※この作品はR-18です。

嫌な男が幻想入り   作:Nagomin

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更新が遅くなってしまい申し訳ありません。
中々キャラクターの特徴を掴むのが難しい……。
そろそろ新章に入る予定です。
展開が急と感じる部分もあるかもしれませんが、どうぞお楽しみに下さい。
次回は出来るだけ早く更新出来ればと思っております。



(最新話) 翻弄された魔法使い……其の六

霧雨魔理沙SIDE

 

 

「ごめんなさいっ、ごめんなさいッ……」

 

 無力感。

 それが唯一感じる事が出来る感情。

 捨てないで。

 それが今唯一生まれている気持ち。

 どうしてこうなってしまったのか。

 私が嘘を吐いたから。

 私が悪い子だから。

 自分の失態のせいでこんな事になってしまった。

 彼の脚に離されまいと必死にしがみつきながら、その思いに支配される。

 初めて彼に怒鳴られてその顔を見上げた時、その時に彼が浮かべた表情。

 嫌々に顰められたその表情。

 思い返す度に心臓に激しい痛みが生まれる。

 謝る為に、捨てられない為に咄嗟に脚にしがみついた時、離されそうになった後ろに引かれた脚。

 思い返す度に心臓の激しい痛みが増した。

 何故、惨めにもこんな事をしているのか。

 理由は解らなかった、気付けばこうしていた。

 彼に対抗し得る魔法薬が完成しなかったから?

 魔力を戻して欲しかったから?

 どうしてかそれらの理由は違うと思った。

 思ってしまった。

 明確な答えは思い浮かばないが、一つだけ確かな事。

 捨てられたくない。

 それだけは確かに言えた。

 先程、彼に捨てられた時の想像をしてしまったからか。

 きつく彼の脚を抱き締める私に、彼は何の反応も示さない。

 愛想を尽かされたのか。

 心が酷く沈んでいくのが感じ取れた。

 もうダメなのか、あの想像通りになってしまうのか。

 遂に謝罪の言葉すらも口から出そうにも上手く出なくなり、何をしようにも吐き出されるのは無力な嗚咽のみ。

 どうしよう、どうすればいい。

 回らない頭で必死に考えていると、僅かに震える感触。

 彼が動いた。

 もうダメだ、心臓が酷く痛む。

 私はこれからどうなってしまうのか、何も想像が付かず咄嗟に固くなってしまった身体が石の様に動かない。

 次にどんなアクションを起こすのか。

 酷く速まった鼓動が唯一生への実感を与え、合わせる様に心臓からの痛みが激しさを増す。

 早く次の行動が起きて欲しい、次が来て結果を知りたくない。

 二律背反な想いに苛まれつつも幸か不幸か、それは訪れた。

 体に起こる軽い衝撃。

 それは何処から起こったのか、必死に体全体に意識を集中する。

 そして理解。

 頭から。

 頭に何かが当たった、いや何かが置かれた。

 無意識に上がっていく顔、そこで見たもの。

 私の頭に伸びた彼の腕。

 同時に先ほどの光景が蘇る。

 現在の魔力が一切感じられない身体、それの原因となった所業。

 勝手に全身が大きく震え始める。

 思い出した、あの魔力を無にされる感覚。

 虚脱、虚無、嫌悪、絶望、恐怖、狂気、負の感情を一つに纏めて味わった様な二度と感じたくない現実味の無い現実を突き付けられる感覚。

 終わった。

 それだけが嫌に鮮明な思考として思い浮かび、彼を見上げる視界そして思考が徐々に遠退く。

 ふと全てが真っ暗に染まる瞬間。

 

「許す!」

 

 総てが鮮明に戻った。

 

「…………ぇ……」

 

 気付けば声を出していた。

 自分でも良く耳に届いたと思う様な微かな音。

 しかしそれは彼にも届いていたのか、彼は私の目を見ていた。

 先ほどの顰めた顔では無い、いつもの、あの時の様な笑み。

 頭に伝わる感触が動く。

 撫でられている。

 何で。

 

