内容的には血鬼術によって蝶屋敷の女子たちが壊されるという内容です。
ただ気力が続かなくて結構薄い内容となってしまいました…
オリジナル設定等多数、そのほか注意です。
一応Pixivにもマルチ投稿してます。
気が付いたとき、しのぶは蝶屋敷の研究室にいた。
ここでは日夜鬼に対する毒の研究・開発をしておりそれに並行して隊員たちの治療薬の調合や、基本夜中に鬼と戦闘するための栄養剤なども作られていた。
といってもその知識があるのは主であるしのぶ、そしてここに勤めている神崎アオイだけだった。
他に務める娘たちは軽い調合はできるが複雑なものは基本、しのぶがやってた。
「しのぶ様、いかがなさいました?」
「えっ…あ、なんでもないです」
声をかけた少女。それにハッとしたしのぶは自分の手元を見て思い出した。
そうだ、今自分は新薬の調合をやっていたのだ。
日夜の隊員たちの疲労回復にと溜まりに溜まった「疲れ」を吐き出す組み合わせを思いついたのだと。しかしその試薬の作成でぼぉーっとするなんて、自分も疲れてるのかしら?と苦笑いをして―――
「…ところで、貴女は――」
「やですね、『私ですよ』」
そう言われて思い出した。そうだ、彼女は長い間蝶屋敷に務めている少女だった。それこそ死んだ姉のカナエぐらいに長い付き合いだったのだ。
それを忘れるなんて、本格的に疲れてるのだろうかと。
「ほら、しのぶ様。私の目を見てください」
「目?」
彼女の目――普通ではありえない『下弦の肆』と書かれている瞳。赤く光るそれを見て何だか頭に掛かっていた靄が消えていく。
それまで考えていた疑問なんてどうでもよくなって――
「――ありがとう、零余子。おかげですっきりしたわ」
「それは何よりです」
にこりと笑う零余子。それを見てやる気を出したしのぶは先ほどまでの遅れを取り戻すかのように薬を調合した。
「できました」
間もなくできたのは、鬼の嫌う藤の花と同じ紫色をした薬。どろりとした液体を瓶に詰めているそれは一目見ただけでは人体に害があるようにしか見えなかった。
「できたんですね、しのぶ様!」
「ええ、まだ人に試してはないですけど理論上は完成です」
普段は新薬を作った場合は有志を募って人体実験をする。しかしまだ募集をしてないため、試すのは―――
「なら、あの子たちで試しましょうか」
「あの子…?」
「ほら、カナヲ、でしたっけ?わたしに刃を向けたあの娘ですよ」
そうだ、どういうわけかカナヲが突然、零余子に切りかかったのだ。
しかしその場にしのぶがいて、すぐに取り押さえることができた。
だがなぜこんな行動をするのかと聞けば零余子のことを「鬼だ!」と叫んで暴れるため、頭を冷やすために蝶屋敷の地下、薬の材料を保管したり鬼に対して毒の経過観察を見るための蔵がある中に押し込めたのだ。
「それに、カナヲが駄目になっても、まだ実験体がいるじゃないですか」
カナヲを押し込めた後、しのぶはそれだけではなくアオイやなほ、きよ、すみも地下に閉じ込めた。
戦うことができない4人にそのような真似をしたのは――なぜだったか?確か零余子が「外部に知らされる前に閉じ込めましょう」と言ったのだったか?
