その最中の出来ごとという設定の二次創作になります。
猟奇行為・性的暴力に関する描写が多分に含まれます。
閲覧の際は注意して下さい。
そういった表現が苦手な方は閲覧を避けることを推奨します。
なおグロテスクな描写については(R-18G↓)(R-18G↑)という記載の間が主となります、
陵辱描写のみをお望みの方はそちらを飛ばしての閲覧を推奨します。
――それは悪夢。
まだ彼女が冒険を夢見て旅立って間もなかった頃、
まだ闇を恐れることを知らなかった純真だった頃、
その希望に満ちた明日が唐突に断絶するという現実を見せつけられ、味わわされた悪夢。
彼女が身に刻まれ、今でも忘れることはできない悪夢の光景だ。
----------------(R-18G↓)--------------------
「いっぎゃあ゛ぁぁぁぁッ!?」
饐えた異臭漂う、暗く澱んで湿った不愉快な洞窟の空気。
それを震わせて悲痛な絶叫が響き渡る……その声の元には女。
緑の小汚い矮躯の怪物……ゴブリンという小鬼に組み敷かれた若い女の悲鳴だった。
「っ―――!」
悲痛な声と同時に汚臭に混じって漂う人の焼ける異臭――
その臭気で鼻孔を刺激され、湧き上がった胃からの酸味を堪える神官の娘。
悪意も暴力も遠ざけられた神の家の仔羊として育った身には、あまりにおぞましき情景だ。
「あ゛っ……あがぁっ!?」
ベリ、と怖気を覚える剥離音を立て女の乳房から剥がされる松明の炎。
女は騎士の家系だという剣士職の冒険者で……共にこの洞窟に小鬼退治のため訪れた仲間だ。
その証である剣は折られ、鎧も剥がされて裂かれた着衣から裸身を――
柔らかな乳房を剥き出しにされて陵辱と加虐を施されている最中だった。
「殺して、やる……下種な下等生物め、絶対に……げほぉぉッ!?」
痛々しい焼痕をたわわな乳肉の白い肌に刻みこまれてなお、気丈に小鬼を睨む女。
萎えぬ気勢が癇に障ったか、小鬼の薄汚れた足裏により白い腹部が乱雑に踏みつけられる。
引き締まった胴を内部の臓腑ごと拉げられ、内容物を逆流させる女を嘲笑う小鬼達。
神官の娘は女の自制を望みつつも、声を発せば小鬼の暴力を受けるため制止すらもできない。
「gob!gob!」
「……っ!やめろ、汚らわしいものを近づけるな!!」
その内――小鬼の一匹が嗜虐心より優先すべきものができたのか、下穿きを下ろす。
洗うことすらせぬ汚れた異臭漂う充血した肉棒、それを女の鼻先に突き出す小鬼。
不衛生な小鬼の手指が抗う女を押さえつけ、無理やり口腔を割り開かせた。
そう言った性行為があることすら知らぬ女の唇に小鬼が肉竿を捻じ込み――
「gob――!?!?」
「う゛……ぺっ!げほっ……はは、ザマを見ろ……!」
血まみれの女の口舌が肉の塊――食い千切られた小鬼の陰茎を吐いて捨てた。
絶叫をあげて蹲り、股間を押さえた小鬼の両手から鮮血が溢れ零れる様を嘲る女。
せめてもの復讐に満足する女とは逆、次に起こる惨劇の予感に神官の娘の身が竦む。
「駄目です!やめて……あぐっ!!」
「gob――gobgob!!」
「うぐっ、げほっ……がはっ!!」
我を忘れて叫んだ神官の娘を、押さえ付けていた小鬼が打ち据えた。
揺れる視界の先――獲物の生意気な抵抗に激昂したらしい小鬼達が女に殴打を加える。
殺害すら厭っていないだろう加減のない暴力に身を血に染め、赤い反吐を吐き苦悶する女。
「gobgobgobgobgobgobgob―――!」
