ひびみくのキスを見てしまった、小日向未来に恋する、雪音クリスのお話。

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若しかしたら、私のイメージのクリスちゃんじゃない!とかあるかもしれませんが、どうぞお楽しみください。



陽だまりに溶ける雪

何故だろうか、あの馬鹿と小日向が妙に馴れ馴れしい光景が、矢鱈と胸に突き刺さるのは。

その針は反しが付いてるのか、中々抜けなくて。

私の心境は、深い海で溺れて踠くそれに近い。

その深い闇の底で仲睦まじく歩く二人が水面に映る。

最初に手を取ってくれたあの二人が眩しかった。

 

そして、その太陽のような笑顔を見守る陽だまりが、何より愛しくて堪らなかった。

 

雪音クリスは小日向未来を愛してしまった。

 

 

最近、あたしは学校に通い始めていて、あの馬鹿や小日向と共に過ごす時間が増えていた。

勿論学年が違うので、学校の中でもそこまで頻繁には会えないが。ふと気が付けば、いつも小日向の事ばかり考えていた。

 

だからだろうか……見てしまった、学校の誰も居ない図書館の物陰で影を重ねた二人を。

ただ、二人と不意に話したくなった、だから居場所を馬鹿のクラスメイトに聞いて。

あの馬鹿は、ただふんわり笑っていつもの事のように振舞っているが、小日向は暫く自分の唇を愛おしそうに撫でていた。

解ったんだ、小日向未来は立花響をそういう意味で好いている。

身体中が震えて仕方無かった、おぼつかない足取りで、無我夢中でそこから立ち去った。途中にクラスメイトが声を掛けたような気がしたが、それを見た後の記憶は曖昧で、よく覚えていない。

ただ、瞳に焼き付いた、あの二人のお互いを求め合うように、溶け合うような情熱的なキスシーン。その後の小日向未来の愛おしく唇を撫でたあの表情は、酷く私の記憶を塗り潰して、それだけが頭の中でリプレイされる。

頭がどうにかなりそうで、そんな足りない頭で出した結論は、この恋心を忘れるといった事だけだった。

それしかできなかった。

 

その日は家に帰った夜は思い切り哭いた。

一人ぼっちの夜は涙を流すには丁度よかった。

暫く、あいつらと顔を合わせる事が出来なさそうだ。

 

 

 

- 立花響

 

 

「クリスちゃん、なんか最近話し掛けても、凄い勢いで走って逃げていくんだもん。」

 

立花響が言った。

最近どうにも、我等が愛されクリスちゃんに避けられているのだ。

私とは何も言葉を繋いでくれないし、未来に至っては視界から高速で消えるレベルだ。

任務の時ですら、ロクに会話もしないままに早々と現場から立ち去ってしまう。

クリスちゃんに何があったのか、凄く心配だ。

折角仲良くなれたのに、このままは駄目だ。

思い立ったら即行動、そんな響は合鍵を使って、我等がクリスちゃんのお家にお邪魔しようと考えていた。

 

「これってすっごくいいアイディアかも!」

 

そんな考えを口に出して授業中に立ち上がったばかりに、教師に説教を食らうのも、彼女のいいところでもある。

こういう時には未来にも話を持ちかけるのがベターだ。

なんて、彼女にしてはやけに冴えた考えが放課後に浮かんだので、

学校から帰る途中の道で、未来に話しかけた。

「ねぇ未来!最近クリスちゃんが私たちの事避けてるの、気にならない?」

未来は真面目だから普通に調べるっていう考えはあんまりないだろうから。

なんで避けられているのか、それを知りたいという好奇心に訴えかけることにした。

「私は……」

 

未来は何処かぼけっとして、空を見上げるばかり、それが何処か気に食わなくて、横の未来を抱き寄せて頬にキスをしてみた。

ふんわりと未来の匂いがして、凄く安心する。

 

「ひ…ひびきっ…」

 

わぁ……未来の顔真っ赤だなぁ……

可愛いなぁ……

「えっへへ~……考え事ばっかしてるからさぁ~」

 

