原作の人物が悲惨な目に遭う描写が続くため苦手な方はご遠慮下さい。
性的暴力・猟奇行為に関する描写が多分に含まれます。閲覧の際は注意して下さい。
そういった表現が苦手な方は閲覧を避けることを推奨します。
なおゴブリンスレイヤー原作の凌辱作品ですが竿役にゴブリンはいません。
この世界において、人の仇敵とされる存在は幾多も存在する。
その中でも力と知恵ある者は徒党を組織するが、その最下層――
尖兵として使われる雑兵に関しての選択はあまり多くない。
「蘇れ、憎悪を抱きし死者達よ!眩く忌々しき生の輝きを放つ命を、自らの同胞に貶めよ!」
『集え、我が眷族――その爪牙で蒙昧なる猿どもを己が血肉へ変えるがいい。』
死霊術使いであればアンデッド、魔神であれば己の眷族たる異界の異形。
邪なる教えや魅了、吸血による感染で人間側から雑兵を獲得する例も見られるが、それ以外――
妖魔の類であるならばほぼ択一、小鬼――ゴブリンを引き連れると相場が決まっている。
「こいつら、幾ら斬ってもキリが……ひっ、いやぁぁぁッ!」「gob!gobgob!」
何故か?数揃い戦力とできる駒が他に存在しないためである。
所詮は矮小な最下等妖魔である小鬼らと比べ、より強いより賢い種は繁殖力が極端に劣るため
死霊術など専門の技能を持つ存在を除いて、如何程格が上がった魔の首領も小鬼を主力とせざるを得ない。
それが有史以来、この世界に長らく続いてきた常識であった。
――しかし、その流れに変化が訪れる。人類が小鬼に優越を始める、その変化が。
「――gobgobgob!?」
奇襲を仕掛けた筈が見破られ、逆撃を喰らって群れを壊滅させられた小鬼が慌て逃げる。
――冒険者の訓練所の設立、当初は餌場と見た小鬼に襲われるなど紆余曲折あったものの
年月を重ねるごとにその教練は洗練され数多の優れた卒業生を生み出すようなっていた。
「go……b o g!?」
逃亡を予期し待ち伏せていた冒険者が小鬼の頭部を得物で凪ぎ、頚椎をへし折られて小鬼が吹き飛ぶ。
――僅かな割合であった卒業生たる冒険者、その各々が際どい戦いも生き延びて生存に至った機知を周囲に広める。
その積み重ねは徐々に冒険者の界隈における数を増し、命に繋がる知恵を人の世に発信するようになっていった。
「最近はゴブリンも全然出なくなったよな……俺が訓練所に入った頃はさー――」
かつて適切な指揮をする頭領に率いられたゴブリンは人族に対し、2か3と1の損害比と言われていた。
人の女を孕ませれば1度に数匹、更に孕みを重ねた分だけ増える小鬼には些細な被害。
そうであったものが今や10と1にもならぬという有様になれば小鬼を使い潰す策にも害が出る。
攻めあぐねる魔の存在に人族の側が一方的に版図を広めつつある情勢の世界。
だがこの崩れた天秤に対し、人智を遥かに超えた意思はそっと――
一つの新たなる錘を、跳ねあげられた皿へと乗せたのであった。
「豚面?」「最近見るようになったって――」「ゴブリンも出なくなったのに――」
冒険者が集うギルドの内部は現在、一つの噂で持ちきりであった。
最近急激に目撃例の増え出した大型の妖魔――豚面であり怪力にて武器を振るう存在。
それはかつてのゴブリン、或いはそれ以上に深刻な被害を生みつつあった。
「ゴブリンと違ってとにかくタフで――」「力だけならチャンピオンくらいあるぜ?」
悪どい知恵が被害の主原因であった小鬼は、種さえ割れれば対策は容易。
悪辣な策の多くとその対応が広まるにつれ、脆弱な身体性能を突かれ駆逐されていた。
しかし。新型の妖魔は遠距離攻撃・範囲魔法のみでは倒れぬ耐久、前衛すら容易に始末しうる剛力を持つ。
