※この作品はR-18です。

大好き!吉井明久君!   作:一日三食MEN

38 / 46
 やっと閃乱カグラNew Linkを元にしたシノマス学園編突入です!先に書きますと、作者はこのゲーム以外の閃乱カグラはやってないので、そっちのゲーム設定は知りません。そこをご理解お願いします!

 では、最初はやはりこの人です!


シノマス学園編 半蔵クラス編(閃乱カグラNew Link)
飛鳥


 「これは吉井がやりました」

 「観察処分者のあいつがやったことです」

 「ダメなあのバカがやったことです!」

 

 三月の半ば、文月学園の一年生の廊下からそのような言葉が聞こえてくる。西村は数人の生徒の悪事を見つけて説教しようとしたが、その者達は全員明久のせいにした。もちろん、それは違うと分かっていたが

 「本当か?」

 「「「本当です!」」」

 確認して、彼らはそう答えた・・・明久のせいにすることが、後の二年Fクラスの生徒達は当たり前のようにやっていた。そして、西村はわかったと言って解放する。だから、大バカな彼らはそうすれば罪を擦り付けられて逃げられる。と思い込んでいた。

 これが二年になった時、どれほどのツケと共に帰ってくるのか知らないで・・・。

 学園長室では

 「全く・・・こいつらも決定だね」

 「はい。そうですね」

 学園長と西村がさっきの事で話し合っていた。そして、もう一人、

 「これで、全部ですね・・・終了しました」

 観察処分者の仕事として学園長室の整理をやっていた吉井明久が、二人のもとにやってきた。いや、本来なら観察処分者の仕事ではないが

 「それで、もうすぐで四月だが・・・やはり、行くのかい?」

 「はい。元々その約束ですから」

 「そうか・・・いい修行になったか?」

 「はい。召喚獣のおかげで鍛えられました。こっちの私情に付き合ってくれてありがとうございました」

 あえて、三人で話をする場を設ける為に仕事と称して頼んでいたのだ。

 「じゃあ、あと数日だが」

 「・・・お願いできますか?」

 「もちろんさ。こっちもいろいろとデータが手に入るからね」

 「西村先生もいいですか?」

 「構わん。私もお前のおかげで気づけたことがあるからな」

 この会話の意味は・・・時は過ぎて四月に判明した。吉井明久は文月学園ではなく、

 「ただいま戻ってまいりました」

 「うむ、よく戻ってきた」

 有名進学校の半蔵学園にいた。今目の前にいるのは学園長の半蔵と

 「いや~、随分腕を上げたようだね」

 「そんなことあり(がきい!)・・・ます。と言った方がよかったですか?」

 「謙遜も時には嫌味になるからね。ここは自信を持って言った方がいい(因みに、本心だからね。手加減と思っているけど、本気だったんだから)」

 彼の部下・霧夜だ。腕試しで本気で一瞬の攻撃をしたが、明久は後ろを向いたままでそれを防いだ。しかも、彼の腕に少しでも力を入れて打てば骨にヒビを入れる一撃を放てるように手を付けていた。

 「一年。あっという間じゃったな」

 「はい。元々はここに来るつもりでしたが、いい寄り道が出来ました」

 「そのようだね。私も腕を上げたつもりだったのに・・・ますます離されたみたいだ」

 そう話しながら霧夜は明久から離れた。年下の彼にいいようにされることは、年上にとっては面白くないが霧夜は楽しそうに笑っていた。おそらく、若い時の負けられない気持ちが再び出たのだろう。

 「さて・・・ここに来て早速で悪いのじゃが」

 「どうしたのですか?そう言えば、飛鳥ちゃん達はどこに?」

 「その件も踏まえて、今すぐにでも行ってほしいところがあるんだよ」

 ちょっとした会話も、すぐに真剣な表情になった。

 

 

 その頃の文月学園では、

 「すいませんが、福原先生。ウジ虫野郎が来てません」

 「ウジ虫野郎?」

 「吉井明久の事です」

 「彼なら、別の学校に行きましたよ」

 「はああ!どういう事ですか!」

 「元々彼は一年でやめて、別の学校に転校という手はずになっています」

 「あの最低野郎がどうしてそんな事を!」

 明久がいないことに雄二が腹を立てていた。何しろ、これからやろうと企んでいた試召戦争は明久を犠牲にした策ばかりたてて勝利と不幸を見て楽しむ予定だったので、それがいきなり出来なくなったのだ。

