「しっかし、北斎はなんで私の部屋に来たんだろう。まーちゃんの事を知りたいって聞いてきたから洗いざらい話したけど全然顔色変えないで帰ってったなぁ。何だったんだろ」
「姫〜?北斎、知らない?」
「わわっ、まーちゃん!え?北斎?なら、さっき部屋に戻ったばっかりなんだけど」
「あ〜、やっぱりか。ありがとう、姫」
「うん。じゃぁね〜。...ん?...お!?」
「しっかし、北斎はなんで、私の部屋に来たんだろう。まーちゃんの事を知りたいって聞いてきたから洗いざらい話したけど全然顔色変えないで帰ってったなぁ。何だったんだろ」
「姫〜?北斎、知らない?」
「わわっ、まーちゃん!え?北斎?なら、さっき部屋に戻ったばっかりなんだけど」
「あ〜、やっぱりか。ありがとう、姫」
「うん。じゃぁね〜。......ん?....お!?」
「北斎〜?ご飯持ってきたよ」
「ん?おう、すまねぇな。もうそんな時間だったか」
ドアを開けると、そこにはスケッチブックに真剣に向き合うサーヴァント・フォーリナー『葛飾北斎』の姿があった。マスターがそのスケッチブックを見るといつも書いている画風ではなかった。今風の漫画の絵だった。
「あれ?絵が違うね」
「ん?あぁ、あの〜、〆切〆切うっせぇ、アマからちと習ってよ。それを俺なりにってな」
「姫....どんだけアシスタント増やそうとしてんだろ」
頬に汗を垂らし持ってきた食事をテーブルに置いた。
「まぁ、没頭するのも良しだけど、腹が減っては戦はできぬ。ご飯食べよ」
「そうだな、ちょうど腹も減ってたし頂くよ」
おにぎりをかじりながら北斎はひたすらにマンガを読んでいる。今の時代の絵に興味が湧いているようだ。
「これは?」
「アマから借りてきた漫画だ。これもこれで、面白ぇ」
「ふーん、どんな漫画.....っ!」
マスターはその漫画をみて吹き出した。
「なんだよ、汚ぇな」
「だっ、だって全然思ってたの違うんだもの」
そこには肌色多めの可愛い女の子がたっくさん、くんずほぐれつしてた本だった。いわゆる百合の本だ。
「北斎、女の子同士が好きなの?」
「いや、男ばっか書いてるとなぁ、すぐにそいつに恋人を作ってやりたくなるもんなのさ。絵だって言ったって、その中にはそいつの人生があるもんなぁ」
「絵の中の人の人生....」
穏やかな顔で漫画を見つめながら言った。マスターは北斎のそういう、絵に対しても人と同様に扱う北斎を尊敬していた。
「まぁ、だからと言って女子同士のばっかりじゃあないんだぜ。ちゃんと、男女の交わりだって書くし、見るさ」
「書くの?」
「そりゃあ、勿論。ほれ」
北斎がスケッチブックを手渡すと、そこには男女がネッチョネチョに交じった絵や触手やキメセクといった。色んなジャンルの絵が書かれてあった。マスターは苦笑しながら問うた。
「こういうの誰から聞いたの?」
「ん?あぁ、あの海賊の黒髭野郎だよ」
「うん。わかった。ありがとうね」
アイツは後でシメる。叩きつけそうになった右手を抑えてマスターはそう心に誓った。
「マスターはこういうこと。他の奴らとはしねぇのか?」
「っ!?」
突然の言葉にマスターはまた吹き出した。
「だから、汚ぇって」
「そ、そういう事をすぐに言わないの!」
「おお〜、なんだなんだ、顔を赤くして、ん〜?初々しいのも可愛いなぁ」
「そ、そんなことはしないよ....だって僕は....」
言いかけて、マスターは口を閉じた。
「ん?なんだ?好きな女でもいるのか?いいぞ、話ぐらいは聞いてやるよ」
肩を組みニヤニヤと寄ってきた北斎にマスターは真っ直ぐな目で言った。
「僕は北斎としたい」
あまりにも予想外の発言に北斎は少し固まってしまった。
「お前、何言ってるのか分かってるのか?」
「北斎だって女の子の体してるんだから、いい経験になるんじゃない?それに、実際にすれば絵にも力がはいるんじゃないかな?」
北斎は顔を赤らめると、マスターの手を握った。
「お前、最低だな」
・・・・・・・
「ん....んふぅ...」
キスは初めて、ではなかったが北斎はまだ慣れない。
「んっ...」
「あ、ごめん。痛かった?」
「いや、悪ぃ。俺ァこればっかりは慣れなくてな」
そっぽ向いて言った北斎にマスターはそっと頬を撫でた。
「いいよ、ゆっくりで。僕らにはまだ時間があるから」
その頬を撫でる優しい手に北斎は自分の手を重ねた。
「全く。本当に物好きなマスターだな」
「もっかい、いい?」
「あぁ」
二人の時間が始まった。
・・・・・・・
「ん...くっ...っは」
後からうつ伏せになった北斎をマスターが抱き寄せ、首筋を舐める。着物を着ているせいか、より一層首が美し見える。
「綺麗だよ、北斎」
「っあ.....変な事言うなよぃ...体がおかしくなるだろうがよぉ....ひゃ!?」
すると、北斎の服の中に何か侵入してくる感覚が。マスターの手だ。その手は優しく北斎の胸を包んでいる。
「やわっこいね。本当に女の子なんだね」
「だから....っ...変な事言うなって...ひぅ...」
「後からされるの好き?」
「っ....」
好きなのかどうかは分からない。だが、何故かマスターの手が自分の体を触れる度に反応してしまう。