「頭は悪いんだがな……」「動きも鈍いからそこを――」「指揮官が数率いてるとその辺が補われて――」
小鬼に比べて劣る面もあるものの、組織化する存在がいた場合は身体能力が高い分だけ対応が困難。
新型妖魔が首領と共に徒党を組んで山賊行為を行う事例は人族の間で共通の脅威となっており、
更にその生態は冒険者――その半数を占める若き女性らにとりわけ恐れられていた。
「太股より太いのでボゴォって――」「ゴブリンより大きな豚をボトボト産まされるってホント?」「死んだ方がマシ――」
成長の速さこそ小鬼に劣るものの繁殖力は勝るとも劣らず、駆逐に力を裂けど一向に減らぬ頭数。
小鬼と比べ物にならぬ恵体による凌辱は、女性らにとっておぞましさの象徴以外の何物でもない。
悲惨なまでの苛烈な強姦と出産に至る噂を耳にするたび、彼女らの肌から血の気がひいていく。
「オルグ?」「オルク??」「――オーク」
最下等であるゴブリンに代わっての上位妖魔に近い身体能力を持った妖魔の尖兵の跋扈。
それは人族が獲得していた版図を急激に魔の側へ揺り戻してゆく。
必死に拮抗を保とうとする人族側――その拮抗は、ある日唐突に。脆くも崩れた。
「来るぞ、オーク20……いや30!その後ろからその他妖魔の群れ!弓構え!!」
「待って下さい!オークの体に――!!」
松明に照らされた堅牢な都市防壁の上……弓を手にした具足姿の兵が並んでいる。
闇夜の中から大地を揺らして近づいてくる大柄な影とそれに続く雑多な集団を補足する、夜目の利く見張り。
その双眸が闇から浮かび上がった正体を見るなり、指揮官に制止の声を鋭く発した。
「Oooooo――!!」
「ひぎぃぃぃッ、さける゛ぅっ……おなか、さけちゃう゛っ!だれか、たすけてぇぇ……おねがい、だからぁ!」
豚にしか見えぬ頭部の下についた頑健な巨体……そこに肌色の異物が貼り付いている。
――人間の、女性。ワインボトルより長大な男根に女性器を貫かれ、腹部を内より歪に膨らませた裸体。
それが鎖で縛られた四肢をオークの背側へ反るよう引かれ、縛り上げられて肉の胴鎧と化されていた。
「頭だ!頭を狙えば……くそっ!狙われると分かってればシールドを翳すくらいはやってくるか!」
「今までの妖魔どもの肉盾なら罠で転倒させれたぞ、どうだ!?」「馬力が違いすぎます、引き千切られました!」
小型妖魔も街の襲撃には人質を肉の盾として使ってみせた……が、非力な連中は群れで神輿の如く盾を運ぶしかない。
スネアトラップの一つかバリケードでも用いれば、躓いた一体より足並みを乱すことはできていたのである。
対してオークは1体1体が自由であり、力は上位妖魔にすら届こうというほど。平気で罠を破砕し進軍を続けてくるのだ。
「……責任は私が負う。総員、矢を番えよ。人質の命を奪うのは諸君ではない、私の指示だ。構え!放て!!」
遂には覚悟を決めた指揮官が詰め腹を覚悟し非情な命令を兵達に下した。
悲痛な表情をしながらも指揮に従った兵達が弓の弦を弾き――眼下のオークへと矢の雨が降り注ぐ。
「え、なんで……見えないの?私、私……ここだよ?ここにいるの……助けっ、ぐげへっ!?」
「あぐっ……ひゅぅ、ひゅぅぅっ!なん、で……うたない、でっ!ひゅぅ……あ"?」
「片方、見えない……右の目が、痛くて熱くてっ!やだっ……助けて、助けて助けて助け――!」
オークに、そしてその体に括られた女達に浴びせられた矢は容赦なく肌を貫き肉を引き裂いた。
無防備に晒させられていた丸い乳房を、柔らかな腹を腿を腕を、苦痛に歪められた造作を、無慈悲に抉る鏃。
