春宮サンタから性夜のプレゼントです。
題材は響。風邪を引いちゃった響が熱に浮かされてお誘い。提督がそれに見事に吊られちゃうというほのぼのえっちなおはなしです。
1月2日にも姫初めSSと言うことでR18を投稿する予定なので、よろしくお願いします。
「は、は、は、はらしょっ!」
「……それはくしゃみなのか?」
「うーらー……」
前略、響が風邪を引いた。どうやら流行りのインフルエンザではないらしいが、やはり先日、この辺りでは珍しいほどの大雪が降ったのは確実に原因の一つだろう。熱は37度5分と、微熱のように見えるが。
「お前、元の体温が低いからな……これでも結構きついだろ」
「……うん」
布団に入り、天井を見上げる目は弱々しい。額に乗せたおしぼりを変える途中、手を当ててみる。
「……ふぅ、冷たいね、司令官の手。いつもは暖かいのに」
「今に限ってはお前の方が熱いからな」
おしぼりを響の額に乗せた提督は膝立ちの姿勢から立ち上がり、すぐ後ろの椅子に腰かける。
「まあ、一日安静にしてたらよくなるさ。気楽に行こうぜ」
「……うん」
近くに提督がいることに安心したのか、穏やかな表情になって目を閉じる響。しかし、流石にこの状況に違和感を感じる。そもそも何故司令官がここにいるのか?という話だ。
「というか、司令官はお仕事に戻らなくていいのかい? 今日は非番じゃないだろ?」
「あー、うん。その事なんだが。秘書官ズが『今日は仕事はいいので響ちゃんのそばにいてあげてください』って、変な気を利かせてな。と言うことで、嫌だろうが泣きわめこうが今日は俺が看病するからな」
「……そっか」
疑問は晴れた、と言った感じに響は再び目を閉じる。その際の「別に嫌じゃないさ……」という呟きは提督に届かないままに。
「……にしても、今年は寒くなるのが早かったよな」
「……うん。普段はこの辺り、1月とか2月になっても雪降らないことが多いし」
「工廠でもいい加減ストーブを出したそうだな。まあ、あの明石にしては良く持った方だろ」
「明石さん……寒いのは苦手だからね」
窓の外には雪こそ降っていないものの、強い海風が吹き、演習に遠征準備にと忙しく動く艦娘達を震わせている。海に出れば艤装保護により環境の影響は受けないのだが、それまでは皆、流石に上着を羽織っている。
「まあしかし、暁について行ったのは手柄だな。あいつは一人だとすぐに迷子になりやがる」
「……姉を支えるのも私の役目さ。そして褒めるんなら撫でてよ」
「……お前、熱に浮かされて素直になってるな。普段からそんな感じなら可愛いのに」
「いつもは可愛くないのかい?」
「艦娘みんな俺の可愛い部下だよ。お前は放っておけないからとりわけな」
提督が響の頭を撫でる。朝からずっと布団の中にいるからか、熱はいくらか下がっているように感じる。時刻はそろそろお昼時。提督は椅子から立ち上がり、部屋の隅にあるキッチンへと足を向ける。
「うどんなら食えるだろ。腹が減っては戦は出来ぬ、菌との戦いにも例外は無いってな」
「スパスィーバ、司令官。でも……なんでここには生活用品がきっちり揃ってるんだい?」
「艦娘専用の軟禁兼隔離部屋だ。遠征時に厄介な感染症に罹ったり、危険思想を持ってると判断されたり、その他規律違反何かをした時に監視下に置く為の部屋だな。まあ幸いそんなことは滅多に無いから、風邪引いた奴をここに連れてきてみんなで看病するって用途位だが」
「モノは言いよう使いよう、だね……」
艦娘には基本的に身寄りや保護者は無く、寮でもほぼ全員が同タイミングで勤務に就く為に独りになりがちな現状、こういう部屋を使うことは艦娘の精神的にもいい事だろう。ドアは鍵がない限り、内側からを開けられない仕様になってたりする辺りが、本来の用途の面影を見せるぐらいだ。
火をつける音と、具材を炒める匂いが少し漂い、しばらくして、お盆の上にうどんを載せた提督が響の寝ているベッドの横に来る。
「起きれるか?」
「ん……だいじょう、ぶ」
