プロジェクトリーダーである美城常務に意見したことがきっかけで、美波は夢か現かわからぬ空間へと引き落とされることになる。そこで待ち受けていたのは……。

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淫宴の女神

「ふっー……ふぅぅー……」

 

 後ろ手に手錠を嵌められ、目隠しをされたまま廊下をマスカレイドマスクで顔を覆った赤いエナメル地の衣装に身を包んだバニーガールによって引き回されているのは346プロ所属のアイドル新田美波であった。

 表では「現役女子大学生清純派アイドル」として売り出し中の彼女。だが、いまの姿はSM衣装を思わせる乳房のところのみ切り取られた黒光りするラバースーツの拘束服にロンググローブ、ヒールの高めにしつらえられたロングブーツで首には赤い首輪のチョーカーといういで立ちはそれとは程遠く……。

 

(うぅ……お、お腹が……くるし……)

 苦痛に顔を歪ませ、その白い素肌から脂汗が滴り落ち、黒いラバーを艶かしく濡らした彼女の腹部はまるで妊婦の様にパンパンに膨れあがり異様であった。

 

(わたし、これからどうなるの……)

 

 美波の脳裏に数週間前の出来事が思い出されていた……。

 

「どういうことだ、新田美波」

 

 美波たち所属アイドルが属する「シンデレラプロジェクト」に美城常務が加わってから、大きく変わっていた。

 所属メンバーこそ変わりないもののユニットの再編が推し進められ、路線変更を強いられる娘まで現れる中で美波は常務に直談判を試みたのだった。

 

「私はこのプロジェクトの総責任者だ。つまりそれに異を唱えるという事だな?」

「い、いえ私は……でも……っ、アーニャちゃんや卯月ちゃん達が……」

 そこまで言葉が出たところで、まるで猛禽類のような鋭い眼光で美波を一瞥する常務に思わず美波は後へと引いてしまった。

「……まぁ、良い。検討しておこう……ただ、新田美波。 お前は責任者であるこの私に意見したからには、どうなるかは覚悟しているのだな」

 

「それは……つまり退所(クビ)ですか……」

「……君には期待をしている。シンデレラプロジェクトのメンバーのまとめ役としてもだ。だから、この件で君を346から出すようなことはしない」

 

「ただ、お前がどれくらいの物か見させてもらう。 すべてはこれからのお前を見てから決めさせてもらう、お前の仕事の結果をな」

 

 そう言って美波と常務との話は終わった。

 美波は最後の何か含みを持たせたような言葉が気になりながらも、この常務との一件の後も仕事はいたって順風満帆であった。

 日々現役女子大生アイドルとして、シンデレラプロジェクトのまとめ役として学業の傍らアイドル活動に精を出す美波。

 

 だが、それは仕事からの帰り道。部屋へ帰る途中に突然何者かによって連れ去れることによって終わりを告げたのであった……。

 

(それから、わたしのアイドル生活……いや、生活そのものが一変しました)

 

 後から羽交い絞めにされ、目隠しをされて車に押し込まれて連れてこられた先で美波を待ち受けていたのは徹底した管理下に置かれた生活であった。

服を脱がされ、拘束衣に着替えさせられて地下牢のような部屋に押し込まれた美波は家畜の様に餌を与えられ、清潔感を保たせるためとして肢体のみならず……。

 

「ほら……、壁にしっかり手をついて。 失敗したら最初からやりなおしにするわよ」

「うぅ……!」

「全部入れたわね。 じゃあ、良いというまで出したらダメよ」

「は、はぃ……」

 一日に何度も行われる腸内洗浄の浣腸。

 尋常ではない量の浣腸液を尻穴から注ぎ込まれ、そしてひり出される美波の日々。

 それが数日続き、そして今日の日を迎えたのであった……。

 

「はぁ……はぁ……」

 再び目隠しをされて地下室から連れされ車に乗せられ、連れてこられた先でようやく目隠しを解かれた美波が見たのは広く自分を見下ろすように据えられた満員の観客席と自らに当てられたスポットライト。

