1.Unreasonable extreme(ラブライブ!)
I.
――西木野家別荘――
穂乃果「それでは、ただいまより始めたいと思います!」
穂乃果「部長のにこちゃん、どうぞ!」
にこ「はーい」
にこ「こらそこ、フライングしないの」
穂乃果「えへへ」モグモグ
にこ「ええ~……今年も一年頑張りましょう……乾杯!」
μ’s「かんぱーい!」
にこ「μ’s新年会、始め!」
穂乃果「初詣もみんなで行ったし、今年は良いことありそうだね」
真姫「人混みで酔いそうだったわ」
凛「とかなんとか言って、真姫ちゃんうれしそうにゃ~」ニヤニヤ
真姫「はぁ!?イミワカンナイ!」
花陽「来年もまた、こうしてみんなで集まれたらいいね」
絵里「そうね、こんな時間が一生続けばいいんだけど」
希「続くよえりち、μ’sのみんなとなら」
にこ「あったりまえでしょ。来年出席しなかった奴はにこが許さないんだから」
穂乃果「あはは!……あれ、海未ちゃん?」
海未「なんですか?」モグモグ
穂乃果「あっ!それ穂乃果が楽しみにしていたイチゴ!」
穂乃果「って、ことりちゃんまで!」
ことり「ふぁあにほのはちゃん?」モグモグ
カラーン
穂乃果「うぅ……穂乃果の大好きなイチゴが……」グスッ
穂乃果「ずるいずるい!ひとつぐらい残しておいてよ~!」ジタバタ
海未「すいません、つい」
ことり「ごめんねホノケチュン」
穂乃果「30個もあったのに早すぎるよぉ」ブツブツ
ことうみ「」
穂乃果「このおにぎりおいしいね」モグモグ
花陽「魚沼産の高級米です」モグモグ
穂乃果「わぁ、このカツサンドは――」スッ
シュ!
穂乃果「あっ!」
海未「」モグモグ
カツサンド カラーン
穂乃果「うぅ……あっ、このツナサンドは――」
シュ!
穂乃果「あっ……」
ことり「」モグモグ
ツナサンド カラーン
穂乃果「穂乃果のパンが…………」ショボーン
ことうみ「」
にこ「さあて、お腹いっぱいになったところで始めましょうか」
希「お待ちかねの新年かるた大会、やね」
絵里「ハラショー、かるたなんて初めてだわ」
真姫「えー、私はいいわよ」
にこ「あれ~真姫ちゃん、にこに負けるのが怖いんだ~?」
真姫「違うわよ!いいわ、やってやろうじゃない!この真姫ちゃんの実力にひれ伏しなさい!」
凛(ちょろいにゃ……)
花陽「でも、誰が読み手になるの?」
希「それはもちろんウチ。人数が多いと距離上取りにくいカルタが出てしまうから、2人ずつの4チームに分けよか」
にこ「ふふん、何人いても一緒だけどね」
凛「どうせにこちゃんが最下位にゃ」
にこ「ぬぁんですって!」
絵里「それじゃあ私とにこ、花陽と真姫チームがこっち」
絵里「ことりと海未、穂乃果と凛チームがそっちね」
凛「よーし、穂乃果ちゃん。目指すは優勝にゃあ!」
穂乃果「もちろん!海未ちゃんことりちゃん、いざ勝負!」
ことうみ「」
――ほのことうみりん 視点――
希「みなさん、用意はできましたかー」
凛「オッケーだよ!」
穂乃果「……………………」
穂乃果「……あの、海未ちゃん?ことりちゃん?」
海未「んっ?」
ことり「どうしたの?」
穂乃果「穂乃果の膝に手を置くの、やめてもらえないかな……?前のめりになってるから体重がかかって痛いよ……」
海未「おっと、これは申し訳ないです」
ことり「ごめんね、つい」
凛「穂乃果ちゃん大丈夫?」
穂乃果「うん!よし、頑張るぞー!」
凛「おーっ!」
希「では参ります……」
希『にゃあが口癖、マラカス凛ちゃん』
穂乃果「――――はい!」バンッ
海未「っ!」バシッ
穂乃果「いたっ!」
ことり「」ビュッ
ことり「わーい、取れたー」
凛「えっ?いま穂乃果ちゃんが取ったんじゃ……」
穂乃果「海未ちゃんに手、はたかれたよ」ヒリヒリ
海未「なにを言ってるのですか、偶然手が重なっただけですよ」
ことり「危なかったー」
海未「まさか読み終わった後すぐにスタートとは」
ほのりん「……………………」
希「それでは次……」
希『にっこにっこにー、みんなのアイドル矢澤にこ』
海未「――!」バンッ
凛「はい!」バンッ
海未「完全にわたしですね」
海未「今のは完璧ですね」
海未「後から上にバーンってきましたからね」
穂乃果「ああ~、おしかった~」
ことり「今の大丈夫?上から思い切りバーンってきたけど」・8・
海未「かなり痛かったですね、手が折れたかと思いましたよ」
凛「あっ、ごめ――」
海未「凛、あなた……私と決闘するつもりですか?」
凛「えっ?」
海未「手の上から思い切りバーンってきて、それは私への挑戦と受け止めていいんですか?」
穂乃果「あはは、そんな大げさな――」
ことり「なに笑ってるのホノケチュン?海未ちゃんは本当に手が痛いんだよ?」ギロッ
穂乃果「ご、ごめん…………」ビクビク
凛「ごめんね海未ちゃん、凛、そんなつもりじゃあ――」オドオド
海未「いま、挑戦してきたなって思いましたけどね。かるた中に」
ほのりん「……………………」
ことり「ちゃんとあやまろうよ、穂乃果ちゃんも」
穂乃果「えっ……穂乃果も?」
ことり「一度ほのりんが海未ちゃんに謝ってるっていう図を作ろうよ、構図を」
海未「…………くくっ」(笑)
ほのりん「……………………」
凛「……取ったと思って手を置いたら、偶然海未ちゃんの手が先で、強めに当たっちゃって、ごめんなさい」
穂乃果「……凛ちゃん………………」
海未「あなたもですよ穂乃果!」ビュッ
穂乃果「いたっ!」
ことり「ほのりんでって言ったよね」
穂乃果「かるた投げられた……」グスッ
穂乃果「……チームの凛ちゃんが、ごめんなさい」
海未「ええ、構いませんよ」ニコッ
ことり「さぁ、次行こう!」
ほのりん「……………………」
希「……参ります」
希『スピリチュアルならなんでもござれ、エセ関西弁東條希』
穂乃果「―――はい!」バシッ
穂乃果「やったぁ!」
海未「うーん」
ことり「ちょっとフライング気味だった気もするけど」
凛「あれ、穂乃果ちゃん?かるたの裏に☆マークがついてるよ?」
希「その☆マークはチャンスカード。こちらのパネルから番号を選び、裏に描かれている事を実行してもらうと得点アップのチャンスやで」
希「穂乃果ちゃん、何番?」
穂乃果「それじゃあ8番!」
希「8番は――相手チーム一回休みやね」
穂乃果「よーし!」
凛「次も頂きにゃあ!」
ことうみ「」
希「では参ります……」
希『ファイトだよ!猪突猛進高坂穂乃果』
凛「はいっ!」バシッ
穂乃果「凛ちゃん早いね!」
凛「穂乃果ちゃんに遅れをとってられないにゃあ」
海未「早く☆があるかどうか見なさい!」
ほのりん「っ!」ビクッ
凛「あっ、ないよ……ごめんね」
海未「……さっきからにゃーにゃーにゃーにゃーと、凛、あなたはふざけてるんですか!」
凛「そんな……凛、ふざけてなんて……」
海未「ちゃんとしなさい、いいですね」
凛「……うん」
穂乃果「……………………」ウツムキ
ことり「………………ふふっ……」(笑)
ほのりん「……………………」
希「では参ります……」
希『ユーモアいっぱい、変顔連発園田海未ちゃん』
穂乃果「――はいっ!」バシッ
凛「穂乃果ちゃんナイス!」
穂乃果「えへへ」
ことり「あれはダメだよ」
ことり「その絵柄書いたのだれ?」
穂乃果「えっ、穂乃果だけど……」
ことり「穂乃果ちゃん、そんな絵で海未ちゃんって言えるかな?」
ことり「海未ちゃんこんなに美人なのに……下級生にもキャーキャー言われて」
穂乃果「……………………」
ことり「ラブレターもたくさん貰ってるのに」
海未「………………ぷぷっ」(笑)
ことり「ことり、穂乃果ちゃんや海未ちゃんとずっと一緒にいるけど、海未ちゃんがあんな顔で怒ってるところなんて見たことないよ」
ことり「いつも優しいし笑顔だもん」
穂乃果「あのね、穂乃果も本当にこうは思っていないよ」アセアセ
穂乃果「海未ちゃんが優しいのも知ってるよ」
ことり「うーん、なんだか納得できないなぁ」
海未「ことり……もういいです、大丈夫ですから」(笑)
凛「……………………」
ほのりん「……………………」
希「参ります……」
希『ハラショー姉さん、かしこいかわいいエリーチカ』
凛「――はいっ!」バンッ
海未「っ!」ギュウッ!
凛「いたたたたっ!痛いにゃー!」
海未「」ヒュッ
ことり「今のは海未ちゃんだね!」
穂乃果「えっ、今のは凛ちゃんが先に取って……」
穂乃果「凛ちゃん、どこが痛いの?」
凛「海未ちゃんにほっぺた思い切りつねられたにゃあ……」ヒリヒリ
海未「それはあなたの頬が最初からはれていたのでしょうが!」
凛「えっ…………」
海未「頬がはれているんなら湿布を貼ればいいでしょう!私はいつもそうしています!」
海未「みんな湿布を貼るでしょうが!人のせいにしているのはあなたぐらいです!」
ことり「………………くっ」(笑)
凛「…………ごめんなさい」グスッ
穂乃果「…………凛ちゃん」ションボリ
ことり「凛ちゃんはい、湿布貼ってあげる」ニコッ
ほのりん「……………………」
希「参ります……」
希『μ’sの良心、アルパカ担当小泉花陽』
穂乃果「――はいっ!」バシッ
海未「ふんっ!」ドガッ
穂乃果「うわぁ!?」ヒュッ
海未「やりました」カルタカイシュウ
ことり「すごーい、さすが海未ちゃん」
凛「今の危ないよ、だってグーできたもん」
穂乃果「あんなの避けないと手が折れちゃうよ」
海未「つい力が入ってしまって」
ことり「よくあることだよね」
凛「えっ、ないよ……?」
ことり「」ギロッ
凛「っ!」ビクッ
ほのりん「……………………」
希(さっきから穂乃果ちゃんと凛ちゃん、なんかいじめられてるような……)
希「……参ります」
希『イミワカンナイ、作曲担当西木野真姫ちゃん』
凛「――はいっ!」バシッ
ことり「ちゅん!」・8・マクラナゲ
凛「げふっ!」ボフッ
海未「ふっ!」シュパッ
穂乃果「ちょっと海未ちゃん、ことりちゃん」
海未「よし、また取れました」
凛「ええっ!凛が取ってたよ!」
ことり「でも海未ちゃんの手元にあるからね」
海未「間一髪でした」
穂乃果「だって、ことりちゃんが枕なんて投げてくるから……」
海未「ことりにそういう言い方はやめなさい」
海未「ことりがそんなこと、わざとするはずないでしょう」
ほのりん「……………………」グスッ
海未「しかも☆マーク付きです」
希「海未ちゃん、番号は?」
海未「それでは2番でお願いします」
希「2番――ダストシュートゲームやね」
希「このボールを投げて2メートル先にあるゴミ箱に入れればカルタ3枚分獲得や」
海未「それでは私がやりましょう」
ことり「うーん、この距離かぁ」
希「それではよーい、始め!」
海未「とうっ!」シュッ
ことり「」キャッチ
ことり「」シュート
ことうみ「よし!」
穂乃果「ちょっと!今の反則だよ!」
凛「ことりちゃんがキャッチしてシュートしたよ、インチキにゃあ!」
海未「チームなんだから協力して当たり前でしょう!」
海未「μ’sは仲間なんですから、お互いの失敗をフォローし合うのは当然です!」
ことり「うんうん」チュンチュン
ほのりん「……………………」
海未「かるた三枚分、獲得です!」
希「これが最後のカルタです、参ります……」
希『急にはまるよアルパカに、トサカがポイントチュンチュンことり』
ことり「はいっ!」バシッ
ほのりん「あっ…………」
海未「さすがはことりです!」
ことり「やったぁ~!」
ほのりん「……………………」
希「それではただいまより結果発表を行いたいと思います」
希「まずはえりちグループ、優勝は……」
希「まきぱなチームです!」
花陽「やったね、真姫ちゃん!」
真姫「ふん、この真姫ちゃんがいたんだから当然ね」フフン
にこ「まさか、絵里がここまで戦力外だなんて」ガクッ
絵里「ハラショー、日本のカルタって難しいわ……」
希「次は穂乃果ちゃんグループ、優勝は……」
希「ことうみチームです!」
ことり「海未ちゃんのおかげだよ!」
海未「ことりが頑張ったからですよ」ナデナデ
希「ことりちゃんたち、圧勝やったんやね」
海未「穂乃果と凛が少し弱すぎましたね」
ことり「海未ちゃんが強すぎるんだよぉ」
ほのりん「…………………………」
希「二人とも元気ないね、大丈夫?」
絵里「ほんと、顔色が悪いわよ?」
凛「……今度は、みんなで楽しくやりたいにゃ」
穂乃果「うん」
μ’s「?」
ことうみ「」
II.
