宮古隆一(みやこりゅういち)は童貞である。
 彼はもう少しで二十二歳を迎えるというのに一度もセックスしたことがなかった。
 そんな自分を少しでも変えるべく隆一は風俗を体験すべく繁華街にやってきた。しかし、お店に入ろうと試みるも恐れをなして店の中に入ることができなかった。
 自己嫌悪に陥った隆一は一人公園のベンチで佇んでいた。
「あの、隣よろしいですか?」
 隆一に話しかけてきたのは銀髪に赤い瞳という風変わりな風貌をしたスカビラという女性。
 彼女は自分がサキュバスであることを隆一に告げた。
 スカビラの魔法によってラブホテルに連れて行かれた隆一は童貞卒業を人間の女性ではなく、サキュバスで行うことになる。
 
 ※ ノクターンノベルズにも投稿しています。

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人間の女性で童貞を卒業できない俺はサキュバスで童貞を卒業する

 雲が一つもなく闇夜が満月で照らされている深夜。

 俺は地元の繁華街を彷徨い歩いていた。その理由は風俗店に入るためである。

 この俺、宮古隆一(みやこりゅういち)は生まれてこのかた、一度もセックスしたことがない。

 もう少しで二十二歳を迎えるのというのに恥ずかしい限りだ。

 同じ大学に通っている恋人持ちの友人達はすでに彼女とヤリまくっているという。

 そんな浮いた話を聞いていると男として負けているような気がしてならない。

 そこで俺は少しでも友人達に近づくため、まずは風俗で女性に慣れようと思いこうして繁華街にやってきたのである。

 しかし風俗店に入るとはいっても、イメクラやソープなど様々な種類のお店があってどのお店に入ったらいいのか全く分からないな。

 すると、黒いスーツを着た金髪の男性が俺に近づいてきた。男性は少し厳つい顔をしており、背が高くて威圧感がある。そして香水の匂いが思いの外強くてキツイ。

「お兄さん! もしかして溜まってるんじゃない? 良かったらうちで抜いていかない?」

 男性は近くの看板を指差した。看板には『デビル学園』と書かれてあり、悪魔のコスプレをした可愛らしい女性の写真が載っている。

「す、すみません! 結構です!」

 俺は急いでその場から離れた。怖かった。心臓がバクバクしている。

 冷静になると、自分の不甲斐なさを実感した。

 情けない。

 どこでもいいから風俗を体験して女性への抵抗を無くそうと考えていたのに。

 こんなことでは童貞卒業までの道のりが遠い。俺は繁華街から少し離れたところにある公園のベンチでポツンと佇んだ。

 俺はなんて心が弱いのだろうか。ああいういかがわしいお店はとてもじゃないが怖くて入れそうな気がしない。

 いや、その前に風俗嬢とはいえ、女性とうまく話すことができるだろうか。

 考えれば考えるほどネガティブなイメージが浮かんでしまう。

「あの、隣よろしいですか?」

 ふと、背後から何者かに話しかけられた。後ろを振り向くとフードをかぶった女性が立っていた。

 月夜に照らされる彼女の髪はキラキラと銀色に輝いており、肌はやや黒い。

 しかしながら、一番奇怪であったのが彼女の瞳。赤みを帯びていた。少し充血しているとかではない。

 まるでルビーのように赤く、そして美しく輝いていた。カラコンだろうか。

「は、はい……」

 俺が承諾すると彼女はポツンと俺の隣に座ってきた。

「あの、宜しければお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」

 女性は俺の名前を訊いてきた。自分の本名をこの得体の知れない女性に告げるべきか俺は悩んだ末、正直に答えることにした。

「はい。宮古隆一と言います」

