早朝。俺は肌寒く人気のない通学路を一目散に駆け抜けていた。
「やべっ、遅刻だ遅刻!」
本来ならまだ余裕のある時間帯なのだが、朝の補習で今日から2日ほど早出を余儀なくされているのである。
――全く、居残りならともかくなんで朝っぱらから授業を受けなきゃならねーんだよ!
いくら赤点を取った俺に責任があるとは言えど、こんな形での補習授業というのは本当にタチが悪い。
――くそっ! いつもならまだ布団の中でくつろいでる時間だってのに…………
そんな中、よそ事を考えていた俺に更なる不運がやってくる。
「うわっ!」
あろうことか、俺は歩道に不法投棄されていたバナナの皮に滑って転んでしまったのである。
「チクショウ、誰だよこんなところにバナナの皮を捨てやがった奴は……」
痛む膝に顔を歪めながら俺はゆっくりと立ち上がる――その手にしっかりと問題の異物を持って。
「こんなものが落ちてたら、次の犠牲者が出てくるのは時間の問題だよな……」
俺は誰に聞させるでもなくそうつぶやくと、すぐそばにある公園に入ってここのゴミ箱でこの危険物を『合法投棄』することにした。
俺はともすれば凶器にもなりかねないバナナの皮をベンチ脇のくずかごへと投げ捨てた。
「……」
小さなことかもしれないが、これで一安心である。
――さて、急ぐとするか……
俺が一つ息を吐いて再び通学路に戻ろうとしていたその時だった。
「はっ、はっ……」
ランドセルを背負った少女が俺の目の前を、白い息を吐きながら駆け抜けて行く。
――あれ? あっちは確か……
その足先は間違いなくこの公園で唯一の手洗い場がある建物――トイレのある方向へと向けられていた。
「…………」
俺はそこで起こる出来事を確信すると、補習のことなどそっちのけにして一目散に少女の後を追いかけたのであった――
公園のトイレは男女共用で、小便器が2つと和式便器が1つというシンプルな造りになっていた。
――もう入ってるみたいだな……
個室に鍵がかかっていることを確認して、先ほどの少女がここに入ったことを確信する。
「……」
俺は周囲に人がいないことを確かめると、迷うことなく床に這って大きめ隙間から個室の中を覗き見たのである。
――プリン。
すぐさま視界にそんな音が聞こえてきそうな可愛いサイズの小尻が飛び込んでくる。
――良い眺めだ……デカ尻も良いけど、ミニサイズの尻も捨てたもんじゃねえ!
俺は顔を紅潮させながら目線を便器に跨っている両足へと移して靴の踵に書かれていた少女の名前をチェックする。
「…………」
すると、そこにはサインペンでしっかりと『又下未衣』という名前が刻み込まれていたのである。
――『またしたみい』、か……何かエッチっぽくてグッとくる名前だな!
俺はその名の響きに心をときめかせながら再び目線を少女――未衣ちゃんの尻へと向ける。
「ん~~っ!」
未衣ちゃんは俺の視線に気付いていないのか、可愛らしいうめき声を立てながら放尿を開始した。
プシャァァァァァァァ…………
「…………」
透明の尿が便器の中へと降り注がれ、ところどころで小さな飛沫を立てる。後ろからなので肝心な部分は見えなかったけど、それでも眺めとしては眼福と呼ぶに他ならないレベルの絶景に相違なかった。
「んっ……んっ……」
だが未衣ちゃんは放尿後も拭き取りをしようとせず、なおもうめき続けている。
――これは……まさか……!
そのただならぬ様子に俺は更なる興奮を掻き立てられてしまう。
ブッ、ププッ。
程なくして、未衣ちゃんは小さなオナラとともに肛門を開くとその穴から腸内に眠っていた糞便をひり出したのであった――
ムリムリムリムリムリッ! ムリメリッ、メリリッ! ムリムリメリリッ! ニチニチッ、ニチチッ!!
未衣ちゃんの肛門から太めのウンコたちが次々と産み落とされてくる。その便の中にはところどころに黄色い粒のような物が混じっていて、彼女が前日にでもトウモロコシを食べていたことがうかがえた。
「は~~っ」
ウンコを出し終えた未衣ちゃんが、まるでセックスの真っただ中であるかのような艶めかしい吐息を漏らしながらペーパーを手繰り寄せて尻を拭き始める。
「はぁ、はぁ……」
俺は我を忘れて未衣ちゃんの尻に顔を肉迫させる。しかし、興奮のあまり前のめりになり過ぎていてバランスを崩し、ドアに頭を打ち付けてしまったのである――
――ガン!