 「それについては俺が話そう」

 「鉄・・・西村先生」

 「「説明してください!」」

 さらなる追求をしようとした雄二に西村が教室に入ってきた。姫路と島田も一気に明久がいなくなったことに、説明を要求した。←今回は明久が優しくしただけで自分に意識していると思いこんでいる設定。

 「まず、吉井は問題児でもなければ学園に迷惑をかけるようなやつではない」

 「はあ?あいつが一年の時にやった騒動の数々はどう説明するんだ」

 「「「「うんうん」」」」

 「お前らが全部やったことを全部吉井のせいにしたんだろうが!」

 だが、自分を棚の上にあげて言う雄二やクラスの連中達に思わず怒鳴った西村。そう、原作と違ってここの明久は立派な性格の為、肩書だけで明久を見下していた彼らは濡れ衣を全部着せていた。

 「あと、観察処分者の肩書は本来坂本。お前に着くはずだった」

 「何でだよ!」

 「・・・それに冤罪をかけられた吉井が待ったをかけて、自分でいいということになったんだ」

 更に原作のあの騒動は全部雄二がやり明久はすれ違っただけなのに、雄二が共犯者のように声をかけて足止めさせたのだ。その事を忘れているのか、敢えてそうしているのか・・・西村は諦めて説明を続けた。

 「あいつは生活態度だけじゃなく頭もいい。もし、このまま学園にいたら確実にAクラスにいたからこのクラスになることはなかった」

 「「「「「「はあああああ!!」」」」」」

 観察処分者=学園一のバカという認識だからこそ、明久の頭脳に気付いてない。この話の明久は

 「何言ってやがる!あのクズ「6215点」・・・は?何だその点数」

 「今回のクラス分けのテストの点数だ。離れる前に、試しにやらせてみたらこれだ」

 「「「「「「カンニングだ!」」」」」」

 「俺と学園長が目の前にいて、更に監視カメラも数台あったのだが?」

 滅茶頭がいいのだ。イカサマを疑ったが、西村を前にカンニングなんてできるはずがない。彼らはその言葉を聞いて、自分達でもできないので引き下がった。

 「本来なら成績優秀者でも飛び級のような特例はよほどでないと得られないが、試験的に将来有望な人材を学年が変わる段階で、違う学校で様子を見ようという事で本来のいるべき学校からこっちに来たのだ。どこの学校に行ったのかは学園長しか知らないし、俺も聞いたが教えてもらえなかった」

 「くっそおおおお!!」

 完全に試召戦争で明久をこき使う予定の雄二が大声を上げた。元々明久は半蔵学園で三年間過ごす予定だったが、召喚獣に興味が湧いてこのような特例が出されたのだ。

 「学園長に聞きに行くわよ!」

 「はい!絶対に吉井君を連れ戻すんです!」

 「ほら、席につけ!」

 島田と姫路はそう言って学園長室に行こうとしたが、西村に一蹴された。

 『やれやれ・・・まあ、いる場所を言ったとしてもこいつらが会えるとは思えないがな』

 もちろん学園長と西村は本当は半蔵学園に行ったことは知っており、その学園の裏の顔も知っている。体面上は二年から半蔵学園で勉強だが、実際は・・・

 

 

 

 「シノビマスターズ?」

 シノビ、すなわち忍び・・・半蔵学園は表では有名進学校だが、裏では忍者を養成するための学園であった。明久は中学はここにいて、忍びの訓練を半蔵・霧夜から受けていた。

 興味から手に入れた観察処分者になって使える召喚獣が、忍びの修行にはかなり役立った。人間の動きより数倍速い召喚獣の動きや攻撃を目で追ったり、見極めたり、更に教師陣の召喚獣との戦いを生身でやると言ったものだ。召喚獣は点数が高ければ高いほど強く、早く、固くなるのでいい訓練相手であり、西村本人も力がとても強いのでそっちの方でも十分な修行になった。

 またここまで優遇された理由は別にあり、実は明久が召喚状のシステムを狙うハッカーや泥棒を叩きのめして文月学園に貢献していたからだ。←原作の教頭の悪だくみも見抜き、証拠も見つけて追い出している。その為、ここでは違う教頭が赴任している。学園長室の整理というのも、これである。