「……なん、で……」

 

 何で。

 思った事がそのまま口から出た、自分でも何故発したのか解らない言葉。

 そして今気付いた。

 立っている彼の肩には背の高い女性が乗っていた。

 気を失っているのか力無く彼の肩に支えられている。

 それを見て何よりも先に浮かんだ感情。

 誰、この女。

 言葉通りの単純な理由なのか、それとも。

 それを推理する前に彼は動いた。

 

「あっ……」

 

 無意識に上げて伸ばした手。

 私の手は自分から離れた彼には届かなかった。

 彼が離れていってしまう、必死に追い縋ろうとするが身体が一切の反応も示さない。

 

「よっと」

 

 少し離れた床に長身の女性をゆっくりと置く。

 長い金髪、どこかで見た事がある様な顔だが思い出せない。

 女性を床に置いて立ち上がった彼は再び私の方へと歩いてくる。

 彼が離れたのはその女性を置く為だった。

 何故かそんな普通の感想が酷く心に残った。

 再び私の目の前に立った彼は膝を曲げて、四つん這いになっていた私と顔の高さを近付ける。

 たったそれだけで、どうしてか安堵する自分がいる。

 顔を近付けた彼は先程と同じ笑みを浮かべた。

 

「じゃ、さっきと同じ事しよっか」

 

「……へっ?」

 

 思わず上げてしまった素っ頓狂な声。

 そんな声を上げてしまった私は悪く無い筈。

 

「それじゃ、椅子に座って」

 

「きゃっ」

 

 両肩を軽く掴まれて強制的に立ち上がらされる。

 そして数歩動き、座らされる。

 先ほどまで休憩していた椅子に。

 絶望を想像した椅子。

 何かを求めた椅子に。

 座らされた瞬間に一回、何故か身体が震えた。

 座った私から一歩下がり、立ったまま彼は腕を組む。

 変わらぬ笑みを浮かべたまま私を見下ろした。

 

「じゃあ俺が声をかける直前まで、魔理沙はどんな格好をしてたのかな?」

 

 彼の言葉にもう一度だけ身体が小さく震える。

 どんな格好をしていたのか。

 顔の温度がどんどんと上昇してくるのを理解する。

 どんな格好をしていたのか。

 そんなの、出来るわけがない。

 恥ずかしい。

 更に顔の温度が熱くなる。

 動けずに俯く私に彼は声を掛けてきた。

 

「……それをしないと、許してあげないよ?」

 

 その言葉に身体が大きく震えた。

 急な展開に思考が飛んでいたが、先ほどまでどんな状だったのか。

 魔力を全て抜かれ、無力な人間の女として森に捨てられる。

 無力な人間はただ、獣や妖怪に襲われる。

 無力な女性はただ、獣や妖怪に犯される。

 熱くなった顔から一瞬で温度が消えた。

 寒い、全身が震える。

 四肢は小刻みに震え、抑えようとしても一向に治らない。

 恐怖心が再び蘇る。

 ゆっくりと、まるで見つかるのを怖がる様に彼を見る。

 何も言わない、そして浮かんでいた笑みは消えていた。

 次は無い。

 まるでそう言っている様に感じた。

 埋め尽くす恐怖。

 そしてその中に浮かぶ一つの小さな光明。

 言われた通りにすれば許してもらえるのか。

 彼の言葉を思い出す。

 確かに彼は言った、それをしないと許してあげないよと。

 つまり、先ほど言われた事をすれば許してもらえるのか。

 反対に、先ほど言われた事をしないと許してもらえないのか。

 捨てられるのか。

 捨てられたらどうなるのか。

 上手く働かない思考で必死に考える、考え尽くした。

 

「……んっ……」

 

