https://novel.syosetu.org/135158/
のえろい夢についての話。
セッシーあれよね。マゾよね。本人否定するだろうけど一夏との訓練で違う意味で興奮してたんじゃないのかなとかいろいろ考えながら書けちゃったから投稿しておきます。夢だからご都合主義の塊だから色々気にしてはいけない。
夢オチなので続きを期待してはいけない(戒め)
元男の沽券というものは持っているつもりではあったと元男の少女はその夢について思い出していた。
「はっ……!?」
金糸を腰まで垂らした少女が布団の中で目を覚ました。垂れがちな目は深く澄んだ青であり、傷ひとつない白磁の肌をしていた。レースのついた薄い純白のランジェリーがその身を飾っている。丈の短く肌色の透けるネグリジェを引っ掛けていて、その肩紐もずれてしまっていた。純白のバラを彩った髪飾りがブロンドをよく際立たせていた。
少女は部屋に設置されていた姿鏡を見ると、自分の体を確認する。足を折り、身を乗り出すような姿勢をとってみる。
「あら? この格好どこかで……そうですわ! あのフィギュアの下着ですわ! ……買った覚えはありませんけれど……」
少女はまったく状況が飲み込めないのか、あたりを見回している。イギリスの自分のお屋敷の一室のように思えるが、はて、いつの間に移動したのだろうという疑問があった。確か日本にいたはずなのに、と。それに屋敷とはいっても物音一つしない。
少女は恐る恐ると言った様子で室内靴を両足に引っ掛けると、天幕付きベッドから出ようとした。
「きゃっ!?」
突如背後から抱きすくめられて悲鳴を上げる。逞しい腕が己を拘束し、引っ張っている。誰が? どんな目的で? そもそもここはどこでいつなのか? それすらわからないまま、腕の中で強引に向きを変えてみる。
半裸の織斑一夏がそこにいた。
織斑一夏に抱きしめられていることで、少女の額が真っ赤に染まった。
「い、い、一夏さん!? ここは一体………?」
「いかないでくれ」
「へ?」
「一人にしないでくれ」
一夏の懇願にも似た声に少女―――セシリア・オルコットが固まったが、ややあって柔和な笑みを浮かべた。
「わたくしはどこにも行きませんわ。いつだって、その…………一夏さん、ここは一体どこなのでしょうか。わたくしの部屋に似ているような……」
「そんなことどうでもいいだろ」
少女がドギマギして視線を逸らした瞬間、一夏が強引に唇を塞いでいた。顎を指で持ち上げ、覆いかぶさるように口付ける。
「んにゅぅ……!? ん、ふあっ」
理解不能の状況だった。頭にもやがかかったようにはっきりせず、一夏との関係がここまで進んだとも思えず、けれど唇を吸う感覚は本物で、体の内側が渦を巻き始めた。
セシリアが抵抗するべく一夏の肩に手をあてがっていたが、徐々に力が抜けてなすがままにされる。口内で唾液が攪拌され、二人の接触によってシーツに伝い始めた。
「はぁっ……はぁっ……」
ようやく口が離れたが、呼吸も忘れていたのかセシリアは息も絶え絶えだった。
一夏が無言でベッドの上に押し倒すと、耳元に口付けて、キスの嵐を首元から鎖骨へと走らせていく。
「ひあ、ン……!? い、いちかさん! わたくしたちはまだお付き合いもですね!?」
「だめか?」
捨てられた子犬のような声で一夏が問いかけると、セシリアは目を見開いて口をパクパクさせるしかなかった。
一夏の手が胸元に達する。
「……ンッ!」
ランジェリーは触れば感触さえないほどの薄さで、指先が胸を掴み取る感覚全てを伝えてくる。触られただけで広がる甘美な感覚にセシリアはしばし悶絶した。
一夏が無遠慮にセシリアの頬にキスをすると、また口付ける。髪の毛を撫でながら耳元をくすぐり、首筋を撫で上げつつ胸元に指先を埋没させて、下着越しにじれったい愛撫を繰り返す。すとんと膝を落として両足に割って入ると、体を密着させていった。
一夏が肩紐に手をかけると、するりと落とした。ランジェリーの前紐を引くと、たわわに実った丘陵がさらけ出される。鎖骨から連なる曲線は官能的に、匂い立つようであり、つんと立った先端は綺麗な桜色をしていた。
