ある日、小田原城の氏康の部屋に集まった北条一家。
「あの、これはどんな集まりでしょうか?」
「あら?忘れたわけじゃないわよね?」
そこにアキラが呼ばれた。いきなり氏康から呼ばれて、分からない顔をした。
「あ、あの、名月からの手紙で・・・」
「名月君からの手紙?」
「はい!何でも楽しい遊びをしたそうで!」
「三日月達もやってみたいんだよ!」
「どのようなものかぜひ教えて頂ければ」
「わ、私は別に興味ないんだけど~、御本城様達が知りたいっていうから!」
そして、朧から名月の名が出たがまだわからない。他の皆も興味津々で聞くがいきなりそんな聞かれ方をしたので、意味すら理解してないアキラ。
「えっと、具体的にどんな遊びなのです?」
「確か・・・王様げえむ、という奴だったわね」
だが、この言葉にアキラは顔を青ざめた。そして、やっと思い出した。かつて名月が氏康に手紙を送り、返ってきた手紙に王様ゲームの事を書いていたことを。逃げたい気持ちになったが、既に先を読んだ氏康が後ろから抱き着いて胸を押し付けている。
「・・・やりたくないのですが」
「だ~め。ほら、説明お願いね♪」
右を向けばキスができるくらい顔を近づけた氏康に一応抵抗したが、逃がさないようがっちり後ろから胸の前に両手を回して握りしめた。これで逃亡が完全に不可能になった。
『諦めるしかないですね・・・でも、幸いなのは彼女らは詳しいルールを知らないことです。ここである程度改変して伝えれば被害は最小限になるはず!』
結局、アキラは諦めたが被害の拡大を防ぐために、ちょっとだけ違うルールを説明した。そのルールは前のように命令を書いた紙を入れた箱に入れて、それを王様になった人が一枚取って書かれていることを番号を持った人達の中から何人かに選んで命令すると言うものだ。ただ、ここに一つ更にアキラは・・・その命令できる人数を最大二人までにした。
『これで、限界でしょうね』
本当は命令箱に入れる命令にはいやらしいこと・エッチなことを書かないや、裸になったり淫らな服に着替えをすると言ったようなものを書くな。と言いたかったが、確実にそれを言っても無視して面白がってやりそうな人間が約一名いる。
『もう入っている気がするんですよね~~』
というか、自分のおっぱいをアキラの背中に思い切り押し付ける横目で見たその約一名の
『楽しみにしててね♪』
この笑顔が、目の前にある命令箱は既に仕込み済みを証明していた。だから・・・被害人数を一人ではなく二人にしたのだ。一人じゃつまらない!と自分の頬にキスを何度も楽しそうにしている約一名は言いそうだし(朧が羨ましそうに見ている)、自分が当たったら巻き添えに出来るのと同時に盾に出来るかもしれないからだ。
覚悟を決めて
「では、行きますよ」
王様ゲームを開始した・・・アキラの頬に氏康のキスマークがあるのは気のせいだ。
「「「「「「王様だ~~れだ!」」」」」」
「あ!私からだ!」
「あら?残念」
「「「っほ」」」
「ちょっと、なあに?そのホッとした感じは?」
合図と共に、最初の王様の棒を引いたのは十六夜だった。いくら命令はもう命令箱の中にあっても、最初っからこの混乱を起こすこと間違いない人が王様でなかったことにアキラだけでなく朧と暁月もホッとした。
「じゃあ、まずは番号を決めてください」
「そうですか?えっと・・・では、二番と五番です!」
「二番と五番・・・私は、あ、六番ですね」
後、朧が一番、三日月が四番で暁月が三番だった。
「あら?十六夜に命令されるの?」
「ご、御本城様もですか!」
どうやら、二番の氏康と五番の姫野の二人だった。まさか、遊びとはいえ母親に命令することに十六夜はびっくりした。
