アクアシューターズの世界でイチャラブを楽しむ 作:たくと七星
俺がこの世界の人間になって数日が経った。俺は紅茶の水研究所で居候をしている事になっている。なので普段は博士の研究のサポートや雑用を行っている。博士の研究は機械や転送装置の整備、DNAの採集など多岐にわたっている。科学に付いては全く疎い俺だが何とか頑張って博士の研究に貢献していた。
そしてそれ以外は変わらず学園に通ってあの三人と一緒に行動している。解った事は三人と同じクラスである事、そして三人とは仲が良く、同時に全生徒達からの人気も高い、俺ではなくあの三人である。そのため仲良くしている所を見られて男子生徒から焼きもちを妬かれる事もあった。
後、変わった事はと言うと、りなが俺に好意を隠さなくなった事だ。俺に常に大好きと愛の言葉を言ったり、一緒に弁当を食べたり、アクアゲームに付いて話してといった具合に距離を縮めている事だ。ことみやつばさ達の前でも仲良く手を繋いでいたり俺の肩に抱きついて来たりする事もあった。
前世の世界では体験出来なかった恋愛を出来て嬉しく思っているのであるが、どうも気になる事がある。大塚ことみの事だ。どうも最近、俺とりなに対して厳しい視線を向ける事が多い。元からクールなのは知っていたが、どうも俺とりなとの間に距離を取ったり、ゲームセンターに誘っても素っ気なく断られてしまう。一体どうしたのだろう・・・。
「見たまえ、水野君・・・」
研究所にある一室、様々な装置がある中心で一回りも大きなカプセルがあった。泡立つ液体の中で人型の何かが眠っていた。
「博士、これは、人間?」
見るからに人型の生命体、それも女の子の姿をしている。だがまだ頭部しか出来ていない不完全なままの生命体だ。実験などで生物の融合や合成は漫画や小説とかで見ていたが、人間の生成は初めて見た。
「正確には人間型のアバターだ」
「アバター?」
「ふむ、つばさ君のDNAを採取してな、彼女とよく似たアバターを作ろうと思い立ったのだ」
確かに髪がつばさと似ているな。
「でも、何でアバターの生成を?」
「ふむ、君達のチームの強化のためだな。少しでもメンバーがいればそれだけ強くなれるであろう。だがアバターが自我を持っているかがまだ解らない。出来るだけ感情を持つように生成していくが、強いシューターになれるかは君次第だぞ」
「責任重大ですか・・・?」
「従順なアバターだったら、お楽しみもあると・・・」
「お楽しみ?」
俺が言うと博士は汗をかいて慌てだした。
「いやあ、はは、何でもないよ。これはまだ君にしか見せていない。いつかはつばさ君達にも紹介しようと思う、その時は仲良く、愛情深く接してくれ」
「はい、解りました」
そう言うと部屋のチャイムがなった。
「おお、どうやら三人が来たようだね。早速お出迎えしよう」
「はい、博士」
「それで水野君」
「何ですか?」
「今日は私が作ったクエストを君達に挑戦してもらうよ。高得点を目指して頑張ってくれたまえ」
クエストか、最初の時はダミーを相手にしていたけど今回は何だろうな。取り合えず三人を出迎えるか。
「来たよ、三郎君!」
「りな!」
迎えてすぐにりなが嬉しく笑って俺の手を握って来た。
「博士が新しいクエストを用意してるんだって聞いて皆と一緒に来たの」
「そうか、嬉しそうだね」
「うん、どんなクエストなのか今から楽しみ、うふ♡」
りなの頭を優しく撫でてやると可愛く微笑んでいた。視線を変えるとことみがまた不機嫌そうな顔をしているのに気付いた。
「ことみ、どうしたの?」
ことみの表情に気付いてつばさが心配して言う。
「べ、別に何でもないわよ。さあ、クエストに行くわよ」
そう言って転送装置のある場所へと早歩きで行ってしまった。どうなるのか心配だけど、取り敢えずはそのクエストに挑んでみるか。
今回のクエストはスコアを稼ぐ的当てゲームだ。次々と浮かんで来る敵をウォーターガンで撃って点数を稼ぐと言うもの。赤が5点、青が3点、緑が1点だ。俺とりな、ことみ、つばさ4人で点数を稼いで得点を競うと言うゲームになった。
「三郎君、敗けないよ!」
りながvサインして宣戦布告をした。こちらも笑顔で返してやる。
「・・・・・」
「ことみ?」
「何でもない、始めるわよ」
早速ゲームが始まった。空間から竜や獣人、魚人を模した敵のシルエットが出て来た。俺は銃を構えて撃っていった。