ミカはこれまで、密かに何度か試してみてはいた。
が、どうにも思い描いたようにいかない。
その理由は、彼女にだって解っている。
何故なら――チンチンがないから。
女の子のソコは、立ちションするような作りにはなっていないから。
だとしても。
少しは爽快感が欲しい。
こう――オシッコを振りまいている、という。
お風呂で何度か試した限りでは……まるで栓を抜いただけのような。
これではどうにもしっくりこない。
と、いうことで。
「ヨシユキー、一緒にお風呂入ろ♪」
これまでも、何度か誘ってみたことはあった。
が……
『もうお姉ちゃんなんだから、一人で入りなさい』
と、母親ブロック発動につき失敗。
いつから自分たち姉弟は引き離されてしまったのか。
本当は、もっとくっついていたいのに。
『そろそろ弟離れしなさい』
と、襟首を掴まれてしまう。
ミカとヨシユキは双子の姉弟。
ミカは、ヨシユキのことが大好きだった。
何をするにも、一緒でいたいほどに。
一方ヨシユキは――姉のことが、好きではある。
が、こうもベタベタされると、男子として恥ずかしい。
でも、少しは嬉しい。
だから、たまになら。
こうして二人きりのときくらい、くっついていてもいいかな、とは思っている。
彼らの母親は、シフト制のパートタイマー。
普段は、平日の昼間。子供たちが学校に通っている間に。
とはいえ、たまにはこうして夜間に出ることもある。
夕飯の支度だけ終え、あとはきちんと歯を磨いて寝ること――
そう言い付けられれば、守らない理由は特にない。
だが。
今夜のミカには、思うところがあった。
男の子であるヨシユキは、むしろ“先生”。
立ちションの、先生。
ならば、彼に見てもらいたい。
チンチンが足りない――以外の問題点を。
風呂に誘われたヨシユキは、やはり少しは照れる。
少しは、男としての自我も芽生えつつあったから。
それでも、姉との入浴には楽しかった思い出が詰まっている。
だから、久々に。
「ぅ……うん」
小さく首を縦に振るのだった。
弟にとって、姉は性的な対象ではない。
性的な目で見るほどの年齢でもない。
ただ、羞恥心はある。
自らの裸を晒すことに抵抗を感じる程度には。
同じように、姉にとっても弟は性的な対象ではない。
やはり、性的な目で見るほどの年齢でもないのだから。
ゆえに、弟と異なり裸になることに躊躇はしない。
何より、姉としての自負によって。
「私ねー、立ちション全然上手くできなくて」
モゴモゴと服を脱ぎながら、そんな雑談を持ちかける。
「そりゃ……そうだよ……」
わかりきった妄言に、ヨシユキは軽く呆れていた。
姉の股間に、弟と同じものは付いていない。
代わりに、控えめな筋が一本通っているだけ。
細かな構造は知り得ないが――ここから染み出してくるのなら、立って
だが、詳しく知り得ないのは彼女自身も同じこと。
どんなに前屈みになろうとも、そこを覗き込むことなどできないのだから。
なればこそ、一番信頼の置ける――
そして、一番大好きな相手に頼みたい。
「どんな感じに失敗してるのか知りたいから……ヨシユキに見ててもらいたいんだ」
「うえ~……」
姉に排泄姿を観察しろと言われて、弟は眉をひそめる。
だが、そのために自分を風呂へと同行させたのは明らかだ。
ここで無碍に断っては……大好きな姉をガッカリさせてしまう。
お風呂場で用を足すこと自体は珍しくもないし……
「わかったよ……」
この頃には、お互い恥部を見られていることなど意識しなくなっていた。
浴室に入ったところで、一先ず掛け湯。
しかし、ミカは湯船に浸かることはない。仁王立ちのままで、腰に手を当て弟を待ち受けている。
「それじゃ、お願いっ!」
「何をどうすればいいんだよ……」
ずいーっと下から覗き込んでも、やはりお尻にかけて割れ目が走っているのみ。
「んーと、見やすいように、ヨシユキに跨ってもいい?」
「えぇ!? おしっこ掛かっちゃうよ!」