怨嗟の悲鳴を上げて肉鎧が絶命する中、幾ばくかを倒れ伏させながらもオークの群れは前進し続ける。
「止まらないだと!第二射急げ、連中の足が予測より速い!」
「ダメです、城壁に取り付かれます!!」
小回りなどまるで利かぬオークであるが、勢いさえつけば直進速度は鈍重と呼べぬ域に至る。
矢衾となって無残な絶命姿を晒す女性の全裸死体を張り付かせたまま、城壁に突進するオークの群れ。
城壁上まで揺れの伝わる激しい衝撃が兵達の足元を震わせた。
「くっ……壁は登ってくる連中を落とす最低限を残せ!城門を破りにくるぞ、急げ!!」
「ハ、ハイッ……!――もつのかよ、コレ。」
凄まじい衝撃音が響き始めた城門の側を目指し駆けていく兵の列。
小鬼どもが破城鎚を叩きつけて出していたような衝突音が、オークの手持ちの鎚から矢継ぎ早に発せられている。
その打ち鳴らされる断続的な調べは、まるでこの都市の破滅の序曲が奏でられているようであった。
「放った伝令は無事包囲を抜けたの!?関係各所に近日中に増援が来ると鼓舞を頼んで!」
「市民の避難誘導の経過は!?訓練どおりやれば問題ないわ、慌てず先導して!」
「西門が破られかけてる!?予備隊として召集していた冒険者隊を回して、大至急!!」
戦場のような――いや、既に一種の戦場となっている冒険者ギルドに怒号が飛び交う。
慌ただしく駆け回り働きをこなす事務員達に的確な指示を矢継ぎ早に飛ばす女性――
彼女はいずれギルドマスターの座を確実視されているこの場の最高責任者たる才媛であった。
「補給だけは途切れさせないよう!資材の在庫を至急確認して!東門との連絡は――!?」
一介の受付嬢であった頃よりもより女性として成熟した、ギルドの制服がやや窮屈げな肉体を機敏に働かせ檄を飛ばす。
責任者としての責務の重みを嘆く寸暇も惜しみ、若きギルド員達を指揮する女――その視線がふと向かう窓の外。
そう、嘆く暇などない。今この瞬間に、もっと危険な場所へ向かっている者達もいるのだから。
「久々に戻ってきたらトンでもないことになってるわね。あーあ、ババ引いたかしら?」
「あはは、でも戻ってきてくれてとても心強いです……久々ですが、お変わりなさそうでなにより。」
「なーによ、嫌味?100年も経たずにそーそー変わるわけ……自分だけ、ずっるいの。」
武装した人々が行き交う街路の端で少女達――否、女性と少女が言葉を交わしていた。
清楚そうな造作と不釣り合いに色香溢れる曲線を法衣に描かせる女神官と、小柄で驚くほどに平坦な胸部をした森人の妖精弓手。
拗ねた様子の森人に女神官が苦笑を浮かべる。歳の差を感じる容姿ながら、2人の様子は長き付き合いの古馴染のよう。
「こんな時にいないなんて、オルグボルグもあのビヤ樽もー!まったく、頭来ちゃう!」
「えーと……皆それぞれ、歩むべき道があったから仕方ないですよ。」
かつて彼女らと共に未知を追って冒険した仲間らは、各々の目的を追って別個に歩んでいた。
蜥蜴人の僧侶は昇竜に至る彼らの秘奥の儀に挑んで未だ戻らず、鉱人の導師は同胞に乞われ渋々彼らの街の長に就いた。
一人気ままな旅路に出て、つい先日戻った森人の妖精弓手。そして、もう一人の男――
「――奪っちゃえば良かったのに。いい女の危機にゴブリン狩りに長旅出てるような奴だけどさ。」
「……あはは、いいんです。いいんですよ――」
小鬼殺しは近隣諸国に小鬼の姿がいなくなるや、遠い南方に小鬼の姿を追って旅立っている。
実際には剣を置くか迷い、落ち付かぬ日々を送っていたところを内縁の妻同然の幼馴染に背を押されたのだが。
