では・・・最終話。すたーとです!
一応、捕捉します。前話でアキラの過去の夢を簡略して出しましたが、この話から読んで意味が分からない!という読者がいると思います。盲目のサムライにアキラ過去編の話があるので、そちらを読めばわかります!
氏康や桐琴達との乱交から二日後。この日の夕方に十六夜主催のアキラ及びアキラ隊への感謝の宴会をすることになった。その話を数日前に時々一休みをしてアキラと二人っきりになって団子を食べる暁月から聞いた。
なら、その宴会前にしっかり今後の予定を終わらせようと、詩乃や一二三達にしっかり相模を出た後の京への帰路を確認した。
ただ、その会話の途中で・・・
「アキラ様!私も韮山までお見送りしてもいいですか!」
(小波みたいに幻の犬耳と思いっきり振っている幻の犬尻尾が生えている)朧の相模を出る直前まではくっついていきます!と言う発言と、
「えへへ~~、姫野ちゃんもアキラ隊に入ることになったの~~」
とてもご機嫌な姫野のアキラ隊入隊の話で誑された彼女達を見た詩乃達は不機嫌になった・・・だが、一番不満だったのは、『アキラ直属の草』と言う肩書をずっと独り占めしていた小波だったのは言うまでもない。アキラの命令なら喜んで引き受け続けた小波だが、ずっと一人だった分その負担も大きかったので二人にしたアキラの配慮だったが、ずっとそばにいられないかもしれない不安が彼女に悲しみを持たせてしまった。
因みにあのSM大乱交の事は梅や柘榴のほかに桐琴と氏康が楽しそうに彼女らに話をしたため、それが感謝の宴会を本来乱交の翌日の夕方にするつもりだったのだが、その次の日になった理由でもあった。アキラのお尻叩きを、参加しなかったアキラ隊の嫁達がやってほしい!と詰めかけてきて・・・最終的に宴会に参加できる体力と時間がなくなったのだ。
雀と烏の尻を叩いた時は何か父親な気分になったり、一二三や幽の尻を叩いた時はもっと叩きたい征服感に襲われたり、一葉や梅の時は尻を叩くことより乳を叩く方に夢中になったが・・・それはまた別の話。
宴会前のチェック事項も全部終わり、詩乃達の嫁が増えたことの不満のジト目をかいくぐって、アキラが今いる場所は、
「も~~、二人っきりになりたいなんて・・・大胆ね♥」
氏康と二人で、彼女の部屋にいた。彼女はアキラにべったり抱き着いて股間に手を伸ばし、自分の胸をアキラに押し付けて誘惑している。
「ほら~、宴会まで時間あるし~、何なら始まる時間までこの体を味わ「いい加減にしてください」・・・もう、つれないんだから」
自分の服を着崩して胸の谷間を見せつけながら、まるで淫乱娼婦みたいにアキラの服を脱がせようとしたが、彼の一言に溜息を吐きながら離れる。
「私があなたと話をしたい理由、わかっているでしょう?結論を聞かせてください」
「そうね・・・隠居した私はどうするか?そして、どんな立場に立つべきか?主にこの二つかしら?」
「そうです。どうするつもりですか?」
「う~~ん。そうね~~」
アキラを流し目で見た。半分は演技も入っているが、もう半分はしっかり考えている。
「もし本当に決めてないのなら・・・アキラ隊に入りますか?」
「え?あなたの隊に?」
彼女はアキラに何かを言わせる気で流し目をしていたが、この答えは意外だったのか顔は仮面をかぶっていたが声は本当に驚きの声だった。何しろ、北条家三代目元当主と言う肩書は同盟軍から見てもとても大きなものだ。いくら中心人物のアキラの隊とはいえ、まさか三百ちょいの隊に勧誘されるとは思わなかったようだ。
「どうせ、あなたは自由に生きたい。そういう考えを持っているでしょう?」
「・・・確かに、自分のしたいように生きたいわね」
「しかし、今の自分の立場を考えればそれは難しい」
「だからこそ、あなたの隊ってことなの?」
「何しろ、副隊長が日の本で一番偉いはずなのに一番好き勝手してますからね」
「・・・っぷ!あはははは!確かにそうね!」
一葉の事を出すと、本気の笑いを出して
「そうね~、厄介になろうかしら?」
アキラ隊への入隊を希望した。
「といっても、一緒に帰れなさそうですけどね」
「え~~、私ついていきたいんだけど~」
