悲劇少なめなカオスルート?
つまりヴィーヴルとメルジーニは仲良し姉妹だし、エルちゃんも生きてて、多分アインとか他の神竜族や魔竜族も生きてる。
そんな世界でムムルとヴィーヴルがザハークに連れられてお散歩するおはなし、全裸で。
「ヴィーヴルさん、一緒にお散歩に行きませんか?」
「お散歩、ですか?」
空には星が輝く夜、列車ベヒモスの客室の一つ。ヴィーヴルが滞在しているその部屋に車掌のムムルが訪れていた。
「はいなのです。ザハークさんに誘われて、他にももう一人連れてきてと頼まれたのです。ヴィーヴルさんはそういうのお好きだと思いまして」
「ザハークに、ですか。主人とともに歩けるならば使徒として行かない理由はありません。喜んでご一緒させていただきます」
「ではヴィーヴルさん、これをどうぞ」
「これは?」
手渡されたそれを盲目のヴィーヴルは手の中の感触で確かめる。よくなめされた皮といくつかの金具の感触。
「首輪、ですか」
「はいなのです。それを着けて、服を脱いで、ザハークさんのペットとしてお散歩に行きましょう」
その言葉を受けて、ヴィーヴルの賢者の殻は破れ、小さな笑みが浮かべた。
「ヴィーヴルさん、寒くないですか?」
「いえ、竜殻がありますのでこのくらいは平気です。ムムルさんは大丈夫ですか?」
「ガロード族は寒さに強いのです」
戦争が終わり、改装されたベヒモスは魔神を運ぶ神輿として居心地の良さは大幅に改良されている。床には絨毯が敷き詰められ、外の空気は遮断されている。とはいえ常人ならば全裸で歩くにはいささか肌寒いかもしれない。
常夜灯のかすかな明かりに白い裸体が浮かび上がっていた。
客室にいるのはザハークの女と眷属たちのみとはいえいつ誰が来るかわからない廊下に肌をさらす羞恥に二人は高揚していた。
「ザハークさん、ヴィーヴルさんをお連れしました」
「ヴィーヴルを連れてきたか。ファフネルとかでも面白いと思ったが」
「ファフネルさんはどうしてもエデンさんも起こしちゃいますから、寝る子は育つと言いますし、起こしちゃ可哀想なのです」
身勝手な人の信仰を受けて黒い始祖竜と化したエデンは正気を失っていた。ファフネルの介抱や魔神の力の浸食のかいあって少しずつ正気を取り戻しつつあるが、記憶の多くを失いその精神は見た目通りの幼子のものだ。大好きなザハークの誘いとあれば尻尾を振ってはしゃぐのは想像に難くなかった。
「それにヴィーヴルさんが一番こういうのを喜んでくださると思いまして、ザハークさんもそのつもりだったんじゃないですか?全裸でペットにならないかって誘ってこさせるなんて」
「まあな。ヴィーヴル、よく来たな。今日もめちゃくちゃにしてやるから覚悟しな」
「はい、ザハーク。よろしくお願いします」
魔神によって調教され、改造された二人は身も心も魔神の虜となっている。服を着ることすら許さない仕打ちすらも当然のものとして二人は受け入れていた。
羞恥や常識といったものがないわけではない。だが彼女たちが魔神に囚われる前の人生で触れ、築き上げてきた価値観よりも魔神の命が優先されるだけのこと。
なにせこの男は長く世界を支配したエデンのみならず世界のあり方そのものすらねじ伏せ支配した魔神なのだから。
「テメェら、俺のペットだっていうのに二足歩行してやがるのはどういう了見だ」
「ご、ごめんなさいなのです。は、早くザハークさんにペットとして可愛がってもらいたいと思ったら、つい歩いてしまいました」
「申し訳ありません、魔神ザハーク。この報いはいかようにでも」
すぐさま二人は四つん這いとなった。全裸のまま這いつくばり、上目遣いで主人の顔色を伺うさまはまさに愛玩動物と言えるだろう。
「フン、まあいい。ここまで命じられてもねぇのに裸に首輪でやってきた奴隷根性に免じて許してやる」
