シグナムに彼氏が出来て、初体験するエロいお話。


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前回書いたヴィータちゃんが彼氏といたすお話の後、前回のヴィータちゃんの設定を引き継ぎつつ、今回はシグナムのお話を。
恋愛事に関しては初心という設定で、ちょっとキャラを崩しすぎた気がしないでもないけど。


シグナムはか弱い乙女です

最近、シグナムの様子がおかしい。

妙に浮かれているというか、ウキウキしているというか。

いや、機嫌が良いというのは結構なことではあるのだろうけど。

それに付き合いの長い者にならわかるという程度で、別に気もそぞろになり、仕事に影響を出しているわけでもないのだし。

そう思っていたヴィータだが、やはり原因を聞いておくべきだったかと、今更ながらに反省していた。

昨日までは機嫌が良かったはずのシグナムが、今日は見るからに落ち込んで、些細なミスを繰り返しているという、非常に珍しい光景を目にしたからだ。

 

(何かあったな、こりゃ。あのシグナムが落ち込むなんて、タダ事じゃねー。仕事明けに飲みにでも誘ってみるか)

 

そう考えていた矢先に、シグナムから沈痛な面持ちで相談を持ちかけられたヴィータは、渡りに船と二つ返事で了承した。

誰にも聞かれたくないというので、飲食店ではなくシグナムの部屋にて夕食を済ませ、酒を煽り、話を切り出すのを待つが、よほど言い難いことなのか、そわそわと落ち着きなく、普段の凛々しさも鳴りを潜め、ろくに酒も入っていないのに顔を真っ赤に染めている。

 

(こんなシグナム、初めて見たぜ)

 

同じヴォルケンリッターであるシャマル、ザフィーラと共に、もっとも付き合いの長い1人であるヴィータですら、かつて見たことのないその様子を訝しく思いながら、ふと視界に入った雑誌に目を留める。

年頃の女性向けの女性誌で、恋愛指南だの、性技指導だの、その方面での過激さが売りといえる系統の雑誌だ。

 

(シグナム、こういうの読むんだな)

 

ヴィータも交際中の彼氏と肉体的な関係を持ち始めた時期に、目を通してみたことがあるが、あまりの過激さに卒倒しかけた事がある。

テンパッて彼氏に、こ、こういうのがいいのかな? と、迫って少し引かれたのはあまり思い出したくない記憶だ。

思考を戻しシグナムに視線を向けると、いまだそわそわもじもじとしているので、ヴィータの方から話を促すために口を開いた。

 

「それで、相談ってなんだシグナム?」

「う、うむ・・・・・・その、非常に言い難いことなのだが、そ、そのだな・・・・・・た、単刀直入に言うとだな」

 

意を決したのか、絞りだすような声でシグナムの口から出た台詞は。

 

「わ、私を女にしてくれ!!」

「・・・・・・はあ?」

 

抽象的な表現に、何のことかと思考を巡らしつつ、酒を口に運び嚥下する。

 

「具体的には、その・・・・・・セ、セ・・・・・・セックスを教えてくれ!!」

 

と、同時にシグナムの爆弾発言が飛び出した。

実に危ないタイミングだった。

これが酒を口に含んだ時であれば、間違いなく吹き出しただろうし、飲み込む最中ならば気管支にダメージを受けていたのは確実だった。

 

なのはとフェイトが、そっちの人だという噂が管理局内で囁かれているのは知っている。

あの2人はただ仲が良い親友同士であり、それが噂にしか過ぎないというのも、2人の共通の友人であるヴィータはよく知っている。

しかし、まさか、あろうことか、ヴォルケンリッターのリーダーたるシグナムこそがそっちの人だったとは・・・・・・

 

(見抜けなかった、この鉄槌の騎士の目を持ってしても)

 

ヴィータは手に持っていた酒の缶をテーブルに置き、全身の力を抜いてリラックスする。

無論、いかなる事態にも即座に対応できるようにだ。

 

「シグナム・・・・・・あたしはそっちの気はないんだ」

 

如何にヴォルケンリッターの仲間であり、長年の友とも言えるシグナムであろうと、流石に貞操を許す気はない。

ヴィータが肌を許すのは、熱愛中の彼氏以外にいないのである。

 

