さて、ひょんな事から大衆に追われていた謎の黒山羊を自宅に連れ帰る事となったロッソは、自宅に到着するなりすぐさま黒山羊の身体を洗うべく準備を始めるのであった
因みに現在ロッソが住んでいる家は、自身の恩人であるあの男性とロッソが共に暮らしていた時に使っていた家で、男性の遺言で彼の財産は全てロッソが相続する事になっていた為、ロッソは男性の厚意を素直に受け、男性が亡くなった後も独りでこの家に住み続けていたのである
それはさて置き、このまま黒山羊を家の中に入れると、床や壁や家具などが汚れてしまうかもしれない事と、自分も後で使う事になる浴室で黒山羊を洗えば、大量の抜け毛で排水溝が詰まってしまって大変な事になりそうな事から、ロッソは庭にある水場の傍に大きなタライを持って来て、それに水を張っている間に帰りがけに部下に買わせていた、山羊用シャンプーの代用品として購入した犬用シャンプーや、洗う際に使用するブラシの封を開けたり、スマホを使って山羊の洗い方について調べたりしながら黒山羊を洗う準備を整えるのであった
如何してロッソは黒山羊を洗う作業を部下達に任せなかったのかと言えば、確かにロッソは組織の幹部と言う地位に立っており、この様な事を自分でやれば幹部としての自覚と品格を疑われてしまうところだろう
しかし今回の件に関しては組織は全く関係しておらず、黒山羊を連れて帰る決定を下したのは結局のところロッソの我が儘なのである。故にここで部下達に黒山羊を洗わせる様な事をしてしまえば、ロッソは他の上層部のメンバーから自分の行動に責任を持てない奴であると思われる上に、組織の人員を私利私欲の為に使う人間だと疑われてしまうかもしれない……。そう思い至った為に、ロッソは自分の手でこの黒山羊の世話をする事にしたのである
そうして準備が整い、ロッソが黒山羊に水を張ったタライの中に指示を出すと、黒山羊は水に対して特に恐怖する事も無く、素直にロッソの言う通りにタライの中に入っていき、黒山羊がタライの中に入った事を確認したロッソが、庭に散水する為に使う先端にシャワーヘッドが取り付けられたホースと繋がった水道の蛇口をひねり、水の勢いを調整して水を黒山羊にかけたところ、黒山羊は最初こそ水をかけられた事に驚いたのか、ビクリと身体を震わせてみせるのだが、それ以降は特に暴れたりはせずに、大人しくロッソに水をかけられていたのであった
(山羊は水が苦手なんじゃなかったのか?まぁこっちからしたら助かるっちゃ助かる事だが……)
その様子を見ていたロッソは、自分が得た情報と黒山羊の反応の違いに疑問を覚え、内心でこの様な事を呟きながらも、水道の水を止めてシャンプーの準備を始め、準備を終えてシャンプーを開始してしばらくしたところで、この黒山羊が普通の山羊ではない事に気が付く事になるのであった
この黒山羊……、何と背中に黒い蝙蝠の様な翼が生えていたのである。それは身体にペッタリと張り付いていた為、黒い体毛の色と同化してパッと見ただけでは分からなくなっており、ロッソがこれに気が付いたのは、黒山羊の背中を洗っていた時に、指先に体毛とは全く違う感触を覚え、不思議に思いながらその場所を注視したからである
「何じゃこりゃぁっ!?」
普通に考えれば有り得ないものの存在に気が付き、思わずロッソが驚きの声を上げたその時……
「……やっぱりバレちゃうよねぇ……」
黒山羊が口を動かしたかと思えば、そこから何処か大人びた、落ち着きのある少年の様な声色に、残念そうな気持ちが籠った声が聞こえて来るのであった
「山羊が喋ったあああぁぁぁーーーっ!??」
