『エロいこち亀、略してエロ亀』(novel/214721/)ニ次創作です。

両さんに調教されたオリ主が汚ッサンにオスマンコ掘られてんほぉぉぉっ♡ ってなるハートフル・コメディ。あるいは、夜の商売に手を出した両さんの巻き起こすドタバタ喜劇。

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『エロ亀』二次創作、つまり『こち亀』三次創作です。
ただし、拙作の主人公は両さん。
そして「彼」が乱れに乱れます。

快く許可をくださった郭靖さん、ありがとうございます。
そして全ての両津ファンに捧げます。

なお、タグから予想できるように、大変お見苦しい内容となっております。理想の男の娘を脳内に準備してから、お読みください。

※拙作は、『エロ亀』第二話の時点で執筆したものです。設定におおきな齟齬が生じた場合は、修正するかもしれません。


メス亀♂ ~両さんに『エロ亀』主人公がメス堕ちさせられる話~

「んほぉぉぉぉおおおお♡ しゅごいぃぃぃい、お腹の中でオチンポごりゅごりゅいってりゅぅうううぅぅぅうぅう! オチンポに直腸突き上げられて、脳ミソ亀頭で掻きまわされて、頭のなか精液でまっしろになっちゃいまひゅうぅぅぅうぅぅぅ! あへぇぇえええっ♡」

 

 薄暗い部屋のなか。

 キングサイズのベッドの上で、嬌声をあげる少年の姿があった。

 ひときわ激しく身体を震わせて、それからぐったりとベッドに倒れ込む。まっしろな肌を桜色に上気させて、ハァハァと胸が上下する。

 その艶姿が、巨大なベッドの上でゆっくり回転している。

 回転ベッドである。どこかの富豪があつらえた、変態プレイ専用の巨大回転ベッドの上に彼は囚われていたのだ。その姿はまるで回転寿司の、皿の上にディスプレイされた赤身魚のように瑞々しく上気して艶めかしい。

 

「ぐっへっへ。随分イイ声で鳴くようになったじゃあないか、小鳥ちゃんや」

「はいぃ……ボクはご主人様のオチンポ奴隷ですぅ。精液が胃袋に入っていないと、手が震えてお尻がヒクヒク疼いて止まらなくなっちゃうようなぁ、精液漬けのオチンポ奴隷なんでしゅぅぅ」

 

 ぬちゃりと脂っぽい声で言葉責めする汚ッサン。

 ゆっくり後ろを向くと、彼は、陰のように控えていた男に馴れ馴れしく話しかけた。

 

「いやぁ、やはり男の娘は良い。クサレ女のガバマンと違って、どれだけ突いても括約筋は緩まないからねぇ。それに、見たまえよこの表情。トロンとしたオチンポ顔だ。今まで多くのオチンポ奴隷を買ってきたが、こんなスケベなメス顔は初めてだ。実に良い買い物をしたよ、両津くん」

 

 後ろに控えるその男――両津勘吉は、ひと繋がりになった太く逞しい眉毛をうれしそうに歪めて、ニタリと笑った。

 

「へっへっへ。それはどうも、ダンナ。それはそうと料金なんですが、この秋本クンは当店のNo.1派遣男娼となっておりまして。本日の料金は、これだけになっております」

 

 勘吉は、さっとソロバンと弾いて見せた。

 そこには法外な額が提示されている。

 

「ほっほっほ。構わんよ、いくらでも好きな額を言いなさい。言い値で買おう。この子にはそれだけの価値がある」

「ははぁっ! ありがとうございます、お大尽様ァ」

 

 勘吉はガバッを身を伏せて、おおげさに謝意を示す。

 そして、陰に隠した面をニヤリと歪めて、卑しく笑う。

 

「へへっ。大借金をこさえた時はどうしたものかと思ったが、ワシにもツキが向いてきた。まさかあのとき助けた少年が、こうして金の招き猫となって、ワシの事業を助けてくれるとはな!」

 

 さて。我らが主人公たる「彼」が、どうして勘吉の言うがままオチンポ奴隷としてアヘ顔を晒すことになったのか。

 それを語るには、少しばかり時間を遡らなければならない。

 

 

 ◇

 

 

 時を遡ること数ヶ月。

 とある豪華客船に勘吉の姿はあった。

 

 希望の船スポポワール。

 世界を巡るその船の乗客の目当ては、しかし、遊覧なでどはない。賭博だ。血湧き肉躍り骨焦がす命がけの博打に、乗客は挑んでいたのだった。

 あるいは拳を振り上げて狂喜し、あるいはぼろぼろ涙をこぼして嗚咽する大の大人たち。また、そうした狂態をニヤニヤ眺める者ども。

 そのなかに、両手いっぱいに代用紙幣(トークン)の束を抱え、ガニ股で機嫌良く歩く勘吉の姿があった。

 

「わははは。やはり博打はワシの天職だな。こんなに稼いでしまった。この紙幣一枚が五十万円だから、ざっと十億は下らんぞ」

 

 下駄の音もどこか軽やかである。

 

「陸(おか)に帰ったら、この金で一杯やるかな。それとも、これを元手に会社を創るのもいいかもしれん。全国チェーンの駐車場管理会社『月極(げっきょく)グループ』とかな。皆にバカにされたこと、ワシはまだ忘れとらんぞ」

 

 勘吉は、かつて月極駐車のことを、月極(げっきょく)という名の巨大企業の管理運営する駐車場だと勘違いしていた。

 それを指摘されると「ちがうんだ! 月極(げっきょく)慢太郎という友人がいて、ソイツが経営しとるんだ!」などという真っ赤なウソをつく始末であった*1。そうして赤っ恥を掻いたことを、彼は未だに根に持っていたのである。

