魔王コデマリを見てコデマリに分からされたかったが、自分の中のコデマリが良い子すぎて特に何もなかった(でも襲われる)、そんな秋桜。
時系列は激突!はらぺこバトルの前半終了時点あたりです。
慣例に基づきオリ主タグはありますが、団長にMっ気と年下好きの気があるくらいです。
無い方はご注意下さい。
追記:あんまり魔王っぽくはない

1 / 1
コデマリに分からされる話

このままコデマリが食べ続けたらバナナオーシャンが滅びる。

そんなセダムの星詠み結果を受け、何とかコデマリを負かせる方法を考える事となったのだが、騎士団長である自分は一人人気のない場所で腰かけ考え込んでいた。

今日この祭りに自分を連れ出したナツメには少し考え事がしたいと言って外してもらっている。比較的自然の多く残るバナナオーシャンとは言え、これほど花騎士も多く居る場所でつきっきりの護衛が必要と言う事も無いだろう。

今頃ガーリックバインやセダム、ナズナと一緒にナツメも次の手を考えているはずだ。

自分が居るのは民家の裏のウッドデッキなのだが、家を挟んだ大通りでは祭りが継続されており、何かあったらすぐに飛び出せるし大声を上げたら聞こえるはずで、何も危険な事は無いはずだ。

 

実際の所バナナオーシャンがコデマリが原因で滅びるとも思えないのだが、セダムの星詠みは信用できる。

だがそれよりも心配なのはコデマリ本人だ。あの心優しく可愛らしいコデマリが、いったいどうしてああなってしまったのだろうか。あのまま治らなかったらどうなってしまうのか、不安で上手く考えがまとまらない。

と言うのも、まだ騎士団に所属して日の浅いナツメや、言ってもロクな事にならない団長補佐にはわざわざ言っていないのだが、自分とコデマリは付き合っている。その戦力としての有用性故に、リリィウッド上層部からの依頼で出向する事も増え、最近はあまり二人だけの時間を取れてはいないのだが。

食品に紛れ込んだ比較的弱い害虫の毒が原因なら、コデマリが持ち前の大食いでおそらくおかしくなるほどの量を食べてしまったとかそのあたりだろう、そう理性では納得する。この手の害虫による毒の被害自体は珍しいほどの物でも無ければ、よほどじゃないと永続するものでは無いと今の所経験則でも研究結果でも明らかではある。

だがそれでも心配だ…普段作戦を考える時は一人か副団長らとの少人数でする事が多かったので、一人で考えてみようとはしたものの、一人で悶々とするのはあまり得策では無かったか。

 

仕方が無いので皆の元に戻ろう。そう思い立ち上がろうとしたら、先ほどまでまさに聞きたくて仕方が無かった声が聞こえた。

「団長様、捕まえました」

そう、鈴を転がすような甘い声。振り向く暇もなく背中からぎゅっと抱きしめられる。

「さっき団長様を見かけて、ずっと探してたんですよ?」

そう言って自分の身体に回される小柄な手、背中にくっつく体温、どれ一つとして間違えるはずがない、コデマリのものだ。

だがその手はこれまでに経験が無いほど妖艶に絡みつき、片手はこちらの首筋から顔に、もう片方の手は絶対に逃がさないとばかりに下腹部に回され、今にも取って食われそうな原始的な恐怖にぞくりと背筋が凍り付く。