それにしのぶも同意して――それで――
「ほら、悪い子にはお仕置きをしなければなりませんよね。しのぶ様」
「…ええ、そうね」
確かにこの薬の実験体になる、万が一があるがそれは仕方のないことだろう。
そう考えたら都合がよかった。
―蝶屋敷地下―
「ごめんなさい!ごめんなさい!!ごめんなさい!!!」
「何も言いません!何も言いません!!許してください!!!」
「やだやだやだやだ!!!」
二人が地下に行けば、なほときよ、すみの三人娘が牢屋の隅でガタガタ震えていた。
しかししのぶも零余子もそれに興味を示さず、その隣の牢、すべての衣服をはぎ取られて両手足を鎖で拘束されて大の字で壁に貼り付けられているカナヲへと向かった。
普段からあまり感情を表にしないが、それを差し引いてもカナヲは虚ろだった。
目からは完全に光が消え、全集中の呼吸・常中もせずに暫く風呂に入ってなかった所為か蠅もたかっていた。
「あらあら、昔を思い出します。最初もそんな恰好でしたよね、カナヲ」
確かにカナヲがしのぶ、そしてカナエと初めて会った時、人買いで連れられているときと同じような姿だ。
だがその当時のことをしのぶが口にすることはなかった。それはカナヲにとっての暗い過去で、思い出させるべき記憶ではないからだ。
だが、今のしのぶは笑い、懐かしむかのように言っていた。
「しのぶ様ッ…カナヲを、カナヲを離して…もう、あんまり元気がないんです…!!」
涙を流して訴えかけるアオイだが、彼女もまた酷い姿だった。カナヲと同じ牢の中、同じように全裸で、ただ違うのは後ろ手に拘束され地面に転がされていることだけだった。
しかしその鎖についている重りでは普段訓練をしてないアオイでは身動きはできないだろう。
「あら、ちょうどよかった。作ったのは元気が出る薬なんですよ」
「――ッ! ま、待ってください!そんなものをカナヲに投与したら、死んでしまいます!!やるなら私にしてください!!」
今のカナヲに必要なのは静かな休養だった。それを無理に薬で体に負荷をかけたらどうなるかわからなかった。
だがまだ反抗できるアオイとすでにぐったりしているカナヲ、どちらが『疲労回復』にちょうどいいのか判断してその願いを拒否した。
「しのぶ様~ついでなのでその薬、どうやって使うのか教えていただけません?」
「いいですよ。まずは注射に入れて腕の静脈に打ってみましょう」
「――――――………」
何かを注射されるのをカナヲは分かったのだろう。だが身動ぎ一つできない状況で抵抗もできず、ただそれを静かに受け入れていた。
「…ッ……?」
体の異変に気付いたのはカナヲ自身だった。地下は非の光も当たらず、室温が低い。
体力を奪っていた大半の理由が体温が低いためだったが、今は体がポカポカしていた。
「…ぃ…ぁ……――!!!」
いや、それどころじゃない。熱い、熱すぎる。まるで真夏の砂浜へ放り出されたかのように体が熱い。
特に胸と股間――一言でいえば恥部に熱が集まっていた。
それだけではない。体全体が敏感になっていた。
ぴったりと壁と引っ付いていた背中から感じる冷たさが気持ちよかった。
両手足を拘束する鎖から発生してる痛みが気持ちよかった。
「いひっ…」
自分が流す汗が体を伝うのが気持ちよかった。
言葉を発する喉の振動が気持ちよかった。
「いひっひ――」
「カ、カナヲ…?」
心配そうに見つめてくるアオイの視線が気持ちよかった
薬の効果を確信してかニコニコとしているしのぶの視線が気持ちよかった。
これから起こるであろう自分の姿を想像して笑う零余子の視線が気持ちよかった。
「ひっ、ひっ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃ―――!!!」
ぷしゃりと股から流れる何かが気持ちよかった。
口から流れ出る涎が気持ちよかった。
耳から入る自分とは思えない声が気持ちよかった。
