※誤字脱字があれば報告お願いします。
リアス達は先生に渡されていた地図で目的地まで辿り着いた。
「此処ね」
「間違いありません」
「……はい」
三人とも表情が
「私はこの町を熟知していたはずなのに、何で気付けなかったのかしら」
「はい、目の前で見るとこのマンションの異常さが窺えます」
「……(なんだろう……知っている人の雰囲気がする。でも思い出せない――)」
リアスに朱乃は警戒しつつマンションの中に入っていく。二人の背中を見ながら小猫も歩き始める。声には出していないが小猫は頭の中に霧が掛かっていた。思い出そうにも思い出せずに二人の後を追う。何か重要な記憶を忘れていると小猫自身悟っていた。
普通のマンションと構造は同じであり、ポストが多数あるが一つ以外全部空欄で誰も住んでいないのが窺えた。ポストの番号を覚え、番号を打ってインターホンで呼ぼうとすると正面の扉が開き、二人のメイドが現れた。一人は穏やかな赤桃色の長髪を靡かせて、長いスカートのメイド服を着込んだ美女。もう一人は、淡く薄い桃色の長髪で、もう一人とは違いミニスカートの美女。
「ようこそ、いらっしゃいました」
「旦那様がお待ちです。着いて来て下さい」
二人の登場に驚きとともにさっきまで薄かった警戒心が大きなものとなった。三人とも何時でも戦闘ができる構えになっていた。急に警戒したかは目の前にいる二人が原因だ。
「貴方達は何者?」
「メイドでございますが?」
「嘘をつきなさい! 隠しても感じるもの……貴方達から神聖な力が伝わってくるのよ」
リアスの言葉に口元に手を当てて答える。余裕を持った表情で彼女達は言う。
「そのことにつきましては旦那様が言ってくれるでしょう」
「その“旦那様”という人は誰のこと?」
「貴方達がよく知っている人物です」
「よく知っている?」
「はい、貴女達が“先生”と慕っているあの方です」
驚きを隠せずにいるリアス達は、ますます先生がどういう人物なのか分からなくなってしまっていた。何故、彼女達のような神聖な力を持った者達が彼に仕えているのか?
実際にリアス達は彼の性格や人柄は理解しているのに彼の素性はあんまり知らないのだ。知らないことが多すぎることに不安を隠しきれなくなってしまっていた。
「大丈夫ですよ、心配せずともこの家の中で彼と会えば自ずと分かります。彼が何者でどういう存在なのか」
薄い桃色の髪のメイドが優しく微笑みながらリアス達に語りかけた
「――貴女達は一体何者なの?」
彼女達のことを本気で知りたくなって出した言葉だった。
「主人に仕える一人のメイドです。ナレル、あまり語ってはいけませんよ」
「はい、お母様」
ナレルと呼ばれた美女は薄い桃色の髪の女性であった。
「親子でしたの?」
「はい、娘のナレルと私は――「お母様……」あら、まだ私の名前は教えられませんわ。」
リアスや小猫は当然驚き、朱乃も驚きを隠せずにいた。名前を名乗ってはくれなかったが、赤桃色の髪のメイドと桃色の髪のナレルという女性はとても親子には見えず、姉妹に見えてしまうぐらい親の方が若いのだ。
「旦那様から私の正体は聞けるはずです」
話しているうちに一つの玄関まで着き、一つの扉の前まで案内された。
「このお部屋の中に旦那様がいますので」
「それでは最後に――」
赤桃色の髪のメイドがリアス達に左手をかざして言葉を述べる。
「―――」
リアス達には全く何を言っているのかが聞こえていなかった。赤桃色の髪のメイドはすぐに終わらせ一礼して動きだした。
「ちょ、ちょっと、今のは一体――」
背を抜けていた彼女は一瞬だけ振り返り言う。
「『受胎告知』ですわ」
彼女が言った言葉が瞬時に理解できなかったリアス達は二人が別の部屋に消えていくのを見送ってしまった。
「ま、まさか、彼女は――」
「リアス、先生に聞いて見れば分かることですわ」
そうね、とリアスが動揺を抑えながら応えると三人は彼がいるであろう部屋の扉を開けた。
