※この作品はR-18です。

夕張枕   作:かなしだ


原作:アズールレーン
タグ:R-18 アズールレーン 夕張
「アズールレーン」の夕張と指揮官の情事の一幕です。

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夕張枕

夕張が新しい枕を持ってきた。彼女は時々身の回りの品を作っては持ってくる。

指揮官はこっちの方がいいと、夕張の肉付きのいい太腿を指さした。

「えっ、こ…こまったご主人だなあ」

夕張は白い頬に朱をのぼらせて言った。いつも実験だの何だので外をうろうろしている癖に、彼女の肌はとても肌理が細かくて白い。その頬に手を添えて耳たぶを捕まえると、唇を背の低い彼女の額に押し付けた。ふっと息を漏らして夕張は身を固くした。何をされるか悟って呼吸が乱れているのが分かった。

そのまま頬から首筋へと軽く吸っては離しをしながら口をつけていき、同時に隙間だらけの彼女の服に手を突っ込んで、脇の下や太腿を触れるか触れないかくらいの強さで触っていく。掌に収まるかわいらしい乳房のふくらみ、その乳首の横を親指でほんの少し押し込みながらなぞったり、お尻の盛り上がりを指の腹でなぜあげると、夕張が緊張したように細かく震えた。

「ね、ねえ…部屋でしないかな、こういうの」

休憩室には他の者はいないけど、確かに誰か来てもおかしくは無かった。でも、今日はほとんど全員が委託業務に出掛けて基地にいなかったり、休暇で外出したりで、その可能性は高くないことを指揮官は知っている。

「みんなに見られたら…んっ」

体のつくりは身長相応に小さいけど、そこだけ大人びた形のぷっくりした唇を、指揮官が自分のがさついた唇でふさぐと、夕張は力を抜いてしまった。小さな舌や歯茎の裏までを何度も優しくねぶりあげると、面白いくらい夕張はびくびく反応する。

やがて唇を放すと、ふらついた夕張は指揮官の胸にぎゅっと身を寄せてきた。垂れ目がちな瞳はちょっと怒ったような色をしていたが、豊かな黒髪を撫でてやると、赤い頬のまま困ったように目をそらした。

指揮官は彼女から一旦身を離すと、ズボンを軽く下げて、自分のものを露わにする。夕張はますます赤くなったが、指揮官に視線で命令されるとため息をついて畳の上にひざまづいた。

「ご主人はケダモノだね…夕張みたいのより、もっとおっぱいの大きい子にさせればいいのに」

拗ねた口調で言う。すると指揮官は、彼女の鼻先からペニスを取り上げるようにして、ズボンを引き上げた。

「えっ?」

目を大きくして見上げる夕張に、指揮官は、じゃあ他の子に頼んでくるとする、と言う。

夕張は軽く口を開いて、慌てて何か言おうとして、主の視線にはっと気が付くとすぐに頬をふくらませた。

「…ご主人は意地悪だ」

そして、正座すると三つ指をついて、夕張はお辞儀をした。

「どうかこの夕張に、ご主人様のものを預けてください…これでいいかな」

顔を上げた夕張の鼻先に、すでに反り返った怒張をつきつけ、頼むと言うと、夕張は大きく唇を開いて咥え込んだ。

小さく唇でしゃぶりながら、細い舌で先端の膨らみから裏筋、そして返しになっているカリの裏側の付け根まで、激しくはないが丁寧に、それこそ掃除するように休みなく舌を動かしていく。温い唾液の風呂に浸かっている心地よさに、指揮官は腰を震わせる。夕張は時々、指揮官の顔を見上げながら、徐々に動きを早くしていく。

「もっふぉ、…ぷはぁ、強くした方がいい?」

一旦口を離した夕張に、頭の大きくてつやつやしたミミを引っ張って催促すると、夕張は眉をしかめて、

「んもう…夕張はロイヤルの子じゃないんだけどな」

とぼやいてから、一段と角度を上げて反り返るそれを再び口の中に迎え入れた。

小さな唇を精いっぱいすぼめて、頭を動かして竿をしごき上げながら、的確にカリ廻りを舌で刺激してくる。技術者らしい細かく合理的な動きに、射精感が一気に高まる。

それが絶頂に達する瞬間、夕張の頭を掴んでミミを押しつぶすように指で握る。彼女は目を閉じながら、舌の腹を鈴口に押し当てて舐め上げる。

ビュッ!ビュルルッ!