 ゆっくりと、触れていないかギリギリのところで止めた指。

 その先は私の大切な女性の部分。

 触れた。

 触れてしまった。

 彼の、人の前で自分の秘所に指を当ててしまった。

 顔は先ほどとは比にならない程に熱く、軽く口元を押さえている手には自分の息とは思えないくらい熱い吐息がかかる。

 彼の姿なんか見ることなど出来ずに俯いてきつく目を閉じる。

 恥ずかしい、恥ずかし過ぎる。

 激しく高鳴る心臓は痛みすらないがうるさく、静寂に包まれた空間では彼に聞こえてしまうのではないかと錯覚してしまう。

 更に心臓の音が大きくなった気がした。

 

「……それで、その格好でどんな風に指を動かしていたのかな?」

 

「んっ……」

 

 不意に聴こえた声。

 僅かに動いてしまった振動で指が動きもう一度、私に触れてしまった。

 同時に出てしまったくぐもった音。

 自身から出た声に更に顔が熱くなった。

 そして気付く。

 気付いてしまった。

 不意にもう一度触れてしまった際、伝わった指先の感触。

 明らかに濡れていた下着の感触。

 絶望が私を襲う。

 あんな恐怖や二度と起きたくない体験をしながら私は濡れていた。

 あんな事があったのに、私の体は興奮していたのか。

 違う、絶対にそんなわけないと何度も自分に言い続け否定をするが、それも途中で止まってしまう。

 再度指先に触れた湿り気。

 私の指が秘所に触っていた。

 先ほどの様な不慮の事故ではなく身体が勝手に。

 心がどん底に落ちていく、そして何故か反対に身体の温度が高くなった気がした。

 触れて、また触れる。

 一度触り始めてしまうと指の動きが止まってくれなかった。

 

「んっ……くっ、あっ……んっ、んっ……」

 

 止まってと願うのに一向に止まってくれない自分の指。

 まさか彼が、そう思った。

 

「んあっ、あっ……んんっ、んっ……」

 

 同時に声が我慢出来なくなった。

 何故か感覚が強くなった様に感じた。

 彼がそうさせている、私が自分の意思で行っている訳じゃない。

 仕方のない事なんだ。

 彼のせいだ。

 指の動きが速くなった。

 

 

 

霧雨魔理沙SIDE OUT

 

 

 

 急に魔理沙の反応が良くなった。

 それを見ていたら我慢出来なくなった。

 その理由は簡単に分かった。

 何てったって俺はレイパー。

 自慰を観賞するのが俺の仕事じゃない。

 犯す事こそ俺の生まれた理由だったのだから。

 もう死んでるけど。

 これはこれで目の保養にはなるが、目だけの保養じゃ満足出来ない。

 うん。

 よし犯ろう。

 

「はいストップ」

 

 魔理沙に声をかける。

 

「んんっ、あっ……あっ、んっ、あっ……」

 

 止まらない魔理沙。

 随分と没頭している様だ。

 楽しそうで何より。

 ここからは俺も楽しませて貰う。

 気持ち良さそうに秘所を弄ってる魔理沙の手を取り、そのまま床に寝かせた。

 あっ、と小さく驚いた声を上げているが、そんな事よりセックスしようぜ。

 魔理沙がオナニーしている間に俺サイドはすっかり全裸待機で準備は万端。

 彼女が驚いた表情を浮かべている間に秘所を隠していた布を横にずらしていざ挿入。

 

「あああっ!」

 

 可愛らしい悲鳴にも似た嬌声。

 魔理沙の中はすっかり濡れており俺の息子を無抵抗に受け入れた。

 

「あっ、はぁっ……まっ、あぁっ、て……んんっ……」

 

 思考が追い付いたのか驚きつつも快楽に顔を歪めながら弱々しく俺の胸部に手を両手を伸ばして押し付ける。

 離そうとしているのか、しかしその腕は震えており押すというよりかは置いているだけといった様な印象だ。

 そして彼女の膣内は息子に程良い気持ち良さを送ってくる。

 まるで懸命に奉仕をしようとしているかの様な動きにご褒美として抽送と共に魔力を送る。

 

「ッ、ああっ! あっ、はっ、ああっ……んあっ、ああっ……」

 