その牛飼いであった女性は彼女の叔父が流行病で亡くなって以来、畳んだ牧場から街に居を移し……男の帰りを待っていた。
「本当に、いいんです。私はあの人の大切な物を護れれば、それで。」
「――ったく、まーいーわ。アイツをやっぱ一発殴るためにも……ここは守りきらないとね。」
神殿より高位への就任を待遇として帰参を願われている女神官であるが、未だに在野にいた。
小鬼殺しの男が残した教えを今も伝え続ける訓練所にて、後進の成長を促す日々を送る彼女。
その技量は小鬼殺しと共に歩んでいた頃より遥かに伸び、高位術すら容易に扱うまでになっている。
「来ますね――いと慈悲深き慈母神よ、今一時聖なる力を我が槍として御与え下さい。」
彼女らの眼前で轟音を立てて城門が拉げ倒れ崩れる。門扉を乗り越え現れるのは醜い豚の面相。
それを押し留めにかかる槍並べた歩兵の群れとの激しい戦いが始まる、と。
それらの頭上を飛び越えて街路に着地する鬼面の上位妖魔――その胸板に、聖なる光の帯が風穴を開けた。
「……やるじゃない。さぁーて、来なさいよ豚ども!一匹だって街の中に入れやしないわ!!」
オークを盾に無傷で橋頭保に辿りついた上位妖魔が一瞬にして肉の塊と化した――
その光景にさしもの鈍感にして蛮勇の塊のオークどもも頭に動揺を走らせる。
その一瞬の隙を逃さず、卑しく横長垂れた眼部へと矢を次々に射ち込む妖精弓手の細くしなやかな指。
「へっへー、こんなものよ。」
「流石ですね……妖魔達よ、人類はあなたがたには絶対負けません!!」
「お、おおおお!勝てる、我々は勝てるぞぉ!!」
凄まじい技量の支援を受けた歩兵たちは勢いづき、オークどもを果敢に押し始める。
人は――優勢であった。今、この瞬間。この場においてだけは。
都市を囲む妖魔の群れにキリはなく――術も矢も、それらを追い散らすにはまるで足りぬものではあったが。
四方の門を破られた人族はなおも凄まじい奮闘を続けたが、彼らが増援を迎えることは無かった。
歴史書に、この戦いを記した文言は極めて簡素に記載されている。
『同市を含め、4つの都市が半月の間に妖魔の侵攻により壊滅せしめられた』――と。
オークは小鬼と違い人族を遊興よりも自己の繁殖に最優先で使用する性質を持っている。
掠奪をして自己の巣に牝を持ち帰って繁殖と消費を行い、資源が尽きれば巣を捨てて次の掠奪の場を目指す小鬼。
一方オークは捕えた牝を極力長期に渡り存命させ、食糧が続く限りに繁殖を行う性質を有していた。
このオークの生態を最も阻害していた種、それは――小鬼である。
小鬼らは成長が速く、必要以上に牝を枯らし、移住を頻繁に繰り返すため
一か所の拠点にて限界までオークが増えた頃、周囲にあるのは小鬼に荒らされた土地ばかり。
殖やし過ぎた数を賄いきれなくなった彼らは餓えて減少に転ずるか、
小鬼が侵攻を諦めるような堅牢な人族拠点に突撃し玉砕するよりない。
人の天敵たる小鬼の存在こそが彼らを種のニッチたらしめていたのだ。
競合相手を駆逐された彼らは今や悠々と人族の居地であった都市を占有して繁殖を繰り返し、
この世全てを蹂躙すべく尖兵を全力にて増産し続けていた。
「……!…………ッッ!!」「――~~~~~~~ッッ!?」
崩れかけの城壁に囲まれた戦禍の傷跡を色濃く残す市街、その街路を行き交う人を大きく上回る体躯の影。
かつて人族が生を営んでいた市内は、豚面の妖魔が闊歩する魔の領域と化していた。
その一角――広き敷地に立った煉瓦造りの建造物の内からはくぐもった声が漏れ出ている。
「ゆるひへっ、おなかあ゛っ……つぶれちゃ、お゛ッ!やめ゛……ひぎっ、あがぁぁっ!!」