姉の放尿が始まったら、当然すぐさま逃げるつもりでいた。なのに、彼女は『自分を床に寝かせて、その上に乗りかかりたい』と言う。
「大丈夫だって、すぐにお湯で流すから! 何ならお姉ちゃんが身体洗ってあげてもいいし……あ、お返しにヨシユキのおしっこ、私にかけてもいいよ!?」
「そんなことしないってば!」
妙なことを言う姉に辟易しながらも……彼女の言うとおり、ここは風呂場だ。すぐに洗うのなら、そこまで気にすることもないのかな――と思えるくらいには姉のことを慕っている。
ということで、ヨシユキは洗い場で横になってみた。
しかし、見えるものに変わりはない。
「お姉ちゃん……やっぱりこのお股じゃ無理だって」
ビシャビシャと飛び散ることは、彼の目にも明らかである。
このままでは。
ゆえに、彼は連れて来られたのである。
外側の構造なら、彼女も触れられる範囲で知っていた。
なので、ミカの要望はさらにその先。
「ねぇ、そこの間を、ちょっと開いて見てみてよ」
「えー……大丈夫かなぁ……?」
まるで、身体の中を覗くかの行為。
しかもそこは、女子が排泄する場所。
そんなところに触れるなんて……
とはいえ、男子として少なからず興味もある。
自分の身体とは異なる部分。
そこが、どうなっているのか……
「じゃあ……ちょっとだけ」
恐る恐る両手を伸ばし、肉の中で、左右にクイー……と開いてゆく。
その、初めての感覚に、姉は……
「あ……はぁ……」
お股の中がスースーする……
普段はこんなとこ、広げたりしないから。
「ねぇ……ソコ、どうなってる?」
姉からの質問すら耳に届かないほど、弟はすっかり異性に夢中。
「わぁ……多分、コレがチンチンだ……」
そして、この帯状になっている部分――このシワシワ感は、自分の玉袋に近い。つまり、この突起がチンチンだったもので、そこから連なるところがキンタマだったのだろう。
皮をかぶっている様子も、チンチンのようだ。それで、軽く指先で突っついてみたところ――
「ひゃん❤」
ミカのお腹がピクリと爆ぜた。
が、嫌そうには聞こえない。
「ここ、くすぐったい?」
ちょっと面白くなってきて、ヨシユキはツンツンツンとノックを続ける。
「ん、あ、あ、あぁ……ムズムズして……はぁ……悪くないかも……」
くすぐったいのとも、少し違うようだ。
しかし、悪くないと言われては、男の子の悪戯心も冷めてしまう。それで、そろそろ他の場所も調べてみようかと思ったが……
「あ、お姉ちゃん、ちょっと漏らしてる!」
「え、え? そんなことないよ!?」
だが確かに、姉の中がヌルっとしている。
「ほら、こんなにビチャビチャだもん!」
わざと音を立てるように、ヨシユキは敏感なところを指で掻き回してみた。
「あ、あぁんっ、そんな……そんなにされたらぁ……っ!」
さっき、執拗に触れられていた時とはまた感じ方が異なる。
手つきが乱暴だからか、疼き方もまた激しい。
とはいえ。
誤解だけは解いておきたい。
「漏らしたのならもっと勢いよく
「
「そんなことできるわけないじゃん!」
「できないの!?」
「え、男の子はできるの?」
「女の子は……できないんだ……」
意外な形で、男女の溝を埋めることとなった姉弟ではあるが……結局、その中の
だが、このような場所に触れて、引っ掛けられることすら覚悟している。その上で、いまさら汚いと騒ぐほどのこともない。
複雑な構造をしたところを指で一枚一枚捲り開いていくと――その一番奥と思われるところに辿り着いた。
ヌルヌルしているところを慎重に指で擦り上げていくが、これに女のコの
「ひゃっ、あぁん、んぁあ……❤」
自分でも出したことのない奇妙な悲鳴。
勿論、弟とて聞いたこともない。
だけど……甘ったるくも女の子らしく、少し可愛いな、とヨシユキは思った。
ゆえに、その手を緩めることはない。
こうして触れれば触れるほど、姉は声を上げてくれるのだから。
「ん、ん、あ、あ……」
吐息に混ざる艶めかしさは、男の子を無意識に引きつける。