・
・
・
・
扉を開けた先には予想外の光景が広がっていた。
一人では明らかに大きなベットで横になっている彼の股の男根を女性器で受け止めて交わっていた。
「ソーナ!」
リアスは数時間前まで楽しく雑談していた友人を見て唖然としていた。朱乃も小猫もソーナの事を知っているので妖美な彼女を見て驚きを隠せない。
ソーナもリアスと同じで悪魔であり、駒王学園の生徒会長でもある。一言で言うなら知的でスレンダーな美人生徒会長。厳格な性格だが根は優しく、身分に関係なく平等に接する。リアスとは幼い頃から友人で一緒に遊んだりして仲がとても良い。
そんな彼女が胸を彼に吸われて、揉みしだかれ、快感に溺れていた。腰を起こして彼から腰を振り始めて彼女を喘がせ、彼女の唇に深いキスをする彼。
「遅かったですね、リアス様」
ソーナと彼の行為が行われているすぐ横のベットから知っている人物が声を掛けてきた。
「
眼鏡を掛けた黒髪ロング彼女は駒王学園生徒会副会長である人物。見た目からもクールなイメージがつく彼女は性格もクールであり、容姿も美人といえる人物だ。胸も大きく、尻も引き締まっている。
声を掛けてきた彼女は髪の毛まで彼の精子が付着しており、色気が出て、見ているリアス達まで高揚してしまいそうで彼女のことを直視できなかった。そんな彼女は眼鏡についた精子を取りながらリアス達に言った。
「リアス様が孕んだことは既に存じております。ですから私達も彼の子供を求めて、リアス様達が来る間に受精させてもらいました」
椿姫は腹部を見て見ると少し膨れらんでいるのが分かった。彼に子宮の奥まで精液を流し込まれたのだろう。椿姫は腹部を優しく愛おしそうに撫でていた。彼の子供を孕んだことが嬉しくて、何時もは表情があまり変わらない椿姫も嬉しそうに表情を崩していた。
「他の眷属の子も孕みましたよ」
椿姫の後ろ側には何人も眠っていた。彼との行為で疲れて眠ってしまった者や失神している者が多数いる。
「私は多分双子でしょうが、会長は三つ子でしょうね」
腹部を摩りながらソーナと彼の行為を見ている椿姫。
「あっ・・・あっ・・あんっ!!」
彼に抱きつきながらうっとりと蕩けた表情を浮かべるソーナにさらに腰の動きを激しくした。
「先生先生先生! イッちゃいます・・先生も一緒に!」
「えぇ、一緒にイキましょう、ソーナ」
膣内を締め付け、彼の射精を受け入れる準備をしている。
「ソーナ……」
「あ・・・あ・ぁぁあ」
彼は彼女の腰をがっしりと押さえて彼女の奥へ奥へ大量の精液を放出した。子宮口を抉じ開けて子宮内で大量の精液が彼女に注ぎ込まれ、彼女は快楽が体中を駆け巡っていた。ドクドクと彼女の膣内に注ぎ込みソーナに種付けしている。ドクドクという音が少し離れた所にいたリアス達にも聞こえていた。彼の精液を感じたことがあるリアスに朱乃は自分達の秘部がキュンキュンしてスカートから透明な液体が垂れてしまっていた。知り合いが種付けされているのを見て二人は発情しているのだ。小猫も目の前で性行為が行われているのを見てしまった為、そしてソーナの女性器から溢れてしまっている彼の精液の匂いで発情してしまっていた。その場に座り込んで身動きできずにいる小猫。彼女の座ったところからは彼女の秘部から流れて出てきた愛液によってびちょびちょになってしまっていた。
「気持ちよかったですよ、ソーナ」
彼は彼女の女性器から男根をゆっくりと引き抜いた。彼女の女性器からは精液やら愛液やらでドロドロになって出てくる。
「お疲れ様です、先生」
彼にキスをして彼の肉棒に奉仕をする椿姫。
「あんなに私達に出したのにまだ逞しいですね」
「それは君達が愛おしいからだよ」
「うふふ、嬉しいです」
彼の肉棒にはソーナの愛液と精液が大量について椿姫はそれを綺麗にしていく。口で咥えて舌で舐め取りながら綺麗にしていく。
