Nightcrawler~夜に堕ちる彼女たちへ~ 作:イツカ・ドコカデ
さて、どんなキャラが応援でやって来るのか考え中です。
そのうち、アンケートでも取れれば、と考えております。
追記)アンケートを追加しました!
ま、それまでは四人と二人の絡みをお楽しみください。
5.『二日目』から始まる女学院調教生活
東京都千代田区霞が関。外務省に程近いビルに、外務省大臣官房境界防衛局のオフィスがある。その防衛局局長室の持ち主である九条のぞみは、深い溜息と共に目の前の鴉に確認した。
「……それで? 真祖の撃退には『成功』したのね?」
『かろうじて。五月雨が言うには、相手が強すぎて世界に弾かれたらしいです』
鴉、使い魔ごしに夕霧市担当の九条ほのかからの報告を受け、ノンフレームの眼鏡を外すと目頭を摘んだ。紺色のスーツに身を包んだ鋭利な美女だが、今は疲労の色が濃い。生きた心地がしなかった、それがのぞみの正直な感想だった。
「世界中で観測されて、ひっきりなしに情報を求められて……ようやく、いい返事ができそうね」
『ははは、お疲れ様。お姉ちゃん』
「ここでは局長と呼びなさい、まったく」
いつもなら、もっと強く叱っているが状況が状況だった。魔法使いの名家九条家姉妹、その姉であるところののぞみは、家族にだけ見せる柔らかな表情で苦笑した。
「あなたが無事で良かったわ、ほのか。最悪を想像したもの」
『それはひどいなぁ。ま、こっちは冷や冷やものだったけど。巻き込まれてたら間違いなくアウトだったよ。うん、運が良かった』
「そうね。不幸中の幸い、公園は壊れても人的被害は出なかったもの」
超越者同士、真祖同士の戦いで巻き込まれて人死にが出なかったのは、本当に幸運だ。
『ただ、やっぱり二人で夕霧市の防衛を続けるのは厳しいかも。何人か、異能者で応援を送ってくれない?』
「……そうね。上も五月雨がいるから、とはもう言えないでしょう」
吸血鬼の真祖という戦力があったからこそ、夕霧市という大きな土地の防衛を二人に任せてきた。しかし、その五月雨と同等の敵が現れる場だと判明した以上、戦力を送る事は急務になるだろう。
「大至急、送れるように手配するわ。もう少し待って」
『……無茶はしないでくださいね、九条局長』
「今更よ、そんなの」
鴉が、飛び立つ。ほのかの使い魔が窓の外に飛び立つのを見送ると、のぞみはソファに体を預けた。
「本当に、綱渡りね。この世界の命運は……」
† † †
「ふふ、ご苦労様」
「……はい」
報告を終えたほのかに、シニストラは微笑んだ。
「ね? 言った通りでしょう? 外ではまだ一日しか経ってない」
「はい、お姉様の言う通りでした……」
巨大なベッドだけが置かれた部屋、そこでほのかは着慣れてしまったメイド姿で頷いた。ほのかの主観時間では、既に三ヶ月はシニストラたちの元にいる。時間の流れが違う空間なのだ。これがシニストラの魔法によるものならば、もはやほのかとは次元の違う場所に彼女の技量はあった。
「それで? 新しく来るのかよ」
「……はい、そう遠くない内に」
ベッドに寝転がっていた赤毛褐色の美女イフリータに、ほのかは答える。筋肉質ではなく、女性らしい柔らかさと健康的に引き締まった腰つきは場合が場合でなければ憧れ、見惚れていただろう。
「ちゅ……ああ、ん……んん」
そのイフリータの股間から伸びた男根に、シニストラは一度口付けると喉奥まで飲み込んでいく。イフリータの指先が悪戯するようにシニストラの背筋を撫でると、長身のモデル体型がほのかと同じメイド服に包まれた。
「んんぅ、ん……ん」
甘い呻きを漏らし、シニストラの口奉仕が激しさを増す。それを見ながら、ほのかはぞくっと早鐘を打つ胸を押さえた。
この三ヶ月、ほのかはこの四人の大体の関係を大体把握していた。
「あ、ん……どうして、ワタシが……んん!」
「うるさい、ベネトナシュ。サミダレを見習う」
ベッドの片隅では、白いゴスロリ服姿のアルスヴィズが肉棒に二人から奉仕を受けていた。一人はピンク色のゴスロリ服に身を包んだベネトナシュ――もう一人はアルスヴィズの色違い、いつもよりも豪奢な黒いゴスロリ服姿の五月雨だった。