これにはマフィアの幹部であるロッソも大層驚き、尻もちをつきながら思わず驚愕の声を上げてしまうのであった
その後、ロッソは取り敢えずこの喋る黒山羊を洗う事に専念し、震える手で何とか黒山羊を洗い終えると、乾いたバスタオルでしっかりと水気を取ってから黒山羊を家の玄関まで誘導し、玄関先のコンセントと繋がったドライヤーで黒山羊の体毛を乾かし、足の汚れを綺麗に拭い取ってから、自室にこの不思議な黒山羊を招き入れるのであった
尚、この一連の作業を行っている間……
(蝙蝠の羽が生えている上に喋る山羊か……、これなら確かに金にはなるかもしんねぇな……。こいつを追っかけてた連中が、皆揃いも揃って血眼になってたのも頷けるわなぁ……)
ロッソは内心にて、この様な事を呟いていたのであった
さて、こうして黒山羊を部屋に招き入れたロッソは、客人と対談する為に部屋の中央に設置していたテーブルセットの1人用ソファーに座りながら、黒山羊に向かって正体を尋ねるのだが……
「先ずその山羊って呼ぶの止めてもらえないかな?確かに僕は見た目は山羊なんだけど、これでもニィ=ラカスと言う名前を持った、結構格の高い神様なんだよ?」
対する黒山羊は、ムッとしながらこの様な事を言いつつ、ロッソの対面にある1人用ソファーの上に、山羊らしく4本の脚を折りたたむ様にして座り込むのであった
(いや、その動作で神様は無理があるだろ……)
その様子を見ていたロッソが、内心で困った様な表情を浮かべながらこの様に呟くと……
「まあ……、普通なら信じられないよね……。けど、例え誰が何と言おうと、僕は創造神アザトースの直系の子孫である外なる神、ニィ=ラカスなんだよね。だから普通の山羊みたいに水を怖がったりはしないし、人の心を読んでそれに対しての意見を口にしたり出来るんだよ」
ニィ=ラカスはまるでロッソの心を読んだかの様に、ニヤリと笑みを浮かべながらこの様な言葉を口にし、それを聞いたロッソが思わず身震いをすると……
「そう言えば君、僕の身体を洗ったり乾かしたりしてる時、僕の事金になりそうとか考えたよね……?僕を追っかけてた奴らに対しても、肯定的な考え持ったりしてたよね……?」
「マジかよ……」
ニィ=ラカスは追い打ちをかける様に言葉を続け、それを受けたロッソはニィ=ラカスが言っている事は真実であると受け止めつつも、困り果てた様に頭を抱えながらこの様に呟いた後、すぐさまニィ=ラカスに対して謝罪するのであった
それからしばらくして、ようやくある程度落ち着きを取り戻したロッソが、気を取り直して改めてニィ=ラカスに対して、あの大衆に追われていたのかについて、そもそも自身の事を神と言うニィ=ラカスが、如何して地上に降臨しているのかについて尋ねると、ニィ=ラカスは何処か困った様な表情を浮かべながら、それらの理由について話し始めるのであった
先ずニィ=ラカスが地球にやって来た経緯だが、如何やらクトゥルフと言う旧支配者とやらが、とある事情で人間に感化され、今では人間の姿に化けて人間社会に潜り込み、世界を股にかけて食べ歩きの旅をしているそうで、その事をニィ=ラカスの義兄から聞いたニィ=ラカスの姉が、そのクトゥルフとやらに対抗するべくニィ=ラカスに対して、地球上にある美味しい物を全て集めて来いと、無茶苦茶な命令を下したのだそうな……
「色んなとこにツッコミどころがあるが……、如何しておめぇの姉ちゃんはそんな事言いだしたんだ?」