せめて空虚な言葉にならないように、コデマリに無事でよかった、何かおかしな所は無いかと問う。

「おかしなことを言いますね団長様。私はいつも通りですよ?」

明らかに手つきがおかしい。何もおかしくないと言うなら、顔を見せて貰っても良いだろうか。

「良いですよ。でもその代わり、私からひとつ、お願いをきいてもらっても良いでしょうか」

そう言ってこちらの返事も聞かず、するりとこちらの正面に回り込んだコデマリ。見た目で何もおかしな所は無い。その小柄な身体も、大きな瞳も、自分の知ってるコデマリだ。

…心配していたような事にはなってない、ただの思い過ごしか。それなら良かった。そう思い警戒を解き力を抜いた瞬間

「んっ」

コデマリに唇を奪われた。…先ほどコデマリが飲んでいた焼肉の味がするのは気にしない方が良いのだろうか。

「ちゅっ…はむっ…団長様、私、おなかがすきました」

こちらの首筋に腕を回し、コデマリが舌を伸ばしてくる。思えばこんなに情熱的なキスをしたのは一体何か月ぶりだろうか。

無意識に自分もコデマリの身体に手を回して、彼女の舌を味わう。

コデマリの舌は小ぶりで驚くほど柔らかく、それでいて普段からあれだけいろいろな物を食べているからか器用でかつ力強い。

目の前のコデマリがまぎれもなく、さっき大食い勝負で圧倒的な強さを見せつけていたコデマリだと認識する焼肉の味はもう気にしない事にした。

「ちゅるるるっ…団長様の舌も唾液も、美味しいです、ん、はぁむ…」

しかし、あんなに食べたのにまだ足りないのはやはりおかしいのやら、それとも正常なのやら。

「んっ…ぷはっ。団長様の事、別の意味でも食べて良いですか?」

そう潤んだ瞳でこちらに問いかけるコデマリ。

今ここでか? 思わず周りを見回してしまう。表ではまだ祭りが続いており、いつ誰が来てもおかしくない場所なのだが。

「バナナオーシャンでは誰も気にしませんよ、団長様は心配性ですねぇ」

そう余裕たっぷりに語るコデマリ。やはり少しおかしい気がする…。

「それとも、団長様はこういう方がお好みですか?」

そう言ってコデマリはこちらの手を取り、そのままこちらに力をかけてきた。

結果としてウッドデッキに押し倒されたような形になり、自分の上に馬乗りになったコデマリが妖艶にほほ笑む。

「団長様はもう私だけの物なんです。だから私に逆らったりしては駄目ですよ」

さっきのお願いというのはキスではなくそういう意味で食べる事だったのか。しかし、顔を見せて欲しいと言うお願いのかわりにしては随分なものである。…積極的に抵抗する気も無いのは、ちゃんと手が届く所にコデマリが居る安心感のせいなのだろうか。

「それでは、いただきますね」

そう言ってコデマリはこちらのベルトを外し、ズボンに手をかけぐっとズリ下した。

外気にさらされたそれは積極的な恋人の様子にすっかり反り返り、キスの余韻でカウパーも垂れていた。さらにいくら温暖、と言うより暑いバナナオーシャンの気候にあってもなお外気温との差か、それとも服の中での蒸れが蒸発したせいか、僅かに冷気を感じた股間のそれは縮こまろうとし、結果としてただただ震えながら硬度を増してしまう。

「団長様のにんじんさん、久しぶりです…♪ 硬くて大きくて、とっても美味しそう…」

そう言ってコデマリはこちらのものをうっとりとした表情で撫でる。

だが次の言葉は少々意外なものだった

「もう準備は万端みたいですけど、いきなり食べてしまうのも勿体ないですね。団長様、私も我慢しますから、団長様も我慢して下さいね」

 

コデマリは押し倒されたこちらの股間に顔を近づけ、そのまま口を近づけていく。

さっきまで自分の口と舌を楽しませていた彼女の舌が鈴口に触れ、そのままぺろぺろと先端を舐められる。

先走りが先から出ている感覚だけはあるのだが、コデマリが舐めとってしまうせいでその雫が垂れたりすることは無い。

「団長様、気持ち良いですか?」

舌で触れたまま、そうコデマリに聞かれる。

気持ちよい事は良いのだが、おそらくこれで絶頂を迎える事はできないだろう。

だがそんなじれったさすら興奮の材料になってしまう。上目づかいでこちらを見上げるコデマリはこんなにも可愛らしいのに、そんな女の子に股間を支配された男と言うのはどうしようもなく無力だ。

