なのはが家に戻ったのは、明日がもう数時間で迎えるといった時間であった。
「ただいまー。フェイトちゃん、まだ起きてる?」
そう言いながら、玄関で部屋用のスリッパへと履き替える。
だが、部屋の明かりはついているのに、起きているはずのフェイトからの返事はなかった。
「ごめん、教導の後処理が長引いちゃって……」
そう言いながら上着を脱ぎ、ハンガーに掛けてなのははリビングへと向かった。
もしかしたらリビングで寝てしまったのか、それともあんまりに遅くなってしまったから拗ねてしまったのだろうか……。
するとそこにいたのは……。
「なのは……」
リビングルームのソファーの上で、膝を抱えて蹲っていたのはフェイトであった。
ダイニングの上には手つかずの食事が置いてあったあたり、どうやら帰ってくる前に何かあったらしいのはすぐに分かった。
「……どうしたの?」
そう言って、背後から回り込むと両腕でフェイトの身体を腕の中へと優しく包み込むように抱きしめた。
「なのは、実はね……」
そう言って、フェイトは夕方にあったとある出来事の顛末を話し出した。
「そう、そんなことがあったんだ」
食卓の上に並べられているすっかり冷めてしまっていた夕食を口にしながら、なのははフェイトの話を聞いていた。
どうやら、夕方フェイトは柄にもなく帰宅が遅かったヴィヴィオを思わずきつくしかりつけてしまったとの事であった。
「うん、なんであそこまできつく叱っちゃったんだろ……」
そういう事だったら、私に言ってくれれば良かったのに。
フェイトの繊細で心優しすぎる性格を知っているなのははその話を聞きながらそんなことを思っていた。
「……それで、フェイトちゃんはどうしてほしいのかな?」
そう言ってなのは両手でテーブルの上に頬づえをして見せる。
「……うん」
そう言うとフェイトは両腕をなのはの前へと差し出した。
「ねぇ……、おねがい。久しぶりに」
時折、なのはに対しフェイトが見せる自罰欲求のサイン。それを見てなのはの目がにやりと細くなり、ごくりと飲み込んだ。
そして、残った夕食を口へと運ぶと、二人は席を立つとリビングから地下室へと降りていった。
高町家の地下に作られた地下室。
そこはいつもは物置であったり、それ以外だとなのは、フェイト、そして最近ではヴィヴィオが自宅でのトレーニング用として使っている部屋であった。
そんな少し薄暗いのが気になるくらいの空間の部屋。
その部屋の中心のフックに赤い革の手錠と鎖でフェイトは吊るされていた。
その姿はいつものソニックフォームと同じ黒にアクセントで赤のベルトや金の装飾の入ったレオタード風のバリアジャケットであったが、バルディッシュやレイジングハートにこの戯れに付き合わせまいとひそかに作ったレプリカのコスチュームであった。
バリアジャケットよりも更に薄くきつめのサイズでしつらえているので、ボディラインが引き締められうように強調されている。
「ほんとにエッチだよね……このバリアジャケット」
うっとりとした顔で無防備にされて、吊るされているフェイトを眺めるなのは。
こちらの身に着けているコスチュームも白と黒のインナージャケットをボンデージスーツのように設えた特注品であった。
腰には愛杖レイジングハートの代わりに、白い革の鞭が据えられている。
「じゃあ、これも着けるからね」
そう言って取り出したのは目隠しのための黒革のアイマスクをフェイトの目元へと嵌めた。
上手に拘束され、視界も奪われてしまったフェイト。
なのはの前に心理的には丸裸で晒されることに興奮し始めたのか、体が火照り、呼吸も荒くなる。
そんなフェイトを舐めまわすように見回すなのは。
そして、その豊満なバストに手を伸ばすとバリアジャケット越しに胸を揉みしだき始めた。
「うぅん……っ……」
艶めかしい声を上げるフェイト。
そのたびに頭上の金属の拘束がカチャカチャと動き揺れる。
「ほんと、嫉妬したくなるくらいおっきくて柔らかいおっぱい」
