FGOの茨木童子の妄想を書きなぐりました。
僕はゆったりぼーっと何かをしたりしなかったりする時間が好きだ、特異点攻略の合間に、こうして与えられた十分な個室の中であまり有意義とも言えないような時間を過ごすのが好きなのだ。
そんな時間に僕が最近はまっているものといえば、この金属を見事に噛み合わせて作られたような正方形だ、なんでも募集したマスターの育成カリキュラムの一環のパズルのような玩具らしい、制作はダヴィンチちゃん。
『接触した相手の魔力回路を解析して、特性に合わせた組み合わせに自動的に変化してくれるのさ!その数100億通り!』とは彼の談。
「オイ、マスター、吾は空腹だぞ、魔力を寄越せ」
我が物顔で僕のベッドに腰掛けながら、床に座ってベッドに凭れかかる僕の肩ごと足を組み拘束し、あまつさえ僕の頭をさも机か枕のように顎を乗せ首に手を回し、体を預けて完璧な拘束をしてくる鬼娘様が何か言っている。
茨木童子、大江山の実質的な首魁、人間でも英雄でもない彼女とて、ここカルデアにおいては一人のサーヴァント、大切な仲間だ。
なにやら物申したいらしいので、知能遊びの玩具を置いて茨木童子の話聞く事を優先することにした。
「何言ってるのさばらきー、カルデアならそれぞれに十分な量の魔力が常に供給されているはずだよ、それに、今僕の頭の上でケーキ食べてたでしょ」
真後ろに陣取られているため茨木童子の表情は見えないが魔力のパスを通じて彼女が不機嫌そうに眉をひそめる姿がありありと視えた。
「仮にも人間が鬼たる吾に口答えか?鬼とは貧するモノ、鬼とは飢えるモノ、吾の言葉を忘れたか?……もしや鬼の言の葉など信用するに値せん、と?」
口調は強い、事実絡み付いている茨木の手足の締め付けがギチリと強くなるのを感じる。
当然ながら彼女は怒っている訳では無い、そうであればとっくに僕の頭と胴体はさよならしているところだ。
僕が考える限り、つまり彼女は寂しいのだろう、あるいは心配か。
実際のところ彼女は大江の山で鬼たちを率いていた生粋の鬼なのだ、重ねて言えば彼女の性格は真面目で、それだけに現在の“ヒト”に“従っている”状況はこれまでとは正反対、経験した事も無い未知の状態という事、さらに言えば一度は敵対した間柄なのだから、その不安は推して知るべしだ。
彼女がここに来てからそれなりに時間は経って慣れてきてはいるだろうが、いや、慣れて来ているからこそ、ますます人間と鬼の関係に言い知れぬ不安定な感情が現れるのは何らおかしい話では無い。
そんな処理しきれない気持ちを怒ったふりで隠している、つもりであっさりと悟られてしまう辺りが可愛かったりもするのだけど。
「そんな事は無いよ茨木、君の事は信頼してる、ごめんね。もしかしたらシステムの不調なのかもしれないし、ドクターロマンに報告ついでに魔力を多めに回してもらえるようにお願いしてみるよ」
茨木童子の要望に応える為に、そっと拘束を解き脚に力を入れて立ち上がる。
立ち上がろうとしたのだが。
「待て」
中途半端に腰を上げた状態で改めて掛けられた鬼らしい朱色の足にぐいと引き寄せられ、茨木童子の脚の間のベッドの角に首を打ち付けるという仕打ちを受ける。とても痛い。
「〜っ!何するのさ、茨木の為に向かおうって言っているのに」
「汝は阿呆か、吾は今この時飢餓を憶えているのだ、これ以上寸刻とて待てはせんぞ?」
見上げるとニヤリと悪戯好きの童のような笑みを浮かべた茨木童子と目が遭う。
