前回よりクオリティ上がってるかな?今回は陽炎×提督です。
「やあ二人とも元気かい?愉悦部筆頭でおなじみの響だよ。ケッコンしたにも関わらず全く一線を超えない二人に痺れを切らした艦娘有志艦隊から協力を願われたからちょっと面白いことを企画したよ」
呆然と壁面のモニターを見つめる二人に画面の向こう側の響は人の悪い笑みを浮かべ、手元に持っていたカンペをモニターに移した。
「ずばり、『セックスするまで部屋から出られません』だよ。一体何番煎じだろうね。まあ、メタ話はどうでもいいのさ。二人とも、さっさとヤることヤるんだよ」
左手で作ったわっかに右手の人差し指を抜き差ししながら映像は途切れた。
「えーっと……」
「これは……どうしましょうかね」
突然部屋に放り込まれた、陽炎と提督は、まだ状況の理解できていない表情で顔を見合わせた。
「……とりあえず状況を整理しましょうか」
「そうですね。まず、俺たちは執務を終えて帰宅しようとしたところに、青葉率いる謎の艦隊に連行されてこの部屋に放り込まれた」
「そして、私達は手錠で互いを繋がれて、ここに座らされたって事ね」
「多分あのドア、内側から鍵を開けられないですね。鍵は……恐らく響さんが持ってるでしょう」
「そして、私達はその、せ、せせせセックスしないとここから出られないらしい……わね」
「そ、そうですね(手錠のせいで陽炎さんが近い……)」
二人は照れと困惑が半分ずつの顔で互いに背中を向けてベッドに座った。
「……青葉、これでいいかい?」
「はい!響さんご協力ありがとうございますぅ!」
途切れた映像の向こう側。響は部屋を監視するモニターに目を向けながらカメラの確認をしている青葉に喋りかけた。案の定というか青葉はご機嫌である。
「明石さん所有の個室をラブホ仕様に魔改造して、青葉がカメラの設置、そして私が媚薬アロマなどのアダルトアイテムの取り揃え。ハラショー、隙のない構えだ」
「後は時間の問題、ですかねぇ」
「まあ、二人ともヘタレとはいえ、アロマで理性は削られていくからね。どっちが先に襲い掛かるか見物だよ」
「そうですねぇ……」
機材の無駄に揃った部屋に二人分の黒い笑い声が響き渡った。
「(やばいやばいやばい、司令の顔見れないよぅ……)」
「(ほとんど触れてるような距離……陽炎さんの鼓動が聞こえてきそうです……)」
当の本人たちは持ち前のヘタレを発揮して、互いに顔すら合わせられない状況が続いていた。
「(で、でも司令も私とこういうことしたいのかな……私、胸小さいし……って何考えてんのよ私!)」
「(し、しかし陽炎さんはこういうことを望むのでしょうか……ケッコンしたとはいえ望まないことを強いるのは……しかしどうしてか、陽炎さんの事を想像してしまう……)」
陽炎は咄嗟に浮かんだ妄想を振り払うように頭を振り回す。対して提督は何故か深い所へ考え込んでしまっていた。しかし、ふと、陽炎を見ていると、頭を抱えている。
「ど、どうしました陽炎さん!?何か痛いところでも……」
「……何でもないわ!気にしないで!」
心配する提督に振り向き、自分の妄想に対する罪悪感からかちょっと食い気味に否定する陽炎。その至近距離の赤面が、うなじが、首元が、鎖骨が提督にどこか艶めかしい魅力を感じさせてしまった。
「(い、今のは……)そ、そうですか……」
「え、ええ……(あーもう!さっきのでリアルに考えちゃうようになったじゃない……)」
今まであまり意識してこなかった事にドギマギする提督と、妄想が暴走しだして止まらなくなってきた陽炎。これでも両者手を出さないのは最早才能と言えるヘタレさである。
「(に、しても何でこんなに司令の事考えちゃうのかしら――)」
「(どうしてこんなにも陽炎さんに言い知れぬ魅力を考えてしまうのでしょうか……いや、陽炎さんに魅力がない訳では無いのですが――)」
二人の視線がゆっくりと動き、ベッド脇に目立たないように置かれたアロマ装置で留まる。
「「(も、盛られたーっ!?)」」
言葉に出さずとも愕然とした表情で悟る二人。
とは言え、状況は彼らの思うように好転はしない。媚薬アロマの存在を確認したせいで、逆に意識してしまって、二人の悶々とした思考は活性化してしまっているのだ。
「(ダメ、妄想が止まらなくなってるっ……でもこれは媚薬のせいだから、仕方ないわよね)」
「(意識すると逆にダメですね……ここは平常心を保たないと……)」
熱に浮かされた意識の中で陽炎の視線が提督の背中を捉える。ぼーっとした感覚で、自然と陽炎の手が提督の背中を撫でた。
「うひぁ!?か、かか陽炎さん!?」
背中を撫でられ、2㎝ほど飛び上がった提督は視線を陽炎に向ける。ここに来て二人が互いの目を、顔を、しっかりと捉えた。
「(驚いてる司令、可愛い……あ、色々とダメそう)……ごめんなさい、当たっちゃった」
「(い、今のは何でしょうか……)そう、ですか……」
陽炎のとろけた表情、ほんのり紅く上気したほほ、撫でる指先が提督の理性を削っていく。
