ども、今回は中々迷いました。結果・・・綾菜にしました。彼女しか、いなかったというか。あと、今回はノーマル話です!R18が続くのもどうかと思うので!
「この前は本当によかったのう~」
「うん。アキラに深く溺れられて幸せ」
「壬月もあれほど武人じゃない顔を見せたのは初めてじゃないか?」
「それを言うなら、春日も。アキラの太刀で骨抜き」
「かかか!それはわしらもじゃがな!」
「・・・濡れちゃう。はあ、はあ」
森一家の陣所にて、桐琴と各務が話し合っている。内容は、アキラとのあの大乱交(間章1-2)の時の話だ。悦に浸っている感じの顔で楽しそうに話している。
「母~、各務~、そんな話するなよ!」
「なんじゃ~~、うらやましいのか、クソガキ」
「あ、ああ、アキラ、はあ、はあ、ん、あん」
「各務!場所を選べ!」
注意をする小夜叉だが、桐琴に言われて図星を差される。何とかごまかすために、思い出し自慰をしている各務に怒鳴る。そんな小夜叉を見てにやにやする桐琴。
「かかか、仕方ないじゃろう。アキラにあんなにぐちょぐちょのどろどろにされると・・・う、あ、ん」
各務を見て、彼女もすでに割れ目を濡らしており欲情していた。娘が見ている目の前で彼女も始めた。
「ああ、もう!勝手にやってろ!」
「どこへ行くのじゃ?」
「どこだっていいだろ!」
真っ赤になって部屋を飛び出す小夜叉。だが、二人はすでに彼女がどこへ行くのかわかっているみたいだ。
「恥ずかしがらずに、アキラに溺れればいいのに」
「かかか、あの恥じらいを乗り越えればわしらと一緒に心底蕩けられるまでアキラに抱かれたのに・・・あのクソガキは嫁になりたいと言っていたのに、なかなか自分から抱かれようとせん。せいぜい、誰かと一緒でないと逃げてしまう」
そういいながらニヤリとする桐琴の姿に各務は気づいた。
「・・・もしかして、わざと?」
「完全に一対一の状態で抱かれれば、妻として愛される喜びもわかるだろうと思ってな」
「うん。わかる」
「じゃが、お前の自慰に触発されたのも事実じゃぞ。さあ、むあ!ふふ、この燃え滾ってきた欲望を治めようぞ!」
「うん・・・続き、あう!あ、アキラ、ああん!」
各務は百パーセント本気で自慰をしていたが、桐琴はあくまで半分ほどであり、小夜叉を挑発してアキラのところに行くよう仕向けていたようだ。伊達に母として、女として、そして妻としての気持ちは桐琴のほうが持っているため見抜く力は強かった。
だが、欲情は本当にしている。そのまま、アキラを妄想しながら自慰を続けた。
そして、小夜叉は自分がそう誘導されたことに気づかないまま
「アキラ!よ!」
「おや、どうしました?」
アキラのところにやってきた。
「い、いやな、ちょっと暇だから」
「そうですか・・・ちょっと、待ってくれますか」
「・・・何の支度だ?」
「あれ?各務か桐琴さんから聞いてないですか?数日後に、小田原に行くのですよ」
その話を聞いてちょっと焦っていた顔から真剣な顔になった。
「そこにも鬼が出るのか?」
「使者の話ではそういう話が出ました・・・ほかにもありそうですが」
「そっか・・・俺らは行けないか」
「そうですね。久遠・光璃・美空もそれぞれの国で足元を揺るがしそうな連中がいるみたいですので、ここを守るものが少なくなります。あなたたち森一家が残っていただけると嬉しいのですが」
「時人達も残るけど、ここは広いからな・・・はん、任せてとけ!」
アキラは少し意外だった。自分も行く!と言うのかと思ったからだ。何しろ、棟梁代理ができる桐琴や一家を取り仕切れる各務もいるのだ。素直にここを守るというのは、つまり棟梁としての自覚もあるということだ。