「だったらどうしろって言うんだ?まさか令呪を使えだなんて言わないでくれよ、結構貴重なものなんだから、そうそう使うわけ……」
「ふん、そんなものは要らん。なあマスター、吾は知っているぞ?マスターから直接手っ取り早く魔力を吸い取る方法があるらしいでは無いか、んん?」
顔の横を掴まれじっと見つめられる、頭の中で茨木童子の言った魔力供給について記憶を探る。
確かカルデアの蔵書の記述の一つに粘液の接触、マスターの体液から魔力を得るというものがあるにはあった筈だ。
「確かにあるけどさ、あれって確かよっぽど魔力パスが安定してない時とか非常時だけにするものだって書いてあったよ?」
「今が、その非常時では無いか、飢えた鬼が何するものとも限らんぞ?ほれ、その柔い肉を削ぐも抉るも吾の気分次第だ」
爪をのぞかせた指が喉元を撫でる、確かに鬼の力を持ってすれば、障子紙を破るより容易く喉を引き裂いて首ごと刈り取るとも出来よう。
だがしかし……アルトリアとかに弛んでいると言われるかもしれないが、身の危険を脳が知らせようと、どうにも心の方が彼女を信頼してしまっている。
「茨木はそんなことしなひゃぉ」
口の中に指を突っ込んで両端を引っ張られてしまった、が、わざわざ爪を引っ込めて傷付けないように気を付けている辺りやはり根はいい子だと思う。
「汝は少し御託が多いぞ!黙って吾に奪われよ」
茨木大きく口を開くと僕の顔へ近づく。
気がつくと開かれた僕の口に小さく張りのある唇が触れる、すかさず思いの外長い舌が蛇の如く滑り込み僕の舌を捉えると絡みつき、ゾワリゾワリと余さず刺激してまわる。
「んっ……はぐ、じゅる……」
やはり鬼らしいと言うべきか、口内の唾液を根こそぎ奪われていくようだ。
「んぐ、ちゅ……酒呑と交わす酒には及ばぬが……あぁ、悪くない」
口を離した茨木童子の顔は薄く上気し、まるで酒に酔っているかのようだ、恐らくもう制止の声を聞ける状態では無いだろう。
茨木童子の愛らしい舌から繋がる透明な橋に目を奪われていると、いつの間にか口を掴んでいた指が首筋から胸を這うようにしながら上着を肌蹴させていく。
柔らかな少女の手では無く赤黒く染まった鬼の手、されどその触れ方は彼女の生真面目さと配慮が感じ取られる。
「汝は……いや、先はああ言ったが、人にしては中々に鍛えられているな」
「まあ、鬼と伴になろうというのだ、この位なくては話しにならん……うむ……」
そうやって呟きながら、胸板から腹筋、筋肉の感触を品定めするかのように確かめながら、ゆっくりじっくり胸板を撫で回される、正直少しくすぐったく恥ずかしい。
筋肉の溝を茨木の指がなぞる度、指の腹が押し付けられる度に薄く声を漏らしてしまう、しかしこれ程可憐で美しくまた共に過ごし思いを重ねた少女に愛撫され、下心を刺激されない男など居るものか。
「っく、ハハハッ!そうかそうか、汝もその気になったか」
茨木童子の愉快な笑い声が解された意識を引き戻す、彼女の目を細めた厭らしい視線の先を追うと僕の股間を指している。
当然といえば当然だが、彼女の愛撫によって火照った体は雄としての命題、繁殖の為にそのイチモツに血を回し勃起させていた。
その様子に茨木童子は気を良くしたのか口角をまた釣り上げながら、軽くぐっぐっと少し膨らんだそれを足蹴にする。
「これはその……男の性というか、その気だっていう訳じゃ」
「言い訳を口にせずとも良い、素直な反応を示されるのは吾も嬉し……ごほん、好ましいぞマスターよ」
その言葉に嘘はないようで、先程にもまして彼女の頬は紅潮し、その瞳は情欲に濡れている。