「あ、ありがとうなのです」
「……感謝します」
あまりにも理不尽な主人の言動にすら本物の安堵と謝意を示す二人。主人の仕置きに恐怖を覚えているわけではない。魔神によって調教され改造された二人ならばどんな仕置きにも快感を得るだろう。
魔神の気を損ねることに対しての純粋な罪悪感。それが彼女たちが身を震わせていた理由だった。
この辺同じ魔神を愛するものであってもメルジーニやレヴィアはあまり気にしないので性格の違いかもしれない。
そもそも二人は心優しい性格なのだ。現在はその気遣いや優しさが全て魔神に向けられているというだけで。
「ほらリードをつけてやる。こっちに来い」
じゃらん、と音を立ててザハークの手に鎖が握られる。その音だけで二人は自分が主人の手で戒められることを予感し震えた。
鎖を付けられたときには二人の太ももには透明な滴が垂れていた。
「っと、四つん這いで歩くには髪が邪魔だな。ムムル、結んでやれ」
「はいなのです。こうしてこうしてっと、お団子出来ました」
「ムムルさん、ありがとうございます」
「どういたしましてなのです。ヴィーヴルさん似合ってますよ」
腰まであるヴィーヴルの髪をムムルが手早く束ねる。感謝を述べるヴィーヴルの素直な声色とムムルの朗らかな笑い声だけを聞けば仲の良い友人同士の会話に聞こえた。
実際にはヴィーヴルは絨毯の上に素肌の尻を乗せて座り、その後ろで膝立ちのムムルが作業をしていたのだが。
二人にはもうザハークの遊びが終わるまで二本の足で立つつもりは一切無かった。
「外に出るぞ」
「はいなのです。ヴィーヴルさん、タラップには気をつけてくださいね」
「あ、ありがとうございます」
ザハークの部屋から少し歩きザハークに手綱を握られた二人は外に出る。
列車に取り付けられたタラップをムムルは四足の獣のように器用に前を向いたまま降り、ヴィーヴルは後ろを向いておっかなびっくりに降りていった。
「ふふ、どうですかヴィーヴルさん?ピアサさんにここの風は気持ちいいと聞いたので、ぜひヴィーヴルさんにも感じてもらおうと思ったのです」
「そうですね。とても気持ちのいい風です」
盲目のヴィーヴルにとって景色は肌と耳とマナを感知する第六感で感じるものだ。
そんなヴィーヴルにとってもこれは絶景であった。自然の魔力を宿した風が気まぐれに吹き荒れ、草木を揺らし音を立てる。自分に吹き付ける風は裸でいるおかげで全身で感じとることができた。
「…………」
ヴィーヴルが風に誘われるように歩いていく。ムムルもザハークもそれを見守るように無言でついていく。
足元は全て柔らかい草、わずかに混ざる小石も竜殻を纏うヴィーヴルを傷つけることは叶わない。
ザハークの改造により人狼族の変身能力にも似た狼のオーラを纏う能力を得たムムルも厚い毛皮を具現して身を守っていた。
「竜殻を解除して、寒くねぇのか?」
「ここはとても暖かい。ですが風の音以外何も聞こえないここにいるとあのときを思い出すのです」
ヴィーヴルはかつてニヴェルネから逃げ惑い雪山の中意識を失ったメルジーニを助けた。
風の音しかしないこの場所にあの吹雪く山を思い出し、それに少しでも近づけようとするかのように竜殻を解除し、全身に冷たい風を浴びていた。
「あれがわたくしが肉体を失ってから初めて感じた痛み。……ザハーク、あなたはわたくしに痛みあるからこそ、命があると教えてくれましたがわたくしはもっと早くそれを悟るべきだったのだと思います」
それは愛する姉といがみ合ってしまった過去を悔いての言葉か、ムムルは無言でそれを受け止め、ザハークは短くそうか、とだけ呟いた。
「あの」
「どうしたヴィーヴル」
「風にあたっていたらお小水をしたくなってしまいまして」
それを聞いてザハークはムードが台無しだと顔を手で覆ったものの、すぐさま最初からこうするつもりだったことを思い出して苦笑した。