「ヨグ義兄さん曰く、クトゥルフさんが人間に感化されて食べ歩きを始めて以降、クトゥルフさんの領地であるルルイエでは、大きな変化が発生したみたいなんだよ。具体的な事を言うと、今の人間の文化に触れた事で、古くからあったルルイエの常識が壊されて、領民の皆さんが文化的な方向で進化を始めたらしいんだ。その結果、軍隊では美味しい軍用食が作られる様になって、兵達の士気が上げやすく、維持し易い環境が出来たみたいで、経済の方は人間の食べ物に興味を持った海棲の神話生物達が大量にルルイエに集まって来る様になって、その結果貿易の幅が広がったり、人間の食べ物を食べる為にルルイエに沢山お金を落とす様になったんだって。因みにそこに目を付けたクトゥルフさんは、より利益を得る為に人間の食べ物に関する観光地を、ルルイエの中に作ってるって、ヨグ義兄さんが言ってたよ」
「要はそのクトゥルフって奴が、自分達の立場を脅かす存在になるかもしんねぇから、それに備えようとしてるって事か?」
「多分クトゥルフさんの事は眼中にないだろうね……、どちらかと言えばヨグ義兄さんや姉さんが警戒してる、ルー=クトゥさん達の襲撃に備えて、クトゥルフさんの方法を取り入れて軍備を強化してるって感じかも……。後は単純に、姉さんが格下のクトゥルフさんが良い思いをしている事が気に食わないから、嫉妬心でこんな事を言い出したのかも……」
ニィ=ラカスの口から口にするのも憚られる様な名前がポンポン飛び出す中、クトゥルフ神話と言うものを一切知らないロッソは、特に動じた様子も見せずにニィ=ラカスとこの様なやり取りを交わすのであった
それからすぐに、ニィ=ラカスが大衆に追われていた理由が発覚する。如何やらこの外なる神、取り敢えずその背中の蝙蝠の羽は身体に張り付ける事で隠したのだが、喋れる事は碌に隠しもせず、堂々と降臨した場所の近くに住んでいた人間に、美味しい物がある場所を尋ねてしまったのだとか……。これには流石のロッソも、思わず苦笑いである……
こうしてニィ=ラカスに関する事が分かったところで、ロッソがニィ=ラカスに目的は達成出来そうかどうか尋ねてみたところ、ニィ=ラカスは静かに首を横に振って見せるのであった……
「確かに僕は外なる神……、人知を超越した先に存在する存在なんだけど、無闇矢鱈にその力を行使してしまえば、この世界のバランスが完全に崩壊してしまって、さっきとは比べ物にならないレベルの混乱が、それこそ世界規模で発生しちゃうんだ……。僕は他の外なる神とは違って、例え人間が僕達と比べればちっぽけな存在であったとしても、変に刺激して人間達に敵意を向けられない様にしながら、その動向を見守っていたいと考えているんだ……。だから今回の件に関しては、なるべく僕の力を使わずに何とかしたいところなんだよ……」
暗く沈み切った表情でそう語るニィ=ラカスの姿を見て、ロッソは内心でこの様な事を呟く……
(こいつのこの言葉……、如何やら本心からの言葉だな……。こいつが言う外なる神って連中は、揃いも揃って人間を見下してるみてぇだが……、こいつに限ってはそうじゃねぇみてぇだな……)
そしてそれから少しの間、ロッソは考え込む様な素振りを見せた後、自身の膝を勢いよく叩いてソファーから立ち上がると……
「ここまで話聞いておいてそうなんですね、頑張ってくださいっておめぇの事放り投げんのは流石に無責任過ぎっからな。ついて来なニィ=ラカス、俺がとびっきりのイタリア料理が食べれるトコに案内してやんよ」
ニィ=ラカスに向かって笑顔を浮かべながらこう言い放ち、それを聞いたニィ=ラカスは驚きつつも笑顔を浮かべ、部屋から出ようとするロッソの背中を追いかけるのであった
こうしてニィ=ラカスと共に食事をする事になったロッソは、最初は自身に仕向けられた刺客などを警戒し、悪目立ちしない様に細心の注意を払いながらレストランに向かっていたのだが……