 

 月極という企業は存在しない。ならば創ってやろうではないか――

 

 そう発想するだけのアグレッシブさを、勘吉は持ち合わせていた。

 さて。そんなことを考えながら、気分良く歩いていた時である。

 

「くっ、ここまでなのか……」

 

 ひとりの少年が、悔しそうに唇を噛んで賭場台を睨んでいた。

 

「なんだ? えらく若いニーちゃんだな」

 

 この豪華客船に乗っているのは、年嵩の人間が多い。

 金を余らせて、なかば捨てる為に賭博に参加する初老。あるいは、事業を失敗したり博打にハマったりして、しょうことなしに船に乗った壮年。そうした壮年の破滅する様を楽しむ老人。そうした連中ばかりだ。

 ところが、この少年は齢十八にすら届いていないように見える。しかも、瞳にはまっすぐな正義の光を宿していて、くすんだ船内のなかにあってそこだけやけに眩しい。ありていに言って、場違いだ。

 

「このままじゃあ、この娘を自由にしてあげることができない。借金のカタに連れて行かれそうな彼女を救ってあげるには、十億円が必要なのに……」

 

 見れば、彼の脇には顔面蒼白になった美女がいる。

 

「ほぉ。女の身の代金を稼ぐために、この船に乗ったというわけか。いまどき珍しい、侠気のある若者じゃないか!」

 

 勘吉は感心した。

 そこは人情溢れる下町っ子を自認する男である。行動も早い。

 ガラガラ下駄を鳴らして少年に駆け寄ると、

 

「ほら、この金で彼女を自由にしてあげなさい」

 

 ポンと、代用紙幣(トークン)の山を押しつけた。

 

「えっ!? 誰だか存じませんが、こんな大金を貰うわけには……」

「そんなに恐縮しなさんな。キミたちにはお金が必要なんだろう? 黙って受け取りなさい。なに、宵越しの銭は持たんのが江戸っ子の流儀よ。こんなあぶく銭、どうせ馬券か何かに消えるのが関の山だしな」

「あっ――ありがとうございます! これで、彼女は晴れて自由になることができますっ」

 

 少年はまっしろな頬を上気させて、勘吉を見つめた。

 青色の瞳に歓喜の涙がにじむ。瞬きすれば、ながい睫毛の先に雫となってまとわりつく。それは、キラキラ輝く宝石となって、少年の瞳を彩った。

 女と見間違うかのような美少年であった。

 

「このご恩は一生忘れません。どうか、お名前を聞かせてください。何かあれば、ボクの持てる全てを尽くして、あなたにご恩返しをさせていただきます!」

「わっはっは。人助けは気持ちいいなぁ!」

 

 こうして、我らが主人公たる「彼」は、最も借りをつくってはいけない相手に、途方もなく大きな借りをつくってしまったのだった。

 

 

 ◇

 

 

 さて、それからひと月後。

 両津勘吉はうなだれていた。

 葛飾区亀有公園前派出所の自席に力なく伏せる様は、燃え尽きた灰のよう。

 

「負けた……ワシの可愛いお馬ちゃんが……」

 

 という声と共に、魂まで抜け出ているかのようである。

 

「両ちゃん、どうしたの? まっしろになってるわよ」

 

 と囁いたのは、秋本・カトリーヌ・麗子。

 日仏ハーフの巨乳美人である。

 ピンク色のミニスカ改造制服を着こなした姿が、コスプレ婦人警官じみてエロい。激しい動きをすれば、それだけで抗えない魅惑の逆三角地帯がチラリズム。爆乳もゆさり。まる見えの谷間が地震を起こして、やわらかく形を変える。

 この公序良俗を著しく乱しているエロカワ警官コスプレ女が、正真正銘ホンモノの警官であると、一体誰が信じるだろう。けだしこの世界の公務員はオカシイ。

 

「それが、また競馬で負けたらしいんだ。なんでも欲しい玩具があるらしくって、借金してまで競馬に賭けてたらしいよ。プレミアム付きの玩具で、千万円単位の値段がするらしいんだ」

 

 囁きに答えたのは、中川圭一。

 ストライプの入った改造制服を着こなす、金髪の伊達男である。カーレーサーやファッションデザイナーといった経歴を持つ、多芸多才な男でもある。なお、現在はとある企業の社長を兼任している。職務専念義務をまっこうから無視して、それでも見逃されているあたり、つくづくこの世界の公務員はオカシイ。

 

「両ちゃんらしいわね」

「そうだね。でも、先輩らしくなるのはここからだよ。ほら――」

 

 二人が見守るなか、勘吉は動き出す。

 イスを蹴って立ち上がると、なんと、腰から銃を抜いて構えてみせた。

 腰を深く落として、なかなか堂に入った構えである。撃ち慣れているのがよく分かる。

 

「ちくしょう! どうしてあそこでコケるんだ、バサァスィーのバカモンめ! その名の通り、馬刺しにして喰ってやる!」

「先輩、銃を撃ってはダメですよ! 連載開始当初(昔)と違って、最近はうるさくなってきたんですから!」

 

 後ろから必死に羽交い締めにする中川。

 後輩の必死の説得に、勘吉は冷静さを取り戻す。

 

「いかんいかん、ついカッとなってしまうのが本官(ワシ)の悪いクセだ。こんなことをしても、失った金は返ってこん。それより、金儲けの方法を考えなくちゃな!」

「そんなに借金したんですか?」

「元手としてニ千万ほど借りた」

「えっ。それだけあったら、玩具を買えたんじゃないんですか?」

「うるさい! ワシの腕をもってすれば、借金を返してオツリがくるハズだったんだ! それをあの駄馬がコケたばかりに」

「だから銃はダメですって!」

 