「え・・・・・・? あ!? い、いや、違う!! 違うんだヴィータ、そういう意味じゃない!!」

 

そっちの気、という言葉の意味を悟ったシグナムが大慌てで否定するのを見て、ヴィータは安堵の息を吐き出した。

 

「そうか・・・・・・違うのか、良かった。シグナムとのこれからの付き合い方を考えなおさなきゃいけないかと思ったぜ」

「か、からかわないでくれ」

 

ヴィータは割と本気だった。

 

「ヴィータは・・・・・・彼氏いるだろ?」

「あ、ああ・・・・・・」

「私もだな、その、こ、交際を始めた、男が、恋人ができたんだ・・・・・・」

 

赤面しつつも、実に嬉しそうに微笑むシグナム。

ここ最近の妙な機嫌の良さを理解し、また今回の相談事に関しても察しを付ける。

 

「相談ってのはその事か」

「うむ・・・・・・こんなこと相談できる相手、ヴィータ以外にいないんだ」

 

ヴォルケンリッターの主であり、家族である八神はやて、そしてその親友である高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、俗に言う管理局三人娘達は、現在のところ仕事が恋人であり浮いた話はない。

同じヴォルケンリッターのシャマルは、恋人がほしいとボヤいてはいるが今のところ男の影はなく、男であるザフィーラではいくらなんでも相談できる内容ではないので除外。

スバルやティアナといえばまだまだ自分で手一杯だし、上司だったシグナムでは流石にこんな相談事はできないだろう。

そもそもティアナに至っては、思いっきりぶん殴った過去もあるので気不味い。

キャロは・・・・・・こんな相談に乗れるようでは、部下だの上司だの言う以前に風紀取り締まりに乗り出さなければならないだろう。

強いていうならばフェイトの義兄であるクロノの母や妻辺りなら相談に乗れるだろうが、気軽にこんな相談を出来る間柄かと言われれば否である。

となれば相談相手は同じヴォルケンリッターの仲間であり気心の知れた相手で、かつ彼氏と熱愛中のヴィータしかいないだろう。

 

そもそもヴォルケンリッターは夜天の書の守護プログラム、一種の人造生命体だ。

見た目通りの歳ではない、それはつまり経験に関しても言えることで、一見大人と子供に見えるシグナムとヴィータも、人生経験に関してはさほどの違いはないのである。

元がなんであったのか、プログラムとして一から創り出されたのか、モデルになった人間がいたのか、あるいは人間を取り込んで守護騎士としたのか、可能性は色々考えられはするものの、当人達ですらその記憶がなく、いまさら調べようもないことであり、歳の差があったとしても誤差程度。

まして戦闘ではなく真っ当な日常生活の経験となると、八神はやてが主となってからなので、スタートラインとしては同じ位置といえる。

伝法な口調ながらも、見た目は可愛らしい少女であり、厳しくも面倒見のいいヴィータ。

口数が少なく凛々しく武人然とした佇まいのシグナム。

比べてみるとヴィータのほうが社交的で取っ付きやすいともいえる。

シグナムは礼儀正しく誠実で、フランクな部分もあり魅力的な女性ではあるのだが、実際に交流してみないと見えてこない部分であるため、第一印象の差が出てしまうといえる。

もっとも一番の原因はシグナムが苛烈なバトルマニアの面があるのが割りと有名になっていることだが。

そんなシグナムだ、恋愛経験など完全に0である。

 

「それで・・・・・・こ、このあいだ、その、だな」

 

落ち込んだシグナム、そしてさっきの発言から浮かぶのは、初体験失敗の5文字だ。

そんな赤裸々な話題を素面で話せる気がしないヴィータは、さっきまで飲んでいた甘いカクテル系の酒ではなく、度数の強い酒を煽り始める。

シグナムはその間、真っ赤になりながらも彼氏との事を喋っているが、要約すればホテルで行為に及ぼうとしました、となる。

 

「それでな・・・・・・そ、その、だな。ふぇ、ふぇら・・・・・・ふぇら、ちおとかいうのをだ」

「・・・・・・したのか初体験で、それを」

「し、したというか、し、しようとしたというか、いや、するには、したというか」

 