鼻に入る自分が流したおしっこのアンモニア臭が気持ちよかった。
「い♥あ♥ひ♥に♥あ♥が♥へ♥は♥ほ♥ひ♥は♥ぎ♥にょ♥び♥ま♥お♥ご♥」
「カナヲ!!しっかりして、カナヲ!!」
必死なアオイの反応が気持ちよかった。
隣の牢でこの状況を恐れている三人娘の怯えた反応が気持ちよかった
薬の効果に満足してるしのぶの反応が気持ちよかった。
「らりょ♥めご♥にょみ♥♥おひょ♥♥♥♥べぉあご♥♥♥♥♥」
目の前にいる零余子に自分の幸せを壊されて行くのが気持ちよかった。
何も考えれなくなるのが気持ちよかった。
「はぎはあぎじょりえぐひょつぃぉひそじゅがいぱごじゃぴっぐじゃぱじとはじしおじゃぉごちおひそいぁじがいぅらぎじゃいひそじゅがいぱごじゃぴっぐじゃぱきぱじゃいぎらじょぐぉじゃぁあじゃがぶざヴしじょふぁひぱじゃじゃだがじゃ――――!!!!!!!!!」
「カナヲ!!しっかりしてカナヲ!!!」
アオイの呼びかけもむなしく、カナヲは『壊れて』いた。
口からは意味のない文字の羅列を息継ぎもせずに発し、涙と鼻水で端正な顔がぐちゃぐちゃになり、涎が未発達の胸に垂れていた。
乳首やクリトリスはビンビンに立っており、それでも逃げ切れない快感を逃すために足先までピンっとこむら返りが起こりそうなほど伸ばしていた。
股からは尿と愛液が混ざった不快な体液がまるで急須を傾けたかのように激しく流れていた。
「あら、これは濃すぎるようですね」
「さすがに原液は駄目ですね。この子壊れちゃいますよ」
「けど、元気になりましたねぇ~」
しのぶは、自分の妹同然の娘が壊れていくのに何の感情もなく、あくまで実験体というような感覚でそう言っていた。
それを耳にしたアオイはキッとした睨みで零余子を睨んだ。
すべてはしのぶがこの鬼を連れて来た時から狂っていた。
十中八九、しのぶの様子がおかしいのは血鬼術で間違いなかった。
だが、カナヲが抑えられしまって、刀が持てない自分と戦えない三人娘ではどうすることもできず、この鬼に好きにさせるしかできなかったのだ。
その睨みに気づいてか、アオイを見下した零余子はニタァと笑みを浮かべた。
「さっき『やるなら自分にして~』なんて言ってたわよね?しのぶ様、次はこの娘で試しましょうよ」
「ッ…たとえ貴女がしのぶ様を操っていても私はあなたには屈しません!!必ずここから――――」
「いぐっぅぅぅぅぅ♥!!!!!」
「なぁーんて言ってたのに、あっけなかったわねぇ」
軽く薄めた薬を投与されたアオイはカナヲ以上に早く壊れてしまった。
もともとが戦闘要員ではないアオイに拘束は必要なく、投与されて早々に自由の身にされた。
だが、アオイは薬物耐性などもないため、逃げ出すことも戦うこともせず、自分で体のあちこちを手で弄り始めたのだ。
カナヲとは別に普段から凛々しいアオイが破顔してだらしなく舌を出し、しのぶと零余子に尻を向けるように高くつきだしていた。
零余子から向けられる視線が快感となるのを理解してか、より一層恥ずかしい姿をさらそうとしているのは滑稽だった。
「うーん、やっぱり個人差がありますねぇ」
全く難しいというように困っているしのぶ。
その視線の先にはいまだ無事だったはずの三人娘がいた。
「やらやらやら!!」
「なほっ、なほっ、なほぉぉぉっ!!」
「―――…………ぁ………ぅ……」
なほ、きよ、すみの三人にアオイに投与したのより薄めてみたのだが三人の反応は三様だった。
なほはあまり効果がないのか泣き叫び、快楽を得ながらも自我を保っていた。
きよはアオイと同様になほに対して自分の体をこすりつけるようにして快楽を得ていた。
そしてきよは壊れてしまったのか、時よりブピッ、ブポッと間抜けな音と共に潮を吹くがほぼ無反応になってしまった。
「うーん、もう投与してない子はいないですし…」
「あ、でしたら配布する栄養剤に混ぜるのはどうでしょうか?多くの人間が口にしたらより一層の結果がわかりますよ。」
