※この作品はR-18です。

鹿屋基地の物書き提督と艦娘の日常   作:hayao@鹿屋提督

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次、いつ投稿できるかわからないので、暇がある時にガンガン上げてしまおう作戦()
というわけで新春2本目の投稿です。


6:鹿鎮の秘書艦事情

 

【秘書艦の日誌】

 

○/xx 担当:五月雨

 

本日も特に滞りなく執務を終えて艦隊運用を終了。

着任してそろそろ半年と少しが経ちましたが、

提督の表情が着任時からよくなるようなことはないようです。

私達が何かしたのかとも考えたりしますが、

あの人はそういうことで悩んでいたりとかそういうことではない気もします。

そう言えばよく夢で見るんですけれど、

提督によく似た人が海に立って私たちに刃を向けている光景。

その夢の中で私たちはその人に向かって何かを叫んでいるんです。

何て言ってたかまでは覚えてないんですが、その夢の中で私は泣いてるんです。

......何でなんでしょう、その光景を思い出すと、胸がとても痛くなるんです。

 

提督からの一言

 

本日もお疲れさまでした。

私の顔色が優れないように見えるのは、

それは常に油断しないように心がけているからでしょう。

そのやや剣呑な雰囲気が貴女にはそう見えたのかもしれません。

私は今も昔もこんな鉄面皮なので殊更でしょうか。

それと夢の件ですが、仮に私が居なくなったとしても、

今の貴女方なら問題はないでしょう。

練度も日進月歩向上していますし、何より私の艦隊ですから、

後任が余程の阿呆でもない限りは大丈夫なはずです。

何はともあれ、これからもよろしくお願いします。

 

 

○/x△ 担当:千歳

 

本日の担当は千歳でお送りいたします。

本日は現在進行中の南方での作戦を決行。結果は無事攻略し、

次の海域攻略への目途が立ちそうです。

そこそこ大掛かりな作戦だったので、

艦隊に全体休暇が与えられるかもしれませんね。

あ、もうこんな時間ですか。

これから提督と鳳翔さんのお店に行ってきます。ウフフ♪

 

提督からの一言

 

先日の無言の訴えからそういう機会が増えましたね。

以前は執務中であろうが構わず私に1杯進めてきていたのが、

今では我が艦隊の主力ですか。

時間というのは進みが早くていけませんね。

この半年、様々なことがありましたね。

私としては楽しかったような、苦しかったような時間でしたが、

貴女方がその時間の中で暫しの安寧を見出せているのなら、

これ以上の誉れはないものと思います。

ともあれ、これからも期待しています。

 

 

○/x□ 担当:五十鈴

 

今日は私が担当したのだけれど、

あの馬鹿、また天龍達と道場で執務をサボってたわ。

私が秘書艦の時にいい度胸してるじゃない?

.....まあ、その手腕自体は山本提督にも似通ったものがある気がするから

大目に見て上げるけれど。

それにしても提督の身体能力は一軍人にしては随分と高いようね。

縮地が訓練如きで出来るようになるわけがないじゃない。

まあ、私たち艦娘からすれば訓練次第で出来ないことはないとは思うけれど

.....私もやってみようかしら。

 

提督からの一言

 

縮地というのは、端的に言ってしまえば少ない歩数で

相手の懐に入り込む技術のことです。

相手に対して何らかのフェイントをかまして行うのが最も簡単な方法で、

貴女には合っているかもしれません。

天龍や木曽などの良くも悪くも真直ぐな子らはそういう小競り合いを好みませんから、

単純に速度だけでやってのけれるのかもしれません。

先日も言ったような気がしますが、

貴女には対空や対潜などで大きくお世話になっております。

出来ることならしっかりと体を休めて、次の出撃に備えて頂きたく思います。

 

 

○/x◇ 担当:衣笠

 

はーい!今日は衣笠さんが秘書艦として頑張りました!