   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇

 

「シ、シグシグ・・・?」

「あ、い、いや・・・・・・な、なんでもない、で、ではするぞ」

「は、はあ・・・・・・」

 

平静を保とうとするが、初めて目にする怒張した男性のシンボルを前に、緊張を隠しきれぬのも致し方無いだろう。

 

(た、確か、この先端、亀頭といったか、く、口付けをするのだったな)

 

予習のために何度も読み込んだ女性誌の内容を思い出し、ソレに口を寄せていく。

 

(こ、こんな、大きくなるものなのか!? う、うう、お、落ち着け私!!)

 

バクバクとうるさいくらいに脈打っている心臓の鼓動。

目の前にある男性器、これからする行為への期待を示すかのように男の呼吸に合わせビクビクと震えている。

意を決して口付けをすると、男の体が大きく震え、その拍子に男根がシグナムの頬を擦り上げる。

その熱さに驚きながらも、二度三度とソレに接吻を繰り返していく。

 

(つ、次は・・・・・・さ、竿、この部分だな? 根本の方から上の方に、し、舌を、這わせて)

 

ねと~っとシグナムの舌が、陰茎を下から上へとゆっくり這い上がり、唾液でぬらぬらとした筋を付けていく。

 

(裏筋とは、これか? こ、ここを小刻みに舌で舐め上げて)

 

チロチロと振動させるように、何度も何度も裏筋に舌を這わせ、やがて唾液によりピチャピチャとくぐもった水音が響き出す。

荒くなる男の吐息、呻くような声がシグナムの鼓膜を震わせ、ますます熱り立つ男性器が興奮の度合いを伝えてくる。

 

(あ、私の、舌で・・・・・・感じてくれてるのか? そ、それじゃあ次は、この開いた部分の淵、カリといったな、これをなぞるようにすると書いてあったはずだ)

 

ぐるうりと、舌の先端でカリをなぞるように、ぬりゅぬりゅと唾液を刷り込むように、一周、二周、三周・・・・・・やがて鈴口に口付けをするように、徐々に、ゆっくりと口内に収めていく。

 

(う、あ・・・・・・お、おちんちん、くわえ、咥えてる。おしっこが出るところ、わ、私の口の中で、すごいビクビク脈打って、パンパンに膨らんでる)

 

先端部分を口に収め、舌で尿道口を何度も舐り回し、慣らすように少しずつ少しずつ、深く咥え込んでいく。

 

(これ、すごく恥ずかしいな。こんなのを咥えて、しゃぶって、好きな人じゃなきゃ、こんなことできない)

 

好きじゃなきゃできない、好きだからしてあげたい。

恥ずかしいことをしたい、されたい、この人にだけ、この人だから・・・・・・

この行為のそんな意味に気付いたシグナムはブルリと震え、体温を上昇させる。

 

(しゃ、しゃぶりながら、玉の部分を、手で優しくつ、包むように)

 

さわりと陰嚢をすくうように持ち上げ優しくなで上げる。

 

「うぶ!?」

 

堪えきれなくなった男がシグナムの頭を掴み突き込んだのはその瞬間であった。

 

   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇

 

「それで・・・・・・思いっきり握りしめちゃったと?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・そうなる」

「泡吹いて倒れたと?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・そうなる」

 

借りてきた猫のように小さくなったシグナムが、恥ずかしさと申し訳なさとが混在した表情で呟く。

 

(そりゃ、泡吹きもするぞ)

 

ヴィータもシグナムも騎士として多くの戦いをくぐり抜けてきた。

だからこそ内蔵へのダメージがいかに苦しいかよく知っている。

陰嚢とはそんな内臓が、薄い袋だけで体の外に出ている器官なのだ。

それはそれは想像するも恐ろしい痛みだろう。

 

「どうしよう・・・・・・ヴィータ?」

「どうするもなにも・・・・・・相手はどう言ってんだよ?」

「それは、その・・・・・・許してはくれたんだ」

「ならいいじゃねーか」

 