「(っく、最近忙しくて自慰してないせいできついですね……耐えられるでしょうか)……」
「……司令ゴメン、もうダメみたい」
「へっ?か、陽炎さ――うおぁ!?……んむっ!?」
遂に耐えきれなくなった陽炎が提督を押し倒した。手錠で繋がれているので、陽炎も巻き込みで提督の上に倒れ込み、互いの距離がぐっと近づく。普段は見ることのない表情に提督は面食らう。
しかし、表情の見えない陽炎は提督の顔に自分の顔をぐっと近づけ、唇を重ねた。
「んむっ……ふぅっ、んむぅ♡(司令の舌……唾液……もっと味わいたいのっ……)」
「(陽炎さっ、舌っ、入り込んで……)」
陽炎舌を捻じ込まれ、突然口の中を蹂躙され戸惑う提督。やがて拙く這い回る小さな陽炎の舌を提督は受け入れる事にした。何より、もう限界が近かった。
「ちゅぱっ♡……ねえ、司令?」
「ぷはっ……どうしましたか、陽炎さん?」
「……大好きよ」
「ッ……俺もですっ」
「ひゃんっ♡」
提督は姿勢を起こすと、陽炎の服をやや荒々しく脱がせた。色白で慎ましい陽炎の上半身が露わになる。提督はそこに舌を這わせた。陽炎の身体を言い知れぬ刺激が走る。
「んひゃうぅ……んにゃっ♡し、れぇ……ひゃうっ!?」
へそ上から上に向かって舌を這わせ、陽炎の首筋に到達したところで甘噛みする。唐突な刺激に陽炎の身体が跳ねる。その隙に提督は陽炎を力の限り抱きしめた。
「陽炎さん、いいですか?」
それは無論、これからすることへの確認だ。
「いいよ、来て、司令♡」
陽炎もそれに了承する。
手錠により片手が不自由なため、互いに手伝いながら、下半身の服を脱がせていく。
「ひゃ……おっきい……」
露わになった提督の性器に驚きつつも、その輪郭に陽炎の口は吸いこまれていく。
「か、陽炎さんっ、口でっ!?」
「んむっ、くちゅっ、むぅぅ~」
「くわえたまま喋らないでっ、あぁっ」
自分の性器を好きな子が拙いながらも小さな舌で頑張ってヌいてくれている。想像するだけで、下半身に血液が流れていくのが感じられる。
「っ、陽炎さん、悪い!」
「んむっ!?んっ、んん~!」
限界を迎えた提督は陽炎の頭を咥えられている性器へ押し付けた。瞬間、陽炎の喉奥へ、精液が大量に流し込まれる。
「んぐっ……けほっ、けほっ……変な味」
陽炎にとっては率直な感想を述べただけなのかもしれないが、好きな子が自分の精液を飲んでくれたという、事実を鑑みれば、提督の興奮がさらに高まった事に理解が持てる。
「ひあっ♡ちょ、しれぇ!?そこはっ、汚いからぁ♡」
陽炎を押し倒し、その恥部へと提督はむしゃぶりついた。体型相応に小さなそこは、愛おしく感じられ、丹念に愛撫される。快感でうねる陽炎の腰をしっかり逃がさないように捕えて舐め続ける。
「ひっ、あ、らめっ♡い、イっちゃ……」
陽炎が達しようとしたその時、提督は素早く陽炎の恥部から口を離した。無論、陽炎はイクことなどできず、余韻に震えながら提督を不思議そうに見つめる。
「あれ、なん、れ……」
「陽炎さん、どうして欲しいですか?」
「へ、それは、そのぅ……」
提督の目が嗜虐的なものに変わる。陽炎の目の前で自分の性器をいきり立たせながら笑顔で問いかけた。
「きちんと言わないと分かりませんよ?」
「もー……司令のいじわるぅ……」
これ見よがしに見せつけられるモノを見て、自分の興奮が抑えきれなくなった陽炎は自ら恥部を広げて、降伏のポーズで提督にねだる。
「か、陽炎の処女まんこに、し、司令のおちんぽ、欲しいっ……」
「……良く出来ました」
陽炎の返答に対して、提督は背筋を撫でられたような感覚を覚えながら、陽炎の小さな恥部に自分の性器をあてがい、そして一気に挿入した。
「あッ、挿入って、来たぁ♡」
「うくっ、陽炎さんの膣内、あったかっ」
互いに初めての快楽に欲求が止まらず、一心不乱に腰を振る。
「ひゃあぅ♡そ、そこぉ、きもちぃっ」
「ここですかっ、ここが気持ちいいんですねっ?」
「あにゃっ、そ、そこぉ♡」
互いのウィークポイントを探りながら、快楽を求める作業にも、やがて終わりが来る。
「陽炎さっ、イキそっ……っく!」
「わらひも、いきゅっ♡イクぅぅ♡」
提督の腰に陽炎が足を絡ませる。そして、二人は唇を重ねてより密着する。
「っ……つあぁ!」
「あっ♡あっ、あぁ~っ♡」
射精。陽炎の中に、熱い液体が勢いよく流れ込んだ。
「……ハラショー」
「ふわわ、すごいですぅ」
二人の交わりを見ていた響と青葉。予想外に乱れる様に、釘付けになっていた。
「うーん、これはいいネタが撮れたね。これだけでごはん3杯を毎日いけるよ」
「これは青葉的にもメシウマ展開ですねぇ……」
青葉は若干赤面していたが、響は黒い笑顔のままだ。愉悦部はすごい。
「あ、ほら二回戦もやるみたいだね。アロマ云々の話じゃないや」
「青葉、見ちゃいましたー♡」
陽炎と提督の行為は朝までに及び、そのニュースは翌日中に全艦娘が知るところとなったのはまた別のお話。