執務中に青葉が提督の写真を撮って逃げて行ったので追いかけようとしたら提督に「ほっとけ」と止められたの。

まあ、あとで買い占めておくとしますか。流石青葉大好き[- プレイエリアの外です -]

 

提督からの一言

 

はい、知っています。

私の隠し撮り写真が様々な艦娘たちに高値で取引されているのは知っています。

寧ろ以前に青葉本人から許可の申請書を受理しているので

そのことについては怒っていません。

ですが、最低限のプライバシーの確保くらいはさせていただきたく思います。

隠し撮りによる「提督密着24時」などやられた日には、

いくら私といえど精神注入棒の手入れをせねばならなくなります。

まあ、皆さんも年頃の女の子ですから、

鎮守府唯一の男性である私に興味の矛先が向くのは仕方のないことと存じます。

なので、そこら辺は皆さんの礼節に掛かっているものと思いますし、

皆さんを信用しようと思います。

くれぐれも、私に精神注入棒を振らせないよう、重ねてお願い申し上げます。

 

 

○/xx 担当:赤城

 

本日は一航戦の赤城が秘書艦を務めました。

先日攻略したサブ島沖に続きサーモン海峡周辺の攻略が始まりました。

今作戦では私達、空母が作戦の要になると提督は睨んでおられるようです。

AL方面でもそうですが、

最近姫級などという手ごわい深海棲艦が増えてきた気がします。

提督の指揮を疑うつもりはなくとも、

最悪の場合轟沈してしまう子が出てしまうのではないかと不安になってしまいます。

その事が顔に出ていたのか、提督は

「失うのが怖ければ、結局のところ強くなるしかない」と答えを出してくれました。

今や我が艦隊には千歳さんをはじめとする空母が10隻在籍しており、

それに加えて比叡さんを筆頭に戦艦も充実してきました。

もう、あのミッドウェーとは違うのですね。常日頃から心がけてきましたが、

今日改めて慢心を捨てて修練に励もうと思います。

 

提督からの一言

 

本日の秘書艦お疲れさまでした。

同僚から聞く話だと、他鎮守府の貴女は食いしん坊だの戦闘狂だのと

様々な呼ばれ方をされていますが、

私としてはそれくらい鎮守府が心地いい場所になり得ているのだろうなと

羨ましくも思います。

私から見た貴女は、質実剛健で眉目秀麗な頼もしい存在ですが、

そんな貴女にここまで信頼されていることは

提督冥利に尽きると言っても過言ではないでしょう。

これから先、類を見ないほどの強力な敵が立ちはだかり続けるでしょうが、

私の艦隊、もといあなた達ならきっと乗り越え、

その先にある暁の水平線に勝利を刻んでくれるものと信じています。

お互いに慢心がないよう、日々努めて参りましょう。

 

 

□/○ 担当:比叡

 

比叡!気合!入れてぇ~~~~!秘書艦しました!

 

提督からの一言

 

せめてもっと書いてください。

自信満々で日誌を持ってきたので少し期待した私が愚かでした。

戦果は十二分に稼いでるだけにこの始末なのは本当にガッカリです。

 

 

□/x 担当:摩耶

 

今日はこの摩耶様が秘書艦をしてやったぜ!

朝起きんのがいちいち辛いけど、実際に始まってしまえばなんて事ねぇもんだよなぁ。

ツウか昨日の比叡の日誌.....これは提督キレていいだろ。

あ、そう言えば最近天龍と木曽と夜に鳳翔さんの店に行く時に見たんだけどよ、

夕立と時雨が提督の部屋に窓開けて入ってたぞ。

アタシたちを信用してくれてんのは嬉しいけどよぉ、

せめて自分ン家の鍵くらいは掛けとけよぉ?

