夏休みも終盤に差し掛かり、俺はリビングでゲームをしていた。
小町は受験勉強を一旦区切り、親とプールに出かけている。俺が誘われていないのは気にしていない。人多いし、疲れるし、別に気にしてなんかいない。
こうして一人でダラダラと過ごせるのは最高に楽しい。冷蔵庫からキンキンに冷えたマッカンを取り出して水分補給をする。うん、俺ってば超夏満喫してる。これがリア充か。違うね。
すると机の上に置いてあった携帯が突然見知らぬ音楽を鳴らし始める。いや、ただのデフォルトの設定の着信音なんだけど、ほとんど聞いたことがないから忘れていた。
電話番号は知らない番号だ。少なくとも俺の携帯には登録されていない。もしかしたら身に覚えのない小説の応募作品が入賞したのだろうか。いや応募してないけど。
なので無視することにした。大方間違い電話とかだろう。出ないと分かれば番号を見直してかけなおすに違いない。
ほどなくして着信音は止む。随分と長いコールだったな、と思考に耽っていると再び同じ番号から電話がかかってきた。
本来であれば無視を続けるか電源を切っておくところだが以前それで痛い目をみている。ここはハッキリと言ったほうがいいのかもしれない。
「もしもし、あの間違い電話ですよ」
『え?比企谷じゃないの?』
「は?」
予想していた答えとは真逆の言葉が耳に届いた。
『俺だよ!俺俺!』
「え?なに?オレオレ詐欺?」
『違う!一年の時同じクラスだった綾瀬!』
あー、そういえばそんな奴がいた気がしないでもない。クラスの隅っこでかたまる男子集団の中にいた気がする。そして一年の時に電話番号を交換したような気もする。その後なにもなかったからすっかり忘れていた。
「で、俺に何の用?」
『比企谷って奉仕部なんだよな?』
「一応」
『ちょっとさ、明日俺んち来てくれない?』
「宿題の手伝いならしないぞ」
『ちげぇよ。いいから来い。手ぶらでいいから』
無料だから、お試しでいいから、そういった勧誘は大概なにか見返りを求められる。つまりこれは罠だ。行ってはいけない。それに俺は自宅警備の仕事を請け負っている。行くわけにはいかない。というかめんどくさい。
「いかねぇよ。つか家知らねーし。用件はそれだけか、切るぞ」
『ちょっ、待てよ比企谷!』
電話を切りついでに電源も切り自室の机の引き出しの中に厳重に封印する。そして学校が始まって追及されれば「ごめん旅行行ってた」で誤魔化せばいい話だ。最初からこうしておけばよかったのだ。
俺はすっかりぬるくなったマッカンを飲み干し、ゲームを再開した。
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「おっはよー!お兄ちゃん!」
「おう、おはよう小町」
朝になりリビングに顔を出すと、小町が元気よく挨拶してくる。昨日のプールですっかり小麦色に焼けた肌が健康的でとても良い。ちなみに両親は仕事に出ていていない。プールの次の日に仕事に行くなんて俺は絶対に嫌だ。働きたくねぇ。
「そいやさー、お兄ちゃん部活はいいの?」
「ああ、別に呼ばれてもいないし不必要に集まることもない」
「ふーん」
ただ気になっただけなのか小町はそれ以上掘り下げようとはしない。朝ご飯として用意していたトーストを口に運び昨日のプールの話をし始める。
