僕が荷物を取りに行くといってもたいしたものじゃなくてバックとタオルだけだ。あと着替えもか。でもちょっと落ち着こう。ホテルにあったイヌのフレンズが開発したというオリジナルの茶葉をお茶にして飲む。
「ふぅ…」
よしいこう!だいぶ心が落ち着いてからぐっと立ち上がる。
脱衣所に荷物と脱いだ服をおいて、ガラガラと浴場に入る。
「ふぅ…」
そこには裸のリョコウバトさんが浴槽で座っていた。
「ん?」
「え?」
「きゃあああ!」
「わああああ!」
二人は悲鳴を上げた。
「あ、キュルル…さん…?」
「こっちもびっくりしたよ!」
そこにはリョコウバトがいた。
「セ、セルリアンかと思いましたわ」
「セルリアンみたことあるの?」
「はい、ジャパリパークの密林地方で見ましたわ…」
「大丈夫だった?」
「は、はい!私は飛んでいたので…」
なんだかリョコウバトはすこしおどおどしているように見える。というか前から僕と話すときは妙におどおどして目を合わせない。
「そういえばブタさん好きなの?」
「え、まあそうですわね…」
「その昔ブタのフレンズの群れに出会ったことがありますわ…」
「へー」
フレンズの群れ?
「………」
「ふー…」
妙にきまづい空気。リョコウバトはキョロキョロとしてから息をつく。
「気になってたんだけど、リョコウバトさんって僕のことなんか嫌い?」
「え?それは…」
「よく避けてるから…」
「……そうですわね…」
「あのー言いにくいのですが…私、別にキュルルさんのこと嫌いなわけじゃないんですわ…」
「ふーん?」
「ただ見てると思いだすことがあって…だからごめんなさい…」
「ううん…それって嫌いだけどリョコウバトさんが僕を気遣ってくれてるってこと?」
「それは…そうかもしれませんわ」
「ならリョコウバトさんが僕のことを気遣ってくれるだけで嬉しいよ」
「そ、そうです?」
「……」
「……」
「あ、あの私から質問してもよろしいでしょうか?」
「あのーキュルルさんっていつも部屋で何をなさってるの?」
「え、なんで?」
「えーと、いや、部屋で何をなさってるのか気になって…」
一瞬昨日の夢の出来事がフラッシュバックする。僕は慌ててふりはらう。
「あ、そうそう!僕は絵描きなんだ!だからいろいろな人やものをいっぱい描いてそれで生きていきたいと思ってる!」
「へぇーそうなのですね、あの良かったら私の絵も描いてほしいですわね…」
「え!だったら良かったら僕はヌードを描きたい!リョコウバトさんの!」
「え…」
「あっ……」
勢いで言ってしまって僕は後悔する。
「あ、いや、ヌ、ヌード!って確か裸を描くんですわよね?」
「そ、そう!僕はリョコウバトの体つきがすごく良いと思うんだ!!だだから残して置いておきたいんだよ!」
「……そ、そう」
興奮して妙な早口になってしまった。
「あのーさっきから気になってたのですが…」
「「それ」ってなんですの?」
「そ…れ?」
僕はリョコウバトが指差す方を見た。頭が真っ白になる。
「えーと…これは…「おちんちん」です…」
「おちんちん?」
リョコウバトは訝しげに僕のおちんちんを見る。
「昨日もそのおちんちん?をみた…気がするんですが…」
「え?え?」
「なんか部屋の方にきていらっしゃいました?」
リョコウバトは顔を無意識に赤めながら真面目に言う。
「はい…」
僕は嘘をつけなかった。僕はバツが悪くなって、下を向く。
「はぁー良かった!」
「え?」
意外な反応に困惑する。
「いや昨日セルリアンがいらっしゃったかと思ってその「おちんちん」が見えて…顔に変な液体もかかけられましたから」
「お、覚えてるの?」
「はい」
「でもでも寝てなかった?」
「え?あーそういえば寝てたような気も?あれ?」
「……」
「でもなんであんなことしたんですの?儀式みたいなものですの?あの液体なんですの?」
「ええーと……」
「私気になってたんですわ。おちんちんよくみてもよろしいかしら?」
「……ええ?」
そういいながら僕のちんちんを触りながら伸ばしたりする。許可も取ってないのに触ってちんちんの皮を剥いたりしてくる。
「なんでしょう!このおちんちんをみてると体が熱くなるんですわ!」
それは性的な意味かはわからないが一つわかることは僕のアソコは性的な意味で興奮し、僕のちんちんは痛いほど勃起した。
「あれ?なんで大きくなりましたの?」
だって素っ裸の少女が僕のおちんちんをピンクの乳首おっぱい丸出しで触ってくる。そんなの興奮するに決まってる。これは夢か幻か?
「キュルル君!入るわよ」
オオミミギツネさんの声だ。僕ははやくでようとリョコウバトの肩を掴んで距離をとらせる。
「え?ま、まだ気になることがありますの!」
「で、でも出なきゃ」
「しょうがないですわ…じゃあ…わかりました、じゃあ後日でいいのでお部屋にきてください」
「わ、わかった、じゃあ…」
「はい、じゃあ!」