鮮血溢れる股を押さえた小鬼が苦痛に震え憎悪に満ちた怒声を放ち、仲間の小鬼達が口角を釣り上げる。
都合のいい時だけ浮かぶ仲間意識に動かされた小鬼達が報復のため持ち出したのは、長棒。
先端を錐状に乱雑に削り尖らせた粗末な槍――それを、女の臀部に向け押し当てる。
「げほっ、ごほ……おい、なんだそれは!やめろっ、なにを――!」
「あ、あ――やめてっ、あぐっ!?」
女が臀部を宙に向けさせられ羞恥を覚えたのも刹那、すぐさま顔色は血の気を失った。
不浄の穴に押し当てられる木槍の荒削りな感触と恐怖にその声が引き攣る。
神官の娘はねじ伏せられる痛みも忘れて懇願し――だが何者もその祈りを聞き届けはしなかった。
「あ、あぁっ……ぎっ、あ゛!があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?」
「いや……いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
女の悲痛な絶叫に混じり、神官の娘は確かに生身が引き裂かれる異音を聞いた気がした。
小鬼の手で突き込まれた木槍は女の尻を鮮血で染めながら体内に沈んでいく。
体内に火球が生まれたのかの如く暴れもがく女をよってたかって押さえつける小鬼の群れ。
「あ゛ッッ、だじげっ……ぎっ、あがががっ!?あ゛……ぐげお゛ォォォォッ!?!?」
「ぁ……ぁ……」
地獄の窯が開いたとしか思えぬような凄惨な光景に神官の娘は呼吸すらできない。
人の物とは思えない慟哭を発して身を捩り、恥も外聞もなく悶絶する女。
理解し難い深さまで小鬼の持つ槍が女の臀部に埋もれ、堰を切った如く流血が溢れる。
「あぐぶっ、げふえ゛っ……が、あ゛!うげぶオ゛ッッ――――!?!?」
女が喉奥から血の塊を吐き出し、絶叫が水気を帯びて濁った――直後。
口腔を貫いて飛び出した血染めの槍先が宙を突き、ぐるりと女の眼球が白目を剥く。
悲鳴が突然に絶え、狂ったように引き攣らせていた四肢がぐたりと垂れさがった。
「べ……ぶ……ぉ……っ……」
「ぁ――。」
喉元からは呻きの如く血泡を弾けさせる音が響いているが、
それが生者のものではなく、ただ肺の中身が漏れているだけだと神官の娘は理解してしまう。
目の前の肌色の肉の塊が最早人間ではなくなったのだと――察して、声を失った。
「gob!gobgobgob!!」
丸焼きを見たことがあるのか――豚を焼くようなジェスチャーをする小鬼を、
串で貫かれた豚の如き有様で絶命した仲間であった女性のなれの果てを、
別世界の出来ごとのごとく茫然と、現実感の喪失した心持ちで見やる神官の娘。
「gob……gob!gob!」
騎士の女であった肉塊を貫いた槍ごと回そうとするが、手足が地面に当たり邪魔となっていた。
不機嫌げに鼻息を鳴らして赤錆びた鉈を抜いて振るい、肉塊の四肢の付け根へ叩きつける小鬼。
真似を始めた小鬼達が都合四匹、思い思いに四肢を削ぎ落しにかかる。
「……ぁ……」
程よく鍛えられた美しさを持っていた腕が脚が、血まみれで豊満な胴からもぎとられる。
無残な切断面を晒す血色を失った四肢を齧る小鬼達、それを凝視しながら神官の娘は股の温さに気付いた。
恐怖のあまり失禁していたのだろう、鉄錆臭いそれに混じって鼻に届く手洗い場のソレに似た異臭。
「gob!!」
「……いぎぃッ!?」
死してなお嬲られる仲間のなれの果てに気を奪われていた所に受けた横殴りの衝撃。
