櫛田からの問いかけに対して、
もし綾小路がすぐに頷かなかったらという内容です。
アニメ3話ラストシーン準拠です。
pixivと小説家になろうとHAMELNで投稿してます。
ひとまず初めての退学者を出さなかったテストの祝勝会
(別になにに勝ったわけでもないが。)も終わり、後片付けする。
「悪いな。手伝ってもらって。」
「こっちこそ。部屋を使わせてくれてありがとう。」
にこり、と水周りを片しながら笑顔で櫛田が返す。
「いや。」
櫛田が手伝ってくれていたおかげで、
後片付けにはそれほどの手間はかかってない。
綾小路にとってはかなりありがたかった。
「綾小路君はさ。やっぱり堀北さんみたいな子が………好き?
いつも一緒にいるみたいだし、クラスの女子の間でも結構噂になってるんだよ。」
唐突に、櫛田が尋ねる。
「堀北とは友達………いやただの隣人だ。」
友達はコンパスで刺したりしないしな、と胸中で修正理由を加える。
「そっか………私、部屋に戻るね。」
「ああ。」
櫛田が踵を返す。
「じゃあお休み。」
櫛田は部屋の外へ出て、扉を閉める。
「お休み。」
「あ。」
(ケータイ落ちてる)
携帯を拾い上げエレベーターまで追いかける。
が、間に合わなかった。
(?確か女子は上の階………?)
表示されたエレベーターの階層は下に動いていく。
一階まで降り、門の外に出ると、櫛田は道路を横切るところだった。
(こんな時間にどこへ行くんだ?)
しばらく追いかけると、湖のほとりで櫛田が立ち止まる。
(別に隠れる意味はないんだけどな。)
「あーうざい。」
「?」
聞き間違いか?と一瞬戸惑う。
が、それが誤りであることはすぐに知れた。
「自分が可愛いと思ってお高く止まりやがって。
ああっ、最悪!ほんとに、最悪!最悪っ!最悪っっ!
死ねばいいのに!堀北なんか!」
ガン!ガン!と鉄柵に蹴りを入れる櫛田。
「ウザい!ほんとウザい!クソ女!」
ぴろりん♪
あ゛。
「誰!?そこに誰かいるの?」
「………。」
逡巡する。
が、携帯を持ち主に返すことが目的なのに、
その持ち主から逃げるなどというのは本末転倒だ。
身を潜めていた木陰から出て、歩を進める。
「俺だ、綾小路だ。櫛田携帯忘れて―――「んっ!」
ばしっ、と乱暴に携帯を奪われる。
(櫛田のものだから別にいいんだが。)
「聞いたの?」
「聞いてないって言ったら信じるか?」
「誰かに話したら容赦しないから。」
櫛田が距離を一気に詰め、脅し文句を告げる。
いつもの櫛田からは想像できない絶対零度の睨みが突き刺さる。
「もし話したら?」
「あんたにレイプされそうになったって言いふらしてやる。」
「冤罪だし、それ。」
「大丈夫、冤罪じゃないから。」
言って、櫛田の柔らかな手が綾小路の手をつかむ。
そして豊かな胸へと手のひらをいざなう。
「っ!?」
「あんたの指紋これでべっとりついたから証拠もある。」
ぐっ、と柔らかな胸に手のひらが押し付けられる。
「私は本気。」
「分かったから、その手を放してくれ。」
「いい?裏切ったら許さないから。」
目を瞑る。
思い出したのはいつもの櫛田。
皆を思いやる優しい美少女。
「綾小路くん。」
呼ばれ、目を開く。
目の前にいるこの少女は、誰だ?