――西木野家別荘――
希「これで100個目やね」
穂乃果「やったー!とうとう完成したよ!」
にこ「こんなにたくさん、ホイップクリームがもったいない気もするけど」
凛「ぶつけられたら食べればいいにゃ」
花陽「はうぅ、なんだか怖いなぁ……」
絵里「ふふ、大丈夫よ。紙皿だし全然痛くないわ」
真姫「体中ベタベタになるし汚いし、正直やりたくないんだけど」
希「真姫ちゃん、スキあり!」ビュ!
真姫「なっ……きゃあ!」ベシャッ
凛「あはは、真姫ちゃんお顔真っ白にゃあ!」
真姫「り~ん~、なにがおかしいのかしら……!」
凛「あっ、待って真姫ちゃん!」
真姫「問答無用!」ビュッ!
凛「げふっ」ベシャッ
穂乃果「みんなずるい!まだだよ~!」
穂乃果「ってことりちゃん!ホイップクリーム食べちゃダメだよ」
ことり「あっ、ごめんね。おいしそうだったからつい」
海未「どうしてよりによってパイ投げなんですか」
穂乃果「昨日テレビでやっててすごくおもしろそうだったの!」
穂乃果「もうすぐクリスマスだし、本番への練習も兼ねてみんなでやりたいなって」エヘヘ
海未「ということはクリスマスもするつもりですか」ハァ
穂乃果「もちろん、ちなみに今回の費用は真姫ちゃんが出してくれたんだ」
花陽「真姫ちゃんお部屋汚れちゃうよ?いいの?」
真姫「この壁紙も床もすぐに剥がせるやつだから大丈夫よ、今朝希と買ってきたの」
絵里「それなら安心ね」
凛「真姫ちゃんなんだかんだ言ってノリノリだね~」ニヤニヤ
真姫「なっ!?頼まれたから仕方なくよ!//」
希「じゃあ早速始めよか」
希「今回はゲーム要素も兼ねてるから、2グループに分かれてもらうで」
希「進行役はウチが担当するから、みんな思う存分楽しんでな」
穂乃果「それじゃあ部長のにこちゃん開催宣言をどうぞ!」
にこ「パイ投げ大会、盛り上がるのはいいけどみんな怪我が無いよ――ぶはっ!」ベシャッ
絵里「スタートね」
にこ「こらぁ!絵里待ちなさい!」
――ほのことうみりん視点――
希「最初のゲームはこれ!」
希「『落ちたら地獄!チョロQギリ止めチキンレース』」
希「1メートル先から自分の名前が書かれたチョロQを走らせて、このカラーテープを越えたゴールゾーンに止められればセーフ。これ以前に止まったり越え過ぎてテーブルから落ちてもアウト、まさにチキンレースやね」
穂乃果「なんだか難しそうだね」
凛「よーし、頑張るにゃ!」
ことうみ「」
穂乃果「まずは一番目、穂乃果から!」
穂乃果「うーんと、このくらいかな……えいっ!」
――――――ガシャッ
穂乃果「ああっ!」
希「穂乃果ちゃんアウトー!」
海未「引き過ぎですよ、加減しないからです」
ことり「穂乃果ちゃん、手加減なしにいくね」ニコッ
凛「最初は具合が分からないから難しいにゃあ」
希「そのまま海未ちゃんとことりちゃんからのパイを受けてな」
穂乃果「うぅ、なんだか怖いな~」
希「それでは罰ゲーム、スタート!」
海未「とうっ」ビュッ
ことり「ちゅん」ビュッ
穂乃果「ひゃぁ!」ベシャッ
穂乃果「びっくりした~。えへへ、でもクリームおいしい」ペロペロ
凛「次は凛だね!」
穂乃果「凛ちゃん、そんなに引っぱらなくて大丈夫だよ。少し引くくらいで」
凛「本当?よーし……これぐらいかにゃ」
凛「いっけー!」
――――ピタッ
凛「やったぁ!」
ことり「・8・」バシッ
ガシャッ
穂乃果「ちょっとことりちゃん!」
海未「アウトですね」
凛「ええっ!さっきちゃんとゴール内で止まったよ?」
海未「しかし現に落ちていますからね」
穂乃果「今凛ちゃんが喜んでる隙にことりちゃんがチョロQをはたいてたよ!」
ことり「ごめんね、偶然手が当たっちゃって」
穂乃果「どんな偶然!?とにかく今のはノーカンだよ!」
海未「しかし、その前に穂乃果が凛に入れ知恵をしていますからね」
海未「その時点でフェアでは無いですね」
海未「きっとことりは凛に気を遣ってチョロQをはたいたのでしょう」
凛「で、でも……」
ことり「」ギロッ
凛「」ビクッ
凛「う、うん……ことりちゃん、ありがとう。凛、卑怯者になるところだった」
ことり「ううん、どういたしまして」ニコッ
海未「それでは凛、罰ゲームですね」
ほのりん「……………………」
海未「次はことりですね」
ことり「緊張するなぁ」
ことり「これぐらいかな……えい!」
――――ピタッ
ことり「わーい」
穂乃果「ちょっと待って海未ちゃん、よく見たらそれ……」
凛「ゴール圏内に透明滑り止めマットが引いてあるにゃ!」
海未「これはすいません、こうした方がよりゲームが楽しくなるかと思いまして」
穂乃果「楽しくなくなるよ!こんなの誰だって成功するじゃん!」
凛「反則にゃあ!」
海未「反則したのはあなたでしょうが!」バンッ!
凛「ひっ!」ビクッ!
海未「先ほど姑息な真似をして不正を行おうとしたのはどこの誰ですか!」
海未「自分のことを棚に上げてことりにそういう言い方はやめなさい!」
凛「…………ごめんなさい」グスッ
ことり「…………くっ」(笑)
ことり「それじゃあことりはセーフだね、よかったぁ~」
ほのりん「……………………」
穂乃果「それじゃあ次はとうとう海未ちゃんだね!」
凛「よーし、パイの準備にゃ!」
ことり「うーん……」
海未「困りましたね……もうやりようがありません」
ことり「そうだよねぇ」
ほのりん「えっ?」
穂乃果「やりよう……?」
海未「もうパターンがありませんから」
凛「パターンって……成功するかどうかのゲームだよ?」
海未「そうなのですが……恐らく確実に成功してしまうでしょうから」
ことり「海未ちゃんならこんなの簡単だもんね」
海未「結局は私が空気が読めないみたいな感じになりそうなので」
穂乃果「でもやってみないとわからないから」
凛「そうだよ、もしかしたら失敗するかもしれないし」
ことり「海未ちゃんはわざとじゃない限り失敗しないよ」
ことり「でもわざと失敗したところでそれはフェアじゃないし、仮に成功したところで空気が読めない感じになるし」
ことり「うーん……希ちゃん」
希「んっ、どうしたん?」
ことり「次のゲームに行こうよ、もうみんな終わったから」
穂乃果「えっ?海未ちゃんがまだ――」
海未「」ギロッ
穂乃果「」ビクッ!
凛「……………………」
希「そうなん。なら次いこか」
ほのりん「……………………」
希「次は将棋の山崩し。音を立てたらアウトやで」
穂乃果「今度は簡単だね」
凛「凛、これ得意だにゃ!」
ことうみ「」
海未「では私から行きますね」
穂乃果「えっ?」
ことり「さっき海未ちゃんで止まってるから、今回は海未ちゃんとことりからでいいよね?」
穂乃果「なるほど……!」
凛「じゃあ凛が一番最後だね」
海未「ではいきます……よし」スッ
ことり「ことりも成功だよ」スッ
穂乃果「なんだか早いね」
凛「最初は崩れてるのから取れるから有利なんだよ」
穂乃果「よし、次は穂乃果だね!」
凛「穂乃果ちゃん頑張るにゃー!あっ、ここ取りやすいよ!」
海未「静かにしなさい!」
ほのりん「っ!」ビクッ
ことり「おしゃべりしてたら音が聞こえないよ」
海未「凛、あなたは騒がし過ぎです。もう少し落ち着くことを覚えなさい」
凛「う、うん……ごめん」シュン
穂乃果「よし……行くよ」
ツー―――――
穂乃果「セーフだね!」
凛「次は凛だよ」
ツー―――――
ことり「あれ?今鳴らなかった?」
凛「えっ、崩れなかったよ?」
海未「次は私ですね」
ヒョイ
穂乃果「ちょっと海未ちゃん、どうして普通に取ってるの」
海未「音を鳴らさなければセーフではないんですか?」
凛「ちゃんと外まで指で運ばないとダメだよ」
海未「これはすいません、以後気を付けましょう」
穂乃果「えっ、やり直そうよ」
海未「そうしたいのは山々ですが、流れが止まってしまうので」
凛「……………………」
ことり「ことりの番だね」
穂乃果「今度は全部重なってるから難しいよ~」
凛「ことりちゃんアウトの予感がするにゃ」
ことり「……えーい!!!!」
ツー―――カシャ――
ことり「成功だね!」
穂乃果「ことりちゃん静かにしようよ」
凛「今音しなかったかにゃ?」
海未「いいえ、聞こえませんでしたよ」
ことり「そっか、声出しちゃダメだったね」
海未「凛、穂乃果。ルールを知っているのなら事前にことりに教えてあげてください」
穂乃果「でも……音を鳴らしたらダメなんて常識じゃあ――」
海未「あなたは最低です!」ビュッ
穂乃果「きゃっ!」ベシャ
海未「ことりが常識知らずのような言い方はやめなさい!いつからあなたはそんな人になったのですか!?」
穂乃果「パイ投げられた……」グスッ
海未「ことりに謝りなさい」
穂乃果「……ことりちゃん、ごめんね?」
ことり「ううん、気にしないで」ニコッ
凛「……………………」
希「最後のゲームはこれやね、ライター一発着火」
希「一発でつかなかったら罰ゲームやで」
穂乃果「今度は穂乃果からだね」
穂乃果「行きます!」
――――カシュ
ことり「アウトだね」
海未「ふんっ」ビュッ
ことり「えいっ」ビュッ
穂乃果「ひゃあっ!」ベシャ
穂乃果「うぅ……海未ちゃんめちゃくちゃだよぉ」
凛「凛の番だね」
――――カシャッ
凛「やった!ついたにゃ!」
海未「」ビュッ
ことり「」ビュッ
凛「げふっ!」ベシャ
穂乃果「海未ちゃんことりちゃん!凛ちゃん成功したよ!?」
海未「そうでしたか、つい」
ことり「早とちりしちゃったね」
凛「うっ……ぐすっ、ひどいにゃ」ポロポロ
ことうみ「」
海未「次はわたしですね」
―――――カシュ
海未「」
穂乃果「海未ちゃんアウトー!」
凛「早速パイ行くにゃ!」
穂乃果「えいっ!」ビュッ
凛「とりゃっ!」ビュッ
海未「」ヒョイ ヒョイ
ことり「海未ちゃんすごーい」
海未「間一髪でした」
穂乃果「う、海未ちゃん、何してるの?」
凛「避けちゃダメだよ?」
海未「そうだったんですか?」
ことり「ええっ、ことりも初めて知ったよ」
ほのりん「……………………」
ことり「行きます……」
―――――カシャ
穂乃果「ことりちゃんアウト!」
凛「今度は避けちゃダメだよ」
ことり「はーい」
穂乃果「それじゃあさっそく……えいっ!」ビュッ
凛「おりゃ!」ビュッ
ことり「チュン・8・」マクラガード
ほのりん「……………………」
ことり「ああ、怖かったー」
海未「枕があって助かりましたね」
穂乃果「助かったって……ガードして……」
ことり「避けちゃダメだけどガードはオッケーでしょ?」
凛「ええっ……ダメだよ」
海未「うーん、穂乃果と凛の説明不足ですね」
希「もうパイが無くなったから終了やで~みんなお疲れ様」
ほのりん「……………………」
にこ「みんなクリームまみれね~」
絵里「こんなにはしゃいだのは久しぶりだわ」
真姫「その前に、ちょっと気になることがあるんだけど……」
花陽「希ちゃんが無傷なのはわかるけど、海未ちゃんとことりちゃんが無傷なのはどうして……?」
希「ほんまや……綺麗なままやん」
にこ「その分凛と穂乃果がボロボロね」
海未「弱すぎて相手になりませんでしたね」
ことり「今度はみんなでやりたいな~」
ほのりん「……………………」
穂乃果「やっぱり、クリスマスはみんなで他のことしよう」
凛「パイがもったいないにゃ……」
絵里「それもそうね」
ことうみ「」
III.
