男装麗人は2人の妻と異世界をまったり生きる。 作:オダマキ
ご不快になられた方は、読まれるのを中断することを推奨いたします。
獣人の国 冬山 中腹
ハベナリヤから、入り口と反対の方向、4キロ地点。そこでは銀のフルプレート・アーマーを装備した、6対の白い翼を持つ女性が少し、眉尻を下げて立っていた。その右手には朱の太刀、左手には紅葉の葉を描かれている鞘を持っている。女性の足元は赤に染まっており、周りには複数の人間が倒れている。
オクサリス「話を聞かぬ者に話しをしても無駄ということが、良くわかりました。全く、もう少し静かなら、屋敷から離れていたなら、雪狼族の方に任せましたのに。コルチカムの身体に障ってしまったら、どうするのですか。」
人間達は騒がしすぎた。最初は説得に留めていたオクサリスだったが、人間達は聞く耳を持たず。逆にオクサリスに襲いかかった。普段であれば取るに足らない人間の攻撃など、適当にあしらい、山から追い出すが。この山は静かであり、また、コルチカムはとても耳が良い種族だ。この地点での喧騒は容易に知覚できるだろう。オクサリスはこの数日、寝続けている愛しい人の療養に差し障りがないように、人間達を切り伏せた。
この方向には人間の国がある。恐らく、そこから来たのだろう。
太刀の血を払い、インベントリから紙を取り、拭ってから、鞘に収める。
オクサリス「はぁ、そろそろ、一度帰って、コルチカムの様子を見に行きましょうか。...ん?」
その時、遠くから微かな獣の咆哮が聞こえ、次いで爆発音の様な音が聞こえた。
オクサリスは気になり、空へ6対の翼で羽ばたく。音の発生源の方に向かう。恐らくここまで聞こえたという事は、雪崩を起こしているだろう。この冬山であっても他の雪山と同じで、雪は危ういバランスで積もっている。その状態で大きな音が発生すれば、その危ういバランスは最も簡単に崩れる。
オクサリス「巻き込まれた者がいるかもしれませんね。急がねば。」
しばらく山の上空を飛び回り、地上にも降りて、巻き込まれた者を探していたが、見つからなかった。
その時、全身が白い巨躯の獣が歩いているのを見つける。その背にはローブを着た、黒い鎌を持つ人物がいる。
オクサリス「もう、目覚めていたの?コルチカム...良かった。」
オクサリスは急降下する。
その獣は風が切れる音に反応し、6つある目でオクサリスを捉える。目は大きく見開かれ、耳がピンと立つ。尾の動きが止まる。
オクサリスは、獣の前に降りる。
オクサリス「もう、大丈夫なんですね、コルチカム...」
コルチカムはオクサリスから漂う血の匂いに心配したが、見たところ、怪我をしている様子がなく、そして匂いが薄いことから、返り血か何かだと結論づける。安心したコルチカムは、うつ伏せに寝そべり、尾をゆっくり、大きく左右に揺らす。
オクサリスはコルチカムの2つの頭の間に行き、二つの頭を撫でる。とても安堵した表情で、白く、柔らかい毛並みを撫でる。
コルチカムはオクサリスのガントレットの硬い感触ではあるが、撫でられる事が気持ち良く、顔を緩め、目を細め、耳を後ろに倒す。そして、頭をオクサリスに擦り寄せる。
イベリスは空気を読み、コルチカムから降り、寂しそうな表情の残り1つの頭の近くにより、撫でる。
コルチカム(あー、すごく気持ち良い。...お母さんが撫でてくれた時みたいだ。...なんだか...眠く...なって来た。)
あまりの気持ち良さに、眠くなってしまう。体を横にし、瞬きが多くなり始める。そして、欠伸を3つの頭がする。
オクサリス「あらあら、眠くなってしまったの?きっと、まだ本調子じゃないのね。」
イベリス「こんなに幸せそうなんだぞ?大丈夫だろ。」
オクサリス「何か、無理をさせたのではないのですよね?」
イベリス「あぁ、大丈夫だと思う。少し、刺激的な散歩になってしまったが、無理している様子はなかった。」
オクサリス「そう、貴方が言うなら大丈夫ですね。しかし、ここで寝てしまうのは宜しくありませんね。」
イベリス「そうだな。コルチカム、コルチカム、今日は帰ろうか。な?」