「いい考えです、さっそくそうしてみましょう」
蝶は食事のために蜜を吸う。
その際に体に花粉を点けて受粉させるのは生きる上での感謝の気持ちなのだろう。
それは彼女たちでも同じだった―――
「やだっ、いやっ、やらぁぁぁぁぁぁ!!」
「もっと、もっとなかにぃぃぃぃぃぃ!!!」
「あぅ…ぁ……!………ぃ……!!」
蝶屋敷。本来なら傷ついた鬼殺隊の隊員が傷を癒す場所。
だが、ここに集まるのは鬼殺隊を含め下賤な考えを持つ男ばかり
なほは口では嫌がりながらも相手が吐き出す精液を体で受け止めるしかなかった。
きよはより一層男を喜ばせるかのように喘ぎ、求め、そして体を動かした。
すみは反対に全く反応はしないながらも、体を突けば反応するということで玩具のように弄ばれていた。
「いいのかぁ~?お腹が流れちまうぞ~?」
ゲタゲタと笑いながら3人からしたら父親ぐらいの年の離れた男がそう言う。
幼女ともいうべき三人の腹部がアンバランスに膨らんでおり、幼くして母となっているのが分かった。
「やらぁっ!!あかちゃんやら!!」
「いいんですぅ!それよりも皆さんの『治療』が大事なんですぅぅぅ!!!」
「…………ぅ………!」
三者三様の反応。だがそれは単純に、この場に訪れる男の嗜虐心を燻る結果にしかない。
背徳感を得るために嫌がるなほを嬲り続ける。
誘われることで燃える男はきよに群がる。
すみはただの発散道具として扱われている。
地上ではそんな饗宴をしてる一方、地下ではまた違った様相だった。
「いひひははほほい」
「この嬢ちゃん本当に大丈夫か?妙な笑いをしてるけどよ」
「いつものことだろ」
カナヲを前後から貫くのは鬼だった。下弦の肆『零余子』の呼びかけにやっていた『人を犯す』という人間味を残した鬼が日光の入らない地下で彼女たちを犯しているのだ。
もはや自我というものがないカナヲはただ与えられる快楽を見に受けて、それに反応するしかできなかった。
それはアオイも同じだった。
「もっとくださぁい…もっと、もっとぉ…!!」
「おいおい、前後に4本も入れられてまだ欲しいのか?」
「欲張りな奴だぜ」
彼女はカナヲと違い、自分の意志がある。だがそれも薬と、狂った環境にねじ曲がり娼婦顔負けの淫乱となってしまった。
「あらあら、アオイったら。もしかして診察に来た隊員たちもそんな目で見てたのかしらねぇ?」
そんな状況ででもニコニコしてるのはしのぶだった。
彼女の腹もカナヲとアオイと同様に膨らんでおり、誰かの仔を身ごもってるのが一目でわかった。
「おぉ、蟲柱の嬢ちゃんか。なんだ、お前も混ざってくれるのか?」
「いいねぇ~」
「ダメ。しのぶは私の玩具」
柱を犯せると思っていきり立つ鬼だが、しのぶの後ろからやってきた零余子がそう言って割り込んだ。
「ちぇ、わかりましたよ零余子様」
流石に下弦とは言え十二鬼月に敵わない鬼たちは「仕方ねぇ」と渋々カナヲとアオイを犯し始めた。
だが鬼たちはその零余子も性的な目で見ていた。
鬼でありながら可愛らしく、美しい姿に欲情しないわけはない。
だが、ここに来て早々襲い掛かった鬼の一人が血鬼術で壊されたのを見てるため手が出せなかった。
「ねえ、しのぶ様?今の蝶屋敷ってどう思います?」
「どう、とは?いつものように男の人が来て、いつものように私達雌を犯してくださってるけど」
それを聞いて零余子が笑いをこらえるの必死だった。
零余子の血鬼術。
一言でいえば『認識の変化』。強い催眠術と同じで相手に物事をそう思わせることができる。
零余子がしのぶと遭遇したのは偶然だった。ハッキリ言って零余子の姿は十二鬼月には見えにくく、傍から見れば弱い鬼だった。
もちろん単純な力比べなら並の鬼と同様だったが零余子の強さはその血鬼術にあった。
しのぶは警戒しつつも怯える零余子近寄っていつものように「貴女はいったい何人の人間を食べましたか?」と聞いた。
その時、血鬼術で認識を書き換えたのだ。