「大きいな」
「あまり見ないでくださいまし……」
「触るぞ」
端的な物言いにセシリアはノウとは言わず、素直に頷いて両手をシーツにかけた。
一夏が両手で胸元を掴むと揉み始めた。下から、上から、撫でるように押しつぶしながら。
セシリアは唇をかみ締めて声をこらえようとしていた。
「――――ふっ ぅぅぅ……はぁっ、っあ……」
「声を聞かせてほしい」
「えっ………しかし……んむっ」
セシリアの口が塞がれる。舌を舌で絡めるとろけるようなキスに、声をこらえようなどという努力が吹っ飛ぶ。強く振舞っていたセシリアが目を閉じてキスを受け入れている。ぜいぜいと荒い吐息を時折口から漏らしつつ、また口付けをしては身を任せている。
一夏が口を離すと、胸元に顔をうずめた。チュ、というリップノイズを上げながら先端を舌で突き弄くる。
「んふふふ……赤ん坊のようですわね」
「そうか。なら赤ん坊がしないことをしようか」
らしくもない言い回しにセシリアはずるいですわと呟きながら一夏を見つめていた。
一夏が顔を離すと、また唇に唇を付ける。キスという行為にセシリアはすっかり魅せられているようで、うっとりとしていた。唇が離れると、二人の間に唾液の橋がかかった。
一夏が上体を起こすと、手が緩やかに下腹部へと伸びる。よく鍛えられたしなやかな腹筋を撫でつつ、指先を熱気の篭った白いショーツの中へと滑り込もうとする。セシリアの手が緩やかに手を押さえ込んでいた。
「………!」
涙目のセシリアが首を振っていた。一夏が小首をかしげる仕草をすると、おずおずと手を離す。
指先が忍び込んだ先はしっとりと塗れた亀裂だった。処理するのが当たり前の文化圏出身なせいだろうか、指にかかる抵抗のうち体毛はなかった。中指はしとどに濡れた箇所に到達していた。セシリアが甘い吐息を漏らすのが合図になったかのように、指先が水気を潤滑油に愛撫を始める。入り口を撫でる。突く。浅い箇所に潜り込んでほぐす。
「ひぁっ! あっ、ぁぁぁあああ……あんっ! ……一夏さん、指先がえっちですわ……」
「少し触っただけなのにもう濡れている。普段からこうしてるのか?」
一夏からの問いかけに、セシリアは耐え切れないとばかりに枕を引き寄せてくると顔の半分を隠した。丁度目と真っ赤な額が出る格好になった。
「……一夏さん。レディははしたないことを言わないものでしてよ?」
「言わないなら言ってもらおうか」
「ふふ。尋問ですの?」
「さあな。で、どうなんだ」
「………」
セシリアがだんまりを決め込もうとしているのを知ったか、一夏は指先を濡れた亀裂へと侵入させ始めた。
「ふぅぅぅっ……!」
「痛くなさそうだな」
「……っん、ふぁっ! こうされることを想像して……そ、その……一日、シたり………して、慣れてしまっているというか……疲れてぐったりしたり……シャルロットさんが来てからはできなくなっちゃいましたけど」
セシリアが目元も枕で隠しながらぶつぶつと懺悔する。個室ということもありたまっているあれこれとした欲求を発散させるのに“いろいろと”していることについて語る。
「セシリアはエロい子だな」
「~~~~~~~~~!! 誰のせいでこうなったと思っておりますッ んっ、ん、ゃぁあン!?」
指先が潜り込むと、内部を擦り上げる。指がいつの間にか二本に増えていて、セシリアは枕に顔を隠したまま嬌声を上げて両足をよじらせた。背筋がピンと張っていたかと思えば、ピクンと震えながら平静を取り戻した。
「はぁっ……イヂワル、ですわ、一夏さん」
「性分だからな」
一夏がズボンの膨らみをセシリアの腹の辺りに押し付けていた。布越しにでも形状がはっきりと確認できるそれは、脈拍に合わせて上下に揺れ動いていた。
セシリアが枕を押しやると、手を一夏の股間に伸ばしていき、触れた。当の本人は唾液が伝っているわ、涙が滲んでいるわ、頬は真っ赤でりんごのようだわ、本人に見せたら悶死しかねない痴態だった。
「大きい………散々わたくしに触れたのですから、一夏さんのも触れさせてくださる? フェアじゃないですもの!」
「頼む」