――高坂家――
海未「日曜日にいきなり呼び出されたかと思いきや、こんなことですか……」ハァ
穂乃果「えへへ、昨日押入れの中を掃除してたら見つかったんだ」
ことり「まぁまぁ海未ちゃん。小さい頃はよくみんなでやってたし、せっかくだから楽しもうよ」
凛「凛は初めてにゃ、かよちんは?」
花陽「わたしも初めてだよ」
穂乃果「大丈夫、簡単だよ。じゃあ早速始めよう!」
穂乃果「第一回、音ノ木坂紙相撲大会~!」パフパフ
凛「すごい!これ全員μ’sのメンバーにゃ!」
海未「みんなのアイコン、制服まで印刷して……この情熱を勉学に向けられれば言うことないのですが」
ことり「でも凛ちゃんと穂乃果ちゃん、ことりと海未ちゃんの人形だけくっついてるよ?」
穂乃果「せっかくだし、2対2の対抗戦にしたいと思って」
穂乃果「花陽ちゃんには行司をお願いするね」
花陽「うん、まかせて!」
凛「よーし、目指すはμ’sナンバー1にゃ!」
穂乃果「いっくよ~!」
ことうみ「」
花陽「西~ほのりん~ほのりん~。東~ことうみ~ことうみ~」
花陽「はっけよーい、のこった!」
トントントントントン
穂乃果「いけ~!」バシバシ
トントントントントン
凛「もうちょいもうちょいにゃ!」
トントントントントン
海未「すごい勝負です!」バシバシ
トントントントントン
ことり「白熱だね!」
トントントントントン バタッ
ほのりん「やったぁ~!!」
花陽「ほのりんの勝ちです」
ことうみ「」
ことうみ「………………」
海未「いや、私の角度からだとちょっと違うような気がしましたが」
ことり「うん、さっきほのりんが土俵から出てたような気がする」
花陽「えっ?」
ことうみの言い分『ほのりんは開始早々に土俵から出ていた』
ことり「ちょうど穂乃果ちゃんの左足が一瞬外に出てたよ」
花陽「えっ……出てないと思うよ?」
海未「いいえ、開始早々に出ていました」
穂乃果「穂乃果の左足が?」
凛「ううん、絶対に出てないよ。だって凛こっちから見てたもん」
海未「始まった直後に出ていましたから、恐らく凛も気付かなかったのでしょう」
穂乃果「始めは土俵の真ん中だよ?そんなの出るわけないよ」
ことり「」ギロッ
穂乃果「っ!」ビクッ
海未「花陽の審判も曖昧でしたし、もう一度やり直しましょう」
凛「無茶苦茶だよ!そんなの海未ちゃんとことりちゃんの言いがかりにゃ!」
海未「はっ?」
凛「っ!?」ビクッ
海未「凛あなた、私とことりが嘘をついてるとでも言うんですか?」
凛「ご、ごめんなさい……」
ことり「かよちゃん、やり直そう。ねっ?」
花陽「凛ちゃん、穂乃果ちゃん、いいかな……?」
ほのりん「うん……」
花陽「では、最初から仕切り直しです」
ほのりん「……………………」
花陽「それでははっけよ~い、のこった!」
トントントントントン
トントントントントン ドタッ
海未「やりましたっ!」
ことり「ことうみの勝ちだね」
海未「そこで明らかに倒れましたからね!」
海未「凛にいたっては土俵から頭が出てます!」
ことり「………………くくっ」(笑)
花陽「ことうみの勝ちです……」
穂乃果「……仕方ない、他のみんなを応援しよう!」
凛「そうだね、まだかよちんも残ってるにゃ!」
ことうみ「」
花陽「西~小泉花陽~小泉花陽~。東~ことうみ~ことうみ~」
花陽「はっけよ~い、のこった!」
トントントントントン
トントントントントン
トントントントントン
トントントントントン バタッ
花陽「勝者、小泉花陽~」
穂乃果「花陽ちゃんの勝ちだぁ!」
凛「かよちんすごいにゃ~!」
花陽「えへへ」
ことうみ「……………………」
海未「違いますよ」
ことり「ちょっと胡散臭かったよね」
海未「なんだかクーラーがきつくないですか?」
ことり「そうだよね~これじゃあことうみがこけるのも無理ないよ」
ことうみの言い分『クーラーの風がきつかった』
穂乃果「ええっ、でも設定は中だよ?」
凛「それにさっきからずっとこの風にゃ」
海未「もういいです、ややこしい話しはやめましょう」
海未「花陽、あなたは何年生ですか?」
花陽「えっ……1年生だよ」
海未「まぁそう言うことです」
ことうみの言い分『花陽は後輩である』
穂乃果「ど、どういうこと?」
凛「だって、μ’sって先輩後輩無しなんじゃあ……」
ことり「ことりはどっちの意見も分かるよ」
ことり「穂乃果ちゃんたちの、自分たちが勝っているんじゃないかって意見もすっごく分かるよ」
凛「えっ……でも事実だから……」
ことり「」ギロッ
凛「っ…………」ビクビク
ことり「ことりは、かよちゃんが勝ちでもいいと思うよ?」ニコッ
花陽「う、ううん!私は負けでいいよ!」
花陽「穂乃果ちゃん凛ちゃん、ごめんね!花陽の勘違いだったみたい!」
穂乃果「花陽ちゃん…………」
凛「かよちん…………」
花陽「次の取り組み行きますね……海未ちゃんもことりちゃんもごめんね?」
ことり「ううん、気にしなくていいよ」
海未「勘違いは誰にでもあることです」
ほのりん「……………………」
花陽「西~西木野真姫~西木野真姫~。東~ことうみ~ことうみ~」
花陽「はっけよーい、のこった!」
トントントントントン
トントントントントン
トントントントントン バタッ
穂乃果「今度こそ真姫ちゃんだね!」
凛「さすがは真姫ちゃん、最後はことうみをこかしたにゃ!」
ことうみ「……………………」
海未「わかりませんね」
ことり「そうだね、今の決まり手はなんだったんだろう」
ことうみの言い分『決まり手がわからない』
花陽「決まり手は、たぶん押し倒しだよ」
ことり「でも真姫ちゃんに押されたわけじゃないしね」
ことり「ここで勝手に倒れたんだもん」
海未「それに一番問題なのは花陽の呼び出しです」
海未「あんな小さな声ではとてもやる気なんて出ませんよ」
ことうみの言い分『行司に覇気が無かった』
海未「もっと大きな声で言いませんと、恐らくそのせいでしょう」
ことり「かよちゃん声小さいもんね~」
花陽「……ごめんなさい」グスッ
花陽「それでは、ことうみの勝ちです……穂乃果ちゃん凛ちゃん、ごめんなさい」
穂乃果「ううん……」
凛「かよちん、ごめんね……」
花陽「西~矢澤にこ~矢澤にこ~!東~ことうみ~ことうみ~!」
花陽「はっけよーい、のこった!」
トントントントントン
トントントントントン
トントントントントン
トントントントントン バタッ バタッ
花陽「勝者、矢澤にこ~」
穂乃果「おお!ギリギリにこちゃんの勝ちだね!」
凛「さすがはにこちゃん、ただでは倒れないにゃ」
海未「早くどかしなさい!」
ほのりんぱな「っ!?」ビクッ
ことり「ちゅん!」・8・ポイッ
穂乃果「ああっ、にこちゃんが!」
ことり「上に乗ったら危ないよ、にこちゃんの反則負けだね」
海未「倒れている者の上にのしかかって来るなんて、考えられませんね」
ことうみの言い分『危険すぎて認められない』
穂乃果「でもこういうのって本物の相撲でもよくあることだよ?」
凛「だからこそ、みんなトレーニングを積むんだよ?」
海未「あなたたちは私とことりが怪我をしてもいいと言うんですかっ!?」
ほのりん「っ!」ビクッ
海未「わたしだけならまだしも、ことりにそういうことを言うのはやめなさい!」
ほのりん「………………」グスッ
海未「花陽は事故肯定派ですか?」
花陽「ううん……違います……」
ことり「それじゃあ?」
花陽「ことうみの勝ちです……」
ことり「せっかくの楽しい紙相撲なんだからもっと明るくやろうよ」
海未「そうですね。穂乃果、凛、申し訳ありません。なにぶん筋が通らないことが大嫌いなもので」
ことり「…………くくっ」(笑)
ほのりん「……………………」グスッ
花陽「西~東條希~東條希~。東~ことうみ~ことうみ~」
花陽「はっけよーい、のこった!」
トントントントントン
トントントントントン
トントントントントン
トントントントントン バタッ
穂乃果「希ちゃんのか――」
ことり「ちゅん!」・8・
ドカッ! グシャッ
凛「ああっ!」
花陽「希ちゃんの紙相撲が……」
穂乃果「ちょっとことりちゃん!どうして枕なんて投げたの?」
ことり「ごめんね、ついヒートアップしちゃって」
凛「せっかく希ちゃんの勝ちだったのに……」
海未「これでは続けられませんね、ことうみの不戦勝ということにしましょうか」
ことうみの言い分『不戦勝にするしかない』
ことり「ごめんねみんな、気を取り直して最後の取り組み行こうよ」
ほのりんぱな「……………………」
花陽「西~絢瀬絵里~絢瀬絵里~。東~ことうみ~ことうみ~」
花陽「はっけよーい、のこった!」
トントントントントン
トントントントントン
ドンドンドンドンドン! バタッ
海未「やりましたっ!」
ことり「ことうみの勝ちー!」
穂乃果「ちょっとことりちゃん」
凛「今グーで叩いてなかったかにゃ?」
ことり「ううん、ことりはパーで叩いてたよ?」
海未「ことりがそんなことするはずないでしょう。変な言いがかりはやめなさい」
花陽「ダレカタスケテェ…………」グスッ
海未「それでは私たちが優勝ですね。そろそろ時間ですし、これでおいとましましょうか」
ことり「お疲れ様~みんなまた明日」ニコッ
ガチャッ バタン!
ほのりんぱな「……………………」グスッ
凛「穂乃果ちゃん……もう紙相撲はやめよう」
穂乃果「うん……押入れの奥にしまって置くね」
花陽「……みんなで、ご飯でも食べに行こう」
IV.
――西木野家――
穂乃果「じゃーん、とうとう手に入れたんだ!」
海未「これが巷で噂のμ’s人生ゲームですか」
花陽「すごいですっ!当日すぐに完売となったプレミアグッズ、まさかお目にかかれるなんて!」
真姫「花陽、いつもとは比べ物にならないテンションね」
凛「凛はこっちのかよちんも好きにゃー」
ことり「このアイコンがμ’sのみんなだね、可愛いー」
穂乃果「本当はみんなでやりたかったんだけど、絵里ちゃんたちは予定が合わなくて」
海未「しかし幸い人数もちょうど6人ですし、回転率を上げるために二人組で進行しましょう」
穂乃果「よーし、凛ちゃん!」
凛「任されたにゃ!」
花陽「じゃあ私は真姫ちゃんと」
真姫「しょうがないわね~」
海未「では私はことりと」
ことり「海未ちゃん頑張ろうね」
穂乃果「それじゃあμ’s人生ゲーム大会、開始だよ!」
穂乃果「まずは穂乃果たちから行くよ、えい!」ルーレット クルクル
凛「5だね。12345っと」
穂乃果「地域のイベントでミニライブを開催、地元の人たちからの支持を得た。300ファン取得」
凛「よーし、最初からいい調子にゃ!」
海未「お金の代わりにファン数を現すコインが増減するわけですか」
ことり「おもしろいシステムだね」
花陽「次は私たちだね」クルクル
真姫「4ね。えっと」
真姫「ローカル番組に出演して知名度が上がった。500ファン取得」
花陽「やったね!」
真姫「ふふん、この真姫ちゃんがいるんだから当然ね」
海未「最後は私たちですね」クルクル
ことり「6だよ」
海未「文化祭でゲリラライブを行い、理事長に怒られる。モチベーションが下がって400ファン失う」
ことうみ「」
穂乃果「海未ちゃん達だけマイナスだ~」
凛「さすがにゲリラライブはダメにゃ」
ことうみ「……………………」
海未「いや、私は別にかまわないのですが。恐らくことりのお母さんはこんなことで怒ったりしないでしょう」
ことり「うん、絶対怒らないよ」
ことり「ことり、こんな些細なことで怒られたことないもん」
ほのりん「えっ…………」
海未「もっと言えば、ゲリラライブなど案が出た時点で私が却下しますからね」
海未「実行に移すなどありえないことです」
花陽「で、でも、これはゲームだから……」
海未「いえ、払うのは全然かまわないのですが、ここで私たちが払えばことりのお母さんがこんな人だと言うことを肯定してしまうといいますか」
海未「払った時点で認めてしまうような気がして」
真姫「そんなの理事長は気にしないわよ」
穂乃果「そうだよ」
海未「では穂乃果。あなたはことりのお母さんがこんな人だと認める訳ですね」
穂乃果「ち、違うよ!ことりちゃんのお母さんが優しい人なのは知ってるよ!」
ことり「じゃあそれで解決だね!はいチュンチュン♪」
凛「えっ……払わないと……」
海未「」ギロッ
凛「」ビクッ
ほのりん「……………………」
真姫「おかしいわよそんなの、ルール違反だわ!」
ことり「」ドンッ!