 またぞろ怒りがぶり返してきたようだった。

 

「とにかく、金をつくらなくちゃな」

 

 なんとか頭を冷やして、席に着く。

 そのままうんうん頭を悩ませていると、ピュウと軽薄な口笛の音。

 

「ダンナ、そんなに金に困ってんなら、夜の商売でもしたらどうだ?」

 

 見れば、強面の警官がガハハと笑いながら立っていた。傷跡をこさえた面は、いっそヤクザと言った方が似つかわしい。

 懐かしい友の来訪に、勘吉の顔が喜びの色を帯びる。

 

「戸塚か! 久しぶりだな。どうした、ワシに何か用か?」

「いや、近くを通りがかったもんで、ちょいと挨拶に寄ったのさ」

 

 彼は勘吉の同僚だ。

 かつては、ここ葛飾区亀有公園前派出所で共に勤務した相棒である。転勤して離ればなれになった今も、こうして時々顔を合わせては、世間話をしたり、いっしょにパチンコを打ったりして遊んでいる。

 

「もちろん、酒も持ってきたぞ。一杯ひっかけようぜ」

「おっ、昼間から酒か。こりゃたまらんな! ちょうど部長もいないことだし、どれ一杯」

 

 などと酒やらビールやらを片手に、ひとしきり話し込んでから、

 

「それじゃあな」

 

 と手を振って別れた。

 戸塚の背中を見送る勘吉に、中川は笑顔を向ける。

 

「戸塚さん、しばらくぶりでしたね」

「そういえば、ヤツは『さいはて署』に転勤になっていた*2筈だが……。まぁ、元気そうでなによりだ!」

 

 それから勘吉は、先程の話を反芻した。

 

「それにしても、性産業とは名案かもしれんな。結局のところ、金を儲けるには薄利多売でいくか、太い客を相手に稀少な品を高く売りつけるしかない。ワシのような個人が儲けようと思ったら、後者を採るしかないワケだが、夜の商売ならこれにピッタリだ」

 

 ニヤリと笑って、それから渋面になる。

 

「問題は、いくらワシが良い男でも、それを分かってくれる女性が少ないというコトだな。ワシ自身を商品にしたところで、どれだけ客がつくか……」

 

 本気で言っているのか、それとも冗談なのか。短足ガニ股のむくつけきオッサンは、そんなことをほざいてから、妙案を思い付いてポンと手を叩いた。

 

「そうだ! あのときの若者の力を借りよう! えらい美少年だったからな。アイツの力を借りれば、大繁盛間違い無しだ。彼も、多くの女性を相手に気持ちいい思いができるとなれば、手放しで喜ぶだろう。たしか電話番号を教わっていたはずだ。ええと、メモがこの辺に……」

 

 もしこれが素面であったら、こんなことなど考えもしなかっただろう。他人を食い物にするようなことは、勘吉の趣味ではない。

 けれども、酒は人の頭と口を緩くする。勘吉はバッカスの生まれ変わりとでも言うべき酒豪であったけれども、酒を呑めば気分が良くなる。気分が良くなれば、普段とはちょっと違った発想が生まれるのが人間というものだ。

 こうして、「彼」は勘吉のハチャメチャな行動に巻き込まれることとなるのだった。

 

 

 ◇

 

 

「ええっ、それって男娼ってことですか? まぁ、両津さんには大恩がありますし、ボクは構いませんけど……」

 

 おおきな瞳をぱちくりさせて、少年は頷いた。

 大恩人に呼び出しを受けた秋本某(なにがし)である。

 二人は、東京某所の喫茶店で茶をすすりながら話し合っていた。

 

「実はボク、カノジョが何人かいるんですけど、それでも発散しきれないんです。一日あたり三十回は抜いてもらうんですけど、それでも全然足らなくって。最近はカノジョたちも辛そうにしてるんですよ……。その、お恥ずかしい話ですが」

 

 まっしろな肌をほんのり上気させながら、超絶倫人は恥ずかしげに言った。

 色よい返事をもらったのに、勘吉は渋面になる。

 

「チッ、あの時の美女の他にも、たくさん女性を侍らせとるのか。ワシのようなモテない独身男性の敵だな。……だが、考えようによっては、それだけ実績があるとも言える」

 

 実際、こうして対面してみると、少年は美しい。中性的な美丈夫で、いつアイドルとしてテレビに出演してもおかしくないような、非常に女性好みの容姿だ。化粧をすれば、美少女にだって変貌するかもしれない。

 そうした容姿の秘密は、彼の出自にあった。聞けば、日仏ハーフというではないか。

 

「うーむ。日仏ハーフで、どこかで聞いたような姓。なんか身近に似たような人間がいたような気がするが……きっと気のせいだろう!」

 

 嫌な予感がしたが、敢えて無視する。金のにおいに目が眩んでいたのだ。

 

「えっ?」

「いや、なんでもないよ秋本クン。都合が良さそうで何より。これからワシらはビジネスパートナーだな! よろしく頼むぞ」

「あいたっ」

 

 バシンと背中を叩いて、機嫌良く笑う勘吉だった。

 

 

 ◇

 

 

 実際、この企ては、上々の滑り出しを見せた。

 モテる男には理由があるもので。彼は、容姿も優れていたが、なにより女性の願望を読み取り、これに応じることにたいへん優れていたのだ。

 例えば、熟れた女性を相手にすれば、若者らしく荒々しく腰を振って、

 