「団長様、みっともない顔してます」

仕方が無いだろう。コデマリだって、食事を目の前にして我慢させられたら、少しくらい表情が崩れるはずじゃないのか。

「ふふ、美味しく食べるために、もっと熟成させてあげますね」

そう言ってまるで飴を舌先で弄ぶかのようにぺろぺろと舐め続けるコデマリ。

これまでコデマリとは何度も夜を共にしてきたが、彼女はどちらかと言えばがっつく方でこそあれ、ノーマルなプレイを好んでいたはずで、こんな風にした事は無いはずだ。

害虫の毒や呪いでおかしく…いや、それなら理性や欲求の箍が外れると言う考察をキランソウがしていたか。

そんなよそ事を考えていたからだろうか、コデマリが不服そうにこちらの亀頭に歯を立てる。

悪かった、ちゃんと集中するから食べないでくれ。そんな情けない懇願に対してコデマリは

「団長様、ご自身の立場、理解していただけましたか?」

やはり普段の彼女からは想像できないほど挑発的で積極的な言葉が出て来た。

一体そんなやりかたを何処で覚えたのやら。

そんな質問に対して、コデマリはこちらの先端をなぶるように舌だけで責め続けながら、こう質問を反して来た。

「この間のミズウォルムとの戦闘の事、覚えてますか?」

あの時コデマリやバナナオーシャンの騎兵隊のおかげで押し切る事が出来たのは記憶に新しい。

が、そもそもその戦いにおいてコデマリの配置は兵站の問題から他国への派遣部隊の一員だったはずだ。と言うかそれが何か関係あるのだろうか。

「団長様からもリリィウッドの上層部からもそう言われて…私寂しかったんですよ?」

それはすまない事をした。だがそれでも騎士団長としてそう言う判断に私情を優先させることはできない。

「それで寂しさを紛らわそうと、派遣先で売っていた本を買ったんです」

コデマリの事だから寂しさは食事で紛らわした方が、と言う安直な発想をしてしまったのはコデマリに隠しておいた方が良いだろう。

彼女の柔らかいのに力を入れると少しざらざらにも感じる舌に股間を良いようにいじめられながら、普通に会話を続ける。…やはり心地よいがいく事はできそうにない。

それで、その買った本というのはえっちな本だったりするのだろうか。

「その本では、小さな女の子に大きな男の人がいいように扱われてて、とってもとってもえっちだったんですけど、読めば読むほど団長様にそういう事をしてみたくなって、かえって大変だったんです」

ミズウォルム戦の後も事後処理や何やらでよくよく考えたらコデマリと二人でゆっくり過ごせる機会は無かった。

一応騎士団に所属する花騎士全員にローテーションで長期休暇の予定は組んだが、間が悪い事に自分とコデマリが二人で休むタイミングは無かった。今日だって視察で連れ出されなかったら休みなのはコデマリだけのはずだ。

「だから団長様、今だけは、コデマリだけの団長様で居て下さい」

いつの間にかこちらの股間から口を放し、またしても上目遣いでこちらを見つめるコデマリ。

今更ながらこちらの手の自由は効く事を思い出し、そんな彼女の頭を優しくなでる。

分かった、今日はコデマリだけの団長だ。だから、気が済むまでコデマリのしたいようにしてもらって構わない。

「言いましたね団長様? 言質、とりましたからね」

…早まったかも知れない。

 

「じゃあ、団長様のにんじんさん、もっと熟成させちゃいましょう」

そう言ったコデマリは、こちらのものの先端をはむっと口に含み、再び舌で弄びはじめた。

竿に手は触れず、口だけでもしょもしょと弄られ続ける。いますぐ彼女の頭を撫でる手で、彼女の頭を押さえつけて腰を振る事も、できなくはないだろう。

だが、彼女への愛しさと、暫くコデマリとこういう事ができなかった罪悪感が、それを許さない。最も、花騎士に本気で抵抗されたら、それこそ加護の無い自分など片手で捻られてしまうのだが。

「ふふ、団長様、切なそうな顔してます。透明なおつゆがいっぱい出て、とっても美味しいです」

その結果、こうしてコデマリにしたいようにされるしか無い訳だ。

なあ、頼む、コデマリ、そろそろいかせてくれないか?