真姫「ひっ!」ビクッ
ことり「真姫ちゃんごめんね、いま真姫ちゃんの足に蚊が止まってて」
ことり「それで、今何か言った?」ニコッ
真姫「な、なんでもない……」ガクガク
まきぱな「…………………………」
海未「よし、次行きましょう」
ことり「また穂乃果ちゃんたちからだね」
ほのまきりんぱな「…………………………」
穂乃果「いっくよー」クルクル
凛「3だね。えっと」
凛「穂乃果ちゃんがライブ中に倒れる。風邪を引いて1回休み」
穂乃果「うぅ……ごめんね凛ちゃん?」
凛「大丈夫にゃ、1回ぐらいすぐに巻き返せるよ」
花陽「行きます……えい」クルクル
真姫「4ね」
真姫「野外ライブで日射病、600ファン失う」
真姫「イミワカンナイ!」
凛「真姫ちゃんとかよちん身体弱いからね~」ニシシ
穂乃果「野外ライブかぁ~秋葉原とかでしてみたいな」
花陽「その時は本当に日射病には気を付けないとね」
海未「早く払いなさいっ!」
ほのまきりんぱな「」ビクッ
ことり「もっとスムーズに進めよう、ねっ?」
花陽「ごめんなさい……」
真姫「………………」シュン
海未「では行きます」クルクル
ことり「6だね、123456と」
ことり「テストで赤点を取ってしまい部活動休止、6マス戻る」
穂乃果「あはは、海未ちゃんが赤点だって」
凛「人生ゲームならではにゃあ」
ことうみ「……………………」
海未「例えば花陽、仮にテストでわたし達が赤点を取ると思いますか?」
花陽「ええっ!?えっと、それはないんじゃないかな。海未ちゃんもことりちゃんもすごく頭いいし」
ことり「なら戻らなくても大丈夫だね」
花陽「で、でも、これはゲームだから」
海未「」ギロッ
花陽「ひっ!」ビクッ
ことり「うーん、ゲームの中のことか現実でのことかよく分からないなぁ」
穂乃果「えっ、これはゲームだよ。人生ゲームだもん」
海未「なら最初にそう言ってください、ややこしいです」
凛「だから海未ちゃんとことりちゃんは赤点だから戻らないと……」
海未「赤点はあなた達でしょうが!」ドンッ!
ほのりん「ひっ!」ビクッ
海未「いつも赤点ギリギリでμ’sのみんなに迷惑をかけているのはどこの誰ですか!」
海未「私だけならまだしも、自分たちのことを差し置いてことりにそんなことを言うのはやめなさい!」
ことり「…………くくっ」(笑)
穂乃果「ごめんなさい……」グスッ
凛「ぐすっ……ひっく」ポロポロ
ことり「真姫ちゃん大丈夫?顔色わるいよ?」
真姫「だ、大丈夫…………」ビクビク
ほのまきりんぱな「……………………」
穂乃果「次は穂乃果たちだね」
真姫「待って、あなた達は一回休みよ」
凛「あっ、そういえばそうだったにゃ」
花陽「私もすっかり忘れてたよ」
ことうみ「……………………」
海未「今のは反則です、罰金ですね」
ほのりん「えっ…………」
ことり「だって、風邪で寝込んでるのに部活動しようとしたんだもん」
海未「これは大変なことですよ。インフルエンザなのに学校に来ているようなものですから」
ことり「くっ…………!」(笑)
穂乃果「そ、そんな大げさな」
海未「大げさではありません。大体あなたのせいで一回休みになっているんです!」
海未「雨の中を走るという馬鹿な真似をして、反省しなさい!」
穂乃果「うぅ……ごめんなさい」グスッ
凛「ほ、穂乃果ちゃん」アセアセ
真姫「大丈夫よ、あの時のこと私たちはちっとも気にしてないから」アセアセ
花陽「じゃあ、花陽たちが回すね」アセアセ
クルクル
花陽「6だね」
真姫「練習疲れで授業中居眠りが多発。眠気覚ましのために大量のフリスクを食べる」
海未「さっそく取り掛かりましょう」
ことり「はいフリスク、20個ずつ一気に食べてね」
真姫「ヴエェェ!」
花陽「ダレカタスケテー!」
海未「それ」クルクル
ことり「6だよ」
海未「すし屋で希のいたずらに遭い、ワサビを大量に食べる」
ことうみ「」
穂乃果「海未ちゃんことりちゃん罰ゲーム!」
凛「ワサビの用意もできてるにゃ!」
真姫「さっきはよくもやってくれたわね」
花陽「ワサビの罰ゲームじゃなくて良かったぁ」
ことうみ「……………………」
穂乃果「さぁ、海未ちゃんことりちゃん!」
海未「……いや、もういいでしょう」
ほのまきりんぱな「えっ?」
海未「なんですかこの空気は」
海未「場の作り方が下手なんです、もはやワサビの間ではないです」
ことり「そうだよねぇ」
凛「わ、ワサビの間?」
海未「導き方が下手なんですよ、変にリセットされてしまったんです」
海未「今更ワサビの罰を受けた所でなにが面白いんですか」
海未「全然ワサビの間になってないんです」
ことり「………………っ」(笑)
ことり「早く次行こう、ねっ」
海未「もっとテンポよく罰ゲームを受けさせてください」
海未「そうすれば私もことりも甘んじて罰を受け入れます」
ほのまきりんぱな「…………………………」
凛「次からは、引っ張って連れて行けばいいのかな」
穂乃果「そうだね、次からは気を付けよ」
海未「とうっ」クルクル
ことり「1は……」
ことり「凛ちゃん行きつけのラーメン屋の卵が熱すぎて大パニック。熱々卵を口に入れる」
ことうみ「」
穂乃果「真姫ちゃんすぐに卵の用意して!」
真姫「わかったわ!」
花陽「花陽はお湯を沸かしてくるね!」
凛「ことりちゃんこっちだにゃあ!」グイグイ
穂乃果「海未ちゃんこっちこっち!」グイグイ
海未「手を離しなさい!!」
ほのまきりんぱな「っ!」ビクッ
ことり「チュン!」・8・ マクラナゲ
凛「げふっ!」ボフッ
海未「あなた達は最低です!」
ことり「ギューって引っ張られるからイッーってなっちゃうよ」
海未「くくっ…………!」(笑)
穂乃果「で、でも……」
凛「さっきテンポよくって……」
ことり「いたたたた……」
海未「ことり、大丈夫ですか?」
真姫「そんな、ちょっと引っ張ったくらいで……」
海未「ことりはデリケートなんですから、連れていき方をもう少し考えてください」
海未「枕が破れたらどうするんですか」
ことり「ぷっ…………」(笑)
花陽「……………………」グスッ
ことり「もう熱々卵の間じゃないよね」
海未「そうですね、気を取り直して次行きましょう」
ほのまきりんぱな「……………………」
穂乃果「えいっ」クルクル
凛「ああっ、ヤバいにゃ!」
真姫「ここは……熱々卵の罰ね」
花陽「凛ちゃん頑張って」
海未「さっそく用意しましょう」
ことり「もうできてるよ、はい」
海未「それでは真姫と花陽、お願いします」
穂乃果「うぅ、怖いなぁ」
真姫「もっと大口開けないと火傷するわよ?」
ことうみ コマ ソウサ
凛「かよちん……こわいよぉ……」ウルウル
花陽「ふぁ、ファイトだよ!」
花陽(凛ちゃん、ごめんね……//)ゾクゾク
ことうみ コイン カイシュウ
真姫「それじゃあ行くわよ」
花陽「えいっ!」
穂乃果「あちちっ!熱い~!」ジタバタ
凛「ひはやへどしはにゃあ」ヒリヒリ
海未「それでは再開するとしましょう」
ことり「そうだね」
ゾロゾロ
穂乃果「あれ……?」
凛「コインが無くなってるよ」
真姫「私たちのコマがスタート地点に戻ってるわ……」
花陽「ナンデモドッチャッテルノォ!?」」
ことうみ「……………………」
穂乃果「あ、あれ?」
凛「海未ちゃんとことりちゃん、どうしてそんなにコイン持ってるのにゃ……?」
花陽「コマももうゴール前だし」
真姫「イミワカンナイ!」
海未「いえ、ここまで来ていましたよ」
ことり「それじゃあことりたちが回すね、えいっ」クルクル
ことり「1だね!ゴール!」
海未「よし、一着です!」
海未「10000ファン取得と書いてありますがどうせ私たちの優勝なので貰わなくてよしとしましょう」
ことり「これでナンバー1スクールアイドルだね!」
ほのまきりんぱな「…………………………」
海未「勝敗も決まりましたし、そろそろおいとまするとしましょう」
ことり「穂乃果ちゃん凛ちゃん真姫ちゃんかよちゃん、また学校でね」
トコトコ ガチャッ バタン
ほのりん「……………………」
まきぱな「……………………」
真姫「今度は、エリー達も呼んでみんなで楽しくやりましょう」
花陽「うん……そうだね」
V.
穂乃果「とうとう完成したね!」
凛「さすがに疲れたにゃ~」
花陽「一応練習用の問題も用意してきたんだけど、リハーサルしてもいいかな?」
穂乃果「よーし、やろう!」
凛「でも3人じゃあ――」
海未「失礼します」ガチャ
ことり「遅くなってごめんね」
海未「おや……このセットは?」
穂乃果「昨日言ってた、文化祭ライブ後のサプライズイベントのセットだよ」
凛「昨日の夜に穂乃果ちゃんと作ってみたにゃ」
ことり「μ’sなぞなぞクイズ対抗戦、ほんとうにするんだね」
海未「今さらなぞなぞクイズ大会が一般受けするとは思えませんが……」
穂乃果「ものは試しだよ、やるったらやる!」
凛「海未ちゃんとことりちゃんも来たし、5人でリハーサルやってみようよ」
花陽「でも、絵里ちゃんたちも待ってあげた方が……」
ことり「絵里ちゃんたちは今日来れないって言ってたよ。進路先の面談があるんだって」
海未「真姫も、作曲の方が滞っているので今日は練習を休むと言っていました」
花陽「なら仕方ないね。2対2に分かれてやってみようか」
穂乃果「よーし、頑張るぞ!」
凛「凛、なぞなぞは得意だにゃ!」
ことうみ「」
花陽「それではただいまより始めたいと思います」
花陽「μ’s、カップリング対抗なぞなぞクイズバトル~」
穂乃果「いえーい!」パチパチ
凛「かよちんかっこいいにゃ!」パチパチ
ことうみ「」
花陽「まずは参加チームを紹介します」
花陽「ほのりんチーム、ことうみチームです!」
穂乃果「負けないよー!」
凛「優勝はもらったにゃ!」
海未「いまいちよく分からないのですがね」
花陽「ルールは――」
ことり「うーん!」ノビッ
花陽「………………」
ことり「あっ、ごめんねかよちゃん。続けて」
花陽「う、うん。ルールは簡単、基本は早押しです。これから私が出す問題に、分かった人は手元の回答ボタンを押してください。チームの内一人が正解したらそのチームが1ポイント獲得です。最後に一番ポイントの多かったチームが優勝です」
花陽「それでは早速参ります」
花陽「第1問」
花陽「家の中で、一番怖い場所はどこでしょう?」
凛「…………わかった!」ピコン
花陽「凛ちゃん!」
凛「……階段!」
花陽「正解です!」
ことうみ「……………………」
海未「凛、あなた階段が怖いのですか?初耳ですね」
凛「えっ!えっと、別に凛は怖くないよ。ただ階段と怪談話をひっかけてるのかなと思って」
ことり「うーん、いきなり階段ていう答えもどうかな。観客のみんなが分からないかもしれないね」
花陽「わかると思うよ、凛ちゃんの言ったとおり答えは簡単な言葉合わせだから」
海未「しかし何も知らない人からすると凛にトラウマがあるように思うかもしれません。例えば階段から転げ落ちたとか」
穂乃果「大丈夫だよ、答えの詳細もちゃんと説明するし」
海未「ですが、それでいいのでしたらことりは最初からわかっていましたよ」
ことり「うん」
ほのりん「えっ……?」
ことり「でもそれだけ?って思われるかもしれないし」
海未「ことりの甘々ボイスは影響力がでかいですからね」
花陽「甘々ボイス……?」
海未「すごく求められてしまうじゃないですか。ことりの声の影響力を考えてあげてください。なかなか答えも言えないじゃないですかことり。すごく可哀そうじゃないですかことり。損じゃないですかことり」
ことり「………………くっ」(笑)
ほのりんぱな「……………………」
海未「そうですね。とりあえずこの問題はカットして次に行きましょう」
花陽「で、でも……凛ちゃんは正解したから……」
ことり「」ギロッ
花陽「ひっ…………」ビクッ
花陽「……凛ちゃん、いいかな?」
凛「…………うん……」シュン
穂乃果「つ、次行こうよ、ねっ」アセアセ
花陽「そ、それでは第2問、行きます」
花陽「この問題は穂乃果ちゃんは答えられません」
穂乃果「ええっ、どうして?」
花陽「第2問、穂乃果ちゃんが一番好きな食べ物はなんでしょう?」
穂乃果「なるほど」
…………ピコン
花陽「海未ちゃん!」
海未「パピコ」
ブブーッ
花陽「不正解です!」
ピコン
花陽「凛ちゃん!」
凛「パン!」
ブブーッ
花陽「不正解!」
ピコン
ことり「クレープ」
ブブーッ
花陽「違います!」
ピコン
花陽「海未ちゃん!」
海未「ハニートースト アイスクリーム ケーキ チョコ クッキー マカロン いちご シュークリーム リンゴ ぶどう オレンジジュース フルーツジュース メロン」
ほのりん「……………………」
花陽「え、えっと……海未ちゃん?」
海未「正解ではないんですか?」
花陽「いちおう、今の中に正解は含まれてたけど……」
ことり「なら正解だね!さすが海未ちゃん!」
海未「穂乃果のことならなんでもわかります」
穂乃果「でも答えは1回に1度しか言っちゃダメだから……」
凛「あれだけ言えば正解があってもおかしくないよ」
海未「では穂乃果、私が先ほど言ったものの中で嫌いなものがあったんですか?」
穂乃果「ううん、全部大好きだけど……」
ことり「じゃあやっぱり正解だね!はいチュンチュン」
ほのりんぱな「……………………」
花陽「ことうみチーム……1ポイント獲得です」
海未「よし、最初から順調ですね」
ことり「この調子でいこう」
ほのりん「……………………」
花陽「第3問目」
花陽「上が洪水、下が大火事、なーんだ?」
穂乃果「わかった!」ピコン
花陽「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「お風呂!」
花陽「正解です!」
凛「穂乃果ちゃんナイスだにゃ」
穂乃果「えへへ、小さい頃読んだ本に出てたんだ」
ことうみ「……………………」
ことり「よくわからないなぁ」
海未「ええ、どうして上が洪水で下が大火事でお風呂なんでしょうか」
花陽「えっとね、下から薪をくべて火を燃やしてお湯を沸かすからお風呂だよ」
海未「しかし、今のお風呂はボタン1つで勝手に湧きますからね」
ことり「正解は普通ヤカンとかなんじゃないかな」
海未「ベストアンサーですことり!1ポイント獲得ですね」
凛「で、でも、答えはお風呂だから」
海未「あなたはヤカンを知らないんですか!」ドンッ!