「だ、誰っ! 誰かいるんでしょっ!」
「やばっ……!」
俺は立ち上がると脱兎の如くトイレから逃走する。どうにか逃げ切ることは出来たものの、何ともスリリングな早朝の一幕だった。
翌日。2日目にして補習最終日となる今日、俺はまたもや早朝の通学路を懸命に走っていた。
――くそっ! やっぱり早起きには慣れねえよ……
白い息を吐きながら、どうにかこうにか余裕のある時間帯に昨日の公園のところまでたどり着く。
「あっ……」
すると、またしても例の少女――未衣ちゃんが、俺の目の前を駆け抜けてトイレに向かって行ったのである。
「う~っ、漏れちゃうよぉ!」
しかも、そんな言葉を置き土産に残して。
「…………」
昨日は寄り道をしながらも、結果的には授業に間に合い無事に補習を受けることが出来た。ならば、今日もトイレに寄り道するだけなのだから間に合うのではないか。
――未衣ちゃん……!
俺は意を決すると、昨日に同じく未衣ちゃんの後に続いてトイレへと直行した。
俺がトイレに入った時には鍵がかかっていて、未衣ちゃんは既に個室の中に入っていた。
――ははは、何から何まで昨日と同じじゃないか……
俺は何とも言えない優越感に浸りながら、やはり昨日に同じく周囲の人気を確かめながら床に這って隙間の向こうを覗き見る。
「じぃ~~……」
するとそこには覗きをしている俺を見返すかのように、つぶらな瞳が二つ並んでいた――――
「って、嘘っ!?」
俺はあわてて立ち上がり、一目散に逃走を試みる。
「うっ……」
しかし、昨日の転倒で痛めた膝が疼き出して思うように走れなかったのである…………
「未衣のトイレを覗いてたの、やっぱりお兄さんだったんだね!」
ドアが開いて未衣ちゃんが俺の前へと回り込み、鋭い目つきでこっちを見据えてくる。
――あ、こんな顔しててもやっぱり可愛いな……
今はそんな場合ではないと言うのに反射的にそんなことを考えてしまう。
「いや、あの、その……」
何か言い訳しようと目論むもののまともな言葉すら浮かんで来やしない。
「いいから来てっ!」
「わわっ」
すると、未衣ちゃんは俺の手をつかんで強引に個室の中へと連れ込んだのである。
――カチャリ。
再び鍵がかけられて、俺は小柄な未衣ちゃんに見上げられる形で尋問を受けることになってしまった。
「昨日、未衣がここでウンチしてるところをお尻からバッチリ見てたのはお兄さんで間違いないんだね?」
「あ、ああ……多分、間違いないと思う」
「多分?」
ギュム!!
曖昧な受け答えが不服だったのか、未衣ちゃんが俺のチンコを強めに握ってくる。
「いや絶対! 絶対それ、俺で間違いないです、はい!」
俺はあまりの激痛にこらえきれず、正直に自分のしたことをカミングアウトする。
「よしよし、素直に認めてくれたね。だったら……」
「えっ?」
すると、何を思ったのか未衣ちゃんは俺のベルトを外して、パンツごとズボンをずり下ろしてしまったのである。
「えっと、その……」
俺はむき出しとなってしまった自分のチンコに戸惑いを隠せないでいる。
「ねえねえお兄さん、お名前は?」
しかし、未衣ちゃんは俺のことなどお構いなしと言った具合にそんなことを尋ねてきたのである。
「ひ、柊旬平(ひいらぎしゅんぺい)。この近くの学校に通っている高校2年生だけど」
「ふーん、そうなんだ。良いお名前だね」
未衣ちゃんが俺の名前を可愛らしい笑顔で褒めてくれる。と言うか、名前で褒められたことなど生まれて初めてなのでこれは非常に喜ばしいことである。
「私は又下未衣。お兄さんと一緒で近くの学校に通っている小学6年生だよ、よろしくね☆」
チュッ。
未衣ちゃんは笑顔とともに自己紹介をすると、迷うことなく俺のチンコの先端にキスをしてから舌を這わせてきた。
「ちょ、ちょっと未衣ちゃん、ヤバいよ」
「あれあれ? 女の子がウンチしているところを覗き見してた旬平お兄さんの方がヤバいと思うんだけどな~~」
「そ、それは……」
ぐうの音も出ないほどの正論を前に俺は言葉を失くしてしまう。悔しいが、こればっかりは否定のしようがない。
「……分かったよ。こんなので良ければ未衣ちゃんの好きなようにしてくれ」
「へっへ~。それじゃあお兄さんのオチンチン、いただきま~す☆」
未衣ちゃんはヒマワリが咲いたかのような満面の笑顔を見せると、今度こそ本格的に俺のチンコをくわえ込んでくる。
ジュプッ、ジュプッ、ジュポッ!