「隆一さんですか……いい名前ですね」

 鈴の鳴るような綺麗に透き通る声で俺の名前を褒めた。

 この女性、見た目は俺より若く見えるが雰囲気的には年上のような気もする。

「えっと、私もあなたの名前を訊いてもいいですか?」

「勿論です。私の名前はスカビラと言います」

 女性は自分のことをスカビラと名乗った。名前から察するに日本人ではないようだ。

「変わった名前ですね。どこの国から来たんですか?」

 すると、スカビラは少し小馬鹿にするように微笑んだ。

「『異世界』から……なんて言ったら笑っちゃいますよね?」

「そりゃあ、まぁ……」

「だけど本当なんですよ? 実は私、『サキュバス』という種類の悪魔なんです。」

 サキュバスか。訊いたことはある。男性に淫らな夢を見せるという悪魔の一種だ。

「そんなの信じられるわけありませんよ。何か自分をサキュバスだと証明できるものはありますか?」

「ではこんなのはどうでしょう」

 突然、スカビラと俺の足元に黒色に輝く大きな幾何学模様の魔法陣が現れた。

 魔法陣はゆっくりと回転し、周囲の風景が公園から田んぼ、海、遊園地といった風に目まぐるしく変化していった。

「モホタセレミー」

 スカビラが訊いたこともない呪文のような言葉を呟くと俺とスカビラはいつの間にかどこかのホテルの一室にいた。

 しかし、このホテル……やけに豪華なベッドに洒落たピンク色の照明、そして透明なガラスで仕切られているお風呂といい、ここはまさか。

「驚きましたか? あなたをラブホテルへと案内しました」

 し、信じられない。夢だと思いながらも俺は自分の頬を抓(つね)ってみた。痛い。普通に痛みを感じる。

「いつの間にか公園からこんなところへ……夢じゃないのか?」

 すると、スカビラが背後からぎゅっと俺に抱きついてきた。

「わ! な、何をするんだ!」

 不意に後ろから抱きつかれて思わず取り乱してしまった。自分の背中から至高の感触が感じられた。

 俺は抱きついているスカビラを引き剥がした。

「何って……私はサキュバスなんですよ? なら、することは分かるでしょう?」

 スカビラは人差し指に唇を当て、顔を傾げた。まさに小悪魔的仕草である。

「ちょ、ちょっと……うお!」

 急にズボン越しから股間を摩ってきた。ズボン越しとはいえ、女性から股間を触られるのは生まれて初めてである。自分で扱くよりも何倍も気持ち良い。

「もうこんなに固くしてる……一目見てすぐに分かりましたよ。あなたが性を渇望する人間であると。女性とセックスしてみたい……そう思ってるんでしょう? その願い、私が叶えてあげますよ」

 俺はごくんと生唾を飲み込んだ。初体験をこんな美しい女性ですることができるなんてとても幸せなことである。

「い、良いのか? 本当に……セックスと引き換えに寿命を寄越せとか言うんじゃないだろうな」

 考えられない話ではない。何と言ってもスカビラは悪魔なのだ。それくらいは要求してきたってなんら不思議ではない。

「そんなこと言いませんよ。代わりにといってはなんですが……私たちサキュバスは人間と交わることで力が付きます。今日だけじゃなく、これからもセックスして欲しいです」

 スカビラは顔を赤くし、恥ずかしそうにそうお願いしてきた。

 少なくとも俺にはなんらデメリットがないように思えた。むしろご褒美と言ってもいいだろう。

「分かった。それくらいなら容易い御用だ」

「ありがとうございます。それじゃ、私先にシャワー浴びてきますね。隆一さんは適当にここで待っていてください」

「ああ、分かった」

 スカビラはシャワーを浴びに向かった。そういえば、ラブホテルに着ているわけだが、チェックインしてないよな?