自分を鬼とは思わず、またずっと昔からいるように思わせた。
そこからは認識を書き換えながらしのぶから情報を得ていた。
しのぶが柱の一人だと聞いたときは驚いたが、同時に医者で薬剤師でもあると聞いてこれは使えると思った。
まずは彼女の拠点である蝶屋敷から手中に収めるべく強力な媚薬を作らせ、それで周りの人間を堕とした。
そこからは徐々に隊全体に、まるで毒のように媚薬を流して鬼殺隊を蝕んでいった。
今となってはまともな隊員のほうが少なく、柱のほうも恋柱という女性が堕ちたことによりそれに巻き込まれてしまった。
そんな零余子がいま最も楽しみにな事がある。
「じゃあ、そろそろ起きましょうか?」
「えっ?」
零余子の瞳を見てしのぶの動きが一瞬止まった。
目が覚めたかのようにしのぶはハッとすると周囲を見て硬直した。
「なに…これ…」
「あひゃほいひはへにょみ――!!!」
「もっと出してぇぇぇぇ―――!!!」
目の前には、自分の妹のような存在の少女、そして自分を慕う少女が淫らに腰を振っていた。その周囲にいるのは紛れもなく、鬼。
二人は文字通り壊れているようだった。普段魅せる凛々しい姿なんてなく、膨らんだ腹を抱えるようにして振り、快楽に溺れる姿にしのぶは絶句した。
「おはようございます、しのぶ様」
「ッ、貴女!!二人に一体何を――!!」
その時改めて零余子を認識したしのぶはとっさに日輪刀を抜こうとするが体が圧迫する感覚に改めて体を見て再び固まった。
「なにっ、これっ……――?!」
大きくなった腹部は二人の少女と同様、まるで子供を――
「何って鬼の子ですよ。お忘れですか?」
「…なに、言って…」
「ああ、そうだ。忘れてました」
まるでわざとらしくニタリと笑うと零余子は再びその瞳を見せた。
その瞬間、全部思い出した。
自分が彼女を引き入れて5人を地下に閉じ込めたことを。
自分が人を廃人にするほど強力な媚薬を調合したことを。
自分がそれをカナヲに原液のまま投与したことを。
自分がそれを少し薄めた程度なのを4人に投与したのを。
自分がそれを薬や栄養剤に混ぜて隊員に与えていたのを。
自分が鬼の上で腰を振り、そして孕んだことを。
自分が、自分が、自分が、自分が、自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分自分
「私が…」
自分が5人を『壊して』しまったことを。
鬼の、人の、誰かの仔を宿した5人。それを作り上げた元凶が自分であるのを思い出した。
「ウソ…ウソウソウソウソウソウソウソウソウソ!!!!!」
酷い悪夢だと、これも血鬼術の中だと、そういうように頭を抱えてしのぶは蹲った。
しかしいつまでたっても終わらない現実に、すべて受け入れてしまった。
「なんでっ、なんで私の認識を戻したの!!」
恨めしいように零余子を睨むしのぶ。
どうせなら書き換えられたままのほうがよかった。
どうせなら何も気づかないままのほうがよかった。
どうせなら――このまま食われたほうがよかった。
「えっ?そのほうが面白そうだからですよ」
にっこりと、無邪気なように笑う零余子。それに静かにしのぶは理解した。
ああ――やはり、この子は鬼なのだと
他人の不幸を見て嗤い、他人を蹂躙して楽しみ、他人を喰らって生きているのだと。
「さて、私はしのぶ様に感謝してるのですよ?こんな状況をするにはしのぶ様の協力がなかったらできませんでした。あの方も大変喜びでしょう。そこで――」
そう言って零余子が取り出したのは一つの薬。
見覚えのある紫色のそれは間違いなく自分が作り出してしまった媚薬だった。
「これを上げます。効果は貴方の継子が身をもって示してくれましたよね?それを使ってみんなと一緒に壊れるか、それともこのまま犯されるか、好きなほうを選ばせてあげますよ」
「………………」
それを受け取ったしのぶは悲しそうに涙を流した。