殴打されたらしい方に目を向ければ、血染めの緑の肉塊を握る小鬼がそこにいた。
股も同じく鮮血に汚れたその小鬼が何を言いたいのか暫し理解できず固まる、と。
「あぐう゛ッ……げほ、ごほっ!!」
「gobgobgob!!gob!!」
腹部を蹴り飛ばされる苦悶と吐き気に呻く神官の娘へ緑の肉を押しつける小鬼。
吐き気のする汚臭血臭のソレが千切れた小鬼の陰茎で、繋げろと言ってるのだとようやく理解する。
神官が、彼女と同じ服を着た者が癒しの力を行使した場を見たことがあったのだろうか。
「gob!」
「ひっ、う……いと慈悲深き至高神よ、どうかこの者の傷に……御手、を……」
逡巡する沈黙に激昂したのか粗雑な仕上がりの短剣を抜き、細首に押し当てる小鬼。
恐怖に突き動かされ、脅されるままに神官の娘は小鬼の股に詠唱する。
神聖な術を、穢れた存在の一際汚れた部分に――術を唱える脳裏に自責が渦巻く。
「gob……gob?」
詠唱がもつれ始めると、憤りの表情で背後を指さす小鬼。
肉塊から乳房を、眼球を抉って貪り咀嚼する小鬼達……その内一頭が頭部を棍棒で叩き割った。
拉げ潰れえ血にまみれた後頭部から零れた灰褐色の塊がニヤつく口元に収まり貪られる。
「う、あっ……御手を、お触れ……下さいっ!」
割れた頭から内容物の破片をボトボト零したまま何処かへ運ばれる肉塊。
その目玉を奪われた赤黒く鮮血の涙を流す双眸と目が合ってしまい喉が引き攣る。
ああなるか?と問われたような気がして、総毛だった神官の娘はついに術を行使してしまった。
「gob……gobgob!!」
「はぁ、はぁ……げう゛ぅッ!?」
暖かな聖光が汚らわしい肉片を股に繋げ、破断を癒してゆく。
信仰を裏切ってしまったような後ろめたさと術の消耗に震える神官の娘をまたも襲う衝撃。
殴打を加えた小鬼が「手間をかけさせるな」と言わんばかりに反吐を吐いた。
「至高神よ、どうか……ぎっ、い!?何、を……まさか!?ひっ……!」
「gob!gobgobgobgob!」
神への信仰を自ら穢したこと、無残な最期を遂げた仲間を弔えぬ無力。
弱々しく自らの罪を天へ懺悔しようとした神官の娘は喉に圧力を掛けられ呻いた。
股に癒しを受けたゴブリンは早速そこをそそり立たせ神官の着衣を剥ぎにかかっている。
「いやっ、いやぁぁぁっ……!!」
絹裂く音を立て僧衣が破断させられ、外気に晒される神官の娘の艶めかしい両腿。
それを力ずくで割り開かせた小鬼が治りたての器官を得意げに構えた。
取り乱し混乱する神官の娘の頭に治りたての傷に悪いという場違いな考えが浮かんだ……その時。
「え、あ……?」
その最中にふと鼻を突いた異臭、煮炊きの最中に落ちた一糸の毛髪が焦げた臭いを幾倍もしたような。
そこに脂が焦げる臭気の混じった空気の発生源が、いずこかに運ばれた肉塊の運搬先――
鮮血跡の断続した出口側からパチパチと何かを焼く音の元と一致することに気づく。
「あ、あぁぁぁぁぁッ!?」
異臭の元で何が行われているかを理解してしまい、背筋に怖気が奔る。
陵辱への恐怖が、家畜を絞める如く屠られた仲間の末路が、死後如何に扱われるかが――
全てこれから先の己自身に降りかかる出来事であるという答えに辿り着き慄く神官の娘。
「ひ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!いやっ、もういやぁぁぁぁ!!やだぁぁっ!!」
「gob……gob!?」
