▼雰囲気中国神話っぽいだけでただのえろです じじショタ
▼この話を夢に見て「じじショタええやん!」と意気込んで検索かけたら出て来るのはシ/ョ/タ/じ/じ/いの方で……ちゃうねん……
pixivからの転載
天帝に仕えていた、ある使用人の老爺から伝え聞いた話だ。
その日、ある仙人から天帝へ捧げものがあったという。当時中年だった老爺は、奥向きの仕事だったため、それがなんであるかはわからなかった。彼はいつも通りに仕事をしていた。彼の精勤ぶりは天帝自ら褒め称えられるものだった。信頼を買われ、賤しい身の出ながら、天帝の食事の際に部屋に控えることを許されるほどだった。
天帝は、非常に清廉潔白の人だった。髪と同じく銀色の髭を長く長く伸ばした、威厳のある人だった。その為人を尊敬する者も多く、誰も彼を疑うことはなかった。無論、彼もそのひとりだった。
しかし、その日は様子が違った。同じ奥向きに仕える厨房の女官たちが、眉を顰めて囁き合っていたのを彼は見た。
「あれはなんなのかしら」
「陛下は何を考えているのでしょう」
彼は彼女たちの言葉の意味がわからなかった。わからなかったが、彼は天帝を信じていた。なので、疑うことなく、彼はその日の夕餉にも、部屋に控えたのだった。位置は天帝の椅子の斜め後ろである。
天帝の食事は、いつも賤しい出の身には目の潰れそうなほどの豪華さだった。天帝の貴さを考えるならそれは当然だろうと、彼は考えていた。この日の夕餉も、食卓の上に銀食器が並べられ、目も眩むほどの豪勢な料理が並んでいた。それは厨房の使用人たちが腕を振るって作っている料理だった。
しかし、この日、このときの食事は異様だった。異様という言葉で片付けられないものが、そこにはあった。
それは男児だった。
10才から12才ほどだろうか。ふくふくとした愛らしい子どもだ。どんよりとした空気を纏っていることさえなければ、そこらの民の子どもとなんら変わらないように思えた。
問題だったのは、その子どもが、のちに着物と呼ばれるものだと知る異国の装束をただ一着だけ羽織っているらしいこと。そして、何よりその子どもが、食卓の上にごろりと転がっていたことだった。豪華な料理の中に挟まれるように、その子どもは仰向けに寝転がり、膝を抱えていた。
彼は混乱した。これはどういうことだろう。あの子どもはなんなのか。料理の中に並べられているということは、まさかあの子どもも食事なのだろうか。密かに目配せしたが、同じように部屋に控えることを許された使用人たちは黙然とその光景を見ていた。その中でも、給仕は極めつけ。今夜の食事を口頭で述べ続ける。
「それ」に触れたのは、最後のことだった。
「そして今日の主菜は、陳幻仙人からの捧げもの。『人参果の紛い物』です」
(紛い物……?)
人参果といわれて、はたと思い当たる節があった。万寿山の山中にある寺の鎮元仙人が育てている、不老長寿の実だ。ひとつ食せばとても長く寿命が延びるという。そういったものならば誰もが欲しいと殺到しそうなものだが、ひとつ難点がある。この人参果、ヒトの姿をしているのだ。ある仙人が勧められたものの「食べられない」と辞退したという話が伝わっている。そこまでは、彼も知っていた。
ただ、彼が知っているのは、人参果は赤子の姿をしているということだ。食卓に上がっている「それ」はどう見ても10才は超えている。膝を抱えている姿こそ生まれる前の赤子の姿勢だったが……途惑う彼の向こうで、給仕は朗々と告げる。
「本来の人参果の木は狼藉者に切り倒されてしまいました。それを聴いた別の仙人が、なんとか同じものが作れないかと試行錯誤を重ねた結果、以前よりも早く成長する人参果のようなものができたそうです。しかし通常通りに食べたところ効果はなく、また、この人参果は10才ほどの子どもの姿にならないと食べ頃にならないというものです。だから紛い物と呼ばれます」
「して、どのように食べればよいと」
彼はここで気付いた。このやり取りは、陳幻仙人とやらが捧げた時点でなされたものではないか。それをわざわざ自分たちに聴かせるために喋っているのではないか。しかし、それは何の為に。
それが「心の準備のため」と気付いたのは、給仕の次の言葉によるものだった。
「交合し、人参果から出る体液を吸い取ると良いそうです。さすれば本来の人参果の半分ほどの寿命が延びるそうです」
一瞬、何を言われたのかがわからなかった。しかし、天帝は動じなかった。
「わかった。そのようにしよう」
立ち上がった天帝は、彼らの見る前で事に及びはじめた。
天帝は食卓に転がった紛い物――ここでは人参果と呼ぶ――の前に立つと、厳かに、嗄れた声で命じた。
「前を開きなさい」
人参果は、渋々と言った様子で、抱えていた膝を開いた。そこではじめて、彼は人参果が前も閉じていない、小振りな乳首や性器を晒していることに気付いた。それを見て、彼は――生唾を飲んだ。その動作の意味に気付かず、彼は天帝の動きを注視した。
人参果は、股を開いたまま動かない。天帝はそれに覆い被さると、人参果の胸に顔を埋めた。唾液の音がして、それがどうやら人参果の乳首をしゃぶっているのだと気付いた。乳首だけではない。腹や首、鎖骨の辺りを、天帝は舐っていた。
そうしていると、微かに声が聞こえてきた。天帝のものではない。瑞々しい、変声前の子どもの声だ。
「あっ……あっ……あっ」
どうやらそれが人参果の声らしいと聴いて、彼は今更ながらに衝撃を受けた。あの人参果は、人間と同じように反応をする! 雷に打たれたような気持ちでいると、その間にもその嬌声は段階を上げていく。
「あっ……気持ちいい…………髭、お髭が気持ちいいよぉ……」
そういえば、天帝は髭を生やしていた。長い長い、銀色の髭を。こうして覆い被さり体のあちこちを舐っていることによって、髭が上下して体を擦っているらしい。心なしか、その嬌声に合わせるように、天帝の動きも増したように思えた。
天帝がさらに乗り上げる。水音と共に、人参果の声が塞がれた。口吻をしたのだろう。ぴちゃぴちゃと、水音がする。それを啜る音すら聞こえてきた。
顔を上げた天帝は、身を低くすると、人参果の股ぐらに顔を突っ込む。それを見てぎょっとした。天帝が、そのようなことを!