 

提督からの一言

 

貴重な情報提供、感謝いたします。

私自身貴女たちのことは信用していますが、家を出る前に戸締りはしています。

それにも拘らず、日に日に洗濯前の下着が無くなっていくので

頭を抱えていた次第です。

これを書き終えた後にあのワンコ共を呼び出して

営倉にぶち込んでやろうかと思います。

流石に窃盗という犯罪を放任しておくわけにはいきません。

 

P.S

 

始めは体罰として手足を拘束した状態で精神注入棒で焼きを入れていたのですが、

次第に彼女達が興奮したように息を荒げだしたので

海岸に顔だけ出させて埋めてきました。

懲罰期間は1週間ですので、見かけても助けたり餌を上げたりしないでください。

私の写真も同様です。というより私に関する品物を一切与えないでください。

違反者から彼女たちと同様の処分を科します。

 

 

□/△ 担当:川内

 

今日は私、川内が秘書艦として頑張ったよー!

それにしても秘書艦の仕事とはいえこの日誌って書くの面倒くさいよねぇ。

夜戦がある訳でもないし、平和な日だった時に書くネタがないってのが一番辛い!

そう言えば掲示板の張り出し見て知ったんだけど、

夕立と時雨が本当に浜に埋まってんの。

埋めたのが昨日の晩だとして、今朝見たのが埋めてから8時間くらいになるのかな?

アレは相当堪えてたね。ご飯が食えないことって言うより、

単純に提督分足りないって感じで干からびそうになってた。

そのせいか、私を見たあの子たちの開口一番が

「提督のシコッティ頂戴!!!」だもん。

もう笑っちゃうよね。私だって持ってないよそんなもん。

もう面白いからさ、執務室に行く前にあの子たちの前で

提督のブロマイドを見てどんなのか実況までしちゃったよ。

夜戦もいいけど、こういうのもいいよね!この後も行って揶揄ってやろうっと♪

 

提督からの一言

 

確かに私の写真を見せるなとは書いたし張り出しました。

でもまさかそれを逆手にとってワンコ共をイジメるとは思いもしませんでした。

前に一度何故夜戦が好きなのか聞いたときに、

「だって空母とかを一方的に攻撃できるんだよ?」

とあっけらかんと言ってのけたあたりから薄々勘付いてはいましたが、

貴女も大概性格悪いですね。私は好きですよ。

 

 

□/□ 担当:木曽

 

今日は俺、木曽が秘書艦をしたぜ。

執務は滞りなく進み、

1500頃に摩耶と天龍が差し入れを持ってきてくれたんで一緒に喫煙所で一服入れた。

やっぱあそこはいいな。嫌な顔されることなく好きな煙草を吸いながら静かに休める。

ああいう空間は俺たち艦娘にとっては貴重な空間だと俺は思う。

 

提督からの一言

 

本日も1日お疲れさまでした。

執務については貴女の勤勉さが目立ち悠々と進める事が出来ましたね。

摩耶たちが持ってきてくれたティラミス、

アレを作ったのが摩耶本人だということに私は驚きました。

貴女方は仲がよろしいので知っていたかもしれませんが、

私は今までの口調や態度から彼女を誤解していたのかもしれません。

 

 

□/◇ 担当:天龍

 

今日は俺様、天龍が秘書艦を担当したぜ!

いやぁそれにしても昨日の姉御のティラミスは美味かったなぁ!

今日のおやつは、龍田が持ってきたわらび餅を

遠征の報告に来た第六のチビ共と食べた。

やっぱわらび餅はきなこと黒蜜だな。あの程よい甘みと風味がいいんだよなぁ。

第六のチビ共も気に入ってたみたいだし、龍田には後で何か礼をしとかねぇとな。

 

提督からの一言

 

本日もお疲れさまでした。

初期からお世話になっていますが

、出撃から遠征に振り分けてから以前の棘が抜けたみたいですね。

第六の子たちを見ていれば、

遠征の間の貴女が如何に優秀な教官として指導をしているのか分かります。

近々鎮守府近海に輸送船がやって来るのに際し、

駆逐艦と軽巡が主力となる任務があります。

出撃は久しぶりでしょうから、今のうちに以前の勘を取り戻しておくように。

 

 

□/● 担当:村雨

 

はいはーい♪ 村雨の、ちょっといい報告書、読んでみる?