「ほらほら、命令しなさいって」
「十六夜様。私は大丈夫です・・・まあ、気持ちはわかりますよ」
氏康はニヤニヤしながら命令箱を指さした。そんな彼女を見て冷や汗を出す姫野・・・いや、アキラや朧達も出していた。
「ううう、当主になって一番の難関が来てます~~」
「・・・ちょっと言えている気がします」
「うむ、姉様相手にそれは確かに言える気がする」
命令箱を腕を振るわせながら何とか一枚選んだ十六夜の言葉に、朧と暁月も苦笑いした。そして、びくびくしながら紙を広げて・・・出てきた命令は、
「えっと、その『王様に頭を下げる』?」
「あら~~、つまらないわね~」
「それって、命令なの?」
十六夜に頭を下げる命令だった。二人はすぐに実行したが、
「か、かかかかか、母様がわわわわ、私に頭を~~!!!」
恐れ多い!って感じで、頭を下げた氏康に「早く上げてください!」と必死に言っている。姫野はもはや見えていないように見える。何気にアキラも狂に頭を下げろと言う命令はできないとこっそり思った。
二人の頭下げが終わり、十六夜もようやくホッとして
「「「「「「王様だ~~れだ!」」」」」」
ゲームは再開された。次の王様は、
「うふふふふふふ~~~」
もう、時限爆弾のスイッチが入ったようだ・・・氏康だった。
「さあ~~。何番に頼もうかしらね~~」
「「「「(ごくり)」」」」
「あれ?十六夜姉ちゃんに暁月に朧姉ちゃんに姫野までどうしたんだ?」
状況を全く理解していない三日月が四人の真剣な顔に訪ねたが、答えられる心境ではなかった。アキラもまた同じ気持ちなので、
「もう~~、そんなに緊張しなくてもいいじゃない♪」
その気楽に、でも心底楽しみにしてそうな顔に五人は
『『『『『します!』』』』』
この時だけは心のツッコミが一致した。そして、ついに命令箱から一枚抜き取り番号を指名した。氏康が指名した番号は三番と六番だった。それは・・・
「私ですね」
「え、ええええ!また私なんですか!」
朧と・・・また姫野だった。
「そして~~、あら?うふふふ~~」
「ね、姉様・・・寒気がする笑いはやめてください!」
「そ、そうですよ」
二人して、氏康の笑いにぞくぞくっときた。それを見た三姉妹とアキラは哀れと思いながら合掌した。
「命令はね~~『蜜時の時の事を話す』よ」
「「・・・・・・は?」」
「「「「うわ・・・これは」」」」
つまり、この命令はアキラとのセックスの内容を話せ。と言うことだ。完全に自分の書いた命令だろう。
「「ちょちょちょ!待って!それはいくら何でも!」」
「王様の命令は~~」
「「・・・ぜ、絶対、で、す」」
「さあさあ、聞かせてもらいましょうね~~!あ、そうだ。何なら再現もして「「嫌です!」」・・・もう、しょうがないわね~」
もう断れない状況になった時に追撃が入りそうになったので、それだけは何とか阻止できた二人。
「う、ううう。わ、私は・・・鬼の解毒の時に縄で縛られながら・・・あ、アキラ殿に」
「ひ、姫野ちゃんは・・・まだ御本城様が鬼の時にアキラが寝ている時に」
氏康の興味津々の顔を前に真っ赤に話す朧と姫野。
『・・・これは、私も恥ずかしいですね』
何しろこれはアキラとのセックスの内容だ。二人を抱いた本人も聞かされるので、こっそり恥ずかしがった。
「「「そ、それで!どうなったのですか(んだ)!」」」
三姉妹も氏康と同じ顔になった。この時だけ二人は、やっぱり十六夜達は氏康の娘だと実感した・・・追及してくる親子に負けて時間が半刻(一時間)ほどかかったが、話がやっと終わり満足そうな親子に少し照れているアキラ。そして、