 送る魔力はかなり微々たる量の筈だが、魔理沙の反応は一目瞭然だった。

 同じ動きにも関わらず魔力を送るだけで反応が劇的に変わる。

 慌てて伸ばしていた内の片手を自分の口に寄せて人差し指を噛んで声を抑えようとしたらしいが、口は指を咥えず開いており只々快楽の声が抵抗無く溢れていた。

 膣内から出る間際まで引き抜き、再び奥深くまで突き入れる。

 魔理沙の膣内は見た目相応の大きさで、息子が全て入り切らずに最奥に突き当たった。

 子宮口、そこに触れた時に魔力を送ると面白い様に腰を大きく震わせて頭を左右に振る。

 ここが魔理沙の最も感じる性感帯だった。

 最早顔に手を寄せる事すら出来なくなったのか、その手はスカートの裾をきつく握り締めている。

 

「ああっ、んっ、んっ……んあっ、ああッ、あッ……」

 

 声を我慢したいのか必死に口を閉じて力を入れるが、最奥を突かれると同時に口が開き喘ぎ声が響く。

 健気な姿に免じて更に速度を速めた。

 

「んああっ、あっ、まっ、あぁっ、待って! ああっ、はや、い、んあっ……あっ、あああッ!」

 

 静止の声を上げた直後、膣内が一気に締まった。

 そんなに時間が経ってはいないが、どうやら絶頂を迎えたらしい。

 動きを止めて魔理沙の様子を見る。

 口の端からは細く涎の線が首へと向かって引かれており、大きく上下を繰り返す胸と肩は彼女に訪れた絶頂の大きさを物語っていた。

 それはまだ少女と呼べるであろう魔理沙の容姿からは想像だに出来ない程に妖艶であり、普段の可愛らしさからは思い浮かばない程に美しかった。

 そんな訳で試合再開。

 

「ああっ、あっ、はぁっ、ああっ……ま、待って! 待って、ああッ! あっ、んっ、あッ、ああっ!」

 

 試合再開と同時に魔理沙の嬌声は一オクターブ高いトーンへと変わり、腰と脚が小刻みに痙攣を始めた。

 短い間に何度も軽い絶頂を繰り返し、自分では制御出来ない程に身体が快楽を蓄積する。

 良い感じになってきたし、そろそろ魔理沙の調教もフィナーレと行こう。

 今までと変わらない性格のままで、身体と僅かな心だけは俺からの快楽に従順にする。

 先程までの事もあり不測の事態を起こさない様にと今一度自分に言い聞かせた。

 よがり狂う魔理沙に顔を近付ける。

 

「ああっ、あっ、ああっ! あっ、あっ、んんっ!」

 

 唇にキスをする。

 動かした俺の舌は力が入らない魔理沙の口内に容易に侵入し無防備な彼女の舌を捕らえた。

 舌を絡ませつつ口内を蹂躙する。

 吸う様に舌に力を入れると魔理沙は目を見開き身体の痙攣が大きくなった。

 またイった様だ。

 もう一度行うと再び絶頂し、見開いた目からは涙が零れ落ちた。

 唇を離し、荒い呼吸を繰り返す魔理沙を至近距離で見つめる。

 

「魔理沙」

 

 声をかける。

 

「あっ、んっ、あっ……な、なに……」

 

 その間も俺の下半身は平常通り運行しているため途切れ途切れではあったが、瞳を快楽に潤ませながらか細い声で言葉を返してくる。

 

「あっ、んっ、んぁっ、ああっ、ああッ……ぁっ」

 

 もう一度痙攣が大きくなり始めた瞬間、下半身の動きを止める。

 無意識だろう、刺激を求める様に僅かに動かしている彼女の腰を両手で押さえ止め、口を開いた。

 

「俺だけの魔法使いにならない?」

 

 自分でも意味不明な言葉に、彼女の膣内は一度だけ俺の息子を締め付けた。

 




次回もお楽しみ下さい。
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