今日は遠征主体で出撃がない日だったわね。

それにしても時雨ちゃんと夕立の2人.....心配で朝に様子を見に行ってみたんだけど、

軽く野生に帰ってるわね。アレは。

埋まってる状況だから顔だけ出して

「グルルルゥ!」って唸ってる姿は滑稽以外の何物でもなかったけど。

滑稽ついでに今日秘書艦だって自慢してたら

夕立が私の手を噛もうとして来て危なかったわ。

あまり揶揄いすぎると可哀そうだからすぐに執務室に行ったけど、

あとに来た五月雨ちゃんがなんか言った後に2人ともすっごい吠えてたけど、

あの子何を言ったのかしら....

 

提督からの一言

 

本日もお疲れさまでした。

夕立と時雨についてですが、半分忘れてましたね。

貴女がこちらに向かう時にすれ違った五月雨が何を言ったか、

私には何となく想像がつく気がします。

高々半年と少しの付き合いですが、あの子は実は結構、腹黒いですよ?

一番近くにいた大人が私や天龍、摩耶などだったせいかもしれませんが、

あの可愛い表情からは想像もつかないことを

日常的に言うことがあるのではないでしょうか?

 

 

□/▲ 担当:涼風

 

ちわーっす!涼風だよー!

五月雨の姉貴は確かに腹黒いよねぇ。埋まってる馬鹿姉貴たちとよく喧嘩してるもん。

理由は大体五月雨の姉貴が提督の初期艦で

その立場を誇示し続けているからみたいだけど、

そんな馬鹿姉貴たちを五月雨の姉貴が鼻で笑いながら煙草の煙を吹きつけた時は

流石に肝が冷えたねぇ。

その後に来た村雨の姉貴があわあわしながら止めてくれなかったらと思うと、

本当に胃が痛いよ。

残されるのが怖くて震えてるアタシと腹抱えて爆笑してる白露の姉貴なんだよ?

如何に絶望的か想像に難くないでしょ!?

 

提督からの一言

 

........ノーコメントで。

まさか白露型の家の中ではそんなことが起こってるとは知りませんでした。

偶に一緒に出撃させる時はお互いに仲良さそうなのに、

アレは全て外向きの顔となると少し怖くなりますね。

五月雨たちには後で私が直接言いますから、

辛くなったらいつでも相談に来てください。

執務室の扉はいつでも開いてますよ。

 

 

□/▽ 担当:涼風

 

提督、本当にありがとう.....

アンタの懐の広さに、アタシの心はやっと平穏を保てそうだよ。

だいたい口火切るのは夕立の姉貴だけど、

それに便乗する形でボソボソ文句言う時雨の姉貴が一番怖いんだ。

アタシも女だけど、ああいう団結を見せられると本当に気が滅入るってもんだよ。

五月雨の姉貴だけなら別に普段から毒づいたりはしないんだけどさ、

あの2人が絡むと本当に怖い。

それに気を回してくれて秘書艦継続にしてくれて本当にありがとう。

 

提督からの一言

 

どういたしまして。

明日の昼頃にワンコたちの様子を見に海岸に行きますが、貴女に無理強いはしません。

もし怖いというのなら暫く庁舎の仮眠室を使ってもらって構いませんし、

他の子の家で外泊してもらっても構いません。

入渠では体と違って心までは直せませんから、無理はしないことです。

 

 

□/▼ 担当:五月雨

 

本日は提督に怒られました。

理由は家に帰ってからの時雨ちゃんと夕立ちゃんとの口論についてでした。

それを砂浜に埋まってる2人と怒られました。死ぬほど悔しいです。

でもその後にあの2人が自分たちが2代目だって言うことを劣等感に感じて

私に絡んでくるってことがわかったので、少しだけ溜飲が下がりました。

涼風と村雨ちゃんには後で謝りにいかないといけませんね。

理由はどうあれ、私たちのせいで辛い思いをさせてたみたいですし。

 