濃いく熱いかたまりが迸って口内に飛び散る。指揮官の腰を抱えながら、夕張は愛しい暴君が鎮まるまでじっとしていた。

やがて、柔らかくなったペニスが口内から抜けていくと、夕張はそれに合わせて唇で吸いながら、ちゅぽんと音を立てて離れるまで、出来る限りきれいにした。

「…ぷぁ」

口内に溜まったそれを飲み下そうとしたとき、指揮官は待てと言った。

「ふぇ?」

口を開くと、隙間から精液が白い泡となって膨らみ、慌てて手で隠す。どういうこと?と疑問を目に浮かべて見上げる夕張に、指揮官は彼女が持ってきた枕をもってきて、これに座れと言った。

疑問があってもうまく喋れない状態の彼女は、大人しくその上に尻を乗せ、両膝を合わせて正座をくずしたような形で座る。すると、指揮官がすかさずその前に寝っ転がって、太腿に頭を乗せた。

そして、俺がいいと言うまで口の中はそのままでいろ、と言った。

「~~~!?」

んー!?としか喋れない夕張を無視するように指揮官は、そのまま目を閉じた。

 

・

 

指揮官のものをしゃぶっている間からずっと、夕張の胸の奥は疼いていた。

初めて彼に抱かれたのは風呂場で、男女交代の時間を忘れていた夕張のせいなのだけど、彼女は指揮官に信頼されていると思っていたし、信頼もしていたが、女として見られているとは思っていなかったので、そんなことになるなんて想像していなかった。

だって、夕張よりスタイルの良い女なんて母港にはいくらでもいるのだ。顔だってそうだ。人によって美人の基準が変わると言うが、そんな小賢しい一般論を黙らせる位の美女だってここには数えるくらいはいる。でも、指揮官は夕張にそういうことをしたがったし、夕張だって拒まなかった。だから、それでいいと思っていたけど、でも、もしかして、こんなことは夕張にしかしないのだとしたら、と思うと、なぜか下腹の方まで疼いてくる。

口の中は嫌な味でいっぱいだが、彼の匂いがするそれを吐き出さずに堪えるのはそれほど困難ではなかった。なんでこんなことをするのかは分からないけど、夕張は耐えた。でも、勝手によだれが沸いてきて、口の中いっぱいになっていくのには参った。フェラ、そうフェラチオという名前だった。あれをする前にご主人に触られたのもまずかった。足の付け根がむずむずする。足をすり合わせたいが、太腿の上にご主人の頭が乗っているので下手に動かすことはできない。口の中のものを顔面にぶちまけてやれ、なんて考えは微塵も浮かばなかった。

本当に寝てしまったらしい指揮官の顔を眺めていると、勝手に鼓動が早くなってきて、

 

「おーっす!指揮官いる!?」

 

心臓が止まるかと思った。休憩室の扉が開いて夕立が飛び込んできたのだ。思わずよだれを少量飲み込んで、むせそうになって慌てて口に手を当てて堪えた。

いつも通り元気そうにヘソを出した夕立は、夕張と指揮官を見て目を丸くした。夕張は人差し指を立てて、しーっ、というように唇に当てた。

「あれ、指揮官…」

何か言いかけた夕立は、二人を何度か見比べてから、しばらく夕張の方を見つめ、

「…ちぇっ、寝てるのかよー」

とぼやいて、扉を閉めて出て行った。

夕張は安堵の息を吐きたかったが、そうもいかなかった。口の中に精液が溜まっていたので。

そう、これが口の中にあると、頭がぼんやりしてくる。鼻で呼吸しているけど、息を吸うたびにそれの匂いが頭の中に入ってきて、そのたびにだんだん思考が鈍ってくるような気がする。