 (ステージ……? ここは一体……)

 そう美波がきょろきょろと見回したところで、アナウンスが鳴り渡った。

「レディース&ジェントルメン!今晩もこの場にようこそおいでくださいました!!」

 そう言って現れたのは太ったピエロの様なメイクと悪趣味なほどにけばけばしい衣装に身を包んだ男であった。

 

「今日、この場に来てくれたのは皆さんご存知の方もいらっしゃるかと思われますが、現在346プロダクションから絶賛売り出し中の清純派女子大生アイドルの新田美波!! ……ですが、先日プロジェクトの責任者である美城常務に意見したことでこの“宴”へと参加と相成りました!!」

 そのピエロ男の言葉にどっと沸き立つ観客席。

「え……っ、なにどういう……」

 いまだ戸惑ったままの美波の耳に今度は美城常務の言葉がアナウンスを通じ、鳴り響いた。

 

「この前言ったことは覚えているな新田美波」

「常務……!? 来ているんですか?」

 

「ここは芸能界だけではなく、政財界の大物も大勢来ている秘密クラブだ……。今この場でお前の覚悟とやらを見せてもらう」

「それはどういう事ですか……何をさせる気ですか!」

「今からお前が行う勝負に勝てば、お前も含めてアイドル界でのシンデレラプロジェクトの成功が約束される。 そして、お前との約束についてもしっかりと叶えてやるし、身柄も解放してやる」

 

「それで、勝負というのは……」

 そう言いかけたところで再びピエロ男が口を開いた。

 

「さぁ、お待ちかねの勝負ですが……! ずばり、アナルゼリー相撲です!」

「……っ!?」

 その言葉に呆然と立ちすくし、眉を顰める美波であったが、予想通りのリアクションといった感じでピエロ男は話し続けた。

「ルールはいたって簡単!ミナミちゃんには、そのぼっこりと膨れたお腹の中にパンパンに詰まったゼリーを今から現れる対戦相手にどこまで時間内に相手のお腹の中へ流し込めるかで勝負してもらいます!」

「はぁ……?」

 全く自体が飲み込めないままの美波を無視するように、向かい側のゲートが開き、その対戦相手とやらが姿を現した。

 

 同じく赤いエナメル地のバニースーツに身を包んだ覆面で顔を覆ったのバニーガールに引き連れられ現れたのは先ほどの美波と同じく目隠しをされたボテ腹姿を晒した美波と同じラバースーツの少女だった。

「あの……あれって……」

 思わず気後れしそうになる美波の様子を察してか、再び美城常務の声が会場に響き渡った。

「お前は知らないだろうし、知る必要もない。 お前が今後もこの事務所、いやアイドルを続ける気ならば一切の情けは不要だ。それとも、お前があの娘の代わりになるというのか?」

「……っ……!」

 

 ずんずんと美波の方へと近づいてくる少女。どことなく同じ事務所の後輩である渋谷凛を思い出させるその少女は目隠しを取られ、美波の方を見るとキッと睨みつけた。

「……っ!」

 どうやら向こうはこっちの事を知っているようで、続けて少女が口を開いた。

「新田美波……!」

 向こうも訳あってここに引きたてられたらしく、そう美波と向き合うと殺気にも似た視線、そして「あんたを潰してアタシがアイドルとして生き残ってやる……」といった言葉を美波へと独り言のような声で呟いた。

 

「……美波は……」

 そこまで言いかけて、美波は覚悟を決めた。

「……?」

「……美波、やらせていただきます…‥ この試合勝って見せます……っ!」

「……っ……!」

 

 そう美波が言い返すと会場のボルテージが一気に沸きあがった。

 

「じゃあ、始めましょうか」

 

 両者が背中合わせにされ、尻同士で向かい合わせにされたところでバニーガールたちが試合の準備を進めていた。

 