 「飛鳥達はそこに向かった。最近、出てくるようになった妖魔を倒せる力をつけるために上層部の連中が善忍悪忍抜忍の境界を取っ払って養成するために作り出したらしい」

 「ということは月閃や蛇女もですか?」

 「ああ。本当は霧夜も教師として向かうつもりだったが」

 「ちょっと・・・不覚を取ってな」

 その為、学園長達との会話に出てきた物騒な言葉もシノビとしての会話だったからだ。そして、霧夜の不覚という言葉を聞けば敵勢力のダメージを受けたと意味取れる・・・が、明久はこっそり汗をかいているのを見て違うと分かった。

 「もしかして、僕に霧夜先生の変わりに行けと?」

 「その通りじゃ。すまないが・・・頼む」

 「お前なら十分に託せる・・・というか、問題ない」

 「もしかして、さっきの一撃ってそれを確認するため?」

 「「・・・ぴ~~ひょろろ」」

 そして、あからさまにわかるこの白々しい態度。やれやれと思いながら、

 「分かりました。すぐに行かせてもらいます」

 「頼んだぞ!」

 「期待してるからな!」

 了解したら、この態度・・・間違いないと思った。あえて、忍びらしく天井裏に行かないで歩いて学園長室の扉まで行き、開いたところで

 

 

 「・・・で、本当は?」

 「娘の料理で腹壊したなんて言えないだろう!」

 「学園の体面にも関わるからそういう事にしたんだ!」

 

 

 本当に理由を聞いた。ホッとして気が緩んだのか、その問いに思わず答えてしまった二人はでっかい汗をかいた。さっきの分かりやすい態度やピエロもこれを隠すためだった。←原作では本当に襲われたが、ここではこの設定。また霧夜は既婚者で子供が二人いるのもここの設定。ただ、あの人はその事実を知らない。

 その事実を知って、

 『・・・もっとたくさん食べたいと言ってたと伝えとこう』

 さらに腹を下してもっと苦しませてやろうと、先に霧夜の家に行って、それを伝えてから目的地に向かって出発した・・・霧夜の胃袋の戦い(苦しみ)はまだまだこれからだった。

 

 

 

 そして、やってきたシノビマスターズの会場。

 「でかいな」

 明久の感想はまずそれだ。何しろ人目がつかない場所とはいえそこには巨大なビルであり、このビルの周りにもいろんな店がある。こんなにでかいものを建てていいのか?と疑問が出た。

 「まずは責任者に会うか、飛鳥ちゃん達に会うか。どっち「む、誰だ貴様」「あら?随分お若い方ですね」する?」

 とりあえず、どっちから会うべきか考えていると銀の長髪姉妹が明久に寄ってきた。ここにいる時点でシノビマスターズの関係者と分かった明久は、経緯を説明してやってきたことを話した。

 「なるほど、そういえば半蔵の連中が不安がっていたな」

 「霧夜さんの代理があなたなのですね。あ、申し遅れました。私は月光でちょっと不愛想なこちらが先行と申します」

 鋭い目つきをする閃光と呼ばれた少女と、笑顔だけど仮面をかぶった笑顔の月光と自己紹介した少女と話していたら、

 

 「ああああああ!明久お兄ちゃん!」

 

 飛鳥の叫び声が聞こえた。彼女の後ろには飛鳥と同じ半蔵学園のシノビである斑鳩・葛城・柳生・雲雀がいた。彼女らも明久の姿を見て驚いている。

 「やあ、ひさ「会いたかったああああ!(ぎゅううう!)」・・・」

 一年ぶりの顔に笑顔になった明久だが、飛鳥が一瞬でやってきて力いっぱい抱き着いてきた途端に無言になった。

 

 『あああああ、飛鳥ちゃんんん!むむむ、胸ぎゃあああ!!』

 

 このスキンシップに思いっきり内心大暴走しているのを、原作では鼻の下延ばしながらも必死に本音を半分隠してもう半分隠せなくて言葉にも出す彼だが、ここでは必死に顔に出さないようにしていた。しかも、このスキンシップは

