ところがそんなある日、スバルがティアナにある提案をする。
「ごめーんティアー♪待った?」
「待ったわよ!約束の時間は何時?!」
「うっ‥10時‥だったかな‥」
「そうね‥それで今は何時?」
「あー‥アハハハ‥12時だね!道理で御腹が、空くと思っ‥イタタタタ!イタヒよティア~」
人の顔がそこまでのびるのかというほどに彼女、ティアナランスターは恋人、スバルナカジマの顔をつねり上げた。
「全く‥また、緊急?」
そう。ティアナが問い掛ける通り、
彼女、スバルナカジマは災害救助隊のエースであり、例え、非番であったとしても、何か事故が起きれば、休日関係無しに出動となる。
大変なお仕事だ。
それでもスバルはその仕事が大好きであったし、誇りも持っていた。
勿論、ティアナもそんな彼女を応援している。
だが‥。
「んーん。寝坊」
これである。
空いていた、もう片方の頬も伸びる事になるのも仕方ない。
「ひえーん!許ひてティア~~!」
こうして、今日もスバルの泣き声が響き渡るのも仕方ない事なのだ。
これが二人の日常である。
「‥ぁっ‥んっ‥スバ‥ルゥ‥」
息も絶え絶えなティアナの呼掛けに耳を貸さず、彼女、スバルナカジマは茂みを掻き分け、その奥の蕾を指で拡げながら、その奥の壁を擦っていく。
その彼女の瞳は金色に輝いていた。
そう。所謂戦闘機人モードである。
彼女、スバルナカジマは人間ではない。戦闘機人、所謂サイボーグと呼ばれる類の者だ。
彼女は人間モードと戦闘機人モードを自由自在に使い分ける事ができる。
そして、戦闘機人モードの彼女は、じっくりと目前の秘密の蕾を観察する。
そしてその目は時折、ヒクヒクと小さく震える、場所を見逃さない。
好機とばかりに、その震えた箇所をスバルは繊細に擦りあげる。
「あっ?!アーーーーっ!?」
それを受けて、ティアナは達した。
スバルの人間離れした観察眼にかかれば、ティアナの感じやすい部分、また、攻めて欲しい場所を看破することなぞ、造作もない事なのだ。
才能の無駄遣いとは正にこの事だろう。
プシュッと飛沫をあげて、ティアナはベッドに身を預ける。
心地好い倦怠感と疲労感に身を任せて、寝てしまいたい衝動に狩られるが、せっかくの恋人との逢瀬を寝て消費するのは勿体無い。
ムワッとする湿度を持った女、いや、雌の匂いが、彼女の羞恥心を煽る。
何とか、身を起こそうとするが、それは叶わなかった。
スバルが抱きつくように、押し倒してきたからだ。
ちょっ‥
抗議の声をあげるよりも早く、簡単に押し倒され、馬乗りになられてしまう。
見れば、スバルがアヒル口で、微笑みながら、ティアナの胸を鷲づかみで、揉み続けていた。
「エッヘッヘ~♪ティアのおっぱいは相変わらず、揉み心地が良いですなあ♪」
乱雑に揉まれながら、幸せそうな顔をする恋人に諦念の感情をおぼえながら、ティアナは抵抗をやめ、両腕を投げ出す。
「‥まだ‥するの?」
「もち♪てか、次は攻守交替ね♪」
「そうね‥」
疲労感はあるけれど、イカされっぱなしは確かに癪にさわる。
スバルが油断したのを見計らい、私はスバルの両脇に足を引っ掛け後ろに引きずり倒す。
その勢いで腹筋を使って、私も上半身を起こす。
スバルの下着は既に剥いでいたので、私の目の前には、スバルの花弁が口を開けていた。
「何だ‥もう濡れ濡れじゃない‥」
「うう‥だって‥ティアのエッチな匂い嗅いだら、我慢出来なくなっちゃって‥」
「‥変態」
「異義あり!」
「却下」
スバルの抗議を私は切り捨てる。
スバルが羞恥に頬を染めて、私を涙目で睨んでくる。
やれやれ‥
「スバル‥」
「なあに?ティア?」
「好きよ‥」
瞬間で、スバルの顔が沸騰する。
ひと言。ひと言‥そう伝えて、私はスバルの花弁に顔を埋めた。
「あっ‥?!アアアアアアア!ティアっ!?それはズルいよ~!」
スバルは一瞬で潮を拭いた。
「うう‥ティアに好きって言われると、気持ちよくて、ガードが下がっちゃう‥」
「‥ねえ?‥ティア?」
一先ずの休憩で、私が栄養ドリンクを飲んでいると、スバルが真面目な顔で声を掛けてきた。
「ん~?」
「私‥生やした方が、良い?」
「ブーッ!?」
「は、ははは‥生やすって何を?!」
「だからナニを‥」
「あんたは一体何を言っているのよ‥」
「私達ってバージンじゃん?」
「そうね」
そう。私達はまだ処女である。
アソコを弄る時もお互いの膜は傷つけないように気をつけている。
「‥トーレとクアットロがね‥それは女の幸せを捨ててるって言うんだ‥」
あの二人か‥。どうせ、いつものようにスバルをからかってるだけだろう。
「それで、何であんたが生やすって話しになるのよ‥?」
「あたしはともかくさ‥ティアには幸せになってほしいし‥でも‥ティアが男‥ううん。他の人と肌を重ねるのは嫌だ!嫌なんだ‥!ごめん‥ごめんね‥!ティア‥!自分勝手でごめん‥!」
と、スバルはボロボロと大粒の涙を流し泣きじゃくる。
「‥この、バカ‥スバル‥」
と、私は軽くスバルの頬に拳を当てる。
スバルはキョトンと、頬に拳をめり込ませながら、首を傾げる。
ああ‥もうっ!可愛いわねっ!
「先ず、何で自分はともかく‥なのよ?」
「だって‥あたしはロボットだし‥マシーンだし‥ダダッダーだし‥」
「ほんと‥バカ‥」
「アンタを置いて、私一人で幸せになれるわけないでしょ‥?‥アンタがいないと、私は幸せになれないのよ‥」
柄にもなく恥ずかしいことを言っている。
私は俯き、熱くなった顔を隠す。
「それに‥ウーノに相談したら、生やす事は可能だって‥」
ウーノ迄‥何を考えているのだ。
「とりあえず、生やすのはやめて‥」
「良いの?本当に‥?あ、あはは‥実は少し、怖かったんだあ‥やっぱり‥アレが生えるって‥興味は少しあったけど‥ちょっと怖かったんだ‥」
「バカスバル‥」
「アンタはそのままでいいのよ‥そのままのアンタが私は好き‥寝坊して久久のデートにも大遅刻してきて、アホな事考えて、勝手に不安になって、泣きべそかいて‥そんなロボットがいる?マシーンがいる?そんなダダッダーがいる?そんな誰よりも人間らしいアンタが、私は大好きよ‥」
そして私は優しくスバルの頭を抱き寄せた。
彼女の不安に揺れる瞳を覗き込みながら、私は スバルの唇に唇を重ねた。
とりあえず、トーレとクアットロにはブレイカーを食らわせる事を決意しながら。
とりあえず、今日は宿泊ね。
と、時計を見ながら、ひとりごちた。無論、代金はスバル持ちだ。
読んで頂きありがとうございますm(__)m
お分かりの通り、タイトルの出オチ。
初百合作品(///ω///)♪
続かない。
思い付きの一発モノ。
ネタが解る人は作者と同世代。
間違い無い。