「奥さん、モノ好きだね。すごい美人だし、男なんていくらでも摘まみ放題でしょ。なのにわざわざ高いお金払って、こんな若い男買ってさ。ダンナさんはこのこと知ってるの?」

「言わないで! あの人の短小オチンポのことなんか、思い出させないで。ほら、このぐちゅぐちゅオマンコに、早くアナタのご立派様を突っ込んでよ!」

「わかった、それじゃあ入れるよ? いいよね、入れるよ? ――クッ、このセックスボディが! 入れた瞬間ヒダヒダがぐにゅぐにゅ動いて、射精させようと必死なんですけど。くそっ、すげぇマンコだ、チンポが千切れて持ってかれるッ。ボクのこと殺す気かよ、お前が死ねよオラッ」

「ああっ、死ぬゥ、ある意味死にますぅ♡」

「ちょっとイッてんじゃねぇよ。お前は射精させるセックスマシーンだろうが。オラァッ、年上のくせにあっさりイッてんじゃねぇよ! 謝れ、謝罪の気持ち見せろアクメしろオラッ! 死ねッ」

「んあああぁぁぁぁっ、イキ死にしちゃいますぅぅう♡」

「なに死ぬ気になってんだ生きろよオラァ!」

 

 徹底的にこれを逝(・)かせ、心とマンコの隙間を埋めてみせた。

 また、年若い娘を相手にすれば、親の要望通り、教養溢れる言葉責めで淑女教育を施し、

 

「キミ、お嬢様学校の女生徒なんだってね。花嫁修業の一環だとか言って、おぼこいオマンコをにゅるにゅるに開発するためにボクに抱かれるとは、とんだビッチだね」

「わ、わたくしはそんな……。だって、お父様の言いつけで……」

「何が言いつけだ。下々(しもじも)の下(シモ)を、自分の下(シモ)で清めてやろうっての? ならどうしてココがこんなに濡れてるのさ。実はドMなんでしょ。そんなお高くとまった無自覚M穴を徹底的に躾けてやる! オラァ、そのノーブル・ロリマンコでチンポの太さ長さが測れるようになるまで、ボクの太さ長さ変幻自在のヴァリアブルチンポを、レシプロ飛行機エンジンのピストン機構みたいに連続挿入してやるぞオラァ! ひと突きひと突き大きさのちがうチンポを往復機構で連続チン入だ。処女膜ブチ破って子宮ノックしてもしも~し。ボクの下々下でモシモシされて孕めオラァ!」

「ああぁぁああん♡ 快楽の炎が灯されて、わたくしのお子宮は肉欲の内燃機関になってしまいましたわぁぁん♡ おペニス様がヴァギナをチンズリ往復運動する度に、情欲クランク機構がお子宮のなかでグルグルして、欲情大車輪なのぉぉおおおん♡」

 

 心の奥底に潜むM願望を引き出し、自らは生殖器の付属品に過ぎないのだ、男に抱かれるアクメ人形に過ぎないのだと、メスガキに徹底的にわからせた。

 また、倒錯的なプレイを所望するセレブに対しては、

 

「ふぇぇええん! ママァ、ボクおっぱい飲みたい。おっぱいいっぱいちょうだい! それと、おちんちんがもういっぱいいっぱいで辛いよぉ!」

「あらあら~。それじゃあ、抱っこしてあげましょうね~。ママのおっぱいチュパチュパしながら、おちんちんシコシコしてあげまちゅからね~。ママのミルク呑みながら、たっぷりオチンポミルク出してね♡」

「うんっ。ボク、お口でママのおっぱい授乳しながら、おちんちん搾乳される! 飲んだそばから出して、出したそばから飲んで、ミルク飲み放題永久機関になって、一生ママのおっぱいの下で暮らすんだ!」

「まぁ、この子ったら♡」

 

 恥も外聞も無くオギャることによって、女性の自尊心と母性本能、ならびに肉欲を満たしてみせた。

 相手に合わせてプレイスタイルを変え、顧客の要望に完璧に応えてみせる。ご婦人方はその超絶テクニックを湛え、いつしか彼は「プレイスタイルの百貨店」「百の貌持つテクニシャン」と渾名されるようになっていた。

 

「いやぁ、良くやってくれているね、秋本クン! どのお客様も、非常に満足してくださっているよ。お客様に褒めてもらって、ワシも鼻が高い」

「ボクも助かってますよ、両津さん。あちこちで抜きまくることができるお陰で、カノジョ達にもムリをさせないで済んでます。それどころか、やっと満足させることができたわ、って喜んでくれて。それに、お客さんもとっても喜んでくれて、これってボクの天職かなって思いますね」

 

 とある喫茶店。

 にこやかに微笑む少年に、勘吉もニカッと笑顔で応じる。

 

「うむ、うむ。お客も満足。秋本クンやカノジョ達も嬉しい。ワシもお金ガッポガッポで幸せ。三方良しの理想的な共栄関係だな!」

 

 がっはっはと笑う勘吉であった。

 

「それで、今日のお仕事なんだが、先方がちょっと変わった要望を言ってきておるんだ」

「はぁ。よほどのことが無い限り、NGは出しませんけど。その、カノジョ達とのプレイの勉強にもなりますし」

「要望というのは、ダンナも一緒させて欲しいというもんだ」

「いわゆる寝取られプレイってヤツですか?」

「それが……どうもダンナも相手をして欲しい、ということらしい」

「それはちょっと……。ボクはホモじゃありませんし」

「そこをどうか! 業界でも有名な、超大金持ちの影響力の強い客なんだ。いわば社運を賭けた一大事なんだ。お願いだ、この通り!」

 