 「飛鳥ちゃん、ずるううういい!(ぎゅうう!)」

 「うむ!我らの明久には皆で抱き着く!(ぎゅうう!)」

 「全く、皆さん落ち着きなさい(ぴと)」

 「おいおい、斑鳩~。言葉と行動があってないぞ~~」

 「こ、こここ、これは!///」

 雲雀と柳生もやってきたためだ。少し離れている葛城が左右から抱き着いている柳生と雲雀の胸に目を行かせて、背後からくっついた斑鳩にニヤニヤしながら言った。文月に来る前の明久は半蔵にいたので、ここのシノビ候補生の彼女等ともよく会い訓練の相手になっていた。

 だが、

 『なおgのいえわfじゃあ:p!!!』

 今の明久は三人の押し付けるおっぱいの感触と、背中に感じる斑鳩の胸の温もりに平静な顔をしているがさらに内心が超大爆発を起こしていた。

 「そう言えば、何でお前がここにいるんだ?文月にいたんじゃないのか?」

 唯一、一歩離れた場所にいる葛城が明久にいる理由を尋ねたが、それどころではなかった。数分後に満足した四人は離れてくれて、やっと明久が説明に入った。

 「霧夜先生の代理ってことは、一緒に入れるんだね!!」

 「でも、明久さんも分からないなんて・・・」

 「まあ、無事ならいいけどさ」

 「ねえ柳生ちゃん。大丈夫かな?」

 「明久が大丈夫と言ったのだ!大丈夫だ!」

 もちろん、対面上の誰かに襲われたという説明で、娘の手料理にノックダウンしたことは内緒にしているので内心あの二人に呆れていた。

 そんなことを知らない五人は不安な顔をしていると、

 「何だ?どうしたんだ飛鳥」

 「あら?男の人がいますね」

 「いったい何者だ?」

 焔愚連隊のリーダー・焔に月閃学園のリーダー・雪泉に蛇女子学園のリーダー・雅緋が、仲間を連れてやってきた。うまい具合に飛鳥達の知り合いが全員来たので自己紹介をしたが・・・ここで飛鳥と雲雀が余計な一言を言ってしまった。

 

 「明久お兄ちゃんが先生はとっても嬉しいな!何しろ、じっちゃんとばっちゃんに勝ったんだから!」

 「霧夜先生にも負けなしだもんね!」

 

 この一言に半蔵以外の彼女らはびっくりした。何しろ、明久は自分達とあまり年が離れていない・・・雅緋に至っては年上なのに、忍びの最高峰の称号とも言われる元がつくがカグラを手に入れた飛鳥の祖母・小百合と、伝説の忍びと呼ばれる夫の半蔵に、霧夜はかなり有名な実力者だが・・・その三人が目の前の彼に負けた。元カグラの小百合も地脈の関係で全盛期の姿と実力で戦ったが、結果は明久が勝った。

 「ま、マジかよ!」

 「あのカグラに上り詰めた飛鳥さんのおばあさんを倒した!」

 「信じられん!半蔵にも霧夜にも勝っただと!」

 彼女らの驚きはさらに大きくなった。

 「・・・なあ、私らがいること気付いているのか?」

 「でも、驚きよね・・・雪不帰様のところに連れて行かないといけないのに、すっかり忘れたわね」

 シノビマスターズの関係者である閃光と月光は大騒ぎしている彼女らを諫める立場なのだが、やはりシノビ候補生なら誰もが聞いたことがある三人をこの明久に負けたという事実にすっかり忘れていた。

 その後、ようやく騒ぎも収まり雪不帰のところに明久を連れて行った二人。残った彼女らは半蔵五人に質問攻めをした。

 「斑鳩さん!さ、さっきの、ほ、本当なんですか!」

 「はい、詠さん。私達も実際に見ましたので」

 「・・・驚きやな」

 「日影、頼むからその顔にしてくれよ」

 「そんな強い人の訓練って・・・と~~~っても、痛いんだろうな~~♪いや~~ん、想像して両奈ちゃん、興奮しちゃううう~~~ん♪」

 「全く、こんな時でもあんたはそれかい!」

 「だけど、雪泉に皆!これはいい機会じゃ!」

 「そうですね。元カグラを倒した実力者からの訓練なら、より早く強くなれます」

 「雅緋!頑張ろうね!」

 「ああ、いい機会だ。どれほどカグラに近づけるか確認できる!」

 だが、質問が途中からワクワクに代わって仲間達と語り合った。そんな中、

 「飛鳥・・・あの男は一体どんなやつだ?」

 焔は明久がどんな存在かを尋ねた。もちろん、これは他の彼女ら全員興味がある・・・両奈だけはどんな痛めつけ方してくれる人かを確認したくてワクワクした目をしているが。

 