「ははっ、ペット風情が人間様のトイレを使える道理はねえよなぁ?」
「そう、ですね。ではザハーク、わたくしがするところ見ててくださいね」
「ザハークさん、わたしも、おしっこするところ、見てほしいのです」
羞恥と快感の境を調教によって破壊された二匹の雌は主人に自分たちの痴態を見ることを懇願する。
すでに羞恥と興奮で火照った身体は発情し、性器からはだらだらと愛液を垂れ流していた。
犬のように足を上げて、とろとろになった性器をザハークに見せつけるとどちらともなく放尿した。
「はぁ……ザハークに恥ずかしいところを見られている……」
「き、気持ちいいのです……」
じょろじょろと音を立てて草地の上に尿が降り注いでいく。やがて放尿が終わると小さな水たまりをつくった。
「おう、帰るぞ」
「は、はいなのです」
「あ、足が……」
四つん這いになってから片足を高く掲げる、という普段なかなか取ることのないポーズをとった二人は疲労に震えていた。
ガロード族であり普段ベヒモスの操縦や家事などでよく身体を動かすムムルはまだしも肉体の鍛錬を続けているとはいえザハークの使徒としての仕事に勤しむヴィーヴルは四つん這いで列車まで戻ることすら出来なさそうなほど疲弊していた。
それを見たザハークは二人が回復するのを待ってられんとばかりに二人を触手空間に放り込み歩いてベヒモスに戻って行った。
「ひゃっ」
「きゃっ。ここは、お風呂?」
触手空間に囚われた二人が放り出されたのはベヒモス車内の風呂場だった。持ち運びのために入れただけなので触手の愛撫は受けていないが、粘液の匂いだけで軽い興奮状態になっている。
そんな二人にシャワーが浴びせかけられる。どろどろになった性器をに水流が浴びせられたときには自分から脚を開き、迎え入れていた。
「舐めろ」
「はいなのです……ちゅ、ちゅ、ちゅ。はむ、はむ、はむ」
「かしこまりました……あむ、れろれろ。ちゅ、れろ、れろ、れろぉ」
ムムルが鈴口にキスの雨を降らせると、ヴィーヴルは玉袋を頬張り睾丸を優しく舌で転がす。
ヴィーヴルが裏筋を舐め上げると、ムムルはハーモニカを吹くように竿に甘噛みをした。
ザハークが女の組み合わせを変えて遊ぶのはいつものことで、元が魔族と神竜族であったはずの二人すらこうして息のあった動きを見せるほどに経験を重ねていた。
「……では、参りますね」
「はい、ヴィーヴルさん。頑張ってください」
膨らんだ亀頭をヴィーヴルが喉奥にまで迎え入れる。いわゆるイラマチオ、喉を塞がれ、本能的に吐き出してしまうはずのそれをヴィーヴルは自らの意思のみによって行っていた。
酸欠に頭がカッとなり、意識が苦痛で朦朧としながらも首を振り、喉で魔神の肉棒を扱いていく。
魔神の命とあらば窒息死するまで続けるに違いなかった。
「ヴィーヴルさん!それ以上は死んでしまうのです。交代しましょう」
「おっ、おっ、ぐぇ……ふぁい、お願いします」
そんなギリギリを見計らってムムルがやめさせる。苦悶の快感を得られるように、それでいて死んで魔神の手を煩わせないように。破滅的なドMかつ奉仕気質の二人ゆえの助け合いだった。
そんな死と隣り合わせの奉仕を二人は何度も交代して続けていく。それが終わるのは魔神の胸先三寸、射精していないのは自分たちの惨めな姿を楽しんでいるからと察してさらなる悦びを得ていく。
「んんっ、んんっ、んんっ」
「おっ、おっ、おっ、んぐっ」
「出すぞ、吐き出すなよ」
喉奥に肉棒を迎え入れ首を振って奉仕する、酸欠寸前で交代し荒い呼吸で空気を取り込む。その繰り返しのなかザハークが射精したのはヴィーヴルの口の中だった。
リスのように頬を膨らませて精液を溜め込み、それでも全てを受け止めきれずに飲み込む。喉を鳴らしてどろりとした塊を胃に送り込むヴィーヴルに浮かぶのは苦悶ではなく歓喜の涙。
