豪奢な洋室にあるふかふかのベッドで、俺は同世代の五人の少女に愛されていた。
熱心に口づけをしてくる黒髪ポニーテールの
左の乳首を舐める金髪ロングヘアのシャルロット・デュノア。
右の乳首を舐める銀髪ロングヘアのラウラ・ボーデヴィッヒ。
男根を舐める金髪ロールヘアのセシリア・オルコット。
睾丸を舐める茶髪ツインテールの
いずれも美少女と呼べる整った外見をした少女たちは皆、水着のようなスーツに身を包んでいる。それによって体の線は浮き彫りとなり、魅力的な裸体が手に取るように想像できる。
俺が少女たちの体を眺めていると、俺に舌を絡ませていた箒が口づけを中断した。
「どうした? 気持ちよくないか?」
「いや、やばいくらい気持ちいいけど……」
「ふふ、そうか……。んっ、ちゅるっ、んっ、くちゅっ、ぬちゅっ、ぢゅるるっ……」
頬を緩め、口づけを再開する箒。俺の舌に舌を絡ませ、唾液を味わう。
箒は自身の行動を、当たり前のことのように思っている節がある。
それは箒だけではなく他の少女にも言えた。
「ラウラ、もっと舌を出して見せつけるように舐めてあげるといいよ?」
「ん、こうか? シャルロット。れろぉっ……」
「そうそう。ね、ご主人様も気持ちよさそうにしてるよ」
俺の顔に目を向けながら会話をする、シャルロットとラウラ。その間も乳首に舌を這わせ、俺の様子を探るように観察している。
「ちょっと、鈴さん。ここは
「いやー、そろそろ交代したいかなと思って。したいでしょ? したいわよね?」
「順番を守ってくださいまし。次はシャルロットさんですわよ?」
軽く言い争うセシリアと鈴音。睾丸を舐めていた鈴音が男根まで舌を伸ばしてきたことが原因らしい。物欲しそうに男根を見る鈴音に対して、セシリアが白い頬を膨らませている。
箒以外の四人も、俺を気持ちよくするという共通の目的に向けて行動している。誰も今の状況に疑問を抱いていないようだった。たとえば俺が少女たちの恋人ならばただの羨ましいハーレム野郎と結論づけられるのだが、実際はそうではない。
俺と五人の少女は初対面だ。今日、この部屋で出会うより前に電話やメールで間接的なやり取りをしたこともない。部屋に入ってきたスーツ姿の五人は俺に土下座をし、一人ずつ自己紹介を済ませると、ベッドに腰かけていた俺の下に集った。
そして、少女たちは俺に詰め寄って衣服を剥ぎ取ると、俺をベッドに寝かせた。予め担当を決めていたようで揉め事を起こすこともなく俺の全身を愛撫し始めた少女たちによって今の状況が作られた。
この状況は男としては非常に喜ばしいものだ。何より俺は思春期真っ只中の高校生。一人一人が一級品の美少女たちに求められて拒むことなどできない。結果的として俺は少女たちを無抵抗のまま受け入れてしまった。
そんな俺から言わせてほしいことがある。
ごめんなさい。俺は被害者なんです。
昨日までの俺は、別の世界に住む普通の高校生だった。悪事とは無縁な人畜無害な人間だと自分では思っていた。なにか問題を起こしたこともなく、荒事とは無縁で大きな怪我をしたこともない。一般的な善良な少年だった。
そんな俺は突如、今になっても信じがたい災難に見舞われた。
放課後、夕日に染まる通学路を歩いていた俺に、雷が降り注いだ。突然空に稲光が走り、耳をつんざくような轟音を立てて、視界が真っ白に染まったのだ。全身を雷が駆け巡り、一瞬にして意識を失えたのは不幸中の幸いだった。
俺の人生はどうやらそこで、一度幕を閉じたらしい。
死後、何も見えない暗闇の中を漂っていた俺は、複数の人間が話し合う声を聞いた。かなり遠い場所での会話のようで断片的にしか聞こえないところもあったが、そこで話し合われていたのは俺のことのようだった。
『誤って雷を……』
『どうす……。転生……?』
『それじゃ……、特典は……?』
『適当に……』
『決まっ……』
『……つ目は、……ヒロインの所有……』
『二つ目は、絶倫の……』
『決定……』
会話を耳にしていると、俺の意識は段々と薄れていった。
遂に俺は完全な死を迎えるのかもしれない。思い残したことはあったが、こればかりは仕方がない。潔く死を受け入れて、消えるとしよう。
観念した俺だったが、俺の予想を大きく裏切る出来事に見舞われた。