これ、良くない…

そう思う。お尻が勝手に浮きそうになる。股がもっとむずむずしてきて、いよいよ夕張は困ってしまった。

 

 

・

 

あくびをして指揮官が目を覚ますと、真っ赤になった夕張がのぞき込んでいた。

頬っぺたはふくらんで、唇の端からよだれが垂れて、それを律儀に袖でかばっている。

指揮官が離れると、夕張はもじもじと膝をすり合わせる。恨みの籠った目で睨みつけてくるので、本当に口の中に入れたままだと思わなかったと言うと、眉が吊り上がった。でも、悪かった、飲んでいいぞ、というと表情が変わった。

夕張はすー、ふーと鼻で数度息をしてから、こく、こくん、とちょっとづつ飲み込み始めた。それを飲み込むだけで、時々肩がぴくんと震える。そんな自分の反応に戸惑っているのが、潤んだ瞳を見ればわかった。

やがて頬のふくらみが大分減って、残り僅かになると、戸惑ったように、あるいは捨てられた子犬のように指揮官をすがる視線で見つめてきた。飲め、というと、目を伏せて、意を決したように飲み込んだ。

その瞬間、ビクビクッと震えて、夕張の視線がしばらく焦点を失った。明らかに、精飲で絶頂を迎えていた。

しかも彼女は、そのことをよく理解していない。白く塗りつぶされた思考の端で、なぜこんなことになったのかと混乱していることだろう。

夕張、立ちなさい。そう指揮官が命令すると、どこかぼんやりしたままの夕張はのろのろとお尻を枕から上げた。その枕を指揮官が取り上げると、急に彼女の目に正気が戻った。

「あっ!ご主人、それは…」

夕張のお尻が乗っていた枕は、びっしょりと濡れていた。酸味のある匂いがする液体でできた染みが広がってずしりと重い。

指揮官はその染みに鼻を寄せて、くんくんと嗅いでやった。夕張の顔が、先ほどとは別の理由で赤くなった。

「い、意地悪……」

ぼそりと呟いたのは、聞かないふりをして指揮官は言う。悪い子にはお仕置きをしないといかんなぁと。

「え…っ、おしおき…」

夕張の紅潮したままの視線が、指揮官の股間がすでに盛り上がっているのを見た。そして、おずおずと背中を向けて、ラインが出ない細い黒のパンツの紐に両手を添えて下した。パンツのクロッチと股間の間に、数本の糸が引いてすぐに切れた。

そして彼女は窓際の手すりに手をついて、お尻を指揮官に突き出して言う。

「ご主人…悪い夕張におしおき…してくれるかな…?」

短いスカートの裾は、黒黒とした艶のある尻尾が押し上げてしまっていて、彼女のお尻もその谷間にある箇所も丸見えになった。

指揮官はズボンを引き下ろし、もう限界近くまで硬くなったペニスを取り出す。夕張は肩越しにそれを熱い瞳で見ながら、裸足の指先を立ててつま先立ちになった。大きな尻尾が左右にゆっくり揺れる。

小さな尻を掴んで、怒張の先端を毛の薄い秘所に押し当てる。何度も迎え入れたというのに、いまだにぴっちりと閉じている、濡れそぼったそこを、先端でなぶるように何度かなぞると、彼女は鳴くような声を漏らす。柔らかい部分が亀頭に吸い付くような感触。

正直、もう余裕がないので、入れると声をかけて一気に突き入れた。

「----っ!」

声にならない叫びを漏らして夕張が震えた。ペニスを温かい粘膜が迎え、絡みつきながらぴくぴくと蠕動する。ふんだんに濡れた奥はもう、蒸し風呂か何かのように熱かった。

見下ろした夕張のお尻は、小さいが肉付きはよくて真ん丸で、触られるためのような形をしている。大きな尻尾の両脇からのぞく、真っ白い餅のようなそこを撫でながら腰を動かすと、振り向いた夕張がいたずらっぽく笑った。