自身の88㎝もあるバストよりもさらに上の91㎝の重みと肉感のあるバストを手のひらで味わうようにねっとりと揉みしだいていくなのは。
「なのはァ……、ぁ……あぁ……」
切なげな声が唇から漏れる。それを思わずなのはは唇で塞ぐ。
「んんっ……」
「んんっ……、そんな声上げられたらずるい……」
その様子に、こちらも恍惚の表情を浮かべながら体をほぐすようにハイレグカットに切れ上がった股間に膝を押し当てる。
すると、膝にフェイトは股間を押し当てて、さらに上下に擦り合わせてくる。
「こら……、勝手に気持ちよくなるなんて……きついお仕置きをしてほしいみたいね……」
淫らにこすれ合う胴体。
なのははさらにきつく抱き寄せ、白い尻肉へと手を伸ばし、そして手のひらで包み込むようにして撫でまわす。
「はぁ……ん……っ……、な……なのはぁ……」
なのはの手が動き、揉みしだかれる度に淫靡に体をくねらせ、喘がされるフェイト。
なのはの掌がフェイトの尻肉を揉みしだきながら、そしてぺちぺちと叩く。
「にゃは……、フェイトちゃんは相変わらずお尻が大好きだもんね~」
「ふぁ……、だってなのはが……」
そう言いかけたところで、フェイトの尻の谷間になのはが指を伸ばすときゅっきゅっと尻の筋肉が締まって挟んで見せる。
「このまま、いれて欲しい?」
思わず、こくりとうなづくフェイト。
「でも、お預け」
そういって、指を戻すと頃合いと見て、なのはは腋から胸元へと両手を移し、その再び豊かな胸をギュッと鷲掴みにする。
「あんっ……」
「こっちも、すっかり感度良好……」
そう言って、なのはは一度フェイトから離れる。
急になのはの気配、温度が消えフェイトがきょろきょろと気配を求めて体を動かす。
その可愛らしい様子にこちらもうしろからそっと回り込み、その豊かな双丘をぎゅっとフェイトの背中に押し当てる。
「ねぇ、こっちも勃っちゃってるの……わかる……」
そう耳元で甘くささやき、ふーっと生暖かい息を吹きかける。
「んっ……」
そして、フェイトのバリアジャケットのフロントジッパーを掴むとゆっくりと引き押ろした。
ファスナーが胸元を通り過ぎると胸が押さえを失い、ぷるんっと弾む。
思わず胸を突き出すような格好になったフェイトを片手で抱きしめながら、更にゆっくりとへそそして股間まで下ろしたところでなのはは空いたスーツの胸元を両手でつかみ少し引っ張った。
「んっ……」
すでに膨らんでいた乳首にスーツの袖が擦れビクッと震え、その豊満なバストが露わとなった。
「にゃはは……、もうすっかり準備万端だね」
「だって、散々なのはが……」
そう言って胸を眺めるなのは。
すでにぷっくりと膨らんだフェイトの薄いピンク色の乳首を眺め、くりくりと指の腹で撫でながら、視線を下へと向け腰を下ろした。
そして、片手を股間へと突っ込む。
「ひゃんっ……!」
「下ももう湿ってるし……」
「うぅ……っ……、それだってなのはが……」
そう言いかけたところで、いつの間にか前に回っていたなのはは唇にフェイトの乳首を含んだ。
「んんっ……」
そして、チロチロと舌で転がしていく。
「じゃあ、さっそく始めようか?」
なのはの言葉にフェイトが頷くと、乳房をスーツの中に戻しファスナーを上げた。
「さすがに直にだと、あとが残っちゃうからね……」
そう言って、ラバースーツを撫でるとなのはは鞭を取り出した。
「ほーら、お待ちかねのお仕置きだよ~」
そして、少し空に向かって振ってからフェイトの胸元めがけて振り上げた。
「あん……っ!」
ぱしんっという破裂音と共に、ぶるんと揺れるフェイトのバスト。
そして続けざまにもう一発胸へ、そして引き締まったウエストへと放っていく。
「いい声だね……えろいよ……」
「はぁ……はぁ……」
鞭の当たったところ、そこを指でつーっとなぞる。
「ここ、直に当たったらどうなっちゃうのかな……」
そう言って指でこりこりとスーツ越しに乳首を弄る。
