詭弁ですよ!ヤオヨロちゃん!ダークネス 作:名は体を表す
ちゃこちゃんが俺のメイドとなってからしばらく。ヒーロー基礎学の戦闘訓練において、ちゃこちゃんはほぼ負け無しとなった。
「音もなく真後ろに現れて一撃……麗日って暗殺者か何かか?」
「メイドの嗜みや」
「メイドって……凄いんだね……」
あのオールマイトさえ引くレベルと言えば相当だろう。相澤先生は真面目に『メイド流近接戦闘術』の導入を検討していて、ミッドナイト先生に止められるくらいだ。ちゃこちゃんの進化がマッハ。
そしてちゃこちゃんの進化は日常生活にも及ぶ。ハイツアライアンスの共用スペースは風呂、トイレ含めて『いつの間にか』としか言い様のない程にピカピカに綺麗になっている。時間操作能力でもお持ちで?
そしてそして。授業の合間にある休憩時間に、ちゃこちゃんの借金返済を手伝ってくれる皆に手作りクッキーと紅茶を振る舞う。
「なにこれ美味っ!?」
「勉強で疲れた脳には糖分が一番や」
「紅茶もウメェ……」
「って、言うか大丈夫なのかよ麗日?オレ達にクッキーくれるのはありがてぇけど、材料費だってバカにはならねぇだろ?」
「心配してくれてありがとな砂藤くん。でもこのクッキーは実質タダみたいなもんなんやで」
「ちゃこちゃんのやってる内職の一つに『美少女メイドの手作りクッキー』の納品があってな。材料はソコ持ちだ」
「それで余った分を皆にもお裾分けしてるんや」
「な、なるほど……?」
そんなこんなで、ちゃこちゃんの借金返済は順調に進んでいった。
しかし、そんな順調な生活は突如終わりを告げる。
ある日の事、俺は久々の
そうして、偶々ちゃこちゃんがいない日かつ体力が十分残ってた俺は、そりゃもうここぞとばかりに自室で
「あ」
「……んぃ?」
そこには広げっぱなしだった素敵本をしっとり読んでいるちゃこちゃんの姿が!!!
「……」
「……」
ちゃこちゃん今日は遅くまで帰ってこない筈では?という言葉すら喉から出てこない。
すげー。時間って本当に止まるんだー。
そして良く見たら本を支えているちゃこちゃんの手とは反対側の手には、劣情をぶちまけた後始末をしたティッシュが!!!
「死ぬしか無いじゃない!!!!!」
「詭弁くん!?」
あたしってほんとバカ。どうして俺は本を広げたままシャワーを浴びに行ったの?バカなの?死ぬの?IQ3なの?ちゃんと栗の花臭のするネトネトティッシュはビニール袋に入れて処分しろってあれほど……
俺は血反吐を吐きながら男子寮側の自室(ベッド)に飛び込んで不貞寝した。
◆
気まずい。この一言に尽きる。
次の日、朝起きたら『昨日のあれは夢に違いない』と思い込み、朝食を食べる前に念のため女子寮側の自室に入ったら隠してあった素敵本とネトネト→ガビガビティッシュが無かった。
ねえ、何が悲しくて同い年の女子に素敵本とティッシュを処理されなければいけないの。まあティッシュだけでなくゴミ箱が空っぽになってたから単純にゴミ捨てしただけなんだろうけどさ。素敵本は返せよぉ……。
違う、そうじゃない。
そりゃ日頃からセクハラしまくってるとはいってもよ、ダイレクトなオナバレは違うよなぁ?男子寮側と女子寮側でゴミのティッシュ含有量が違うのはもはや公然の秘密ではあるけども。ごみ捨て当番が男子に片寄ってるのもそう言ったやむにやまれぬ事情があるけども。女子達もなんとなく察してるけども!!
だからってねえ……いくら『メイド』でも女子にイカスメル加工ティッシュを処理させるのはダメじゃん!!
これがホントの性処理ってかぁ!!?