「そう言う事なら任せて!」
ロッソから事情を聞いたニィ=ラカスが、自信満々にこう言って何かをブツブツと呟くと、何と道行く誰もがロッソとニィ=ラカスの事を、例えロッソが誰かの目の前に立ったとしても全く気付けなくなってしまうのであった
「なぁ……、これでさっきの追いかけっこをやり過ごす事は出来なかったのか……?」
「出来たかもしれないけど、追われてる時は焦り過ぎてそこまで頭が回らなかったし、最初からこれを使って行動するのは、車に気付いてもらえないとか色んなリスクがあり過ぎるから危険過ぎるんだよ……」
気付かれない事をいい事に、通行人の禿げ頭をペシペシと叩きながらロッソがニィ=ラカスにそう尋ねてみると、ニィ=ラカスはしょんぼりと頭を垂れながらこの様に返事をするのであった
それからしばらくして、目的地であるレストランに到着したロッソとニィ=ラカスは、入店時に自分達の入店を止めに来たウェイターに店のオーナー兼料理長を連れて来させ、直談判して許可を取ると一般客が立ち入れないVIPルームに通され、そこで様々な料理を堪能する事となるのであった
この時、ニィ=ラカスは初めて見る人間の食べ物に目を輝かせた後、恐る恐ると言った様子で料理を一口食べるのだが、如何やら料理が口に合ったのか、満面の笑みを浮かべながら次々と料理の乗った皿を空にしていた
そして粗方料理を食べたニィ=ラカスは、ロッソにこれらの料理がテイクアウト出来ないか尋ね、それを受けたロッソは再び店のオーナーを呼び出し、テイクアウトの許可を取る。それから大量の料理がロッソ達の目の前に並べられ、オーナーが部屋から出たところで、ニィ=ラカスがレストランに来る時と同じ様に何かをブツブツと呟くと、突然目の前の料理が一斉に、皿ごと消え失せてしまうのであった
この出来事に驚いたロッソが、ニィ=ラカスに何をしたのか尋ねてみると……
「所謂転移魔法って奴になるのかな?それを使ってさっきの料理を姉さん達の所に送ったのさ」
ニィ=ラカスは何処か得意げに、悪戯っぽい笑みを浮かべながらこの様に返答するのであった
こうして目的を達成したロッソ達が、来た時と同じ方法で自宅に戻って来たところで、ニィ=ラカスはロッソの事を真っ直ぐ見据えながら
「ありがとうロッソ、今日は本当に助かったよ」
「いや、礼を言われるほどのこっちゃねぇよ」
「ううん、見ず知らずの相手……、それも山羊相手にここまで出来る人なんて、早々いないと思うよ。だからそんなロッソに、僕からちょっとしたお礼をさせてもらいたいんだ。そうしないと、心苦し過ぎて胸が張り裂けそうになっちゃうから……」
心からの感謝の言葉を述べ、それに対してニシシと笑いながら、手をヒラヒラさせながらロッソが返事をすると、ニィ=ラカスは真剣な面持ちでこの様に言葉を返して来て、それを受けたロッソはやれやれと首を振りながら、ニィ=ラカスの心ばかりのお礼を受け取る事にするのであった
それがロッソの人生を大きく変えてしまう事になるとは、露ほども知らずに……
「それじゃあ……」
ニィ=ラカスがそう呟いた刹那、ニィ=ラカスの額に上下逆さまになった妖しいオーラを放つ五芒星が出現し、それにロッソが驚きを露わにしている間に、五芒星から夜の闇よりも暗い光線の様な物が放たれ、それはロッソの胸の真ん中に命中するのであった
その直後、すかさずロッソが光線もどきが当たった自身の胸を、着ているシャツのボタンを引き千切る勢いで胸元を開きながら確認すると、そこには見た事も無い様な、それはそれは不気味なエンブレムの様な紋様が、まるでタトゥーの様に刻み込まれていたのであった