「ん・・ちゅ・・先生、リアス様達が着ております」
「ソーナとの最中に来てましたね。すいません、待たせてしまって」
椿姫が奉仕をしながらリアス達のことを報告した。でも彼の男根を決して離さないでいる。
「よく来てくれましたね、リアス、朱乃、小猫、歓迎しますよ」
彼は全裸で男根を咥えられながら、何もないように彼女達に言葉を掛けた。
「……ソーナ達がいるのは何故ですか」
「……」
リアスは秘部から感じる熱に我慢しつつ、彼に言葉をかけ、朱乃は彼の男根を幸せそうに奉仕している椿姫を羨ましそうに見ていた。
「はぁはぁはぁ」
小猫は自分自身でも分かっているが完全に発情してしまっていた。自分の理性を抑える為にずっと彼の事を見ずに床を見て、冷静さを取り戻そうとしていた。
「リアスが私の子供を孕んだことを知ったらしく、お願いされたんですよ、彼女達に」
ソーナも椿姫と一緒に彼の男根に奉仕し始めた。髪と眼鏡に付着している精液が彼女の色気を増幅させている。妖しい美しさを出すソーナと椿姫の頭を優しく撫でて労う彼。
「じゅる・・・じゅるる・・リアスだけ、子供を授かるなんてずるいですから」
「んちゅ・ん・・ん・彼と子供を作りたいと思っている人は駒王学園の女子の大半が思っていることなんですよ」
彼の男根を愛おしく奉仕し、彼に撫でられて嬉しそうに笑みを浮かべながらソーナと椿姫は三人に言った。
「――では、あの噂は本当なのですか?」
黙っていた朱乃が口を開いた。質問をした彼女は人差し指を口に当てながら彼の男根を見ていた。神社の家系である朱乃は巫女服を着ていた。彼女の女性器から垂れてきたであろう透明な液体が彼女の脚をつたって床をビチャビチャにしていた。
「噂ですか」
「先生が駒王の女子生徒と女性教師の大半と交わったという噂です」
リアスは噂の真実を言う。
「はい、本当ですよ」
奉仕してくれている二人の頭を撫でながらリアスの方に顔を向けて言う。
「リアス自身だって気付いていた筈ですよね。貴女は私が交わっている部屋の外で自慰行為をしていたじゃありませんか、朱乃や小猫もですよ」
彼の言葉に三人とも頬を赤く染めていた。
彼の言っている事は事実であった。
実際にリアスは先生とお茶をしようと学園内を歩いていた時に女子更衣室で先生と数人の女子生徒が交わっていたのを目撃していて、扉越しに自慰行為をしてしまったのだ。
朱乃もリアスから先生を呼んでくるように言われていた時に保健室のベットで女性教師と交わっているのを見てしまっていた。二人の交わりが終わるまで保健室の扉越しにリアスと同様に自慰行為をしてしまっていた。
小猫は放課後にオカルト研究部の部屋に入る時に朱乃が先生と行為を目撃していたのだ。何時も座っているソファに先生の精液や朱乃の愛液が垂れてしまっているの見て、衝撃を受けてしまったが、それ以上部屋の中からする匂いに理性をやられてしまっていた。そのまま扉越しに自慰行為をしてしまった。
「レロレロ・・・フフフ、三人とも見覚えがあるみたいですね」
先生の男根を舐めながらリアス達に顔を向ける椿姫。
「リアス、貴方だって分かっているはずよね。彼の言う事には決して逆らえない……もう貴女は先生の物なのよ、身も心も」
ソーナの言葉にリアスは否定が出来なかった。彼に処女をあげてから彼の事が頭から離れずに彼ばかり求めてしまっている。朝も昼も夜も彼の事ばかり思ってしまって狂ってしまいそうだった。今だって自分の理性を保ちながら彼の男根から目が離せないでいた。数時間前に彼の巨根が自分の子宮を陵辱し、孕ませ、快感の渦に浸してくれた彼の男根から。
「ふふ、朱乃、貴女もよ。貴女の方が先生に精神的に依存しているわよね、いや、肉体的にもと言っておいた方がいいかしら」