コルチカムは今にも眠てしまいそうだった。しかし何とかスキル『獣人化』を発動し、人型に体を変化させる。コルチカムは眠気を堪え切れずに眠ってしまった。
二人の前には、手首の金の腕輪の効果で、服を着て、狐のフルフェイスマスク(顔全体を隠す仮面)を付けているコルチカムが、雪の上で眠っていた。
イベリス「そういえば、コルチカムの種族は睡ってしまい易い、種族スキルがあったな。」
オクサリス「そうでしたね。結婚指輪のお陰で睡眠薬や魔法は無効化しますけど、極度にリラックスしてしまうと寝てしまうのでしたね。うっかりしていました。」
コルチカムは眠ってしまったが、それだけ、撫でられるのが好きなのが分かった。これまでは触る事が出来ず、気付けなかったが、新たな愛しい人の一面を知る事が出来て、二人は満足であった。
イベリス「さて、私はそろそろ見回りに行くぞ。コルチカムをよろしくな。」
オクサリス「分かりました。任せてください。」
イベリス「あぁ。あっ...オクサリス、明日の夜見回りを代わってくれ。明日の昼間は私がやるから。」
オクサリス「どうされました?何か用事でも?」
イベリス「コルチカムが私たちの子供が欲しいと言っていたんだ。明日、相手をしてもらおうと思ってな。」
オクサリス「そ、それは本当ですか!?」
イベリス「あぁ。確かに言っていた。それに、頑張るともな。私達が両性なのも言ってある。」
オクサリス「今日、じゃなくても良いのですか?」
イベリス「本当は初めては私が貰いたいが、多分コルチカムに負担をかけてしまうからな。初めてはお前の方が良いだろう。」
オクサリス「それは...今日、私が相手をする事を許してくださるという事ですか?」
イベリス「あぁ。ただし、先に孕むのは私の子になるだろうがな。」
オクサリス「いいえ、私の子です。」
イベリス「ふふふ、どうだかな、まぁ、なんにせよ明日が楽しみだ。」
イベリスはそう言って。山の見回りの為飛び去ってしまった。
オクサリスは、寝てしまった愛しい人を抱え帰路に着く。今はコルチカムを独り占めできる時間。あまり、自分たちの前ではして欲しくはない仮面を取る。普段は凛々しい顔をしているが、今はとても幸せそうな顔をしている。それを見ながら空を飛んだ。夜が待ちきれない。やはり初めては雰囲気の出る夜が良い。
獣人の国 冬山 ハベナリア 二階 コルチカムの個室。
コルチカムが目を覚ましたのは、夜だった。明かりは点けられておらず、カーテンが閉められている。どうしてここに寝ているのか疑問に思い、記憶を探る。愛しい妻二人に撫でられた辺りから、記憶が曖昧なのに気付き、迷惑を掛けてしまった自分に不甲斐なさを感じていた。だが、まだ、挽回できると思い、上体を起こした。そして、今度は黒いネグリジェを着ている事に気付く。またこんな格好を...と思っていた時、誰かに押し倒され、跨られる。
コルチカム「キャッ!えっ、え?...オク...サリス?ど、どうしたんだい?」
突然の事に驚き上擦った声をあげる。しかし、すぐにとても甘い香りが鼻をくすぐり、白い翼が視界をその人物以外に行くのを妨げる。自分の体の上に乗っているのが妻である事に気づき、名前を呼ぶ。
オクサリスは白のスリップを着ており、悲しそうで、どこか不安そうな顔でコルチカムに跨っている。
だがそれが一層オクサリスを美しく見せている。
オクサリス「コルチカム...私は、貴女に触れられなかった5年間幸せでした。でも...とても、とっても切なかったです。何度...思った事か、刹那の時でも触れられたら、と何度...なのに、私が初めて貴女に触れられたのは、貴女が意識を失った時でした。漸く...漸く、触れられたのに...とても悲しかった。」
そう、涙声で言うオクサリス。
コルチカムはとても悲しそうな顔をする。
コルチカム「...うん」
オクサリス「ですから、ですから、そんな悲しい思い出を、一緒に、塗りかえて欲しいのです。...今までの時間を幸せな思い出にする為に...」
その時、オクサリスの首に腕が回され、引き寄せられる。そして、二人は触れるだけのキスをする。とても柔らかい感触、お互いが放つ甘い香り、愛おしく思う気持ちを、二人は感じ合う。
