関係でほぼ不可能なのである。更に言えば暴徒鎮圧用のゴム弾の多くは、不用意に周囲に被害を撒き散らさない様にする為に、跳弾を起こさない構造になっているのである。にも関わらず、剛は軽機関銃であるオルトロスから発射されたゴム弾を跳弾させ、ものの見事に剣持の右足に……、それも3箇所に2発ずつ叩き込んでみせたのである……

 

(やはり自分の目に狂いは無かった……)

 

剣持が内心でそう呟いた直後……

 

「テュポーンのミサイルを拳銃で撃ち落とす貴方の腕前も中々だが……、どうやら射撃の腕は私の方が上の様だな……」

 

剛が澄ました顔でこの様な事を口にし、それを聞いた剣持は無意識の内にニヤリと獰猛な笑みを浮かべた。その刹那、剣持に隙が出来るのを待っていたとばかりに、ミサイル達が剱持目掛けて殺到し、剣持の姿はミサイル達が発生させた爆煙の中に消えてしまうのであった……

 

「……ふぅ……、ちょっとやり過ぎたかしら……?一応テュポーンの威力は抑えてたんだけど~……、彼、無事かしら……?」

 

武器を仕舞いながらその光景を見守っていた剛が、この様な事を呟いたその次の瞬間、ザシュッ!と言う地面を蹴る様な音が煙の中から聞こえ、それに気付いた剛が身構えたところで、煙の中から剣持が姿を現すなり剛の下へ突っ込んで来て、手にした太刀で剛を斬りかかろうとするのであった

 

それに即座に反応した剛は、懐からスライド式銃剣が取り付けられたケルベロス2丁を取り出すなり銃剣の刃を出し、剣持の一閃を受け止めるのであった

 

「あの攻撃を受けて、まだこれだけ動けるなんて……、って何よこれ……っ!?」

 

銃剣2本を使って寸でのところで剣持の斬撃に耐えた剛が、言葉を紡ぐ途中である事に気付き、思わず驚愕の声を上げるのであった……

 

この時剛が見た物……、それはテュポーンの爆風によって上の服が吹き飛ばされ、露わになった剣持の上半身であった。そんな彼の上半身は、強化外骨格の様な物で完全に覆い尽くされていたのである……

 

「こいつか……、こいつの事が知りたかったら、俺を屈服させてみろ……っ!!!」

 

奇襲に失敗した剣持は、態勢を立て直す為に1度後方に飛び退いたところで、剛に向かってこの様な事を言い放ち、再び剛を斬り捨てんとばかりに剛に襲い掛かるのであった……




ネルソン獲得……、失敗っ!!!

E5-2の途中で燃料が尽きてしまった……

まあ、E4まではいけたしアクィラとルイージも手に入ったし、今回の反省は次のイベの時に反映させるとして、秋刀魚集め頑張ろうっと
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。