「あ゛っ、またぁぁっ……アツいの、ナカでっ!う、あぁぁっ……ごぼごぼっ、って!やあぁ、たすけ……」
かつては人の集う場であり精力的に活動をする人族で賑わっていた建築物は、今や変わり果てた様相を晒していた。
内部には汚濁しきった空気が溢れ、家具の残骸で乱雑に小分けされた空間に影が蠢いている。
寝具や衣類を裂いた代用品の寝藁の上、柵に繋がれたまま卑しい呻き声を上げる何者か。
「やめろぉっ、私にそんな汚らしいモノを……んっぎぃぃっ!ナカで動くなぁっ!!」
「あ、あぁ……嘘だよぉ、こんなっ!豚のせーしが、私のお腹に……あっ、ごぼごぼって?い、やぁ……」
一糸まとわぬ肌色の体躯を後背からのしかかった妖魔に伏せられたソレは、かつてこの街に暮らした人族。
彼女らは今や、家畜として牧舎となった建物の一角に繋がれて飼育される存在となっていた。
自らの3倍4倍の体重を有していそうな豚面の妖魔が腰を振るたび、尻を突き上げ這う女が呻く。
「ふ、ぎぃぃっ……おなか、くるしっ……ナカもそとも、おされて……うぐっ、げほぉ!」
「動いてる、お腹のなかの……やだ、違う!絶対、豚の子なんかじゃ……う、うぅぅっ!」
己の太股ほどもある長大な男性器に股の穴を抉じ開けられ、柔弱な肉襞を擦りたて蹂躙される女。
その乳房は弾けんばかりに張っており、それ以上に丸く膨らんだ腹が寝藁の上で揺すられている。
彼女は、そして牧舎の他の仕切りの中で妖魔に犯される女達はいずれも腹にオークの仔を宿されていた。
「人質なんて卑劣な真似……あうっ!正面から戦えば私が負ける筈が……んぎっ!ひっ……熱いぃぃっ!」
「やめてぇっ、ナカだけはっ!また、赤ちゃんできちゃ……あっ、いやぁぁぁぁっ!抜いて、お願いぃっ!!」
元は鍛え上げられた褐色の体躯をした女戦士、童女のような矮躯をした圃人や鉱人の女性、元より豊満な肢体をしていた森人――
いずれも乳尻に家畜の如く過剰に脂肪を蓄えただらしない牝の裸身を晒し、牝肉をオークに嬲られて喘いでいる。
交接の湿った衝突音と引き攣った喘ぎが繰り返される、獣臭い澱んだ空気漂う牧舎。
「ひぃっ、臭いっ!そんなもの人の食べ物では……むぐっ、うぶぁっ!?ん、ぐっ……お、お゛ぇぇぇっ!」
「食べますっ、食べますから……もう、痛いの嫌ぁっ!あぐっ、う゛……え゛ぉっ!はぁはぁ……んむっ!」
彼女らの眼前の餌箱、そこにはヘドロの如く煮込まれた穀物がオークが戯れに浴びせた種汁に彩られ異臭を放っている。
それを素手で掻き取り組み敷いた牝のだらしなく舌垂らす口腔に捩じ入れるオーク。
性器を抉られて悶え喘ぎながらも必死に餌を貪る内、女達の双眸が徐々に蕩けてくる。
「んごぉっ、んちゅ……んぐっ、げぷぇっ!あ゛~……おごぉぉっ!?ふぎっ、んぎぃぃっ!!」
「こんな、ナマゴミみたいなもの……たべるはずぅ、ないのにぃっ!んへっ、なんでやめられないのぉ……」
叡知の粋たる術を幾多行使した魔術師、卓越した槍捌きを振るった武芸者、皆中の弓技を誇った射手。
各々に鍛練を重ね戦いに臨んだ者達は段々と餌の虜となり、今や牝畜生の顔で給仕にむしゃぶりついている。
彼女らに与えられているその飼料は麻薬を含んでおり異常な中毒性を持つのだ。
「げぷぇっ、あひゃぁ~……もっとぉゴハン~、ごぷぇっ!くしゃいのに、おいひぃよぉ……へひっ!」
「はへっ!?ありぇ、わたひなんでここに……あ?なに、このカラダ……あ、あぁぁぁぁぁッ!!」
穀類に寄生して殖える麻薬成分を有した黴類を、穀物ごと煮詰めた悪魔の家畜餌。
必要分を超えて摂取を求めさせるソレは、女達に家畜としての肉体と知能溶けた頭脳のなれの果てを与える。