シグナムのことだ、変な男に捕まるようなことはないだろうし、管理局有数の武闘派を弄ぶ命知らずもいないだろうが、少し不安もあった。

今のポンコツぶりを見ていると・・・・・・恋愛経験0だし。

だがそれで許してくれたとなると、まあ少なくともそんな悪い男ではなさそうだ。

となると後は当人同士の問題だろう、とその方向でアドバイスするべきかとヴィータは考える。

 

「だ、だけどな・・・・・・あいつはそんな急所を、私を信頼して任せてくれたんだ。なのに、私は、それを、あんな・・・・・・合わせる顔がない」

「いや、もう当たって砕けろとしか」

「砕けたら困るんだあ!!」

 

(シグナムって・・・・・・めんどくせー女だったんだな)

 

「それにな、最近会っても私から距離を取るんだ」

(怯えてるだけじゃねーのか?)

「シグシグじゃなくてシグナムさんって呼ぶし!!」

「シグ・・・!? な、なんだそりゃ?」

 

「何って、愛称。2人きりの時はそう呼んでくれるようにお願いしたんだ。ゆ、夢だったんだ、恋人に愛称で呼ばれるの」

 

ヴィータとて女だ、恋人とイチャイチャラブラブしたいという気持ち、よく理解できる。

2人きりの時の特別な呼び方、いいじゃないか。

だが、それでも・・・・・・

 

「シグナム・・・・・・」

(シグシグは・・・・・・ねーよ)

 

シグナムの彼氏と会うことがあったら、きちんと挨拶しよう。

いつもうちの劣(・)化(・)の将がお世話になっていますと。

きっといい人に違いない、このポンコツをよろしくお願いしておこう。

 

「一応、今度デートする約束はできたんだ。だからな、ヴィータ・・・・・・お、教えてくれ!! ふぇらちおとか色々!!」

 

お互いに飲み干した缶をゆっくりとテーブルに置き、部屋を静寂の時間が支配する。

お互いの顔が赤いのは酒のせいだけではないのは明白だった。

そして一つの問題点・・・・・・ヴィータはまだ口でしたことがない。

 

(・・・・・・口でしたら、その、キスするの嫌がるかもしれねーし。ま、まあ求められればいいかなって思ってるけどさ)

 

話を聞いた限り、シグナムの方が巧そうだ。

 

「シグナム、やり方とかそういうことの前に大事なことがあるだろ」

「大事なこと?」

「相手がいてできることだから、お互いちゃんと話し合って、2人でだ、その、するものなんだ、技術だの以前にだな、2人の気持ちってやつがだ、大事なんじゃねーかな?」

「そ、そうか、そうだな」

「失敗したってしょうがねーさ、2人で色々乗り越えていくもんだろ!」

「ヴィ、ヴィータも・・・・・・その?」

「ま、まあ、色々恥ずかしい失敗もしたけどよ。で、でもちゃんと許せるもんだろ、好きならさ。シグナムの男ってそんなこころのせまーいやつじゃねーだろ?」

「う、うむ、もちろんだ!!」

 

上手く誤魔化せた、あと良いこと言ったとヴィータはご満悦だった。

シグナムもまた、心配事に一応の蹴りがついたせいか精神のタガが少し緩んでいる。

そこにアルコールも回ってきたせいで、赤裸々な話題がなおも続いていく。

 

「ところでだな・・・・・・ヴィータ、あれは、その、本当に・・・・・・入るもの、なんだろうか?」

「あれって言うと、アレか」

「う、うむ・・・アレだ」

 

さすがに口にはしづらいので、アレという抽象的な言葉と、手振りで表現する2人。

 

「そりゃ、まあ・・・・・・入るよ。そういうふうになってんだから」

「し、しかしだな、アレが、こ、これくらいだから、つまり、こ、ここまで入ってくるということなんだが」

 

と、お腹の辺りを擦るシグナム。

 

「ああ、まあ、・・・そのためのスペースはあるからな、女だから」

 

なんでこんなこと話しているんだろうかと思いながら、取り敢えず酒を傾けていくヴィータ。

 

「ち、知識として知ってはいるが、そうか、本当に入るんだな、ここまで」

 