答えの分かり切った懇願に対してコデマリはわざとらしくこう答えた。

「どうしましょうか。まだ私のために、我慢してくれますよね?」

コデマリのためと言われたら仕方が無い。

だがもうコデマリだって空腹の限界だろう。だと言うのにどうしてこちらを食べてくれないのだろう。

「確かにお腹空いてますけど、さっきいっぱい食べたばっかりですからね。まだまだ団長様をいじめるくらいの余裕はありますよ」

…あまり長くこうしていると、誰かに見られるかもしれない。

気が狂いそうな焦燥感から逃れるためだけに、あくまで冷静を装って、コデマリに先を促す。

「それもそうですね。それじゃあ団長様、今度は私の事、気持ちよくしてください」

そうコデマリはこちらの性器を弄ぶのをやめ、こちらの顔の上に仁王立ちをした。

「私のここ、舐めて気持ちよくしてください。上手にできたら、ご褒美として団長様のこと、食べてあげます」

こちらを見下ろすようにそう言ったコデマリは下着を下ろし、そのまま腰も下してきた。

こちらの顔は彼女のスカートに覆われてしまい、ほぼ彼女の性器しか見えない。愛液だけでなく、汗ばんだ彼女の濃厚な湿気を伴った香りに、少しくらくらする。

「手は使っちゃ駄目ですよ? さっきは私もそうしてたんですから」

彼女の割れ目は、これから挿入するとなれば解す必要などないほどに濡れており、ここからは見えないが、彼女の下着や先ほどまでコデマリがしゃがんでいた地面はまるでコップの水を零したかのような有様だろう。

意を決して顔を上げ、彼女のぐっしょりと濡れた性器に口づけをした。

「ん、団長様……♪」

そのまま舌で彼女のクリトリスを探し当て、ぺろぺろと舐める。

ぬるっとして少ししょっぱいが、それ以上に舐めれば舐めるほどコデマリの肉芽がつんと硬くなり、周りもぷっくりと膨れて来るのが無性に嬉しい。

欲を言えば尿道や膣も舐めたいのだが、おそらくコデマリもこちらばかりを舐められた方が強く感じるだろう。

「あっ、ふふ、団長様、上手です。んっ、腰、抜けちゃって、団長様のお顔に体重をかけてしまったら、あっ、ごめんなさい」

コデマリは軽いので一向に構わないのだが。

一旦舌を放し、きゅっと固く勃った彼女のクリトリスにちゅっちゅっと啄むようにキスをする。

「団長様、それ、気持ちいいです…!もっと、して下さい…っ!」

スカートの上からコデマリに頭をぎゅっと押さえられ、腰をぐいぐいと押し付けられる。

散々焦らしてくれた仕返しに、あまり余裕が無さそうなコデマリのクリトリスを、思い切り吸い上げた。

「団長様、団長様、あぁっ、私だけ先にいってしまいます……っ んんっ…!」

甘い声を上げ、ふるふると身体を震わせるコデマリ。体重こそかからなかったが、膝で頭を挟まれ、手でも頭を押さえつけられ、あごの上のあたりに温かくぬめった液体が垂れる。

彼女の愛液と本気汁を舐めとりながら、何とか手を彼女の背中に回し、優しくぽふぽふと撫でる。

「はふう……団長様ぁ、私のここ……美味しかったですか?」

そう聞いてくるコデマリに、ああ、美味しかった、と答える。

実際の所味としては、しょっぱい上によく分からなかったのだが。

「私も気持ちよかったです。団長様が望むなら、もっと食べて欲しいです」

そう言って、少し名残惜しそうにだったが、顔が開放された。

やはりバナナオーシャンの気候では、コデマリのスカートの中から解放されてもそれほど涼しくは無いが、それでも顔に多少の風と涼しさは感じる。

そのまま自分の上にまたがったまま、腰の上まで移動したコデマリ。

 