惨めで仕方なかった。
姉を殺され、鬼を殺すことを意識して毒を作り、その知識を鬼に使われて大切な人たちが壊されてしまったのだ。
唯一与えられた慈悲でさえ、この鬼にとっては情ではなくどちらを選ぶのかという一種の「遊び」でしかなかった。
「あ、あは、アハハ…アハハハは――」
「あら、しのぶ様?お薬を使う前に壊れちゃいました?」
いつもの笑みとは違う、狂気に染まった笑い声に零余子は残念そうにそう言った。
とはいえ、彼女としては満足なのかヤレヤレというように背を向けた。
「ッ――!!?」
「かかり、ましたね」
頸の痛みに振り返れば、笑みを浮かべるしのぶがいた。しかし日輪刀で切られたわけではない。
しのぶを突き飛ばして首に刺さったものを見て零余子は血の気が引いた。
「この、注射器、は…!!」
「ええ、効果はカナヲ達のおかげで実証済み、でしたよね?」
これはしのぶにとっての唯一の反攻で、唯一の償いだった。
日輪刀も毒もなく、このまま嬲られる自分ができる目の前の鬼に対してできることがこれだった。
「ひぃ、い、あ、ばばばばばばばばばばばばばばばば!!!!!」
ガタガタガタと震えた零余子がブッシャと愛液を漏らした。体の構造的には人間と鬼はほぼ同じだった。そのため、媚薬が効くかどうかもわからなかったが零余子は『壊れた』
涙を流して涎を垂らし、汗を含んだ着物を汚していった。
「む、零余子様?」
「強力な媚薬なので、抵抗できませんよ。今だったら好きなことができます」
柱であり、本来なら殺すべきしのぶの助言。それを聞いてゴクリと唾を飲み込んだのは一体どれぐらい数の鬼だろう。
「あひっ、あひっ、あひっぃ、あひいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
群がる鬼たちになすすべがない零余子。流石しのぶの媚薬と言うべきか、一発で廃人になったようだ。
「おら、ちゃんと締めやがれ!!」
「んひぃ!!お、鬼とはこんな程度ですが…?」
「ああ?なめんじゃねぇぞ雌豚がァ!!」
零余子がこうなってしまってはしのぶに手を出す鬼を咎める相手がいなくなったというわけだ。
もちろんしのぶの言葉は強がりでしかなかった。だが、これがカナヲ達にできるただ一つの償い。
薬で自我を失うこともなく、この悪夢のような状況の中で生きていくことだった。
誰かが助けに来てくれるかもわからない。この鬼たちが飽きて食われるのかもわからない。
それでも、しのぶは自分を見失うこともなく生きるしかできなかった。
「しのぶさまぁ…」
「ししょぉ…」
「!!」
いつの間にか、カナヲとアオイがしのぶに抱き着いていた。三人とも裸の上から鬼たちの精液で汚れていた。
だが、久しぶりに触れ合うことができたことにしのぶは懺悔の涙を流した。
「ごめんね、二人とも…こんな…」
「えへへ…いつも、ししょーと、いっしょ…」
「しのぶさまぁ…いっしょに…」
もはやまともな意識はないのだろう。だがそれでも共にいることを望んだ二人にしのぶも心の底から笑みを浮かべた。
…なんだこれ。
しのぶメインのR18小説を作ろうとして、主に血鬼術によって操られるみたいなのを考えていたらいつの間にか蝶屋敷がメインになっていた。
ちなみに鬼を零余子にしたのは個人的に好みの外見だったのと、唯一の出番の泣き顔にそそられて出してみました。
出番がそこだけだったので血鬼術等が明らかにならずに退場してるので公式設定ではないことをご了承ください。
ちなみに作者はカナヲのような感情を表に出さないキャラが薬や快楽で堕ちる流れが好きです。そのため媚薬投与をして壊してみようとしたんですが…うーむ、表現がうまくできない。
最後はとりあえず、しのぶも堕とそうかと考えましたがそれを逆に零余子に投与するということでわずかな反撃を――
というところで力尽きました。
本当に思い付きで作った作品なので番外編・続編等は未定です。