悲惨なな出来事の連続に磨り減っていた神官の娘の心中で、決定的な何かが切れる。
度重なる心身への負荷に極限を来たして恐慌状態に陥った本能、それが全身を突き動かした。
跳ね飛ばされた小鬼を背に這う如く必死で逃れようとした――その直後、奔る衝撃。
「gobgob!gobgobgob!!」
「げう"ッ、があ"ッ!?げほ、ごほっ……ひっ、があ"っ!?おえ"ぇっ……!」
定まらぬ足がもつれ、逃げ足の止まった所で小鬼が背を殴りつける。
痛みに竦む身、その鳩尾を激しく蹴り上げられ胃の内容物を吐き戻す神官の娘。
その間にも激昂した小鬼は荒々しく足を、棍棒を叩きつけ五体を蹂躙する。
「げほっ、ひゅ……かはっ、ぜえ……っ!は、ぁ……?」
「……gob」
狂乱による抵抗を暴力でねじ伏せると、何処かへ去る小鬼。
吐き気と苦痛に苛まれる神官の娘にはその意図を考える余裕もなく、荒く喘ぐ。
――それが、自身にとって光ある世界を歩める最期の機であったとも知らずに。
「gob、gob……!」
「え、あ……熱ッ、なに?あ、ひぃっ……やだやだや――」
竦む身を仰向けに蹴り転がされたと思えば馬乗りに腹へ載ってくる小鬼。
その手に松明が握られており、眩しさに目を眩ませたのも束の間のこと。
それが鼻先まで寄せられてなお止まらぬことに怯え逃れようとする神官の娘――だが。
「ぎ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!?!?」
赤い視界。水分の爆ぜる音。鼻孔を満たす異臭。熱を持った激痛。暗転。激痛。激痛。
割れるように揺れる鼓膜。耳触りな轟音が自分の悲鳴だと気付いて。激痛。焼ける肉の臭い。
股から飛沫く失禁の奔流。気にする余裕などない熱さと痛み。べり、と顔から何かが剥がれる。
「至高っ、至高神よぉぉぉッ……あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
頭蓋が割れそうな激痛の中、必死に神官の娘は天に懇願するも宿らぬ神の助け。
先の、小鬼の穢れた器官を癒やすために奇跡は使い果たされている。
その残酷な事実を理解することもなく必死に神に願い縋り――しかしそれはどこにも届かない。
----------------(R-18G↑)--------------------
「う、ぅぅ……至高神様ぁっ……」
鼓動の度に酷く痛む目元。頬を濡らす冷たさは今流しているものか、或いは正常であった双眸の遺品の涙か。
世界から光が消えたような、暗闇に閉ざされた世界で嗚咽する神官の娘。
松明の熱が除かれてなお痛切な熱さの残滓に苛まれ、苦悶しながら喘いでいた――その最中のことだった。
「――gob。」
「……あ?あぁ、いやぁぁっ……!」
視覚を奪われ、熱痛と不快な臭気に満ちた五感に継ぎ足される怖気の走る聴覚刺激。
のしかかってくる無遠慮な重みとそこから漂う薄汚れた吐息の臭気、
そして引き裂かれてしまっていた着衣からまろび出た両脚の付け根に生じる異物感に悲鳴が漏れる。
「そこはっ、いやぁ……誰か、誰か助け……~~~~~~~~~!!」
必死の懇願、しかしそれも空しく無慈悲に小鬼の腰が突き込まれる。何かが破断し、割り開かれる肉体。
激痛に両の瞼が勝手に見開かれようとし、焼け爛れた双眸までもが酷く痛んだ。
言葉にならぬ悲鳴を漏らす喉。苦痛、嫌悪、悲嘆、絶望……あらゆる負の感情が入り混じった叫び。