提督からの一言

 

素直に謝ることは年をとると難しくなるものです。

私からすれば些か難しいことを自発的に実行できる貴女を見ていると、

初期艦に選んだ私まで誇らしくなります。

埋まった状態でお預け状態だったせいか、最初は話を聞かなかった2人でしたが、

落ち着いて話し合うことで問題が一先ず解決できてよかったと思います。

後はあなた達が如何に歩み寄れるか、その一点に掛かっています。

もともと仲が良かったあなた達です。きっとすぐに仲良くなれるはずです。

 

 

□/x● 担当:夕立

 

久しぶりの鎮守府っぽい!

ご飯っぽい!提督さんっぽい!お酒っぽい!提督さんの臭いっぽい!

盗んじゃダメっぽいから襲っちゃうっぽい!犯っちゃうっぽい!

子供産んでやるっぽい!これは確定事項っぽい!ぽいぽいぽーい!

 

提督からの一言

 

また埋まりたいか駄犬が。

解放したその日に問題を起こそうとするとは

本来なら解体されても文句が言えないことだ。

全く。真面目に仕事してると思えば頭の中ではこんなことを考えてたのか。

日誌を提出しに来たと思ったらルパンダイブしてきたから

思わずカウンターを食らわせましたよ。

全く......暫く明石に預けてシャカリキの如く働かせてやろうかと思ったわ。

 

 

□/x○ 担当:時雨

 

今日は僕、時雨がお送りするよ。

仕事を頑張る提督は本当に絵になるね.....

いつも見てるよ?

昨日は夕立が提督に迷惑をかけたみたいだね......

あの時は抑えるの大変だったよ。

それにしても提督は自慰とはしないんだね.....

僕は提督と一緒に居るだけでイッちゃいそうなのに。

もう止まらないんだ.......

一緒に居るだけで子宮がキュンキュンしちゃって、

声を掛けてもらえるだけで犬みたいに嬉ションしそうになるし、

肩なんて触られた日にはお股から本気汁駄々洩れさ。

お願いだよ提督.....僕を助けると思って、一度本気で孕ませに来てくれないかい?

もう限界なんだ......早くしないと、流石の僕も夕立みたいに襲っちゃうかもよ?

 

提督からの一言

 

お前もか。

道理でお前たち2人が秘書艦だと執務室の中が栗の花臭いと思ったよ。

仕事中に頻繁にトイレに行くのはそういうことなのか?

いつもは生返事で返してたけど、お前たち万年発情期か何かか.....?

今更貞操を守るとかそんな童貞臭いこと言わないが、

流石にそんな状態で出撃して轟沈されたんじゃ元も子もないので、

明石に鎮静剤を作ってもらうことにします。

支給されてからは定期的に明石から鎮静剤を貰って、しっかり摂取するように。

 

 

□/x△ 担当:由良

 

今日は由良が秘書艦として頑張りました。はい。

南方での作戦も無事終わり、暫くは備蓄資材の回復が主体とのことで

これから暫くは忙しくなりそうだなと思いました。

私も五十鈴姉さん程ではないにしろ古参として、

今の大きく賑やかになった鎮守府に少し思うところがあります。

確かに戦力的にも安定してきて、安定した艦隊運用が出来るようになってきたけど、

提督さんがみんな1人1人を見て上げるのが非常に大変そうだなって。

今日は息抜きと称して一緒にお散歩をしましたけど、

その最中に駆逐艦の子たちに引っ張りまわされるあたり、

皆提督さんと遊びたいんだろうなぁと思う反面、

それを続けていたら提督さんが体を壊しそうと心配になります。

難しい注文になりますが、提督さん。

どうか無理のない範囲でみんなを見て上げてください。

 

提督からの一言

 

本日も1日お疲れさまでした。

貴女の優しさにはいつも救われています。

天龍が近所のガキ大将なら、貴女は保母さんでしょうか。

私としても艦隊の皆を見て上げたいのは山々ですが、

執務を滞らせるわけにもいかず執務室に缶詰めなのが現状です。

皆と触れ合う時間を作るため、

秘書艦とは別に補佐役をもう1人ほど立てることを検討しようかと思います。

これが恐らくは現実的に無理なくみんなと触れ合えるようになる手段ではないかな

と思います。

 

 

□/x◇ 担当:龍田

 

龍田だよー?

