見る人によっては少しグロい表現があるかもしれません。
キャラクターの違和感がある場合は申し訳ありません。
おや、魔理沙の様子が……。
霧雨魔理沙SIDE OUT
女性を担ぎ魔理沙の家に入る。
中には誰も居らず魔理沙もどこかに出掛けていると思った。
だが耳を澄ますと微かに聞こえる物音。
女性を担ぎつつ物音のする方へと歩く。
扉は開いており、奥の部屋へと入る。
そこで見た。
「あぁっ、んぁっ、んんっ……」
魔理沙の後ろ姿。
椅子に座っており背を向けて何かをしていた。
まぁ、見なくても分かる。
オナニーだ。
自慰でも良いが、魔理沙の可愛らしい容姿的にはオナニーの方が似合ってるだろう。
相当興奮でもしてるのか、秘部からの水音が離れた俺の耳にまで僅かに届く。
そろそろ魔理沙の調教も終盤かな。
後ろとはいえ同じ部屋にいる俺の存在に気付かない程没頭している彼女の姿に、今日で調教が終わるかもしれないと予感めいたものを感じた。
とはいえオナニーに没頭する魔理沙に関わるタイミングが今の所無い。
いつ声をかけようか。
悩むが、まぁ良いタイミングがあればそこで声をかければいいし無いなら彼女が一息つくまで見てるのも眼福かと思い、いつでも良いやと素早く思考を捨てた。
それに魔理沙の場合、俺のせいで俺以外の感触で一定以上の快楽を得る事は出来ないしすぐにオナニーに根を上げるだろう。
そう思い魔理沙のすぐ後ろに歩み寄り彼女の行為を見て楽しむ。
スカートの中に突っ込んでいる彼女の指は自分の感じる部分をどう弄っているのだろうか。
見ているだけで想像が膨らみ飽きがこない。
だが魔理沙は現状に満足出来なかった様だ。
「あっ、んっ、んっ、こんな……自分の、指、だっ、んっ……」
ほらね。
魔理沙は自分の意図しない発言でもしたのか、小さく身体を震わせて秘所を弄るのとは反対の手で口を覆っていた。
それでも秘所から手を離さないその姿、流石です。
良い感じに調教の成果が表れている事に満足しつつ話しかけるならここだと、彼女に声をかける事にした。
「ただいま、魔理沙」
肩に手を乗せ声をかける。
魔理沙は大きく身体を震わせ、声は出さなかったが咄嗟に吐いた息の音はとても艶めかしかった。
数秒、そのまま互いに動かず、やがて魔理沙はハッとした様に両手を身体から離し椅子からも大きく飛び離れた。
両目を大きく見開き肩で大きく息をしながら両手で身体を抱えて俺を凝視する。
「な、なななな何で、何でここにいるんだッ!?」
矢継ぎ早に叫び質問してくる。
何でここにいるって言われても。
「そりゃあ、俺の家だし散歩から帰ってきただけだし」
俺の言葉に魔理沙は一瞬息を詰まらせた。
「ッ……そ、それはそうだけど……帰ってきたらただいまとか言うだろっ!」
「言ったじゃん」
「うぐっ……た、確かに言ったが普通は玄関で言うもんだぜ!」
若干涙目になりながらも捲し立てる魔理沙の姿は只々可愛らしいだけだった。
僅かに半目になっている表情はどうやら俺を睨みつけているらしく、しかしながら一切の恐さが無い。
まあ、そんな問答はどうでも良くて。
「それで魔理沙は、今何をしていたのかな?」
ナニをしていたのかは分かりきってる訳だが。
「なッ、な、何って……それは……えっと……」
先程までの勢いはどうしたのか、一気に尻すぼみになってしまった。
自分の痴態を思い返しているのか顔が面白い様に真っ赤に変色していく。
「その、あの……何ていうか……休んでた……ッ、そう! 実験の途中で束の間の休憩をしてたんだぜ!」
ハッとした表情を浮かべ、やがてどうだと言わんばかりのドヤ顔で言葉を締めた。