つい顔を近づけ、隅々まで念入りに、姉の秘所を弄っていたが……彼も彼なりに、ひとつの結論に行き着いた。
「お姉ちゃん、もしかして……この穴じゃない?」
「え、どの穴?」
ヨシユキが、ぐっぐっ、と指の腹で、その手応えを確かめてみると、そこには間違いなく穴がある。が、皮のような薄いもので埋まっているようだ。そこはあまりに弱々しく、力を込めてはいけない気がする。なので、そっと。その向こう側の柔らかさだけ感じ取っていた。
女の子のチンチンにも見えないほどの穴があり、そこから――という可能性も捨てきれない。が、こちらが本命だろう、というのが、ヨシユキの考え。
だから、挟み込むように取り囲んでいるものを押し退けた上で、姉に促した。
「多分、おしっこはこの穴から出るんだと思う」
そして、こんなところから出るのでは、うまくいかないだろうな、とも。
「わかった。じゃあ、これからどうなるか……ちゃんと見ててね……!」
威勢のいいことは言ってみたものの――自分から言いだしたこととはいえ、これは少なからず恥ずかしい。
そもそも、人前での放尿自体が初めてのこと。
しかも、そこをマジマジと見られながら。
緊張するのも当然である。
が。
このときのために、麦茶はいっぱい飲んでおいた。
お腹も限界な具合に張っている。
だからきっと、もう少し力を入れれば……
気持ちと身体が、一緒になれば……!
ちょろっ、ちょろ……っ
ここまで頑なに留めていたところが、少し綻びた。
しかし、それが男の子に驚きをもたらす。
「え? アレ?」
それは予想外の場所から溢れたように見えた。
女の子のチンチンでも、女の子の穴でもなく、その間から。
見間違いを疑い、ヨシユキは一層強く姉の恥部を凝視するが――
ぷっ、しゃあああああああ……!
明らかにおかしい。
こんなところに穴は見えなかった。
影になっているから暗かったとしても……もっとはっきりした穴はあるのに!
どうしてこんなところから!?
「あれ? あれっ? なんで!?」
噴き出しているのも構わずに、ヨシユキはその出口を撫で回す。
「やぁんっ! 出てるって! 出てるのにぃ……」
尿を掛けるどころか、自ら触れにくるなんて!
上からでは見えない本人には、何が起きているかも判らない。
ただ……
弟の指はこんなに優しいのに、そこはあまりにむず痒く、ガクン、ガクンと力が抜けてしまう。
でも、少なくとも、やめて欲しくはない。
もっと、もっと、そこを撫でてもらいたい。
できれば、もうちょっと手前の方――弟の言うところの、女の子のチンチンを。
不思議そうに捏ね混ぜる指は、疑問の答えを探している。
「出るならこっちの穴か……こっちのチンチンみたいなところだと思ったのに……」
おかしいなぁ……とクリクリいじり回したことで――ついに彼女は限界を超えた。
「あ、あ、はぁぁぁぁぁぁんっ❤」
「お姉ちゃん!?」
突然ガクリと膝を突き、ミカは弟にしなだれ掛かる。
垂れ流したものもそのままに。
「はぁ……あぁ……はぁ……」
息を荒くしている姉に、ヨシユキは心配して声をかける。
「大丈夫? のぼせちゃったの?」
まだお湯にすら浸かっていないのだが。
「わ、わかんない……でも……すっごく、気持ち良かったの……❤」
ならいいか、と彼は一先ず安心する。
それで、ふたりの身体を洗い流そうと、シャワーのカランに手を伸ばした。
だが、最初から適温で降り注ぐことはない。
「うわっ!」
「冷たっ!」
悲鳴は上がるが、ふたりはすっかりもつれ込んでいる。
逃げることもできずに、しっかりと抱き合い、人肌で温め合っていた。
次第に湯温も上がってきたところで……姉も気づく。
「……あれ? コレ、チンチン?」
さっきからお腹に妙なモノが当たっている感覚はあった。
とはいえ、それが何かは判らない。
が、身体の位置関係から推測すると……そこは、弟の股間に該当しそうな気がする。