 アームバインダーで後で手は拘束されたまま、ガクガクと震える足もガニ股で無様に開かされたまま枷で固定された。

 そしてバニーガールは美波のラバースーツの股間につけられていたジッパーを開ける。

 そのぱっくりと開いたジッパーの隙間から白くシミ一つない美しく引き締まった尻の谷間が姿を現し、姿をのぞかせる。

 その大理石の美術品の様な尻の奥深くの窄まりには、あの部屋から出されるときに突っ込まれたアナルプラグが嵌められていた。

 

 それをちゅぽんっとバニーガールが引き抜くと、括約筋がまだ戻り切っていない美波のゆるくなった尻穴からポタリと青いゼリー状の物体が足元へポタリと一つ零れ落ちた。

 そう、あの地下室から出されるときに突っ込まれたのはアナルプラグだけではなく怪しげな青いドロッとした液体。それを美波の腹の中へ膨らませるように注ぎ込まれていたのであった。

 

「今、ここで出したら負けですからね」

 そう美波にとってはどこかで聞き覚えのあったような声で赤いマスクとエナメルスーツのバニーガールは足元に用意していた浣腸器でバケツに注がれた青く鮮やかな液体を吸い上げ美波へと注ぎ込んでいった。

 

「んっ……」

 

 さらに腸内にゼリー状の物体が侵入してくる感覚に思わず声が漏れる美波。

 それを意に介さず、バニーガールは浣腸器の中に収まったすべてのどろっとしたその液体を注ぎ込むと、さらにもう一度バケツから吸い上げ美波の尻穴へ注ぎ込む。

 

「ほら、まだ半分残ってますよ。我慢してくださいね……」

「ぅ‥…っ……」

 

「はい、全部入りました」

「はぁ……はぁ……」

 脂汗をだらだらと滴らせ、必死の形相で耐える美波。

「まさか、ここであたしにそのゼリーかけるなんてしませんよねぇ……」

 そう言って浣腸器を置いたバニーが美波の尻に手を回し撫でまわすと、次に取り出したのはアタッチメント。それを美波の尻穴へときゅっと収めた。

 

「ぁ……ぁ……!」

 アタッチメントの感覚が腸内に伝わると嬌声を漏らした。

「ほら、漏れちゃいますよ。しっかりと尻に力を入れてっ!」

「あっ……はい……」

 そう言われて、美波はアタッチメントをきゅっと括約筋で器用に挟み込んだ。肛門に触れる箇所はそこまで固い素材ではないのかきゅっと開いていた穴が狭くなったのを見て、ついでとばかりにバニーが蓋をした。

 脂汗に塗れた柔肌。限界まで腸内が液体で満たされパンパンに膨らみあがった美波の腹部。そしてなだらかなヒップラインにバニーガールがサディステックな笑みを浮かべ掌を這わす。

 

「もう少し我慢してくださいねっ!」

「あぁ……、はぃ……!」

 

 目じりに涙をためながら、そう無邪気な声のバニーガールにそう返事をする美波。

 同じように対戦相手の少女にも同じように準備が進められるなか、ようやく準備が完了すると蓋を取り、代わりに両端にアタッチメント金具の付いた透明なチューブを差し込んだ。その間には緑色のゼリーが詰められていた。

 

「準備は完了です。少し楽にしてもいいですよ」

「んふ……ぅ‥…」

 情けなくも色っぽいそんな声をあげ、尻穴に込めていた力をふっと抜くと両サイドから美波のスカイブルーの、相手のピンク色のアナルゼリーがどろーっと真ん中の緩衝用のゼリーに向けてチューブの中を伝って行った。

「おっと、フライングはいけませんよ」

 

「フライングでお漏らしちゃった時には即終了!負けになってしまいます!」

 

「その緑色のゼリーが相手の女の子の中にすべて注ぎ込み、そして自分の色のゼリーまで注ぎ込めば試合終了。時間切れの場合はその時のどちらのゼリーが押していたかで勝敗が決まります」

 

「そして、もう一つ……」

 そうピエロ男が言うとバニーガールが何かを取り出し、そのまま胸元へと手を伸ばした。

「んっ……!」

 