そう言われて軽く部屋を見渡すとテーブルには数種類の色取り取りな茸が転がっており、何の実験かは分からないが恐らくは彼女の言い分通り何かしらの実験をしていたのだろう。
「なるほど」
彼女の言葉を肯定する様に頷いた。
その言葉を待っていたかの様に魔理沙は笑顔を浮かべて頷く。
「ああっ、何てったって私は天才魔法使いだからな! こうして実験に勤しんで束の間の休憩をしてたとこだぜ!」
あー実験のし過ぎで疲れたぜー、明らさまな大袈裟な芝居で首や肩を回し私疲れてますアピールに余念が無い様だ。
どうやら彼女の中では先程の痴態がバレていないと完全に思っているらしい。
現実はそんなに甘くは無いという事を思い知らせてやろう。
「まー魔理沙は魔法使いだから実験するのは当たり前だよなー」
魔法使いが実験するのが当たり前なのかは知らんが。
「そうだぜ。新しい魔法を発見するのが何よりの楽しみだからな」
「だから実験の合間に休憩がてらオナニーしてストレスを発散したってしょうがないよなー」
「ああ、やっぱり実験ばっかでも息が詰まるから息抜きにオナニーしたってしょうがな…………ん? なッ、お、オナッ!?」
酷い誘導尋問を見た。
自慢げに話す魔理沙の表情が疑問、驚愕へと移り変わった。
「えッ、な、なな、な何を言ってるのかさっぱり分かんないぜッ! 私はただ椅子に座って休憩してただけだぜ!?」
面白い様に慌てふためく姿はとても滑稽で、見ていて楽しい。
だからこそもっとこのネタで彼女を苛める。
「だってただ椅子に座ってるだけであんなイヤラシイ声は出ないもんなぁ?」
「んなッ!? そ、それは、あれだ、疲れたからマッサージをしてただけだぜ!」
一体どこのマッサージをしてたのやら。
「へー、魔理沙ってマッサージしてるとあんなイヤラシイ声出すんだ」
普通はマッサージであんな声出ないよなー、魔理沙の言葉に便乗して更に責める。
「あんな声ってマッサージでの気持ち良さじゃ出ないし、出るとしたら性的な刺激を享受した時とかに出ちゃう声だよなぁ。ほら、セックスとかオナニーとかしてる時にさ」
「せ、セック……! い、いや! 私は何もしてないぜ!? き、休憩してただけだからなッ!」
整体的な意味でのマッサージはした事が無い為、ひょっとしたら嬌声をあげてしまう人もいるのかもしれないが生憎と俺の経験上は知らないので一方的にそう決め付ける。
セックスという言葉を言い切れず顔を更に耳まで真っ赤に染めて大声で否定する。
まるでこれ以上の問いは一切受け付けないかの様に。
魔理沙がその気なら言葉だけでなく行為でも責めるとしよう。
「へぇ、それじゃあただ休憩してたってだけなら、魔理沙の大事な部分を触っても湿ってたりは絶対にしないよな?」
俺の言葉に大きく身体を震わせて更に一歩、魔理沙は俺から遠ざかった。
そんな態度には意を介さず魔理沙に歩み寄る。
「そ、そんな事確かめる必要はないぜっ! 私自身がそう言ってるんだからそうなんだぜ!」
慌てて俺を止める様に両手を俺の前に突き出してきた。
このまま今の状況を続けて魔理沙を追い込んでも良いが、生憎と担いでいる女性の件もありこの辺りで次の段階に進むとしよう。
「魔理沙」
浮かべていた笑みを消して話しかける。
「な、何だよ」
その変化に戸惑ったのか声のトーンを落とし、態勢をそのままに訝しげな表情を浮かべた。
真顔のまま幾分か声色を落として続きを話す。
「もし嘘を吐いていたら……覚悟は出来てるんだろうな?」
「ッ……」
目を見開き肩を大きく震わせて魔理沙は固まった。