それで身を起こしてその目で確認すると――これに一番驚いたのは、当の本人だった。
「あ、あれ? チンチンが……アレ……?」
普段見る、プニプニプラプラとしたものではない。
硬くまっすぐで……それに、一回り大きくなっている気もする。
「男の子って、チンチンに力入れるとこうなるの?」
「入れてないし……うぅ……何だかヒクヒクする……」
馴染みのない感覚に、ヨシユキは病気を疑い始めていた。
しかし、女の子には――元々見慣れぬモノだからか、この変化による深刻さは伝わらない。
「ねぇ、コレ、中から出たがってるみたいだよ」
筒状の皮の内側にピンクのモノが覗いており、それが中途半端に出かかっている――女の子には、そう見えた。
試しにゆっくりと……持ち主の様子を覗いながら、ちょっとずつ、引き下げていくと……
「ん、ん……ん……」
「痛くない?」
「んー……何か、スースーする」
その感覚は、姉にもよく判る。
きっと、先程自分が割れ目を広げられた時と同じ。
だからきっと、弟も気持ちいいのだろう――ミカは、いけるところまで引き下げ、左手で戻らないように押さえた。
きっとこの中は、私と同じようなハズ。ならば、あまり強くしてはいけない。空いた右手で、チョンチョンと
「んっ、んん……ん……❤」
「気持ちいいんでしょ? もっと欲しいんでしょ?」
恥ずかしいところを触られて、そんなことは言いづらい。
でも、自分も触ってたし。
なにより、大好きなお姉ちゃんだし。
だから、隠すことなく――
「……うん」
小さいけれど、確かな答え。だから、ミカもそれに応えたい。
どこが一番いいのかわからないけど、ツンツン、ツンツンと丁寧に押していく。
ただ、それ以前にわからないことがある。
「どうして、いきなりこうなっちゃったんだろうね?」
「うーん……なんでだろ……」
これでは、トイレだってしづらそうだ。
形を変える意味などまったくない。
意味など、なさそうなのだけど。
男子の股間をマジマジと観察するミカは、ふとジグソーパズルを思い出した。
まっすぐに飛び出したチンチンは、まるでピースの突き出した部分みたい。
だとすると、ポコンとハマる窪みがあるはず。
そして、それは、さっきヨシユキから教えてもらった。
自分でも知らなかったところに空いている穴を。
何のためにあるのか、自分でも知らない。
でも、女の自分にしかないものだから。
そこに合うかどうかはわからない。
でも……入れてみたい、ような気はする。
せっかく、こんな形に変わったのだから。
ヨシユキの――大好きな弟の、チンチンだから。
「ねぇ……私のお股の穴、どのくらいだった? 例えば、そのー……このチンチンと同じくらい、とか」
「え、えーと……うーん……?」
ヨシユキは改めてそこに指を当てる。柔らかそうな部分は避けて、硬い縁に沿って。
その度に……姉は思う。
入れたい。
もっと奥の方まで、触れてみて欲しい。
自分で――ではなく、ヨシユキに。
だから。
「入るよ。うん、きっと入る」
そう姉は事を急くが――弟は、ちょっと小さいのでは、と案じていた。
でも、こうして力強く乗り上げてこられては、止めるに止めづらい。
おしっこのところと、おしっこのところを。
一緒に気持ち良くなれるところを。
擦り合わせたら、どんなに気持ち良くなれるのか……
男の子にとっても、女の子にとっても、興味は尽きない。
尿まで浴びせてしまったのだ。いまさら汚いなどというつもりもない。
見慣れぬ男の子の部分を、女の子は恥じらうことなく摘み取る。
そこは自分に無いだけに、まるで昆虫でも捕まえたようだ。
しかし、そこは確かに弟の一部。
弟から生えている、身体の一部。
こうしてプニプニと力を込めれば――
「んっ、ん……ん……っ」
ヨシユキは嬉しそうな声を漏らしてくれる。
男の子の特別なところを自分が支配している悦び。
そしてそれを、女の子の特別なところへと
本能に、導かれるように――
「んんっ!?」
私……思ったより、小さいかも……!?