「そう…ご主人は…夕張のお尻が好きなんだね…」

返事の変わりに尻たぶを強く掴んでやると夕張はひっと声を漏らした。腰を振って抽送をし、弱い部分を探ると、夕張は泣き出すような声を上げて、反応するように膣肉が一層強く竿に絡みついてくる。

「ひっ!ああっ!だめ…そこだめだよぉ…!」

もうズボンも濡れるほどの愛液が垂れていたけど気にする訳もなかった。ガクガクと足が震えて夕張の腰が落ちると、そのままのしかかるようにして四つん這いにさせ、犬のマウンティングそのものの姿勢で、畳に彼女を押し付けるようにしながらピストンを一層激しくした。水音が散る間隔がだんだんと狭まっていく。

「駄目だよぅ、おかしく、おかしくなっちゃう…!」

絶頂の近付いた夕張が叫ぶように言うと、尻尾を掴んで引っ張る。きゃん!と夕張が悲鳴を上げるのにも構わず、入りきらないペニスをねじ込むように、彼女のざらざらしたところに押し付けて射精した。

「~~~~~!!?」

もう声になっていない叫びを上げて、夕張がビクンビクンと震える。ビュッビュッと勢いよく精を吐き出しているペニスに何か温かい液体が浴びせられ、くすぐったさを覚えた。

 

射精の解放感がようやく収まった指揮官が、荒い息の夕張をひっくり返すと、顔は涙でぐっしょり濡れていた。ちゅぽんと音を立てて逸物を引きくと、白い泡と透明な汁がたらりと溢れて畳に垂れる。後で掃除せねばなと呟く。

夕張の横に座って、その頭を撫でてやると、放心していた瞳が動いて、こちらを向いた。

その鼻先に、愛液と精液にまみれた逸物を突き出す。

「ん…ふ……」

彼女はのろのろと頭を起こして、舌でペニスを舐め始める。唇でちゅっちゅっと吸い付いたり、半ば寝ぼけたような動きだが、律儀に清掃してくれる。

その頭を撫でたり、ミミを触ったりしていたが、はだけた着物の合わせから、夕張のぷりんとした乳房がはみ出ているのを見ているうちに、急速に血液が愚息に戻ってくるのが分かった。

「ご主人…?」

何も言わず、そのけなげにぴんと尖ったままの桜色に触れると、夕張は「ひぁっ!」っと戸惑ったような声を上げた。

掌をふくらみ全体に当てて、さわさわと撫でるように動かすと、途端に彼女は小さな声を漏らしはじめる。

「ふっ…ん…まだする?ご主人…」

返事の代わりにペニスを、着物の脇から乳房に押し付けて擦る。

「…気持ちいい?あっ!んっ!」

片手で乳房を撫でながら、もう片手でヴァギナをまさぐり、上にある肉の突起の周りをなぞるだけで夕張は反応した。

「だめ、そこだめだよっ!おかしくなるからぁ!」

半分ほど隠れたそこの包皮を、やさしく剥いたり戻したりしながら、もう片方の手で乳首をつまんだり、指先で転がしたりすると、夕張は顔を手で覆って震えるだけになった。

彼女がもうやめろとは言わないことが一層逸物をそそり立たせているのだが、夕張にはまだ分かっていないのだ。

「………」

ふんふんと鼻息だけ荒くしながら耐える夕張に辛抱できなくなったので、両足を押し広げて、二度目の挿入を行った。

一度目でほぐれたせいか、夕張のそこは各段に柔らかくなって、入り口から全体的にぴっちりと閉じるみたいに隙間なく締め付けてくる。思わず声を漏らすと、心配そうに「大丈夫?」と聞いてきて、その反応でますます抽送に熱が入った。

「んっ!?ご、ご主人、どうかしたの、っ?ああっ!?…んっ」

戸惑ったような声をあげながらも、恐らく無意識に、半ば本能でこちらに合わせて腰を動かしてくる夕張。ペニスを引くたび、離すまいとするようにカリ裏までしごいてくるので、最初を入れれば三度目というのに射精感は既に限界が近づく。