好き....なんて、前々から分かってはいたさ。召喚されてしばらくは冴えないガキンチョだと思っていたのに、特異点に行った時に身を挺して自分を守ってくれた事や、散々ぱら自分の愚痴だのなんだのに付き合ってくれた事もあった。嫌な顔ひとつせず自分に寄り添ってくれたマスターなんだ。そんなのは当たり前なのだろう。
「っふぅ....あっ....」
「痛くない?」
「あぁ、痛くない、よ。なぁマスター...」
「ん?」
「手、握ってくれねぇか?」
「.....うん。いいよ」
・・・・・・・
それから、かれこれ一時間。二人は自分達の体を温めあって北斎の方も大分ほぐれてきた。
「もう、そろそろいいかな」
「あぁ、多分大丈夫だ」
そう言って見えたのはマスターの男性器。北斎も描きはするが改めて見るとすごい形をしている。と実感した。
なんせ、今からこれが自分の膣に入るのだから。
「いくよ?」
「あ、おおう。来いよ」
マスターはゆっくりと押し付けるように北斎へ入れた。
北斎は初めてなので当然ロストバージン。だから、マスターも痛くしないように心掛けながら腰を前に進める。
「うあっ....これぇ....」
「っ....ごめん、北斎..っ....痛くない?」
「っうんん......大丈夫だけど....これ、なんか力が、入んなくな...る...」
北斎の体が力なくガクガクと震えているが、何故か腰だけはマスターの方へ寄っていく。
「っ動くよ!」
「へ?あっ、ま、待てマスター....あぁ!?」
ズン!と膣に重しが入ったような感覚が北斎を襲った。しかもそれは一度きりではなく何度もやってくる。
「あっ、あっ、うあっ...っ...っっ!!」
自分でも聞いたことのない自声に北斎は恥ずかしくなり顔を伏せた。
「北斎っ...大丈...夫?」
「大丈夫...なわけあるか!こんな恥ずかしい声出したことねぇよ....っひう!」
「ごめんね、北斎。今凄く可愛いよ」
「だから、変な事言う...なぁっ!」
膣に蠢くイチモツが牙を向き北斎の膣を汚す。今まで描いてきた者達はこんな気分だったのだろうか。自分の膣に異物を差し入れ子宮口をいい様に殴られる感覚。こんな感覚に自分の絵の者達はなっていたのだろうか。それでも、今は北斎にとっては幸せな気持ちだった。
「な、なぁ、マスター?」
「ん?」
「今更なんだがよ、本当に俺でよかったのか?」
「当たり前じゃん、僕は君がいいんだ。北斎を愛しているんだ。だから、受け入れてくれてありがとう。北斎」
「っ!」
とびっきりのマスターの笑顔に北斎の胸が大きく脈打った。これが、きっとキュンとした、のだろう。こんなにも未熟な自分を思っていてくれたのだ。そのマスターの気持ちに嘘はない。そう言える。北斎は目に涙を浮かべ、マスターを手を強く握った。
「なら、それをしっかり伝えて貰わねぇと困るな」
「うん。しっかり伝えてあげるよ」
言って次の瞬間、また北斎の膣が大きく突き上げられた。
「んふぉ!?」
「少し強くするね?」
マスターにとっては少し、それでも北斎にとってはかなり強いピストン。北斎の頭がガクガクと揺れる。
「ひっ...ひっ...ま、ますたぁ!!つよ...つよひぃ....い、いったんとま....んひぃ!?」
強く押し上げるものとは一転今度はイチモツを子宮に押し込まれるようなピストン。なんでこんなのを覚えてるとツッコミたくもなるが、本棚には沢山の資料があることに変わりはなかった。
「もっと、強くして大丈夫?」
「は?へ?も、もうやめ....んぉ!?」
今度はこれまでにないくらい早くそして強いピストン。
体制がバックなので、子宮にかなり響く。
「あっ、あっ、ひあっ!ま、ますたっ...これ、すごっ....おぉ!...お、俺...むりぃ!!」
「僕もっ!北斎、一緒に」
マスターの本気ピストンを受けて北斎は自分だとは信じがたい喘ぎ声をあげる。
「イクよ!北斎!」
「んっ、くっ、んぁ!ま、ますたぁ!おれぇ...!っぐんぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
注がれる北斎への愛はとても多く濃いものだった。
・・・・・・・
「ん...んぅ...?」
果てた後、どうやら眠ってしまったらしい。時計を見るともう夜を回っていた。
「マスター....?」
「あ、おはよう。北斎。あの後気絶するんだもん。びっくりしたよ」
上手く体が動かない。まだ腰を抜かしているようだ。更には自分の体の中にはマスターの愛がある。だがあまり違和感もなかった。
「北斎」
「ん?」
「これからも、色んな事が待ってるかもしれないけれど、宜しくね。北斎」
北斎はそのプロポーズとも取れる台詞を聞いた瞬間フッと口元を緩めた。
「あぁ、もちろんだ。マスター。アンタの期待に答えてみせるさぁ。でも、寝起きの女に言うセリフじゃねぇなぁ」
終わり。
「そういえばなんで姫に絵を教わってたの?」
「え?あ〜、いや、それは....だな...っ〜〜、まぁ、あれだ!マスターの身近な絵を描けば深く話せると思ってな!」
「ふ〜ん?」
(本当はマスターに振り向いてもらおうなんて言えねぇだろうがぁぁ!!!)台パン