 渋られるや否や、勘吉はガバッと身を伏して頼み込んだ。

 四肢を床に投げ出して、額を地面に叩きつける。五体投地である。おおブッダ、寝ているのですか! とでも言わんばかりに、ガンガン額を地面に打ち付ける。

 

「大丈夫だ、男の本番プレイは禁止しておる! 熟女を相手する片手間にちょいと竿を弄ってやるだけでいいんだ、なぁ頼むよ!」

「ちょっと、お店のなかで大声出さないでください! 皆こっち見てるじゃないですかっ。――わかりました、わかりましたから!」

 

 などと許可を出してしまったのが運の尽き。

 勘吉は、ガバッと起き上がり、両手を取っておおげさに喜んだ。

 

「おおっ、本当か! いやぁ、ありがたい!」

「……もう、この人には敵わないなぁ」

 

 人の良い彼は、そんな勘吉を憎むことができない。

 そのままずるずると勘吉の言いなりなっていくのは、当然の帰結なのだった。

 

 

 ◇

 

 

 そして迎えた、問題のおつとめの日。

 彼は、ひとりの男性の目の前で、女性とまぐわっていた。

 

「あの……ダンナさんは放っといていいんですか?」

「いいのよ。あの人は、その気になったら勝手に動き出すから。それよりもっと動いて♡ ね?」

「はぁ。そう言うなら……」

「あんっ♡」

 

 腰を動かし始める。

 前後のピストン運動に、横の動きを加える。刺激に慣れてきたと思ったら、腰を円運動させ、まったく別の箇所に刺激を与える。

 浅い部分を前後してさんざん焦らしたかと思えば、今度はズコズコぬっぷぬっぷと奥を攻める。相手の快楽を第一に考えた、丁寧な腰振りであった。

 彼のまっしろなお尻は、ふりふりと複雑な動きを見せる。それを見て、男性は不気味な声をあげた。

 

「ふっへっへ。なかなか可愛らしいお尻をしているじゃあないか。たるみのない、引き締まったまっしろヒップだ。Oバックとか似合うんじゃないかな?」

「うわぁ、あの人、奥さんじゃなくってボクのこと見てオナニーしてますよ」

「そういう人なのよ。気にしないで、動きなさいな」

「はい……」

 

 彼がいよいよ動きを速くする。それに合わせて、女性も腰を動かし始める。

 快楽の更に先を求めて、ふたりの男女は腰を打ち合わせだした。

 

「んっ、んんっ、うあっ。奥さんのオマンコ、ぱっくりオチンポに食いついてきて、気持ちいい♡」

「ボクのも逞しくってステキよ。ね、アナタ?」

「ああ、とっても美味しそうなお尻と背中だ、なっ!」

 

 女性が悪戯っぽくウィンクをしてみせた。

 と同時に、それまで一人でナニを扱いていた男が、彼の背中にルパンダイプしてきたではないか。

 

「うわぁっ!? ちょっと、どうして後ろに覆い被さってくるんですかっ、ねぇ!?」

「大丈夫だよ。大丈夫。家内の目許のシワを数えているうちに――」

「おいこら」

「――もとい天井のシミを数えているうちに終わるさ。大丈夫、絶対に挿入れたりしないから」

「ひぃぃっ、背中に熱くて堅くて柔らかいモノがぴったり当たってるぅぅ!?」

「若くてスベスベの肌。極上のチン触りだ。いいぞぉ~、コレ」

 

 男は、ますます腰の動きを速くする。

 

「お触りまではOKって契約だろ? 大丈夫だから暴れるなって、暴れるな……」

「アッーー!」

 

 不幸中の幸いだったのは、この男性が真の紳士であったということだろう。男性は約束を守り、彼の処女は守られた。

 なにはともあれ、こうしてオッサン相手の商売も大成功を収めた。

 これにびっくりしたのは勘吉である。

 

「あの客、こんなに礼金をはずんでくれたぞ! 実は男相手の男娼って、意外と儲かるのかもしれん」

 

 ニタリと卑しい笑みを浮かべる。

 更なる金儲けの匂いを嗅ぎ取ったのだ。

 

 なんということだろう。

 任侠に厚い下町っ子は、もういない。

 ここに居るのは、金のために魂を悪魔に売り払った、金の亡者である。

 

 

 ◇

 

 

 勘吉に呼び出された彼は、薄暗いその部屋でひとりイスに腰掛けていた。

 いよいよ扉が開いて人影が現れる。それは、すっかり見慣れた人物の、見慣れぬ姿だった。

 

「えっと……両津さん、なんですかその格好は」

「ワシは両津さんではない。悶絶少年専門調教師KNKT(カンキティ)だ」

 

 と胸を張るのは、レザーの服を着てサングラスをかけた、所謂ハードゲイスタイルの勘吉である。ご丁寧に茶髪のカツラまで被って、チャラいサーファー系を演出している。

 勘吉は形から入るところがある。いつぞや講師をしたときには、伊達眼鏡とスーツを着込み指示棒を携えていた。また、虫取りに興じるときは、虫取り少年スタイルになる。今回はサーファー系ゲイスタイルというわけだ。

 

「どうだ。ちょっとワイルドでイカしたお兄さんだろ?」

「いえ、どちらかと言えば拘束具(ハーネス)を付けた熊……のようなおじさん?」

「おじさんだと? ふざけるんじゃない! ワシはお兄さんだろうが!」

「KNKTさん、流石にそれはムリがあると思います」

 

 両津勘吉、三十九歳。

 彼は実年齢以上に年嵩に見えた。それこそ、もう四十年*3もサバを読んでいるかのように。

 