酒のせいだけでもなく顔を真赤にしながら、ここまでかと呟き、何度も繰り返し腹部を撫ぜるシグナムの様子に。

 

(シグナムってこんな初心(うぶ)かったのか)

 

「む? いや、待てよ、ヴィータは変身魔法を使って逢引きしているのだったな。変身魔法使わずにできるだろうか?」

「まあ最初のうちは、そうだったけど・・・・・・その、今はたまに、だけどな、こ、こっちの姿でもしてるから」

(そもそも変身した時のあたしと比べても、シグナムの方がスタイルいいだろ・・・・・・)

 

酒のせいか、そんなヴィータのジットリとした視線に気付かず、シグナムはそういうものかとしきりに頷いていた。

 

「そうか、流石だなヴィータは。経験豊富だ」

「いや、別にそんな豊富って程経験あるわけじゃねーですけど」

 

とはいえ、意外と初心(うぶ)で乙女だったシグナムに比べれば経験者ではあるが。

結局その夜はそのまま猥談に大輪の花が咲き乱れたのだった。

 

   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇

 

そして決戦当日。

いざ桶狭間か、関ヶ原か、これが攻撃の限界点との覚悟で臨んだシグナムだったが・・・・・・いざ実戦となると、ガチガチに緊張して身動きが取れずにいた。

お互いにシャワーを浴び、バスローブに身を包み、ベッドの端に腰を下ろして隣り合って座り、そのままどちらも身動ぎもせずに、沈黙だけが空間に満ちていた。

だから・・・・・・男の手がそっと、シグナムの手に重ねられた瞬間、ビクリと身体が跳ね上がり、ベッドを軋ませた音がいやに大きく響く。

重なったお互いの手から、じわりと体温を交換しあう温もりを感じ、幾許かの時をそのまま身を任せていたが、やがて先に口を開いたのは男の方であった。

 

「その、シ、シグナム・・・さん」

「ふ、ふたり、きり・・・・・・なのだが?」

「・・・・・・シ、シグシグ?」

「う、うん・・・・・・」

 

戦闘中のシグナムしか見たことのない者では想像もできないような、優しげで喜色の混じった笑顔。

その笑顔に男は魅入られる、きっと生涯魅入られ続けるのだろうと確信してしまう。

 

「この間は、その、すまなかった」

「い、いえ、こちらこそ、無理やりその」

「い、いや私が悪いのだ・・・・・・その、見栄を張っても仕方ないので正直に言うが、わ、私はその、こういう経験がまったくないのだ」

「で、でもこの間の、その、あれは、た、大変お上手で」

「ほ、本に書いてあったのをそのまましてみただけなんだ」

「そ、そうですか・・・・・・け、結構なお手前で」

「だ、だからな・・・・・・その、今度はお前が私を好きにしてみてくれ!!」

 

シグナムが男の手を握りしめ、真っ赤な顔でにじり寄る。

 

「しょ、初心(しょしん)なんだ。本とか読んで知識は付けたのだが、この間はあの体たらくだ。だから、今日はお前が」

「い、いいんですか?」

「う、うむ。その、多少のことは受け入れよう。失敗してもいいんだ、それは2人で経験して、の、乗り越えていくことなんだからな」

「シ、シグナ、シグシグ・・・・・・」

「お、お前だからなんだぞ!!お前だからこの身を任せるんだからな!!」

「は、はい・・・・・・」

 

じゃあ、まずはキスから。

と、シグナムの肩に手をやり、ぎこちなくも優しく抱き寄せ、その唇を奪う。

唇で口周りを揉みほぐすように、ちゅくちゅくと啄んでいく。

吐息の暖かさを感じながら、わずかに開いた隙間から口内に舌を侵入させていく。

 

「んむっ んうううッ!! ふぅ!! んうぅッ! んッんぅぅッ!」

 

シグナムは力を抜いて、身を委ね、歯茎、舌、頬の裏側、舌の裏側、口内のあらゆる箇所を丹念に舐め上げられる感触に、呼吸を荒くさせる。

やがてバスローブ越しに、その豊かな胸に男の指が食い込んだ。

 

