ららマジの結菜先輩がリョナられる話。
大切なものを守りたい……。そのために少女は、禁断の契約を交わした。
だが、代償として異形の怪物に自らの身体を捧げた結果、彼女の魂は闇へと堕ちていく……。
ここは夢世界、ノイズたちが少女の心を貪る、悪夢の檻。呪いに掛かった者を苦しませるために生み出された、拷問空間である。
器楽部員の一人、神代結菜は今宵もまた、ノイズたちによる責め苦を受けていた。
「ハア……ハア……これで、もう満足でしょう……いい加減に解放してください……」
人間の言葉が通じるはずもない相手に、嘆願の言葉を漏らしてしまう。夢の中、毎晩のように彼女は、その身をノイズ達に捧げている。今日で一体何日目だろうか。
もし、その身を自分に任せるのなら、救いを守り、傷を抉ることはしない。それが、結菜とディスコードの結んだ契約だった。器楽部は自分に救いをくれた場所、今度は私が部員たちを救う番だ。そのためにも、あの日の記憶を失うわけにはいかない。だから、彼女は、ディスコードの提案に応じた。
もっとも、邪悪なディスコードとの契約が対等であるハズなど無かったのだが。
「嫌ああああああ!やめてええええ!」
触手に身体をまさぐられる気持ち悪さに、結菜は悲鳴を上げた。新たに生み出された無数のノイズ達が、追い打ちをかけるように、彼女に迫ってくる。
ディスコードは、結菜の心を貪ることだけが目的だ。ノイズたちを仕向け、無慈悲にも、彼女の身体を犯し続ける。異形の怪物のヌメヌメとした触手が、結菜の裸体を蹂躙していく。
「そっ、そこはダメええええええええ!」
ノイズたちは、手足を拘束され、動けない結奈の全身を味わい尽くす。髪も、顔も、胸も、尻も、全て怪物たちに、汚されていく。
彼女は今や、ノイズの欲望を満たすための肉人形なのだ。
「ハアハア……お腹が痛い……」
妊娠という言葉が、結菜の頭をよぎる。思えばここ最近は、毎日のように陵辱されていた。化け物の子を孕み、出産させられる。夢の中での、出来事とは言え、それはあまりにも絶望的だった。
「ああああああああ!身体が!身体がああああ、ああ!」
鈍い痛みが、結菜の全身を駆け巡る。彼女の絶望を糧として、新たなノイズが誕生しようとしているのだ。彼女の目からは、一筋の涙が溢れた。
「ああああああああああああああああ!」
痛みと気持ち悪さに、絶叫する結奈。彼女の身体から、無数のノイズが生み出されていく。
ノイズと契約なんかしなければ、器楽部を救いたいだなんて思わなければ、そもそも器楽部なんかに入らなければ……。あの日の真実を明らかにして、部員たちを救えるなら、自分の身はどうなってもいい。そう覚悟していたはずの、結菜の心が揺らぎ始めていた。
怒り、憎しみ、後悔……。沸き起こり始めた負の感情は、また新たなノイズを生み出す糧となる。
器楽部を守りたいと願った、少女の魂が、徐々に闇へと堕ちていく。ディスコードは、その様子を楽しむかのように、じっと眺めていた。
ここは夢世界、ノイズたちが少女の心を貪る、悪夢の檻。絶望の底に沈む彼女は、自らの決意を悔やみながら、遠い夜明けを待つのであった。