凛「」ビクッ
海未「水を入れて下から火で沸かすでしょうが!ラーメンが好きならそれぐらい知っておきなさい!」
凛「ごめんなさい……」グスッ
ことり「わたしは別に穂乃果ちゃんの答えが正解でもいいと思うけど」ニコッ
穂乃果「ほ、穂乃果は不正解でいいよ!ねっ、花陽ちゃん?」
花陽「ことうみチーム……1ポイント獲得です……」ビクビク
ことり「やったぁ!」
海未「さすがはことりですね」
ほのりんぱな「……………………」
花陽「第4問」
花陽「この問題はことりちゃんは答えられません」
ことり「・8・」
花陽「問題、ことりちゃんの嫌いな食べ物はなんでしょう?」
穂乃果「ことりちゃん好き嫌いなんてあったかな~……んっ?」
凛「難問にゃあ……んっ?」
ことり「・8・」ゴニョゴニョ
海未「」フムフム
海未「」ピコン
花陽「海未ちゃん!」
海未「にんにく」
花陽「正解です!」
ことり「海未ちゃんすごーい!」
海未「やりました」
ほのりん「……………………」
穂乃果「今、ことりちゃんが海未ちゃんに答えを教えてた気が……」
凛「なにか耳打ちしてたよ!」
花陽「えっ……海未ちゃんことりちゃん、ほんと?」
海未「ことりがそんなことするはずないでしょう」
ことり「してないよ、そんなことしたらわかって当然だもん」
海未「だいたい耳打ちして答えを教えたのであればどうして私がこんなに喜んでいるんですか」
ほのりん「……………………」
海未「ことりはそんなことしません、あの伝説のミナリンスキーなのに」
ことり「くくっ…………」(笑)
海未「私にならまだしも、ことりにそういう言い方はやめなさい」
海未「それではまるでことりが卑怯者みたいではないですか」
ほのりんぱな「…………………………」
ことり「次行こうよ♪」
花陽「第5問、行きます」
花陽「音ノ木坂の生徒50人に聞きました。ペットにしたい動物1位は犬、2位は猫、なら3位は?」
穂乃果「はい!」ピコン
花陽「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「ハムスター!」
ブブーッ
凛「」ピコン
花陽「凛ちゃん!」
凛「うさぎ!」
ブブーッ
海未「」ピコン
花陽「海未ちゃん!」
海未「陸系の動物」
花陽「えっ…………?」
海未「不正解ですか?」
ブブーッ
花陽「ええっと、不正解です」
ことり「」ピコン
花陽「ことりちゃん!」
ことり「水系の動物」
ほのりん「……………………」
ブブーッ
花陽「もっと具体的に言ってくれないと正解にできないよ」
花陽「あっ……タイムアップです!」
花陽「正解は、金魚でした」
穂乃果「そっかぁ~」
凛「飼育しやすいもんね」
ことうみ「…………………………」
海未「花陽、あなた……ことりを陥れましたね」
花陽「えっ……」
ことり「水系なのに、さっき不正解になったよ」
花陽「でも……水系と陸系で全部になっちゃうから」
海未「しかし正解は正解ですからね」
穂乃果「ダメだよそんなの、ずるいよ!」
ことり「」ギロッ
穂乃果「」ビクッ
ことり「はぁ~穂乃果ちゃんまでそんな言い方するなんてショックだなぁ」
ことり「やっぱり留学してた方が良かったかも」
穂乃果「……ごめん」グスッ
海未「ということは?」
花陽「ことうみチーム……1ポイント獲得です」
海未「もっとスムーズにいきましょう」
ほのりんぱな「…………………………」
花陽「次で最終問題です」
花陽「問題、ラクダのコブにはなにが入っているでしょうか?」
凛「…………わかったにゃ!」ピコン
花陽「凛ちゃん!」
凛「しぼ――」
ことり「チュン!」マクラナゲ・8・
凛「げふっ!」ボフッ
海未「」ピコン
海未「脂肪!」
穂乃果「ちょっと海未ちゃんことりちゃん」
花陽「いま、凛ちゃんが答えを言おうとしたら……」
凛「ことりちゃんに枕を投げつけられたにゃ」
海未「恐らく偶然飛んで行ってしまったんですね」
凛「えっ…………」
ことり「花陽ちゃん、正解だよね?」
花陽「う、うん……正解なんだけど……」
海未「それでは私たちが優勝ですね」
ほのりんぱな「…………………………」
ことり「確かにこれなら盛り上がりそうだね!」
海未「では明日のミーティングでもう一度話し合い、実行するかどうかを決めましょう」
ことり「さて、今日はもう帰ろっか♪」
海未「そうですね。穂乃果、凛、花陽、みんなで帰りましょう。先に下駄箱で待っていますよ」
ことり「用意ができたら降りてきてね」ニコッ
ガラガラ バタン
ほのりんぱな「……………………」グスッ
凛「穂乃果ちゃん、やっぱり他のイベントにしよう?」
穂乃果「うん、そうだね……」
花陽「今度はみんなでリハーサルしようね?」
−−−−−−−−−−−−−−−−−
2.落とし物
※腐女子ホイホイ
※腐女子の妄想から参考
※名前は適当に決めました
川本あみ
俗に言う美人
歌い手のことは知らない
でもゲーム実況を見るのが好きで
よく動画サイトを見る
I.
眠すぎる。
今日バイトが夜まで入ってて
眠すぎる
あと2駅くらいで最寄りってところで起きちゃったからまだ目瞑ってるけど
前のイケメンお兄さんがさっきからガサガサやってて面白いのよ
アナウンス「次は~〇〇~~」
あ、つぎ?
アナウンス「右側のドアが開きます」
ドアが開いた
降りるか~
私より先に前のお兄さんが降りたけど
『…あれ?』
お兄さんめっちゃスマートに財布忘れてかなかった?
これどうすれば…
持ってくべき?
えでもすごいイケメンだったよ話しかけれない
えどうしよ…どうしよどうする?
迷ってたら発車の音楽がなり始めた
やばい。
周りに人いないから確かにあれはあのイケメンさんの財布
届けるしかない、か
プーーーーーーーーーー
待ってやばい早く!!!!!!!!
ダッシュで外に出た
駆け込み下車的な?
「はぁ、はぁ……」
間に合った…!!!!
お兄さん帰ってないかな大丈夫かな
改札へ行く階段を見るとあのお兄さんが立ってた
『はぁ…あっあの!!』
あれ無視?
まさかの人違い?
『あの!!』
「えっ俺?」
この人気づいてなかったのか
「はい…?」
『これ……席に置いてあったので…』
待って大丈夫か私
最後まで話せるか
『お節介だったらすみません…忘れ物、ですか?』
「……あっ財布!!!」
私が財布を出した時
イケメンなお兄さんがめちゃめちゃ笑顔になった
え…かっこいい……
「ありがとうございます…!!!」
『ちょうど駅ついたところで目が覚めて、前の男の人が電車を降りた時に財布を置いてってるの見て、届けようか迷ってたら発車しそうになっちゃってwww 間に合ってよかったです!!』
ずっと見てたって悟られないかな…w
「あっありがとうございます…!本当に!」
すごい感謝された
からまあ良かった、かな
II.
『ただいま~』
今日も夜までバイトだったし本当疲れた
でもまあ、
『めっちゃあの人イケメンだったよな…』
はっきり覚えてる
めっちゃイケメンだった
かっこよかったな~…
ピロン
ん
あ、雛
『どうせあのことでしょ…』
雛からLIN〇Eが来た
内容なんてわかってる
雛
やばかったんだけど?!?!?!
やっぱり。
雛
めっちゃかっこよかったししんどいほんとにやばいもうやばい待ってほんとに
雛は歌い手?のEveさん?って人が好きらしくて
今日はその人のライブだったんだって。
夜はどうせうるさいんだろなぁとかは思ってたけど
やっぱうるさいw
雛
めっちゃ目あったの!!ほんとに!!!!
雛
ファンサももらったの!!!やばいんだけど??!
まだまだうるさくなりそうね
III.
雛
聞いてよ!!!!
あみ
んー
雛
関係者席近くてSouくんも見えたの!!!!!!!!!!!
Souくん?
あみ
だれ?
あーーーあの人かな
あみ
あーーーいぶそうのひと?
雛
そそそ!!もうやばくてやばくて、めちゃ可愛かったしEveくんやっぱりしんどい(;;
なんか雛が楽しそうでなによりだね
Eveさん?とSouさん?って
雛の話では聞くけどどんな人なんだろ…
雛
あみもハマってよ~!!!
あみ
そう言われてもなぁ…
なにかに熱中するのは楽しいかもしれないけど
大学のレポートとかバイトとかで頭いっぱいだしハマる余裕が…
雛
どうせハマる余裕ないとか思ってるんでしょ
んえ、バレた
あみ
だってないじゃん
雛
え~…
そういわれても…
雛
あっ、
あみ
ん?
雛
電車来た!!ちょ、後でまた連絡するわ!!
あみ
んー
あとから雛から連絡が来たけど
とにかくかっこよかったらしいです
wwww
雛がこんなハマるってどんな人なんだろ
IV.
結局あのあと雛から連絡なくて
まあきっと寝たんだろうね
それで私も寝て今日はバイトなんだけど…
『あっ莉奈さん!お久しぶりです!』
莉奈「ん?あっあみちゃん!久しぶり!!」
めちゃめちゃ久しぶりに莉奈さんがバイト来てました(;;)
あ、莉奈さんっていうのは私より1つ上のバイト先も大学も同じ先輩。
可愛いしスタイルいいし本当憧れ
しばらく見ない間にまた可愛くなってる
店長「あっ竹本さんは裏で仕事頼むね、川本さんはこっちお願い」
『わかりました~』
莉奈「はい!」
飲食店なんだけど、莉奈さんいつもはホール担当なのに今日は裏
ホールはいつも笑顔で好評だったのに
なんかあるのかな、
バイトリーダー「川本さん~こっち!!」
『あっはい!』
あとから聞ければ…!