「gob!gobgob!!」
そこもまた焼け爛れているように熱く痛む秘部から溢れる温い液体――破瓜の血であろうものを見てか、
まるで「お前の初めての男は自分だ」とでも宣言するかのような声音の不快な鳴き声を小鬼が発する。
信じ難い、信じたくない――しかし確かにしかと感じる、胎を割り開き性器を伸張する異物感。
「あぁぁぁぁッ!至高神よ何故ですかぁっ、これも試練だとっ……こんな!いやぁぁぁぁッ!!」
豊穣神は処女性を絶対視する教義ではない。純潔を捧げると決めた相手がいる訳でもない。
しかし、こんな穴倉の奥底で冷たい土の上にて汚らわしい小鬼の不衛生な男根により破瓜を迎えるなどと。
年頃の乙女であった神官の娘にとって、如何な悪夢より絶望的なおぞましい初体験であった。
「gobgob!gobgob!gob!!」
「ひっぎい゛ぃぃッ!やめてっ!動かないでっ、汚らわしい……うぎッ、ぐぎぃッ!うっ、うぁぁぁっ!!」
散華の衝撃から立ち直れぬ神官の娘を顧みることなく腰を降り始める、彼女の身を男性器で貫いた小鬼。
肉槍がつい先ほどまで処女であった器官を容赦なく抉り抜き、奥へ奥へと掘削していく。
穢れを知らなかった女の部分に、醜悪な小鬼による凌辱を刻まれる苦痛が彼女の心を責め苛んだ。
「助けて、お願い……お願いしますっ!誰でもいいっ、誰でも……あ、ぁぁっ!助けてっ、助けてぇっ!」
どこに誰に懇願せど奇跡も救いの手も起こる事はない、絶望的な現実が神官の娘を侵す。
生殖器から清純さを奪って穢れを塗布するような、荒々しい腰の前後運動をひたすらに行う小鬼。
今や彼女は凌辱者に蹂躙される痛苦と穢れに怯えて童女の如く泣き叫ぶしかできない。
「gob……gobgob!!」
「いぎッ、あ゛、お゛ァッ……なに、なにを?ぎっ、あぐぅぅぅッ!」
徐々に荒い息遣いを上ずらせつつあった小鬼、その腰の動きが急激に速まる。
その意味を神官の娘は察することができない……理解しろという方が無理であったろう。
それが陵辱の終着点、女に支配の証を刻み込む汚辱に至る行動であるなどとは。
「gobgobgob……gob!!!!」
「ぎひっ、あがっ!やぁっ、なにっ!?いやぁぁっ、やだっ!やめてぇっ……!!」
しかして生物としての本能が、その行為がいかなるものかを脳内にあった知識と繋ぎ合わせる。
小鬼に囚われた女が辿るという残酷な結果、噂に聞いた――自らに降るとは考えもしなかった末路。
神官の娘は開かぬ双眸から涙を振りまいて必死で逃れようとする……あまりに無力で意味為さぬ抵抗であったが。
「gob―――――!!」
「あ、あああああああああッ……やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
ぶるり、と身震いした小鬼の肉竿が神官の娘の性器の奥で激しく脈動する。
直後、胎に生じた――粘つく液体が粘膜に浴びせかけられる感触。
その、嫌悪感に満ちた怖気を覚える出来ごとに神官の娘は悲痛な絶叫を上げた。
「あ、あぁぁぁぁっ!しゅ、よ……なぜです、こんな……あ、あ……いやぁぁぁぁっ、うぁっ!」
びゅるりびゅるり、小鬼の肉竿が震えるそのたびに性器の最奥から更に体の中枢側へ流れ込む不快感。
それが小鬼が仔を孕ます行為、小鬼に敗れた女が刻まれる悲惨な運命であると――
かつて他人事として捉えてしまっていた惨劇が自らに起きたと今更に理解し、神官の娘は弱々しく嗚咽する。