「きゃううッ!?」

「シグシグ・・・・・・すごく可愛い声」

「し、失敬な・・・・・・私だって女なんだぞ」

「ええ、よく分かってます。すごく魅力的な、女性です」

 

そのまま胸に指を沈み込ませ、優しく丹念にこね回していく。

柔らかくて、弾力があって、蠱惑的に弾み、いつまでも飽きさせない。

そのままバスローブ越しに胸の感触をたっぷり堪能し、次は直接味わおうとバスローブをはだけさせていく。

下品ではなく綺麗で魅力的といえる限界点ギリギリに実った、そのたわわな果実があらわになる。

張りがあって形よくピンとそびえ立つ連山の頂上に、ピンク色の美しいアクセント。

散々弄んだそれを、布越しにではなく直接指を沈み込ませ、手の平ですくい上げ、ふるふると震え、どこまでも沈み込みそうな柔らかさながら、確かな弾力を返し、乳首はぷりぷりとこりこりと生貝のようなしっかりとした感触。

磨くように擦り上げ、絞りだすようにこねる。

 

「ふあぁっぁ!!」

 

そしてシグナムをベッドの端に座らせたまま、足を開かせ股座に顔を近付ける。

灯りを消す、そんな発想がなかったため、シグナムの女性自身がはっきりと曝け出されている。

 

(あ、ああ・・・・・・み、見られてる私の、私のそこ、み、見られちゃってる)

 

「ひうん!?」

 

男の指が入り口付近の陰唇を擦り上げ、ゆっくりと左右へ開いていく。

 

「あ、ひ、広げるな、中まで見ちゃだめ!!」

 

(こ、ここの肉、こんな柔らかいんだ。こんな風になってて、こんな、きれいなピンク色で、これが尿道で、その・・・・・・その下のこの穴が、い、入れるところ)

 

顔を近付け、膣内に舌を侵入させ、にゅぐにゅぐと舐めあげていく。

 

「う!? あぅう」

 

びくんと震えるシグナムの腰に手を回し、腰を引いて逃げられないように固定する。

股を閉じようとしても男の腕が邪魔をし、むしろ腕に当たるその肉付きのいい太ももの感触が男をより昂ぶらせていく。

舌で膣口をねぶり、陰唇をなぞるようにほぐし、陰核を包む包皮を舌先で剥き上げチロチロと舌を這わせる。

この間の一件により、緊張を余儀なくされていた男の物は、シグナムの秘所をほぐすのと比例するように徐々に硬さを取り戻してきていた。

何度も何度も舐(ねぶ)り回され、丹念に女性器をほぐされたシグナムが嬌声を上げ、もはやほとんど抵抗を諦めたシグナムを固定する必要のなくなった男の手は、時に太もも、時に尻の肉を、時に胸へ伸ばしその感触を楽しんでいく。

 

「あぅうッあぅうッあぅうッあぅうッあぅうッう~~~~」

 

びくんびくんと何度目かの痙攣を始めたシグナムの尿道から、ちょろちょろと黄色がかった液体が漏れだしてくる。

 

「シ、シグシグ?」

 

夢中になって気付いていなかったが、その責めはすでに一時間を越えようとしていた。

何度も達して、それでも離してくれずにひたすら舌でイジメられ、とうとう意識を手放し失禁してしまった。

ビクビクと身体を痙攣させ、ぐったりしたシグナムをベッドに横たえる。

その陰唇がひくひくと蠢いているのを見てゴクリと唾を飲み込み、それを左右に押し広げていくと、男以外に誰にも見せたことのないシグナムの一番恥ずかしい部分が、煌々とした灯りの下ではっきりと浮かび上がり、しっぽりと濡れて糸を引きながら、桜色の肉がパクパクと物欲しそうに収縮を繰り返している。

 

(こ、こんな風にぱくぱく動くんだ!? うっわ、すごいいやらしくて、興奮する)

 

流石に意識のない状態で挿入するのはまずいと、自制心を働かせるが、どうもこの抑えきれない昂ぶりをどうすればいいかと部屋を見回した時、それが目に入った。

ここは恋人達御用達のそういうホテルである、そういう目的の物品も部屋に置いてあったりするわけで。

 