「でね、小町日焼け止め塗るの忘れてて、すごい日焼けしちった」
「そうだな。こげぱんみたいだ」
「こげ……?」
「え、ここでジェネレーションギャップが生まれるの?」
信じられない。女子があんなに夢中になっていたのに。俺なんて目がこげぱんに似てるとかで「こげまん」なんてあだ名がついていたぞ。なにそれ悲しい。
ピンポーン
「あれ、こんな時間にお客さん?」
「俺見るわ」
インターホンのモニターを見ると高校生ぐらいの男が立っていた。ああ、顔を見て完全に思いだした。こいつは一年の時同じクラスだった綾瀬だ。
「あれ?お兄ちゃんの知り合い?」
横から覗いてきた小町が呟く。確かに知り合いと言えば知り合いだ。
「居留守使っていいか?」
「駄目だよ!お兄ちゃんを尋ねに来たんでしょ!?ここで断ったら天変地異が起きちゃうよ!」
そう言われてしまうと否定はできない。ていうかお兄ちゃんに友達がいるだけで激レアみたいな扱いちょっと悲しいよ?事実だけど。仕方ない、適当にあしらって帰ってもらうか。
恐る恐るドアを開けると綾瀬は俺に気付いた。
「比企谷!久しぶりだな。家にいないのかと思った」
「要件を言え」
「昨日話しただろ。ちょっと俺の家まで来てほしい」
「断る」
「ちょっとお兄ちゃん、それはないんじゃない?」
いつの間にか後ろにいた小町がゴミを見るような目で訴えかける。
「せっかくここまで来てくれんだし、べつにいいんじゃない?暇でしょ?」
「別に呼んでないし……」
「小町がお留守番しているから、お兄ちゃんは友達と遊んで!ね!」
もしかしてこいつ、俺を追い出そうとしていないか?そういえば前から夏休みのどこかで友達呼びたいとか言っていたような。
部活の話を突然振ってきたのもそれか。俺どんだけ邪魔もの扱いされてるの。小町が小学生の時に友達が来て「小町ちゃんのお兄さんって目が怖い」と言われてちょっと傷ついたのを思い出した。そのあと一人で泣いたりもした。
「分かったよ、じゃあ夕方ぐらいに帰るわ」
「ありがとー!さっすがお兄ちゃんだね!」
別に暇だし?小町に恥をかかせるのは忍びないし?気にしてないし?
「それじゃ比企谷は家に来てくれるんだな」
「そういうことになる」
さっさと行ってささっと帰ろう。帰った時に小町の友達がいたら「おう」って自室に行けばいいだろう。気を使える兄がいて小町は幸せだな。目が怖いことを除けば完璧だな。致命的じゃねえか。
「で、お前の家どこなの?何駅?」
「いや、すぐそこだよ」
着替えて綾瀬と家へ向かう。誰かと二人で歩くなんて滅多にないから距離感が分からない。いつもの癖で二歩後ろを歩こうとすると綾瀬も下がってきて横並びになる。
「つかなんで俺の家知ってるの?」
「帰り道、たまに見かけてたからさ」
なるほど、たしかに今歩いている地域のあたりに住んでいるのであれば見かけても不思議ではない。学区はギリギリ違うから中学までは違う学校だったわけか。
「それで、なんで俺をそこまで呼びたがるんだ。なんなの?俺のこと好きなの?」
「……比企谷が奉仕部だって聞いたから」
「それ理由になってないな」
「着いたよ」
さらに追及しようとしたら綾瀬の家についていたようだ。考えてみれば俺って男友達の家に行ったことないな。そう考えると少し緊張する。いや綾瀬が友達かどうかは微妙なところだ。え?つまり俺今どういう状況?