V.
『ふぇ疲れた』
休憩中です
めちゃめちゃ疲れた
しかも休憩室一人しかいないんだが!!
これはチャンス…!!!
ということで昨日見逃したゲーム実況を見ることにしました。
・
・
『あっははwwwwwwwwさすが面白いwwwwwwwwってあ、もう終わりか…』
好きなもの見てると時間って本当あっという間だよね
次何見ようかな~って関連動画漁ってたら
『歌ってみた…』
歌ってみたというものを発見した
まさかこれが雛の好きなあの…あれか(出てこない)
よく見ると関連動画のしたの方は歌ってみただらけだった
なんだこれ…
莉奈「あみちゃんも興味あるんだね」
『わっ!!びっくりした後ろから話しかけないでくださいよ~w』
休憩に入った莉奈さんが後ろから話しかけてきました怖かった
莉奈「ごめんごめんwwwwww歌い手興味あるんだな~と思ってw」
『あ、歌ってみたってやつですか?』
莉奈「そうそう!その言い方だとそんなに知らない感じ?」
『いま関連動画にたまたまあって!なんだこれって思ってたとこなんです』
莉奈「あーそゆこと。ちょっと見せて」
そういうと莉奈さんは私の携帯を覗いた
莉奈「あっ…。」
『え?』
一瞬莉奈さんの顔が曇った気がする
莉奈「あっいやなんでもない!このSouっていうひとオススメだよ、」
莉奈さんが指さした方向を見ると
『歌ってみた…Sou…?』
Sou…どっかで聞いたことある
『…あ。Souさん』
莉奈「え、知ってるの?」
『あっ私の友達がEveさんって人が好きらしくて、昨日ライブでSouさん関係者席にいたみたいなこと言ってたからその人かなって』
莉奈「えっ昨日のライブ…」
???
『どうかされましたか?』
莉奈「…ううん!なんでもない、ライブか~いいね!Souくんはおすすめだよ~」
そんなに莉奈さんおすすめするのか
『そんなにおすすめですか!なら聞いてみたいですね~』
莉奈「えっじゃあ今聞こうよ!」
まじか
VI.
『え…好き…』
莉奈「どうだった?」
ちょっと想像超えてて自分でもニヤニヤしてる
『めちゃめちゃタイプの声です…やば……』
莉奈「あっははwwwwなら良かったwwwwwwww」
『めちゃいいですね!他のも聴きたいです!なんかオススメないんですか?』
莉奈「おすすめかぁ、んーそうだな…」
莉奈さんのオススメの曲聞いてみたいよね
Souさんか…声超好き
『…あ、Eveさん…ロキ?』
画面をスクロールするとロキという曲が出てきた
これ確か雛がめっちゃわーわー言ってたやつだ
EveさんとSouさん…?
『ロキ…これなんですか?』
莉奈「えっ?えーっと…あーロキ!ロキはね~Eveって人とSouって人のコラボ!」
『Eveさんて雛が好きな人か…これ聴いてみてもいいですか?』
莉奈「もちろん!聴いてみて~」
またまた莉奈さんに勧められて聴いてみることに。
VII.
『どっちがどっちだ………』
1番が終わりまして
どっちがEveさんでどっちがSouさんなのかわかりません
莉奈「あっははwwww最初はみんなそうだよね~ww低い方がEveくん!高い方がSouくん!最初に言っとけばよかったなごめんね」
『あ、いえ!ありがとうございます!』
莉奈さん優しく教えてくれました(;;)
改めて聴いてみることに。
・
・
『え、好き』
莉奈「ほんとに!それは良かった!」
『Eveさん物凄く素敵な声ですね…雛がハマるのも無理ない…』
莉奈「お、Eveリスナーデビューかな?」
『あっでも!』
でもなんか…
『どっちも凄く素敵な声だけど、どちらかというとSouさん派かもしれないです…』
莉奈「Souナーさんか!いいね~いつかライブ一緒に行ったりしてみたいね」
『えー楽しそうですね!Souさん、か…』
莉奈「SouさんじゃなくてSouくんでいいんじゃない?wあみちゃんのひとつ上だよ、私と同い年」
『そうなんですか?!』
無駄に親近感湧くよねうん
『Souくん…か。』
すごい良い人知れちゃった
『莉奈さんSouくんのこと好きなんですか?』
莉奈「えっえ?いや…!私はEveくんの方が好きかな~って感じ。でもSouくんも良いよね!」
『そうなんですね!あのよかったらSouくんの他のおすすめとか教えてもらえませんか?』
莉奈「えっ全然教える!ん~とね、まずは…」
ガチャ
店長「盛り上がってるところ申し訳ないけど、莉奈そろそろ戻ってもらえると助かる」
莉奈「あっもうそんな時間か…戻ります!」
『あ、わたしも!』
莉奈「あみちゃんあとでLI○Eするわ!」
『ありがとうございます!』
めちゃめちゃいい先輩過ぎませんか
VIII.
『莉奈先輩~泣』
莉奈「えっどしたの!何で泣いてるの」
『あの…グズッ…あ…の』
_____________________10分前
莉奈
これ!!!これはかなりやばいとおもう…
バイトが終わって今は家
莉奈先輩がSouくんのオススメ曲のURL送ってくれました
『こころ…ゆえし?』
なんだこれは
漢字が…読めない…
紗奈
これなんて読むんですか(;;
:#85E249)
莉奈
こころなし!聴いてみて~◎
こころなし…心做し…
聞いてみよ
ここで軽率に聞いた私が馬鹿だった
感情こもりすぎ声どストライクすぎむり泣くやんこんなの
てことで今
『心做し良すぎませんか(;;)グズッ』
莉奈「えっあ、ほんとに!良かった~」
いやこれ…
これSouくん半端ないって、
こんな歌い方出来る?普通
莉奈「大迫?」
『えっなんで聞こえてるんですか!(;;)』
莉奈「いや声に出してたからwwwそんなにハマってくれたか~なんか嬉しいわ」
『好きです莉奈先輩(;;)』
莉奈「今の文章だと私の事好きみたいになるわSouくんのことでしょwwww」
『Souくんも莉奈先輩も大好きです(;;)』
莉奈「あっははwwwwwwwやった~!ww」
なにこの人天使なの
『Souくんか…いいですね本当に』
莉奈「青い鳥フォローした?」
『え?してないです』
莉奈「歌い手ってもうネットだからフォローした方が面白いかも」
『フォローしてきます(真顔)』
Souくん…ね
『Sou…あっこれか!え、これですか?』
莉奈「え?わかんないにこにこそうってやつ」
これだ
『フォロワー多?!』
莉奈「まあ人気だからねww」
こんな人気なのか凄いなやば
『凄い…』
IX.
『えっ先輩あの』
莉奈「ん?」
『あのこれってリア垢じゃない方がいいですよね、?』
莉奈「えっ」
『いやなんかみんな歌い手用?みたいな感じだから…』
なんかリア垢でリプ送りづらい感じがある
莉奈「あ~~いやリア垢でも全然いいと思うけど、歌い手垢作ってる人も多いかな~って感じ」
『そうなんですね…じゃあ垢作ります!』
てことでアカウント作りました
『えー名前本名でいいですかね(;;)』
莉奈「大丈夫でしょwwww」
名前 : 紗奈
ID : @abcdefg
『出来ました!Souくんフォローっと。あ、Eveさんもフォローしとこ、雛の好きな人だし』
莉奈「よし!じゃあ垢教えて!」
『?!?!』
莉奈「え?はいこれ私の」
そういって先輩は名前とIDを教えてくれた
『これですかね…あっ莉奈ってやつですね!』
莉奈「そ!紗奈ちゃんね~フォロバする」
てことで莉奈先輩と相互なりました
それにしてもSouくん…
かっこいい
通知入れとこ
X.
その後は少し先輩と話してから電話を切った
いい先輩…
ピロン
ん…通知?
青い鳥からの。
「あっ、」
Souくん!!
-----------------------------------------
Sou @Nico_Sou
いぶせんせいとご飯食べてきた~!!
明日お知らせがあります!!
-----------------------------------------
いぶせんせい、、、?
いぶ…あーEveさん?のことかな
やば私にわかの極みじゃんやばやば
明日のお知らせってなんだろう…
私でも見ていいやつなのかな
リプライを送ってみる
-----------------------------------------
紗奈 @abcdefg
返信先:@Nico_Sou
楽しそうですね~明日楽しみにしてます!
-----------------------------------------
場違いじゃないかすごい気になるけど大丈夫かな
リプ欄を見たけど
「大丈夫…っぽい」
よかった。
-----------------------------------------
Eve @oO0Eve
返信先:@Nico_Sou
にやり
-----------------------------------------
Eveさんがそうリプしてた
え、あ、EveさんとSouくんで何かやるのかな
コラボ曲もすごくよかったし、
きっといいものなんだろうなぁ
-----------------------------------------
竹本。 @__________
返信先:@Nico_Sou
にやり
-----------------------------------------
だれだろうこのひと
RTといいねが凄い多いから有名な人、?かな
気になったからアイコンをタップしてみた
「ギター…ハモり…女…?」
どうやら女の方で、主にEveさんのライブでギターとハモりをしている人?らしい
女のギタリストさんかぁ
かっこいいね
明日のお知らせこの人も関わってるのかな
ん~とりあえず楽しみ
XI.
次の日の夜
『ぬえっ?!えっえ?!』
なんと告知というのが
-----------------------------------------
@Nico_Sou
いぶそうツーマン追加公演決定!!
みんな遊びに来て~~!
-----------------------------------------
えっえっと…え、
ら、らいぶだよね?
え…えっと…え、、、
-----------------------------------------
@oO0Eve
いぶそうツーマンまたするよ~来てね◎
-----------------------------------------
え………
-----------------------------------------
@guitar_soro_
またギターやりま~!
みんな来てください!!
-----------------------------------------
えっと…
これ応募していいのかな、8月…
バイト入れなきゃいい話だよね、
応募…でも1人心細い…
あっ莉奈先輩!!
紗奈
莉奈先輩!!いぶそうツーマン一緒に行きませんか…?
すぐに既読がついた
莉奈
ツーマン?ああ、その日ちょっと予定があって…泣
莉奈先輩行けないのかぁ……
紗奈
あっそうなんですね!わかりました~!
1人で応募するか
URLぽち
『…いーぷらす…とは』
何もわかりません
−−−−−−−−−−−−−−−−−
3.Que diriez-vous d'un bonbon?
※腐女子ホイホイ
※腐女子の妄想から参考
※鼻血ビュゥウウ
菜々
頭のいい少女、まふまふとは恋人の関係でもある。
まふまふ
自称「何でも屋」、菜々とは恋人の関係。
好きなアニメは「ごちうさ」と「きんモザ」
I.
「ねぇまふ まだ起きてる?」
私がベットの中からとなりにいる
まふに小さい声で言う
「まだ 起きてるよ どうしたの菜々」
まふは眠そうな顔で私を見る
「…全然寝れない」
私は昼寝した事を後悔する
「うーん、しょうがないなぁ」
まふはそう言ってベットから出て
キッチンの方へ行った
(どうしたんだろ)
少し待ってみると、
マグカップを持ったまふが来た
「はい、どーぞ」
まふはそう言って私にマグカップをわたす
「あぁココアだ~!ありがとう」
(私のために作ってくれたんだ 嬉しい)
「これ飲んだら寝れるでしょ?」
「うん!寝れる」
(まふが作ってくれたからいつもより美味しくて甘い気がする)
「あー美味しかったぁ これでよく寝れそう」
「本当? じゃあ、これでもっと眠くなるね」
まふはそう言うと
ちゅっ
「!?」
(今、キスされた…)
「菜々、甘い味する…どう ねむくなった?」
まふは少し照れて言う
(眠くなるどころか、覚めたような……)
まぁいっか
II.
「あーなんか暑いなぁ」
(冷蔵庫になんかあるかも!)
私はキッチンにいって冷蔵庫の中を探す
「あ!ソーダ発見!!」
(あ、でもこれまふのかなぁ?…いいや
飲んじゃお)
ごくごく
「やっぱ うまい」
私は空になったビンをテーブルの上に置く
(あれ、全部飲んだせいか寒くなってきた)
「おーい、菜々なにしてるの~」
(げっ!!まふが来た)
「あー!! 僕のソーダ飲んじゃったのー!?」
まふが空っぽになったビンを持つ
「ごめんなさい」
(おかげでめっちゃ寒いです)
ぶるぶる
「…菜々、寒いの?」
(バレたか…でも心配かけたくないからなー)
「全然寒くないよ、大丈b「うそでしょ!」
ぎゅぅ
「ちょ、まふ 苦しいよ」
まふが私を抱きしめる
「ほら、こんなに冷たい」
(まふの体、温かくて気持ちいなって、えっ?!)