融け崩れた思考野に交尾の快感が刻み込まれ、彼女らは脳構造をオークとの繁殖行為に先鋭化させられていた。
「お゛っ、ん゛おぉっ……ブタちんぽしゅごぃっ、ん゛ひっ!ほひぇぇぇ、おにゃか……あちゅぃっ、あひぃぃん!」
「ぷごっ、ぷごぷぎっ!ぶひぃぃっ、はひっ!わらひもっ、ブタしゃんれしゅっ!ぷぎぃぃぃぃっ……!」
飼育の長い者、或いは目を付けられ執拗に犯された者は今や知能を煮崩されて言語すら失っている。
正気の残ったもの、狂気に脳髄が溶け落ちたもの、人から堕とされた者の畜舎に繋がれた様々な人族の女。
恋すら知らぬ童女に夫より奪われた人の妻、そして――想いを寄せる異性を持つ恋する女性らも。
「ふぎっ、へひぃぃっ!あかひゃん、いまひゅからぁっ!ゴンゴンおなかたたかないれっ、んぎぃぃっ!?」
今、孕み腹を床に押し付け拉げさせたままオークに犯されて無様な悲鳴を漏らすこの人の女性だった牝家畜――
それが冒険者ギルドを一身に支え続けた才女であったなどと、誰が信じられるであろうか。
長く後ろに結った髪を手綱の如く引かれながら孕み腹を小突かれ、だらしない表情で喘いでいる。
「ほお゛っ!ひんじゃうっ、しにゅうぅっ……だりぇかたしゅけ、おぎっ!ふぎひぃぃぃんっ!!――おっ、お゛~……」
女性らしかった体のラインは過剰すぎる脂肪を乳尻に蓄え、交尾の揺れのたび卑しく弾む。
吼えたオークが膣に粘つく種汁を放つと、黒ずんだ乳頭から母乳を噴きながら達する女。
厳つい掌に思い切り張られた尻肉が激しく跳ね、絶頂に痙攣した股が直後アンモニア臭を漂わせた。
「あに゛ゃあ゛ぁぁっ、いぐう゛っ!イッでる゛のにい゛っ、イグのとまらな゛っ……んお゛ぉぉぉッ!!」
その隣の仕切りには奇跡か呪いの如く孕んでなお平面的な胸部を有する森人の姿。
華奢な体躯は腹部を破裂せんほどに膨張し、内部の重みを感じさせるように揺すられていた。
愛らしい造作は薬物漬けの交尾快楽に見っともなく歪み、発情した獣の如き喘ぎを漏らし続ける。
「ふっぎぃぃぃッ、またセーエキい゛ッ……おにゃか、やけりゅ!ほっ、おほぇ~~~~……!」
余程抵抗したのであろうか頬に背に歪な伸張をされた腹部に、荒々しく殴打された痕が刻まれている。
オークの怪力を叩きつけられた胎が仔を宿しているのは森人の意外な強靭さを褒めるべきか、オークの繁殖強さを讃えるべきか。
女の胎で糊を搾り出すような粘つく音が響き、オークの身震いに合わせてその喉が引き攣った悲鳴を漏らした。
「はひっ、へひぃっ!たしゅけへっ、もお゛ムリッ!きてくれなぃとッ、わらひ……ふっぎい゛ぃぃぃぃん゛ッ!!」
同時、激しい悲鳴の上がった遠くの仕切りに目を向ければそこには赤毛の女性の姿があった。
元より牛の混血を疑う過剰な発育だった乳房は今や、巨人の逸物すら挟んで扱けそうな程に肥大し乳汁を零している。
パン生地を捏ねる如くオークが乳肉に体重をかければ、絞め殺される家畜の如き絶叫を発して噴乳する彼女。
「おごぉぉっ!?まえも、おひりも……ブタのトイレにおとされひゃう゛ぅっ!ん゛へぇぇ~……!!」
排泄器の方を好むオークなのか、過剰な肉付きの尻肉を割り開き穴を貫く極太の肉槍。
亀頭から根元まで激しい抜き刺しが行われる度、膣孔から粘る白濁を漏らしながらその喉が喘ぐ。
怒声を発したオークが腸すら孕ませんばかりに精を放つと、乳と股より白い奔流を噴いて女は絶頂を迎えた。
「うっぎい゛ぃぃっ!?うまれでり゛ゅっ……あがひゃんでてきへまじゅがらっ!んへあ゛っ、ドクドクきてる゛ぅぅッ!」