「なんで、わたし……こんな、あさにはふつうに……みんなが、ぼうけんして……え、あ?」
「……gob。」
絶望と後悔、困惑と悲嘆がない交ぜになった混沌とした思考の中で泣き咽ぶ神官の娘。
全てが夢であればと思う希望は両目と性器の灼けるような痛みが、胎の奥の不快な温さが否定している。
小鬼が腰を引き、ようやく終わるのだと慰めにもならぬ救いに僅か安堵し――
「gob……gobgob!!」
「ぐぎっ、あ゛……え!?あぐっ、おわりじゃ……あ゛ぁっ、やだ!もうやあ゛ぁぁぁぁッ!!」
腰を振る動きを再開した小鬼にしばし混乱して硬直し、意図を理解して驚愕する神官の娘。
――獣の中には繁殖を確たるものとするため交尾中に射精を繰り返す種が存在する。
凌辱の犠牲者たる彼女にとって不幸なことに、繁殖に数を重視する小鬼もその内の一種であった。
「ひぎゅっ、いぎゃう゛ッ……誰か、誰かっ!助けっ、ぎひッ……いや、もういやぁぁぁぁッ!!」
薄暗く湿った澱む空気漂う穴底に、悲痛な悲鳴が響き続ける。
その彼女に、救いの手が差し伸べられる様子は……未だ、ない。
――。
――――。
――――――。
「あ……う、ぁぁ……。」
それから、いかほど日数が経ったのか。
神官の娘であった小鬼達の性処理玩具は未だにその慰みを一身に浴びせられていた。
小鬼の一体が肛門から生殖器を引き抜かれる感覚に僅か呻きを漏らす彼女。
「――ぃ、ぁ……ぁ……」
打ち据えられ踏み躙られた神官の娘の心には今や、悲鳴を上げる余力すら残ってはいない。
盲いた双眸では伺えぬが、腫れ上がった性器と排泄器から粘つく汁が溢れ零れるのを亡羊と感じている。
犯される夢から覚めて凌辱されるような日々に、現実感すらも既に曖昧であった。
「っ、ぅ……」
肌身に爪牙が突きたてられ疵を刻まれるのも、性器に加え不浄や喉を犯されるのも痛くておぞましかった。
繰り返される内に泣き叫ぶこともなくなったが……慣れではなく、心身の摩耗で。
耐えがたく辛く痛く屈辱な筈なのに、それを表現する意思も力も湧いてはこない。
「――っ!」
他に囚われていた仲間の少女達の……そのあまりに悲痛な悲鳴が弱まり絶えてゆく日々も
小鬼達に口移しされる咀嚼された生焼けな不快感を覚える風味の肉の正体も、深く考える力は残ってなかった。
どくり、胎が重く疼くたび膨れ上がるこの恐ろしさだけには怯えずにいられなかったが。
「うごい、て……ぁ、ゃ……」
視界では伺えぬが元々人並み以上に発育していた乳房が更に量感を増して張り詰めた苦しさを覚え、
細く締まった胴回りが歪に膨らませて時折蠢く重みを内に宿らせているのを感じる。
その存在感は意識を逃避させようとしてすら避けられぬ自己主張を伴って日々育ち続けていた。
「ころ、し……、……」
枯れ果てたと思った涙が、それでも溢れて頬を伝う。
幾千回、幾万回、助けを望んでもそれは叶わず。死すら救いに思える暗闇に閉ざされた悪夢の底。
――やがてその日は、来た。
----------------(R-18G↓)--------------------
「あ、ぐっ……いっぎぃぃぃッ!なかっ、あばれ……あっがぁぁぁぁッ!!」
唐突に腹部に生じた激痛。胎を膨らませていた生温い湯が膣の汚濁を押し流す。
引き攣る胎の内から這い出ようと異物があばれもがいているのだ、と。
気付いた瞬間に溢れ出た拒絶感と絶え間ない痛苦に神官の娘が絶叫する。
「でて、あ゛ッ……や゛ぁッ!うみたくな゛っ、うまれないでえ゛ッ……ぎひい゛ぃぃぃッ!!」