よく見ると小さく体が震えている。
恐らく先日の体験を思い出してしまったのか、体が勝手に反応してしまったのか。
どちらでも構わない、そんな反応を示すならこちらもそれに合わせる。
「魔理沙、万が一君が嘘を吐いていたなら、今正直に白状すれば許してあげる」
「あっ……」
その言葉に魔理沙は思わずといった様に小さく声を零した。
「だけど、何も言わないで俺が確かめて嘘を吐いてるって分かったら」
言葉を繋げずにそこで僅かに魔理沙の反応を伺う。
先程とは打って変わり青ざめて固まったままの魔理沙。
口は開かずに無言で数歩歩み寄り、魔理沙の眼前に立つ。
軽く膝を曲げて彼女の耳元に顔を寄せた。
小声で囁く。
「悪い子にはお仕置きをしないと、ね?」
「ひッ……」
無意識だろう、後退りしかける魔理沙を肩を掴む事で動きを制する。
彼女の耳元から顔を離し、膝を伸ばして立ち上がる。
近づく事で聞こえる音。
何か固い物同士がぶつかり合っている様な乾いた音。
それは魔理沙から。
彼女は恐怖からか、歯と歯がぶつかり合いカチカチと断続的に音を鳴らしていた。
魔理沙がここまで怯えている恐怖は魔力を抜かれる事か、それとも。
「少しだけ時間をあげる。それまでに正直に言うか、黙って俺に確認されるか選んでね」
既に彼女の発言は嘘だと決めつける様な発言をしてしまったが今更構わないだろう。
さあ、魔理沙はどちらを選ぶのか。
「十……九……」
そこまで長い時間待つ事は俺が出来ない為、とりあえず十秒で決めてもらう。
「八……七……」
絶望と焦燥の入り混じった表情で俺の顔を見上げようとすれば叶わずにすぐに俯く。
それを一秒を数える間に幾度と無く繰り返す。
「六……五……」
「……ッ……ぁ……」
タイムリミットが近付くにつれて顔、肩、身体全体へと筋肉が固まっていき動きがぎこちなくなってくる。
絶望に包まれる表情、そして近くだからこそ分かる髪と体から香る爽やかな香りに改めて魔理沙が生前には殆どお目に掛かれない様な美少女だと認識させられる。
普段の何気ない表情が可愛らしい。
今の正に失意のどん底に落とされた表情が美しい。
先日のセックスで見せた快楽が入り乱れた表情が艶かしい。
全てが彼女を、霧雨魔理沙が美しい女性であると証明していた。
だからこそ犯す。
美しい女性のその全てを見る為に。
本人すら知り得なかったその表情、感情を引き出す為に。
そんな女性達を自分の物にする為に。
その存在総てをレイプする。
それが俺が俺である為に至った極致。
さぁ、魔理沙。
君はまずどんな表情を俺に見せてくれるのか。
「四」
「ぅあっ……ぁ、ッ……」
絶望に飲み込まれた表情か。
「三」
「ぁ……ぁ、の……ッ……」
絶望から解き放たれた涙を流しながら浮かべる羞恥の表情か。
「二」
「ぁ……の、わ……わた……わた、し……あ……ああ……」
その答えはすぐ。
「一」
「あ、ああ……わた……私……私、お……おな……おな……オナッ……オナッ……」
惜しかったね、魔理沙。
「零」
「イヤァアアアアアアッ!」
タイムリミットの宣告と共に魔理沙の頭に手を置き、先日と同じく体内に残っていた全ての魔力を彼女から奪い去った。
「ァアアアッ! なさい、ごめんなさい! ゴメンナサイ、ゴメンナサイッ、ゴメンナサイッ! イヤァアアアアッ!」
半狂乱に、手を離した頭を髪を喉を顔を乱雑に掻き毟る。
魔力を抜くのと同時に彼女の身体に俺と同じく一切のダメージを与えなくしておいたので、脳のリミッターが外れた様に力任せに自傷する自身の攻撃に身体は悲鳴を上げない。
だがそれが彼女を更に苛む。