今日は私が秘書艦として頑張ったわ?

遠征主体ということで、今日も天龍ちゃんが張り切ってたわ~♪

第六の子たちを引き連れて北方への鼠輸送作戦に精を出してくれたおかげで、

燃料と弾薬がそれなりの数を備蓄に回せたみたい。

提督も喜んでたわ~♪

提督と言えば、今日は一緒にお昼を摂ったんだけど、

前に比べて食が細くなってるような気がしたわ?

私の記憶が確かなら、以前の提督なら

ラーメンの大盛とかつ丼をペロリと平らげるくらいだったと思うのだけど、

今日は冷豚しゃぶ定食の小を食べてたのよ~?

私も冷豚しゃぶ好きだけれど、

秋の過ごしやすいときにそんなさっぱりとしたもので大丈夫なのかしら?

もっと新鮮な秋の味覚定食とかもあったのにね~?

 

提督からの一言

 

本日も1日お疲れさまでした。

私の食が細くなった様に見えるのは、

昨日隼鷹と千歳にたらふく酒を飲まされたからです。

酒に対しては多少免疫がある方ですが、

一升瓶を2本ほど飲まされれば流石に翌日に響きます。

心配を掛けたようで申し訳ありませんが、実際はただの二日酔いです。

心遣いに感謝すると同時に心配を掛けるようなことをしてすみませんでした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

提督「フゥ...」

 

提督「今日もこれで終わりか.....早いモンだ」

 

窓から指す朱色の陽光に目を細めながら、肺に溜めた煙を盛大に吐き出した。

 

提督「さて.....」ガタン

 

彼は席を立ち、自身の荷物を手に取って庁舎を後にした。

 

提督「........」スタスタ

 

村雨「あら、提督。お疲れ様」

 

提督「ん? ああ、お疲れ様」

 

すれ違う艦娘たちと会釈を交わしながら彼は誰もいない灯台へと登りだした。

 

提督「.........」カチャカチャ

 

鞄から取り出した銀色のケースに視線を落とし、彼は独り言を呟いた。

 

提督「......あと、1か月......早ぇなぁ..」カパッ

 

銀色のケースを開けると、中に入っていたのは注射器と薬液。

薬液の瓶には「AF細胞抑制剤」の文字が書かれており、

その名前に彼は重ねて溜息を吐いた。

 

提督「何時明かすか.......

    いきなり過ぎてもアレだ、明石にはそれとなく伝えておくべきかもしれん。

     だが他の子には............まあ、明石がその辺は選別するか」

 

注射器の中を薬液で満たし、右手のみ捲って力を入れた。

薄緑色に浮き出た血管に針を入れ、ゆっくりと薬液を注射した。

 

提督「.......フゥ.....」

 

針を抜いてケースに入っている脱脂綿で注射痕を軽く拭いて一息ついた。

 

提督「...........」

 

灯台の展望台からは、水平線の彼方までの壮大なパノラマが一望できた。

だが今の彼の瞳には、既に色の概念が喪失していた。

そう、彼の体は現に弱りだしている。

食が細くなってきたのは二日酔いのせいではないし、

最近では毛染めで染めていても追いつかないほどに白髪が増えた。

残された時間は、ごく僅かだ。

 

提督「ははは......そろそろ、いろいろ準備しておかねぇとな....」

 

彼はそう独りごちり、灯台をあとにした。

 




新春二本目! 特に言うことは......ない!(酔っ払い)
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