『『ま、まずい。アキラ(殿)に抱かれたい気持ちが出てきたよ///』』
抱かれた時のことを話しているうちに、今すぐ傍にいる愛する男性に抱かれたい気持ちになった二人。既に、内容を暴露した恥ずかしさだけでなくアキラへの欲情と愛欲の求めも含んだ真っ赤な顔になった。それを見抜けたのは氏康だけであり、彼女らが愛蜜を出していることも見抜いた。
『安心なさい二人とも。その想いを発散できる命令はちゃんとあるわよ~~。しっかり抱かれましょうね♥』
ちゃっかり二人に混じって自分も抱かれる気満々である。
話で時間が伸びたが、
「では、続けましょう!」
気持ちを切り替えたアキラが声を高らかに上げて皆が頷いた。
「「「「「「王様だ~~れだ!」」」」」」
王様の棒を引いたのは・・・
「ひ、ひ、姫野ちゃんだああああああ!」
姫野だった。歓喜の声と共に
「じゃあ、一番と五番!」
すぐ番号を言って、命令箱から一枚ひいた。書かれていたのは・・・
「えっと・・・呼ばれた番号同士で接吻をする~~!えええ!何これ!」
「あ、それは私です」
「あ、暁月!何故姉様みたいな命令を!」
「ちょっと、それってどういう意味?」
キスをすると言う事だった。しかもそれを書いたのは暁月だと言うことに朧は驚いた。氏康の文句を無視して彼女に問い詰める朧。
「何でも、アキラの妻には女同士の夫婦でも接吻をし合う仲だとか・・・それにならって」
「あ、なるほど。親愛を込めた接吻と言う事ですね」
アキラは久遠と結菜や真琴や市が夫婦でキスしあうシーンを何度も見ている。そういう意味だと分かったが・・・氏康以外の北条勢は今だびっくりしている。そして、肝心の二人は・・・
「な、なあ、暁月。後悔してない?」
「す、少し、してます」
三日月と、これを書いた本人らしい。さすがに三日月も恥ずかしいのか、照れながら彼女の顔に近づける。
「ほらほら、しっかりアキラ君と愛し合うようにキスしてね~」
「い、いや、そこまでは「なら姫野変わる?」・・・お、お願いします」
氏康は王ではないが、基本姫野は彼女には逆らえないのでああ言われるとこう答えるしかないのだ。その彼女は楽しそうに見て、十六夜は顔を手で隠しておきながら指の隙間から見て、朧と姫野は
『『あ、アキラ(殿)と、熱いキスをした時の事を思い出してしまう~~!』』
さっきの話で欲情してしまったせいか、どうしても自分とアキラのセックス時にやったディープキスの事を思い出してしまっている・・・朧はともかく姫野は自爆してしまい、自分の胸に手を置いた。固く突起した乳首が手のひらに触れたのを二人は感じた。
アキラはと言うと、
『別に、大したことではないと思いますが?』
完全に親愛のキスに意識を変えてしまったのか、平然として・・・彼女らのキスを見た。
三日月と暁月のキスシーンを見て、慌てた二人がすぐに
「「「「「「王様だ~~れだ!」」」」」」
ゲームを再開させた。ここでの王様は・・・
「私、ですね」
アキラだった。その時の皆は・・・氏康はエッチな命令を引くのわかってるわよね?や、朧や姫野や十六夜はお願いです。平和なものを!や、三日月と暁月はさっきのキスで当たらなければ何でもいいです。なそれぞれの考えが分かる顔になっていた。
「では・・・三番と四番で」
「あらあら~~、私ね~~♥」
「か、か、母様ですか!」
どうやら、前当主と現当主の親子がそれぞれ当たったようだ。そして、肝心の命令箱から引いた命令は、
「何ですかこれ?・・・『皆を裸にしろ?』」
「さあさあ、皆~大人しく脱がされて、ね~~」
「「ちょ!母(姉)様、何て命令を入れたんですか!」」