死んだはずの俺がなぜか目を覚ますと、この部屋にいた。誰もが思い描く豪邸のイメージを形にしたかのような広々とした洋風の部屋。天井から吊り下がるシャンデリアも、天蓋付きのキングサイズベッドも、調度品に至るまで上質。飾るように置かれた壺や壁に掛けられた絵画などは価値をつけることもできない。
最初は混乱していた。知らない場所で目を覚ませば当然だ。
何より、俺の脳内に知らない情報があったことが混乱に拍車をかけた。
俺は生まれ育った世界で命を落としたらしい。死因は落雷で、誤って落とされたのだということがわかった。落とした者が誰なのかはわからない。その情報だけはなぜか欠落していた。
そうして、俺の魂は別の世界に転生を果たしたのだが、その際に転生特典というものを二つほど与えられたようだ。
一つ目は、ヒロインの所有権。
二つ目は、絶倫の肉体。
どれもわけがわからなかった。なぜこんなものが俺に。
考え、悩んでもそれ以上の情報がなかった。
あまりにも異常な事態に、逆に俺は段々と冷静さを取り戻した。何でもそうだが、度が過ぎると感覚が麻痺する。とりあえず、これは夢ではなく現実だということはわかり、俺はその現実を生きなくてはいけない。
そう、自分の役割を確認した直後、少女たちがやって来たわけだ。
「皆、そろそろ交代しよう?」
「ああ」
「了解した」
「ご主人様、次は乳首を可愛がってあげるから、覚悟しなさいよ?」
「鈴さん、ご主人様に対して失礼ですわよ?」
少女たちが移動を始める。箒が左乳首、シャルロットが男根、セシリアが睾丸、鈴音が右乳首、ラウラが口。時計回りに一つずつ役割を変え、続行だ。左目に黒い眼帯をつけたラウラが横から俺の口元を舐める。その際、ラウラ以外の少女の姿が見えるよう、なるべく視界を塞がない努力がなされている。
「ぐぷっ、ぢゅぷっ、ぢゅぽっ、ぐぽぉっ、ぢゅぶっ、ぐぷぅっ、ぬぽぉっ!」
「シャルロットさん、凄いですわね……」
「あぁ……。勉強になるな……」
「さすがはシャルロットだな。嫁も喜んでいるぞ」
「はやくあたしの番が回ってこないかしら……」
少女たちは献身的だった。
極力俺に微笑みかけ、自分自身をアピールしてくる。試しに手近にいたラウラや鈴音、箒の頭を撫でるとその表情は一瞬で蕩けた。
この少女たちが、俺に与えられた「ヒロイン」たちだ。
どうやらこの世界は、何かの物語を基にして作られたらしい。それがどういう物語なのかはよくわかっていないが、それはひとまず置いておく。問題は、この少女たちが望んで俺を求めてきているわけではない、ということだ。
少女たちは俺と同じ被害者だ。何者かによって、勝手に運命を捻じ曲げられた。
「も、もっと撫でてもいいのよ……?」
「ずるいぞ、鈴。嫁よ、私の頭を撫でるといい」
「わ、私も頼む! 髪の手入れは毎日欠かしていないから、触り心地がいいはずだ!」
自分の役割を継続しつつ、積極的に俺を求める少女たち。
それを見ていると、なんだか自分の悩みがどうでもよくなってくる。
駄目なはずだ。被害者である少女たちを求め、穢すのは最低だ。
真面目ぶる自分。それとは別に、もう一人の自分もいた。
別にいいんじゃないか? 俺も被害者だ。この状況を作ったのは俺自身じゃない。
そんなとき、俺は男根を舐める二人の金髪少女を見た。
「れろぉっ……!」
竿をねっとりと舐め上げるシャルロット。俺の視線に気がつくと嬉しそうに目を細め、亀頭に口づけをする。いろいろな角度で降り注ぐキスの雨。それに感化された少女たちが乳首を、口を、睾丸を舐めしゃぶる。
全身を包む快感。満たされる承認欲求。
程なくして俺は、射精のときを迎えた。
元気に勃起した俺の男根。尿道口は噴き出した精液がシャルロットの顔に掛かる。口を開け、伸ばした舌で精液を受け止める。幸福に満ち溢れていて、嫌がっている様子はどこにもなかった。
「皆、ご主人様の精液だよ……!」
シャルロットに呼ばれ、他の四人も股間に集う。
所狭しと身を寄せ合い、顔を近づけた少女たち。五人の顔に精液が付着する。下半身やシーツの上に落ちた精液を舐め取る。十分な精液を口に溜めることができたシャルロットがラウラに、セシリアが鈴音にディープキスで精液を口移しにする。その間、箒が男根から噴き出す精液を真正面から受け止め、顔と口を精液に染める。
