今回(No.3)は、マダラ×芙蓉です。登場人物はこの二人のみ。
舞台は本編(8)で芙蓉がマダラに自分が柱間と扉間の許嫁だと告白した夜。
芙蓉は罪滅ぼしにマダラの要求に応えますが・・・
【 if you XXX 】は基本的に、
芙蓉×誰かの濡れ場がメインです。
ですが、芙蓉が誰とでもしちゃうイケナイ子なのではなく、作者の都合で色んな相手とさせられていて可哀想って思ってあげて下さい。(芙蓉、ごめんね…)
また、「if」ということで、「もしも」がテーマなので、本編の話に沿いながらも、本編の展開とは関係ありません。
「えっ!脱衣所まで一緒なんですか⁉」
「当然だろ。一緒に風呂に入るんだぜ。」
芙蓉は先ほど、自分が柱間と扉間の許嫁である(あった)ことをマダラに告白した。
これまでそれを黙っていた罪滅ぼし(?)で、今夜はマダラと一緒に入浴することになったのだ。
「いや、それは、湯船に一緒に入るというお約束だったはずじゃ・・・」
「つべこべ言うんじゃねぇ!早く脱げ!脱がねぇんなら俺が引っぺがしてやるぞ。」
「わ、分りました。じゃあ、マダラさまは向こうを向いて脱いでください。私もあっちを向いて脱ぎますから。」
「それじゃ意味ねぇだろ!あーもうホント頑なだな。往生際が悪いぞ!」
そう言うとマダラは芙蓉の腰紐に手をかけ、解き始めた。
「止めて下さい!自分で脱ぎますからっ!きゃっ!」
帯が解かれ、スカートが床に落ち、下半身が下着姿になってしまった。
「フン。じゃあ代わりに俺の服を脱がせろ。」
「いや、代わりにっていう意味が分かりません!」
「罪滅ぼしするんじゃなかったのかぁ?俺はお前が柱間と扉間の許嫁だったこと、ショックだったなぁ~傷ついちまったなぁ~…」
「・・・・。わ、わかりました。」
フフンと勝ち誇るマダラの帯を芙蓉が解き始めた。
帯が外れ着物がはだけると、素肌の胸が覗く。
そしてマダラの後ろに回り、着物の腕を抜き、脱がせた。
「ほら。最後は前からだぞ。」
「え⁉無理です!無理です!」
「芙~蓉~許~嫁~…」
「ああもうっ!分りました!!」
芙蓉は渋々マダラの前に回り、目を閉じて下着を下ろす。
「目ぇつぶんな!いっつも見てんだろーが。ったく!」
「だって、それはそういう時だから・・・」
「今もそういう時だぞ?」
「えっ?」
驚いて目を開け、見上げた先には、マダラの大きくなった男根があった。
「・・・・。」
「いやいやいや!なんで目ぇ逸らすんだよ!!」
芙蓉は床に目を逸らし、顔を真っ赤にしている。そして勢いよく立ち上がると、後ろを向いて自分の服を脱ぎ始めた。そして裸になった。
「お先に入ります。」
そう言いマダラから顔を逸らしたまま、そそくさと浴室へ入ってゆく。
「チィ・・・ったく。」
マダラは頑なな芙蓉の背中を見ながら小さく溜息をついた。
しかし、お楽しみはこれからだ。
マダラも着物を拾い籠に投げ込むとゆっくりと浴室に入って行った。
芙蓉は既に体を流して湯船に漬かっている。
「おい、それ息できてんのか?」
芙蓉はなんとか口が見え隠れするくらい、深く湯船に浸かっている。
「できて・・・まふ・・・ブクブクブク・・・」
「ブッ!喋れてねぇーし。ハハッ!まったくよぉ、お前、なんでそこまで恥ずかしがるんだよ?んん?」
マダラはしゃがんで身体を流しながら、笑いながら優しく言った。
「ぷはっ!・・・だって・・・恥ずかしいものは、恥ずかしいんですもん。それ以上でも以下でもありません。」
芙蓉は少しいじけて、上目遣いでマダラの顔を見ながら答えた。
マダラはその顔を見てフフッと笑うと立ち上がった。芙蓉は反射的にさっと顔を逸らす。そしてマダラは湯船に入ろうと片足を漬ける。
「おっ。いいカンだなぁ。」
「ええ…」
ザパン・・・
マダラが湯船に浸かると湯が溢れて流れ出た。湯気が立ち上り、一瞬互いの顔が見えなくなる。
「お前も足伸ばせよ。広ぇんだから。」
「大丈夫です…」