 腹の痛みとは違う感覚。それは乳首にローター付きのピアスが嵌められた感覚であった。

 それが両方の乳首に、そして美波の割れ目にバイブが突っ込まれた。

 

「それは一回だけ使えるお助けアイテムー! 相手のバイブ、ルーターを使って邪魔が出来ます。使うときはバニーちゃんに行ってくださいね!」

 

「それでは準備が整ったこの辺でいって見ましょう!アナルゼリー相撲!はっけよーいのこった!!」

 そう言ってゴングが鳴り響いた。

 

「んあああああああああああああっ!」

 

 開始して30秒も経たないうちに、悲鳴にもにた嬌声を上げたのは美波の方であった。

スタートと同時に力一杯いきんだのは相手の方であった。必死の形相の彼女に美波はあっという間に防戦となり、緩衝のゼリーが美波の肛門の目の前までぐいぐいと迫ってきたのである。

 

「おぉっと、このまま瞬殺で終わってしまうのか?美波選手」

「いやぁ……このまま、負けるなんて……」

もともと負けず嫌いの美波であったが、相手の事を考えてしまったばかりに苦境に立たされてしまったのである。

そして、美波の尻穴に緑色のゼリーが入り込み、腸壁へと触れた瞬間。全身がカァッと火照り上がり、毛穴という毛穴が粟立つような感覚が美波を襲った。

「はぁんっ、ああっ……」

「おっと、忘れてた事が一つ。その緑のゼリーには媚薬が入ってまして、さらに言えば腸内からの摂取だと飛んでなくイってしまう事に定評がありまして」

「そ、そんな事……」

美波の肌が薄くピンクを帯び、バイブがはげしくゆれる股間からはポタポタと愛液が零れ落ちる。

 

このままだと壊されてしまう……、恐怖と快楽から美波は一切の情を振り払う決心を決めた。

 あの少女をここで沈めなくては自分が沈められてしまう事への恐怖と逃れしか今の美波には無かったからである。

 

「レフリー、お願いします……!」

その美波の言葉を待っていたように、少女のバイブとローターが起動を始めた。

 

 

 

「はぁ……はぁ……っ……」

(まだ1分……おしりの穴があつい……)

 

1分が経過し、互いのバイブとローターが震える中両者の一進一退のせめぎ合いは続いていた。

一時は相手の桃色のゼリーまで突っ込まれるかと思われるほどの劣勢にあった美波であったが相手のバイブとローターを作動させる事で緑のゼリーをチューブの真ん中まで押し戻す事に成功していた。

「ぁ……っ……!あぁ……っ」

 

ここに引き立てられるまでとは対照的な顔を真っ赤にし、普段色気を見せる垂れた目には涙を浮かべ、そしてぷりぷりとみずみずしい下唇からは涎が滴り落ちるあられもない姿。

既に脚の付け根から滴る愛液はじわじわと水たまりの面積を広げつつある。

 

だが、そんな事を気にかける余裕は今の彼女にはなく、そして相手の少女も美波の仕掛けた妨害カードによって足元に愛液と涎を落としながら必死の形相で堪え続けていた。

 

「さぁ、2分経過ー! お互い妨害カードは切ったところでここからは精神力のぶつかり合いだー!!」

 

 ようやく、妨害用のバイブとローターが静まり落ち着きを取り戻した両者。

 だが、一度媚薬ゼリーの侵入を許しかけたことによるダメージは大きく、美波の状況は相変わらず不利な状況であった。

 

「はぁ……ぁ…‥ぁ……!」

 

「さぁ、あと3分!のこった!のこった!」

その実況アナウンスの声で両者最後の力を振り絞る両者であったが、互いに精神が限界近くのままゼリーの押し合いが続く。

 

「うぅ……っ……!」

「うん……っ……!」

(嫌……こんなとこで負けたくなんて……)

 こんな悪趣味なイベントで負ければどうなるかわからない。その一心で力を込める美波。

 

 そして、その拮抗が崩れるときは両者にとって唐突に訪れた。

 