椿姫の言葉にリアスと同じで否定が出来ない朱乃、寧ろ肯定するしかなかった。授業との合間の休み時間にも彼と一言は話さなくては精神的に落ち着けずに彼が教師の仕事で遅く残っている時も最後まで彼の傍にいる。夜の関係を持ってからも彼に気持ちよくなって欲しいからと彼が望むことは全てやってあげているという徹底ぶりだ。
「勿論、初めてでも彼は優しく至高の快感をくれる。心配しなくてもいいわよ、塔城さん」
完全に発情してしまっている小猫にもソーナは話しかけていた。聞こえているかは分からないが彼女は完全に堕ちる手前だ。
「そう虐めないでくださいソーナ、椿姫。でも頃合ですかね、リアス達やソーナが驚くことを教えてあげましょう」
彼が指でパッチンと鳴らしたらリアス達やソーナの後ろに人影が現れ、リアス、朱乃、小猫、ソーナの背後から抱きついたのだ。リアス達は気配も感じられずに何者かに抱きつかれ慌てて背後の人物を確認した。椿姫もソーナ達の背後にいる人物に驚きを隠せなかった。
「お母様!!」
「母様!!」
「姉様!!」
「お姉様!!」
「レヴィアタン様」
五者とも驚きを隠せなかった。この場には決していないはずの人物がいるのだから。
「あら、リアスったら、また胸が大きくなっているわね」
リアスの背後から抱きついて彼女の胸を揉む人物は彼女の母親である、“ヴェネラナ・グレモリー”だった。彼女はリアスと四大魔王の一人である“サーゼクス・ルシファー”の実母である。“
「朱乃、我慢は良くないわよ。精神的にも肉体的にもね」
朱乃の背後から抱きついた人物は彼女の母親である、“
「お姉ちゃんがいなくて寂しかったでしょう! これからはずっと一緒にゃ」
小猫の背後から抱きついた人物は彼女の姉である、“
「久しぶりのソーナちゃんと椿姫ちゃんだ~、イヤらしくなっちゃって、そして同じ人を好きになっちゃったんだね、お姉ちゃん嬉しいぞ~」
ソーナと椿姫の背後から抱きついた人物はソーナの実姉であり、四大魔王の一人である、“セラフォルー・レヴィアタン”であった。魔法少女のコスプレをしてノリと話し方がとても軽い女性に見えるが、冥界の外交を取り仕切っているほか、映画などの娯楽作品のプロデュースも手掛けている。そして超ド級のシスコンであり、ソーナのことを貶されると烈火のごとく怒り狂う。だが、彼女は本当なら冥界にいるはずなのだが……
驚きを隠せずにはいられないでいるリアス達は自分達の母と姉の姿を確認して再度驚きを隠せなかった。
「お母様――その腹部の膨らみは……」
リアスの母、朱乃の母、小猫の姉、ソーナの姉達は共通して腹部が膨れていた。それはまるで妊婦みたいに。
「ふふふ、見て分かるでしょう、妊娠しているんですよ。彼の子供を」
リアスの母であるヴェネラナは腹部を優しく撫でながら彼女達に告げた。他の妊婦達も同じく腹部を優しく撫でて愛おしそうにしている。
「貴女だってこれから妊婦になるんですから」
「そうそう、ソーナちゃんだって驚いている場合じゃないぞ~」
ヴェネラナとセラフォルーが言う。
「さてと仕込みを済ませますか」
彼がもう一度指をパッチンと鳴らすと彼のベットの横に四人のメイドが現れた。四人のうち二人はリアス達を案内してくれたメイド、あとの二人のうち一人はリアス達がよく知っている人物であった。
「グレイフィア! 貴女もなの」
「はい、リアスお嬢様、私も彼の子供を身篭っています」
リアスの言葉に彼女も返事をした。グレイフィアともう一人の人物の腹部もメイド服の上からでも分かるぐらい膨れていることから妊娠しているのだと理解できた。
「名乗らせてもらいます。私は“ロスヴァイセ”と申します、種族はヴァルキリーです。以後お見知りおきを」
グレイフィアと一緒で妊婦の女性は名乗った。彼女は一礼してリアス達に自己紹介をした後に先程案内をしてくれた女性とその女性の娘であるナレルが一礼した。
「そして私はリアス様の想像通りです」
「――四大熾天使の一人“ガブリエル”様……」
「うふふ、正解です」