「んじゃあ…」
マダラはそう言うと芙蓉の両手を引っ張って自分の股の間に引き寄せた。
「・・・・。ひ、広いんですから、こんなに近づいて入らなくてもいいのでは?」
マダラの股の間にちょこんと収まった芙蓉はもっともらしい理由を言った。マダラはそんなことはお構いなしに、伸ばしていた足を芙蓉の身体に絡ませる。
「さっき、“今もそういう時”って言ったよな。今日はここでするぞ。」
「えぇぇーっ⁉む、無理ですっ無理です!私、もう出ますっ!」
芙蓉は焦って立ち上がろうとしたがマダラの足が更にぎゅっと絡みつき、動けない。
「一緒に風呂に入るってのはそういう意味だって分んだろ普通。ああ?」
「分りません!」
「分れ!」
「嫌です!」
「そういうもんなんだっ!」
「絶対に違いますっ!!」
「あーもーホント頑なだなぁお前は!」
そう言うとマダラは芙蓉の頭を引き寄せて唇で芙蓉の口を塞いだ。
マダラは強く芙蓉の唇を吸い、無理やり舌を入れ、絡ませる。
「んんっ・・・んっ・・・・」
少々強引でも、こうしてマダラに口づけをされ、温かく柔らかで蕩けるような感触にふれると否応なしに“スイッチ”が入ってしまう。芙蓉は脱力しその感触と自分の下腹部がじんわりと熱くなってゆく感覚に浸った。
マダラは芙蓉が自分に身を委ねたのが分ると口を離し、芙蓉の顔を見た。
目はトロンとして、先ほどまでの口づけを名残惜しそうに、そしてその先をねだる様にマダラを見つめている。
マダラは湯船に浸かっている芙蓉の両胸に手を遣り、揉み始めた。指先が乳首に移り、弄ぶ。
「あっああんっ・・・」
温かいお湯の中で触られる感覚はいつもとは違う。身体が温まり柔らかくなっているせいなのだろうか、ずっと敏感になっている気がする。
目を閉じて眉を寄せ身悶える芙蓉の耳元でマダラが囁く。
「・・・したく、なってきただろ?」
「っ・・・・・」
否定したい。したいのだが、出来ない。
・・・したい。
その気持ちの方が高まり、風呂場で行為をする恥ずかしさと背徳感は、次第に湯けむりに霞んでゆく。
芙蓉の返事は待たず、マダラがそのまま芙蓉の首筋に唇を這わせる。
チュッ・・・チュッ・・・チュッ・・・
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・・」
首を一周、優しく吸われて芙蓉は身体が次第に痺れてゆく。マダラの右手が乳首から芙蓉の股間に伸び、膣の入り口に指を少し入れた。
「トロトロだな…湯の中でも分るぞ。」
「やっ、やだもうっ・・・」
芙蓉は恥ずかしがって大きく顔を逸らした。
ザパァン・・・
その音に芙蓉がマダラの方を見る。
マダラは立ち上がると檜の浴槽のふちに腰かけた。芙蓉は再び顔を逸らす。
「だから目ぇ逸らすなって!」
「・・・・・。」
「ほら、いつものようにしてみろよ。」
「えっ!・・・は、恥ずかしいです・・・」
「この期に及んでまだ恥ずかしがるのかよ。まったく・・・」
そう言いつつも、マダラは芙蓉が顔を赤らめてまで恥ずかしがる様子に興奮する。
そして、もっといじめてしまいたくなる。
支配欲。
芙蓉から柱間と扉間の許嫁であることを聞いた時、正直一瞬だけ怒りを感じた。
しかし芙蓉にああ言ったのは嘘ではない。自分も芙蓉と同じ立場ならそれを隠したはずだ。勿論芙蓉を責める気持ちは無い。
それどころか、今は言い知れぬ優越感を感じている。
そして、これまで以上に芙蓉のすべてを支配してしまいたいと思った。
「お前は誰のものだ?」
「・・・マダラさまです。」
芙蓉は俯いて答えると、ずっと消えないマダラへの罪悪感が、再び胸を締め付けてきた。
・・・マダラさまは私を許してくれた。罪滅ぼし…こんなことで罪滅ぼしになるなら・・・
芙蓉は腰かけているマダラの股の間に入り、両手でマダラの男根を掴んだ。そしていつもの様にしごき始めた。
「…お前のその乳も俺のもんだよな?」
「・・・?は、はい。」