幾ら自傷せど自分の身体には一切の傷跡、痛みが来ない。
今まではあったはずの当たり前。
魔力がゼロになった途端に無くなってしまった当たり前。
「あああッ! んでッ、何でッ、ナンデッ! 全然痛くないのッ!? 絶対オカシイよッ、全然痛く無いッ! おかしい、オカシイッ! 何で何で何で何でッ!?」
彼女の自傷は更に熾烈を極め、通常なら明らかに皮膚を肉を骨までをも削るかの様な狂気に満ちた力で傷がつかない自分の肉体を陵辱していく。
「オカシイッ、ナンデッ! 変だ、変だッ! 弱い! 弱い弱いッ! 弱いよォッ! ヤダ、ヤダヤダヤダッ、イヤァッ!」
泣きながら笑いながら休む事なく自分の身体を傷付ける。
このまま放置して堕ちた魔理沙も見てはみたいが、それは恐らく俺が知っている今までの霧雨魔理沙とは別人になってしまうだろう。
良い感じに堕ち始めてきたし、ここらで救世主様の登場といきますか。
その救世主が根本の原因というのが皮肉ではあるが。
頭を、顔を、喉を、腕を、胸を、腹を、脚を全身をまるで傷付けられる場所を探す様に力任せに掻き毟る魔理沙の両腕を、担いでいる女性は何となく大丈夫そうだったので手を離した事で自由になった両手で掴み、強引に行為を止める。
「離してッ! 全然体が傷付かないッ、傷付けられてないのッ! 離してッ、離してよォッ! ああっ、離れないッ、何で離せないのッ!? 弱く無いッ! 弱く無いッ、私はこんない弱く無いのォッ!」
突如行為を止められて再び自傷行為に戻ろうとする為に全身で俺の手から逃れようと暴れるが、そもそも離せない様にしている為離す事は不可能だ。
ようやく見えた魔理沙の目は焦点が合っておらず瞳孔が生者としてはありえない程に開いており、明らかに正気の沙汰では無かった。
「魔理沙ッ!」
腕を掴む力を僅かに強めて彼女に向かって怒鳴りつける。
それにより身体を大きく震わせて暴れるのを止めた魔理沙は、まるでロボットの様にぎこちない動きで怒鳴りつけた声の主、俺の顔を見上げた。
目が合う。
それと同時に彼女の目は焦点が合い、俺を見つめると同時に大きく見開いた。
「ぁ……ああぁっ……あ、あああッ……」
そして箍が外れた様に声にならない呻き声の様な形容し難い音を出しつつ徐々に全身が大きく震え出した。
予想していた反応とは違い、思わず顔を顰める。
その直後、油断していたのか俺に危害を与え無いと能力が勝手に判断したのか分からないが、何故か俺の手の拘束から魔理沙の腕が離れた。
同時に魔理沙が一瞬にして動いた。
「ゴメンナサイゴメンナサイッ! 嘘を吐いてゴメンナサイッ!」
気付けば俺の右脚に腕を回し、膝立ちの状態で狂った様に謝罪の言葉を繰り返しながら抱き付いていた。
咄嗟の事に思わず引き剥がそうと脚を後ろに下げたが、魔理沙は慌てた様に追い縋り同じ状態になる。
「ゴメンナサイッ、ゴメンナサイッ、ゴメンナサイッ、もう絶対に嘘を吐かないからッ! 絶対に悪い子にならないからッ!」
ただでさえ珍しく混乱している俺ではあったが、次の言葉に思わず思考を停止せざるを得なかった。
「だから捨てないでッ!」
彼女の華奢な身体からとは到底想像出来ない様な叫び声でそんな言葉が放たれた。
「ごめんなさいっ、ごめんなさいッ……」
壊れた機械の様に謝罪の言葉を吐き続ける魔理沙。
捨てないで、懇願する様に必死に叫んだ彼女。
何が何やら全く理解出来ない状況になってしまったが、もしかしたら担いでいる女性は魔理沙の調教には必要ないのかもしれない、ふとそんな思いが混乱の中、頭に浮かんだのだった。
次回もお楽しみ下さい。