「あんっ……」
「まるでサクランボみたいでおいしそう……でも、今回はレプリカのバリアジャケット越しで我慢してね……」
そう言って、なのははスーツごしでもぷっくりと浮き出た乳首めがけて鞭を放った。
「はあ……っ……んっ……!」
激痛と快感で体が大きく仰け反らせるフェイト。
そして、もう一回鞭を打ち付ける。
「はぁんっ……」
大きく体をくねらせ悶絶するフェイト。
「にゃはは、相変わらず感度良いね」
そう言ってエナメル地のすべすべとしたスーツの上から乳首を指の腹で撫でる。
「はぁ……、はぁ……。な、なのは……」
「色っぽいよ、フェイトちゃん……」
恍惚とした笑みを浮かべるなのは。
「じゃあ、今度はお尻だね……ぺちぺちといくよ~」
そうして後ろへと回り込むと、まずは細く引き締まったウエストへ
そして、白い尻たぶへと打ち付けた。
鞭が打ち据えられるたびに、淫靡に揺れるフェイトの大きく肉付きのいい尻。
甘い吐息と悲鳴、そして白い肌は紅潮し汗が滲み口元からは唾液が漏れ、胸元へと伝い落ちていく。
そして、思いっきり勢いをつけてその鞭を放った瞬間。
「はぁん……!」
ひときわ大きい嬌声と共に、フェイトは絶頂へと達したのであった。
「にゃはは……、さてそろそろ今晩はお開きだね」
「はぁ……、はぁ……」
ようやく、フックから下ろされたフェイトは、拘束具を解かれるやいなや、その場にへたり込んでいた。
「お疲れ様」
なのははその場にへたり込んだフェイトの背後からぎゅっと強く抱きしめた。
そして耳をそのなだらかラインを描く背中へと当てた。
とくんっとくんっとレザースーツ越しでもわかるフェイトの鼓動そして温度。
その音とぬくもりに酔いしれながら、なのははそのたおやかな肢体にぬるりと指を這わせた。
豊かに揺れる胸を揉みしだき、尖った乳首を捏ね回していく。
そして、耳たぶを口に含みながら囁きかける。
「お疲れ様、随分エロかったよ……フェイトちゃん……」
「んんっ、なのはったら……」
いやらしく体をくねらせるフェイトの首筋に舌を這わせ、そして汗で湿った腋へとキスを落とし、舐めまわす。
敏感になった腋をペロペロと子犬のように舐めるなのは。
「ふふふ、相変わらず腋が弱いんだね……」
そんなことを言われ羞恥となのはの舌の感覚が腋を舐めまわすくすぐったさに思わず体をよじり、振り払おうとするもなのはにしっかりを覆いかぶさられるような態勢となってしまう。
そしてなのはの指先がフェイトの股間に触れた。
「ひゃん……」
『クチュリ』と湿り気を帯びた割れ目になのはの白い指がくちゅくちゅと弄る。
「にゃはは、こんなに濡らしてる……」
そういって愛液まみれになった指をフェイトの鼻先へ見せつけるように示した。
そして、その指を口に含む。
「んっ……、あまい……」
「んんっ……それはなのはだって……、なのはの乳首固いよ……」
密着している胸の先端の固い感触にフェイトも妖しく笑みを漏らした。
「にゃはは……」
「……にしても、なのは……」
そう言って、フェイトは今度は自らジッパーを下ろすとなのはの前に一糸まとわぬ姿を曝した。
「スーツ越しだから、大丈夫って言ったのに……痣になってる……もう」
「悪いのはフェイトちゃんだよ。だって、叩かれているときのフェイトちゃんとっても可愛らしいから……」
そう言って舌なめずりをしながらフェイトへとにじり寄ってくる。
「……じゃあ、傷口も、舐めてあげるからね」
「もぅ、なのはったら……」
そう言ってフェイトと抱き合いながら身体にキスを落としていった。
紅いなのはの瑞々しい唇が汗の滲んだフェイトの素肌に優しく吸いつく。絡み合う視線と舌によっては少し冷めつつあったからだがまた再び次第に熱を帯びだしていった。
「じゃあ、今夜は眠らせないよ。フェイトちゃん」
「うん、なのは……」
そう言って唇を重ね合うと、お互いの体を抱き合いながら地下室から2人のベッドルームへ向かうのであった。