「では、ここで二人ともバニーちゃん達にカツを入れてもらうとしましょうー!!」

 おぉ!という歓声とともにそれまでステージの傍らで眺めていたマスカレイドマスクのバニーガールが美波たちの元へと近づいてくる。

「な、何を……」

恐怖を浮かべる美波に対し、バニーはにやりと笑みを浮かべた。

 

一旦乳首に貼り付けられたままのローターを剥がすバニー、だがそれはこれから始まる悪戯の準備でしかなく……。

 

「あん……ッ……」

バニーは汗で滑った美波の形の良い乳房をもみもみたぷたぷと弄ってから乳首を思いっきり抓る。そして、そこに洗濯バサミのような小物をすっかり硬くなったピンクの乳首へと挟む。

痛みと快感で喘ぐ美波を横目にバニーはもう片方の乳首にもクリップとして洗濯バサミを挟み、そして股間に咥えられたままのバイブのスイッチを再び入れた……。

 

「あんっ……!」

その声とともに限界を迎えたのは相手の方だった。

 

(今ね……っ……)

「ん……っ……ッ……!」

 

 好機とばかりに美波は一気に尻穴に力を込める。すると、美波の尻穴から力尽きた括約筋の方へムリムリとゼリーが押し進んでいく。そして、少女の尻穴に媚薬入りゼリーがぐいぐいと押し入り、侵入していく。

「うごぉ……っ……!おぉ……ッ‥…!」

ゼリーの媚薬で発狂寸前になった少女の断末魔にも似たさらに大きな絶叫が響き渡った。

 

(か、勝った……っ……)

 

 それより後に5分を過ぎ、美波の疑いようのない勝利を告げるゴングが鳴り響いた後も美波はそのまま力の限りゼリーをチューブの向こう側へとひり出し続けていた……。

 

「はぁ……はぁ……勝った……」

 安堵の表情を浮かべる美波にバニーが近づき、そしてアタッチメントから美波の側のチューブを外す。

 すると、そのまま対戦相手の少女は力尽きたのか尻を突き出し、チューブを尻尾のように垂らしたままその場に倒れ伏してしまった。

 

(ご、ごめんなさい……でも……)

 そう心の中で呟く美波。その間もバニーは足枷とアームバインダーを外しようやく晴れて四肢の自由を取り戻した。

 

「さぁ、何か言うことはありますか?」

未だ残る残便感に顔を強張らせたまま、棒立ちになったままの美波におどけた素振りで近づいてきたのはあのピエロ男だった。

 

「そんな事より早くトイレ……」

 腸にはまだゼリーが残ったままで、今も尻穴から出ようとヒクヒクとまだ戻りきっていないゆるゆるの括約筋が辛うじて主の粗相を防ぐかのように蠢くなか、美波は半泣きの様な表情で勝利の快感よりもとにかく今はまだ残っているゼリーを出したいと懇願してみせた。

 

「あぁ、それなんですが……」

 そう言ってピエロ男が指さしたのは倒れたままの黒髪の少女であった。

「敗者への罰ゲーム、その一! 敗者は勝者の残ったアナルゼリーを頂かなくてはならない!」

 そうバニーの明るくも恐ろしい言葉に美波はぎょっとした。

 

「そ、そんな……」

 思わずの気の引ける美波であったが、そうしている間に腸内に残った便がぎゅるぎゅると鳴り、あふれ出ようとしていた。

(もうダメ、限界……)

 そう思った時には美波はこくりとうなずき、あの敗者の少女の元へ。そして、バニーによってくるっと大の字にひっくり返された黒髪の処女の顔を跨ぎ、まるで和式便所で用を出すように腰を落とした。

 

「やめ……やめて……」

 恐怖に歪む少女。

 もしかしたら立場が逆だったかもしれない。そう思うと彼女を哀れに思いながらも、美波はごめんなさいと一言呟き。んんっと軽くいきんだだけでそれは尻穴から吹きあがった。

 