「本気で言ってないでしょう?いくら十六夜がやっと当主としての肩書に慣れてきたと言っても、まだまだです。それに、三日月に暁月ちゃんにだってまだまだあなたの力が必要だ(実際、トラが二代目将軍になった時も反対派がいたようですし)」
その入隊を受け入れたが、アキラは親友が将軍になった時の愚痴を思い出し、ここもそう簡単にはいかないとわかっていた。だから、彼女は相模にまだ残るべきと伝えた。
「いらないお世話と言われないかしら?」
「むしろ、喜ぶと思いますが?」
ただ、三姉妹が笑顔で迎え入れる姿がすぐに思い浮かんだアキラ。
「そうだわ!心配してくれるなら、あなたがずっとここに住めば十六夜達だって喜ぶし、私もあの子達を支えながらあなたとたくさん蜜時を楽しむ「それはできませんと言ってきましたが?」そんな!私や朧に十六夜達を抱いたのは遊びだったと言うの!私達、親子を愛欲に溺れさせたのに!」
そのアキラに名案!と言う感じでそれを言ってくる氏康。拒否したら、嘘泣きをして上目遣いをする。
「わざと過ぎる演技ですよ」
「・・・てへ!」
もちろん見破るアキラだし、それを分かっていてそんな演技をした氏康。そこに、
「おい、朔夜。ちょっと用がある」
「あら、サイ。どうしたのかしら?」
「十六夜達が大丈夫か確認してほしい要件があるらしい」
「そう・・・なら、仕方ないか。あの子達はまだ私が必要みたいね」
歳世が入ってきて用件を伝えたので、やれやれと言いながら服を戻して立ち上がる氏康・・・だが、早速自分を頼った娘達が何気にうれしいのか笑顔だった。
「じゃ、行ってくるわね」
「ええ、行ってきなさい。それが・・・親としてのあなたの信念なら」
「任せなさい。しっかり支えてみせるわ!(何より、あの夢で見たクビラに負けられないからね)」
親として子のために全力を尽くす。それが氏康の信念と分かりアキラは笑顔になった。だが、実は夢で見た子を大切にするクビラの信念と心の強さを見て、彼に負けられないという彼女の心までは分からなかった。
部屋を出ようとする前に、
「氏康。同盟に入ったのですからあなたが十六夜達を支えようとするように、私もあなたを支えたいし頼りにしたいと思っています。これから先は・・・分かり合う仲間(とも)なのですから」
アキラは最後に言うべきと思ったことを伝えた。「ええ」と言いながら部屋を出て、十六夜のところに向かう氏康は歳世から言われた。
「どうだ?間違った選択ではなかっただろう?」
「そうね、天下泰平への道・・・こうして手を取って分かり合って生きる道」
その声掛けに、さっきまでの笑顔から一変、一気に真剣な顔になった。
「火花を散らす越後と甲斐を一緒にしたんだから、できると思っていたし、十六夜の事だって解決できた」
「本音を言うと、アキラ君は戦いでしか答えを見つけられない人だと思ったわ(あんな生き方をしていたのなら尚更ね)」
「私も、越後で再会するまではそう思っていた。実際、戦った時はそうだったからな」
「だけど、ここまで考えを変えて・・・それをここまで実現させた。不思議な子ね」
同盟と手を組む・・・この選択は間違いではなかったこと。その話に頷き、足を止めて後ろを見た。
『十六夜達の事にこれからの北条の事もそうだけど・・・だけど、私をあそこまで女の心を燃やした人はアキラ君が初めてだわ。ふふ、さっきの誘惑は結構本気でやっていたなんて思わないでしょうね』
自分に女心を再燃焼させたことに、演技ではない本当の笑みを浮かべた。
『見てなさい、アキラ君。あなたの女になった以上、誰よりも早く子を孕んで見せるわ。ふふふ、本当に実現したら最初の妻の信長ちゃんやお隣さんの美空ちゃんに光璃ちゃんはどんな顔をするのか楽しみだわ♪さあ、そうと決まれば一日でも十六夜達を一人前にしないと!アキラ隊に入るんだから、ず~~~っと傍にいたいしね♥待っててね~、アキラ君♪』
まるでその方向にアキラがいるかのように、白百合と似た目標を立ててその為に娘達を早く成長させようと決めた氏康だった。
『鬼を全滅させるまで戦いを続けるか・・・アキラらしい生き方だが、鬼を倒すと同時に嫁も増えるみたいだから・・・この調子なら、遠い未来に腹上死しそうだな。一番お前に縁のない死に方だと思っていたがな』
