アクアシューターズの世界でイチャラブを楽しむ 作:たくと七星
「さあ、始めるわよ」
いずみが手に剣を握って俺達に突き付けて来た。その剣は刀のような形をしているメカニカルな洋装の剣だった。タンクが付いている事から、恐らく剣の形をした銃だろう。いい物持ってるな。チップ交換でもかなりの額のする奴だ。
「三郎さん、気を付けて下さい。あの剣に負かされてしまっているのです」
あかねが注意すると、いずみ達が走り出した。
「お喋りしているとやられるわよ!」
いずみが剣を振るって来た。
「おわ、危ねえ!」
すんでの所でその剣の攻撃をかわした。
「不意打ちなんてずるいですよ、正々堂々と!」
「長話を待ってあげるほど甘くはないの!」
いずみが剣を何度も振るって攻撃して来る。俺はその度に何度もかわしていった。
「りか達も頑張っているな・・・」
ふと余所見をするとりかとあずきが水を飛ばしてまゆみ達と戦っていた。二人共かなり健闘してくれているみたいだ。やはり、何度も敗けているから後が無いと言う必死な思いで戦っているのだろう。
(三郎さんも、皆も頑張っています。私も何かしなきゃ・・・)
あかねの奴は、ああ、何が出来るか考えているな。うん?いずみが構えて来たな。
「せええい!!!」
剣を振るうと衝撃波が飛んで来た。
「何い!」
驚いたな、水の衝撃波を飛ばせるのか・・・。
「ふふふ、驚いたかしら、この剣は衝撃波を飛ばせるのよ」
「へえ、中々いい性能の剣じゃねえか」
「そうでしょう、これは何度でも使えるのよ!」
そう言うといずみが何度も剣を振るって衝撃波を飛ばして来る。くそ、次から次へと、これは避けるだけでも精一杯だぜ。
「おわ!」
やべえ、バランスを崩した。まずい、飛んで来た。このままだと・・・。
「危ないです!」
あかねが走り出した。俺を押すように飛び込んで衝撃波から守った。
「三郎さん、大丈夫ですか?」
「あ、ああ、助かったぜ。ナイスな援護だ」
「私、役に立てましたか?」
「バッチリさ、さて」
「あ!」
あかねをお姫様抱っこした。いずみが剣から衝撃波を飛ばして来る。俺はあかねを抱えたまま素早く動いてこれをかわしていった。
「きゃああ、三郎さん!」
「大丈夫だあかね、俺がしっかり掴んでいるから心配するな」
「は、はい!」
あかね、心配するなよ。俺がしっかりとお前を守っているからな。
(わあ、私、三郎さんに守られてます。何てロマンチック・・・♡)
あかねが俺に目をキラキラさせて見つめている。何だろうこれ、憧れられてしまっているみたいだ。
「避けているだけじゃ、勝てないわよ!」
「ああ、けど作戦は立てているさ!」
そう言って指で持っている刃の付いた銃に付いているスイッチを押した。そしてそれをいずみ目掛けて投げ飛ばした。
「大事な銃を捨ててどうするつもり?」
勝ったつもりでいるな。いずみが衝撃波を飛ばして銃を破壊した。壊された銃の刃が地面に刺さった。
「三郎さん!」
「大丈夫さ、見てろ!」
「え?」
刺さった刃が光っている。そう、これが狙いさ。刃が水を蠢かせて光っていた。やがていずみの目の前で爆発した。
「あああ、まさかこれが狙いだったのね。
凄まじい勢いの水が吹きあがっていずみを吹っ飛ばした。
「いずみリーダー?!」
「げげ、これはまずいっす!」
まゆみとともよが動揺している。
「今がチャンスよ!」
「ようし行くぞ!」
りかとあずきが水を飛ばして二人を吹っ飛ばした。
「三郎さん!」
「ああ、これで最後だ!」
転送した銃で水を飛ばしていずみを吹っ飛ばした。この瞬間、俺とあかね達の勝利が決まった。
「見事だったわ、私達の完敗ね」
いずみが潔く敗北を認めた。
「見くびっていた訳じゃないけど、見事な作戦だったわ」
「流石としかいいようがないっすよ。素晴らしかったっす!」
まゆみと、ともよが俺達の健闘を称えた。
「秘密基地は返してあげるわ、また貴方達と戦えたらいいわね。では、また会いましょう」
そう言っていずみ達は去っていった。妙なポリシーを持っているが根はそこまで悪い奴等では無いのかもな。
「三郎さん、ありがとうございました!」
あかね達が俺に礼を言った。
「おかげで秘密基地を取り戻せました、お礼をしたいのですがいいでしょうか?」
あずきが頬を赤くして俺を見ていた。俺は秘密基地に入ってそのお礼を受ける事になった。