それをムムルは大好物の餌をお預けされた犬のように羨ましそうに見つめていた。
「ちゅ、じゅる、じゅる、ちゅぱっ。……おふふぉわへれす」
「じゅ、れるれる、……ありふぁふぉおふぉざいます」
ヴィーヴルはムムルに口づけすると口の中の精液を半分流し込む。彼女にとってその行為はもはや屈辱によって快感を得るものですらなかった。神からの恵みを隣人に分け与える。言葉通りのおすそ分けでしかなかった。
そのまま二人は口を開いて白濁の中で赤い舌が泳ぐのを主人に見せつけていく。二人で分けたとはいえ魔神の精液はあまりに多くまた濃かった。舌への強烈な味によって分泌される唾液によってかさを増していき口から溢れそうになるのを二人は鼻をすんすんと鳴らしながら堪えていた。
射精したときに肉棒を咥えていた、つまりその分身体に残った酸素が少なかったヴィーヴルが先に限界を迎え精液と唾液の混合液を飲み込んだ。
さきに僅かでも精液を飲んでしまっていたのも彼女の堪えが効かなかったことに寄与しているのだろう。ヴィーヴルの顔には主人の許可なく精液を飲み込んでしまった罪悪感とそれ以上の恍惚が浮かんでいた。
「よし、ムムル飲んでいいぞ。さてヴィーヴル、お前にはお仕置きが必要だよなぁ?」
「はい、魔神ザハーク。この堪え性のないはしたない雌に罰をお与えください」
初めからムムルかヴィーヴル、どちらかが罰を受けることが決まっていた。にもかかわらずヴィーヴルは口の端から唾液が垂らしながらも、まるで神に罪を告白する信者のように真摯な声色で罰を乞うた。
「知ってるよな?こいつらは絶対にお前をイかせないまま、愛撫し続ける」
ザハークが虚空から呼び出したのは大小様々な触手の群。乳首や陰核に吸い付くための吸盤を有したもの、膣、腸、喉、尿道すらも、彼女の身体の管をぎちぎちに満たす太さのもの、酸素や水分を補給するために鼻に入り込む細いもの、脇やへそ、手足の指先の爪の間まで愛撫する繊毛を有したもの、首、手首、太ももなどに巻きついて身体を支え、かつ時折締め付けることで苦痛と酸欠をもたらすもの。
それらはすべてヴィーヴルの身体がどのタイミングで絶頂を迎えるか覚えており、発狂するまで寸止め地獄を可能とするものだった。
「さて、ムムル。待て、のできたお利口なペットにはご褒美をあげないとな?」
もうワンセット、ムムルの体格や種族的特徴に合わせて調整の施された触手の群れが現れ、彼女は囚われる。また挿入と悲鳴を上げさせるため膣と喉には触手が入り込んでいなかった。
絶頂とともに昇天させることも、死ねずに苦痛だけを与えることも可能な触手の群れに囚われていながら彼女たちに浮かぶのはどこか壊れた笑みだった。
「ほら。ご主人様のチンポだ、ありがたく頂戴しやがれ」
「ああああああああっ……ザハークさんの、おチンポ。挿入れただけでイっちゃったのです……き、気持ちいいのです。わたし、ザハークさんのペットになれて、幸せぇ、なのです」
挿入されただけで絶頂の快感を貪るムムル。彼女が囚われた触手の群れはヴィーヴルのものと同じく哀れな虜が絶頂に近づけば寸止め、苦痛、鎮静作用のある触手粘液の投与、魔術行使による身体操作を駆使してそれを押し留める。
そんなアッパーとダウナーの薬を同時に決めるような地獄の苦しみのなかで主人の肉棒が膣中を乱暴にかき乱す痛みと快感だけでそれらを無視して絶頂を得ていく。
本来拷問のために作り上げられたはずの触手の群れは常時続く絶頂のなかで意識が途絶えないように苦痛を与え、覚醒作用のある粘液を投与し、太ももなどの太い血管を締め上げ血流を調節していく。
「オラっ、膣中出しされてイっちまいやがれ!」