とんでもない者だった。絶対に氏康の書いたものと分かり十六夜と朧は問い詰めるが、
「これは無効って(がし)ああ、アキラの前で!ひいいいい!」
「うう、ご、ごめんね。三日月ちゃんに暁月ちゃん」
彼女は姫野を既に楽しそうにひん剥いている。派手な服をどんどん脱がせて、ついに乳房を露わにした。それを見た十六夜は、妹二人に視線を向けた。
「「う、嘘だよな(ですよね)!」」
「あ、アキラ殿!た、助け「ダメよ~~、あ、アキラ君は自分で脱いでね~~」いやああああ!!」
すっぽんぽんにされた涙目の姫野をしり目に、朧にターゲットを変えた氏康は彼女を脱がした。そして、アキラは言われた通り自分も脱ぎ始めたが、
『・・・これって、完全に氏康天下じゃないですか』
このゲームの影の王様が彼女になっているのでは?と思い始めた・・・一つ誤解があるのだが、実はこの命令は氏康ではなく・・・姫野だった。自分が引いて自分以外を裸にして辱めると言う考えをルールの事を忘れて持っていたが、アキラが引くとは思わなかった。しかも、彼にではなく氏康に裸にされる・・・なんとも不運だった。
「そ、そこまでしなくても!」
「だ~め~よ。私だって脱いだんだから♪」
数分後、完全に皆が全裸になった。氏康は乳房に下の口などを堂々と見せて腰に手をかけており、三日月も兄ちゃんなら!と同じポーズを取っていた。朧・十六夜・暁月・姫野は必死に見られないようにしゃがみ込み右腕で胸を隠して、左腕で後ろのお尻の割れ目を隠していた。
「そこまで恥ずかしがらなくてもいいじゃない。だって、アキラ君には全部見せたんでしょう?」
「「「「それとこれとは話が別です!」」」」
氏康が乳房を上下に揺らしながらしゃがむ四人に顔を近づけて言った。そのお気楽な言葉に四人は文句を言ったが全く聞いていない。
「兄ちゃん。兄ちゃんの裸って・・・すっげえな!」
まだアキラの裸を見たことがない三日月は、傷だらけで筋肉質の長年努力し続けているのを感じられる体を見て目を輝かせていた。その言葉に五人がアキラの裸に視線を変えた。
『『『『『抱かれた時も見たけど・・・こうした改めて見ると、心が、熱くなって、止まらない!』』』』』
夢でも見たあの体に思いっきり抱かれたい。愛欲に満たされたい。性欲に溺れたい・・・そして、思う存分アキラに滅茶苦茶に犯されたい。そんな願望が湧いた。
「さ、続けましょう!」
「えっと、次で最後にしませんか?ずっとこのままでは風邪を」
「じゃあ、次の次で終わりにしましょう!」
「え?朧それでいいのですか?」
「いいのです!さあさあ!」
「いや、十六夜が返事をしなくても」
「ほらほら、アキラ!次の王様決めるよ!」
「は、はあ・・・」
「では参ります!」
「あれ?暁月がいつの間にか仕切っていますね」
だから、命令箱にある氏康のいやらしい命令。これを引くことに彼女らの欲望が理性を壊した。そんなことを知らないアキラと三日月はキョトンとしながらゲームを続けた。
「「「「「「王様だ~~れだ!」」」」」」
の声で、次の王様になったのは・・・
「私ですね(ギラリ)」
『何故でしょう。暁月が王様を引いた途端に三日月以外の目つきが変わったような』
暁月になった。欲望渦巻く中、命令は
「『淫らな姿を見せる』ですね・・・アキラ以外の皆でやりましょう」
「ちょ!それは違反「あら~~、見たくないの?私達の淫らな姿を?」何をむぐ!」
これまた氏康・・・いや、種明かしをすればもはや命令箱の中身は氏康が書いたのしかなく、その中の一枚がこれだった。そして、番号を言わないルール違反を告げようとしたアキラの口を姫野が肌襦袢を撒く帯でふさいだ。
「むぐむぐ!」