未来は顔をぶんぶんと横に振って、私と繋いだ手を強く握って答える。

 

「いや、私もクリスに最近見られてることが増えたっていうか、でも私から見ると直ぐ逃げるっていうか。」

 

未来もやっぱり不安なんだ。

クリスちゃんはまだ学校に来たばかりで、慣れてないからかも知れないし、悩みがあって相談出来る人が居ないんだと思う。

でもやっぱり、私とクリスちゃんは友達だし、未来とクリスちゃんも友達だ、悩んでるなら頼って欲しいんだ、翼さんも居る、だから。

 

「一緒にクリスちゃんのお家、行こう?」

 

未来は黙って頷いてくれた。

 

 

 

 

- 小日向未来

 

 

 

雪音クリス。

最近出会えた、私の友達。

クリスがリディアンに編入して、クリスの学年が私達より一つ上である事を知って皆とても驚いたし、そもそも編入自体も衝撃的だった。

最近では、板場さん、安藤さん、寺島さんも合わせて、六人で遊んだり世間話をしたりする事が多くなった。

でも、何故か知らないけど、クリスは私から何時も視線を逸らしてばかりいた気がする。

そして、ある日突然クリスは私達と顔を合わせなくなって、私の心は月蝕のように少し欠けた。

お日様は能天気に私を励ましてくれた、あの子の両の手が私の欠けた心を埋めて、朝日で照らしてくれた。

だから、避けられていても彼女に会う決心がついた。

いつもよりこの部屋のドアが重たく感じる。

このままじゃ嫌なんだ、私はもっとずっとクリスと友達で居たい、ずっと皆で笑っていたい。

そんな気持ちを支えにして、いつもより重たい鉄板を引っ張った。

 

「えっ……」

 

鍵は開けた筈なのに、ばこんと、金属の引っ張られる音と、ぎりぎりと軋む鉄鎖。

「わぁっチェーンロックだ……」

 

私のお日様は頭を傾げて、少しだけ開いているドアから部屋を覗いた。

私も釣られて響とは反対側の方から部屋を覗くと、その部屋の中は黒く塗り潰されているように暗かった。

殆ど光を感じられなくて、クリスの姿は、この小さな隙間からでは到底分からない。

 

「クリスちゃ~ん!!!」

 

響のよく通る声が部屋に響いたけれど、数秒待っても部屋には何の物音ひとつなくて、響の声は静寂に吸い込まれてしまった。

そこで私も響には負けるけど、ドアの小さな隙間に向かって声をとどけてみた。

「クリスー居るの?居るなら返事してー」

私が声をかけると、暗闇の中で影が少しだけ動いて、私の目の前に影が照らされて姿が分かるようになった。

 

「どうしたの?クリス……」

 

クリスの顔は明らかにやつれてて、瞳の中に光が無かった。クリスは私に何か言いたげな表情をして、私の手を掴んだ。

 

「なぁ……未来、二人で話がしたいんだ。」

 

クリスは俯いたまま、消え入りそうな声で懇願して、キツく私の手を握る。

クリスの手は凄く冷たくて

響はぎょっと驚いた顔をして、どうしてー、だとか、なんでーだとか喚いている、クリスは顔を顰めて響を突き放した。

 

「うっさいバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

クリスは叫んで私達を扉から突き出して、ドアをばたんと閉じてしまった。

これでは、話が出来そうもない。

 

「うぅ……ひどいよクリスちゃーん……」

 

涙目になっている響を取り敢えず慰めておく。

きっとクリスは二人で話したいことがあって、それが響には聞かせられないことなんだ。

 

「響……私は、クリスと話してくるから。響は待ってて?」

 

響にそう言うと、響はしょんぼりしてとぼとぼ帰っていった。全部終わったら必ず話すから、今は許して欲しい。

そう思って、もう一度インターホンを押す。

 

「クリス……響は、今帰したよ……話そう?」

 