ヤバい、頭が混乱してる。んもー何がヤバいって
そうこうしてる内に放課後。ヒーロー基礎学の時にも挙動不審だった俺は相澤先生からのお叱り(柔化表現)を受けた後、放課後に特別授業を承りとても言葉にするには難しい程にシゴかれた。死ぬぅ……。
そうして日が暮れ、空が橙から紫、藍色に変わっていく位の時間。HP1のフラフラ状態になったまま寮に戻れば、ちゃこちゃんがもの凄く良い笑顔*1で出迎えてきた。怖い。
「ご主人様、お疲れの様ですのでお食事の前に少しマッサージ致しましょう。さあ此方へどうぞ」
「ふへぇッ!?お、おう!ヨキニハカラエ!」
返事をした直後、ちゃこちゃんの個性によって無重力となった俺は手を引かれるままに女子寮側の自室に引っ張りこまれていった。
◆
「……ねえヤオモモ、今日の詭弁の様子どう思う?」
「さあ……あそこまで慌ててるのは正直初めて見ましたものですから……」
「メイドに
「
「でもよお!!何だかんだアイツが一番麗日の借金返済に貢献してる訳だろ!?金で無理矢理エロい事を迫ったら―――ヒッ!?」
「峰田さん?それ以上詭弁さんの悪口を言うのでしたら流石の私も怒りますわよ?」
「もう怒ってる!!」
「その何だかんだで一番身を切ってるのが詭弁だって分かってんだろ峰田お前……」
「そもそも詭弁はセクハラはしても
「わわわ悪かったよぉ!!でも仕方ねーじゃん!メイドにご奉仕されるって言葉でエロい妄想しねー男が居るかよチクショウ!!!」
「「「……」」」
「なんか言えよこのむっつりスケベ共!!」
「アンタが言うなオープンスケベ」
◆
……ちゃこちゃんによって自室に連れてこられ、部屋に置いてあるカウチソファの上にうつ伏せに寝かされ、そのままちゃこちゃんの全身マッサージを受ける。
その間ずっと無言だったのがキツイ。何がキツイって、もう全部キツイ。居た堪れなさがカオスMAXドラゴン。ねえねえ、俺って今オナバレしちゃった女子にマッサージを受けてるんだって。いっそ殺せぇ……。
「……」
「……」
いやー全身が凝ってますねー(緊張で)これはもう石ですねー動く石像ですねー、とか何でもいいから話してぇ!
「……あ、あんなぁ、詭弁くん」
「ん、お、おう?」
メイドちゃこちゃんが俺の事『ご主人様』じゃなくて『詭弁くん』と呼ぶときはOFFモードというか、素に近い精神状態の時だ。
逆に言葉に方便が無くなった時はメイドモードだ。なんかよく分からないがメイド仕事する時は脳がフル回転し続けるからとか何とか。メイド=脳パワーすげぇ。
「き、昨日の事なんやけど……」
「お、おう」
一日でも早く忘却の彼方へ消したい。
「詭弁くんも男の子やし、
「……おう?」
「き、詭弁くんが
「 」
え?
え?
「百ちゃんが少し前に『詭弁さんの自室で時折栗の花の香りがしますが、誰かそういう香水を御持ちなのですか?』って言ってて皆、あっ……てなってたから!」
「待って待って待って」
ねえなんで今追撃してきたん?泣きっ面に蜂どころか剛速球来たよね今。
あーそっかー……ちゃこちゃんだけじゃなくて皆にもバレてたかー。
「二階から飛び降りて死ねると思う?」
「何でそんな考えに至ったん!?」
だってコレお前……教室で『週に何回オナニーしてんの?』って聞くのと、『あっ、コイツさっきまでシコってたんだな……』って思われるのとじゃ色々違うじゃんッッッ!
「笑えよ……男の癖に女子寮に自室を持ってるシコザルド変態野郎って笑えよ……」
「何でそこまで卑屈になっとるん!?いや、百ちゃんがそう言わなかったらみんな気付かんかったって!」
「でも今はバレてんじゃん……『アイツいっつも部屋の窓開けてんな』って思ってるんじゃん……」
「誰も思ってへんよ!?」
俺だって性欲旺盛なオトコノコよ?寮生活になる前はウィークリー任務10回以上はこなしてた性欲の塊よ?寮生活始まってからは自分でも良く我慢できてんなぁって褒めてたくらいよ?
うぅ……もし今ヴィラン連合に誘われたら即オチする自信がある……。
「殺せ……いっそころせぇ……」
「ぅー……あーもーっ!ごっ、ご主人様ッ!」
「ッ!?」
そう言ってちゃこちゃんはうつ伏せになってる俺を仰向けにひっくり返し、俺の太腿に座る。クラシカルメイド服越しのお尻の柔らかさが腿に感じられる。おおおおちおちおちつちつおちつけおしりやわらかじゃなくて。
「わっ……わた、しが……ごしゅ、じん様のせ、せ、性欲処理も行い……ま……す……から……」
Q.顔を真っ赤に染めた美少女メイドがご主人様(自分)の性欲処理を行いますと言いました。どうなりますか?
A.勃起する。
「やだ……身体は凄い正直……」
「う、わ、わ……詭弁くんの……ズボン越しでも大きくなってるのが分かる……」
メイドに勃たないって言ったな。あれは嘘だ。ちゃこちゃん可愛すぎかよっべーなーマジっべーわー。
このまま理性が蒸発しかける。……だけど、だ。
「……ちゃこちゃん」
「うぇっ!?あっ、な、何、詭弁くん?」
ズボン越しのチンチンをじっと見ていたちゃこちゃんがビックリしたように俺を向く。
「無理しなくていいんだぞ」
「っ―――」
「俺がちゃこちゃんを『買った』のは、
「……あんな、詭弁くん。私が、お金を積んだらエッチな事するような女の子に見える?」
「見える」
「流石に怒るで」
「ゴメンつい嘘吐いた。全然見えません」
「……まあええよ。それで、ええっと……まあ、あれや。私やってお金積まれたからこんな事してる訳やない。き、詭弁くん……だから……」
「な……なんで?」
「な、なんでって……別に何でもいいやん!」
何でもいいのか?