歳世の方は、アキラの戦いはまだ続くが、彼は戦場で死ぬのではなく女を抱きまくって死ぬ腹上死が彼の死に方ではないか?と思ってしまい笑ってしまった。二人そろってこれから先を心から楽しみな笑顔を作った。
そして、ようやく宴会の時間になった。
「そ、それでは!アキラ隊の皆様と、アキラさんに感謝を込めて・・・」
ちょっと照れながらも緊張気味だけど、
「かんぱ~~~い!」
可愛らしい笑顔の十六夜が乾杯の音頭をとった。
「おおお!相模の焼き魚もまた美味です!」
「そうですね、詩乃。こちらの山菜もいい味を出してます」
「ハニー!こちらに来て食べません事~~!」
「お兄ちゃん!雀達にかまってください!」
「・・・///」「おおお!お姉ちゃんが照れてる。そうだよね、久しぶりに抱き着いて(じゃき)って!ちょ!宴会に銃をださないでえええ!」
「は~~ははは!ほれ、ほれ!わしらのおっぱい酒じゃ!」
「飲んでいくよな?主様!」
「まあ、今回だけは大目に見ましょう・・・って、ちょ、全部脱いではだめですぞ!」
詩乃・雫は静かに食べ、雀・烏のいつも通りの漫才を見せた。梅はアキラにあ~んをさせたいが為に、桐琴と一葉はさっそく上半身を裸にしておっぱい酒を作りそれを飲ませたいが為にアキラを呼ぶ。宴会場にはアキラしかいなく兵達は庭のほうでどんちゃん騒ぎをしているので一葉の乳を見られる心配がないから大目に見た幽だが、何と下のほうまで脱ごうとしたので慌てて止めた。
「ちょ、服部にそっちの女!さっきから姫野ちゃんに鋭い視線を送ってない!」
「・・・そんなことする気はない」
「そうそう」
アキラ直属の草・・・それが二人になったことに残念な小波はせめてもの抵抗で彼女に不満の視線を送る。各務は草ではない・・・だが、ずっとアキラをストーキングしていたのに一緒にいる人数が増えることに彼女も一緒に視線を送っていた。それに気づいて文句を言う姫野だが、二人は知らぬふりをした。
「柘榴、早食い対決です!」
「おおお!受けてたつっす!こっちじゃ負けないっすよ!」
「ちょ!二人ともそれは体に毒」
「ははは!いいじゃないか、好きにやらせてやりな」
「そうじゃ、それくらいどうってことない二人じゃしな」
「もう~~、一二三ちゃんに沙綾様は~」
綾菜と柘榴の大食い対決が幕を切り、止めようとする歌夜だが楽しそうに見る一二三と沙綾に止められた。そんな二人を呆れてみる湖衣・・・の視線は上半身裸の桐琴と一葉と
「面白いことやってるじゃない~~」
二人に触発されて同じことをしてアキラに迫る氏康の三人だった。十六夜は三日月と暁月の二人と一緒に楽しそうに食事をしていて、
「あ、あ、アキラ様。わ、わ、私の方を見てください!」
朧は爆乳三人組に負けじとアキラに抱き着こうとしている。
そんなどんちゃん騒ぎをする彼女らを見たアキラ。
『やれやれ、相変わらず騒がしいですが・・・これが平和であり、楽しい日常です。ごく普通に生きていくことがどれだけ大切なものか。かつての私では絶対に考えなかったことですが・・・久遠達と出会いそれを思い知った。そして、彼女達の揺るぎない信念に惹かれ私もその信念に同調して鬼との戦いを続けている。いつ終わるかはわからないが・・・必ず終わる時が来るはず』
桐琴達の追及を避けながら、皆が笑顔で楽しむ光景を見て
『そう、どんな道もゴールは必ずある。そのゴールにたどり着くためには途方もない努力が必要ですが、ここにいる妻達とここにはいない妻達・・・彼女らと一緒ならたどり着けると確信できる自分がいる』
まだまだ終わりの見えない鬼との戦いを、いつか終わらせられると確信した。そんなアキラに、
「アキラ」
いつの間にか十六夜と三日月から抜けた暁月が声をかけた。
「おや?いいのですか?」
「はい・・・それに、アキラと話をしたいと思ってました」
「そうですか」
「・・・本当にありがとう。私達を救ってくれて」
この時、やっと彼女は本当に言いたかった礼を言えた。
「私からすれば、久遠達の夢を叶えるために必要なことだったのですが」
「それでもいいのです。母様の事、十六夜姉様の事・・・そして、これからの私達の事。アキラがいなかったら今頃どうなっていた事か」