「で、今度は何をするつもりなんですか?」

「ワシは気付いたんだ。男相手の商売は、女相手のそれよりずっと儲かると」

 

 勘吉はニヤリと笑うと、手際よく彼を拘束した。

 腕を後ろ手に回させて、手錠で拘束したのだ。

 

「今からワシが、お前を芸術品にしてやる。男にとって価値のある芸術品にな」

「えっ、芸術品? 男?」

「男の愛撫で感じて、男のチンポに欲情するケツ穴肉奴隷に仕立ててやるのだ」

 

 怖ろしい台詞だ。

 熊のようなガッシリと毛深い体躯も相まって、いかにも演技臭い棒読みでなければ、さぞや様になっていただろう。

 

「ちょっ、やめてくださいよ! 男娼はともかく、男性相手なんてゴメンですっ」

「だまれオラァ」

「いたっ」

 

 勘吉は平手で打った。

 パァン、と小気味のいい音が響く。

 

「どうだ。キモティカ?」

「えっ、古代遺跡かなにかですか」

「違う、そうじゃない! ワシは気持ちいいかと聞いとるんだッ」

「気持ちいいわけないじゃないですか。ふつうに痛いですよ……。いったいどこでこんな知識仕入れたんです?」

 

 彼は、ジト目で勘吉を見やる。

 

「うーむ。なんだか予習していたのと反応が違うぞ。こうやって平手で叩いて悶絶するうちに、男好きの変態メス奴隷♂として目覚めるハズなんだが……」

 

 勘吉は、偶然ネットで見かけたゲイポルノの内容を思い出し、頭をひねっていた。

 おかしい。調教師のKBTIT先生は、こうやって男をメス堕ちさせていた筈なのだが……。

 

「ええい、とにかく続けるぞ。無理というのは嘘つきの言葉という名言がある。ガチャと同じで、成功するまで続ければ、成功率は百パーセントだ!」

「そんな無茶苦茶な! あっ、痛いっ、ちょっと!」

「どうだ、どうだっ。頬でダメなら、お尻ペンペンだ。イスごと横に倒して、尻を叩いてやる」

 

 嫌がる彼を転がして、パシン、パァン、と尻を叩く。

 だが、当然ながら、期待していた効果は一向に現れない。

 はじめは金銭欲に支配されて無茶をしていた勘吉も、だんだんと正気を取り戻す。

 

「うーむ……男相手にワシはいったい何をしとるんだ? だんだん虚しくなってきた」

 

 そうこうするうちに精神的疲労、肉体的疲労も蓄積されてきて、なんかもうどうでもよくなってきた。

 

「最後の一発くれてやるぞ、オラ!」

 

 もうほとんど投げやりになって、勘吉は張り手を放った。

 それは、いったいどういう奇跡だったのだろう――

 倦怠感からくる、絶妙な脱力。

 インパクトの瞬間に手首が回転して、絶妙な力加減でお尻をパシンと叩く。臀部の皮膚、脂肪、筋肉をビリビリと震わせ、その奥の前立腺へと振動を伝えた。

 

「ひゃん♡」

 

 彼の口から、信じられないような甘ったるい声が漏れた。

 男とは思えない、高く甘やかな、女のような艶声。

 

「これは……?」

 

 勘吉は再びお尻を叩く。

 ――スパァン!

 

「あん♡」

 

 一度叩けば、ひと声鳴く。

 ――スパン、スパァン!

 

「あん、ああんっ♡」

 

 二度叩けば、ふた声鳴いた。

 ――パン、パン。パン、スパン、パンッ。パンパンパンパン、パンスパンパンッ!

 

「あん、あん。あんはんあんっ♡ あんアンあんハァン、あんあんあんっ♡」

 

 リズムを刻めば、その通りに小気味よく歌を吟じる。

 今や彼は、ひとつの肉楽器と成り果てていた。

 

「ちょっ、やめてくださいよ、お尻でグルメレース演奏しないでっ」

「何を言う、演奏しとるのはお前だ。お前が芸術品になったんだ」

「ボクが……芸術品?」

「そうだ! 喰らえ、最後の一発くれてやるぞ、オラッ」

「ひゃうんっ♡」

 

 ひとたび大きく尻を叩くと、彼はひときわ大きな声で鳴いた。

 その姿を見て、勘吉は確信する。

 あのゲイポルノは正しかったのだ、KBTIT先生は真実を語っていたのだと。

 

「堕ちろ! ……堕ちたな」

 

 

 ◇

 

 

 こうして彼は、神の与えたもうた奇跡によって、あるいは悪魔の気まぐれによって、オス専用オスマンコとして生まれ変わった。淫らなオチンポ奴隷の誕生である。

 昼夜を問わず男娼として活動することとなった彼は、さまざまな変化を周囲の人間にもたらした。

 その最たる例は、ここ葛飾区亀有公園前派出所であろう。

 具体的には、彼の実姉にして内縁の妻であり、ハーレムメンバーにおいて正妻の地位を占める秋本・カトリーヌ・麗子である。

 

「麗子さん、最近元気が無いけど、どうしたの?」

 

 イケメン警官中川は、ピンクのミニスカポリスに気遣わしげに話しかける。

 

「それが、ウチの弟が家に帰ってこないのよ。最近仕事を始めて、それからしばらくは忙しくしてたんだけど。家に帰ってこないなんて初めてだから、もう心配やら寂しいやらで……」

 