そう言ってちゃこちゃんは俺の胸部を押すように体重を掛けながら、俺のパンツごと制服のズボンを下ろしてイチモツを外に出した。
「う、わぁ……本物や……あの時よりも大きい……?」
臨戦態勢時のイチモツは家族にだって見せた事は無い。林間合宿?あれは……まあ、ノーカン。
「さ、触るね……うわ、凄い熱いんやな……」
「ちゃ、ちゃこちゃん……っ」
「マッサージ!これもマッサージやから!ご主人様はジッとしてぇ!」
あ、はい。
ちゃこちゃんの手が俺のイチモツを擦る。自分で擦るより気持ちいい。
「が、我慢するのは身体に良くないから……イキたくなったら、いつでも言ってな?」
「ちゃこちゃん……っ」
真っ赤になった顔を向けながらシコシコにゅちにゅち。指で全体を優しく握るようにシゴいたり、手のひらで先っぽをクニクニ擦ったり、中指と薬指の間に挿入するようにクチクチ弄ったりする。ちゃこちゃん何処でこんなテクニックを……。
「スカーレットさんが『覚えてて損はないから』って……」
あのムッツリメイド……。
ちゃこちゃんの手コキによってあっという間にイかされそうになる。
「うぅ……出そうっ……」
「……えっ?あっ!ティッシュっ……ちょ、遠い!?……パクッ!」
「ふっっっ!?あっ!ちゃこちゃんっ!?」
ティッシュで精液を受け止めるのを諦めたちゃこちゃんは、あろうことかイチモツの先っぽを咥えて自身の口で精液を受け止める気のようだ。
とっさの事だが、ちゃこちゃんの口の中に出すわけにはいかないと尻に力を入れて、気合で射精を堪えてティッシュを取ろうとする……が、ちゃこちゃんは口をすぼめて鈴口に吸い付きながら金玉を優しく揉むように愛撫した事で我慢虚しくちゃこちゃんの口内に精を解き放ってしまった。
「あぁ……うっ……くぁ……」
「っ……ぢゅっ……」
金玉から精液を絞り出される初めての感覚と、尿道から精液を吸い出される初めての感覚が脊髄を通って脳に走る快感となり、いつも以上の量を射精した気がする。
そうしてちゃこちゃんによって吸い出された精液が、溢れる事無くちゃこちゃんの口内に納まった。
腰が抜けるかと思うくらいに気持ちの良い射精を終えた直後、口元を押さえて震えるちゃこちゃんに気が付いてすぐにティッシュを取って、精液を吐き出すように言う。だがちゃこちゃんは口元を押さえたまま首を振って、そのままゴクッ、ゴクッ、と精液を飲み干してしまった。
「んくっ……ふっ、うえぇ……精液って凄い苦いんやな……」
「ならなんで無理に飲んだのさ!?」
「……だって詭弁くんのやし。き、詭弁くんの精液めっちゃ臭いから、ティッシュに出したら臭い残ってまうやん!」
「普通にショックなんだけど」
でもちゃこちゃんがゴックンした後に『全部ちゃんと飲んだよ』と口の中を見せてくるの凄いエッチで再硬直しました。
「ぁ……」
「あ……これは、その、ちゃうねん……」
「……ええよ。今まで我慢してた分、今日は全部抜ききろ?」
「あっ、ちゃこちゃん……あっ、あっ、」
そのままちゃこちゃんはイチモツを再度口に含み、舌で先っぽをクリクリ舐めながら手で竿をシゴきだした。
「んっ、ふっ、くぷっ、じゅるるっ」
ちゃこちゃんのヘッドドレスがふりふり揺れる。その度にイッたばかりの敏感チンチンに更なる刺激が与えられ、金玉の中に残った精子が残らず吸い取られるように射精してしまった。
「んんっ……んっ……んくっ……ちゅ……ぷぁっ、はっ……はぁ……詭弁くん……気持ち良かった?」
「はぁ……はぁ……うん……自分でするより……何倍も良かった……」
「そ、そか……あ、せや!詭弁くんご飯食べなきゃ!ほらっおちんちんしまって!」
「えっ、ええ……?」
ちゃこちゃんは突然パッと立ち上がり、引き摺り下ろしたズボンを上げながら俺の手を取って立ち上がらせる。
「あ、あんま長い事やってると皆不審に思うし!それに今日の詭弁くんめっちゃ変だったから皆様子見に来るかもしれんし!は、はよ行こか!」
急にどしたん。
頭にハテナマークを浮かべる俺を押しながら自室から出る。……その際に、凄く小さな声で『い、いつでもまたシたるから……』と言っていたのは、バッチリと俺の耳に届いていた。
メイドちゃこちゃんなぁ、にこやかな笑顔だったんよ。でもよ~く見てみるとな、ちゃこちゃん、薄目だったんよ。謎の恐怖心に駆られながら今日はここまで。
ちなみに、ティッシュfeat.詭弁くんの遺伝子配合体液は密閉容器に入れられてちゃこちゃんの自室に保管されています。なんでやろなぁ(アリさんマーク感)
次回!前編・後編で話が終わると誰が言った?
『ちゃこちゃんを買った話 蛇足』
乞うご期待!
更新は……そのうちだ!果報は寝て待て!