「じゃあ、俺の好きなようにしてもいいよな?」
「・・・・・」
芙蓉は少し怯えた顔で何度も瞬きをした。
「返事はどうした。」
「は、はい・・・」
いったい何をされるのだろうか…。不安がよぎる。
マダラは浴槽の近くに置いて在った石鹸を手に取った。そして芙蓉の胸の谷間に入れる。
「!!」
芙蓉はその冷たさと、ぬるっとした感触にビクッとした。
マダラはゆっくりと石鹸を芙蓉の谷間で上下させて擦りつけ、次に芙蓉の首の付け根、首筋となぞってゆく。
「・・・んっ・・・あっ」
「気持ち良いだろ・・・」
「・・・はい・・・」
石鹸が芙蓉の胸元に戻り、芙蓉は目を開けてそっとその様子を見た。
マダラは石鹸を元の場所に戻し、石鹸のついた芙蓉の胸を揉み始めた。
「ああんっ!」
何とも言えない快感に芙蓉は身悶えた。マダラは泡だった手の掌で乳首を転がす。
「やぁっああん・・・あんっあああ・・・」
これまでに感じたことが無い愛撫の不思議な快感に、芙蓉は果ててしまいそうになる。その瞬間、マダラは胸を鷲掴みにしたまま手を止め、芙蓉に口づけをし、それから芙蓉の目を見て言う。
「これで、俺のを挟むんだ。」
「えっ・・・」
芙蓉は思わず、泡の付いた自分の乳房とマダラの男根、両方を見た。そしてマダラの顔を見るとマダラは少し意地悪そうな顔で微笑み、目と口角で催促をしている。
芙蓉は自分の両方の乳房を下から手で抱えた。
そしてゆっくりとマダラに近づき、根元から挟んだ。
戸惑いながら上目遣いでマダラを見上げる。
「どうすれば、俺が気持ち良くなるか、分るよな。」
「・・・・。」
芙蓉は自分の胸の谷間に視線を落とし、見つめる。そしておもむろに両方の乳房を揉むようにして挟んだマダラの男根を、ゆっくりとしごき始めた。
「…そうだ…上手いぞ…芙蓉」
マダラは芙蓉の頭を優しく撫でながら、快感に目を細める。
芙蓉もぬるぬるとマダラの男根と自分の乳房が擦れる感覚、そして自分で乳房を揉む感覚に快感を感じて膣の奥がぎゅっとしまる。これまでにない新しい快感だ。そして、目の前で自分の乳房に挟まれてマダラの男根がしごかれている様は、言葉では決して表現してはならないような、禁断の光景に見える。
いけないことをしているような感覚に、マダラに許嫁の事を隠し続けていたときの罪悪感が重なりチクリと胸が痛む。それをかき消そうと、芙蓉は初めての快感とマダラを気持ち良くさせることに集中し、乳房と身体を必死に動かした。
「…ああ…いいぞ、芙蓉…」
するとマダラは乳房を握る芙蓉の手を掴んで固定すると、自ら腰を動かし始めた。男根は芙蓉の胸の谷間でスルスルとよく滑り、あっという間にマダラの快感が頂点に向かっていく。一層腰の動きが速くなる。
「ま、マダラさまっ・・・」
芙蓉の戸惑い震える声は今のマダラには聞こえない。
・・・ドピュッ・・・
「っ・・・⁉」
芙蓉は突然のことに目を閉じたが、顔に温かくねっとりとしたものがかかった感触に直ぐに目を開ける。
そして大きく目を見開き、ぱちくりと瞬きをしながらマダラを見上げた。
その様子は本来、とてつもなくいやらしいはずの光景なのに、自分の精液がべっとりとかった芙蓉の表情は豆鉄砲を喰らった鳩の様で、マダラは思わず笑えてきた。
「っ…くくっ…」
自分の顔を見ながら笑いをこらえているマダラに反し、芙蓉は今の状況に至る経緯を思い出してしまい、あまりの恥ずかしさに顔を赤らめて俯いた。
マダラはその顎を持ち、芙蓉の顔を上げさせる。
「いや…悪い悪い。お前、いい顔してたぜ」
そう言うと芙蓉に口づけをし、舌を入れて優しく絡ませる。
芙蓉は、先ほどまでの新しい快感を、今感じているいつもの愛おしい快感に重ねてみる。身体は自然と痺れてゆき、湯の中でも自分の膣が更に濡れていくのが分かった。
「今度はお前のことも、たっぷり気持ち良くさせてやる…」
そう言うとマダラは芙蓉の両脇を持ち、立ち上がらせた。
バシャッ・・・