 ハァと艶めかしいため息をこぼした。

 どういうわけか股を揺すって、とんでもな色気を振りまいている。丸見えの谷間からは、フェロモンが立ち昇っているかのよう。

 だが、中川は動じない。美男美女に囲まれて育った彼は、その反動でブス専になってしまったのだ。

 

「それは心配ですね。でも、便りが無いのは良い報せと言いますし、きっと元気にやっているんだと思いますよ」

 

 中川は、麗子の向こうでご機嫌そうにプラモデルを組み立てている勘吉の姿に気付くと、今度はそちらに話を振った。

 

「その点、先輩は最近妙に生き生きしてますね。なにか良いことでもあったんですか?」

「ああ。副業が当たってな」

「副業? またですか」

「おっと電話だ、スマン」

 

 カラカラと下駄を高らかに鳴らしながら、奥の部屋へと入ってゆく。

 そして、大声で通話をはじめた。

 

「――はい、こちらリョーツ悶絶少年宅配便。秋本くんをご指名ですか? ええ、大丈夫です。ちょっとお値段は張りますが。ええ、ウケタマワリ! それではお楽しみください。ご指定の時間に派遣しますので」

 

 それから、ニコニコ笑顔で表の部屋へと戻ってくる。

 

「先輩、副業の電話ですか。もう少ししたら部長も帰ってきますし、すこし控えた方が……」

「そんなことはわかっとる。部長がいない今だからこそ、こうして電話しとるんだ。――さ、ひと仕事した後はプラモデルでリフレッシュだ!」

「しかし、この人はほんとうに仕事をしないなぁ……」

 

 中川の呆れ顔もなんのその。プラモデルの制作に戻る勘吉である。

 そして。

 

「今の電話、怪しいわね」

 

 そんな勘吉を、麗子は訝しむのだった。

 

 

 ◇

 

 

 そのような経緯があって、我らが主人公たる「彼」は、オチンポ奴隷として肉棒にご奉仕する肉欲の日々を送っていた。

 

「ああ、このマーラ様ったら太くて逞しい……こっちのオチンポ様は長くて槍みたいでステキだし……このちんちんちゃんは皮被りでくっさくてカワイイ♡」

 

 四方八方を肉棒に囲まれ、光悦の表情をうかべる彼の姿があった。

 大乱交パーティーである。

 

 フリルをあしらったスケスケのネグリジェを着込んだ、扇情的な格好でオッサンたちに取り囲まれる彼。

 白色のネグリジェよりも、なお白い肌。それをほんのり桜色に上気させ、瞳はとろんと妖艶に蕩けている。

 

「うっわぁ、すごい。右を見ても左を見ても、周りじゅうオチンポだらけ! 狙いをつける必要も無いくらだいだぁ*4。――ちゅ♡ ちゅっちゅっちゅちゅっ♡」

 

 壁のように上下左右にスクラムを組んで立ちふさがる肉棒に、嬉しそうに頬を寄せ、キスの雨を降らせた。

 

「おほぉっ。かわいらしくチンポを啄む小鳥ちゃんじゃのぅ!」

「いやいや、電灯を反射して白く光るこのお尻は、さしずめホタルちゃんでしょう。――ほっ、ほっ、ホータル来い。こっちのチンポはあ~まいぞっ」

 

 光に集る夜の羽虫のように、ふらふらチンポに引き寄せられていく彼。上下左右のチンポに舌を這わせる度に、白い尻がふりふり揺れた。

 辛抱しかねた変態オヤジが、彼の細い腰をガッと掴む。

 

「ぬふぅ! まっしろなエロ尻ふりふりさせおって、けしからん! 私が躾けてやる、憤怒(ふんぬ)ッ」

「おっっっほぉぉぉおおおおぉぉぉ!?♡」

 

 白目を剥き、絶叫する彼。

 薄紅色の唇からは、ダラダラと気持ちよさそうにヨダレをこぼしている。

 それを、オッサンは舐め取る。

 

「ん~、甘くて美味しいエロチンポ奴隷ヨダレじゃ。快楽物質がたっぷり入っておる。甘露、甘露」

 

 そうするうちに、彼自らもオッサンの唾液を求めて口吸いをはじめる。

 

「ちゅる、じゅるじゅるじゅびじゅぶじゅるるる♡ れろれろじゅるじゅばぁじゅぼぼぉぉ♡」

「蕩けた顔してやがる。ああ~、たまらねぇぜ」

「日仏ハーフ美少年はエッチなことしか考えないのかね」

「こっちも早くしてくれよなぁ~。そんなんじゃ、いつまでたっても終わんないよ!」

「はぁい、今すぐぅ♡」

 

 あちこちに手を伸ばし、肉棒をまさぐりだす。

 いや、手といわず足といわず、全身隈なく使ってのチンズリご奉仕だ。

 もちろん、そんなことでは文字通り手が足らない。男どもの獣欲を満たすことなど、できよう筈もない。

 

「さっきからふりふり尻ふって。誘ってるのかな、このかわいいエロ尻で。カワイイよ♡ だから死ねェ!」

「ガーンだな、下の口がもういっぱいだ。出鼻をくじかれてしまった。なら、俺は上の口で」

「ぬぅ。上の口が埋まったので、かわいい鳴き声が聞こえなくなったではないか。鳴かぬなら、私が鳴こう、ホトトギス。あ"んっ、あ"んあ"んあ"んんっ」

「すけすけネグリジェからエッチな臍(へそ)穴チラチラさせやがって! 淫猥三十六景だなッ、それともドスケベ道中臍栗毛かよ! 臍穴専用の四十八手決めてやるから、精液注がれてまっしろ琵琶湖になった臍穴で孕めオラァ!」

「んぁぅっ、あっつぅい♡」

 