「えっと………脱がしますわね」
セシリアはズボンのベルトをしゅるりと緩めつつ、ゆるやかに肢体を起こして四つんばいになった。膝立ちしている一夏の前に屈みこむ。ズボンを下ろして、パンツもずらしていく。ぶるんと音を立てそうな勢いで男性自身が跳ね上がると、頬に打ち付けた。
セシリアは吐息を荒くしながら髪の毛を指で掬って耳にかけると、先端に口を付けた。
「あぁ……すごいですわ……」
脳内では以前の自分よりすごいぜとか元男性特有の思考が渦巻いていたとか、渦巻いてなかったとか。元男性であるからに、気持ちよくさせる方法はある意味で経験済みである。指で表面を包んでしごき、舌を這わせて唾液をまぶしていく。上下にしごきそそり立たせると、ためらいがちに口に含んで舌を使う。
「チュッ。ん、ぁ、んっ……どうですか? ……んんん……んは、じゅる……つぎは、こうして……」
セシリアが一夏のものを飲み込んでいく。咽そうになりながらも涙目で口の中に太く逞しい血管走るそれを頬張っていくと、口という管の中で上下前後させて射精を誘う。四つんばいであるためか、本能的なものか、肉の乗った臀部が突き出されていて、誘うように左右に振られている。
「くぅっ……」
一夏がセシリアの頭に手を置くと、快楽に表情を歪める。
セシリアが口を離すと、蠱惑的な笑みを口の端に乗せた。人差し指を振る様は年齢に相応しくない妖艶なものだった。
「お、あ、ず、け、ですわ、一夏さん。シたいなら、こっちがさきですのもの。ね」
セリフは優位性を誇張するかのようなものだったが、肝心の顔は真っ赤に染まっていて説得力の欠片もなかった。
セシリアは自ら背後に倒れると、最後の障壁を自らずらして示す。白いショーツはまたぐらが濡れて甘ったるい女性の臭気を放っていた。
一夏が下着に手をかけると、ずらしていく。桜色を宿した亀裂が期待に震えているのがさらけ出される。圧し掛かっていくと、セシリアの二の足が一夏の腰を両側から押さえ込むように移動し、二の腕が肩にかかっていた。赤黒い剛直がセシリアの腹の上で跳ねていた。
「――――ッ ひあああぁぁぁっ! あっ……!」
ゆっくりと二人が接近していく。ぴとりとあてがわれた次の瞬間、二人の部分が繋がった。
セシリアは、涙を流しながら首を振って初めて受け入れるものの異物感に悲鳴を上げていた。鮮血が滴りシーツを彩っていた。
「痛くないか?」
「痛いですけれど………ああ、もうっ! 女性に言わせるつもりなのですのっ!」
「すまない。動くぞ」
セシリアが頷いた。一夏がセシリアを抱きしめながらピストン運動を始める。
「っつぅぅぅッぐっ……! 痛ッ……」
「大丈夫か。余り動かない方がいいのではないか」
悲鳴を上げるセシリアに一夏が動きを止めかけたが、すぐセシリアが首を振った。顔は上気していて、目が蕩けきっていた。
「痛いのが好き、一夏さんが好きぃぃ……もっと強く、もっと激しくしてください!」
「っ、知らないぞ!」
「ごめんなひゃっ あ! セシリアはわるい子ですからッ……つよくして、しかってください!」
一夏がセシリアの腰を抱え込むようにすると、容赦なく突き入れ始めた。
潜在的に被虐気質があったのかアドレナリンの成せる技か、一夏が強く胸に抱いて抽送運動を始めると、つい今しがたまで生娘だったとは思えぬ淫らな緩みきった表情を浮かべていた。
内部は収縮し、弛緩し、男のものをリズミカルに締め上げては愛液で精を受け取らんと酔いしれていた。結合部は血液と愛液と空気の入り混じった粘着質が滴っていて、ぬらぬらと光っていた。
「ふあぁぁぁぁっ! 一夏さん、わたくしは気持ちいですか? わたくしは、んっ、ッあ、~~~~!」
「ああ!」
セシリアの肢体がぎゅっと窄まると、痙攣した。吐息が一瞬リズムを乱した。
まさか二度目の絶頂に至っているなど思いもしない一夏は要求通りに、そして自分の欲求通りに男性で奥を突きえぐっていく。
「――――クッ」
「~~~~~~ぅ ぅ、あっあぅぅぅ! ふぅぅぅ!」
どくんどくんと数度によって精が体内でぶちまけられる。