忌まわしきものが産声を上げようとしている恐怖に必死に股を閉ざそうとする神官の娘。
だがその抵抗より胎からソレがもがき出ようとする力の方が勝り、そして。
産道を無理やりに抉じ開けた何者かが、性器を滅茶苦茶に拡張して。体外へ――
「go――b」
「あ゛……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!」
股から這い出た何かが、胎の奥と管のような器官で繋がったままのそれが。
自らの体を這い上り乳房に吸い付く、その筆舌尽くし難い嫌悪に怖気に忌避に不快に――
彼女は恐らく何者に殺害され命奪われるその瞬間よりも絶望に満ちているであろう悲鳴を上げた。
「あ、ぁ……ぁぁぁ、ぁぁ……」
自身を取り巻くなにもかもが、彼女の心を人たらしめる限界を踏み躙り穢し汚辱し尽くして。
現世に彼女を繋ぐ精神の最期の一糸がほつれて無残に断裂しかけた、その時。
漆黒の闇に喧騒が、響いた。
----------------(R-18G↑)--------------------
「―――!」
「―――――!!」
剣戟、怒号、小鬼の絶叫。近づいてくる足音。
それが悪夢の終わりを告げるしるべである――と、そう告げられたのだとしても。
今の彼女の心には何一つ響くことは無かった。
――。
――――。
――――――。
それは、剣の乙女という名が生まれる前の遥か以前の出来事。
一人の聖女が癒しの奇跡を奮いて、勇敢なる青年らと共に道を歩み、数多の偉業を成し遂げた――
その以前に起きた、まだ世に名を知られぬ神官の娘の身に降った悪夢の光景である。
(――。)
僅か以前まで……怯えずに済むようなった日々に比べれば永劫の如き年月、常に鮮明に脳裏へ蘇り続けた悪夢。
悲鳴、熱さ、汚臭、異臭、惨状、苦痛、恐怖、後悔、忌避、悲嘆、絶望――
遍く負の感覚が一切褪せる事無く再現され魂を責め苛む地獄は毎夜の如く繰り返されていた、あの日まで。
『――――ゴブリンが出たら俺を呼べ』
あの時まで絶えることの無かった余人に吐露することすらおぞましい情景。
今でもふと思い出すことはあれども、それは今や彼女を脅かすことはない。
あの時、あの瞬間。夢の中まで救いに来ると――誓う言葉を得たあの刹那よりずっと。
『俺は、ゴブリンスレイヤーだからな。』
竜すら下した一党の一員になれど、光喪った日から心の底にいる……一歩も前へ踏み出せぬ弱き少女を。
その身に小鬼の爪牙の鎌風すら触れさせず、打ち払う小鬼殺し――
彼女にとっては如何なる英雄よりも輝かしく尊く愛おしい勇者が、必ず駆け付けるから。
「――この想いの丈。その全てを、どうすれば貴方に伝えられるのでしょう?」
今宵も。醜悪な緑の悪鬼の姿に怯え震える無力なる神官の娘の元へ颯爽と参じ
犇めく悪夢の存在達をなぎ倒した彼の、その逞しき腕に抱えられ光の元へ帰る夢から醒め――
微熱持ち疼く柔らかな身を自ら抱えて身ぶるいし、ほう。と吐息を漏らす剣の乙女。
「――。」
その絶望と希望の重みを余人の誰も知るまい、彼女を救った小鬼殺しの英雄さえも。
その救いの尊さを知るが故に剣の乙女は一心に想う言葉を紡ぐ――
高鳴る豊かな胸元に掌を重ねて、盲いたその双眸の先に彼の姿があるかのように。
「お慕い申しております、ゴブリンスレイヤー様。」
※本作品は著作者様よりの苦情、権利申し立てなどが届いた場合即時削除する予定です。