そう言うと、返事もなくドアが開いて、暗闇から白い手が伸びて私を中に引きずり込んだ。

「クリス?どうしたの?」

白い、綺麗な両の手が私の背中に回されていて、クリスがぎゅっと私を抱きしめた。

 

「お前が一番最初に来てくれたのが嬉しかった。」

 

ふにふにとぶつかってくる温もりに少し気恥ずかしくなって、身体を離そうかと考えるけど、思いのほか強く抱きしめられるので。

大人しくこのままでいることにした。

「クリス……話したいことってなぁに?」

私はクリスに問いかけた。

 

 

 

 

 

 

- 雪音クリス

 

あの子が、来てくれた。

暗闇の中で蹲って泣いていた、もう耐えられない。

そう思っていた。

あいつが私を見つめる度、胸が飛び出そうで、いてもたってもいられなくなる。

馬鹿には……八つ当たりみたいになっちまう。

もう話せやしない、そう思ってたのに。

 

「クリス……話したいことってなぁに?」

 

ぎゅっとこの子の温もりを確かめる、ふんわりひだまりの匂いがして、あぁ……大好きだ。

あたしやっぱり大好きなんだ、この気持ちは偽れないし、忘れられない。

決心がついた。

 

「お前と話したかった」

 

目の前にして、こんな事しちゃって、いつもじゃ出来ないけど、誰も見てないし、今だけは、自分に素直になれそうな気がする。

「クリス……取り敢えず、離れない?」

泣く泣く、離れることにする、いつまでも玄関で立ち続けるのは疲れるだろうし、あたしの言いたいことは玄関とかで言うべきじゃない気がする。

「あぁ……ゴメンな……ご飯でも食べてくか?今作るけど」

あたしは未来の手を引いて、リビングのソファに座らせる。

 

「何か食べたいもんでもあるか?」

 

あたしはあの子に微笑んで問いかけた、きっと今までで一番素直に笑えたと思いたい。未来は首を横に振って言った。

 

「クリス……その前に話したい事って何?」

 

ズバリそれを彼女が言ったもので、あたしの中にある臆病な心がドアを蹴り破ってきて、それに心が飲み込まれそうになる。

でもここまで来て、このまま何も言わずに帰すなんてありえない。

あたしは、振り向いて私を見つめる彼女に近寄って、

ぎゅっと抱き締めた。

 

「なぁ……小日向……いいや、未来……」

 

あたしは、未来を後ろから抱き締めたまま未来の耳元に囁いた。

「私の陽だまりにもなってくれないか……」

自分の感情がもう止められなかった。

疼いて疼いて仕方が無かった、身体が未来を求めていた。

暖かい陽だまりがこの陽だまりが欲しくて堪らない。

冷たい身体が暖かい場所を欲してた。

 

「なぁ……お願いだ……あたしは……あたしはっ……未来が欲しい……」

 

自分でも驚く程の猫撫で声、こんなエロい声があたしから出てるのかと何処か他人行儀に考える。

それを聞いて未来は少しだけ体を震わせた。

後ろからで上手く表情は読み取れない、そんな事もお構いナシに想いをぶつける。

実った果実を未来の後頭部に押し付けて、自分の「本当」を伝える。

うるさいぐらいに聞こえる、この鼓動を、愛してる証拠を。

 

「クリスは、私でいいの?」

 

若干落ち着きのない声のトーン。

そして、望んでないない言葉。

少しむっとして、あたしはこれだけ本当を伝えているのに、まだあたしの本意が伝わっていないように感じた。

いいや、伝わったとして彼女は断る口実を探している、それに少しイラついて、未来の白くて綺麗なうなじを甘く噛みついた。

未来は小さく悲鳴をあげて震える、その様は私の胸を踊らせて、このまま未来の血を啜ってしまいたいなんていう、少し異質な感情が湧き出てきた。

首筋には私の噛み跡がうっすら浮き出て、未来を少しだけあたしが支配したような気分になって、気持ちが良かった。

 