「はい、はいなのです。ムムル、イっちゃうのです。ムムル、ザハークさんにせーえき膣中出しされて、イっちゃうのですっ……んんっ、あああああああああ〜〜〜っ!」
彼女の小さな身体などばらばらに壊してしまうほどの絶頂が襲う。ムムルは目を強くつむり、触手に戒められた手足を折らんばかりに丸め、歯を食いしばってそれを耐え忍んだ。
絶頂を終えたムムルを触手はひとりでにほどけ柔らかいベッドとなって介抱する。疲れからかすぐにムムルは安らかな眠りに落ちた。
「さあてヴィーヴル。罰はこんなもんでいいだろ。って言ってもこっちのほうがきついだろうけどなっ!」
「あああっ、あああっ、どんなに頼んでもイかせてくれなかったのに、やっと、やっと、イけました」
性器と喉を解放されたヴィーヴルにザハークが肉棒を差し込む。全裸での散歩、寸止めの触手愛撫、そして何より盲目の身でもわかるほど間近で行われた交わりによってすでに出来上がっていた身体は簡単に絶頂を迎えていた。
「な、なぜ動きを止めるのですか?ザハーク」
「お仕置きは終わりにしたけどよぉ。よく考えたらペットを気持ちよくしてやる義理は無いよなぁ?女が犯したければ他にいくらでもいるぜ。そこでのびてるムムルでもいいしな」
魔神が浮かべるのはサディスティックな微笑。そう、彼にとってこれはただの戯れだろう。すでに調教によって屈したヴィーヴルを言葉で責め立てることに意味はない。魔神からの快楽を賜るためならば彼女はどんなに惨めな言葉でも口にするだろう。
「さあてヴィーヴル。お前は一体何が出来る?お前はこの魔神に何を捧げられる?胎か?力か?国か?」
プライマルラグーンへの脱出を境に今開拓の時代を迎えていた。そんななかで魔神の眷属は労働力として価値あるものだ。それを孕み産み出すさまも魔神を楽しませることだろう。
魔神の改造やデルピュネとの技術協力により彼女の魔術師としての実力は更なる高みに至っている。単純な戦闘以外の使い道もあり魔神にとっても良いおもちゃになるであろうことは想像に難くない。
ニヴェルネ、もともと神竜王エデンへの信仰のほかに領主であるヴィーヴルを慕う者も多かった国だ。ヴィーヴルが命じれば、もっと言えば魔術などを駆使して外道な方法をとればそっくりそのままザハークに捧げることも叶うだろう。
ヴィーヴルは自分がとることの出来る選択を頭に浮かべる。そのすべてを魔神の快楽と天秤にかけ、そして口を開いた。
「わ、わたくしには捧げられるものなどありません。なぜなら、この身はすでに魔神の使徒。わたくしが持つすべてはすでにあなたのものです」
「じゃあ尚更俺がお前を犯してやる義理は無いよな?」
「はい、ですからわたくしに祈ることしかできません。魔神ザハーク、あなたがわたくしに慈悲を、愛を賜うことを祈ることしか」
その言葉を受けてザハークは自分の使徒の敬虔さに笑みを浮かべた。魔神の快楽に堕ちきった、けれどもある種の神聖さを纏ったヴィーヴルに関心してか抽送を再開した。
「あああっ、あああっ、ああ。ザ、ザハーク。か、感謝しますっ、き、気持ちいい、おチンポありがとう、ございますっ」
「おらっ、膣中に出してやるから、せいぜい感謝して飲み込みやがれっ!」
「ああ、はい、感謝します。ど、どうかわたくしに魔神の恵みを、子種をくださいませっ……ああああああ〜〜〜っ」
恥も、外聞もなく射精をねだる浅ましい姿。普通ならば他人に見せることなど出来ない己の本性を神たる魔神にすべて晒して彼女は今日最後の絶頂を迎えた。
「さて、二人とものびちまいやがった。ふぁ〜あ、まあいい、俺も寝るとするか」
ザハークは二人を再び触手空間に放り込むと自分の部屋のベッドで二人を両脇に抱いて眠りについた。
翌朝、ヴィーヴルの部屋で全裸になった二人が部屋に服を取りに行くために裸でスニーキングミッションをとり行ったのは言うまでもない。