 支払いとか大丈夫なのだろうか。まぁ、後でスカビラに確認しておくか。元々風俗に行くために繁華街に来ていたためお金は多めに持ってきていた。

 ちらっと後ろを振り向くとすでにスカビラはシャワーを浴び始めていた。浴場は透明なガラスで仕切られており、ここから丸見えである。

 しかし……なんとまぁ、情欲的な身体付きであろうか。

 推定Fカップはあるんじゃないかというほどの豊満な胸と程よく肉が付いた尻。

 スカビラの背が低いのと華奢な身体であることが相まって二次元の世界でしかお目にかかれないような魅力的な体型である。

 シャワーを見ているのも落ち着かないため、テレビでも見るべくスイッチを入れた。

「あん! んっ……んあ!」

 真っ先にテレビ画面に映ったのはAVであった。少しスカビラに似ているAV女優が悦に浸った表情で喘いでいる。

「うわ!」

 俺は慌ててテレビの電源を落とした。まさかいきなりAVが流れてくるとは。

 気を取り直して部屋に置いてある冷蔵庫を開けてみることにした。中には水の入ったペットボトルが二本入っていた。

 その内の一本を取り出し、一口飲むと気分が少し落ち着いてきた。

 ベッドの上に寝っ転がり目を瞑る。少しでも気分を落ち着かせるんだ……何せ今日は初体験の日だ。

「お待たせしました〜」

 スカビラの声が聞こえ、目を開け立ち上がると彼女は白いバスローブに身を包んでいた。

 俺の隣に座るとシャンプーの良い匂いが俺の鼻腔を突き刺す。

「お、おう……」

 スカビラはじっと俺のことを上目遣いで見つめてきた。スカビラの顔が近い。心臓が激しく脈打っている。

「隆一さんもシャワー浴びてきます?」

「そうだな」

 俺はシャワーを浴びに行くことにした。

 紳士たるものちゃんと身体を清めてからセックスするものである――とはいえ、今日が初めてなわけだが。

 浴場は先ほどまでスカビラが使用していたためか湯気がこもっており、大きな浴槽に目が留まった。

 しかし、特に浴槽は使うことなくシャンプーで髪を洗い、ボディソープで身体を洗った。

 さっさとシャワーを済ませてスカビラの元に戻りたいところであるが、必死に心を落ち着かせ、丹念に身体を洗った。

 シャワーを終えた後、白いバスローブを着用しスカビラの元へと戻った。

 