「好きだ、ずっとずっと、好きだったんだ……ずっとこうしたかった。」

 

切ない声で訴えかけるようにクリスは言う。

焦ったような手つきで、未来の胸に手を添えて、下から掬うように持ち上げる。

未来はぴくりと震えると、少し強引に私の両手から離れていって、あたしと向き合った。

 

「クリス……私は、あなたの気持ちに応えられない。」

 

予測はしていた否定の言葉。

覚悟はしていたけど、やっぱり心が抉られるように痛い、辛くて泣いてしまいそうになる。

ここで涙を流すのは狡い、そう思って唇を噛む。

血が滲んで、鉄の味が口に広がった。

でもどうしようもなかった、ぽろりと瞳から零れた水玉が一つ、ぽたりと音を立てて床に打ち付けられた、それに釣られるように、二つ、三つと、涙が堰を切って地面に零れた。

あたしは、狡いし、弱い奴だ。

これじゃ未来が気分良く明日を過ごせないじゃないか、また学校であたしに会う度に気まずくなるじゃないか。

そう思って項垂れると、未来があたしの背中に手を回して抱き寄せた。

「なんで……なんで抱き締めるんだよ!」

あたしの、震えたような、怯えたような叫び声。

未来が慰めてくれている、それはいつも求めていたかもしれないけれど。

今のこの瞬間だけは、一番して欲しくないことだった。

未来が口を開いて、問に答えた。

 

「だって、クリスが大切だから。」

 

大切、その言葉は響に対するそれと、大きく違う、けれども未来はこうして私を包んでくれている。ただ私を放って置けないだけで、未来は私を慰めているに過ぎない。それでもいい、今この瞬間、この状況を利用して、未来に抱かれるのも悪くない。そんな、そんな、卑怯な事を望んでいるあたしが、あたしは嫌いになった。

それでも、言いたかった、欲しかった、求めてた。

言ってしまった、あたしは。狡い女だ。

 

「だったら抱いてくれよ……あたしの陽だまりに、この瞬間だけ、あたしだけの陽だまりになってくれ……」

 

二度目の告白は涙混じりだった、こんなの卑怯だ、あたしは……あたしは……

不意に未来の手が私の頭を撫でて、寝室まで私の手を引いて、引っ張る。

ふらふらと、寝室のベッドの前に連れられると未来の方から、唇を重ねてきた。

突然ではっと驚いて目を見開いたけれど、直ぐにその甘くて蕩けそうな感覚にそっと瞳を閉じた。

優しい触れ合うだけのキスではなく、熱くて貪るような、お互いを強く求め合うような情熱的なキス。

お互いの舌が絡まって頭の中に厭らしい水の音が聞こえて、未来の舌が私の中で蠢いて掻き乱していく、繋がっていることが堪らなく嬉しい、嬉しくて、さっきとは、また違う涙が私の頬を伝っていく。

ふっとひだまりの香りが離れていって、瞳を開ける。

つーっと伝うあたしと未来が繋がっていた証拠をぼんやりと眺めると

それがぷつっと切れて、幸せな夢から醒めたようで何処か名残惜しい。

 

「クリス……今は私だけを見て。」

 

未来が言った、どうやら私がぼんやりと繋がった証拠ばかり見ていて、本人に目もくれないのが気に障ったらしい。

未来の顔をもう一度見つめる、少し紅潮した頬や普段より柔らかい表情がそこにはあった、これを今だけ、あたしだけが独占できているのにとても興奮する。

未来はとろけた私をふわっとベッドに押し倒して、あたしに覆いかぶさるようにして見下ろす、髪の毛で少し隠れた瞳の奥は確かに揺らいでて、今だけはあたしの未来で居てくれている事がわかった。

 

「胸……触るね……」

 

未来が言って、私の胸を服の上からむにむにと掴んで揉みしだく、好きな人にされると何か……嬉しい。ちょっとくすぐったくて、今の状況がそうさせるのか、少しの快楽も混じる。

 

「そんなに楽しいのか……」

 