「私が聞きたいのは一つだけ。
ここで知ったことを話さないと誓えるかどうか。」
「………。」
即座に返せない。
櫛田の態度に頭が混乱し、
そして少し、櫛田の行動に劣情を催していた。
「へぇ?反抗するんだ?」
返答できなかったことを不服としたのか、櫛田の機嫌が一気に悪くなる。
目ざとく、櫛田が目を股間にやる。
「あれれ~?綾小路くん、なんだかここ、大きくなってない?」
可愛らしい声で、可愛らしい仕草でいつものように話しかけてくる。
「なんのことかわからないな。」
「ここだよぉ。」
にこりと笑いかけながら、股間に手を伸ばし、さわさわと撫でる。
「!」
「綾小路くん、こんなのが気持ちいいんだ~。」
あくまでいつものように優しく、可愛らしい声。
「あはは。こんなのが気持ちいいなんて、綾小路くんは変態なんだね?」
しかし、いつもの櫛田なら絶対に言うことはないと思える言葉。
「ねぇ綾小路くん。」
「なんだよ。」
「私の事、好き?」
「………っ。………好きか嫌いかなんて意味あるのか?」
するり、とボトムスからペニスを取り出し、握られる。
「言葉にしてほしいな。」
「………っ。」
しゅっ、しゅっ、しゅっ、と櫛田がペニスを握る強さと速度を上げる。
「好きって10回言ってくれたら、やめてあげるよ。」
「………。」
「………ねえ、聞いてるの?」
昏い声が冷たく響く。
同時にペニスを痛いくらいに無理やり扱かれる。
これは、耐えられない。
痛みの意味でも………認めたくないが快感の意味でも。
その証左が先走りとして現れていた。
「………すき………だ、すき………っだ、すき………だ。」
「9、8、7♪」
櫛田は絶対零度の表情から一転、
天使の笑顔で数字を紡ぐ。
「っく…すき…だ。すきだ。すきだ…っ。」
櫛田の手に翻弄されながらも愛の言葉を捧げ続ける。
「6、5、4♫」
「………すきだっ、すきだっ………すきっ………だ。」
「3、2、1♬」
「………す………んぅっ!?」
「んーっ。」
言葉が、でない。
櫛田が綾小路の頭に腕を回し、
キスしてきたのだ。
「………っ!」
好きだと言うことはできなくなった。
しかし、両手を使って頭を固定しているのだから、
櫛田の手によるペニスへの刺激はなくなった。
「んっ!?んんぅっ!?」
しかし、ペニスへの刺激が止んだのはほんの一瞬だった。
下着の布と、程よいハリのあるふともも。
属性の異なる二種類の柔らかな感触がペニスを襲う。
びくびくと、反撃もできないまま為す術なく櫛田の素股で責められる。
(っ…!がまんでき………ない………っ)
びくり、と綾小路の体が震える。
櫛田はにこりと笑いながら、満足気に責め続ける。
びくっ、びくっ、と綾小路の身体が射精のたびに小刻みに震える。
櫛田の柔らかな唇。
櫛田の柔らかな胸。
櫛田の柔らかな身体。
櫛田の柔らかなふともも。
奪われ、押し付けられ、抱きつかれ、責められる。
「っ………!!!」
何もできず、ただひたすら犯される。
快楽で頭が焼ききれてしまうんじゃないか、
そう思えるほど圧倒的で柔らかな快感。
連続搾精され頭が真っ白になる。
身体は抵抗しようと弱々しく震える。
が、抱きついた櫛田は綾小路が射精していることなど意にも介さず、
密着させた身体を離すこともない。
年相応に少女らしく健康的で、
年不相応な発育の良い豊満な身体で、
櫛田は何度も何度も責め立てる。
………どれだけ射精をしただろう。
櫛田の下着にも、スカートにも、ふとももにも、靴下にも。
そこかしこに綾小路の精液が飛び散っていた。
綾小路自身も連続射精の疲労から、
脚はふらつき、身体は腰砕けで頭は働かない。
肺まで空気を入れても、頭まで酸素が回っていると思えない。
しかし、やっとキスから解放される。
「………すき、だ。」
息も絶え絶えに、だがなんとか10回言い切る。
「0♪よくがんばったね綾小路くん♬」
笑顔で櫛田が返す。
「これで私の手も、私の太ももも綾小路くんのでべっとりだね。
靴下も、下着もスカートも綾小路くんのでべとべと…。気持ちわるっ…。」
段々と声のトーンを下げながら、櫛田が吐き捨てる。
「………。」
それを見返すことしかできない。
身体は無理やり与えられた快楽でおかしくなり、
頭はぼうっ、と靄がかかっている。
何か言葉を返すような深く考える余裕もない。
「綾小路くん。もう一度聞くよ。
ここで知ったことを話さないと誓える?」
靄がかった薄白い思考の中で、
言葉の意味を理解するのに時間をかけつつも、なんとか頷く。
それをみて及第点としたのか、櫛田は後ろを向く。
「わかった。綾小路くんを信じるよ。
………はぁ。」
冷たい声音で告げる。
深い溜め息の後、櫛田がこちらへと向き直る。
「よし♪また秘密ができちゃったね♬」
可愛らしい仕草で、
愛くるしい笑顔で、
可憐な声音を紡ぐ。
(なあ櫛田、教えてくれ。どっちが本当のお前なんだ。)
目の前には、いつもと変わらない、
皆のことをいつでも思いやる優しい美少女の姿があった。