リアスの答えに満足そうに笑みを浮かべて彼女は純白の翼を出して見せた。今まで隠していた神聖なる力が解放されてリアスは一瞬だけ気を失いかけたが、すぐにその力も弱まってどうにか留まった。気を失いかけたのはリアスだけではなく朱乃や小猫もソーナや椿姫もだったが、ヴェネラナやセラフォルー達は涼しい顔をしていてまるで何事もなかったようであった。
「申し訳ありません。翼を出すのと一緒で悪魔が嫌う神聖な力も出してしまって」
綺麗な姿勢で頭を下げてくるガブリエルに力を抑えているのに彼女を直視できなかったリアス。徐々に慣れてきてガブリエルのことを見れるようになってきたが流石は天界に住まう天使の集団の四大熾天使一人である普通に謝っているだけで絵になり美しくあった。そして何より天界一の美女というだけあり、リアスですら彼女の美しさに嫉妬してしまう程だ。
「全くお母様ったら、私はガブリエルの娘の一人“ナレル”です。よろしくお願いします」
ナレルと呼ばれた女性も純白の翼を出して見せた。ガブリエルの娘なだけあり、容姿はとても綺麗であり、優雅さと可憐さを感じさせる。
「でも天使は邪なことを考えると堕天使になってしまうのでは?」
「それは旦那様が解決して下さりました。堕天することなく私は彼とセックスをして、子供を産みましたわ!」
朱乃の疑問に頬に手を当てながら答えるガブリエル。
彼女の答えはリアス達の予想外のことであり掟破りであった。今までに考えられていた常識が覆され、そして何よりも彼がやったというが驚きでしょうがなかった。彼は種族で人間ではあるが、悪魔、天使、堕天使などの存在を知っている上に色々な知識があることは知っていたが天使の身体構造まで把握しているというのはどういうことなのか、と不思議で仕方なかった。
「先生は一体……何者なんですか?」
「その話はこの後しますよ、さてと、リアス達には少しだけ血を恵んでもらいますね」
えっ、というリアスの言葉が出たときには彼女の手にグレイフィアが触れていた。リアスとグレイフィア達には少しだけだが距離があったにも関わらず、何時彼女が近づいて、何時自分自身に触れたのが全く分からなかったのだ。朱乃や小猫、ソーナと椿姫も同じであった。
「少し痛いですが我慢して下さい」
「イッ」
グレイフィアや他の三人もナイフでリアス達の指を少しだけ切り、何時の試験管に少量の血を入れて、彼の元に持って行く。リアス、朱乃、小猫、ソーナ、椿姫の血が入った試験管が彼の元に集まった。
「これから私の力の一片を見せてあげましょう」
「ソーナちゃん、凄いからよく見ておきなよ~」
彼はまずはリアスの血を取り出して自分の手に乗せ、小声で何か言っていた。彼が何かしらの詠唱をしているのは分かっているが、それが何かなのかが検討がつかずにいたリアス。彼の近くにいるソーナや椿姫ですら彼の言っている言葉が何かなのかが分からなかった。
彼の詠唱が終わった瞬間に彼の掌に乗っていたリアスの血がスライムのように動き出し、彼の掌から離れ、床に落ちて姿を変え始めたのだ。徐々に大きくなり、姿が整っていくにつれてリアス達、ソーナ達は驚きを隠せなかった。この現状を見てしまったら驚かない訳が無かった。
「これは、私自身なの?」
「リアスなの?」
先程の血液が形を変えてリアスになっていたのだ。リアス本人とソーナは目の前の出来事に唖然としている。瞳は閉じており、首は垂れ下がっており、息もしていないことから生きていないということは分かるが本人とそっくりのそのままなのだ。
「ねぇねぇ、凄いでしょう!」
「私も最初の時は朱乃と一緒の反応でした」
セラフォルーと朱璃は彼女達の反応に笑っていた。自分達も経験したことを彼女達が自分達と一緒の反応をしているのに対してそっくりな反応をしてくれたからだ。
「さてとソーナ達もやってしまいますね」