芙蓉が立ちあがると同時に浴槽の外にお湯が飛び散り、湯気が立つ。
マダラも立ち上がり芙蓉と向かい合うと、おもむろに芙蓉の両肩を掴んで後ろに向かせた。
「なっ・・・まさか、ここ(湯船)でするんですか⁉」
「決まってんだろ。ほら!」
「やっ!」
マダラは右手で芙蓉の頭を押し、左手で芙蓉の腰を掴んで前屈みにさせた。そして右手を芙蓉の股間に移し、膣の入り口に指を這わせた。
「フフッ。芙蓉…お前だってすっかり準備万端じゃねぇーか。」
「ちっ、違いますっ!!やめてっ!恥ずかしいっ」
「違わねぇだろ!今更恥ずかしがんなっ」
「⁉ あああっんっ・・・!いやぁ・・・んっ!」
マダラは後ろからぐいっと芙蓉に挿入した。とろりと蕩けた芙蓉の膣の中にするりと入り、あっという間に根元までしっかりと入ってしまった。
「嫌じゃねぇだろ。これが欲しかったんだろ?んん?ほら!どうなんだよ!」
「・・・・・。」
「頑なところも悪くないが、たまには素直にならねぇと可愛くねぇぞ!」
・・・可愛く、ない?・・・
芙蓉はその言葉に反応してしまった。
愛するマダラに可愛げが無いと思われたくない。
「・・・ほ、欲しかった・・・ですっ・・・マダラさまのが・・・」
「良い子だな。よし、褒美をやるぞ」
マダラは芙蓉の腰を両手で掴み、芙蓉の腰、自分の腰両方を動かし、ぶつける。芙蓉は浴槽のふちに両手で捕まり、されるがままである。
パンパンパンパン・・・
「あんっあんっあんっあんっ・・・」
二人の身体がぶつかる音に合わせて芙蓉が喘ぎ声を洩らす。
いつもと違う場所、違う態勢、違うシチュエーション・・・
芙蓉は快感に悶えながら、ふいにマダラの方を振り返ってみた。
マダラにはその顔がもっとしてくれとねだっている様に見えた。
「これが気に入ったか?」
「・・・はい・・・」
マダラは芙蓉の腰を強く掴んで固定し、自分の腰を素早く動かし始めた。
何度も子宮口まで突き上げれ、かき混ぜられる快感に、芙蓉はだんだんと頭が真っ白になってゆく。
「はぁっはぁっはぁっ・・・あんあんあんああああっ!!!」
「今度はお前の中で出すぞ!」
二人は同時に果ててしまった。
暫くその体勢で余韻に浸ったあと、マダラは芙蓉を後ろから抱きかかえると一緒に湯船に浸かった。
ザパ―――・・・・
ゆっくりとお湯が湯船から溢れ出てゆく。
だが、お湯はすっかり冷めており湯気はもうほとんど上がらない。
しかし二人の身体は十分すぎるほど温まっていた。
「良かっただろ?」
「・・・・・」
マダラが後ろから芙蓉の肩に顎を載せ、顔を覗き込むようにして訊いたが、芙蓉は頬を膨らませて反対側に顔を逸らした。
「チィ!せっかく素直になったと思ったのに。やっぱ可愛くねぇな!」
「・・・だって・・・やっぱり恥ずかしいんだもん・・・」
「慣れるって!」
「え!またする気ですか⁉」
「当然だろ?一回で罪滅ぼしが終わると思ってたのか?許嫁を黙ってたんだぞ?そんなデッカイこと、たった一回で許せるかよ。ハハハハ!」
「・・・本当に・・・ごめんなさい・・・」
芙蓉は潤んだ目でマダラの方を振り返り見上げた。
「じょ、冗談だ!・・・おいっ!泣くな!」
「本当に?本当に許してくれますか?」
「・・・ああ。さっきも言っただろ。俺がお前でも同じようにしていた。それにお前は今日正式に許嫁を解消してきたんだろ?もう何も問題無い。」
「でも、柱間さまとマダラさまは・・・その・・・」
芙蓉は俯き、お湯の中で自分の腹に回されているマダラの腕を見つめた。
「お前が気にすることじゃねぇよ。柱間との友情と、お前との関係は別だ。柱間もそれは解っている。馬鹿な奴だが、それが解らねぇほど愚かな奴じゃねぇよ。」
「はい・・・。」
・・・そうね。そうようね。柱間さまは本当に立派で優しい方だもの。きっと解ってくれるはず・・・
芙蓉はマダラの腕をぎゅっと握った。
どうか自ら選んだ道が許されますようにと願いながら…。
おしまい