自分の裸でこうなったことを知らないアキラは、氏康の言葉で彼女らがそっち側に着いたのをいまさらながら知った。そうこうしている間に
「おまたせ~~♥隅々まで見てね~~♥」
「「「「「(あせあせ)」」」」」
彼女らがポーズを取った。ただ、ノリノリなのは彼女だけであり残り五人は真っ赤になった。
「ど、ど、どう、で、しょうか?」
「・・・とても、淫猥、です」
朧は上体反らしをした。床に両手をつけて脚を延ばしアキラに欲情した証拠であるとがった乳首を揺らしながら斜めにポーズを取って見せた。照れながら視線を送るが、その体勢でそういう事をするのがまたいやらしくアダルト写真集のワンシーンに見える。アキラの素直な感想に、真っ赤になりながら胸を揺らして動揺するがその動きもまた淫猥だ。
「あ、ああああ、アキラ、様!!!」
「ど、どう、だ!」
「・・・み、見て、くださ、い///」
「三人共、中々ですよ」
十六夜・三日月・暁月は三人仲良く、上目遣いをした。ただ、どこから用意したのか犬耳を装着して、しかも待てのポーズをしていた。アキラからは見えなかったが、三人のお尻には犬尻尾もあった。
三人共『かまって、かまって』という空気がだだ漏れな子犬のような雰囲気で見てくるのだ。十六夜は朧と同じくらいの胸と発展途上な色気がメス犬的な感じを出すが、三日月と暁月はまだただ十六夜をまねているエロコスプレに見えるが、可愛げがある。アキラの言った中々は、十六夜はいやらしさが三日月と暁月にはあどけなさが中々と二つの意味がこもっていた。
「に、にに、似合ってるわよね!」
「・・・え。ええ」
だけど、一番恥ずかしい格好をしているのがこの姫野なのだ。前に鬼になった朧を解毒の際に暴れないようにした、あの亀甲縛りをしているのだ。朧のその時の事を聞いた氏康がそそのかして、彼女をそうやって縛ったのだろう・・・ろくに動けないその体が縛られた縄で滅茶苦茶淫らに見せている。しかも、彼女の肩書は忍だ。敵に捕まってこのように縛られて無理やり淫らに犯される。その時のポーズに見えた。
ただ、似合っていると口から出すのは躊躇った。何しろそれを言ったら、確実に現代で言うビッチの称号を彼女が得ることになるからだ。それはかわいそうだと思い、この返答にしたのだ。
「うふふ♥ほらほら~~」
「何か、あなたのはもはや見慣れたから特に感じませんね」
「ちょっと~~、それはひどいんじゃない~~」
それに、ビッチはこの一人だけで十分だとアキラは思った。そんなビッチのポーズは、床に横になって体操のY字バランスをした。堂々と桐琴と互角のおっぱいと、五人は隠していたが彼女はぐしょぐしょに濡らしている下の口を見せて淫乱かつ成熟した蠱惑な体を存分に見せつけていた。
もちろん、無意識に涎を飲みこむ淫靡な空気を持つ裸体に目が釘付けになってもおかしくないが・・・アキラは彼女から何回も誘惑され、二人っきりになった時はすぐに脱いで胸を見せつけたり、(桐琴と一緒に)夜這いをされたことも何度かあったので見慣れたというのはそういう事だ。
「さあ、最後を早くやりましょう」
ただし・・・六人のそれぞれのポーズは脳裏に焼き付いたアキラだった。
アキラは、
「私達はこのポーズをとっていないといけないから、アキラ君が王様でいいわ」
「別にやめればいいと思いますけど」
この言葉で気づくべきだった。何故、最後なのに自分を王様にしていいと言ったのか?
「そ、そう・・・です」
「ど、どうぞ」
「(こくこく)」
「・・・アキラがやってください」
「そ、そうよ!そもそも、姫野ちゃん動けないし///」
彼女らが恥ずかしがっているのにポーズをやめないのか?