まるで、久しぶりの水浴びを楽しんでいるかのように、少女たちは喜んでいた。
やばい。これはやばい。
どろりとした白濁液を口に溜め、舌の上で転がす箒。唾液と精液の糸が引く濃密なディープキスを続けるシャルロットとラウラ。俺の腹や太股を舐め、落ちた精液を拭っていくセシリアと鈴音。
股間に悪い光景だった。大量の精液を噴き出しているのだが、男根は全く萎えることを知らない。射精時間は長く、一射一射の量も多い。今まで経験したことのない射精に、これが、特典として与えられた絶倫の体なのだと思い知らされた。
射精が終わると、少女たちは俺の股間を中心に扇状に並んで行儀よく正座をした。しかし、その口内にはたっぷりと精液が溜められていて、精液を掬うように舌を動かす姿は行儀良さの欠片もなかった。
十分に口で味わった少女たちは言葉もなく目線で合図を出すと、一斉に喉を鳴らした。
ごくっ、ごくっ、ごくっと音が鳴る。
その音が止み、再び口を開いた少女たちの口には、精液はなかった。
「ご馳走様」
揃えられた少女たちの綺麗な声が響く。
その声に反応するようにビクリと震えた男根は、既に臨戦態勢を整えていた。
ムクムクと膨れ上がる欲望と男根。
何をしても許される、様々な美少女たち。
そして、俺たち以外誰の目もない愛の巣。
俺が暴走するのは仕方がないことだった。
俺は、少女たちに手を伸ばしていた。
スーツの上から、少女たちの体を触る。手当たり次第に胸を揉みしだき、尻を撫で、腰に手を回す。両手に花、程度ではない。俺の周りは見目麗しく甘い匂いを漂わす花で彩られた。
「あっ、ふふっ、もっと握り潰しても構いませんのよ?」
胸を強く握りすぎたと思っても、セシリアは優しかった。むしろ自分から俺の手の平に手を重ねて、豊かな乳袋に指を沈めさせてくれる。
「こっちも頼む……」
反対側の手をおずおずと握った箒に促され、箒の乳房も鷲掴む。むにぃと乳房の形が一時的に歪む。箒もまた嬉しそうだ。
「えいっ」
と、声を出して俺の背に胸を押しつけるシャルロット。
「胸ばかりではこちらが不利だ。鈴」
「わかっているわ。ラウラ」
その声とともに、ラウラと鈴音が俺の体を左右から挟む。
「ふーっ……」
「はーっ……」
ほぼ零距離から耳元に息を吹きかけられ、ゾクゾクッと体が震えた。敏感な耳に受けた刺激によって体が弛緩する。それを見て小さく笑った二人が追撃のように息を吹きかけ、囁き続ける。
「胸じゃなくても、十分気持ちいいでしょ……?」
「これで男はいちころだと、クラリッサから聞いた……。ふーっ……」
囁きながら、二人は手を重ねるようにして一緒に男根を扱く。それは脳が蕩けてしまうのではないかと思えるほど気持ちよく、それに嫉妬した様子で箒とセシリアが、シャルロットがさらに身を寄せてくる。
「胸では負けませんわよ?」
「それは私も同じだ。昔はコンプレックスだったが、今では自慢の胸だ」
「うーん、大きさでは僕の胸は二人には敵わないなぁ。形で勝負しない?」
「ちょっと、胸の話ばかりしないでよね!」
「同感だ。女ならば、もっと重要なことがあるだろう」
何か言い争っているが、鈴音とラウラのダブル耳奉仕で頭がぼうっとしていた。
その間も、五人は争いを続け、俺が介入するよりも先に話が纏まったようだ。
気がつくと俺は、妙な状態でベッドに寝かされていた。
右腕と左腕を上から両手で押さえるシャルロットと鈴音。右足と左足を同じように押さえるのは、セシリアとラウラだ。大の字になった俺は美少女という杭で固定された標本のように見えるかもしれない。
その俺の足元には、箒が立っていた。
その姿はさっきまでの同じスーツ姿だ。
だが、さっきまでとは明らかに違う部分があった。
「見えるか?」
穴の空けられた薄い生地から露出した、箒の乳輪。小さく桃色の円を描くその中心には小さな乳首がツンと立っていた。
そして、乳首と同様に露わになっているのは、箒の陰部だった。そこには箒の両手が伸びていて、閉じていた陰裂が左右に開かれている。くぱぁと開帳されたそこは桃色で、尿道口や膣穴が丸見えだった。
何をするつもりなのか。
俺はすぐに理解したが、そのときにはもう遅かった。
「すまない。少しの間、私たちの勝負に付き合ってくれ」
と言って箒がしゃがみ、俺の股間に陰部を近づける。