そこには、少しの悲しみもない。ただただ、歓喜があり、達成感があり、幸せがある。
口を離し、リップ音と呼吸音だけが部屋に響く。しかし、まだ満足出来ず、オクサリスはコルチカムの肩に手を置き、キスを繰り返す。
次第にコルチカムの表情が蕩け、目が潤み、吐息に熱が伴う。明らかに興奮した様子に気付き、ついに、オクサリスは舌をコルチカムの口内に入れ、ゆっくりした動きで舌を絡め取る。
コルチカム「んむっ‼︎...ふぅん...にゅちゅ...はぷっ...んっ...ちゅる...」
コルチカムは始めは自分の口内に入れられた舌に驚き、戸惑うが、自分の舌をゆっくりと動き、絡め取る舌と甘い唾液・匂いに理性を溶かされ、獣欲が掻き立てられる。次第にその感触と味と匂いに夢中になる。それと同時に、下腹部に、違和感を感じる。
オクサリスはコルチカムの腕に力が篭り、舌の動きが積極的になるのを感じ取る。
数秒間その口内での交わりが続く。そして、コルチカムは息が出来ずに、苦しくなる。
コルチカム「ぷはぁっ、はぁ、はぁ、はぁ」
オクサリス「ちゅぷっ、はぁ、はぁ、はぁ」
オクサリスはコルチカムを気遣い、口を離す。唾液が少しの間、二人を繋ぐ。
二人とも息は乱れ、口は離したが、その間、目線は未だ絡めあっている。
コルチカム「はぁ、はぁ、はぁ、オクサリスゥ、はぁ、はぁ、どうすれば、良いの?、はぁ、僕の、お腹がね、キュー、ってね、なってね、苦しいんだ...」
オクサリス「はぁ、はぁ、ふぅ、分かり、ました。では、私に、任せてください。まずは下着を、脱ぎましょう。」
コルチカムはフレンチキスにより、完全にスイッチが入ってしまったようだ。足をすり合わせ、腰をくねらせ、下腹部の違和感をどうすればいいのか分からず、切なそうな声で、尋ねる。コルチカムは人間などの感覚器が鈍感な種族ではない。聴覚や嗅覚は勿論、五感すべてが秀逸であり、敏感だ。その為、当然快感も鮮烈に感じる。
オクサリスはこの声を聞き、次の段階に進む事にした。コルチカムのネグリジェを捲りあげ、黒い下着を脱がしてあげる。そこには濡れそぼって、ヒクつく膣が現れる。しかし...
オクサリス(えっ‼︎生えて...ない。)
陰毛が生えていないのを見て、驚きの表情を浮かべ、しばし固まってしまうオクサリス。
コルチカムは訝しむ
コルチカム「どう、したの?何か、変なの?」
オクサリス「い、いえ、とても綺麗でしたので、見入ってしまっただけですよ。そ、それでは指を入れても良いですか?」
コルチカム「う、うん」
オクサリス「では、まずは一本入れますね。」
コルチカムの膣に中指を入れる。痛がる様子はない。中は狭くヒダが蠢き指を迎え入れる。キュウキュウと指を締め付ける膣壁を撫で、弱い場所を探す。
コルチカム「んっ、あっ、あぁ、き、気持ち、んあっ、ひぃん、欲しいの、ひゃ、もっと、ん、大きいの、はぅ、あぁん...」
オクサリスはその言葉と十分な濡れ具合に挿入する準備ができたと判断する。指を抜き、自分の下着を脱ぎ、服を捲り上げ、下半身を露出させる。そこには女性器があるが、陰核があるはずの部分に人間では考えられないほどの大きさの肉棒が生えていた。
コルチカム「な、なんて大っきい。...でも、もう我慢出来ない...早く...」
オクサリス「で、では足を開いて、力を抜いてください。」
コルチカム「う、うん。...スゥ、フゥー...良いよ。来て...」
オクサリス「では、入れます。子宮口までは一回入れます。我慢してください。」
コルチカムはM字に足を開き、入りやすいように下の口を広げ、深呼吸をして力を抜く。
オクサリスは、濡れそぼった膣に入らないと思われるほど大きい肉棒をゆっくりと挿入する。
コルチカム「かはっ...あぅ...うぅっ」
ポコっと皮膚の上からでも肉棒の形がわかるほど、膣を押し広げて子宮口にたどり着く。コルチカムは自分の体の中を押し広げながら進んでくるものを感じながら、何かに得るようにしている。
またもやオクサリスは驚く。あっさりと子宮にたどりついたからだ。
オクサリス(あれ?幻獣種に処女膜あったよね?なかったっけ?)