左右から、二人の少女が肉棒に舌を這わせていく。奉仕する二人は指を絡め合い、込める力で合図を交わしていた。片方が亀頭を舐め回せば、片方が根本を舌先でくすぐり。片方が上へと舌を這わせていけば、もう片方は舌へ下がっていく。時折舌が触れるとビクっと少女たちは潤んだ視線を交わし、より奉仕に熱を帯びさせていった。
アルスヴィズとイフリータ、この二人は四人の中ではツートップだ。しかし、アルスヴィズは他の三人にさほど興味は示さず五月雨を溺愛している。イフリータはむしろ面倒見がよく、他の二人に構っている風だ。
シニストラは四人の中では参謀役で――ベネトナシュはいいところ、マスコット枠と言ったところか。
――感覚が狂うけど、あの子も高位の悪魔なのよね……。
そう、ベネトナシュの格が低いのではない。他の三人がおかしいのだ。稀代の魔女とも言うべきシニストラでさえ、魔神であるイフリータはもちろん吸血鬼の真祖であるアルスヴィズの足元にも及ばない。膨大な数の異世界を見回しても、これだけの超越者たちは数えるくらいしかいないだろう。
その中で、五月雨とほのかは彼女たちの所有物……あるいはペットという立ち位置だった。ほのかからすれば、『あの』五月雨が快感に翻弄されている姿を見せつけられてもしばらくは信じられないほどだったが……。
「あ、ん……ちゅ……ああ、ん……んんっ……」
必死に舌を伸ばし奉仕する五月雨の姿は、見た目相応の少女が快楽に溺れているようにしか見えない。その光景を目にする度に、ほのかはゾクリと胸の奥で疼く感覚に襲われた。
「おい、お前もこっちに来いよ。向こうみたいに遊ぼうぜ?」
「……は、い……」
震えているところをイフリータに呼ばれ、ほのかはシニストラの横に四つん這いになる。そして、二匹のメイドと二匹のゴスロリ少女たちが淫らに響き続けた……。
† † †
『次は夕霧女学院前ー。夕霧女学院前ー。夕霧女学院に御用の方は――』
「……起きて? ほのか。五月雨」
耳元で名を呼ばれ、ほのかが意識を覚醒させる。気づけばそこは、通学に使っていたバスの中だ。ほのかが慌てて振り返れば、もうそこには見慣れてしまった顔がある。
「お姉――」
「ここでは結城先輩、ね?」
ウィンクして見せて、シニストラ――結城夏絵が悪戯を込めて微笑んだ。今の自分も彼女も、服装は夕霧女学院のセーラー服姿だった。
そこまでは、百歩譲っていい。問題は、隣にいた五月雨だ。彼女も同じ夕霧女学院の制服を着ていたからだ。
「『昨日』の騒動を重く見て、ほのかの護衛として五月雨を夕霧女学院に送り込む事にした、そういう筋書きよ……催眠暗示や書類等は私がやっておいたから」
「あ、はぁ……」
「……どうして?」
飲み込めず問いかける五月雨に、夏絵はニコリと当然のように返した。
「ええ、ちゃーんと私たちを裏切れないように調教してあげようと思って」
ビクリ、とほのかと五月雨が体を弾ませた。夏絵の手が、二人のお尻を撫で回し、揉んできたからだ。
「五月雨の名字は結城……離れて暮らしていた私の妹で一年生って設定よ。しばらくの間、学校生活を楽しみましょう?」
潤んだ瞳で見上げていたほのかと五月雨が、こくりと頷く。ほのかと五月雨の下腹部に刻まれた淫紋が、じゅくりと熱を発する――その様子を満足気に確認して、夏絵は二人のお尻から名残惜しげに手を離した。
ちょっと短いですが、ここで章が切り替わります。
皆様に頼んでもらえたら、嬉しいです。
※応援で夕霧市に訪れる異能者のアンケートを追加しました。
よろしければ、ご参加ください!
夕霧市に応援で訪れる異能者アンケート
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前衛の大人の女性(人外含む)
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前衛の少女(人外含む)
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後衛の少女(人外含む)
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女性or少女に変えられた人外