まふが私をソファに押し倒した
「じゃあ、次はお仕置きね」
まふは笑顔で私に言う
「え!なっなんで!?」
(急にドS?!)
「なんでって菜々が僕のソーダ
飲んだからでしょ」
(そうでした…)
ちゅ
軽いキスと思ったらまふの舌が
私の口の中に入っていって
「んぁ…ちょ…まぁ…ふぅんぅ」
「誘ってるの?」
そう言ってまふは私をベットに連れて行く
この後、まふから
甘いお仕置きをくらいました。
III.
まふside
今日は菜々に_を飲ませよう!!
普通に頼んでも飲んでくれなさそうだからなぁ
そうだ! いい事思いついた!!
「菜々、ちょっとこっち来て」
まふはキッチンから菜々を呼ぶ
「どーした?」
何も知らないまま菜々はキッチンに来る
「ジャジャーン!!」
そう言ってまふは_とは関係のない
ボトルに入れた_を菜々にわたす
(これで中身が_だってわからないだろう)
まふの顔がにやける
「なんで、にやけてんの?」
菜々はまふを少し疑いながら言う
「いっいや、にやけてなんてないよ~いいから
早く飲んで僕の特性ジュース!!(大嘘)」
「わ、分かった…」
菜々はしぶしぶ_を飲む
「んっ!?」
「…………ま、まぁふぅ、こ、これなぁに」
(菜々えろすぎる 何その顔と声)
「これは、僕と君が気持ち良くなるための
飲み物だよ」
「菜々気持ち良くなりたぁい」
「じゃあベット行こうk「ぎゅ~」
ちょ、菜々?!」
菜々からまふに抱きついた
(こんなの反則でしょ!!)
「まふ~ちゅーしよ、ちゅー」
菜々は赤くなった顔でこっちを
上目遣いで見てくる
(可愛い~)
「もう、どうなっても知らないからね」
~二時間後~
「…………あれ?なんでまふと
一緒に寝てるんだっけ?…てか、まふ
顔真っ赤だよ!!どうしたの?!」
菜々は僕の顔を見て首をかしげる
「菜々が可愛いから」
本当は僕からしようと思ったのに…
あんな菜々予想外だった……
「またやろっと」
IV.
「まーふ ♪」
「ど、どうしたの?テンション高いよ」
まふは私を冷たい目で見てくる
「いやーお酒飲みたいなぁと思って
まふも一緒に飲もう♪」
私は冷蔵庫からいろんなお酒を取り出す
「僕は…まだ作業あるし飲まなくていいから」
まふは作業部屋に戻ろうとする
「私と一緒に飲んでくれないんだ…」
私はまふの腕をつかむ
(どうだ、このぶりっ子攻撃)
「えーもう、しかたないなぁ少しだけだから」
まふはそう言うと
私が座っていたソファに座った
(よしっひっかかかった♪)
「飲も飲も♪どれがいいかな?まずは
ビールでいいよね」
私はまふにビールをわたす
「あ、ありがと…」
あまりのりきじゃなさそうにまふは言った
~一時間後~
「菜々~作業が辛いよ~(泣)」
(あれ?まふ急に泣きだした?! もしかして、
もう酔っちゃった⁇)
「菜々~よしよしぃしてぇ」
(まふがこんなに甘えてる かわいいなぁ)
「よしよし、よく頑張ったね」
私はまふの頭をなでた
(まふの髪の毛思ってたよリサラサラしてる)
「かわいい………………っ?!」
私の手をまふが急に、握ってきて
「…かわいいって言うな」
まふが私を見つめながら言うとそのまま
腕を引っ張って押し倒された
ちゅ
私の顔が赤くなっていくって分かるぐらい
体が熱くなって
(私もお酒飲んだから、かな)
「菜々の方がやっぱりかわいい」
そう言われてまた、まふから
甘い唇を重ねられる
V.
ピーンポーン
「あれ、誰だろ? 」
私は玄関に向かう
はーいと言いながら扉を開ける
「まーふくん!遊び来たよ~
………って君、誰?!」
(いや、あなたが誰ですか?)
「えっとーまふまふと付き合ってる者、です」
(答え方、全然わかんないけど伝わったかな)
「えぇ!!まふくんの彼女?! あっ!
それは始めまして、天月ですっ」
(あっあの天月さん?!)
「はっ始めまして菜々です」
(こんな近くに天月さんが、緊張するな~)
「菜々ー誰だった?って天月君じゃん
どーしたの?」
「どーしたの じゃないでしょ!
連絡したじゃん!今日まふ君家行くって」
天月は少し怒った様子でまふに言った
「あれっ、そうだっけ?」
(まふ、忘れてたのか…)
「ごめん、ごめん とりあえずあがって」
笑いながらまふは天月を家にあがらせる
「おじゃましまーす」
「私、飲み物持って来ますね」
私がキッチンへ向かおうとすると
「あ、大丈夫ですよ買って来ましたから
みんなで飲みましょ」
そう言って天月はコーラをテーブルの上に置く
「ありがとうございます!」
「いえいえ」
天月side
(菜々ちゃん めっちゃ可愛いじゃん
まふ君が羨ましい)
「菜々ちゃん!」
「はいっ!!何でしょう」
「コーラ、好き?」
「え?!好きですよコーラすごく飲みます!」
菜々は笑顔で言う
「本当?!良かったー」
「………むすぅ」
まふが天月を見つめる、いや 睨んでいる
(あっ、ヤベまふ君めっちゃ怒ってる
菜々ちゃんと喋りすぎた? いや、でもそんな
喋ってない…よね?……)
まふside
(なんだよ あの二人、仲良しそうに
喋っちゃってさ…)
天月がまふを見る
(あっ!天月君と目あった、もう知らないもん)
まふはいつのまにか天月を睨んでたようで
「っげ!!」
天月は思わず声が出る
その声に気づいた菜々もまふを見る
「えっ?!」
菜々もまふの顔を見て声が出る
(菜々に見られたか…)
「…天月君!!」
まふは天月を呼ぶ
「っはい!!!」
天月は怯えた表情で返事をする
「…ごめんけど、帰ってくれないかな」
まふが真剣に天月に言う
「えっえなんで?!」
菜々は目を見開いた
「あーまふ君もう限界かぁ、もうちょっと
菜々ちゃんと話したかったのになー」
天月が少し悔しそうに言う
「いいから、ほら早く 早く!!」
まふは天月の背中を玄関まで押した
「そ、それじゃ菜々ちゃんまたね!
おじゃましました~」
バタン
扉が閉まるとともに僕はリビングまで
菜々の腕を引く
「ま、まふ痛いよ …ねぇ…………っう!!」
そのまま、僕は菜々に抱きつく
「なんで、あんな事したの?」
そう言って僕は菜々を抱きしめる力を
強くする
「…く、苦しいよぉ」
僕の熱い身体は
菜々の言う事なんて聞こえなくて
「…僕、寂しかったんだけど」
菜々に目をあわせる
「僕の事、好きじゃないの?」
菜々の頬が赤く染まっていくのが分かった
「す…好き、です」
(菜々ってほっんとかわいい)
「じゃあ、キスして」
「っは!?」
「僕の事 好きなんでしょ?…ねぇ、して」
まふは菜々に顔を近づけてくる
ちゅ
「……これで いい でしょ」
菜々は照れながら言った
「う~ん…まだ足りないかも」
僕は菜々の耳元で囁いた
菜々side
「う~ん…まだ足りないかも」
まふはもの欲しそうな顔をする
(えっ?!え~それってどういう意味なの?)
「それって、どういう意味?」
「ってか、反省してないでしょ」
(聞いてないし…って)
「は、反省?!」
「ほら、やっぱし~分かってない
……天月君と喋られると、
僕が嫉妬しちゃうの!!」
(あー私と天月さんが喋ったからまふが
嫉妬しちゃうって…………かわいすぎだろ)
「大丈夫だよ、
私が好きなのはまふだけだから」
「じゃあもう一回菜々から
ちゅーしてぎゅー ね」
そう言ってまふは私をベットに連れて行く
「え?!」
「言ったじゃん、足りないって
ほーらはやく」
「んーもうっ」
ちゅ
「はい、これで次はg「ちゅー」っ!!」
ぎゅーって抱きしめる間もなく
まふからキスをされる
「…我慢できなくなっちゃったー」
唇を何回も重ねしだいにキスは深くなっていく
そのまま、まふの唇は私の首筋までいって
吸い付き独占欲にまみれたまふの印がついた
「きれーにできた…」
「…こんな、目立つところに……」
「いいの!菜々に変な男が寄って来ないようにするためのものだから」
「そんなぁ」
「菜々は僕のものだから
僕だけを見てて」
私の顔がほてっていく
「菜々のその顔えろいよ」
まふが私の顔を見ながら微笑む
「…何それ、嬉しくない」
「褒めてるんだよ」
「…嬉しくないもん」
「……ねぇ菜々、甘えてもいい?」
まふはわざと下から上目遣いで私を見てくる
(まふがかわいすぎる)
「…いいよ」
今日はまふが納得いくまで
甘えていいから
VI.
…お風呂あがり
「あー、気持ち良かったー」
私は首にタオルをかけて、洗面所から出る
「あっ、やっと菜々お風呂終わったー
待ってたんだよ」
まふはソファからひょこっと顔をだして
私を見てくる
(かわいい…)
「ごめん、ごめん」
私は冷蔵庫に向かい、牛乳をだして飲みながら
まふの顔を見て微笑む
「……っふふ」
急にまふがニヤニヤし始める
「ど、どうしたの?」
「……おひげ、ついてるよ 菜々 可愛いね」
私は慌てて自分の顔をタオルでふきとる
「あーもうちょっと菜々のおひげ見たかったのに、言わなければ良かった」
私はいっきに頬が赤くなりまふに背を向ける
「ちょっと、そっち向かないでよ
可愛い事は事実なんだから」
(そういう、可愛いとか言うからじゃん!)
「…そんな事言うからでしょ!!」
まだまふに背を向けたまま言う
「…………っえ?!」
まふがいきなり後ろから抱きしめてきた
「菜々が、ずっと僕の方向かないから…」
「だ、だって!」
「だってじゃないよ……あれ?耳赤くなってる
照れてるの?」
まふは、私の耳元で言う
「そ、そんなんじゃないよ」
(照れてるけど…)
「菜々、シャンプーのいい匂いする~」
まふの息が私の首筋にかかってくすぐったい
「く、くすぐったいよ~」
「んふふー知らなーい」
「…でも、まふの方がシャンプーの…
私と同じ匂いする!!」
まふは驚くのと照れてるのと
で顔を赤くして私を見る
「ほ、本当?嬉しい!!菜々と 同じ匂いだー!」
まふはニコニコして言う
「…………てかもう寝ない?」
私があくびしながら言う
「えーもう寝るの?!
……わかった、じゃあベット行こ」
私はまふと一緒にベットへ向かう
私はまふと一緒にベットに入る
「もっと、こっち寄って」
私はまふの方に近づく
「頭、少しあげてくれないかな」
頭をあげるとまふの腕が首の後ろに入る
「…いいよ
腕枕してみたんだけど、どう?」
「い、痛くないの?重くないかな」
「重たくなんてないよ、
もはや気持ちいぐらい」
「…そっか」
「あ、あのさごめんだけどそこで
あんま喋んないで……そこで喋られると
結構ヤバイから」
「あ、ごめんなさい!」
「っう…………だからそこで喋んないで
それとも、わざとやってる?」
まふは少し照れてるような気がした
「ち、違うよ~」
私はまふの胸に顔をうずめる
「こ、こしょばゆいってー」
まふは笑うのを我慢して言う
「ごめん!!」
今度は少し離れて言う
「…いいけど、離れないで」
そう言ってまふの腕を寄せ私をグッと近づける
「ひゃ?!」
「菜々といると落ち着くから」
(私は、落ち着かないけどね!!)
「…あっ!そうだこれから寝る時は
僕が腕枕してあげる!」
「…え?!」
「いいでしょ?
これからもずっと菜々と一緒」
まふと私の距離がもっと近く感じる
……胸が痛くて苦しい
まふ、
「好きだよ」
「…菜々?!
そ、そんな菜々から好きとか
ズルいんですけど……」
ちゅ
(?!)
「菜々から好きって言ってくれたご褒美
どう?嬉しいかった? 顔赤くなってるけど」
私の心臓はまふにも
聞こえるくらい大きな音で動く
「…菜々ドキドキしてる
こんなに近くにいたら、分かっちゃうね」
(は、恥ずかしい……)
「まふもでしょ!!」
私はまふの胸に顔をあてる
(まふだってドキドキしてる)
「どう?僕もドキドキしてた?」
「…うんしてた」
ちゅ
また、まふからキスをされる
「…これでもっとドキドキしよ」
VII.