「比企谷?入っていいぞ」
「お、おう。お邪魔します」
「暑かっただろ。水とってくるな」
思っていたよりも清潔感がある玄関を通されて綾瀬の部屋に入る。おお、すげえ、他人の部屋とか初めて入った。つか綺麗だな。俺の部屋より綺麗だ。
そこへコップに水を入れた綾瀬が戻ってきて受け取る。アイスコーヒーとかもらえたらもっと嬉しいが他人の家で贅沢はいえない。お言葉に甘えて水を一気に飲み干した。
ガチャリと部屋のドアが施錠される音がする。音がした方を見ると綾瀬が部屋の鍵をポケットにしまって俺に笑いかけていた。
その瞬間、血の気が引いていくのが分かった。確証は得られないが俺の第六感が警鐘を鳴らして止まない。
「っあ……?」
ぐらりと眩暈に襲われる。あれか、さっき飲んだ水になにかが入っていた?なんのために?綾瀬は俺を家に呼びたいと言っただけで目的はまだ聞いていなかった。悪意が自分に向いていたことへの恐怖で汗が噴き出す。
「比企谷、奉仕部なんだってな」
「は……?」
「奉仕、してほしいんだよ」
奉仕部、という言葉を聞いて何を思い浮かべるだろう。
ボランティア部を想像するかもしれない。アホな男子高校生は性処理の手伝いをしてくれると勘違いするのかもしれない。
この男は後者だったのだ。
「あっ……、ぐ、眠気が……」
強烈な眠気に襲われ床に倒れる。だめだ、本当に眠い。あと二十秒もしないうちに意識が途切れる自信がある。なんとかして外部に通信を、と考えたところで携帯を厳重に封印して置いてきたことを思い出した。
「なにやってんだ俺……」
脱力感と共に俺は眠りについた。
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深く落ちていた意識が再び浮上するのにどれほど時間がかかっていたのか、目を覚ますと昼間になっていた。
頭はまだぼーっとしていて巡りが良くない。それどころか身体がなんだが熱い。下腹部のあたりが苦しい。内臓が圧迫されているような。
身体を起こしてみると自分の服が変わっていることに気付いた。これは、メイド服か?俺いつの間にVRを装着していたんだ。グラフィック超綺麗じゃん。やるじゃんソニー。
「ってこれ本物じゃねーか!」
あの野郎、寝ている間に服変えやがったな。つか俺裸見られてない?俺の服どこだよ。
メイド服を脱ごうと立ち上がると下腹部の違和感が増大する。
「はっ……?なにか入って……?」
入っている。何かが俺の中に入れられいる。
恐る恐るスカートめくり自分の背後がどうなっているのか確認する。
よく見えはしないが、何かがモーター音とともに俺の中で蠢いているのが確認できた。抜こうとしても俺の下半身を包み込むように貞操帯ががっちりとはめられていて触ることすらできない。これもしかして前もなにか仕掛けがあるんじゃないかと嫌な予感がした。
メイド服も自分では手が届ない背中側に小さいチャックがあるだけで自分では脱ぐことが不可能だった。ついでに俺の服は外に持ち出されているようだ。
「まじかよ」
つか綾瀬はどこに行った。部屋のどこにも見当たらない。
下腹部で微動を続けるブツを気にしながら部屋を捜索するが手がかりはない。
これ完全に放置プレイだ。
「いやいや、ガチすぎない?いじめにしてもちょっとやりすぎだと思うんだけど……あ゛っ!?」
腹の中に入れられていたものの振動が突然強くなり息が詰まる。途端に身体の熱さが高くなっていく。え、なんで俺感じてるの?
「まっ、やめっ」
まさかとは思うが所謂媚薬というものも入れられていたとしか考えられない。俺の中に入れられたものは振動するだけでは飽き足らず形を変えて内部を縦横無尽に動き回る。どういう原理なのこれ。
気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。
何が気持ち悪いってこれで感じてしまう己が一番気持ち悪い。
「ま゛、綾瀬っ、早くとめ……、いっ……ぐっ、」
どこかで聞いているはずの綾瀬に向かって声をひねり出すが、それをかき消すように今度は貞操帯に包まれていた前の性器も攻められ始めた。
