「あれ?もうでるの?」
「うん…」
均等の取れた体のオオミミギツネや巨乳のブタ、尻の大きなハブたちのお尻やお乳も気になって、名残惜しさがあるけれど、僕は浴場を出ていった。
部屋に戻ると、お布団で心と体を落ち着かせる。心を落ち着け、体を落ち着けると、横になったそのまま、寝てしまった。
「……キュルルくん!キュルルくん!」
目の前にオオミミギツネがいた?ここはどこ?
僕はキョロキョロと辺りを見回す。
「ここは…夢の中だよ!」
「え?」
「いやー夢の中でまでキュルル君にあえるなんてねー」
「どうして?オオミミギツネさんが?」
「さぁ?なんでだろうね」
「そこにいるのは誰?」
声のする方をみるとカラカルがいた。
「うわ…カラカル!」
「あ、えーとカラカル様でよろしいでしょうか?」
「え?何?そうよ!私はカラカルよ!」
「あ、どうもキュルル君がいつもお世話になっております」
「この人は、僕の「お手伝いさせてもらってるホテル」の支配人のオオミミギツネだよ!」
「はい、オオミミギツネです、よろしくお願いします」
「あ、いやそんな夢の中で堅い挨拶しなくても…」
「あら?そうですか?なら…カラカルさんよろしくね!」
「あ、うん、よろしくね」
カラカルは小さい声で「面白い子ね」という。僕は「うん」と頷く。
「それにしてもなんで夢の中で出会ったんだろうね」
「そうだねーなんでだろう?カラカルはわかる?」
「そうねー貴方が浮気症だからじゃない?」
「え?」
「え?なになに??浮気?カラカルとキュルルは付き合ってるの??」
「違うよ!僕は絵一筋って決めたんだ」
「ウソつきね!私、知ってるわよ?貴方、オオミミギツネとリョコウバトで妄想してオナニーしてるのみてたもの」
「や、やめてよ」
「え~!キュルル君、私でエッチなことしてたの~?ふふ」
「なんで嬉しそうなの?」
オオミミギツネが何故か嬉しそう。
「いやー意外だなーって思って!そういうことに興味ないと思ってたからさ!」
「僕は絵一筋だから!」
「そんなこといって昨日だってリョコウバトさんの前でイッてたじゃない?」
「そ、それはカラカルが」
「もーキュルル君、正直じゃないんだねー」
「……」
「ていうかそれよりも!」
僕は話を本題に戻そうとする。
「キュルル…エッチなことしましょう?」
「駄目だって!」
その言葉を遮るようにカラカルが会話の主導権を握る。そのまま裸にされて寝かされる。
オオミミギツネも笑顔のまま、僕の目を見ている。
「オオミミギツネ、キュルルにキスして…」
「わかった、キュルル君よろしくね」
「駄目駄目!」
「大丈夫だよ…夢だから」
首を振って抵抗するが、どうしてもオオミミギツネの赤ら顔と瞳に吸い寄せられる。
「んんーーっ」
オオミミギツネの唇と僕の唇が触れあう。オオミミギツネは裸で四つん這いになって体を密着させる。お尻を突き上げて、近づいて唇を触れ合う。
「ぷはっどう??」
「オオミミギッんんっ」
「んんっんんんっ♡♡」
答えを聞く前に唇を塞がれる。オオミミギツネの舌が僕の口を犯す。
「さぁ…私も…」
カラカルは足の指を舐めるながら、だんだんと上半身の方にあがってくる。
「ぷはっ」
「んんっっ」
息継ぎして間髪入れずにオオミミギツネの舌と僕の舌が僕の意思と関係なく絡む。
頭が気持ち良すぎて何も考えられない。
「れろれろっきっろちいい?」
カラカルが僕のちんちんを舐める。おちんぽの快楽が体中をめぐる。
二つの責めに僕は耐えるように目を瞑る。駄目だ駄目だ
「さぁ!!もっともっと求めて」
唇の絡みに諭されて僕の頭は考えがまとまらない。
「気持ちいいでしょ?もっともっと先へイキましょう?イキたいと言いなさい?」
駄目駄目イキたくないイキたくない。
どんどん溜まっていく欲望の波に押し流される。ああやっぱりイキたい。もっと気持ちよくなりたい。射精したい。
「……」
???あれ?音が消えた。感覚が消えた。目を開けると僕が責められてる上の方でリョコウバトが浮いて見える。リョコウバトは深い水の中にいるみたいに彩を失って冷たく見える。
「どうして?なんで?そんな顔してるの?」
悲しそうな瞳で僕を見つめている。何がそんなに悲しいの?僕の何がいけないの?
ああいかないでいかないで。僕はリョコウバトがどこかに行ってしまう感覚に陥った。
寂寥感に駆られて涙の雫が伝った。
「…ルル君!…キュルル君!」
「寝せ…い…やれよ」
「でもキュル…君、すご…うなされてるから…」
意識が安定せず声が途切れ途切れで聞こえる。重い目を開けると
「オオミミギツネさん…ハブさんまで…」
「大丈夫?キュルル君」
僕はまだ夢の続きをみてる感覚にあってオオミミギツネさんの瞳が怖い。
「悲しい夢をみてたのね?」
僕の瞳から雫がこぼれた。そうか悲しかったんだ…
「お話しして?お話すればきっと楽になるわ!」