 四方八方から、入れ替わり立ち替わり攻めてくるチンポの群れ。穴という穴を攻められ、みるみるうちに全身白くデコレーションされていく。

 

 その者、白き衣をまといて白濁色の野に降り立つべし――

 

 そんな幻想的な光景は、いよいよクライマックスを迎えつつあった。

 

「頭まっしろになりゅうぅぅうぅううぅぅう♡ 頭からっぽになっちゃいまひゅぅぅううぅううう♡ アヘェッ♡」

「なれよオラ、頭まっしろになれオラァ! 頭からっぽの方が淫らな夢詰め込めるぞオラァ!」

「いくいくいくイキスギちゃいましゅうぅぅぅう♡」

 

 男達が、いっせいに濃厚ミルクを噴きかける。

 それを全身で受け止め、彼は幸せそうに、艶っぽく微笑む。

 

「はふぅ……しあわせぇ♡」

 

 全身を精液クリームでデコレーションされた肉便器ケーキとなって、甘やかな情事の余韻に浸るのだった。

 

 

 ◇

 

 

 そからしばらくして、客は去った。

 ベッドの上に札束やら小切手やらを放り投げ、

 

「素晴らしいオチンポ奴隷っぷりだったよ」

「すっかり真っ白ドロドロになっちゃったね。これって勲章だよ?」

 

 などと好き勝手な言葉を残して、去って行く。

 そんな客達を笑顔で見送り、それから銭勘定しながら、勘吉は嬉しそうに彼に話しかけた。

 

「実にすばらしい働きっぷりだったぞ、秋本クン! すっかりオチンポ奴隷が板に付いてきたようで何よりだ。そんなキミに朗報だ、イスラム圏の王族からご指名が入っとる。料金もすごい! さぁ、身体を清めて部屋を片して、次のご奉仕に備えるぞ!」

 

 瞳に$マークを浮かべて、いきいきと後始末に取りかかる勘吉。

 その背後で殺気が膨らんだ。

 

「やっぱり両ちゃんが弟を拐かしてたのね! みんな、やってちょうだい」

「イエス、マム!」

 

 麗子である。いつの間にそこに居たのだろうか。怒髪天を衝かんばかりの、鬼の形相となって号令を飛ばす。

 麗子の号令を受けて、銃器を携えた迷彩服姿の兵隊たちが、部屋になだれ込んで勘吉を取り囲んだ。

 

「げぇっ、麗子! それにこの連中は、ジョディーと爆竜大佐のアメリカ海軍部隊! それじゃあ、ひょっとしてアイツのハーレムメンバーというのは……」

 

 彼のハーレムメンバーがぞろぞろと現れる。

 ジョディーをはじめ、どういうわけか勘吉の見知った面子ばかり。いずれも気の強い面々だ。

 流石の勘吉も、これには肝を冷やす。

 

「両ちゃんには、とびきり厳しいお仕置きが必要ね」

「ひぃっ、お助け! ごめんなさい、許してください、なんでもしますからっ!」

 

 ひと繋ぎになった逞しい眉を、情けなくもクシャクシャにひん曲げて、涙を流して土下座で許しを請う。

 そんな恥も外聞もない姿に、しかし、ハーレムメンバー達は容赦しない。彼女らを代表して、麗子がピシャリと告げる。

 

「ダメよ。両ちゃんには弟と同じ――ううん、もっとヒドイ目に遭ってもらうわ。これからは弟の代わりに、両ちゃんが男の人相手に稼ぐのよ。世界一のオチンポ奴隷になるその日までね!」

「ワシを調教するのか!? やめろ、どうかそれだけは! アッーーーー!」

 

 

 ◇

 

 

 それから一ヶ月後。

 葛飾区亀有公園前派出所には、妙に肌のツヤツヤした麗子の姿があった。

 

「麗子さん、最近ご機嫌ですね。何か良いことでもあったんですか?」

「弟が帰ってきたのよ! ちょっと病気(・・)にかかってたんだけど、看病(・・)の甲斐あって全快してね。毎日元気(・・)で、わたしまで元気をもらってるの」

 

 その姿から察するに、彼とハーレムメンバーは今日も元気でヨロシクやっているのだろう。

 そんなことを知る由もない中川は、

 

「へぇ。それは良かったですね」

 

 と爽やかな笑顔で言った。それから、もう長いこと空席になってる勘吉の席に目をやる。

 

「そういえば部長。最近先輩を見かけませんけど、どうしたんですか?」

「両津なら、パンツレスリングとやらの頂点を取るべくアメリカに渡ったそうだ。その後は、根雪堂のウス=異本とやらに出演するんだとか」

 

 大原部長は淡々と答えた。詳しい内容は、彼もよく分かっていないらしい。

 

「パンツレスリング? ウス=異本? なんだろう、また新しい副業でも始めたのかな」

「ふふっ、そうね。両ちゃんにピッタリの副業ね」

 

 麗子は妖しく、楽しそうに笑うのだった。

*1:
第95巻「音声対応ワープロ!!の巻」

*2:
「カメダス2」(2001年発売)参照

*3:
こち亀連載期間

*4:
銀河英雄伝説




『エロ亀』の感想に「(相手役の)アンケートに両津が無いのはちょっと……」というコメントがありました。
分かるような気がします。こち亀と言えば両さん。両さんの活躍もやっぱり見たいですいよね。
他にも大原部長はもちろん、懐かしいキャラや、中川だって見たい書きたい。
そんなワケで、私の「好き」をいろいろ詰め込みました。お楽しみいただけたなら幸い。

最後に、許可をくださった郭靖さんに再び御礼申し上げます。

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