ふにふにと持ち上げたり手を沈ませてみたり直ぐ形を変える胸がお気に入りのようで、触れている未来の表情は楽しげだ。

 

「楽しいよ?直ぐ形変わるし、ボリュームもいっぱいだし、この辺りを触るとね。」

 

胸の脇から下にかけての、そこに触れられると、甘い感覚が強くなって声が漏れる、緩い波のような快感が身体を沈めていくようで心地がいい。

 

「あっ……あぅ……」

 

ふにふにと持ち上げるように、胸の下側の線のような所に指が強く食い込むと

先ほどよりも強い快感を感じる。

 

「ひゃっあぁっ。」

 

変な声が出て、すごく気持ちがいい、そこをぐりぐりと掴まれたりそっと撫でられるだけで息がうまく整わなる。

未来の手の動きが少し激しくなると、快楽が、色の付いた愛が、口元からも熱を帯びている私の中心からも溢れて、身体を濡らす。

 

「はっ……はっ……はぅ……ん…っ」

 

未来が触れているからか、 普段、自分で触れるより強く快感を感じる。その感覚は少しずつ高まっていく。

 

「あっ……はぅ……」

 

胸から感じる快楽はじんわりとしていて、心地いいが、私はもっと強く未来を感じたいと思って、腰を持ち上げて、疼くそこを未来の脚に擦り付けると、先程よりも違う強い快感が躯を突き抜けてきて、直接触られたらどうなるんだろうと、ゾクゾクして、ドキドキする。

未来は顔を真っ赤にして、呟いた。

 

「クリス……えっちだよ……」

 

未来に指摘されて自分がとんでもなく、いやらしい行動を無意識にしていたことに気付いて、あたしは恥ずかしくて湯気が出そう、しかし、身体はやっぱり正直で、あたしの腰はまだふわふわと続きを求めてる。

未来が胸を手放して、あたしに体重を預けると、未来の胸がぶつかる、柔らかくてふかふかして、未来の鼓動を感じる。やけに速く感じる未来の鼓動にあたしは堪らなくなって未来に囁いた。

 

「脱がしてくれ……よ……全部、未来に見せてやるから……続き……しにくいだろ……」

 

未来は私をぎゅっと抱き締めて、身体を起こす。

未来の顔をよく見ると、凄く優しそうに笑っていた。

 

「じゃあ……脱がすね。」

 

ブラウスのボタンを、月明かりだけを頼りにして、未来がひとつ、またひとつとゆっくり外していく。

それがどうにももどかしくて、未来の指先が少し肌に触れるだけで愛しさが私の頭の中を痺れさせる。

 

「未来……あたし……んっ…」

 

ブラウスを下ろしブラのホックを外されると、たわわに実ったましゅまろがばるんっとこぼれそうになる。

ましゅまろの上にトッピングされたさくらんぼはとても大きく、固く実っていて、早く未来に食べて欲しい。

 

「やっぱり大きい……それに、美味しそう。」

 

未来の両手が直に、私の胸に触れる、身体が熱くなって、気持ちいい事で頭が一杯になる。

 

「んっ……はぅ……未来……」

 

頭がぼぅっとする、未来の両手が気持ち良くて、

ふにふにと押したり掴んだりされたり、下からすくい上げられると、びくびくと震えてしまうぐらい気持ちがいい。

 

「みくっ……みくっ……」

 

もう、飛んじゃう……未来が私の勃起した乳首を口に含んでころころと舌先で転がす。

声がもう、止まらなくなって未来の陽だまりの香りがすぐ側にある事がとても嬉しい。

 

「みくっぁ!み……くっ……!」

 

私は堪らなくなって胸の果実を味わう未来を強く抱きしめて、未来の香りを肺いっぱいに吸いこむ。

次の瞬間、未来が私の胸に吸い付いて甘噛みされた所から意識が飛んだ。

声にならない声が鳴って、よく分からない愛しさで胸の中が一杯になった。

 

「胸で、イッちゃったんだ……」

 

