夏休みのある日、田舎の祖父の家に遊びに来ていた少年がいた。
小学生と言われる最後の夏、森の中で迷ってしまった少年は突然現れた八尺ともあろう白いワンピース姿の女に見初められてしまう。
少年はその女に恐怖しながらも抗えない深淵の悦楽へと飲まれていく・・・!!
暗い暗い深層の森の中で小さな少年がないた。
少年の身体はあちこちに擦り傷のような跡があった
傷ついた部分が風に辺り痛むのかえんえん...えんえん...とまるで園児のように喚き散らかし、緑陰にうつ伏せで倒れていた。少年らしい年相応の好奇心で森の最奥に足を踏み入れ、少年からしては長い時間を彷徨ったのだろう。それを感じさせるほどに無数の擦り傷の様な細かい傷が少年の腕や足についていた。
少年は思った。このまま死んでしまうのではないか。このまま誰にも見つかる事なく、死んでしまうのではないか。
その時だった。少年より少し後ろに位置する林が揺れ始めた。
ガサゴソガサゴソと人がそこを通り過ぎるにしては、あまりにも大きすぎる音が少年へ向かって来ていた。少年は恐怖し、迫り来る『何か』から身を守るかのように身体を縮こませた。
数刻程、目を瞑り、迫り来る『何か』からのアクションを怯えながら待っていた少年だったが、その『何か』が何もしてこない。動き出そうと身体を起こそうとするが、恐怖からか少年はその場に縮こまり留まる事しか出来なかった。だが、不意に『何か』が動いた。
「ひっ......」
縮こまる少年の耳をチロっとひと舐め。まるで正体が分からない『何か』からのアクションを入れられた事により少年の恐怖は一気に最高潮になってしまい、少年の身体は凄まじいほどに震え始めた。
恐怖からか、それともこんな場所に足を踏み入れてしまった自分自身への後悔からなのか、少年は先程とは打って変わって、静かにあまりにも静かに涙を流していた。身体全体は硬直しているようだが、涙や鼻水、尿と言った体液は流れ続けていた。
怖さのあまり流し続けるにしては、涙に比べ、鼻水や尿はかなり流れ続けている。そんな事はいいと、どうでもいいと言いたいのか、その『何か』は少年の前へとのそのそと歩き始め、少年の前に立った。顔が見え始め少年は恐怖していた『何か』を見た。女性だった。しかし、女性にしては些か大きすぎるのでないかと疑問を持つほど長身の女性だった。
顔はモヤのようなものがかかり、よく見えないが白いワンピース着ているため儚げなものを感じ、さらに恐怖というものが畳み掛けてくる。だが、少年はそれらを感じつつも興奮を抑えられずに股間を盛り上げてしまっていた。
今にもワンピースを破りそうなほどに豊満な胸部、くっきりとしているが程よく肉付きの良いくびれ部分、極めつけにそれらを支える尻から太腿にかけて肉の乗った凄まじいほどにスケベな身体をした女。
性を覚えたてとは言っても、少年も男。雌の中の雌と言わんばかりのエロボディを前にして少年とて、自らの分身を盛り上がらせない事などあっていいはずがない。
やがて『何か』...いや、八尺ともあろう『雌』も盛り上がりに気づいたのか、その盛り上がりの部分をスっと撫でつけた後、少年を担ぎあげ、深層のさらにさらに最奥へと足を運んで行った。モヤのかかった口元を歪ませながら。
少説というものの練習です。宜しければお付き合いください。