ベッドの縁に腰かけた響に、隣に座った司令官が背中に手を添えて支えてやる。響は割り箸を取ると、うどんを少しだけ取り、「ふー、ふー」と冷ましてから口に運ぶ。
「うん、あったかいね」
「出来たてだからな。一人暮らしの期間が長かったせいか、生活力はそこそこあるんだよ」
30分ほどかけてゆっくりとうどんを完食した響。再び布団に潜り込んで目を閉じた。
「しっかり休息をとれば、明日には楽になるだろ。俺が傍に居てやるから、何かあったら言えよ」
「……ん」
響のベッドの傍らで書類作業をする提督。彼の知り合いが皆して「仕事人間」と評する通り、流石に何もしないのは気が引けるのだろう。響はその横顔を気付かれないように眺めつつ、
「今日は司令官を独り占め……ふふ、悪くないな」
そう、声を漏らすのだった。
「ん、もう夕方か……響は……起きてるな」
「うん、元々口数多い方じゃないしね」
メガネを外しながら書類から視線を響に移す提督。やはりきちんと休んだからか、顔色は良くなっている。
「まあ、気力はありそうだな。どうする?帰れるか?」
「……きつそう」
「そうか。なら俺も今日は泊まりかな……」
襟元を崩し、仕事モードを抜く提督。ふと、響を見ると、少し居心地が悪そうにしている。
「どうした?トイレか?」
「い、いや、そうじゃないんだ。ただちょっと汗かいてて、気持ち悪いなって……」
提督ははっとした顔になって、「わ、悪い。とりあえず俺は出とくわ」と言って立ち上がろうとする。だが、裾を響がつまんで、提督は地蔵の様に固まった。
「ヒ、ヒビキサン?」
「その……まだちょっときついし、関節とか痛いからさ、着替えさせてくれないかな……?」
時が止まった。正確には提督の錯覚なのだが、本当にそのように感じられたのは、試行が停止していた証拠だろう。提督は考える。上目遣いの瞳、熱で上気した頬、マスク越しに漏れる吐息。ただの風邪ならとっくに治っていても、例え治っていなくても、動ける程度には快復するはず。それらを加味して出した結論は、
響はどうやら、発情しているらしい。
「……ダメ、かい?」
しかし、建前とはいえ、きついとか関節が痛いとか言われたら、そりゃ、やってあげるしかないだろう(と言う建前)。と、提督は考え直す。実は彼、押しに滅茶苦茶弱い上に、据え膳は故意でも無意識でもきっちりいただいてしまう性質なのだ。
「……はぁ、わかったよ……とりあえず準備してくる」
「……うん、お願い」
より真っ赤になった顔の響から視線を外し、再びキッチンへ向かう。大きめのボウルにお湯を入れ、タオルを何枚か用意、そしてタンスの中から替えのパジャマを取り出して、響の所へ戻る。
上半身裸になった響が少し恥ずかしそうに提督を見つめている。
(……きれいな肌だな。って、何考えてんだよ俺。いや、この場合はこういう感想で合ってるのか)
流石に口に出すことは無く、「背中から拭くぞ」と、響を後ろに向かせて優しく拭いていく。
「んっ…」
「……随分と汗かいたな」
間近に聞こえる艶っぽい吐息で心臓の高鳴りが激しくなる。色白で華奢な背中を拭いていると、腰のあたりまでその白が続いているのが見えた。「まあ、全身を拭くならそうだよな」と言い聞かせつつ、今度は腕をとって拭いていく。
「ふああっ♡」
「わっ、悪いっ」
脇を拭くときに勢い余って胸に触れてしまい、響から嬌声が漏れる。それでも何とか理性を残す。
(乳首……弱いのかな)
なんてことを考えるも、頭を軽く振って思考から追い出す。相手は一応病人だし、やることはしっかりやらなければならない、などと言い訳をして。腕を拭いている時はどうしても響と対面になってしまうため、指に触れられて反応している響を真正面からとらえることに。
やはり艦娘と言う立場からか、肉付きは程よく、鎖骨から慎ましい胸につながるラインが妙に色っぽい。響が掛け布団を動かして脚を見せる。心なしか、響の表情は愉しそうで、完全に誘いに来ている。流石の仕事人間の理性も限界だったらしい。
(なるほどな。そっちがその気なら……)