食われる。そう思った俺を強い刺激が襲った。
箒が、あろうことか一気に男根を膣で呑み込んだ。
「おぉぉっ!?」
ずにゅにゅにゅ、と箒の中に男根が入っていく感覚に、俺は思わず声を上げた。
熱い。じわじわと溶かすような熱に股間全体が囲まれている。ギッチリと絡みつく膣肉の具合は非常に良く、気を抜けば一気に絞り出される。このままでは生で中に出すことになる。
これは本当にまずい、と良心が訴えても、抵抗ができない。
「ごめんね、ご主人様」
「子供が生まれても、あたしたちが勝手に育てるから」
「安心してくださいまし」
「誰が早く子供を孕むか、勝負のために嫁の精子を搾り取らせてもらう」
笑っているのに、目が笑っていない。
この場にいる五人全員、愛が深いようだ。
こんな少女が五人。いや、まだ他にも大勢いる。俺の頭にある知らない記憶によれば、この場にいるヒロインは一部に過ぎない。ヒロインの中でも自分の欲望に素直な、暴走しがちな少女たち。
その一人である箒は、頬を緩めて俺に笑いかけていた。
「これで、私も大人の女だ」
俺と繋がる生殖器から垂れたのは、赤い血だった。
篠ノ之箒は処女だった。その事実を知った直後だ。
「あっ、んっ、あっ、あぁっ!」
交尾が始まった。箒が激しく腰を振り、男根を膣で摩擦する。
呻き声を上げる俺。その上で淫らに踊る箒。胸と髪を揺らし、俺に愛情を注ぐ。他の四人は俺を応援するように声を上げ、激しい交尾に時折うっとりと頬を染めていた。
「頑張れ、頑張れ」
「ご主人様でしたら、もっと頑張れますわ」
「箒ったら、結構ノリノリじゃない」
「ふむ。クラリッサから聞いた、騎乗位高速ピストンは効果的なようだ」
この子たちは本当に個性的で、愛が強い。
所有権を与えられたヒロインたちに困惑しつつ、その宴は続いた。
俺の上で跳ねる箒。湧き上がる欲望。力なくベッドで仰向けになった俺はいらやしくも美しい和風美少女の演舞に魅了され、いつの間にか射精準備を整えてしまい、あれよあれよという間に射精に導かれた。
「んっ……! これが、膣内に射精される感覚か……!」
びちゃちゃ、と箒の子宮に精液を吐き出す。
気持ちが良すぎた。震えながら射精し、口の端から涎が垂れる。拭うこともできなかったそれはシャルロットの口で舐め取られる。「美味しい……」と囁くシャルロットの横から鈴音が口を近づけ、俺の口内に唾液を注いだ。
「次、あたしだから」
囁かれたその声を聞き、俺はすぐに次の少女と繋がった。
鈴音、シャルロット、ラウラ、セシリア。箒と同じく俺に処女を捧げ、子宮に精液を受け止めた。最初の射精も含めて、計六発分の射精。しかし、それでも少女たちは満足しない。再び箒に順番が回ってくると、また順々に精液を搾り取る。
何度も繋がり、少女たちに精液を与える。
それでも男根は元気いっぱいだった。暴走していた少女たちが少しずつ疲弊していく中で、俺の体力は一向に減る気配がない。絶倫の体とはこういうことか。
欲望が増幅し、理性を上回った結果。
いつしか俺たちの立場は逆転していた。
「あっ、すごいっ、んっ、あっ……!」
「ねぇ、またちょうだい……?」
「いえ、こちらですわ……。このセシリアの肉穴をご利用ください……」
「こっちも気持ちいいよ?」
「膣の締まりには自信がある……」
壁に両手を突き、尻を向けて横並びになる五人の少女。膣からは精液を垂らしていて、まるで涎のようだ。尻を左右に振って俺を誘惑してくる。
俺は中心にいる箒の膣内に男根を深々と挿入しながら、左手に握った鎖を引っ張る。その鎖は五人の首に巻かれた赤い首輪と繋がっていて、美少女をペット扱いするという視覚的興奮を得られた。
「んっ……!」
どぴゅーっ、と箒の中で射精。もはや俺に容赦はなかった。現実が変えられないのであれば、それを受け入れるしかない。
主として、ヒロインの手綱をしっかりと握る意味合いを込めて、なぜか家にあった首輪を五人に嵌めた。何かと暴走しがちだから、お仕置きもしてあげないといけない。
俺はそう思って、箒の尻を引っ叩いた。
「あぁっ……!」
上がった声はやはり嬉しそうだった。
こんな変態たちが被害者であるはずがない。それなら、もう罪悪感なんて抱かなくていい。
俺は、ヒロインを自分の物にすることに決めた。