「んああああああああああっ!」

チューブとは違い、押しとどめるものがなく美波お手製のアナルゼリーが尻穴から彼女の顔面へと降り注いだ瞬間。美波はまた軽く絶頂に達した。

 

「ほぉ……、愛液のシロップ付きアナルゼリーか……」

「あの新田美波もトイレではこんな顔してるのか……」

そんな升席から彼女たちの痴態を嘲笑う観衆の声に顔を手で覆い、肢体を震わせながらもドロドロとアナルゼリーを足元にぶち撒けるはしたない美波。

 

 いくら清潔に管理された腸内からひり出されたものだとしても、安全に配慮し甘い桃の香りと味付けのされたゼリーであっても、生暖かい感覚の反固形の擬似大便が顔に注がれるおぞましさに少女の精神はすっかりと崩壊していた。

 

「ぁ……ぅ……ぁ……っ……」

「はぁ……はぁ……」

 

 ようやくすべてをひり出したところで美波は腰を上げた。その表情は排泄の生理的快感からかすっかりと晴れやかでさわやかな、あのいつも表で見るあの表情へと戻っていた。

 バニーガールから尻拭き紙を受け取り、さっと拭い股間のジッパーを上げると、顔をゼリーの擬似便でベトベトに汚した対戦相手を一瞥することもせずリングを降りたのであった。

 

「これでよかったんですかねぇ」

 そう言って美城常務に声を掛けたのはピエロ男であった。

「あぁ、上出来だった。 これで新田も少しは芸能界というものが解っただろう。観衆からも随分気に入られたようだしな」

「しかし、なんて恐ろしいお方だ。 これで負けていたらどうしていたおつもりで?」

「なんてことはない、適当なゴシップを仕立てて新田を追い出すだけだった」

 

 

 

「お疲れ様。 じゃあ車の中で行ったことはお忘れなく」

「……お疲れさまでした」

 

部屋へと戻される車の中でファイトマネーと言われた女子大生の受け取る額としては莫大すぎる額の為替を手土産に美波はようやく解放され、部屋へと戻った。

もちろん、今回の事は絶対に口外しない事を条件にである。

 もちろん部屋は連れ去られる前のままである。そう、いつもの日常に戻ったはずだった。

 そう信じこの間の事をどうしようかと考えながら美波はシャワーを浴びるとそのままベットに入ったのであった。

 

 それからの美波の仕事はさらに順調なものになった。

 

 これまでの歌やグラビアの仕事だけではなく、ドラマなどの出演依頼も舞い込むようになり一躍346プロでもトップクラスのアイドルとしてすっかり稼ぎ頭となっていた。

 美城常務との件も一切の不問とされたばかりか、美波の言い分を聞き入れるような形でプロジェクトにも若干の修正が加えられるようになった。

人数が多くなった事への反省から一人一人にあった売り方やケアをきめ細やかに行うようになった事もあり美波のアイドル人生はまさに願ったり叶ったりとなっていた。

 だが、ますます忙しくなったことで美波の学業とアイドルの両立は極めて大変なものであり、ますます彼女の心身に負担をかける物となっていた。

 そんなある日だった。

 

「美波さんっ!」

「あぁ、愛梨ちゃん」

 仕事先の楽屋で声を掛けてきたのは事務所仲間である十時愛梨であった。

「今日はご一緒ですねっ! よろしくお願いしますっ」

 そう明るく声を掛ける愛梨。お互い現役女子大生アイドルを売りにしているということもあり、お互いにこれまで気になる存在ではあったがこうして競演するのは意外にも初めてであった。

「え、えぇ……よろしくお願いしますね」

「どうしたんですかっ? お疲れですか……?」

「えぇ、実は最近忙しくって……」

「へぇ……」

「愛梨ちゃんはどうなのかしら? そちらもグラビアの仕事とか多いみたいだけど……」

「そうですね……、こっちもいそがしいんですけどぉ。いいものがありましてぇ」

 そう言って愛梨が取り出したのは……。

 