「それでもあれだけの器の大きさを見せつけた十六夜なら何とかなると思いますが?それに、あなたや三日月もいれば北条は守れると思いますよ。何しろ・・・この私が認めたのですから」
何しろ、本来の歴史では武田信玄や上杉謙信と戦っても彼女が上手く北条を残せたのだ。アキラは例え鬼に襲撃されそうになっても三姉妹がいれば大丈夫では?と思った。
「・・・(本当にサラッとこういうことが言えるのが誑しと言われる由縁なのですね)」
暁月は褒められたことで赤くなり、アキラの女誑しはこういうところだと実感した。
「暁月、これからは仲間です。手を差し伸べたい時は遠慮する必要はありません。私がその手を握りますので、これからは気持ちを隠さないでくださいね」
「・・・わかりました。ですが」
「ですが?」
「アキラもまた手を差し伸べたい時は遠慮しないでくださいね。十六夜姉様に朧姉様・・・それに」
アキラが暁月の手を握り、これから先の事で遠慮するなと言った。その行動に真っ赤になったが、アキラに言われたことをそのまま返した。そして、
「わ、私も・・・その手を握りますから///」
できる限りの告白をして、握ってきたアキラの手を握り返し・・・その手を頬に着けて上目遣いで見た。そんな暁月にアキラは頷いて、
「ええ。遠慮しないで頼らせてもらいますね」
笑顔で返事をした。満足のいく答えに笑顔を出す暁月。
『必ず、実現させて見せましょう。久遠の夢であり、信念でもある・・・この日の本の皆がこうした笑顔でいられる日々を。こうして手を差し伸べれば握ってくれる仲間がいるのならそれも夢ではなく現実でできるはず。ええ、あの時のように狂の背中を追い続けるのと同じくらい遠い道。だけど・・・必ずゴールしてみせますとも!』
アキラもまた満足のいく言葉を貰えたので、これから先まだまだ遠いが頑張れる気がした。そう・・・自分と愛する人達の信念と想いと笑顔。これがあれば・・・どんなに遠いゴールでも努力していける。そんな気持ちを持ったアキラだった。
信念のサムライ・・・これにて終幕!
と、ここで終わればよかったのだが、
「おおおう!アキラ、わしらを無視とはいい度胸じゃなあ!」
「主様!そ奴ばかり見るとはひどいではないか!」
「うっふふ~~、暁月も大胆ね~~」
これから先の決意をした直後に何とも性質の悪い酔っ払い三人衆がやってきてしまった。しかも。
「罰じゃ!わしらの酒を飲み干せいい!」
「む!ご!」
「「「「「「「ああ!」」」」」」
桐琴はひょうたんの中の酒を無理やりアキラに飲ませてしまった・・・そして、飲み干したアキラはその場で倒れてしまった。
「ちょ!あ、アキラ様!」
「いけません朧様!」
「そうです!離れてください!」
気が気でない朧はすぐにアキラの体をゆすった。まさにあの時と同じ状況でありその経験者(盲目のサムライ・六十二振り目)である詩乃と雫があの惨劇の再現になるのでは!と思い彼女を離そうとした。梅や幽に柘榴も真っ青になって離れようとした・・・武田勢の一二三や湖衣にエーリカは北条の皆と一緒に知らなかった。
「・・・朧!」
「むぐう!ぐちゅ、ちゅううう、じゅるうるるる♥!ぐちょ、じゅるりじゅるじゅる♥!(あ、あ、あああ♥アキラ、様~~、も、もっとおおおお♥!)」
でも、全てが遅かった。朧へのディープキスが、あの悪夢の再来がスタートの合図となった・・・案の定彼女らはアキラの餌食になり、絶頂直前でやめさせられるあの行為を受け続けたことになった。初体験のエーリカ達や氏康らもこれは地獄だと認識した。特に氏康に至っては完全にイカせてくれない苦しみにとても悶々しまくったと言う。
体と心に染みついた愛欲を中途半端で終わらせられた彼女らは、翌日我慢できずにアキラに襲い掛かり徹底的に快楽と情欲と愛欲の海に溺れ沈んでいった。
その日からアキラは部屋を出る事が出来なかった。そして、京に向けて出陣する日の朝までずっと彼女達全員の(性の)相手をする羽目になったそうだ・・・ちゃん♪ちゃん♪
今度こそ・・・本当に終わり!
本当に今までありがとうございました!!この後は今書いている横島忠夫とR18吉井明久の話に並列して、新小説として艦これキャラとアズレンキャラの同名別人の一話完結R18の3P話を書きますのでそちらをよろしくお願いします!