腰を突き入れながら乳房を掌で揉み、乳首をきゅうっと絞ると、

「ひゃんっ!」

さらに膣内が激しく反応する。気が付けば畳に染みが広がるほど、愛液が壊れた水道のように垂れていた。片足を抱え込んで、もう片手で陰核をむいて、親指できゅっと押し込むと、大きく背中を逸らして絶頂した。締め付けが一層強くなる。だがこちらは達していないので、腰を止めることはできなかった。

「いっ!いじわる…ご主人は本当にいじわるだぁっ!」

涙を浮かべながら、真っ赤になった夕張が怒り眉で言う。感じすぎて戸惑っているのが見て取れた。

「おかしくなっちゃう、夕張、頭が真っ白で、こんなの…本当に壊れちゃうよぉ!」

壊れやしない、と言うが、もう聞こえていないように見える。つま先で畳をつかむようにして腰を反らせながら痙攣している。

「壊れたら…ご主人の役に立てないよぅ…」

そう言われた瞬間爆発したような射精感が背筋を駆け上った。

なんでそんなことをしたのか、彼女の両足を抱えて、圧し潰すように数回、さらにきつくなった膣でピストンすると、引き抜いてクリトリスに突き刺すようにペニスを突き当てて射精した。

「~~~~~ッ!!」

のけ反って爪で畳を引っ掻く夕張を逃がすまいとするように両足を掴んだまま、熱い黄ばんだ白いマグマが尽きるまで肉芽に浴びせ続けると、やがて、ふっと糸が切れたように夕張の体から力が抜けた。

ぴくぴくと時折痙攣はするものの、目の焦点は完全に合っておらず、涙と涎を垂らしたまま微動だにしないで四肢を投げ出したまま、下腹部と乳房を露わに横たわっている。

やりすぎた。

指揮官は夕張を抱えながら、どうしたら無事に風呂まで行けるかを考えねばならなかった。

 

 

・

 

 

任務から帰ってきた夕立は、休憩室の外の物干し竿に、洗濯ばさみで枕が吊るしてあるのを見つけた。

時間は昼下がり。一晩越しの任務を終えて風呂に入った後は、お腹いっぱいご飯を食べたばかり。お天気は快晴、風はほどよく涼しい。

ならすることはひとつしかない。

夕立は枕を取ると、縁側で丸くなって、お日様の温もりがある枕に頭を預けた。

…なんか、変な匂いすんのな、この枕。

洗剤に混じった不思議な匂い。なんでか、同じ重桜の同僚を思い出す。

その時、

「あーっ!」

声が聞こえて顔を上げると、夕張が走ってくるのが見えた。

「なんだよぉ」

眠りかけを邪魔されて不機嫌になったが、夕張は顔を赤くして夕立から枕をひったくった。

「あっ、取るなよ!」

「こ、これはご主人の枕だから!夕立は座布団でもつかって!」

「えー?いいじゃん別に。指揮官だって許してくれるよ」

「だめ!」

「いいじゃんか!」

しばらく二人が枕を引っ張り合っていると、不意に、横から伸びた手がぱしっと枕を引ったくった。

「指揮官!」

夕立が声を上げる。指揮官は二人を見てから枕を見て、顔をうずめた。

「~~~~~っ!!」

夕張の顔が真っ赤になるが。指揮官はくんくんと匂いを嗅いでから言うのだ。

「これは俺の枕だ。夕立は他のを使いなさい。な?」

「…ちぇー」

怒っているとも、嬉しそうとも、なんとも言い難い顔をした夕張をちらっと見ると、夕立は素直に休憩室の中の座布団を取りに行くのだった。

戻ってくると、二人とも消えていた。

なーんか怪しいんだよなあ…何がかわかんないけど。

夕立はもやもやしたものを感じる。

パズルのピースが目の前に並んでいるような感覚。しばらく考えたが、お腹がいっぱいで、畳んだ座布団に頭を預けながらでは完成させられる筈もなく、夕立は夢の世界に旅立つのだった。

 






見返す度に修正したくなっていけませんね。
お読みいただきありがとうございました。

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