 

 「明久お兄ちゃんはね・・・あのね!とっても格好いいの!素敵で、強くて、優しくて・・・///」

 

 

 完全に恋する乙女の顔をした恋する女らしい回答だった。

 「いや、そういう事を聞きたいんじゃなくて」

 「うん!お兄ちゃんは雲雀もだ~~~い好きだよ!///」

 「ひ、雲雀さん!あの、私達は強さを知りたくて」

 「・・・雲雀と一緒になら、明久と結ばれても///」

 「・・・ダメだこれは。完全に聞こえてないな」

 『『『『『でも・・・羨ましい気がするのは気のせいじゃない』』』』』

 しかも、飛鳥だけじゃなく柳生に雲雀もまた同じ反応だった。もはや、聞こえてないので三年生の斑鳩と葛城にしたが、

 「あの、えっと・・・つ、つ、強いです!で、でもそれ以上に・・・素敵で!///」

 斑鳩もあまり参考にならない回答だった。唯一ちゃんと答えられたのが、

 「知りたいなら、戦ってみたらどうだ?ただ、これだけは言うぞ・・・全力で戦うんだな」

 そんな四人のパニくっている姿を見て冷静になれた葛城だけだった。いつもなら、そんな四人をセクハラして落ち着かせる彼女だが・・・

 『また一段とかっこよくなりやがって・・・』

 それが出来ないのはこれが理由であった。葛城の真剣に言った最後の一言に焔達は気合が入った。

 

 

 

 その明久は、ようやく月光・閃光に連れられて雪不帰に会うことが出来たが、

 「どこかで会ったことありませんか?」

 「いえ・・・えっと、ないと思いますが」

 彼女からの逆ナンパに近い言葉に困惑していた。因みに二人は既に別のところに行っている。

 「(気のせいだったのでしょうか?)では、霧夜先生の変わりをお願いします」

 「(会ったことあったかな?)わかりました。失礼します」

 雪不帰と明久はそれぞれ不思議に思いながらも、挨拶を終えて明久は部屋を出た。

 「吉井明久・・・似ている」

 彼女はそう呟いて、彼女も部屋を出た。

 

 

 その頃の文月学園では、

 「勝者!Fクラス!」

 DクラスとFクラスとの試召戦争は無事Fクラスが勝った。←これだけ!

 

 

 その後、明久は自分に割り当てられた部屋に入った。

 「ふ~~、ようやく一息だ」

 何しろ、半蔵学園に戻ったと思ったら一息つけないままこのシノビマスターズのビルにやってきて主催者の雪不帰との挨拶。その後は、ビルの周りにある店やら建物を月光と閃光の案内を受けたのでやっと全部終わって落ちつけたのだ。

 「もう、飛鳥ちゃんに雲雀ちゃんがあんなこと言うから」

 もちろん、元カグラのと伝説の忍と言われた半蔵に実力者の霧夜を倒したという言葉で、このシノビマスターズに参加した全てのシノビに注目の的となった。その為、

 「ここまで来るのに時間がかかった」

 案内の最中にシノビ達は明久に手合わせを申し込みが殺到して・・・そのシノビ全員を倒した。その為、かなり今憑かれている。さっき飛鳥達と会った月閃・紅蓮・蛇女の彼女達も本当はそのつもりだったが、何十人ものシノビに勝って疲れた明久を見て、明日に変更となった。

 ただ・・・疲れた本当の理由は、

 『ここにいるシノビって男より女が多いんだよね。その子達が忍び装束が破れて・・・中が見えちゃうのに気にしないで戦うから、頑張って見ないよう意識しないようにすることに精いっぱいだったよ!』

 男のシノビなら全裸にしても気にしないが、女のシノビだと話は別だ。実は、この明久は原作同様女性の裸にはとても弱い。だから、たくさんのシノビとの手合わせも出来る限り男には服が破れようが気にしないで叩きのめしたが、女の方は気絶させて終わりにしたかったが・・・抵抗されて何故か女全員の服が半分ほど破れて下着姿になってしまったのだ。

 つまり、肉体ではなく精神の方が疲れが大きかったという事だ。でも、やっと一人になれてホッとして服を脱いでシャツとパンツだけになり、心身ともにリラックス

 

 「明久お兄ちゃん!入るよ~~!」

 