それでも、いまさら止められない。
欲しているのがもっと奥だと、自分でも分かっているから。
「お、お姉ちゃん……?」
姉が無理をしているのは、弟の目にも明らかである。
いまにも泣き出しそうなほどツラそうなのに……腰を落とすことをやめようとしない。
「もう少し……もう少し行けそうだから……!」
痛いといえば、痛いのだけど。
我慢できるといえば、我慢もできる。
ズ、ズ、ズ、とちょっとずつなら。
もうちょっと、もうちょっと、もうちょっとだけ……
その繰り返しは、ついに彼女をそこへと導いた。
「あっ、はぁ……っ!」
やった……! 私……やったんだ……!
ヨシユキのチンチンを……全部……飲み込んじゃった……!
それは、達成感、そして、征服感。
弟の男の子のシンボルを、自分の女の子の中に収めてしまった!
しかし、自分のことで精一杯だったので……ここでようやく相手のことを思い出す。
「あ……ヨシユキは大丈夫?」
などと訊く必要はなさそうだ。
蕩けるような笑顔は、一目瞭然。
「お、お……おねーちゃん……おねーちゃぁん……❤」
ヒクヒクと痙攣させているのがお腹だけでないことは、ミカにも判っている。
何しろ、自分の中で、ヒクヒクヒクと男の子を膨らませているのだから。
「凄いね……私たち、凄いことしてるよ……♪」
未だ、股間は痛む。それでも、弟に気遣わせないように。
少しずつ身体を倒しながら――せっかく入れたところが、抜けないように気をつけて。
ふたりは、胸と胸をピタリと寄せ合う。
間近で顔を合わせたら――自然と唇が欲しくなった。
キスなら、これまで何度もしている。
ちゅっちゅ、と
キスどころか、唇を咥えこんで。
その柔らかさを、舌で味わって。
食べられてしまうのではないか……とヨシユキは不安になるも、歯を当てられなければ痛いことはない。
だから、弟も同じように、姉の唇に食らいつく。
それはいつしか、舌同士の絡み合いに。
「んっ、あふっ、ん、ん……」
それを意識したつもりはなかったが、こうなることは必然だった。
気持ち悪いとか、そんなことも思わない。
何故なら、お互いドキドキしてくるから。
唇を合わせた延長線で舌を合わせても――そこに大した違いはないのだろう。
そんな言い訳を考えながら。
はむはむと互いの舌を食み合うと、弟が膨らみ、姉が窄む。
それで、ミカは理解した。自分が欲しているのが何なのか。
あまり激しく揺すらないよう気をつけつつ……静かに重さを掛けてみる。
「はっ、あぁんっ」
舌先同士を触れ合わせながら、熱い吐息が弟の口周りを撫でていった。
少し動いてみたものの、どうやら中は無事らしい。弟の先端をグリグリとめり込ませても、痛いどころか――嬉しくなってくる。
「お、お姉ちゃん……?」
苦しいのか、苦しくないのか――ヨシユキには判断できない。
だから、上でモジモジしている彼女に任せることにした。
本当はもっと激しく腰を揺すりたいところではあるけれど……それをしたら、痛いかもしれない。
実際、彼女にとってこれで充分だった。
小刻みに、一番深いところを揉み解すだけで。
「あっ、あんっ、はぁんっ、あぁぁぁぁ❤」
どこまで気持ち良くなれるのだろう。
このまま気持ちよくなりすぎたら……どうなってしまうんだろう。
彼女は一度、限界を超えている。
痛みに耐えて――無理だと思えることを達成していた。
ならば、今度も。
いけるところまで、いってみたい!
「ヨシユキっ、ヨシユキ……お姉ちゃん、気持ち良くて、気持ち良くて、気持ち良くってぇぇぇ……❤❤❤」
これ以上は……もう、もう……っ!
ピクンッ
どうやらここが終着点らしい。
お腹に溜め込んでいた快感が一気に漏れ出した。
「あ、あっ……あぁ……あぁぁ……❤」
全身が……おかしい……
ぐったりと弟の胸にしなだれて……そこに幸せを感じてしまう。
だから、もう一度キスを求めた。
奪うように。有無を言わさず。
それは先程と同じように、舌と舌で味わわせて。
こんなに楽しいことならば、毎日でも抱き合いたい――
ミカも、ヨシユキも、この新しい遊びの虜になっていた。
これからは一緒にお風呂に入ろうね、と約束を交わして。
ふたりは、今までよりもっと仲良くなれた気がする。
が、母親に話したところ、めちゃくちゃ怒られた。