「えへへ、団長様、ご褒美の時間です」

そう言ってこちらの、もう我慢汁でぬるぬるになったそれの上に、一気に腰を下ろして来た。

「んんんんー! やっぱり団長様の、太くておっきくて、温かくて美味しいです」

たっぷりと根本まで頬張られ、そう愛おしそうに感想を漏らすコデマリ。

彼女自身はいったばかりだからか、久しぶりと言う事を別にしても、きゅうきゅうと敏感に反応するように締め付けて来る。そして最奥に先端がしっかり

「団長様は動いちゃ駄目ですよ?」

そしてそのままコデマリ自ら腰を動かして来た。ぷちゅ、ちゃぷっと数回ピストンをして、じっくりと味わうように腰の動きを止める。そしてまた、咀嚼するように、味わうように、腰を振っては止める事を繰り返すコデマリ。

できればこのまま止まらずに続けて欲しいが、それでももうそろそろ我慢の限界だ。

「ん…ふっ、もう、いきそうですか?」

刺激を求めて腰が浮くこちらに、そう問いかけてくるコデマリ。

ああ、もう出てしまいそうだ、彼女の中で果てさせてくれ、と懇願するのだが

「駄目ですよ団長様」

そう言って彼女は無常にも腰を止めてしまった。

結合部はスカートに隠れ見えないが、小ぶりな彼女お尻とこちらの腰が完全に密着するほど深々とくわえ込まれた性器は、蕩けるほど気持ちが良いのに、腰に触れる彼女のお尻もこの上なく幸せを感じるのに、機械的な刺激無しでは果てる事のできない男の身の自分がただ恨めしい。

「団長様、まさか、いって楽にしてもらえると思いましたか?」

そうこちらを見下ろし、悪戯っぽく言うコデマリ。ぺろりと舌を出した彼女は、蠱惑的と言うよりは普通に可愛い。

だが、完全に上から座るように押さえつけらてしまって、こちらから腰を動かす事はできない。不格好にもぞもぞ動いたり、軽い彼女を下から突き上げるように無理やり動く事も不可能では無いのだが、なんと言うか、後が怖い。

おそるおそる、ご褒美なのではなかったのか? と問う。

「私は食べてあげるって言っただけで、楽にしてあげるなんて言ってませんよ?」

なんて事だ…。

このままコデマリにずっと我慢させ続けられると言う絶望は、まだコデマリと行為を続けて居られるという甘い誘惑で味付けされ、もうなんだか分からない。

そんな困った顔をしているこちらの顔にコデマリは手を伸ばし、頬に触れた。

「いかせてほしいなら、団長様、私のものになるって言ってください」

さっき、今日はなると言ったではないか。

「今日だけじゃないです、これからも、ずーっと私だけの団長様で居て欲しいんです」

いきなり、と言うほど唐突では無かったが、そんな事を言うコデマリ。

…事実上のプロポーズ、と取って良いのだろうか。

それは構わないが、それでもミズウォルムの時のように、騎士団長として判断をたがえる事だけはできない。それで構わないなら。そう、隠さずに伝える。

「やっぱり団長様はとっても優しいです」

そうなのだろうか。花騎士皆になるべく分け隔てなく優しくしては居るつもりだが、ここまで特別なのはやはりコデマリだけだ。自分もコデマリの事が一番好きだ。

そう言うと、コデマリは今更ながら恥じらうように自分のほっぺたを押さえた。深く彼女に突き立ったままのものがきゅんと締め付けられ、なんだかさっきまでの仕返しができているようで少しだけ気分が良い。