 ・・・出来なかった。しかも、入ってきた飛鳥の姿が

 『何で、シャツとパンティだけなのさああああ!』

 まるで自宅にいるときみたいな恰好だった。いくら女が多いからって、この格好は無防備過ぎだ。

 「ちょ!何で、その姿なのさ!」

 「え・・・ああああ!ど、どうして~~!!」

 ・・・どうやら、気づいてなかったようだ。どこをどう間違えればこの姿になれるのか、なぜ今の今まで気づけなかったのか疑問だ。

 

 その頃の半蔵学園メンバーが当てられている部屋では

 「いいですか、葛城さん!あなたはいつもいつも着替え中にくどくど」

 「いいじゃないかよ~~!ちょっとしたスキンシップなんだから~~」

 下着姿の斑鳩が同じくセクハラした下着姿の葛城に説教していた。

 「ふん!俺や雲雀の胸も揉んだんだ。いい気味だ!」

 「うんうん。たまには抑えてほしいよね~~。それより、飛鳥ちゃん大丈夫かな?葛城ちゃんにパジャマを脱がされたの気付かないまま、部屋に戻った明久お兄ちゃんのところに行ったみたいだけど」

 「まあ、途中で気づいて戻ってくるだろ」

 「そうだね!じゃあ、着替えよう。柳生ちゃん!」

 パジャマに着替えている柳生と雲雀の話から、飛鳥がその姿になった理由も明らかになった・・・だが、戻ることはなく最後まで行きました。

 

 う、ううう、と真っ赤になってパンティを隠すが、

 『そ、その恥じらう姿がとってもかわいい!』

 明久にとってはそっちもドキドキだった。顔に出来るだけ出さないようにしていたが、

 『あ、明久お兄ちゃん・・・飛鳥を見て、ドキドキしてるんだ。な、何か、嬉しい!』

 赤らみだけは顔に出たのか、それを見た飛鳥は嬉しくなった。

 『ずっと妹と思ってみていたのに。胸が立派に、なり、始めた時、から・・・視線がそっちにばかりいっちゃって・・・しかも、斑鳩さん達も、おっぱいが凄くて。さっき会った女のシノビ達も、大きい人が多くて・・・あれ?僕ってとてもやばい場所に来たのか?』

 『い、今なら、妹じゃなくて、お、お、女として、み、見て、くれる・・・かな?』

 両者共に視線が一瞬あったと同時に、恥ずかしさで顔を横に向けた。明久はそのまま後ろを向いて自分がかなりやばいところに来たことに気付いたが、

 『が、頑張れ飛鳥!明久お兄ちゃんと二人っきりなんだ!私を、私を見てもらうんだ!』

 飛鳥は女の覚悟を決めたのか・・・

 「あ、飛鳥ちゃん。とにかく、何か着るものを・・・」

 「あ、明久お兄ちゃん・・・」

 明久が彼女に顔も体も向けたら、思考と動きが停止した。何故なら、

 

 「飛鳥を・・・抱いて///」

 

 ゲインラインだったシャツとパンティを脱ぎ去り、更にブラすら外して、完全にオールヌードだった。彼女のバスト90が包み隠さず、明久の目の前にドドンと出されていた。

 「ああああああああ!」

 「明久お兄ちゃん・・・私がカグラになりたいという夢を応援してくれた。手合わせしてくれた時も怪我しないよう手加減してくれた。でも、一番大好きになったのは・・・」

 「ちょちょちょ!」

 飛鳥の告白を辛うじて耳に入れながらも止めようとする明久。でも、止まらない飛鳥は

 「私をいつも守ってくれたから・・・大好きだよ、明久お兄ちゃん♥」

 「(ちゅ)!!!」

 ついにキスまでした。そのまま明久に抱き着いて、自分のバストを明久の胸を、乳首を押し付けて、

 『あ、固くなってる・・・♥』

 右手をパンツを脱がせ、明久のペニスに伸ばして固さを確認した。

 「そ、そりゃ、飛鳥ちゃんのヌードを見れば」

 「嬉しい。明久お兄ちゃん、私・・・ずっと決めていたの」

 「決めた事?」

 「うん・・・私///」

 キスをやめて、見つめあう二人。どっちも真っ赤になりながら、飛鳥は決意を込めた眼差しで明久を見て

 

 