一夏が額に汗を浮かべてセシリアの腰に自身をねじ込むと、最後の一滴まで搾り出していく。我慢ならないと言わんばかりに重力に逆らい形状を保っている胸元を掴み上げると、先端をこねくり回しながら腰を使っていた。
セシリアは目の前の男が普段は見せない表情を浮かべていることへの満足感か否か、あるいはただ単に顔に見入っているだけか、ただでさえ垂れがちな目をますます垂れさせて、犬のように舌を覗かせて絶頂にひたっていた。
「はぁっ、はぁっ………これが女か」
「はぁ……んっ、もう離れてしまいますの……?」
一夏が腰を浮かせると、セシリアから自身を離す。ぬらりとした感触と共に剛直が引き抜かれ、糸が滴り落ちる。
自分から離れる一夏をセシリアは切なそうに見ていた。よろめきながら腰を上げると、何を思ったのか四つんばいのまま背後を向いた。白く形のいい尻が一夏を誘い左右に揺れている。セシリアが振り返ると、こくんと頷いた。
精を放ち萎えていた一夏の陰茎が力を取り戻す。女を孕ませようと上を向いた。一夏がその背後につけると、まさしくけだもののように一息に挿入した。
「んく――――くふ、ぁふぅ、ぅぅぅぅンッ!!」
「動くぞ」
背後からすなわち後背位での行為。より獣がやるに近い体勢は、相手の姿が見えないという欠点があるものの、マゾ気質があるらしいセシリアには逆効果に働く。見えない状態で犯されていることへの愉悦。まだ慣れない体がしきりに苦痛を訴えているのも快楽にしかならなかった。
行為が再び始まった。
「ひぐっ! あぅ……ッ! ……!! 胸、じんじんします! ふぁぁぁっ!」
「こういうのが好きとは意外だったな!」
セシリアは一夏が乳首を痛いほど抓り上げながら犬のように腰を振るのに嬌声を迸らせていた。腰が尻に打ちつけると、反動で豊かな胸元がたぷんと揺れる。
「ん、ふぁっ、すきぃぃ、一夏さんすきです、えっちなセシリアでごめんなさいぃぃ! もっと、いぢめてください!」
「だったらこうしてみるか!?」
一夏が声の調子を変えた。もとい、興奮して変わったと言うべきか。セシリアの胸から手を離すと、尻をむんずと掴み上げて指をねじ込む。肌に赤い痕跡が残るほど揉まれてもセシリアは目に歓喜を浮かべて髪の毛を振り乱していた。
「ひゃん♪ 叩いてもいいですわよっ! ん、ンンっ! あっああっ!」
一夏の手がためらいがちに尻に叩きつけられる。加減しているのが明らかだったが、セシリアは上半身をかくんと負って胸元をシーツにこすり付けて尻を高く掲げた姿勢を取ってしまっていた。
「きもち、ぃッ、はァっあんっ! おく、なかに出してください、んっふあっ!」
「ああ!」
一夏がセシリアの内側へと、最奥へと自分を突き立てては引き抜きを繰り返し、精を放とうとする衝動そのままに動き続ける。
なすがままにされているセシリアは征服される悦びに歓喜を浮かべていた。口元はだらしなく開いていて、シーツに涎の染みを付けていた。
「はんっ! あっ、あ、あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっっッ!!」
目の前が白くなっていく。強烈な快楽に脳を焼かれたが如く――。
ぷつんと夢が去っていくと、現実が帰ってきた。
「………」
セシリアは淫らな行為が実は夢であることを、見知った天井が目の前に広がっていることを認識していた。
最高にして最悪の目覚めだった。自分自身の欲求不満が溜まっているのは理解していたが、まさか性行為に及ぶ夢を見るなどとは。現実としてやってみたい気持ちは強いのだが、それが夢ならばむなしいだけである。
「はぁ。なんて愚かな………しかもこの有様って……呆れ返りますわね」
セシリアは布団を捲ると、自分の下腹部に違和感を覚えてネグリジェを捲って中を覗き込み、重いため息を吐きながら頭を抱えていた。
とりあえずシャワーを浴びるべく姿勢を起こすと、すやすやと眠っているルームメイトを起こさないように着替えを取りに箪笥へと歩み寄って行ったのだった。洗濯物に気が付かれないようにべとべとになった下着を紛れ込ますにはどうすればいいか頭を悩ませながら。
以上! 終わり! 閉廷!