彼はリアス以外の四人も作ってみせた。目の前で自分自身を作られるという非現実的なものを見てしまったが為に思考が追いつかずにいたリアス達。彼も簡単に作ってしまうので何が何だか分からなくなってしまっていた。
「先生……これは一体……」
「これは君達のクローンです。そして貴方達の操り人形に出来る自分自身でもあります」
クローンと言われても納得は出来なかった。クローンというのは何かしらの特殊な施設とかで作られるものだと考えていたので、目の前で簡単にやってしまった彼は本当に何者なのか疑問が大きくなっていってしまった。
「では、説明はグレイフィア達に任せます」
彼はそういうとベットの上で少しだけ移動してソーナと椿姫から離れ、セラフォルーや朱璃達を呼んでキスをするとそのまま押し倒されてセックスを始めてしまった。娘や妹の前にも関わらず乱れていく。
「うふふ、相変わらずの性欲ですね。さてと、では説明させてもらいます」
彼の行為に苦笑しながら目の前にいるリアス達に話し始めるグレイフィア。
「まずリアスお嬢様達の目の前にいますのは、貴方達の血液で作られたクローンです。貴方達の全てのコピーです」
グレイフィアが説明を始めたがあまりの異常なことに理解できずにいた。言葉では分かるが実際に言われてもピンとこない。
「急に言われても分からないでしょうけど受け入れて下さい。では、目を瞑り『ターンアップ』と言ってみて下さい。それで分かる筈です」
グレイフィアが言ったことをリアス達は実際にやってみた。すると、自分の体がスッと空中に浮いた浮遊感に襲われたが、すぐにその感覚も消え、脚が地面に着いている感覚がちゃんと伝わってきていた。
「では、目を開けて下さい」
グレイフィアに言われてリアス達は目を開けるとそこには自分自身が倒れていた。自分でも何を言っているのかが理解できない。
「え、何で私が倒れているの?」
「リアスも小猫ちゃんも何で倒れていますの」
「何ですか、これは一体……」
「先程までベットにいましたのに」
「一体何が……」
驚くリアス達を尻目にグレイフィアは話し出す。
「今の貴女達はクローンの体の中に意識が移っているんですよ。実際に体が重い気がしませんか?」
グレイフィアの言葉を理解はできたが信じ難い事実を受け入れられなかった。でも自分の本体であった人物が倒れ、彼が作り出したクローン体に自分自身の意識が移っているのは分かっていることだった。何より体が重い上にだるさを感じている。そして何より彼が作り出したクローン体は全裸なのだ。
「そして『ターンオーバー』と言えば本体に戻れます。ある程度はその体を動かして下さいね」
リアス達は手を握り締めたり開いたりしながら体の感触を確かめていた。意識が飛んでクローン体の方に移ってから違和感があり気持ち悪い感覚であったが、だんだんと慣れてきていた。
ある程度慣れたらグレイフィアに言われた言葉を言ってみると先程と同じで体がスッと空中に浮いて浮遊感に襲われ、すぐに元に戻った。そして今度はクローンの体ではなく、本体の体に戻っている。今度はクローン体の方が床に倒れていた。
「今度は『ウトーピッシュ』と言って頂ければ自立的に行動してくれます。記憶の共有、遠隔操作、意識はちゃんと通じていますので、思い通りの操り人形です。そして何よりも貴方達のクローンであるので、性格、言葉遣い、体の動かし方、能力、全て同じですので自立させても誰も気付かないでしょう」
リアス達の驚きの表情に苦笑しながらガブリエルは言った。
「でもある程度の修行はしておいた方がいいですわ。慣れてしまえば意識を移さなくても思考で思うだけで行動してくれるわよ」
ナレルの言っていることにグレイフィアやガブリエルが頷いている。彼女達は此処にいる本体とは別でクローン体の方は別の行動をしているからこの場にいるのだ。グレイフィアのクローン体はリアスの兄であるサーゼクスの妻として存在し、ガブリエルのクローン体は天界に存在している。