(ロ、ローションってやつだよな。好きに使っていいみたいだし・・・・・・・・・)

 

気を失ったシグナムをうつ伏せにすると、手の平にローションをたっぷりと垂らし、両手で伸ばすとシグナムの肉付きの良い臀部に塗りこんでいく。

むにむにとした弾力の尻肉がローションでぬらぬらとした卑猥なてかりを帯び、男の興奮はより一層増していく。

時折尻肉の割れ目から見える、可愛らしい菊門、そしてその下のぱっくりと割れた穴から桜色の花弁がいやらしく覗いていた。

そこにも満遍なくローションをすり込んでいくと、気を失いながらもビクンと身体を振るわせ反応する。

そして痛いくらいに怒張したモノを、シグナムの尻の割れ目で挟み込み、しごき始める。

 

(うう、これ凄い興奮する)

 

刺激自体はそれ程でもないが、意識のないシグナムの身体を好きにしているという背徳感が否応なく興奮を高めていく。

 

(で、出そうだ、けど、このまま出すの、もったいない。シグナムの中に、全部、注ぎ込みたい)

「シ、シグシグ? そろそろ起きないと、凄いことしちゃうよ?」

 

返事がないのを確認すると、ローションをさらにたっぷり垂らして、その人差し指を菊門へと押し込んでいく。

完全に脱力しているシグナムのそこは、にゅるりとさしたる抵抗もなく根本まで指を飲み込んだかと思うと、きゅうきゅうと締め付け始める。

 

「う・・・あ?」

「起きた、シグシグ?」

「え? わ、私? うぅ!? あ、あぅあぁぅ!?」

 

シグナムの意識が戻ったのを確認すると、男は指をゆっくりと抜き差し、そして内壁をさわさわと撫で上げていく。

 

「え? え? な、なに!? こ、これど、どこに入ってるの? え? お、おしり? おしりに、は、入ってる!?」

「うん、お尻の穴だよ、根本まですんなり入った」

 

もう1本いけるかなと、さらに中指も挿入する。

少しきついが、こちらも問題なく飲み込んでいく。

 

「~~~~~~~~~~ッッッ!!??!!??」

 

その途端ガクガクと痙攣し、声にならない声を吐き出して、頭を振り乱す。

 

「え、と・・・・・・い、痛かった?」

「そ、そんひゃこひょは、にゃ、にゃいけど」

 

呂律も回らず、お尻をイジメる度にビクビクと震えるシグナムが可愛くて、男は何度も何度もそれを繰り返していく。

やがて自分の怒張も我慢の限界だったことに気付くと、シグナムの耳を甘く食(は)みながら囁いた。

 

「シグシグ、初めて貰うからね」

「・・・・・・ぅ、ん」

 

上手く喋れないシグナムが絞りだすように返事をすると、そのまま後ろから剛直をあてがい、先走った液体と愛液を混ぜ合わせ、やがて膣口が吸い付いてくる位置を確認する。

 

(こ、ここ、だよな? こ、このまま腰を・・・・・・)

 

グチュグチュとした水分の感触と、ねっとりと絡みつく肉の感触。

それをかき分けていくと途中にざらりとした感触。

途端にシグナムの身体が跳ね上がり、膣道がうねうねと蠢く。

 

(あ、い、イッたのか? こ、このざらざらした部分、Gスポットってやつかな?)

 

初めてではあるが、散々ほぐされきったシグナムの女性部分は完全に潤みきって、男のモノを受け入れている。

痛みは感じるどころか、意識はほとんど白濁としていて、もはや何をされても抵抗できずに受け入れてしまうだろう。

男が抽挿を始め、拙いながらもそのざらざらした部分を重点的に責め立てていく。

その度にビクンビクンとシグナムの身体が跳ね上がり、意識は覚醒してはイき、失神しては覚醒しを繰り返し、涙と涎で顔とベッドを汚していくが、無我夢中の男は気付かずにそのままなおも責めてたていく。

 

1回、2回と精を注ぎ込み、それでもまだ不足とばかりにシグナムの身体を貪って、その子宮に3回目の精液を注ぎ込むと、自分の指がいまだに肛門に潜り込んだままなのに気付いて、それを引き抜いた。

