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押し寄せる街の人達に申し訳なさを感じながらも何とか逃げきれたアルマスとモラベガだったが、そこは人気のない路地裏で、2人はこのままスピーチの時間まで落ち着くことにした。
「約束の時間までまだあるしこのままここで休憩していきましょう」
そう言って近くの壁に寄りかかった。モラベガも同じように反対側の背をもたれると思われたが、そうはならなかった。
むしろ彼女はまっすぐと近寄っていき、逃げる場所もないのでじっとしているアルマスと顔と顔が触れそうになるほど距離を縮めた。
「アルマス.......」
モラベガはアルマスの名前を呼ぶと流れるように唇を重ねた。彼女がキスをねだるのはこの一年間でも何回かあったし、アルマスの方もまんざら嫌だという訳でもなかった。むしろ気持ちがいいとすら感じている。モラベガと肌を触れ合わせ口から体温を感じることがアルマスに安らぎと安心感を与えていた。
「んんっ!?...っむぅ...ふぁ....んちゅ.......」
はじめは乾いていた唇も時間が経つにつれ徐々に粘膜液をまとい、お互いに滑らかな弾力を感じられるようになっていく。と、それに比例して体温が高くなる。
(駄目だ......この後に向けて演説の練習をしないといけないのに)
そう思うほどアルマスは自分の足に触れるモラベガの手を、絡まる舌を意識してしまう。太ももの筋繊維に沿ってなぞる人差し指と中指がくすぐったいのに気持ちよくて、声が漏れてしまう。口の中へと運ばれるモラベガの唾液が無性に愛おしくて.......でもこのまま流されては駄目だ。朧気な頭の中でそれだけが反復する。
唇が離れ、隙ができたのでまだ続けたい気持ちを抑えて突き放そうとし「逃がさないよアルマス」
「んむッ!?」
モラベガはいつの間にやら戦闘形態になっており、左手に備えた巨大な腕でアルマスの両手を壁に拘束するとキスで強引に口を塞いで、もう片方の腕をアルマスの秘部へと手を侵入させた。
「んーっ! んむっ、んっ...んー!」
「アルマス、いくら人がいないからってあんまり声出すと誰か気付いて来ちゃうかもしれないよ」
「ぷはぁっ! だっ、て、あなたがいきなり触ってくるからぁ.......」
「えー、いきなりじゃないよー。アルマスが触って欲しそうにしてたんだよ。ほらこんなにぐちょぐちょだよ」
「そんっな、こと.......あん、あッ!」
いきなり話し始めたかと思うと今度は入口をなぞり始める。指で入口を軽く叩いてくるとぴちゃぴちゃと液体の跳ねる音がして恥ずかしさがアルマスを支配する。
「んっ....くっ、あぅ.......」
アルマスは逃れようとじたばたするが、拘束された両手と下半身から伝わる快楽ゆえか、今のモラベガにとっては大した抵抗にはならず、それどころかさらに加虐心を刺激する材料となった。
「アルマス、私達普段のかっこいいアルマスも好きだけど、今の可愛いアルマスも大好きだよ」
「んっ、あ、あなた、こんな時にかわ、いいとかあっ! んくっ、ずるいぃ.......」
「もっと可愛いところ、見せて」
モラベガは両手を固定した左手の武装を切り離すとアルマスの乳房へと目をやり、突起へと噛み付いた。ちろちろと、まるで猫が水を飲むように触れては離れを繰り返す。
「ひうっ....あ、くんっ、あああああ」
目を瞑り、送られてくる快楽に耐えようとするアルマス。それを見てモラベガは右手でさらにいやらしくひだをなぞるが、決してそこから先へとは進もうとしなかった。
「う、はあっ.......ね、ねえ、さっきからなんでその...はうっ!.......い、挿入れないっ、の?」
「ふふふ、アルマスったらやらしーんだ。何を挿入れて欲しいのかなっ!?」
「んはあああああっっっ!!!」
アルマスの遠回しな要求も虚しく望みが叶う事はなかったが、その代わりに尿道のすぐ隣にある突起物へと刺激が送られる。突然の大きな刺激に思わず体を跳ねらせた。
「ゆびっ! 指でいいからお願い.....っ!」
「ダメだよアルマス。だってこれからティルフィングさんから頼まれたスピーチがあるんでしょ? 私達もアルマスの可愛いところ見たいけど今は我慢だよっ。その代わり、こっちで思いっきりイかせてあげるから!」
「え? ちょっと、う、くっんんんんんっっ!?」
先程まではなぞったり触れたりしていただけの指が、アルマスの勃起したクリトリスを上下左右へと擦ったり弾いたり、つまんだりと激しいものとなって責め立てる。モラベガの一挙一動に翻弄されるアルマスからは普段の気丈な態度で凛としている姿は
とても想像できなかった。
数分も経たないうちに快感から逃れるように体をくねらせるようになったアルマスを見て、モラベガの責めはさらに激しさを増し、水滴の弾ける音がさらにアルマス。
「だめ、モラベガっ、とめ、とめてえっ! イク、イっちゃうからぁ! あっ、だめ、イク、イク、イッ───」
どれだけ抵抗しようしてもモラベガから与えられる快感を受け入れるしか無いアルマスは為す術もなく、体液を盛大に撒き散らしながら絶頂に達した。
「っうああああああああああっっっっっっッッッッッッ───.......はあ、っはあ.......」
だらんと力が抜け、本来なら倒れていた所だが両手を拘束されていたためそうはならなかった。ただ足をがくがくと震わせて太ももから膝へと液体を滴らせているだけだった。
「ねぇねぇアルマス、気持ちよかった?」
「ふぇ?....え、ええ、気持ちよかった....けど.......」
モラベガはアルマスの両手を拘束していた装備を解除し、倒れてくるアルマスを支える。アルマスはモラベガを強く抱きしめながら小さな声で呟いた。
「その....足りないわ.......」
「うんうん分かってるよアルマス。続きは帰ってからいっぱいしよう! 今度は私達も気持ちよくしてもらうんだから」
「うぅ....ぐすっ...」
「え、泣いてるのアルマス。どうしたの?」
「ううん、なんでもないわ.......」
「あとでいっぱいしてあげるから、ね? だからスピーチ頑張ろっ!」
「ええそうね.......うん、頑張ってくるわ!」
そしてアルマス達は翼を纏い、祭りの中心地に向けて飛び立つのだった。
御精読ありがとうございます。
今回はロストラグナロク後日談の中でこういう絡みがあったという話なので少し短めです。
個人的にはアルマス×モラベガよりモラベガ×アルマス派です。
普段クールな子が無邪気な子供に責められるのっていいよね
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