「それは僕とロッソを繋ぐ証みたいなもので、それがあればロッソが頭の中で僕に呼び掛ければ、何処にいても僕と話が出来る様になるんだよ。もし困った事があって僕に相談したり、助けを求めたりしたら、いつでも相談に乗るし、ロッソを助ける為に駆け付けもしちゃうよ」
「何か予想以上にスゲェモンもらっちまったな……」
ニコニコしながらそう語るニィ=ラカスに対して、ロッソはその表情をやや引きつらせながらこの様に返事をする
それから大して間も空けず、ニィ=ラカスはこの様に言葉を続けるのであった
「そしてもう1つ、これはおまけみたいなものなんだけど……、その前に1つ聞いておきたいんだけど、ロッソって実は凄い不幸体質だったりしない?」
その言葉を聞いた直後、引きつっていたロッソの表情は、それはそれは険しいものに変化していたのであった……
そう、このロッソと言う男は、ニィ=ラカスが指摘する通り、人間ではまず有り得ないレベルの不幸体質の持ち主なのである
これまでの彼の人生の中で起こった不幸……、一家離散や恩人の死も、その全てはロッソの不幸体質が引き寄せてしまった運命であり、恩人の死でそれを自覚したロッソは、その不幸体質に他人を巻き込まない様にする為に、組織での付き合いも最低限に抑え、許嫁であった少女と再会したいと言う気持ちも押し殺していたのである……
「その表情からすると、自覚はあるみたいだね……。でももう安心していいよ、この先の人生において、ロッソはもう2度とそんな目に遭う事は無いから」
「……その根拠は何処にあんだ?」
穏やかな表情を浮かべながらそう言うニィ=ラカスに対して、ロッソは鋭い視線を向けながら、威圧感満載のドスの利いた声で尋ねる
「僕が持つ力を使ってその体質を……、ロッソの運命を反転させたんだよ。僕は『事象を反転させる』力を持っていてね、さっき僕達が誰にもに気付かれなくなっていたのも、人が僕達を認識出来ると言う事象を反転させて、誰にも僕達を認識出来ない様にしていたからなんだよ。その力を使う事で僕はロッソの不幸体質を反転させて、ロッソの事を常識では考えられないくらいの、不運が裸足で逃げ出してしまうくらいの物凄い豪運持ちにしたんだ」
「……」
「まあ、今は確かめる術が無いから自覚出来ないだろうけど、いつか必ずロッソはそれを実感する事になるだろうね」
ニィ=ラカスの言葉に沈黙するロッソに対して、ニィ=ラカスはこの様に言葉を続けてロッソに背を向け……
「そろそろ行かなきゃ……、改めて今日は本当にありがとう、またいつか、再会出来る日が来るといいね」
立ち尽くすロッソに向かってそう言い放つと、ニィ=ラカスは足元から黒い炎の様な物を出現させ、それで自身の身体を覆い尽くす。そしてそれが消失し終える頃には、ニィ=ラカスの姿は何処にも見当たらなくなっていたのであった
「運命を反転させた……か……、もしこれが本当なら……」
ニィ=ラカスが姿を消した後、その場に呆然と立ち尽くしていたロッソは、そう呟いた後に頭の中に浮かんで来た映像を振り払う様に、何度も頭を振ってみせた後、疲れ切った身体を休める為に、自宅の方へとゆっくりと歩き出すのであった
こうしてニィ=ラカスの手によって、戦治郎や正蔵に匹敵する豪運持ちとなったロッソだが、それを実感する機会が訪れるのは、ロッソ本人が驚愕するほどに早かったりするのであった……
ロッソがイタリア海軍の総司令官になった経緯については、次回に持ち越しになりました……
又、ニィ=ラカスの『事象を反転させる』と言う能力は、この作品オリジナルの設定となっています