ぽっかりと空いたその穴はひくひくと妖しく、艶かしく誘っているように収縮している。

 

「シ、シグシグ・・・・・・そ、その、こっちでシてみない?」

 

失神しているシグナムに気付かず、返事がないのを了承と受け取り、膣に入っていた一物をずるりと引き抜くと、ぽっかり空いたそこからボタボタと注ぎ込まれた精が滴り落ちてくる。

その光景に否応なく気持ちが昂ぶり、ローションをたっぷりと男根に垂らしてその尻穴にあてがい押し込んでいく。

完全に脱力した菊門はそれでもぎゅうぎゅうと男性自身を握りしめてくるが、さほど苦もなく根本まで埋まっていく。

 

「う、あ、あぁぁぁああぁあ!?」

 

流石にこれによって目を覚ましたシグナムだが、何が起こっているかも理解できずに獣じみた嬌声を上げるしかなかった。

 

「あ、あぉッ!! うぁああッひぁああっあうううう!?」

「シグシグのお尻、すごく気持ちいいよ」

 

もう思考もままならずに、髪を振り乱して、嫌や嫌やもう許してという意思表示のように頭を振り、絶叫する。

結局解放されたのはそれから4回ほど注ぎ込まれた後であった。

ぐったりと動かなくなったシグナムを、仰向けにしてみると、涙と涎で顔は濡れそぼり、口は半開きになり、僅かに開いた目は虚ろで、身体の至る所に付着したローションが妖しく光を反射し、下半身は膣口と肛門から溢れ出た精液と愛液でぐちゃぐちゃになり、時折ビクンビクンと身体を痙攣させて、完全に強姦事後の様相を呈していた。

 

「ご、ごめんシグシグ、やり過ぎた・・・・・・」

 

如何にもその通り、しばらくして意識を取り戻したシグナムに。

 

「かよわい乙女になんてことするんだお前は!!」

 

と、枕でバフバフと叩かれひたすら謝り倒す羽目になったのである。

まあ、その後お風呂で2回程励んでしまう辺り、満更でもなかったのかもしれない。

 

   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇   ◇◆◇

 

それから幾らかの時が流れ・・・・・・

休み明けのシグナムが妙に疲れている。

彼氏とは上手くいっていると聞いていたため、お盛んなのかなと思っていたヴィータは。

 

「そ、そのだなヴィータ・・・・・・つかぬことを尋ねるが、ア、アレというのは、だ、だいたい何回くらい、その・・・・・・するものなんだろうか?」

 

まさにそのものずばり直球な質問に思わず周囲に誰もいないかを確認してしまう。

 

「こ、こんなとこで、な、何聞いてんだよ・・・・・・」

「す、すまない、しかし、だな、その、これはいくらなんでも、お、多いのでは、と、その・・・・・・思うわけで、も、求められるのは嫌ではないのだが、その」

 

このままでは延々と惚気を聞かされかねないと、自分の頻度を計算を始める。

 

(・・・・・・え、と最近は仕事明けにもちょくちょく会ってるし、割とそのまま・・・・・・だから、月に)

 

「じゅ、10回くらい・・・・・・かな」

「じゅ、10回か、そ、そうか、そういうもの、なのだな。で、ではあれでも、普通くらいなのか」

 

一度の行為でなのか、行為に及ぶ回数がなのか、重大な齟齬に気付かぬままに。

 

(アレだけ凄いことを毎回しているのか、ヴィータは)

(あたし、慣れるのに結構かかったんだけどな、やっぱりシグナムって)

 

双方は同じことを思うのであった。

 

(大人なんだなあ)

 

END




普段はしっかりしたキャラが恋愛には初心で臆病ってギャップいいよねがコンセプト。
そんな娘さんが初めてなのにネチネチと責め立てられて完全屈服しちゃうのいいよねってのを書きたかったけど、いささかやり過ぎた気がしないでもない。

某掲示板で、イラストを描いていただきました。
こちらでは18禁画像はNGとのことだったので、pixivにて掲載させていただきました。
深くお礼を申し上げます。
ttp://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3048043

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