(あーなんか最近、喉乾くなぁ)
「うるおいが欲しい……」
そう言って私はソファに横になる
(まあ、自分で飲み物取り行けばいいんだけど動くのめんどくさ~)
「……菜々!!」
私を呼んでまふはお茶を口に含ませ
「?!…っん……ぅ!………ぁん」
私の口へと運んでいく
「……どう?うるおった、かな」
まふは赤い顔をしながらも
私の目を見つめてくる
「…えっと……は、はぃ」
(ビックリしすぎて、うるおうどころか乾くんですけど……)
まふはまだ私に顔を近づけてくる
「…も、もういい」
(こんなの恥ずかしすぎて、できないよ、、)
「えーもう終わり? まぁ、いいけど
でもまだ僕が乾いてるんだよね」
「だから?」
「だーかーらっ菜々からしてって事!!」
まふは私を座らせ向かい合わせた
そして、まふは私にお茶が入っている
ペットボトルを渡す
「え!えっ?!」
「お願い…菜々して」
まふが私を見つめる
(そんな可愛い顔されたら……)
「わ、わかったよ~」
まふにもらったお茶を
口に含んでまふの口に移す
「…っふぅ、んぅ……ぁあん…
ふふっ美味しい」
まふは嬉しそうに私に言った
「これで、満足でしょ」
「まだ…次は菜々でもっと
僕を満足にさせて」
VIII.
「まふー!!」
「んーどうした?」
まふはパソコンをしながら言う
「…ねぇこっち見てよ~」
(そう私、菜々は甘えたいのだ!!)
「ちょっと待ってて~」
「もう待ちくたびれたんですけど」
(でもこの通りまふは今全然かまってくれない
例えるなら私が甘いミルクで
まふが苦いコーヒーって感じ)
「ねぇねぇ まふー」
私はまふの肩を揺らす
「今、仕事のメール返すの終わったからっ
ちょっ、あっ!」
バタンッ
私がまふを揺らし過ぎたのか立とうとしたまふは大勢を崩し
私がまふを押し倒すような形になった
「…ご、ごめんっ…………!」
私が謝ってる事も聞かず私の腕をつかんで
動かせない
「……っ…………」
私は腕を動かそうとする
(まふの力強くて全然動かないよ…)
「やっと静かになった…
言っとくけど、僕本当は我慢してたんだから」
「え、なんで?」
「なんでって菜々に飽きられないようにだよ
いっつもイチャイチャしてたら、僕の事好き
じゃなくなっちゃうんじゃないかと思って
…でももう無理、
菜々は僕の事ずっと好きでいてくれる?」
「うん!私はまふの事ずっと好きだよ」
「じゃあ約束しないとねっ」
まふは私の腕を引っ張って
今度はまふが私を押し倒す
「?!」
ちゅ………ちゅ……ちゅ
まふは私の耳や唇、首筋までキスをしてくる
「どう、嬉しい?僕にキスされて
菜々ずっと甘えたかったんでしょ」
「…そうだけど」
「下、さわるよ」
まふは私の返事も待たず
服を脱がしてさわってくる
「…っあ………っ」
「やっぱり濡れてる
菜々かんじやすいもんね」
「…ちょっ、そんな事 っい言わないで」
まふは私にいれてる
手を止めようとはしなくて…
「いいよ今夜は菜々が納得いくまで
甘やかしてあげるから」
IX.
まふside
「………………あ、あああ作業が終わらなななああぁぁぁぁいい!!!!」
まふは叫んでパソコンから離れる
(ハァハァ、頭おかしくなりそうだよ!!!
誰だよ!!こんなに作業ためたやつ!!!
…………あ、僕だ)
「ど、どうしたの?!まふ、大丈夫?!」
心配になったのかまふの叫び声を聞いて
まふの作業部屋まで来た菜々
「…菜々だ!!」
まふは力がぬいてるような声で菜々に言う
「?!」
まふの顔を菜々が見る
目の下はくまがあって顔色も悪いような
気がする と、菜々は思った
まふの作業部屋には沢山のコーヒーの缶やペットボトルの空があちこちに置いてある
「…これ、全部まふ一人で飲んだの⁉」
「うん……あのねいっぱいコーヒー飲んだのに
すっごく眠くて、効果なかった…」
「そりゃそうだよそんなに
たくさん飲んでも コーヒーのカフェインが
体に慣れるだけだよ!!」
菜々は僕の背中をさすりながら言う
「グスン」
「ほらベット行こ!たくさん寝て元気になろ」
「…うん」
僕と菜々はベットに向かう
「あ~やっと寝れるのかぁ」
まふはベットの中に静かに入って横になる
「…じゃあ私なにかまふが
食べれそうな物作ってくるから待ってて」
菜々が部屋から出ようとした時菜々の腕をつかんでいたのは、一瞬の事で
「な、なに⁉」
(ただ、菜々といたいだけ)
「僕、菜々の事待てないよ」
「ちょ、まふっ!!」
そう言って菜々の腕でつかんだままベットの中に入らせる
「なに急に!?」
「急にじゃないよ言ったよ
菜々の事待てないって」
菜々の顔がどんどん赤くなる
「で、でも~」
「でもじゃない、僕と寝るの嫌なの?」
「違うけど…」
「あ!そういえば、菜々腕枕してあげる」
「…は⁉」
「言ったじゃんこれから
菜々と寝る時は僕が腕枕してあげるって、
だから頭ちょっといい?」
菜々は頭を少しあげてくれた
「ありがと
やっぱり菜々は抱き心地いいなぁ」
腕枕だけではなく菜々を僕は抱きしめる
「何それ、私が太ってるって事?」
菜々が僕に怒りぎみに言う
「ち、違うよ~そうじゃなくて
大切な人を抱きしめるのは
気持ちがいいなぁっと思っただけ」
「?!」
菜々の顔がもっと赤くなる
(菜々が照れてるー可愛い)
「…じゃあもう寝ようかな
おやすみなさい菜々」
僕は菜々のおでこにキスをする
X.
「……げほっ、ごほっ」
まふくんが風邪をひきました。
ピピピ ピピピ ピピピ
体温計の音が鳴る
「何度だった?」
「…三十九度だったー」
「え~そんなに、、ヤバイよそれ病院行こ」
「う、うん……」
まふは小さな声で頷く
(あれ、まふって病院嫌いだっけ?)
*病院行きました*
「じゃあ今日はもう寝ないとね」
「えーまだ昼だよ‼」
「病人は時間関係なく
寝てしっかり休まないと」
「はーい………………あ、
菜々もついて来てくれる?」
まふは熱でほてった顔をして私を見つめる
(あざといその顔)
「う~、いいよ」
まふはやったーと喜んで私の服の袖を掴みながらベットに連れて行く
(なんか背中は大きくて男らしいけど
袖を掴んできたり、子どもっぽくてそういう所がかわいいんだよな)
「…よいしょっとー」
まふがベットに座る
「あ、まだ寝ないで
薬飲まないと!持って来るね」
「……やだ」
「……飲みたくない」
まふは私の腕を掴んでひきとめた
(あああぁぁ~!!まふがかわいいよぉ~
まふって風邪ひいたらこんなに、
かわいくなるの?!いつもかわいいけど)
「えーででも薬飲まないと治らないよ」
私は薬と水の入ったコップを持ってまふ
にすすめる
「薬は、菜々で充分で~す」
まふはそう言って私を引きつけて抱きつく
まふの体温が伝わって自分まで熱がでてしまうほど……
「あ、熱いよ~まふ熱上がってるんじゃない」
「上がってるかも、でも
それは菜々にドキドキしてるから」
「風邪、うつしちゃったらゴメンね」
まふは少し笑って言うと
お互いの唇を重ねた
XI.
いたい
菜々は女の子の日がきてしまいました
お腹がいたい
つらいよ
私は今、ソファに横になって固まってます
「…うぅ……おぉ」
(あまりの痛さに唸ってしまうんだが)
「菜々ーどうしたの?」
まふは私の固まっている姿を見る
「だ、大丈夫?!」
「……お腹がぁ、いたい」
「お腹?……………はっ‼」
(まふ分かったかな)
「ちょっと待ってて!」
まふはそう言うとキッチンへ向かう
(なんだろー)
「はいっこれ飲んで」
まふは私にスープの入ったカップを渡す
「なんで、スープ?」
「あのね女の子の日でお腹が痛い時は身体を
温かくするのがいいんだって」
「そうなんだ~初めて知った」
「前も菜々が痛がってる時僕何も出来なくて
だから菜々の力になりたかったんだ」
(本当にまふは優しいまさしく天使だ)
「あぁ美味しいーこれまふが作ってくれたんでしょ」
「うん、そうだよま、まずかった!?」
「違うよ、まふが作ってくれたって思うだけで
すごく嬉しかったの」
ぎゅう
(!?)
まふの大きな身体で私を包み込む
「ど、どうしたの?!」
「言ったでしょ痛い時は身体を温かくするのがいいって
それと僕も嬉しくなったから」
まふは少し照れながら言う
「温めてくれてありがとう」
「いいよ今は菜々がいいって言うまで
ずっとこうして温めてあげるから」
(なんならこのままでいたい)
XII.
「…………ふぁ~、もう朝かぁ」
私は目を開けると時計は八時をさしていて
となりにはまだ寝ているまふがいる
(まふの寝顔可愛いなぁ)
「…ん………くうぁ」
まふは欠伸をしながら目を開け私を見る
「…何それ……朝から僕の事誘ってんの?」
そう言うとまふは私の頭の上にある耳を……
ん?あたまのうえ??
「こーんな猫耳つけちゃってさ」
(ね、猫耳?!そんなのつけてないし)
私は頭の上を触ってみると
「………ウソでしょ」
ついてました
「え、なにじゃあ菜々は
何も知らないんだね」
「うん」
「てか、なんで猫耳はずさないの?」
「知らないよ取れないんだよ‼なんか尻尾までついてるし、うごいてるし…」
「………そっかぁまあでもいいんじゃあない
かわいいし」
「えー」
私が機嫌をそこね頬をふくらませる
「そういう顔もかわいいよ
ねぇ、ねぇねぇ‼写真撮りたい」
「やだ(即答)」
「えーいいでしょ普段猫の近くに寄って写真撮れないんだよ」
「それは、アレルギーだからでしょ」
「うん!だーかーら「やだ‼」えー」
まふはずっと私を見ている
(なんか照れるんですけど…)
「…そ、そんな見ないで」
「触ってもいい?」
まふは私を潤んだ瞳で見つめてくる
(もうそんな目で見られたら…)
「…いいよ」
「やったー」
まふはそっと私の猫耳を触る
「ふん、あっうぅ」
「どうしたの?そんな声出して菜々って耳弱いよね」
(そんな触り方されたら声出ちゃうよ)
今度は猫耳を甘噛みしてくる
「そ、そんな事、はぁ、ん、ぁなぁいもぉん」
(まふのいじわる…)
「そんな声出してるのもかわいいよ菜々」
まふside
(え~なんなんだよぉ菜々がかわいすぎる
よりによって僕が大好きな猫の耳つけてくるなんて…僕の理性がもたないよ)
そう思った僕は、いつのまにか
菜々の猫耳を甘噛みしていた
「んっあぁ…ふんぅ」
(全部菜々がかわいいせい)
「…気持ちい?」
バンッ
僕は菜々を押し倒す
「ねぇ‼ちょっ」
菜々が起き上がろうとする
「起き上がろうとしてもダーメ
今、菜々は僕のペットの猫だから
飼い主の言う事、聞いて」
「で、でもまだ朝だからっ⁉はぁふあっぁ…」
僕は菜々の口をふさいでて
「やっと静かになった」
「そ、そりゃあ誰でも舌…いれられたら
黙るよ」
「あのさ、鳴いてくれない?」
「は?!」
「猫の、ほら早く菜々!飼い主のお願い」
「え、え~
……にゃ、ニャー」
(あぁかわいい~‼自分で頼んだんだけど
予想以上だよ!!!!)
僕は自分の赤くなった顔を隠す
「もーなんでまふが顔隠すの⁈
普通逆でしょ!」
「ごめん、ごめん
てかさぁ最後までしたくなっちゃったんだけど…」
「…どーせやだって言ってもダメなんでしょ」
「せーかい」
「……いいよ」
僕は菜々の尻尾を指でなぞる
「はぁ、ん、そこ、だ、ダメッ」
「うそ……本当は気持ちいんでしょ
足、開いて…
今度は指で気持ち良くさせてあげる」
僕は菜々の服を脱がせる
(もう菜々、びしょびしょこんなに感じちゃって、かわいい)
「菜々、えっちーおとするのはこういう事もっとされたいから?」
「そんな、んっい、言わないっ…で」
「………もういれていいかな」
返事も聞かないまま
菜々の中に僕のがゆっくり入っていく
「ねぇそんなに、しめつけないで…んっあぁ
菜々の中、とろとろで気持ちい」
「んっあ、あぁ、うぅあんっ…」
菜々の甘い声が部屋に響いて
どんどん僕と菜々の息が荒くなっていく
身体は熱くなるばかりだった
「……菜々、中にだしていい?」
−−−−−−−−−−−−−−−−
end.