 「初めてを、明久お兄ちゃんにあげるって決めていたの///」

 

 

 そう言うと、飛鳥のボンキュボンなスタイルを見て怒張したペニスに彼女はヴァギナをつけた。そして、

 「んん!ああん♥!」

 「あ、あ、飛鳥ちゃん!」

 まだ入れないで腰を左右に少しずつ動かして、感じて出す愛液をヴァギナから少しずつ出して明久のペニスを濡らしていく。

 「あ、う、く!」

 「んん♡いいよ、明久お兄ちゃんも感じよ♥」

 明久の我慢する顔に飛鳥は笑顔になって・・・再びキスをした。でも、

 「「じゅる、ちゅちゅ、じゅるる、べろぺろ・・・♥」」

 今度はディープキスで舌を舐めあい、口の中を襲い合い、そして・・・

 『大、好き・・・明久、お兄、ちゃ・・・ん♡』

 『飛鳥ちゃん。可愛いよ・・・』

 愛を伝え合うキスをした。ついに明久も彼女の背中に手を伸ばし抱きしめ、想いに答えることにした。

 『ああ、んん、もう♥』

 彼女の乳房を揉んで喘がせ、

 『んん!ち、乳首って、こんなにビリって来るの!』

 乳首をつまんだり、つねったりして、快感と強くしたり、

 『ぞぞぞぞってきた!何、軽く触っただけだよね!』

 脇や背中を軽く指でなぞる。それすら、今の彼女は更に快感を高めていく。

 そのキスと行為を数分続けて、どんどん蕩けていく二人。特に飛鳥は愛する明久との熱愛と言ってもいいキスをできて、快楽と幸せのダブルで大興奮したため

 『んん~~♥!!き、キスで、い、イッちゃううう♥♡』

 まだペニスをマンコに入れてないのに、絶頂を迎えた。だが、その瞬間

 『んんんん~~~~~!!は、はいって!!おお、お兄ちゃんんん!!』

 明久が彼女のお尻に手を回して、彼女のマンコにペニスを入れていった。そして、ペニスがぶつかった処女膜にたどり着き、

 『『・・・・・・(コクリ)』』

 二人の視線が合わさると一緒に頷いて、

 「(ぷっつ)!!!ああああ、ああああああ!!!」

 更に明久はお尻を押していき・・・その膜を突き破った。飛鳥は口を離してしまい悲鳴を上げた。でも、痛みに耐えながらも必死に明久とのキスをやめないで、明久もそれが彼女の自分への気持ちだと分かり、腰をどんどん動かしていき・・・

 『ああああ、い、イクイクイクううよおおおお♥』

 最大の絶頂を迎えるころには、彼女は処女膜を破られた痛みを完全に忘れて明久との性の営みに没頭して言った。顔も蕩けて、胸も空で円を描く乳首が固くなり、腰も振る勢いが増した。

 明久もまた飛鳥しか見なくなり、

 「飛鳥ちゃん!出すよ出すよ!いくよ!」

 「うん!着て!明久お兄ちゃん!出して!中に、出してえええ!」

 最後のラストスパートで、明久は腰を精いっぱい、飛鳥は三度目のキスをして徹底的に舌を絡めて、お互い快楽を最大限に高めていった。

 そして、

 

 

 「うううあああああ!ひいいあああああううううんん♡!!!」

 

 

 明久は彼女の膣に熱い精液を放出して、その精液の熱さに飛鳥は一番の喘ぎ声を出しながら、二人は絶頂して・・・抱きしめあった。

 二人は何もかもを忘れて抱き合い、愛し合い、求めあった・・・そう、何もかもを忘れて、そのまま眠ってしまい、

 「な、ななななあな~~~~!!!!」

 「こ、これは・・・さすがに予想外だぜ」

 「あ、あ、あ、飛鳥あああああ!」

 「あれ?どうして二人とも裸なの?」

 飛鳥が朝になっても半蔵学園用の部屋に戻らなかったので、四人が明久のところに来て・・・目撃してしまった。

 

 

 

 斑鳩と柳生の悲鳴に紅蓮・月閃・蛇女のメンバーもやってきて、大騒ぎになりついには月光・閃光まで更に大騒ぎになった・・・その後、明久はやってきたメンバーの前に立たされていて、その隣には雪不帰がいる。