牧舎は街の一か所だけではない。神の家であった美しい建造物も今や人を辞めた牝の飼育場と化していた。
豚面の妖魔に膣を抉り抜かれ、精を注ぎ込まれて狂い悶えるのは女神官であった牝。
産気づいているのか膨れた腹を痙攣させ、股の結合部から白く濁らされた湯を噴きだしている。
「がぁぁぁぁッ……ぁ、っ……は、へぇ?じぼしんしゃまぁ~……げんきなあかひゃん、うまりぇまひひゃあ~……」
オークが肉栓を引き抜くと抉じ開けられていた膣が激しく戦慄き、内から豚面の胎児を覗かせる。
身を裂かれるような悲鳴を牝が発して身を捩り、遂にはその全身をヒリ出された醜い赤子が宙に放つ獣の産声。
神の家の床を小便で汚しながら聖職者であった牝は、臍の緒で繋がる我が子を眺めて壊れた嗤いを漏らした。
「あ゛ひぃ……ひぎっ!おにゃかっ、アいたかりゃぁ……ちゅぎは、アナタのあかひゃんを゛~……!?」
湯気立てる異形の我が子をかき抱かされて乳を吸われながら悶え喘ぐトウの立った盲いの牝。
高位の神官であった矜持も尊厳も蹂躙され、臍の緒を除く暇もなく胎を犯され身を仰け反らせていた。
出産したてで伸びた膣は激しい交尾に巻き込まれ体外まで捲れてしまい、牝の脳髄を痛烈に焼き焦がす。
「おごぉぉッ!まひゃ、ブタちんぽ……びゅくってえ゛っ!!にゃんで、きてくれない゛のれしゅ……おへあ゛ぁぁぁッ!!」
仔産みしたての胎に早くも種付けを施され、無様極まる悲鳴を上げる牝。
乳噴く乳房を我が子に齧られた痛みに身を捩りながら絶頂を迎え、情けなく小便を撒き散らす。
その胎が再び仔を孕まされ歪に膨らむ日が、そう先の事でないのは誰の目にも明らかであった。
「糞っ、豚どもぉっ!よくも、皆を!街の民草をっ!いつかお前達を誰かが……あ゛、がげあ゛ァッ!?」
遠方より義勇兵をかき集め駆け付けた勇ましき貴族の婦人、その手勢はオークの胃袋へ消えて今やこの世にない。
なおも苛烈に抵抗したがゆえにその身の扱いは苛烈なものとなっていた。
四肢は半ばで失われて金属の蓋が断面を覆い、ガリガリと床に時折擦れて金属音を立てる。
「ぐげあ゛、ごぷぇっ……じぬ、だじゅげっ!あ゛、お゛ご……ぇ、ぁ――」
気丈に抗う声を発した喉を呼吸ごと遮って、白い喉を無骨な手が握り締めている。
ミシミシと頸椎が悲鳴をあげる絞首に口から泡を噴き、瞳を上反らせる無様に歪んで鬱血した造作。
その様相は人の貴種ではなく、屠畜される食用動物の末路のようであった。
「んぶっ、ごぼぉぉッ……ごべ、んぎゅっ!げほぉぉ、うぐっ……おぶむ゛ぅぅぅッ!!」
「たしゅ、けへ……あとぉ、にゃんかいぃ?ブタに、まけりぇばいいんだぁ……おごっへぇぇっ!?」
「あ゛へっ、ほへっ……ゆめだよじぇんぶっ、おごっ!?はやく、さめひぇ……んがぁぁっ!!」
美貌と魅惑の肢体を持つ魔女は孔という孔を絶え間なく肉柱で貫かれ、失神する暇すら無き肉孔と化した。
孕み腹で剣を握らされた元女騎士は無謀な決闘を幾度も強要され、敗者として凌辱されるその姿に今や人の尊厳はない。
凌辱に心が砕けた未熟な神官はオークの晩餐となって消え、圃人の剣士もまた彼岸に心を渡しかけながら犯され喘ぐ。
そうして街の随所で牧舎に作り変えられた人の住処にて、人類の仇敵を孕み産まされる牝達。
薄暗い闇に饐えた異臭満ちた空気を震わせて、人であった牝家畜の喘ぎが嗚咽が響き続ける。
「ぷっぎひぃぃぃッ!はしゅい゛っ、おなかあ゛ッ……うまれり゛ゅっ、おシリでイキながら!うんぢゃう゛ぅぅっ!」
「お゛っ、おっぱいあげひぇるのに゛ぃ!こーび、ゆるひへえ゛っ!ん゛あ゛っ、じぼひんひゃまあ゛ぁぁぁっ……!」