「そうですか?では」
アキラは自分ならルール違反をしないし、したいならさせとくか。どうせ最後だし。と思っていた・・・もう少し冷静に考えるべきだった。
そして、命令箱の中に手を入れた。そう・・・氏康の書いた命令しかない命令箱に。
「では、最後の命令は・・・はああああ!」
「あらあら、さいっこうの命令じゃない!」
引き抜いた命令を見て大声を上げたアキラ。アキラの手にある命令の紙をポーズをやめて傍によってその隙に奪い取り、見て嬉しそうにした氏康。その命令が・・・
『皆が孕むくらいの密事をやること』
だった。さすがと言うべきか、皆と書いている辺り完全にルール無視の命令だった。つまり、彼女らが参加しなかったのは氏康が書いた命令はアキラが引かないと意味がないものばかりのエロ命令だからだ。
「こ、こんなの無効です!」
「あら?なら別なのを引く?いいわよ~~」
しかも、ここまで来ればさすがのアキラも気づく。この中は既にこういった命令ばかりだと。ここでやっと気づいてももう遅い。
「それなら、これにする?『城の中を裸で散歩する』か、それとも『皆を四つん這いにしてお尻を叩く』でもいいわよ~。そうね、一層の事『アキラ隊の奥さん達の目の前で私達を犯す』でもいいわ!」
「・・・・・わかりましたよ」
どんどん箱から淫らな命令を取り出し目の前で呼んでいく氏康。演技ではなく、本当にそういう命令を書いてあったのでアキラはこれ以上出されたら困ると思い、結局それを了解した。
この言葉を聞いて、
「あ、アキラ様!」
「お、お、お願いします!」
「兄ちゃん!三日月、優しくしてほしいんだぜ!」
「あ、アキラの、子・・・」
「は、は、孕む!・・・で、でも、服部に勝てるなら!」
皆の目に♡が見えたのをアキラは確かに見た。そのアキラに自慢の胸を背中に押し付けながら
「さあ~、最後の命令。ぜ~~ったいに果たしてもらうわよ~~~♥♡」
アキラにそう言って、無理やりディープキスをした彼女の言葉が死刑判決に聞こえたアキラだった。
次の日、アキラの白い想いのこもった液まみれの彼女ら。その彼女らはアキラに抱き着けるところに抱き着きまくっている。朧は右腕、十六夜は左腕、三日月は右脚、暁月は胸、姫野は左脚にべったりくっついて六人共ぐっすり寝ている・・・いや、アキラは力尽きていると言ったほうが正解かもしれない。
「うふ♪離すものか!というくらいにアキラ君にくっついているわね」
そんな六人をアキラの頭を抱きしめながら楽しそうに見ている氏康。彼女の顔・髪・肩・乳房・股間などにもアキラの液がたっぷりかかっている。皆の中では彼女が一番その液がついている。
「ふふ、本当に皆は心から愛しているのね。アキラ君の事」
力尽きている顔のアキラを見て、
「皆寝ているから言うけど・・・北条の為じゃなく、私北条氏康個人もアキラ君の事を心から愛しているのよ。だから、離したくないわ」
一瞬だけ寂しそうな顔をしたが、
「さあ、いつか同盟相手の信長ちゃんや美空ちゃんや光璃ちゃんに会うから、その時の想像でも始めましょうか!アキラ君との子を説明する時のね!」
最後は、夫を心から愛する妻の顔になってこれからの未来を考えながら、彼女もアキラの顔を優しく包み込むように抱いた。
「いつか、正室の皆と王様げえむをやりたいわね。遠くない未来、できそうかしらね?」
そんな平和な未来を思った氏康は、幸せそうな顔で眠りについた。
本当に、ここまでいけるとは思いませんでした。読んでくれた読者の皆さんに多大なる感謝と感激で胸がいっぱいです。盲目・信念をやってきて、本当によかったと思います。新たな戦国恋姫が出たら、その時はまた書こうと思います。
活動報告でも書きましたが、この後は新小説としてR18の艦これとアズレンの同名別人のヒロインが一話ごとに変わる小説を書く予定です。こちらも興味がありましたらよろしくお願いします。
最後にここまで読んでいただき・・・ありがとうございましたm(__)m!!