「いやほんと、どういう状態だよ…っ」
自分の手とは違う強さで、違う速さで前をしごかれるような感覚が妙に気持ちが悪く俺はたまらず手を伸ばす。硬い感覚が手に伝わるだけで直接握ることができない。
「はっ、はぁ……っ」
後ろを攻めているバイブみたいなものの、前を攻めているこれも気持ちよさを増幅してくれるだけで達するまでにはいかない。
「っ……くそっ…」
綾瀬のベッドに倒れ込んで唇をかみしめ必死に耐える。勝手に押し付けられた快楽が体の中を蝕んでいて気が狂いそうだ。
冷静になって考えたら俺今他人のベッドの上で女装して、しかも貞操帯つけれらてイけなくてくるしんでいるのか。笑えねぇ。
「んっ、だめだ………出さないと……」
その時、ガチャリとの鍵が開く音がした。
「比企谷、気持ちよさそうだな」
綾瀬はそのまま後ろ手で扉を閉め施錠する。本当なら今すぐこいつをぶん殴りたい。
「綾瀬っ……、外してくれ……」
思うよりも先に言葉が出ていた。
プライドなんて知ったことじゃない。とにかくこれを外してくれないと気がおかしくなりそうだ。
「比企谷、お前今メイドの服着てるよな」
「………」
「言い直してみてくれ」
「っ……あ、これを……外してください。ご主人様」
震える手足を奮い立たせてなんとか土下座の形をつくる。メイドって土下座するのか知らないが、これしか今思いつかなかった。
「分かった」
「えっ」
そう言って綾瀬は俺の腕を掴む。その腕をベッドに固定してバンザイのような形でベッドに寝かされた。
「お前……」
「いい顔してるな比企谷」
綾瀬は俺のスカートをめくりあげて貞操帯に手をかけて鍵を外す。前を取り外すとそそり立って今にも溢れだしそうな俺の性器が現れた。
「あふれそうだな」
「っあ………っ、!」
綾瀬の手が少し触れただけで言葉にならない声が漏れだした。ドプリとすこし先端から漏れ出しただけで熱を出すことはできない。どうやらあらかじめ尿道ブジーが仕込まれていたようだ。
綾瀬は俺の両足を上に持ち上げて後ろについていた貞操帯をゆっくりと引き抜く。中に入っていたものと一体化しているのか腸内からズズズっ、となにかが抜けていく。
「い゛っ、あああああ、っ」
つい力が入りうまく抜けずその分無駄に刺激が加わる。
いやだ、いやだいやだ感じたくないのに感じてしまう。名残惜しいと思ってしまった自分が嫌いだ。はやくらくになりたい。
「あや…、ご主人様……」
「なんだ」
「イかせてくれません、か……」
「まだ君は俺に奉仕してないだろう」
そうだ。確かにこいつは何一つとして楽しんでない。ただ俺を性的にいじめているだけだ。つまり今から本題に入るのだ。
再び血の気が引く。ただでさえもう理性が持たないのにもうこれ以上なにかされたら俺は俺でいられる自信がない。
「まてっ、あやせ、早まるな!それだけは勘弁して!おか、おかしくなるから!」
「俺を満足させないと、これは抜けないぞ」
そう言って綾瀬は俺の性器を手で刺激する。いやなんで触れるのこの人。意味わからないっていうかほんとだめ、ほんと、だめ、もうこれいじょうはむり。ほんと。
「わか、わかった、おねがい、やめて、はちまん、いうこときくから」
もう頭回らなさ過ぎてミスターポポみたいになってる。
「比企谷は理解が早いな」
綾瀬は俺の性器を握り揉み解すように刺激を与える。
「ひっ…!い、あ゛ぁ、だめ、ほんとおかしく、頭が、やめ、い゛っ!?」
前を弄られながら後ろの穴に指を入れられる。それだけなのに頭が一瞬真っ白になり息をしているのかも分からない。ただこれは俗にいう空イキなのではと察した。
「はぁ、あ、なんで、おれ」
「ご主人様より先にイくなよ。比企谷」
「あ、ごめ、ごめんなさ、あ゛あ゛ぁ゛……っ!い」
指を中でかき回されてもう何がなんだかわからない。
「ほら、ご奉仕してよ」
息を整えて前を向くと、いつの間にかパンツを脱いで露わになっていた綾瀬の性器が目の前にあった。
「は、は……っ」
