アクアシューターズの世界でイチャラブを楽しむ 作:たくと七星
「ふう、今日のテストも難しかったな」
学園の帰り、溜め息を吐いて研究所へと帰っている。今日の学園はテストが多かった。当然、勉強はからっきしダメな俺にとっては憂鬱な一日である。難しい問題に四苦八苦して何とか終わって下校時間になり今に至っている。
「さあて、今日も帰りを待つ天使達に・・・」
従順なアバター達に癒されようと頭に浮かべていると、一人の女の子が誰かに絡まれているのを発見した。
「やめてください、離して・・・」
「そうつれない事、言わずにさ、俺と遊ぼうぜ」
あれ、ゆかりじゃないか。変な男に絡まれているな。こう言う悪い虫はウォーターガンで。
「ぶへ?!」
水を飛ばして柄の悪い男を吹っ飛ばしてやる。
「大丈夫か、ゆかり?」
颯爽とやって来てゆかりが何かされてないか確認した。
「三郎さん、貴方でしたの、感謝しますわ」
ゆかりは笑顔で俺に感謝をした。最初は敵として戦った彼女だったが今は俺の仲間だ。俺に助けられて安心しているようだ。
「変な事はされてないみたいだな。良かったよ」
「三郎さんに助けられて、私、とても嬉しいですわ」
「いや、仲間なんだからお互い様さ」
「そうですわね。でも、私、同時に三郎さんをお慕いしていますのよ」
そう言って俺の手を握って来る。そう、俺達はそう言う関係になっているからな。ゆかりの初めてを貰って彼女とは親しい間柄になっている。
「ああ、俺もゆかりの事を大事に思っているよ」
「同じチームとして頑張っていますもの。私、貴方のお役に立てるよう精進していきますので、これからも仲良くしていきたいですわ」
「俺もだよ」
最初は銃を構え合った関係だったが今は完全に俺に心を開いているようだ。
「あの、三郎さん」
「何だい?」
ゆかりが俺の顔を覗くように言って来た。
「お時間があれば、私の家に遊びに来ませんか?決して退屈にはさせませんので、いいでしょうか?」
「ああ、別にいいけど」
「ありがとうございますわ。では、早速行きましょう」
仲間の誘いに甘えるように俺はゆかりに付いていった。
「さあ、着きましたわ。ここが私のご自宅ですの」
「おお、これは中々」
目の前に広がる館を俺は見上げていた。そう、ゆかりの家はかなりの豪邸で広い作りになっているからだ。上品な喋り方をしているのである程度は察していたがまさかこれほどの館に住んでいるお嬢様だったとは思わなかった。門に接続されてあるコードにゆかりが入力すると門が自動的に開かれた。
「うふふ、さあ、入りましょう」
「ああ」
ゆかりと一緒に入っていく。
「三郎さん、三郎さんはいつも何をしていますか?」
「そうだな、クエストを周回してチップを集めたりトレーニングをしたりしているかな」
「流石は、アクアゲームをする者の心得ですわね。リーダーとして日々精進している。私も見習いたいと思いますわ」
「まあ、俺も好きでやっているんだけどさ」
「では、少し私の運動に付き合っていただけないでしょうか?」
「運動?」
「ええ、私もアクアゲームを行う者としてトレーニングをしていますの。よろしければご一緒しませんか?」
「面白そうだな。いつもとは違う運動が出来そうだし、一緒にやっているよ」
「では、決まりですわね」
ゆかりと一緒に館にある広い体育館へと入っていった。
「へえ、これは中々広い」
体育館と言うが学園の体育館とは違う、二倍以上に広い作りになっている。長い距離を走れるくらいの大きさだ。ゆかりはと言うと着替えて来ると言って更衣室に行っている。この広い体育館で俺一人がゆかりを待っている状況だ。
「お待たせしましたわ、三郎さん」
「ああ、ゆかり、おお・・・」
ゆかりが着ている衣装に思わず息を呑んでしまった。ゆかりが着ているのはピンクのピンク色の長袖の付いたレオタードの新体操に使う衣装だった。手にはリボンの付いたステッキを持っている。レオタードなのもいいが、柔らかで健康的な太腿が目を引く。
「どうです、似合っていますか?」
「ああ、凄く可愛くて似合っているよ」
「うふふ、私、トレーニングではこの衣装を着ていますの」
「新体操って事はかなりの体力を使う運動かな?」
「ええ、そうなりますわね。アクアゲームにおいては瞬発力が試されると思いますの、それを鍛えるトレーニングですわ」
ゆかりが説明していると体育館から沢山のウォーターガンが出て来て俺達に向けられた。
「こんなに・・・これを次から次へと?」
「ええ、飛んで来る水をひたすらにかわしていく。そのトレーニングですわ。さあ三郎さん、早速鍛えていきましょう」
「かなり洒落た歓迎してくれるじゃん。このトレーニング、乗り切ってみせるぜ」
ウォーターガンから水が勢いよく飛んで来た。俺は次々と飛んで来る水をかわしていく、トレーニングが始まった。壁のパネルから出ている銃が俺達に目掛けて水を飛ばして来る。これぐらいの事なら俺にはどうって事もない。右から左、左から右へと動いてかわしていった。
「えい、たあ!」
ゆかりの方も俺に負けじと体を動かしてかわしていった。新体操を着ているからかダンスをしているかのように舞ってかわしていた。飛び跳ねてはつま先から降りていく、ステップを弾むように動き、ジャンプしたり回転したりしてかわしていく。
「せい、やあ!」
リボンを振るって水を弾き飛ばし、片足を後ろに向けてあげるなどバレリーナのような優雅な動きを見せている。
「三郎さん、危ないですわよ!」
「え、おっと!」
ゆかりの動きに見とれていると水が飛んで来た。俺はひょいとかわしてやり過ごした。
「油断大敵ですわ」
「ああ、そうだな。ゆかりの動きが綺麗だから見とれちゃってさ」
「見とれるのはいいですが、見過ぎて的にされては困りますわ、きゃ!」
水がゆかりに飛んで来る。俺は咄嗟に動いてゆかりをお姫様抱っこした。
「三郎さん?」
「危なかったな、ここからは任せておけ」
水が次々と俺達に目掛けて飛んで来る。俺はゆかりを抱えた状態で舞うようにかわした。スケート選手のようにジャンプしていき、蹴りをして水を弾いていく。
「三郎さん、とっても優雅ですわ」
「俺も負けちゃいないからな」
俺はゆかりに余裕に微笑んで水を次から次へとかわしていった。最後の水の球を大ジャンプしてかわして見事に着地した。それを合図に水が飛ばなくなりトレーニングは終了となった。
「流石でした、お見事でしたわよ、三郎さん」
「ああ、凄かっただろ。俺の身体能力」
「ええ、とても素敵でしたわ・・・・」
ゆかりが俺にキスをして微笑んだ。体育館内での俺とゆかりのトレーニングはひとまず終了となった。