もっと寄らんかと耳元で囁かれ力強く引き寄せられる、その結果茨木童子の比較的小ぶりな胸に後頭部を預ける形になる。
密着したかったのかと思ったが、真の狙いは他にあったとすぐに気付く。
「ほれほれ、こうして吾が弄んでやる、嬉しかろう?」
体がより近づいたおかげで距離に余裕のできた茨木童子の脚が器用にもズボンのチャックを下ろすと肉親以外に見せたことのなかった“それ”が晒される。
先程までの距離では足を伸ばしきらなければ満足に触れられない位置だった、それがお気に召さなかったようだ。
ひたり、と茨木童子の足裏が肉棒に触れる、想像の中では冷たいものだと思っていたが、彼女のそれは炎で炙られたように熱を持っている。
彼女の視界に自らのイチモツが映っているだけでも僕は羞恥に焼かれているのだが、それを足蹴にされているという状況が思春期の盛りにいる僕ではどうしても興奮を抑えきれない。
「くははっ♪羞恥と愉悦の混ざった汝の顔は中々に唆るでは無いか、好い好いもっと鬼を愉しませるがいい、その分吾も汝の期待に応えるとしよう」
足裏ではさみ転がす様にしていた茨木の動きが変わり、両足合わせて十の指が竿に絡みつく。
いったい何処で覚えてきたというのか、しゅっしゅっと竿に絡みついたまま器用に加減しながら指をすりあげる。
先程までより直接的な快楽、俗に言う足コキ、彼女の指先がコリコリと浮き出た血管を超えるたびに敏感に反応を返してしまう。
「ふっ、ん、どうだ?気持ちいいであろうっ、生娘の様に嬌声を上げてもいいのだぞ、吾は汝の声が聞きたいっ」
茨木の言うとおり声を出してしまいたい程だが、男としてのなけなしの自尊心が出かかった声を押しとどめる。
しかし抑えられるのは声だけでイチモツは足の中で膨らみを増し、先端からは透明な我慢汁を漏らしてしまう。
そうして快楽に耐える僕の姿を見て茨木はニヤニヤと笑っているのだろう、手玉に取られるとはこの事を言うのだろう、この場合は“足玉に取られる”だろうか。
「おぉおぉ、鈴口から透明な汁が出ておるぞ? 精を出したくてこれ程までに魔羅を張り詰めさせておきながら、その気ではないなどとよう言えたものよなぁ」
茨木童子の口から僕をなじる声が聞こえる、足の動きと同じように意地悪だ、恥ずかしい限りだが事実だから否定も出来ない。
そして同時に彼女の口から卑猥な言葉が綴られる度に興奮してしまう。
快感に耐えるのに精一杯で言葉を返せずに居ると耳の直ぐ側に茨木が口を寄せてきた。
茨木の甘い堕落の息が耳朶を打つ、それだけで矮小な人間の本能が鬼という魔に堕ちてしまいそうになる。
「もう十分に堪えたろう……? ほれ、果ててしまえ……!!」
甘美な誘惑が耳を通して脳に直接響く。
「っ、だめだ、茨木……! もう……ッ!」
その言葉と同時にとどめを刺すように勢いを増した足の動きに、溜め込んだ快楽が堰を切ったように溢れ出す。
限界まで張りつめたイチモツから白く濁った欲が吐き出される。どくんどくん、びくびく、と彼女の足の中で暴れる事も許されず脈動を繰り返す。
鬼の赤黒い足に粘ついた欲望が絡みついていく、足で弄ばれ茨木に力の抜けた体を預けながらその様子を眺めている事しか出来ない今の僕はあまりにも情けないだろう。
「くく、くはっ、くかかかっ!あぁ!久しぶりだなぁ、こうしてヒトを蹂躙する感覚は!愉しいのう……あぁ、愉しい」
茨木はにちゃにちゃと絡みついた精液を指で遊ばせている。
こんな状態でも、彼女の心の底から楽しそうな声に、僕は何処か幸福感を覚えていた。