「んぎゃひい゛ぃぃっ!?がぁっ……はがぁぁっ!あと、なんねん……ぶたあかひゃん、うまさりぇるのぉ――?」
牛飼いとして想い人の帰りを待つ少女、信仰を日々磨き歩み続けた女神官、天真爛漫に生きた森人の冒険者――
「ぶっぎい゛ぃぃッ!?いっぴきずつデてえ゛っ!おまんこブチごわれり゛ゅ……ぶぎい゛ぃぃぃッ!?!?」
「んぎゅう゛ぅぅぅッ!?いまあ゛っ、じぇったいハラんだぁっ!またあ゛、あにゃた……いがいのお゛ッ、おごォッ!」
「え゛、お゛……あ゛っ、あががっ!?ぷ、ごぉ……お゛、ぉ――」
冒険者を裏方として支え続けた才媛、闇より救われ恋を知った聖女、貴き血の役割を果たさんとした令嬢――
それぞれに夢を……そして恋を追って己が歩むべき道を希望と共に進み、成長を遂げた少女達。
同じように各々がより良い明日を望んで生きいた数多の女性達の辿り付いた先は、
豚面の妖魔に犯され、孕まされ、仔を産み落とし、また犯し孕まされる無限地獄であった。
人の時代の黄昏、それを防ぐ勇者は未だ現れない。
いずこか、高次の舞台へ旅立ってしまったのか。或いは彼女すらも敵わぬ巨凶の虜囚と成り果てたのか。
それは、豚面の妖魔の家畜として虐げられるだけの余生を定められた者達に伺い知れる事ではない。
恐らく、遠からず全ての人類は魔の存在の仔を孕む苗床と化すかその胃袋に消えるだろう。
それが――長らく最も身近で人類に宿敵していた存在の駆逐に至った人類の末路。
世界の天秤を崩してしまった種へ下ったあまりにも無慈悲な揺り戻しであった。
その後。オークを根絶やしにするが如く戦う復讐者の噂が世に流れたが、その行く末は杳として知れない――
……。
…………。
………………。
――神々の世界。
神々は世界を卓として遊戯に興じる。幾千幾万の冒険の勇士を送り出しその生を見送る遊戯。
とはいえ同じような順調極まりない旅路ばかりでは遊戯としては退屈で、勇士達も育たない。
であるが故に『真実』が度々もたらす障害も勇士達を、或いは勇士の犠牲を教訓に後代を、育む礎として求められる。
とはいえやり過ぎというものはあるので、今宵天上にて『真実』は平伏する羽目になっていた……
オリハルコンの賽子が軋むほどに拳を握り無言で佇む『幻想』に。
興がノリすぎて、或いはネクタルの熱に浮かされて。匙加減を誤ったのは否めない。
リアルファイト
さていかに神界大戦を回避したものかと言い訳に苦慮する『真実』。
その刺すように冷え込んだ空気を全く読まずに割って入ったのは「にゃーご」と鳴いた神獣であった。
嗚呼、と二柱が止める暇も与えずに。神獣は卓の上に飛び乗って、ガシャリバシャリと響く音。
暫しして――神獣が逃げ去った後に残ったのは散乱した卓。そしてネクタルまみれな、世界の今を未来を記した紙片。
途方に暮れる二柱の視線が向かった先。その部屋の隅には文字で一杯埋め尽くされ、よれよれになるまで使い切られた過去の紙片があった。
ロールバック
差し戻しで、と目が全く笑っていない笑顔で言う『幻想』に『真実』は反射的に首肯するよりなかったそうな。
――かくて、世界は神の見ていた夢から覚めて。あるべき時の流れを再開した。
魔の存在に、最下層の小鬼にさえ生息域を脅かされながらも続けられる人の営み。
これからもこの時の流れで人々の冒険は、どこまでも続いてゆく――
「やっと追い付いた……アンタせっかちすぎるのよ、オルグボルグ!」
「私達も手伝います、ゴブリンスレイヤーさん!」
「そうか、なら狩りに行くぞ。ゴブリンだ。」
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