「うぅっ……」
未衣ちゃんのフェラが心地良く、先ほどまで萎んでいた俺のチンコがすぐに膨れ上がってくる。
「えへへへへ。未衣だけが恥ずかしいとこ見られたんじゃ不公平だもん、お兄さんにもたっぷり恥ずかしい思いをさせてあげるね☆」
チュプッ……チュププッ……
未衣ちゃんがフェラに緩急差を付けてきて、俺のチンコをますます刺激させる。
「ああ、ダメだ……俺、もう……!」
根元どころか『タマ』までくわえ込んでくるフェラ攻撃がすぐに俺を絶頂へと誘いこむ。
「み、未衣ちゃん……イクよっ!」
俺は飛んでしまいそうな感覚の中で臨界点を突破すると、その肉棒の先端を未衣ちゃんの口内で爆発させたのであった――
――ビュルッ、ビュクッ、ビュルビュルビュクッ!!
「んっ……」
あふれ出る濁液たちを口の中に受け、未衣ちゃんが恍惚とした笑みを見せる。
「これ、全部もらっちゃうね」
未衣ちゃんが俺のチンコを口の中から引き抜いて、あふれ出た濁液たちをそっくりそのまま喉の奥へと流し込む。
「おい、未衣ちゃん……」
「ごちそうさま、お兄さん。ちょっと苦かったけど良い味してたよ」
未衣ちゃんが口元に垂れていた残液を指ですくってチュパチュパとしゃぶりながら俺にウィンクを仕掛けてくる。
「あ、ありがとう」
その意図が全く読み取れず、俺は素直にお礼の言葉を口にするのが精一杯だった。
――まさか、こんな形で初フェラを体験しちゃうなんてな……
バナナの皮から始まった予想もしない展開に、俺はただただ目を丸くさせながら呆然とする。
だが未衣ちゃんは、そんな俺に対してなおも甘い誘惑をけしかけてくるのであった。
「ねえ、お兄さん。今度は未衣と一緒におトイレ覗いてみようよ、ね☆」
数日後。俺たちは近所の図書館のトイレの個室に潜伏して、早速の共同戦線を張っていた。ターゲットは、かつて俺の告白を手酷い言葉であしらった高慢女――朝岡リナだった。
「ふーん。この人がお兄さんの告白を足蹴にした女の子だったんだ」
「そういうこと。フラれた経験は数あれど、コイツにだけはとにかくキツイこと言われちゃったからね」
苦い思い出話をしながら互いに床へと顔を這わせ、俺たちは隙間の向こうの桃源郷を覗き見る。
『…………』
すると、視界には和式便器に跨っている朝岡リナの見事なまでの汚尻が飛び込んで来たのである。
「やだ、汚いお尻☆ こんな子が旬平お兄さんを足蹴にするなんて笑っちゃうな」
「同感だね。性格が尻に出てるって感じだよ」
俺たちは顔を見合わせながら苦笑して、再び視線を汚尻の方へと戻す。
ジョロジョロジョロジョロジョロジョロジョロジョロ…………
視線の先では、ちょうど朝岡リナが放尿を始めたところだった。
「あ、湯気が立ってるぜ。臭いが凄そうだな」
「ホントだホントだ。黄色いオシッコなんかして、エッチのために栄養ドリンクでも飲んじゃってたのかもね」
一緒に笑いながらその姿をたっぷりと凝視する。
「ふぅ……」
放尿を終えて局部を拭いた朝岡リナが立ち上がり、水を流して個室を後にする。
「えへへ。お尻は汚かったけど、良い眺めだったね」
「ああ。色々と文句の言いたい相手だったけど、これで気が済んだよ」
俺たちも立ち上がり、ミッションを達成した喜びを分かち合いながら抱擁を交わす。
「また一緒に楽しもうな」
「……うん!」
俺は一方的ながらも約束を取り付けると、腕の中の未衣ちゃんをより強く抱きしめてあげた。
トイレの中は驚くほど寒かったけれど、俺たちの心はいつまでも熱く燃え盛り続けていた。