あまりの出来事に驚愕し、混乱するオクサリス。
オクサリス「あ、あの...コルチカム?」
コルチカム「はぁ、はぁ、大丈夫...だからぁ、動いてぇ、お願いだからぁ」
オクサリス「え?あ、はい。ではゆっくり動きますね。んっ、凄い、絡みついて来て、はぁっ、んっやばい、」
コルチカム「ひゃあ、はぁぁぁん、まっ、ん〜、ん、ふぅぅん」
オクサリスは腰が砕けてしまいそうな快感、腰を引くと、吸い付くようなヒダの動きに、早くなりかけるのを抑え、ゆっくりと腰を降ろす。
コルチカムは、とても大きい肉棒が体の中に分け入り、大きくゆっくり擦られる快感に喘ぐ。それを恥ずかしく思い、手で口を覆う。
パン、パン、パンと体同士が当たる音が部屋に響く。何回も、何回も子宮を突いていく。その度、翼は大きく揺れる。すでに、コルチカムを気遣う余裕はなく、ペースは早くなってしまっている。
オクサリス「はぁ、はぁ、これ、気持ち良すぎる〜、はぅ、出します。受け止めて下さい。」
コルチカム「ん、ん、ん、ひゃぁん、ちょうだい、あっつい、んひぃっ、の、はぁっ、あっ、きゃううぅぅぅん」
オクサリスの肉棒を子宮口に押し当て、大量に粘性の高い精液を注ぐ。
それと同時に、コルチカムは歯を食いしばり、背中を仰け反らし、足の指をピンっと伸ばし、絶頂した。子宮に注がれるものを感じながら。
オクサリスは、肉棒を抜き、コルチカムの横に寝転がり、見つめ合う。
オクサリス「はぁ、はぁ、はぁ、大丈夫...ですか?ごめん、なさい。最後まで、優しくしたかった、んですが...」
コルチカム「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、大、丈夫、だから、はぁ、はぁ、すごく、気持ち、よかった。また、してね?」
オクサリス「ふぅ、ふぅ、ありがとう、ございます。私も、気持ち、よかったです。次こそは...」
コルチカム「ねぇ、オクサリス...その...ね、お願いが...あるんだ。」
オクサリス「なんですか?」
コルチカム「僕を抱きしめて、頭撫でて欲しいんだ。昼間のあの感覚が忘れられなくてね。」
オクサリス「ふふふ、分かりました。では、」
オクサリスはコルチカムを両腕で、抱きしめ、片方の翼6枚を布団のようにのせる。そして、片手で、汗で少し湿っている暖かい頭を優しく撫でる。
コルチカム「ふぁぁぁ。やっぱり、気持ち...いい。お母さんみたい...」
オクサリス「あらあら、うふふ」
コルチカム「すぅ、ふぅぅぅ...いい...匂い...今...だけ...だか...ら...もう...少...し...こ...の...ま...ま...」
オクサリス「大丈夫です。いつまでも、お側に居ますからね。安心して、お眠りください。良い夢を。」
その後、オクサリスは一度、額にキスを落とし、いつまでも、いつまでもコルチカムの頭を撫で続けた。あまり恥ずかしがってしてくれない可愛いお願い事。ただそれに答えてあげたくて。幸せそうな顔でいつまでも居て欲しくて。
今回もこの小説を読んで頂き、ありがとうございます。どうも、今回、書いて居ても、とても恥ずかしくなり、何度も悶絶したけど、タイプドストライクな素敵な方がどこかにいないかなと思ってしまったオダマキです。
性的な経験が無く、今回四苦八苦してしまいました。完全な私の妄想に少しでも、萌や、ほのぼのを感じていただければと思い書きました。もし、不快に思われる方がいらっしゃれば、貴方にとってこの小説は価値がないものなのでしょう。そうならば、読まれるのをお止めになることを推奨いたします。この小説は自己満足で書いています。価値を感じれない小説を読んで、時間無駄にしたと、つまりは害だと、思って欲しくはないので、努力はいたしますが、どうしても力量が足りないので、もし、ご不快なら、おやめになってください。この小説が読んでくださった皆様の害ではないことを願っております。
少しでもこの小説に価値を感じておられる方はどうか今後も読んでいてだければ幸いです。
申し訳ありません。生意気なことを書いているのは自覚しています。ですが、私はとても臆病でして、一度書いておかないと落ち着かなくてですね。
本当に、本当に読んで頂き、ありがとうございます。次は、アイテム説明です。
聖銀
聖銀は神からの祝福を受けた銀と言われており、伝承にはあらゆる邪悪を拒み、正しき者を神のもとに導くとある。非常に希少で、市場に出回ることはまずあり得ない。コルチカムや、オクサリス、イベリスが左手の薬指に常につけている結婚指輪はこの聖銀で出来ている。、効果は状態異常を無効化すると言う物。実はコルチカムの唾液には猛毒が含まれているが、この指輪のおかげで、それを気にせずにキスすることが出来ている。コルチカムは睡眠薬や、魔法にすこぶる弱く、それを危惧して、これを結婚指輪に選んだ。また、二人とも天使なので、神からの祝福を受けたものを送れたらと考えたのも選んだ理由だ。