いやだ。そんなことはしたくない。だがやらないとまたイかされる。俺はメイドだ。メイドなのだと心にいい聞かせてやるしかない。自分は機械なのだと思い込む。俺は綾瀬のメイドだ。だから、やれる。
「は……は、」
口をあけておそるおそる近づく。俺はメイドだ。メイドなのだからやるしかない。
「ん」
咥えてしまった。いやこれで終われない。気持ちよくしないとダメなんだ。
どうしたらいいのか分からず舌でチロチロと舐めていると綾瀬は俺の髪の毛を掴んで思い切り奥へと入れる。
「んんっ…!?」
息が、できな……。
そして少し抜かれて肺に空気が入る。それを何度か繰り返しているうちに酸欠になっていき頭が白くなっていく。そこへドロリとなにかが喉に流れ込んだ。
満足したのか綾瀬は性器を抜きとる。嫌な臭いが鼻を刺激した。
「あ……」
「えろいな、比企谷」
「……え?」
間髪入れず再び綾瀬は俺の性器を刺激する。あ、だめ、ほんとやばいから、ほんとに、
「イかせて、イかせてください……」
もういつから出ていたのかわらかない涙やら精液やらで俺の顔はぐちゃぐちゃになっているに違いない。
命乞いをするように懇願すると綾瀬は嬉しそうに笑っていた。
「挿入れるよ」
「は……?いっ、まっ、……!?」
両足を上に持ち上げられて無防備になった後ろ側に綾瀬の性器が入り込む。
ほんとまじかんべんして。おれいや、いやなのにきもちがいいから。おかしくなるから。
「い、あ……い゛っ!?」
思いのほかすんなりと先端が入りゆっくりと中へ入っていく。
「い、まって、まって、あやせ……」
落ち着くために力を抜いた瞬間それは奥まで一気に突き抜けた。
「………───っ、は、あ………っい」
今一瞬天国が見えた。え?なんで生きてるの?
「っ、比企谷、やっぱすげえな」
「……あ?」
なにが、という前に抜かれて再び奥まで入れられる。
「い゛あ゛、ごめ、ごめんなさ……、ゆるし」
再び奥へと入れられる。
きもちがいい。でもそこじゃない。もっときもちいいところがあるのに。
「ちが、そこじゃ……」
自分で身体を動かして綾瀬に気持ちのいいポイントを教える。さきほどから空イキしかしていない。はやくイきたいのに。イかせれくれない。
教えたにも関わらず微妙に掠れたところを狙ってくる。なんで、と目で訴えると綾瀬は俺の手の拘束を解いた。
「尿道ブジーは抜くなよ。騎乗位で自分で腰を振ってみろ」
「は、はい……」
綾瀬は後ろに倒れて俺が馬乗りになる。何やってんだろうと冷静になりかけた思考をかき消すように腰を動かす。
「……っ、は、んっ……あ゛あ゛……っ」
また一人で先にイってしまった。俺は自分が気持ち良くなることに夢中になっていた。綾瀬は満足しているのだろうか。
「比企谷、うつ伏せになって尻を突き出すようにしてくれ。」
言われるままにうつ伏せになる。
綾瀬は俺の尿道ブジーをゆっくりと抜いた。
「っ、あ……」
ドロリと大量の精液が流れる。ようやく解放され身体から力が抜けていく。
「……あ、が………、い゛」
その時俺の尻はがっしりと固定され勢いよく綾瀬の性器が俺に入れられる。一番気持ちいいところへと迷いなく突き抜かれる。
「や、やめ、いまもうでな……」
必死に懇願するも何度も何度も同じところをつかれる。
「まっ、ほんとにおかしくなる、おかしくなるから、やめ」
そこはほんとによわい。自分で腰を動かしたときとは違いどんなタイミングで来るのか読めない分心に余裕が持てない。から、やめて、ほしいのに、ひどくきもちがいい。
きもちがいい、きもちがいい、もっとほしい、もっと。もっと。もっと。
あたたかいものがはらをみたしていく。
ああ、終わってしまったのか、と心底がっかりする自分がいる。
俺は性器を抜かれてそのままベッドへと倒れ込む。
身体の向きを仰向けに変えられてパシャ、という音がする。
ああ、これで脅迫されてまたやるはめになるのだな。と直感した。
「比企谷、奉仕ありがとな」
そういって綾瀬は俺のぐちゃぐちゃに汚れた髪の毛を撫でた。
やはり俺の奉仕部活動はまちがっている。