「じゃあんっ! これなんですけど見覚えありませんか?」

 そう言って取り出したのはあの赤いうさぎのマスカレイドマスクだった。

「な、なにそれ……?」

 思わず顔を引きつらせる美波に、マスクをかぶった愛梨がぐっと近づいた。

「覚えてませんか? いや、忘れるわけないですよねぇ」

 その声はまさしくあの時の赤いバニーガールの声であった。

 

「な、なんで愛梨ちゃんが……」

「まぁ、そのぉ 美波さんと似たようなものなんですけどぉ…… ちょっと、ゴシップネタになりかけたことがあってぇ……」

 愛梨が話し出したのは、愛梨が所属するテニスサークルの一部で乱交パーティが流行っていた事。彼女自身はそういった集まりとは多少距離を置いていたが、ある時ゴシップ誌にそのことが売られて自身もまるでかかわりがあるように書かれていた事。そして、それをもみ消す代わりに、その口止め料の支払いのためにあの場に出されたことがあった事であった。

「私も美波さんと同じようにいろいろと変な事させられたんですよぉ。 今はすっかり完済してるんですけど、あぁやって手伝っているんですぅ」

 

「それで……」

 そう言って取り出したのは試験管の様な小瓶に入ったあの青いゼリーであった。

「もう一回、お尻で味わってみませんか?」 

 

 

「ただいま……」

 今日も仕事を終え部屋に戻るやいなや美波は録画していた番組が撮れているかささっとチェックすると服を脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿となると先ほど宅配ボックスに入っていた謎の箱の中身を片手に浴室へと向かった。差出人はもちろん愛梨からである。

 

「はぁ……っ……はあっ……」

 

 ユニットバス形式の浴室に美波の喘ぎ声が響く。

 少し狭いと思っていたユニットバスでも、こういう時には便利だと美波は思いながら箱から取り出したのは下準備用の浣腸液であった。それを通常の用途よりも多めに注ぎ込む。

 いつもならばこの作業は愛梨と一緒に行うのであったが、あいにく今回は愛梨と仕事の都合が合わす美波一人で行うことになった。

 とはいえ、要領のいい美波は愛梨からの言付けの通りにアナルゼリー浣腸の所作を丁寧にこなしていた。

 

「は……っ……」

 やはり一人だけだと少し物足りなさを感じ、自慰もしながら便座に持たれる美波。

 そして、腸液今晩最初の絶頂へと達すると同時に便座の中へと吐き出した。

「あああああっ!」

 破裂するような音と水音がぼちゃぼちゃと響き、それが止むと尻穴をふき取りローションで尻穴を完全にほぐしてから、あの青いゼリーを腸内へと注ぎ込んでいった。

 

「はぁ……はぁ……たぷたぷになった美波のお腹ぁ……」

 それをうっとりと恍惚の笑みで優しくなでる。

「まだ、出しちゃダメですからね……」

 そう言って限界近くまでゼリーをため込む。

 

 愛梨から聞いた話では、また近々あの場が催されるとのいう話であった。

 そこに自分と出てみないか。常務もこのことは承知しているから問題ないからというその愛梨の提案に美波は二つ返事で了承した。

 愛梨を自分のもので汚したいし、愛梨のもので汚されたい。そんな悪魔的性的欲求の虜にすっかり落ちてしまっていた。

 

「……それで、そんな大忙しの美波さんの最近のストレス解消法とかありますか?」

 ちょうど、つけっぱなしになっていたテレビの画面はちょうど美波が出演していた音楽番組が映し出されていた。

 

「そうですね……、デトックスでしょうか?」

 

「あああああああああああああんっ!!」

 ゼリーを吹き出しながら、何度も絶頂を繰り返す美波。

 

(もう、戻れない……)

 

 机の上の手帳には、346プロアナルゼリー愛好会連絡先名簿として自分の名前と愛梨の連絡先が書かれていた……。

 そして、愛梨と先ほどまで話していた会話アプリの事を美波はふと思い出した。

 

「ほかに興味を持ってくれそうな人がいたらあたしにも教えてくださいね。だってサークルは多ければ多いほど楽しいですからっ!


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