『立場を持ったからこそ、頼もしさがでてきましたね・・・ちょっとだけ、そう本当に少しだけ梵に見えますよ』
そう思うと懐かしい顔が出てきて思わず笑顔になった。
『桐琴さんも各務もいい選択をしたものです。これなら問題なさそうですね』
心で二人を称賛したが、まさかその二人が自分を想って自慰を今やっていることはさすがに気付かないアキラだった。
準備も一通り終わると、小夜叉がずんずんと長屋の部屋に入ってきた。だが、そこには先客がいた。
「やっほ~です!アキラ様!」
「ああ!おめえ!」
大容量の収納スペースがついている蜻蛉斬りを持つ本多忠勝こと綾菜だ。
「なんでいやがるんだよ!せっかく二人きり、もといゴロゴロできると思ったのに!(・・・ちょっと助かったな。二人きりだと何話せばいいかわからないし)」
「やはりそれが目的でしたか、やれやれ」
二人きりの部分を聞き逃したアキラはあきれた。小夜叉の方は二人きりになれずムカッとした反面、誰かがいることはありがたかった。さすが桐琴、母の眼力は間違っていなかった。
「アキラ様に報告です!さっき三河にいた松平の先触れが来たです!殿さん、明日にはここに来るそうです!」
「なるほど、三河もだいぶ落ち着いたそうですね」
「はいです!久しぶりに会えるのが楽しみです!」
「ははは、そうですね。私も楽しみですよ(なでなで)」
「はうう~~、ほわほわするです~」
『羨ましい・・・って、何思った俺!』
「ふふ(なでなで)」
綾菜が楽しみな顔をしているのを見て頭を撫でた。それを見て羨ましく見ている小夜叉の頭も撫でた。
「な、なにしやがる!」
「何、してほしそうでしたので」
「お、俺は、別にそんなことをは!」
「綾菜はもっとしてほしいです!どんどんしてください!」
「・・・・・・ふん、勝手にしろ」
まっすぐに言う綾菜を見て少しだけ素直になった小夜叉。はねのけたり、下がったりせずそのまま撫でられ続けた。
『そういえば、ゆやさんの子供達もこんな感じで嬉しそうでしたね。ゆやさんの気持ち、少しだけわかった気がします・・・心地いいですね』
アキラは、この時ほんの少し親の気持ちというのを理解した。
そして、撫で終わると
「そういえば、アキラ様。一つ聞いていいですか?」
綾菜が訪ねてきた。
「殿さん、最近料理を頑張っていると先触れの人から聞きましたが・・・アキラ様、何かしました?」
「料理ですか?あと、どうして私がしたと」
「はいです。アキラ様が関わっている!と綾菜、電波が来たです!」
「電波ですか。しかし、綾菜ならそれを感じ取れそうに見えるから不思議です・・・その件ですが間違ってはいないですね(だけど、名誉のために言わないでおきましょう)」
かつて、自分に食べさせようと料理をしたが結局失敗続きで、教えていた薫が全部作ったことを思いだした。綾菜にとって、葵は絶対失敗しない人物とみている。そんな彼女のことを思って言わないことにした。
「そうですか!でも、変ですね~、綾菜はご飯は食べる方が好きです!葵様はどうして作る方がいいんですかね?」
「それは・・・人それぞれですよ」
「そうなのですか」
『・・・絶対わかってないですね』
葵の行動に疑問に思う綾菜に簡単に答えたアキラだが、確実にわかってない顔をしていたのでそう思い、
『あの姉ちゃんが、料理。肉を焼くだけで簡単にできる・・・ものじゃねえよな。でも、俺はそれくらいしかできねえし・・・くそ、俺もそれができたならアキラは、って待て!俺は何を思った!な、ななな、なんでおおおお、俺が。俺が料理を!』