「待ってましたよ、隆一さん。ここに座ってください」

 スカビラはパンパンとベッドを叩いた。俺は昂ぶる気持ちを抑えながら努めて冷静にスカビラの隣に座る。

「ふふ……もしかして緊張してますか?」

 スカビラはからかうように微笑み俺の手をぎゅっと握ってきた。

「そ、そりゃあな……俺、童貞だし」

「私が優しくリードしてあげますから安心してください」

 スカビラは俺の背中に手を回し、ぎゅっと力強く抱きしめてきた。女性特有の柔らかい感触が自分の身体全体から感じられる。

「す、スカビラ……」

「まずはキスしましょうか」

 キスか。

 恋愛経験のある世の男性からしたら大したことのない行為かもしれないが、俺からしたらとてつもないほどの覚悟がいる行為である。

「あ、あぁ……」

 俺は頷き、自分の唇をゆっくりとスカビロの唇に近づけた。あまりの緊張で心臓が張り裂けそうだ。

 すると、キスするのを躊躇していた俺にスカビラが『チュッ』と唇を重ね合わせてきた。

「えへへへ……キスしちゃいましたね」

 スカビラは恥ずかしそうに頬を掻いた。彼女は目を瞑り、俺に対して唇を突き出してくる。

「ほら。今度は隆一さんからキスしてください」

「わ、分かった」

 俺は意を決してスカビラにキスをすることにした。自分の唇をスカビラの唇に重ね合わせる。

「ん……」「んふ……」

 お互いの声が漏れる。スカビラの唇はぷっくりとして柔らかくとても気持ち良い。ずっとキスしていたいとまで思った。

「えへへへ……キスしちゃいましたね」

 スカビラは立ち上がると、着ていたバスローブを脱ぎ出した。バスローブの下に何も下着は身につけていなかったようで瞬く間に全裸になった。

 さっき少し目にした悪魔的大きさを誇る胸とうっすらと毛が生えている女性特有の割れ目が俺の前に現れる。

「ほら。隆一さんも早く脱いでください」

「あ、あぁ……」

 スカビラに促され、俺も服を脱ぐことにした。お互い全裸になった俺達は抱き合った。

 暖かい。スカビラの温もりが自分の身体全体から伝わってくる。控えめに言って、とても心地が良い。

「隆一さん、おっぱい揉んでみますか?」

 スカビラは俺の腕を掴み、自身の胸に誘導した。とてもありがたい。何せこちらはまだ性行経験がない童貞なのである。こうしてリードしてくれるととても助かる。

「うん、揉みたい」

 本能に赴くままに俺はスカビラの胸を揉むことにした。巨大なスカビラの胸はとても大きく俺の掌には到底収まりきらない。

 スカビラの乳輪はAVで見てきたものと比較するとやや大きめであるが、それがまたエロさを強調させる。

 しばらくの間、スカビラの胸を揉んでいたがだんだんと『吸ってみたい』という思いが強くなっていった。

 スカビラに確認することなく、俺はスカビラの胸に吸い付いた。

「あん……急に吸うなんて……隆一さんは甘えん坊さんですね。赤ちゃんみたいです」

 スカビラは赤ん坊をあやすかのように「よしよし」と俺の頭を撫でてきた。スカビラに頭を撫でられているととても安心する。

 俺は一度胸を吸うのを止め、顔を上げた。

「ふふ……ここ、もうすごく溜まってるんじゃないですか?」

「あ……」

 ぎゅっと右手で俺の股間を優しく掴むスカビラ。彼女はゆっくりと手を小刻みに動かしてきた。

「気持ちいいですか? 隆一さん」

「あ、あぁ……」

 すると、スカビラは屹立した俺の股間に涎を垂らした。滑りが良くなることで手コキの気持ち良さが一層増す。さらに左手で陰嚢を刺激してくる。気持ち良すぎて、頭がおかしくなりそうである。

「ふふ……感じている隆一さんのその表情……とても良いです」

「す、スカビラ……すっごく気持ち良い……」

「そうですか。なら!」

 さらに力強く肉竿を握りしめ、さらに早く扱いてきた。

「あ! ちょ……い、イく……」

 今まさに射精しようとしたその時、スカビラはピタッと扱くのを止めた。

「あ……ちょ、ちょっと……スカビラ……」

「まだイくのは早いですよ。隆一さん」

 ニヤッと微笑むとスカビラは股間を顔を近づけ、パクッと股間をしゃぶり始めた。

「う……!」

 手コキの時よりもより強い快楽が感じられる。顔を上下に動かし、口内射精を促してくる。

 頬を細め、股間に吸い付くスカビラの表情は実に淫らである。

「隆一さんはどこを舐められるのが好きですか? 先っぽですか?」

 スカビラは肉竿の先端部分を重点的に舐めてきた。

「それとも玉を舐められる方が好きですか?」

 今度は重点的に陰嚢の部分を舐めてきた。舐められているところからとんでもないほどの刺激が流れ、思わず身体を仰け反らせた。

「やっぱり隆一さんは玉が弱いんですね」

 ここぞとばかりに陰嚢を舐めてくるスカビラ。さらに陰嚢から肉竿の先端部分にかけてざらっとした舌で舐めあげる。

「や、やばい……スカビラ……俺、もうイキそう!」

 俺がそう叫ぶとスカビラは再び股間をしゃぶり、グツグツと顔を上下に動かす。もう射精限界だ。早く性液をぶちまけたい。

「あ……い、い……」

 しかし、またもやスカビラは射精直前でフェラを中断し、寸止めしてきた。

 二度も寸止めされてしまうとさすがにもどかしい気持ちでいっぱいになる。

「まだイっちゃだめですよ……隆一さんがイっていい場所はこの中だけです♡」

 スカビラは股を開き、女性特有の割れ目を指差す。いよいよか……

「ほ、本当に挿れていいんだな?」

「もちろんですよ。早く挿れてください」

 すでに割れ目からはトロトロとした液体が分泌されていた。ゆっくりと俺は股間をスカビラの割れ目に近づける。力を込め、挿入を開始した。

「ん……」

 スカビラは目を瞑り、小さく声を漏らした。俺の股間はゆっくりと挿入されていき、奥まで入っていった。

 膣内は窮屈で股間全体を圧迫するような刺激を感じる。

 更なる快楽を求めるべく、ゆっくりと腰を動かした。腰を突く度にスカビラは「ん、ん……」と嬌声を漏らす。

「しゅ、しゅごい……隆一さんのおちんぽおっきくてすごい気持ち良いです!」

「お、俺も……気持ち良い……スカビラのおまんこ……すっごい気持ち良い!」

 興奮しまくった俺はガンガンと激しく腰を振った。やがて絶頂のタイミングが訪れた。

「あ、い、イく……今度こそ出すぞ!」

「いつでもイってください!」

 ドピュドピュッ――溜まりに溜まった俺の性液がスカビラの中に注ぎ込まれていった。性液を出し尽くした俺はスカビラの中から股間を抜き、ベッドの上に仰向けになって倒れ込んだ。