 「あ、あの?僕って、生徒に手を出したから・・・首ですか?」

 冷や汗だらだらで彼女に訪ねるが、

 「その事も含めて、今から皆さんに説明します」

 あやふやな返答だった。不安度マックスで雪不帰が月光・閃光に四チームのメンバー合わせて二十二人のシノビ達に明久の処遇を話した。

 「吉井明久先生の処遇ですが・・・このままいてもらいます」

 どうやら首は免れたようだ。その事にホッとする明久の顔と何故?という彼女らの顔が次の言葉でびっくりに変わった。何故なら、

 

 

 「こちらの先生には皆さんの実力と精神力の鍛錬共に、皆さんの性教育もやってもらいます。ですので、飛鳥さんとの性行為はそれの一環という事にします」

 

 

 明久が彼女等と肉体関係になれ、という言葉だったのだから。月光・閃光も含む全員がびっくりしながら説明を要求した・・・雪不帰の説明は簡略にするとこうだ。

 

 1、女性のシノビは、心無い男や男型妖魔にレイプされる可能性がある。

 2、まだ、シノビ候補生の彼女等にとっては大きな心の傷になる可能性が大。

 3、処女くらいは皆の決めた男性にあげるべきだ。

 4、これは強制ではないので、受けたくないなら受けなくてもいい。

 

 因みにこの判断はシノビ上層部ではなく雪不帰が単独で決めたことだから、明久との肉体関係は強制ではないという項目があるのだ。もちろん、彼女らは反対したかったが・・・彼女らの実力は彼女ら自身が一番よく知っているからこそ、この説明の可能性はゼロではないので口に出せなかった。

 「あ、あ、明久さんと、せ、性教育!で、でも、あの人だったら!」

 「雲雀とだったら・・・あの人と」

 「うん!柳生ちゃん!頑張ろうね!」

 「う~~ん、悩むな~。カッコよさが増したけど・・・う~~ん」

 そんな中、この提案には半蔵メンバーは結構前向きである。かなり貞操観念が高そうな斑鳩も、困惑と驚きがまだあるが気持ちはそっちの方だ。

 「とにかく、様子見とするか」

 「ええ、まだ私達は出会ったばかりですし」

 「強制じゃないしな。これからは一緒だし、人となりを確認しよう」

 そんな彼女らを見て、残り三チームのメンバーは様子見にすることにしたが・・・

 『『『後で飛鳥(さん)に女になった感想を絶対に聞こう!』』』

 やはり、女の子としての興味は失ってなかった。そんな考えを全員が持っていたため、処女膜を失って立つことが難しく地面に座っている飛鳥に解散後、皆が集中したのは当然だった。

 彼女らと肉体関係に・・・明久も彼女らの気持ちを考えると正直反対だが、あの説明を聞くとやはりそれを口に出せない。

 『こうなったら、絶対に強くして飛鳥ちゃん達の心の傷を絶対に作らないようにしないと!』

 だからこそ、明久は決心した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃の文月学園では、

 「勝者!Aクラス!」

 試召戦争A対Fの決着がついた。原作では雄二と霧島が付き合う事になるが・・・ここでは、

 

 「ケ~~ケケケケケ!お前らファッキン共は全員女子の制服で生活しろ!これが命令だ!」

 

 代表が違うため、この命令になった。ふざけるなああああ!という男子達が、FクラスにやってきたAクラス代表に殴りかかろうとしたが・・・その代表はどこから出したのか、十個以上のいろんなショットガンを見せつけながら数人の男子に撃ちまくって黙らせた。

 こうして、木下秀吉以外の男子全員は女子の制服を着て生活する羽目になった・・・しかも、担任が西村になったというおまけ付きで。←秀吉は性別秀吉だから見逃された。

 

 

 因みにこの代表の名前はこうである・・・蛭魔妖一。

 

 

 「YA---HA---!!こいつらの弱みはこれでばっちりだぜ!」

 果たして、彼らはどうなる事やら?




 いかがでした?最後の文月学園のAクラス代表は?今後学園長とのやり取りも書こうと思ってますのでお楽しみに!・・・え?そっちは本編じゃないだろ!ですか?あ、あはははは(;´Д`)。Fクラスの連中はストーカーやセクハラなどは弱みにならないと思うので、こういう弱みにしました。


 明久はこうなりました。やはり、彼ハーレムならこうなりますよね!次回も半蔵学園のメンバーにしようと思います!では!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。