「説明も終わったことだし、参加しようよ、お母様!」
「そうですわね。グレイフィアもどうしますか?」
「言わなくても分かっていますよね?」
リアス達に説明を終えた彼女達もヴェネラナ達のセックスに乱入する。着衣を着ながら彼に奉仕を始めるグレイフィアにガブリエル、ナレルは彼とキスをしながらうっとりしている。どの女性も笑みを浮かべて彼に接するので、幸せなんだと肌で感じてしまう。
「そこで立ってないで貴方達も混ざりなさい!」
「きゃ、お母様何を!」
リアス達は身内にベットに押し倒され、服の上から胸を揉まれたり、肌と肌を接触させながら胸やマンコを弄られている。
「リアスったらマンコぐちょぐちょじゃない、それに乳首を立っているわよ」
「あん・・あ・・ひゃん・・お・母様・・・」
「朱乃もマンコびちょびちょじゃない、私と同じぐらい大きな胸になっちゃって」
「か・あ・・さま・・・」
「セラちゃんの妹さんとのセックスから発情しっぱなしにゃ、白音も私と同じでエロエロ猫又にゃ!」
「くろ・・・か・姉様・・・わ、わたしは・・・」
「ソーナちゃんも椿姫ちゃんもこのマンコにどれだけ精子注がれたのやら、私達みたいに十月十日すれば愛しのダーリンの赤ちゃんを産めるだよ~」
「はぁ、はぁ、お・ねえ・・さま・・・」
「セラフォル様・・・私達も・・貴女様みたいに・・・」
リアス達は胸やマンコを弄られているせいで完全に理性が崩壊しかけていた。部屋中に充満している彼の精液の匂いが脳をダメにしている上にすぐ近くでグレイフィアが腰を振り、尻をグイグイと彼に押しつけながら、彼の男根を求めていた。
「んひぃ、もう、入れて下さい!」
「あのクールなグレイフィアも彼の前では一匹の雌ね」
「私達だってそうじゃありませんか、お母様」
「彼は麻薬と同じですから」
彼の両サイドをガブリエルとナレルが抱きつきながらキスをしたり、胸を揉まれて喘いでいた。ロスヴァイセも彼の後ろか抱きつきながら胸から出る母乳を彼に与えていた。彼に母乳を吸われるたびに喘ぐロスヴァイセ。
「まだまだグレイフィアとも愛し合いたいですし、子供も欲しいですし、産んだらまた妊娠させてあげますね」
「勿論です! だから早く入れて!」
彼はグレイフィアの言葉に満足して両手を掴み、後ろから彼女のマンコに男根を突き刺した。
「あ・あん・・・子宮口に直撃です・・・赤ちゃんの部屋に侵入しちゃう!」
「ここがいいんでしょ?」
「はい! もっともっと突いて下さい・・・貴方様のオチンポでもっともっと孕ませて!」
彼がグレイフィアの両手を掴みながら激しく後ろから犯していた。グレイフィアはアへ顔のヘブン状態で彼のオチンポを感じていた。リアス達はその行為を見ながら自分達もあの巨根で犯されると思うだけで絶頂してしまっていた。
「グレイフィアのアへ顔で貴方達もイってしまいましたね」
「でもでも、まだまだ時間もあるし、これからだよー」
「朱乃もこれからは私達の仲間になるのですから」
「白音も彼となら無事に子供を孕むことができるから心配ないにゃ」
「グレイフィアとのセックスが終わったら次は貴方達よ」
「彼の絶倫チンポに身を任せればいいのよ」
年長者組に体を弄られながらリアス達は彼に犯されていった。ソーナの他の眷属達もリアス達と同じようにクローンを作り、そして彼に犯されていった。
快楽の渦に巻き込まれ、そしてリアス達も飲み込まれて逆らえはしなかった。
久しぶりに書けた。
もう一年も終わってしまうな……
オリジナルキャラ
ナレル:ガブリエルと彼の子供であり妻でもある。ガブリエルの子供の一人であり、今でも成長しているが母親のガブリエルにはまだ実力的には負けている。彼の子供を出産経験あり。
用語
ウトーピッシュ……自分の意識とは関係なく勝手に行動する。
ターンアップ……意識を共有する。
ターンオーバー……意識を切り離す。