隣の小夜叉は自分自身に葛藤していた。そんな小夜叉を放って、綾菜はそのままアキラの膝の上に座った。その姿を見て、ムカッとする。
「なあ、お前。どうして戻らないんだ?」
「どうしてって、綾菜はアキラ様の護衛が任務です!だからいるです!」
「いえ、綾菜様。それは私の指名・・・」
「小波と一緒にやっているです!」
「・・・確実に今思いつきましたね」
アキラの護衛と言われて黙っていられない屋根裏にいた小波。その後、その発言にもちろん小夜叉もアキラの護衛に名乗り出て文句の言い合いになった。
小波はともかく、小夜叉と綾菜がそうなると当然、
「ぜ~ぜ~ぜ~、ど、どうだ」
「は~は~は~、あ、綾菜の方が、つ、強い、です」
ガチのぶつかり合いになる。しかも、どっちも譲れない戦いなので二人して力尽きるまで戦い、今はアキラの布団に二人して寝転がっている。
「つうか、どうして、こう、なった、んだ?」
「わ、わから、ない、です」
「えっと・・・その、ご主人様?」
「この二人は特に譲りませんからね・・・お二人とも、とりあえず水をどうぞ」
汗を流す小波と苦笑いをするアキラ。水を渡して飲ませる。
「まったく、別に護衛とかそういうのは考えなくてもいいのですよ」
「「何言ってんだ(るです)!」」
「落ち着きなさい!いいですか、あなた方は私の妻なのですよ」
「「・・・あ」」
「私は一度もあなた方を護衛とみていません。私の妻として見ています」
「そ、そそそ、そうですか!綾菜、とっても嬉しいです!」
護衛ではなく妻として見ている。この言葉に綾菜は赤くなりながら、うれしさの声を上げた。だが、小夜叉は
「・・・なあ、アキラ。俺やこいつみたいに戦うしか能がないやつでも、妻ってなることができるのか?」
疑問をぶつけた。
「どうしたのです?」
「だってよ、俺は暴れることしかできない女だ。こいつだって戦うことしかできない女だ」
「小夜叉?」
アキラと綾菜も真剣になった小夜叉をじっと見つめる。
「久遠や美空達のように、アキラを支えることができない。結菜やひよやころみたいに料理だってできない。詩乃や雫みたいに頭だっていいわけじゃない・・・母や各務や壬月みたいに胸が大きいわけじゃないし、他の嫁のようにお前との奥で身も心も蕩けているわけじゃない。そんな俺でも本当に妻と名乗っていいのか?と思ってな」
つまり、戦い以外できない自分や綾菜は本当に妻にふさわしいのか?と思っているようだ。嫁になりたいという気持ちはずっと持っていたが、いざなろうと思うと思いとどまる部分があるのは誰しもが持っているものだ。
「小夜叉。久遠は何と言いました?」
「ああ、わかっているよ。お前と嫁になる意思があるなら、なってもいいと。それに、お前が今言ったことを気にしないで俺を妻にしてもいいという考えがあることもわかっている。だが・・・それは同時に女として、妻としての魅力もないと思えちまってな。母や各務はアキラを満足させられる体があるけど・・・俺は」
どうやら、今一つ踏み込める勇気がないようだ。
「まったく、何を言っているですか小夜叉は」
そこに綾菜がやれやれという感じで言ってきた。
「小夜叉らしくないです。別に嫁になるのに資格などないです。あるなら、アキラ様が好きかどうかだけです」
「綾菜!お前みたいに気楽に「気楽じゃないです!」え?」
気楽という言葉に綾菜は怒った。
「綾菜も悩んだです!アキラ様のそばにいたいか、殿さんのそばにいたいか!越後の時、お二人が一緒になれないか悩んだです!でも、今は一緒です!それは殿さんがアキラ様を大好きになったからです!そして今は殿さんはアキラ様のために頑張っているです!小夜叉が嫁になるのに不安があるなら頑張るです!」