「ひょっとして団長様、私みたいな女の子の事、好きなんですか?」

彼女の方に手を伸ばすと、コデマリも手を伸ばしてきて、そして指が絡められる。

自分が好きなのは誓ってコデマリだけだ。だが、正直に言うと実年齢より明らかに小柄な彼女に倒錯的な魅力を感じた事は無い訳では無い。

そう恋人繋ぎをしたまま、彼女に素直な気持ちを打ち明ける。

「いつもは食べても大きくならないこんな体ですけど、団長様がそう言って下さるなら、この体質で良かったって心から思います。」

それはなによりだ。

「だから、団長様の事、許してあげます。コデマリの中に、いっぱいごちそうしてください」

そう言ってコデマリが顔を近づけて来る。

…さっきコデマリに奉仕していた口と、コデマリに口されていた口だが良いのだろうか? 自分は別に構わないが。

「そんなお口でキスしたら、上のお口と下のお口、両方で団長様を味わう事になっちゃいますね」

そう言って、コデマリはこちらに改めてキスをする。

はむはむとこちらを食べるように口を動かし、舌を伸ばして来るコデマリ。

その舌を迎え入れ、舌と舌を絡める。

「んっ…ちゅぷっ…」

そのまましばらくお互いの舌を味わっていたが、やがて唇が離れる。

離れる事を拒むように彼女の自分の唇の間に唾液の橋がかかり、そんな様子を眺めていたらコデマリと目が合った。そしてお互いに、微笑み合う。

「じゃあ、いきますよ…っ」

そう言って、コデマリが腰を動かし始めた。

「んっ…、ふぁっ、団長様、団長様の、やっぱり美味しいです…っ」

今度は途中で止めたりせず、こちらのものを搾り取るようにちゅぷちゅぷちゅぷ、と深い所で小刻みなグラインドを繰り返してゆく。

「団長様っ…あっあっあっあっ…私だけの、団長…様っんあっ……!」

コデマリのそんなに深くない最奥がこちらの先端に何度もぶつかり、まるでそちらでもキスをしてるかのような暴力的な快楽に、もう我慢をする必要は無いし、我慢もできない。

「私と、一緒に……一緒に、んっ、いきま、んんっ……!!」

散々焦らされただけあって、どくどくと、びゅるびゅると、これまで経験した事の無いような量をコデマリの中にたっぷりと吐き出した。

 

「んんっ…ああぁ…ん…はぁ…はぁ…団長様ぁ」

…ウッドデッキに投げ出した背中がじっとりと蒸し暑い。脱力した身体は汗ばんで、服がしっとりと身体に絡みつく。

「えへへ、団長様ぁ」

コデマリが嬉しそうにこちらに倒れ込むように、キスをして来た。

彼女とつながったまま、右手も彼女と絡めたままで、左手でわしわしと彼女の頭を撫でる。

「ちゅっ…。団長様、とっても美味しかったです」

コデマリの身体もじんわりと汗ばみ、甘酸っぱい汗の香りが鼻に届いた。

こちらも、コデマリに盛大に食べられてしまった。これでもう、ずっと一緒だ。

心地よい疲労感と幸福感にこのまま意識を手放したくなるが、今更のようにここが屋外である事を思い出す。そんな自分に追い打ちをかけるように

「所で団長様、まさかこれで終わりだなんて思ってませんよね?」

とこちらの胸の上で不敵に笑うコデマリ。

…予想はしていた。

だが、コデマリは名残惜しそうにこちらのものを自分から引き抜き

「本当は抜かずの何発かってやってみたいんですけど……そろそろ団長様も戻らないといけませんよね?」

とそう言った。

よく考えたら随分時間がたっている。コデマリも、次の大食い対決に出なければならないだろう。

…自分が戻る先ではコデマリをどうやって負かせるかと言う相談をしていたはずなのだが。

「団長様の温かいの、零さないように夜まで温めてますね」

こちらに見せつけるようにそのまま濡れたパンツを履くコデマリ。ぐちゅりと湿った音がして、コデマリから引き抜かれたものが思わず硬度を取り戻すのだが

「ですから団長様、続きは今夜、食べさせてくださいね」

そう、骨抜きにされた団長はまた、コデマリにお預けを宣言をされるのだった。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。