「はぁ、はぁ……すっごい気持ち良かった」

「私もです……あ……あ……う……」

 スカビラはよほど激しくイったのかピクピクと身体を激しく痙攣させていた。

 俺はベッドから離れ、冷蔵庫からペットボトルを手に取りにいった。

「スカビラ。これ飲むか?」

「ありがとうございます」

 スカビラはペットボトルを受け取ると蓋を開け、水を飲んだ。

「はぁ……少し落ち着きました」

「そうか」

「あの……隆一さん」

「なんだ?」

 何やらスカビラは何かを言おうとしていたが、恥ずかしそうに身体をモジモジとさせている。

「よ、良かったらもう一回しませんか?」

 もう一度セックスしたいと申し出たスカビラ。こちらとしても断り道理はない。

「ああ、いいぞ」

「次はバックでやりません?」

「バックか……そうだな。そうしよう」

 俺が承諾するとスカビラはすかさず自分の尻を俺に突き出した。プリッとした大きめの尻が俺の目の前に現れる。

 さっきあんなのたくさん出したばかりだというのに、股間は再びムクムクと大きくなる。

 割れ目の位置を確認し、ゆっくりと股間を挿入した。

「ん……あぁん……!」

 スカビラは口元を手で抑え、喘ぎ声を出さないよう我慢していた。可愛い奴め。少し意地悪してやるとするか。

「きゃ!」

 バチンとスカビラの尻を叩くとスカビラは慌てたような声を上げる。

「尻を叩かれて喘ぐなんて、スカビラは飛んだ変態だな」

「うぅ……私、変態じゃないもん……」

 スカビラは耳まで真っ赤にして恥ずかしそうな表情を見せた。こいつ、意外とMっ気があるのかもしれない。

 腰を振ってガンガンと膣を突くと、スカビラの喘ぎ声がどんどん大きくなっていった。

 さらに膣を突いている途中で尻を叩くと、スカビラは「きゃん!」と犬のように喘ぐ。

「スカビラ……そろそろ中に出すぞ……!」

「は、はい……早く……早く中に出してください!」

 最初と立場が逆になってしまったな。今では俺の方が優位に立っている。

「あ、い、イく……」

 スカビラの膣に『ドピュドピュッ』とおびただしいほどの量の性液を出した。スカビラは「あ……ん……うぅん!」と声を漏らしながら俺の性液を受け止める。

 性液を出し尽くすとスカビラの膣から股間を抜いた。

 スカビラはベッドに倒れこみ、うっとりとした表情で天井を見上げていた。

「しゅ、しゅごい……隆一さんのおちんぽとってもいいれしゅ……」

 絶頂に達したためか上手く呂律が回っていないようであった。

 スカビラの口に股間を近づけると、股間に付着した性液を舌で綺麗に舐めとってくれた。

「俺もとっても気持ち良かったよ。スカビラ」

「私もです。隆一さん、またしましょうね」

「ああ」

 すると、急に猛烈な睡魔が襲いかかってきた。徐々に意識が遠くなっていく――

 

 

「ん……」

 目を覚ますと身体中に鈍い痛みを感じた。

 俺はスカビラと出会った公園のベンチで寝ていた。辺りは既に明るくなっており、スマホで時間を確認すると午前六時前であった。

「あれは夢だったのか……」

 せっかく童貞卒業できたと思ったのな。しかし、実に現実感(リアリティ)のある夢だったな。

 すると、LINEにて一件のメッセージが来ていた。しかし、不具合なのか送り主の名前は『???』と表示されていた。

 そして、謎の送り主からのメッセージの内容は、

 

 ――隆一さん。またしましょうね。

 

 あれが夢だったのか、本当の出来事だったのか分からない。

 だが、またスカビラと会える。そんな気がした。


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