しかし止めることはできない。なぜなら彼は忠勤ぶりでも知られていた。主人の行動を止めることなどできなかった。
やがて誰にも止められることのできない天帝は、人参果の小振りな性器に口を挟んだ。唾液が流されているのだろう、俄に水音がする。じゅるる、じゅるる。天帝の頭が上下する度に嬌声が更に上がる。
「あっ……あっ……ふっ……」
その声に促されるように、しかし焦らすように天帝はゆったりと上下し続ける。既に人参果は両膝から手を外しており、畏れ多くも天帝の頭に両手が押しつけられていた。
その刹那。何が切欠だったのか。天帝の頭の動きが激しくなった。人参果は声を高く上げた。食事の間に、変声前の喘ぎ声が上がり続ける。
「あっあっ、ああっ、陛下、へいか、それ以上はっ……」
彼はこのとき驚いた。この人参果は言語を解している。恐らくそれ以上の何かも。ひょっとして、この人参果は10才までは人間の子どもとして育てられているのではないか? 彼は訝しんだが、ふと、それどころではない自身の変化にも気付かされた。
自身の男根が、服の上からわかるほどに怒張している。
気付いて、咄嗟に身を屈めて隠したが、気付かれなかっただろうか。しかし誰もが黙して、天帝の乱行を見つめていた。そう――これは乱行だった。清廉潔白の人。それが天帝だった。それが今、10才の子どもの性器を舐っている。正気ではあるまい。彼がそれでも、自分も正気ではないのだろうと察しつつあったとき、声が一際高く上がった。どうやら人参果は果てたらしい。狭くもない室内に、荒い息が上がる。天帝は顔を上げると、その人参果の様子に構わず、人参果に最初と同じように膝を抱えさせた。そして天帝はその膝を纏めて押し上げると――人参果の後孔に、唇を寄せた。
「――あっ、やだぁっ……!」
ともすれば暴れ出しそうな人参果。しかし天帝の膝を押し上げる手はびくともしない。天帝は人参果の後孔を舐った。唾液を垂らし、周辺の皺をなぞり、ついには舌を後孔に突き刺す。その途端音高く嬌声が上がった。
そして天帝は、今度は空いた手の指で、人参果の後孔を解していく。唾液で馴らした後孔は比較的すんなりとしわくちゃの指を吸い込む。1本、2本、3本……その度に人参果は声を上げる。
彼はいよいよ、腹が痛いふりをして身を屈めなければならなかった。
それが終わったのは唐突だった。天帝は指を抜き取ると、人参果の足を一纏めにしていた手を解放した。人参果は食卓の上ですっかりと息を切らしている。
しかし、ここからが本番だと、彼は――彼のみならず他の者も――知っていた。
天帝は衣服の前をはだける。天帝の男根がそこには聳え立っていたと、彼は他の仲間から聴いていた。
天帝は、あられもなく喘ぐ人参果の姿に、とうとう我慢が利かなくなったらしい。天帝は食卓の上に乗り上げた。途端に絢爛な料理が、次々と銀食器ごと床に落ちていく。給仕が眉を顰めたが、天帝は構わず人参果の後孔に男根を宛がった。
ずぶり。ずぶずぶ。そんな擬音がぴったりだった。その間にも、天帝は人参果の性器を片手で扱いている。人参果にあるかどうかはわからないが、後孔から前立腺を刺激され、性器を手で扱かれ、人参果はあられもなく喘いだ。
その声を聴く度に、彼の男根も限界まで怒張していた。
そしてそのときは、唐突に来た。
「あっああ、あああああっ……!」
幼い声が、部屋中を満たすように満ちた。
途端、彼の下履きの中で、彼の精液も充ち満ちた。
その後、人参果がどうなったかは彼は知らない。奥向きの仕事といえど、彼の仕事は掃除などに割り振られていたので、閨のことまではわからないのだ。
ただ幼い喘ぎ声が時折後宮から響くと、女官たちの噂に立ち上ったものだった。
「恐らく、今もやっているのじゃろう……わしもやられたあの色香に、天帝が少なからず欲が刺激されたのは間違いない。あの清廉潔白の人が、厨房で作った料理を無碍にしてまで『食べた』のだからな」
老爺はそう語るが、実際のところ、この天帝は先年亡くなったので、それが本当に人参果の紛い物であったかのすら怪しいと、人々は語るのだった。
了