ばさっ、と掛布団をはがすと、響の肢体が完全に露わになる。響は完全に予想外だったようで顔を真っ赤に染めて硬直。提督はその隙を見逃さず、左足を抑えて股を開かせた。
「ひゃあ!?」
「安心しろ、『まだ』襲わない」
所謂、恥部や秘部と呼ばれる場所をすべてさらけ出した響に、提督はあえて、お腹を拭きにかかる。それもただ拭くのではなく、円を描く様に、ゆっくりと撫でる。
「ひっ、ふぅ♡」
見られている恥ずかしさと、触られないもどかしさでマスク越しの嬌声がいじらしくなる。だが提督は本能を嗜虐心で押し殺し、次に脚に取り掛かる。まとわりつく様にタオルを走らせ、内腿ギリギリを攻めてる。
「ひっ、ひれいかんっ♡」
「んー?どうした響。これがいいのか?」
「ひゃめっ♡、もっ、限界っ……」
「そうか……俺も限界だ」
タオルを捨て、提督の指が響の膣内に入り込む。突如押し寄せた快感に響の腰が跳ねる。そこに提督の追撃が加わり、響はシーツを掴んで腰を浮かせる。
提督は上着を脱ぎ捨て、シャツだけになって響に迫り、胸へと舌を這わす。
「んにゃっ♡にかしょ、どうじは、やらっ♡」
「響は敏感だなぁ?まあ熱のせいもあるだろうが、俺は好きにさせてもらうぜ」
指の動きが速く複雑になり、響の快感を持ち上げていく。膣内はキュウキュウに締まり、カクカクと腰の動きも入ってくる。提督は空いた手で響の汗で張り付いた前髪を整えたり、乳首を掌で転がしたりして弄びながら、興奮を高めていく。
「――ッ♡」
「おおっと、まだだ」
響が絶頂に達する直前、膣内から指が抜かれる。何故と目で訴える響だが、提督はニヤリと笑って自分のズボンのチャックを下げた。
「お、おっき……」
「舐めろ」
「……ふぇ?」
「挿入れる時に痛いのは嫌だろ?」
確かに、一目で巨根と分かるその大きさでは小さくて狭い響では少々辛いかもしれない。響は体を前に傾けて、提督のナニを口に咥えこむ。舌の這う感触と、液体感のある音を暫し堪能した後、響に話す様に言い、そして押し倒した。
「しれい……かん」
「挿入れるぞ」
「――ッ!?」
ずぷりと、響の中に挿入される。突然の異物感に戸惑いつつも、求めていたモノを受け入れた喜びできゅん、と締まる正直な身体。提督は響の頭を撫でると、合図も予告もなく唐突に動き出した。
「んっ、んっ♡、んあっ♡」
「イイ顔するじゃねーの……可愛いなぁおい」
「しょんにゃ、ほめたってぇ♡、何にもないよぉっ♡」
「俺は別にお前が居ればいいんだよッ!」
「――あッ♡」
提督に深く突かれ、快感が脳へと昇っていく。呼吸がどんどん荒くなり、膣内も締まりが強く、断続的になっていく。提督も限界が迫っていることを感じ、前傾姿勢で、響に近づく。
「し、しれ、いッ♡」
「おう、どうした響ッ、あんまり喋る余裕はねぇぞ」
「めがねっ、かけてっ♡」
いつの間にか響の手には、提督の仕事用メガネが握られていた。
「わらひっ、ひれいかんのっ、めがねかけてうとこが、すきらからぁッ♡」
「――ッ、分かったよ」
響の手から提督が眼鏡をかけると、響は満足そうな顔をする。それを見て提督が腰の動きを速めた
「ふ、あぁぁっ♡」
「そんなことで満足してんじゃねぇぞ響ィ……これからもっと満足させてやるからなッ」
「ひっ、あっ♡、あっ♡、い、いくぅ♡、いく♡」
「クッ……もう限界だ出すぞッ」
提督が響の奥まで突き込み、白濁液を先から噴射する。響は痙攣しながら絶頂に達した。性器が抜かれた響の膣内から、入りきらなかった精液が垂れてくる。
「ふぁッ♡、――ッ♡」
「ッはぁ、はぁ……可愛い顔してやりやがるねェ……」
「しれいかん、けっこう荒っぽいんだね……ふふっ、そういうところも私は好き……かな」
「……生意気言いやがって。休む暇はねぇぞ、俺はまだ満足してねぇからな」
「えっ、流石に休ませ…あっ、ちょっとま――ッ♡」
翌日、提督は風邪をひいて欠勤したらしい。まあ、当然っちゃ当然であるが。看病に向かったのが響だということで、この後の展開はある程度察せるだろう。
12月末のクリスマスに近い、ある日の出来事だった。