未来から貰った初めての絶頂。

あたしの頭はもう、未来と交わる事だけしか考えられなくなって、

早く蜜の溢れるココを満たして欲しいと未来の脚に自分の脚を絡ませてねだるようにぐっしょり濡れた下着を押し付ける。

その度背中にビリビリとした感覚が走って、渇いて、渇いて、仕方ない、欲しい欲しいと身体が訴えてくる。

胸から感情が止まらない。

好きだ……未来が好きだ……あたしの全部、くれてやる。

未来の全部が欲しいんだ……満たして、あたしのいやらしい所も恥ずかしい所も全部。

未来は切なげな表情でスカートと下着を下ろす。

下着は水気を含んでびしゃびしゃで、糸を引いたそれに未来の顔がもっと赤くなったのが分かった。

 

「クリスの……変態。」

 

スカートと下着を投げ捨てて未来が呟く、でも、未来に罵られると私の中の何が胎動して、秘所から蜜がごぽりと溢れ出して来た。

 

「未来ぅ……い……れ……て」

 

精一杯の色気で未来の前で脚を開いてあたしのソコを左右に広げて誘う。

うぅ……恥ずかしい。

すると未来の顔は紅潮してて、目も何処かとろんとしていて、あたしの事を欲しがってくれてると思えた。

 

「クリス……いれるよ……シてあげる。」

 

首元まで近付いて耳元に囁かれた声はあたしの中に響いてそれだけで感じてしまう、いつか、未来の声だけでイけるんじゃないだろうか。

そしてやっと、待ち侘びた瞬間がやって来た。

未来の指が一本私の中心に入ってくる、それは細くて綺麗で、私がずっと欲しがっていたもの。

 

「クリス……ぎゅうぎゅう締め付けてくるね……」

 

私の中に愛しい人が入ってきた、ずっと待ち侘びて、焦がれて、夢想した感覚。それが現実に変わったのがとても嬉しくて気持ちが良くて、あたしはもっと未来が欲しくて腰を浮かせて、もっと強い快感を得ようといやらしく踊る。

 

「あぅ!あっはぁ!ずっと!ずぅっと!欲しかった!みくぅ!」

 

堰を切ったようにあたしの欲も、愛も未来の指を伝って零れていく。

未来があたしを満たしていく、それでも貪欲に腰を振る、水が溢れるくらい、私を未来でぐちゃぐちゃに犯して欲しい。

 

「クリス……クリスっ!」

 

指が不規則にあたしの中を撫で回して、快感が身体中を支配してしまって、上側のそこを撫でられるとふわっと腰が浮くような雷でも落ちたような快感が駆け巡って、もうそれしか考えられなくなる。

差し入れされる指はいつの間にか本数が増えていて、内側を撫でては引っ掻くように引き抜かれるのが堪らない。

身体が意識が持ちそうもない……あたしの記憶は未来があたしを抱き締めた所で終わってた。

 

 

小日向未来

 

浮気をした。

私は浮気をしてしまった。

響が大好きで、告白して晴れてちゃんと恋人になって、ファーストキスまでして、それがこの前の話。

そんな私がクリスと、クリスと最後までやってしまった。

多分、一時の間違いだと思いたい。

それでも私の中には、私に想いを馳せる、愛らしい彼女の強烈な告白とその後の行為が頭の中にしっかりと刻まれてしまった。

正直、クリスのあまりの可愛さと私に対する強い想いのせいで、私が少しくらくらしてしまったのは認める。

しかし、私よ……一夜まるまる共にして響になんて言ったらいいんだろうか……でも今は、横で眠る少女を愛おしく思っていよう。

そういえば、今日は学校があった。

これは荒れる。

絶対荒れる。

クリスが起きた後、何が起こるんだろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 




読んで頂きありがとうございます。
クリスちゃんに、私の陽だまりにもなってくれるか?
と言わせたかっただけです。
質問や感想も是非貰えると嬉しくて死にます(´◉ω◉)

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