何しろ自分の主はアキラの嫁にふさわしい女になろうと頑張っている。綾菜も葵が料理をするということはそういうことじゃないか?と、理性では気づかなくてもおそらく無意識に気付いているのだろう。そんな主だと知っているからこそ、綾菜は目の前で不安になっている小夜叉に怒鳴った。
「綾菜も料理なんてできないです!でも、妻になった綾菜にしかできないことがきっとあるです!」
そしてこの言葉に小夜叉は不安が消し飛んだ。
「妻になった自分にしかできないこと・・・か」
「綾菜は言われた通り戦うことしかできないですが、それ以外でできることがないが探しているです!小夜叉はやってないですか?小夜叉はお母さん(桐琴)のように自分を決して曲げない、どんな時も力で押し通す人じゃなかったですか!」
「・・・ははは!はははははは!」
大笑いをした小夜叉。
『こいつに言われて気付くなんてな・・・そうだな。母や各務だって、力で押し通してアキラの嫁になったんだ。その嫁の場所にいる皆が、あまりにも俺ができそうもないことをできる嫁達ばかりなもんだから、俺は資格が必要だと思い込んだ。それに目が行っちまったばかりに森一家の家訓を忘れてたよ・・・どんな獲物でも、絶対に逃がさない。必ず、それを手に入れる!・・・このことを忘れていたよ!』
まさか、戦いの中で強さの争いをしている綾菜に諭されるなんて思わなかったからこそ、笑いが止まらなかった。
『へ、身分の優劣、才能の優劣、そして、体の優劣なんぞどうってことなかったな。嫁なら、どんな平民な女でも、どんな非凡な女でも、どんな貧弱な女体でも、愛を持って抱くのがあいつだったな。全員を平等に!』
すっかり気持ちの迷いが晴れた小夜叉。そのことに気づかせた綾菜に、
「(しゅ!)・・・貸しだぞ」
「えへへ!何のことです?」
枕元にあった得物で一突きしようとしたが、ちゃんと避けた綾菜はその意味を理解しているからあえてとぼけた。その光景を見て、
『・・・トラ』
こんなやり取りをかつて親友にしたことを思いだしたアキラ。
その後、綾菜は帰っていった。なんでも、葵を迎える準備をしたいということで小波もついていった。やはり、二人ともそわそわしていたのだろう。あれだけ火花を散らしたアキラの護衛の件を、あっさりと小夜叉に頼んで行った。
「それで、あなたはどうするのです?」
「・・・決まってるだろ」
そういうと、顔を赤らめながら自分の脚を広げた。
「本当の、嫁に・・・してくれ。勢いなんかない、俺の想いを全部受け止めてくれ」
一番に目が行く彼女の下着。若干の湿り気があった。
「ええ、今夜はあなたにしっかりわかってもらいますよ」
その湿り気を出す割れ目の部分に指を置いた。
「!!!」
指を動かすと、彼女はびくっとして少し震えながらも、
「私はすべての妻を差別なんか絶対しない。そのことを、ね」
その言葉と妻にしかしない熱く濃厚なキスに満足しながら、アキラに身も心も溺れていった。彼女の喘ぎ声がアキラの部屋から高く響いて、夜に長屋に帰ってきたひよところが自室で自慰をしたのは別の話。
一応ここではすでに抱かれたという設定です。だけど、みんなと一緒に勢い任せって感じなので、ここで綾菜の括で女であり妻の小夜叉を出したいと思ったので、妻としてふさわしいと思える皆を見ていく中で不安を持ち、最後は彼女らしくない弱弱しくも愛らしい姿にしました。
次回は、もちろん葵です!悠季も入れます!ついでに幼馴染の久遠も入れてR-18にします!・・・光璃も入れちゃおうかな?間章2も次回で終わりだし。